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2016-03-18

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 米スタンフォード大学の原子力安全問題の専門家、ロドニー・エウィング(international nuclear industry)教授が、「フクシマ 3つの教訓」を発表・警告 ★ 安倍政権は「3つの教訓」のすべてに背を向け、日本国民が背負うリスクをトリプル化している!

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 ① 教訓その1:「フクシマの悲劇を‘事故’としてはならない」
 Lesson One: Avoid characterizing the Fukushima tragedy as an 'accident'

 エウィング教授は――日本は津波の怖さをよく知っているはず、非常用発電機は6号機周辺に配置すべきだった。準備を怠った悲劇だから、「事故」と呼ぶべきではない、と指摘している。 

 ② 教訓その2: 「リスク」の意味を考え直せ。
 Lesson Two: Rethink the meaning of 'risk'

 教授は、――日本はひとつの原発のリスクに限定して考えるのではなく、日本列島の海岸線の各地に原発が立地し、そのいずれかをたとえばこんご100年のうちに津波が襲った場合、どうなるかという観点で原発リスクをとられるべきだ
、と指摘している。

 なるほど、個別原発でなく、日本列島の沿岸原発の全てをひとまとめにしたリスク判断をすべきということか?

 そう、この国は狭い島国なのだ。

 「日本諸島原発群」に対する津波リスクを考えるべき、というわけか!

 ③ 教訓その3:原子力の問題は(それだけで終わることではなく)再生可能エネルギーの未来との関連で考えるべきだ。
 Lesson Three: Nuclear energy is strongly linked to the future of renewables

 教授は――脱原発のドイツが、日本とは比較にならないくらい地殻が安定した国にもかかわらず、同時にまた炭酸ガスの放出を削減し、再生可能な自然エネルギー開発に投資し、そのコストをドイツ国民が喜んで引き受けていることをを評価している。

 それに比べ、「再稼働しかない」と暴走するアベ政権の愚かさといったら、ない!

 日本国民は未来につながるコストであればいくらでも背負うけれど、未来を閉じるリスクを背負わされるのは御免である。

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 ★ アベ政権はこの「3つの教訓」の全てに背を向けている。

 「親放射能派が再稼働、再稼働と、わー、わー、騒いでいる」ような愚劣な政権である。

 これはもう、3拍子そろったナントカではないか!

 

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 〔★は大沼〕 ◎ スタンフォードNEWS Fukushima five years later: Stanford nuclear expert offers three lessons from the disaster
 (4日付け)⇒ http://news.stanford.edu/news/2016/march/fukushima-lessons-ewing-030416.html

Posted by 大沼安史 at 05:31 午後 |