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2016-03-28

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 「癌は放射線被曝による遺伝子損傷の、たったひとつの現われでしかない! 地球上の生命を凍らせる氷山からの冷たい光の一線でしかない」―― クリス・バズビー博士が警告!「1mSvの内部被曝でも、先天性の奇形、50%増大!」「わたしは原発オペレーションにかかわる全ての科学者を、ニュルンベルク(人道裁判所)送りにしてやりたい!」

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 ★ バズビー博士はこんな歴史のエピソードを紹介している。

  低線量被曝のショウジョウバエが遺伝子異常を起こしことを実験でたしかめ、ノーベル賞を受賞した米国のマラー博士が、1955年、「原子力の平和利用(原発)」と銘打って1955年、ジューネーブで開かれた「平和のためのアトム」会議に記念講演で呼ばれたときのこと。

 招請が急遽、キャンセルされたそうだ。

 会議主催者が、マラー博士が核実験による人間の遺伝子プールへの悪影響を訴えていることに気づいたからだ。 

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 ★ 癌は低線量被曝による遺伝子損傷の氷山の一角。

 そしてその遺伝子損傷は、被曝者その人に限ったことではなく、世代を超えて継続する恐れのあるものだ。

 この点について、バズビー博士は独ブレーメン大学の研究者らとの共同研究結果 (ことし1月、「Environmental Health and Toxicology」誌に発表)をもとに、たとえ1mSvの内部被曝であっても、先天性の奇形の発生が最大50%高まる、と警告している。 
 Using evidence ranging from Chernobyl to the nuclear Test Veterans to the offspring of radiographers we showed clearly that a dose of 1mSv from internal contamination was able to cause a 50% increase in congenital malformations.

 1mSvでも?!…………20mSvでは?

 バズビー博士が「親放射能派」(丸山環境大臣の発言に触発されてつくった新語)の科学者たち全員を、ナチスの指導者らが裁かれた、あの「ニュルンベルク」に送りたいという気持ちになるのも、当然のことかもしれない。

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 〔★は大沼〕 ◎ エコロジスト It's not just cancer! Radiation, genomic instability and heritable genetic damage(癌だけではない! 被曝・ゲノムの不安定化・遺伝ダメージも問題だ)
  (17日付け)⇒ http://www.theecologist.org/News/news_analysis/2987395/its_not_just_cancer_radiation_genomic_instability_and_heritable_genetic_damage.html

Posted by 大沼安史 at 12:35 午後 |