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2016-03-07

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ ≪ この5年、「国は国民を守ろうとはしない。」ということを実感する。国民同士を争わせる情報や政策をどんどんとしていく。これが先進国のやり方なのだろうか≫ ―― 酒井政秋さん〔原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団事務局庶務 / かすかだりの会・会長〕

Screenshot458 ◆  あの日、自然豊かな飯舘村での生活も、近くの山でとれた新鮮な山菜、キノコを当たり前のように食卓に彩っていた日々も、村民一丸となって行われてきた行事も全て、お金には換算できない無形な大切にしてきたものをたった1度の原発事故によって一瞬にして全て奪われた。その喪失感は一生消えないのかもしれない。

 ◇ 5年経過したからといってわたしたちの原発事故と避難は終わらない。

 これから先、何十年もかかる大きな問題にもかかわらず、情報はコントロールされ真実は届かず、政府は当事者と対話する意向も示さない。

 それどころか放射性物質の危険性は軽視されている。福島の問題が解決されていない中で川内原発、高浜原発が再稼働され、福島の原発事故はいったい何だったのだろうか。

 国は一つも福島から学んでいないのではないだろうか。

 ただただ踏みにじられる思いに憤るばかりだ。

 「原子力」というエネルギーに決して安全も安心もない。事故がひとたび起きれば一瞬で人々の人生も暮らしも環境も全て奪われていく。

 もう2度と同じ悲劇を起こしてはならない。

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 ◎ WELTGEIST FUKUSHIMA (震災後、福島にクサノネで創刊された初の総合雑誌、ヴェルトガイスト・フクシマ) : 「原発事故5年は節目ではない。まだまだ続いている現在進行形の事故である」(酒井政秋さん)
 (6日付け) ⇒ http://weltgeist.info/?p=10210

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 ◇ 酒井政秋さんの紹介

 Sakai Masaaki / 1978/02/07生まれ、飯舘村で高校までを育ち東京に上京するも肌に合わず南相馬で婦人服製造業の主任を経験し、長男と言う事もあり飯舘村に戻り友人が経営する婦人服製造工場に勤めました。

 これから村とどう会社として個人としていくかを模索している最中、2011/3/11、東日本大震災が起こりました。

 夢は破れ、飯舘村での人生は砕かれました。

 これから、生活再建と飯舘村の心のつながりをどうしていくかを仲間たちと模索中。現在、原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団事務局庶務  / かすかだりの会 会長として活動中。

Posted by 大沼安史 at 04:43 午後 |