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2016-03-30

[フクイチ核惨事 6年目入り] ◇ 楢葉町 全人口7379人 帰還は459人だけ その3分の2以上が60歳を超える その多くが独り身 国保コスト、過去最高 復興予算なしに医療費支えられず ―― ウォールストリート・ジャーナルが報道 

 ★ 東電は社の健保に帰還老人たちの加入を認め、医療費のめんどうをみるべきではないか!

 ★は大沼 ◎ WSJ Japanese Towns Still Struggle to Recover From Fukushima
  (29日付) ⇒ http://www.wsj.com/articles/japanese-towns-still-struggle-to-recover-from-fukushima-1459276924

 ・ But of the 7,379 residents who used to live in the town and are still alive, only 459 have returned. More than two-thirds of the returnees are over 60 and many of them live alone, Naraha officials said. Health-care costs among residents are at a record high, and the tiny number of taxpayers can’t fill the town’s coffers when the aid money runs out.

Posted by 大沼安史 at 04:33 午後 |

2016-03-29

[ベルギー・テロ] ◇ テロリストのターゲットは原発だった 最終段階で目標を変更 ★ 原発が「テロ目標」であることがわかった。安倍政権は日本の全原発(運転中止)あるいは「もんじゅ」「六ヶ所」など全核施設に、自衛隊を守備隊を――対空ミサイルを配置しなければならない!

 ★は大沼 ◎ ⇒ http://www.independent.ie/world-news/europe/attackers-switched-target-from-nuke-plant-at-last-minute-says-paper-34571591.html

 

Posted by 大沼安史 at 07:27 午後 |

2016-03-28

〔小鳥とサンダースさん〕☆ まるで …… アッシジの聖フランシス! ポートランドのバーニー!

 ◎ スレート・コム (動画も) ⇒ http://www.slate.com/blogs/the_slatest/2016/03/26/tiny_bird_steals_the_show_at_bernie_sanders_rally_in_portland.html

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Posted by 大沼安史 at 05:16 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の疑惑〕◇ どうして東電は「4号機使用済み核燃プールからの核燃取り出し、移送“実写(公開)ビデオ”にボカシを2ヵ所も入れる必要があったのだろう?」―― 東電公開ビデオの「4SFP」は何事もなかったかのようなピカピカの状態! 不思議だ! 米NRC(原子力規制委員会)の公開議事録では、「4号機核燃プールで‘非常に重大な水素爆発’が起きた明確な証拠がある。空焚きだった」と言っていたというのに。

 

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 ★ この4号機核燃プール・核燃取り出しシーンの「実写」動画映像の「ボカシ」については「フクシマ・ダイアリー」のモチヅキさんが一早く気づき、ブログで拡散報知していたので、ご存知の方も多かろう。

 ボカシに気づかれなかった方は、以下のモチズキさんのブログ・レポートにアップされた東電発表動画を見ていただきたい。

 〔★は大沼〕 ◎ 「フクシマ・ダイアリー」(2013年11月19日付け) ⇒ http://fukushima-diary.com/2013/11/video-tepco-pixelates-2-parts-of-fuel-container-of-reactor4-pool/

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 ★ 問題は、燃料棒をプール内から取り出し、収納して外部に運び出すコンテナの上部と底部の2ヵ所に、どういうわけか「ボヤシ」が入っているのだ。

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 この理由が分からない。

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 ★ この公開動画をあらためて見ての率直な感想は、ここが「火災だ」「爆発」だと大騒ぎになり、なぜかここだけ米軍が出動した4号機の建屋内なのか?――ほんとうにそうなのか、別の場所ではないか、という疑問である。

 プールの向こう側には「黄色い横断幕」が掲げれていたりしていて、まるで平常時の核燃プールを映し出したような映像である。

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 ★ 4号機核燃プールについては、たとえば本ブログで報じたように、

 ◎ NRC(米原子力規制委)東京派遣チームが、2011年3月16日(米東部時間)の電話会議でワシントンに報告! 「4号機核燃プールで‘非常に重大な水素爆発’が起きた明確な証拠がある。(プールの)核燃あるいは非常に高レベルの放射性物質が爆発のあと(4号機の)建屋の外に飛び出た証拠もある。ブールから蒸気は(もう)出ていないから、ドライ(空焚き)だ! ★ 4号機の爆発は、核燃プールでの「非常に重大な水素爆発」! / 東電がいうような3号機からの水素ガスの爆発ではなかった――ことが明るみに!

 ―― といった惨憺たる現場だった!

 それが、まるで何事もなかったかのような、この「実写映像」!

 不思議過ぎる!

Posted by 大沼安史 at 03:14 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 「癌は放射線被曝による遺伝子損傷の、たったひとつの現われでしかない! 地球上の生命を凍らせる氷山からの冷たい光の一線でしかない」―― クリス・バズビー博士が警告!「1mSvの内部被曝でも、先天性の奇形、50%増大!」「わたしは原発オペレーションにかかわる全ての科学者を、ニュルンベルク(人道裁判所)送りにしてやりたい!」

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 ★ バズビー博士はこんな歴史のエピソードを紹介している。

  低線量被曝のショウジョウバエが遺伝子異常を起こしことを実験でたしかめ、ノーベル賞を受賞した米国のマラー博士が、1955年、「原子力の平和利用(原発)」と銘打って1955年、ジューネーブで開かれた「平和のためのアトム」会議に記念講演で呼ばれたときのこと。

 招請が急遽、キャンセルされたそうだ。

 会議主催者が、マラー博士が核実験による人間の遺伝子プールへの悪影響を訴えていることに気づいたからだ。 

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 ★ 癌は低線量被曝による遺伝子損傷の氷山の一角。

 そしてその遺伝子損傷は、被曝者その人に限ったことではなく、世代を超えて継続する恐れのあるものだ。

 この点について、バズビー博士は独ブレーメン大学の研究者らとの共同研究結果 (ことし1月、「Environmental Health and Toxicology」誌に発表)をもとに、たとえ1mSvの内部被曝であっても、先天性の奇形の発生が最大50%高まる、と警告している。 
 Using evidence ranging from Chernobyl to the nuclear Test Veterans to the offspring of radiographers we showed clearly that a dose of 1mSv from internal contamination was able to cause a 50% increase in congenital malformations.

 1mSvでも?!…………20mSvでは?

 バズビー博士が「親放射能派」(丸山環境大臣の発言に触発されてつくった新語)の科学者たち全員を、ナチスの指導者らが裁かれた、あの「ニュルンベルク」に送りたいという気持ちになるのも、当然のことかもしれない。

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 〔★は大沼〕 ◎ エコロジスト It's not just cancer! Radiation, genomic instability and heritable genetic damage(癌だけではない! 被曝・ゲノムの不安定化・遺伝ダメージも問題だ)
  (17日付け)⇒ http://www.theecologist.org/News/news_analysis/2987395/its_not_just_cancer_radiation_genomic_instability_and_heritable_genetic_damage.html

Posted by 大沼安史 at 12:35 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真相〕◇ 大手新聞の記者は「恥ずかしくなって、人生でこんなにつらい気持ちになったのは初めてです」と言って、打ち明けた。退避命令を受け、福島を脱出して3ヵ月後、防護服を着て取材に舞い戻ると、そこに「普通の服装で普通に生活し、線量率も測っていない人たち」がいた。「聞いたら『テレビが安全と言っているから』と言いました……」

 ★ この記者から打ち明けられたのは、武田邦彦(中部大学教授)である。

 武田さんはこう書いている。

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 彼の苦痛にゆがんだ顔は忘れられない。自分たちが危険だと判断して逃げたのに、同時に福島の人たちに「安全だ」という放送をし、記事を書いてきた日本のマスコミ、そして現在でも当時、マスコミのどこがどの程度、福島から退避したかの報道もない。報道は自らの行動の報道をしない。

 ただ、原発の映像が「30キロ地点の固定カメラ」に変わった時が、マスコミが福島から退避した時だということは確からしい。

  沈む船の乗客に「安全だから、そこにいてください」と言って船から先に脱出した船員と、福島の人に「安全だから、そこにいてください」と言って福島から総員退避し、定点カメラを残した日本人・・・なにか違いがあるのだろうか?

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 〔★は大沼〕 ◎ しずおかハートnetのBlog
   ⇒ http://ameblo.jp/shizuokaheartnet1/entry-11855791028.html

Posted by 大沼安史 at 11:49 午前 |

〔米大統領選〕◇ サンダースさん ハワイ(州)で圧勝! 「ヒラリー支援」を呼び掛けるオバマの地元での、サンダースさん大勝利のかげに、イラク戦争に志願して出征、戦争の悲劇を目の当りにしたハワイの女性兵士、現・米連邦議会下院議員、ツルシ・ガバートさん(Tulsi Gabbard)さんの、感動的な「サンダースさん援ビデオ」があった。

 〔★は大沼〕 ◎ ツルシさんのサンダースさん支援ビデオ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=7QEy0mxfFaM&feature=youtu.be

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 ★ ファースト・ネームの「ツルシ」とは、ヒンドゥーの聖なる植物。

 ツルシさんはヒンドゥー教徒なのだ。

 ガンディーと同じく聖典『バガヴァッド・ギーター』を心の支えにしている人だ。

 太平洋のサモア人の血も流れている。

 ほとんど学校に通わず、いきなり大学を出た、ホームスクーラー。

 サーフィンが大好きな人だ。

   そして……TPPにも反対!

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 ★ そのツルシさんが――イラクの戦場で生きたハワイ州兵(少佐)でもある彼女が反戦主義者のサンダースさん支援に回り、「サンダースさんこそ、米軍の最高司令官(つまり大統領)にふさわしい」と断言、ヒラリーに背を向けたのだ。

 なぜ、ヒラリーはダメか?

 CNNのインタビューでツルシさんは、「イラク」「リビア」「シリア」で、ヒラリーがどう動いたか批判、泥沼化を招いた責任を、きびしく追及した。

 ツルシさんのサンダースさん応援ビデオのタイトルは「戦争の犠牲(The Cost of War)」。

 ツルシさんはビデオさの最後の方で「わたしはバーニーの中に、アロハのハートを見たのです」と語り、サンダース支援理由を明らかにした。

 「Aloha」とはもちろん、ハワイ語のあいさつだが、もともとは「自分の魂を自覚し、人びととつながる愛」を意味する。

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 ★ ツルシさんは米国民主党の主流派エスタブリッシュメントで構成される「全国委員会」副議長のポストを自認し、ヒラリーに反対し、サンダースさん支援を表明した人。

 ことし2月に、ツルシさんはヒラリーを見限っていた。

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 〔★は大沼〕 ◎ ツルシさんのサンダースさん支援ビデオ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=7QEy0mxfFaM&feature=youtu.be

 ◎ CNN ⇒ http://edition.cnn.com/2016/03/25/politics/tulsi-gabbard-bernie-sanders-ad-hawaii/index.html

 ◎ ザ・ヒル ⇒ http://thehill.com/blogs/ballot-box/campaign-ads/274286-ex-dnc-official-cuts-emotional-ad-for-sanders

Posted by 大沼安史 at 11:24 午前 |

〔さあ、アメリカのサンダースさんに続こう! 同時選に向けて、キャンペーン開始!〕◇ とにかく、真相が知りたい! そのために情報公開と第3者機関の検証が必要だ! ネット署名、開始!

 ◎ チェイジ・オルグ ⇒ こちら

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Posted by 大沼安史 at 10:02 午前 |

2016-03-27

〔米大統領選〕◇ サンダースさん ハワイ(州)でも圧勝!/ 地元出身のオバマのヒラリー支援、呼びかけを一蹴!

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 ★ サンダースさんがアラスカ、ワシントンに続き、ハワイも制した。

 サンダースさん73%、ヒラリー27%。

 完勝である。

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 〔★は大沼〕 ◎ NYT ⇒ http://www.nytimes.com/elections/results?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=b-lede-package-region&region=top-news&WT.nav=top-news

Posted by 大沼安史 at 07:17 午後 |

〔世界に平和を〕◇ フランシス法王は24日、バチカンを出てローマ郊外の「難民センター」を訪れ、キリストが「最後の晩餐」で弟子たちにしたのと同じように、亡命希望者たちの足を洗い、口づけし、祝福した。イスラム教徒にも、ヒンドゥー教徒にも、同じように。

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 ★ 法王はブリュッセル・テロについて、洗足を終えたあと、こう語った。

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 「兵器の製造者や武器商人たちは、平和ではなく、血を求めている。彼らは戦争を欲しているのだ。友愛を求めるのではなく」

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 ★ 武器輸出、原発輸出を進め、自衛隊を海外に派兵しようとする安倍政権は恥じるがよい。 

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 〔★は大沼〕 ◎ ワシントン・ポスト Pope Francis washes the feet of Muslim migrants, says we are ‘children of the same God’(フランシス法王はイスラム教徒の足を洗った。「わたしたちは同じ神のこどもです」と言った。
 (25日)⇒ https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2016/03/25/children-of-the-same-god-pope-francis-washes-the-feet-of-muslim-migrants/

 ・ "All of us together, Muslims, Hindus, Catholics, Copts, Evangelical [Protestants] brothers and sisters — children of the same God — we want to live in peace, integrated," Francis said during his homily.

 ・ Francis condemned the attack in Brussels and those behind such violence. "There are manufacturers, arms dealers who want blood, not peace; they want the war, not fraternity," the pope said.

 ・ "You, we, all of us together, of different religions, different cultures, but children of the same Father, brothers — and there, those poor people, who buy weapons to wreck fraternity," Francis said Thursday. "Today, at this time, when I do the same act of Jesus washing the feet of twelve of you, let us all make a gesture of brotherhood, and let us all say: 'We are different, we are different, we have different cultures and religions, but we are brothers and we want to live in peace.'"

Posted by 大沼安史 at 03:03 午後 | | トラックバック (0)

〔米大統領選〕◇ サンダースさんがアラスカとワシントンの両州で完勝!/ アラスカ 81.6% ワシントン72.3% ◎ サンダースさん「われわれは勝利の道にある!」 ★ 前日(25日)、オレゴン州ポートランドの集会に舞い降り、サンダースさんの演壇の「信じられる未来」のスローガンにちょこんととまった、あの聖なる緑の小鳥は、サンダースさんの勝利を告げる天使の使者だった!

 ★ 「太平洋プライマリー」と言われる26日の予備選でのサンダースさんの闘いぶり(勝ちっぷり)は、2008年のオバマがここで勢いをつけたときを上回るものだそうだ。

 

 予備選後半戦。

 

 勝負どころで、サンダースさんが圧勝した!

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 ★ ありがとう、アラスカ! 政府というものは、わたしたち全員のものだというメッセージを、わたしたちはともに伝えているのです。

 

 

 

 ★ ワシントン、その巨大な支援に、ありがとう! わたしたちの闘いには勢いがある。そのことを最早だれもが否定しがたくなった!

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 〔★は大沼〕 ◎ ニューヨーク・タイムズ ⇒ http://www.nytimes.com/elections/results?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=b-lede-package-region&region=top-news&WT.nav=top-news

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 ◎ コモンドリームズ Massive Margins in Washington and Alaska Make Saturday Super for Sanders : "We have a path toward victory," says Sanders following pair of landslide wins
  ⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/26/massive-margins-washington-and-alaska-make-saturday-super-sanders

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 ◎ 英紙ガーディアン Sanders crushes Clinton in Alaska and Washington Democratic caucuses (サンダース クリントンを粉砕)
 ⇒ http://www.theguardian.com/us-news/2016/mar/26/sanders-wins-washington-alaska-caucus-election-results-delegates-clinton?CMP=share_btn_tw

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Posted by 大沼安史 at 12:22 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真相〕◇ 週プレNEWS 水元公園(葛飾区)の土壌、なんと6402Bq/㎏もの数値!……「首都圏で線量が除染基準の10倍近い街も……福島より放射能汚染が深刻なホットスポットが判明!」 ◇ 〔再掲〕 クリス・バズビー博士 : 東京タワーから300メートル離れた高層マンション20階のエア・フィルターから、キロあたり約3000ベクレルのウラニウムを検出!「東京の中心部にウラニウム粒子が漂っている!。おそろしいことだ、おそろしいことだ」 

 ★ 日本政府、東京都、東電は、東京オリンピックを前に、首都圏汚染調査と徹底除染を行うべきだ!

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 ★ 写真はバズビー博士が測定した「フィルター」、および測定画面。

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 〔★は大沼〕 ◎ 週プレNEWS (25日付け) ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160325-00062842-playboyz-soci

 ・ 生活空間といえば、水元公園(葛飾区)や柏の葉公園(柏市)の池の泥も高濃度に汚染されていた。子供が遊ぶ近くの池の泥を測定すると、水元公園では2766Bq/㎏(同4.5倍)、柏の葉公園からは5477Bq/㎏(同8.9倍)という高い数値が検出された。ともに放射線管理区域をはるかに超える基準だ。

 水元公園は11年5月に都が空間線量を測定したところ、毎時1μSvを超える場所が見つかり、除染をした公園。そこで今回、公園の土も測定すると、池の泥よりさらに高い6402Bq/㎏もの数値が出た(同10・4倍)。

 これを平方メートル当たりのセシウム量に換算すると、38万Bq/㎡を超えてしまう(同9.5倍)。この値は、避難指示区域に指定されている福島県南相馬市の小高区で昨年12月に測定した土壌汚染に匹敵する。まだ汚染は続いていたのだ。

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 ◎ バズビー博士の測定と解説 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/07/post-eea6.html

Posted by 大沼安史 at 11:56 午前 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真相〕◇ 東電会見 : ☆ おしどりマコさん  「テレビ゙会議動画を見直しますと、3月14日に既に炉心損傷程度を5%を基準とした会話があるのですが。これは3月14日に既にメルトダウンが5%の基準で判断するかどうか、把握されていたのではないですか?」 ★ これで東電の「マニュアル、読んでいなかった」弁明が崩れ去った!

 ★ マコさんはさらに、こう畳み掛ける。

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  新橋本店からの炉心損傷程度の報告、というのでCAMSのデータでドライウェルの線量率とγ(ガンマ)線線量率から燃料損傷から5%を超えてるかどうかという事が会話されてるんですが、これは14日に既にメルトダウンの判断基準が5%かどうか、という事で議論されていたのではないですか?

 それを「把握されてなかった」と仰いますか?

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〔★は大沼〕 ◎ OSHIDORI Mako&Ken Portal / おしどりポータルサイト
 ◇ 2011年3月14日テレビ会議動画の会話で既に炉心損傷程度5%を基準とした会話があったが、把握してましたか?

 (23日付け)⇒ http://oshidori-makoken.com/?p=1997

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 ★ 3月14日の東電会見。

   もはや、バレバレである。

   東電は潔く、「実は5%のことを、最初から知ってました。だって、自分たちで作ったマニュアルですもの、忘れるはずないじゃないですか」と弁明し、土下座して謝罪すべきではないか?

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 ★ 以下、マコさんの追及の一部。

 ◇(マコさん) はい。

 では、私2011年の記者会見の書き起こし、統合化意見などを全てチェックしましたが。

 3月11日に現地の検査官事務所で、午後10時22分以降、メルトダウンというメモがあったという質問に関して。

 「保安院(原子力安全保安委員)は、12日は炉心損傷の可能性を言及した」という質疑もありました。

 これは3月11日の22時22分に、検査官事務所にメルトダウンというメモがあったことに関しては、現在東京電力ではどう評価されていますか?

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 ◇ (マコさん) 総括してまとめて欲しいという事を質問しているのではなく「過去出しておられたことから、現在としての評価はどうか?」という質問です。

 それにも答えられない。

 別に裁判でもなんでもないですので、それにも「答えられない」ということなんですね。

そして第三者委員会の選定基準は特にはない、説明はできないという事ですか?

 そして、その「説明できない基準で選んだ弁護士の第三者委員会の説明を待て」ということなのでしょうか?

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 ◇ (マコさん)自分達で調査するのではなく、自分達で選んだ弁護士の先生、そしてその選んだ選考基準は説明出来ないというのは、全く理解は出来ません。

 あの、質問の趣旨は、公募するなどのアイデアはなかったのか?という本当に全く縁もゆかりもない方を選ぶと云う事は思いも付かなかったのか?という事です。

 自分達以外で選ぶ選択肢は存在しなかったのか?という質問です。

Posted by 大沼安史 at 11:30 午前 |

2016-03-26

〔米大統領選〕◇ 25日のサンダースさんのポートランド(オレゴン州)の集会会場に、小鳥が一羽、舞い降りた。サンダースさんが気づくと、小鳥は演壇のマイクのそばの「A Future To Believe In」のスローガンの上にとまった。サンダースさんは言った。「ここにシンボリズムがある。この小鳥は平和のハトだ。世界に平和を、と言っている。ノーモア・ウォー!」

 ★ 緑色の小鳥。手元の「色彩事典」によると、この緑はなんと……「Holy Green(聖なるミドリ色)」!

 なんか、神様のイタズラのようにも思える。

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 〔★は大沼〕 ◎ コモンドリームズ This One Bird for Sanders: World Peace, Political Revolution, and the Sparrow(サンダースのために、この小鳥。世界平和、政治革命、そして、この一羽の小鳥)
(ビデオと記事)⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/25/one-bird-sanders-world-peace-political-revolution-and-sparrow

 

 "I know it doesn't look like it, but that little bird is really a dove asking us for world peace. No more wars!" —#Bernie Sanders, aka #BirdieSanders

Posted by 大沼安史 at 10:12 午後 |

〔忍び寄る原発テロの危機 〕◇ ベルギーのドエル原発で2014年、何者かが4号機に潜入、タービン潤滑油バルブを開けた結果、タービンが焼き焦げる寸前に 原子炉緊急停止、5ヵ月も運転できない事態に―― ニューヨーク・タイムズが報道 ◇ 同原発の従業員2人が2012年、シリアで「イスラム国」入りし、パリ・テロ主犯も属していた旅団に参加。1人はシリアで戦死、残る1人は2014年、ベルギー国内でテロ関連容疑で拘束、刑務所から出獄後、行方不明に。

 ★ 原発に侵入、シャットダウン……テロ一歩手前の出来事が起きていた!

  ベルギー原発のテロの脅威は、他人事ではない。

  日本国内原発、その他核施設も、テロリストのターゲットに十分なりうる。

  だからこそ、「9条」を守り、「平和主義」を維持し、「脱原発」に進まなければならないわけだ――

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 〔★は大沼〕 ◎ NYT Belgium Fears Nuclear Plants Are Vulnerable
 (25日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/26/world/europe/belgium-fears-nuclear-plants-are-vulnerable.html?_r=1

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 ◇ 昨年11月にはパリテロと関連する容疑者のアパートから、ベルギー原発の所長を撮影したビデオを押収。
 ⇒ 
http://www.nytimes.com/2016/02/19/world/europe/belgium-nuclear-official-video-paris-attacks.html

 ◇ ベルギー当局、同国内の2ヵ所の原発のうち1ヵ所で、数人の作業員からセキュリティー・バッジを取り上げ、解雇。

 ◇ ベルギーの原子力規制当局のコンピューター、ことしに入ってハッキング被害に。

 ◇ モルにある研究炉では2013年、2人組の男がフェンスを乗り越えて侵入、研究所から機器を盗み出した。

 ◇ ベルギーは低濃縮・高濃縮ウラニウムがあるが、米国の専門家は原発から出る放射性セシウム(137)も、「ダーティー爆弾」の材料になると警告している。
 (★ たしかに東電セシウム137で、被曝地汚染は深刻なものになった!)

          *

 ・ On Friday, the authorities stripped security badges from several workers at one of two plants where all nonessential employees had been sent home hours after the attacks at the Brussels airport and one of the city’s busiest subway stations three days earlier. Video footage of a top official at another Belgian nuclear facility was discovered last year in the apartment of a suspected militant linked to the extremists who unleashed the horror in Paris in November.

 ・ At the same plant where these jihadists once worked, an individual who has yet to be identified walked into the reactor No. 4 in 2014, turned a valve and drained 65,000 liters of oil used to lubricate the turbines. The ensuing friction nearly overheated the machinery, forcing it to be shut down. The damage was so severe that the reactor was out of commission for five months.

 ・ Others are far more disconcerting. In 2012, two employees at the nuclear plant in Doel quit to join jihadists in Syria, and eventually transferred their allegiances to the Islamic State. Both men fought in a brigade that included dozens of Belgians, including Abdelhamid Abaaoud, considered the on-the-ground leader of the Paris attacks.

 One of these men is believed to have died fighting in Syria, but the other was convicted of terror-related offenses in Belgium in 2014, and released from prison last year, according to Pieter Van Oestaeyen, a researcher who tracks Belgium’s jihadist networks. It is not known whether they communicated information about their former workplace to their Islamic State comrades.

 ・ Some of these are relatively minor: The Belgian nuclear agency’s computer system was hacked this year and shut down briefly. In 2013, two individuals managed to scale the fence at Belgium’s research reactor in the city of Mol, break into a laboratory and steal equipment.

 ・ Matthew Bunn, a specialist in nuclear security at Harvard’s John F. Kennedy School of Government, said another worry was the byproducts of the isotopes made at Mol, such as Cesium-137.

“It’s like talcum powder,” he said. “If you made a dirty bomb out of it, it’s going to provoke fear, you would have to evacuate and you have to spend a lot of money cleaning it up; the economic destruction cost could be very high.”

Posted by 大沼安史 at 09:05 午後 |

〔「日本死ね!」保育所地獄のこの国の中央官庁街、「霞が関」には、なんと「庁舎内」に、素敵な保育所がある〕◇ その名も「かすみがせき保育室」! それも、「文部科学省のある中央合同庁舎7号館」の(そば、ではなくなくて)中に! ≪文部科学省職員はもちろんですが、定員の範囲内で中央省庁や関係機関、民間企業にお勤めのお子さまの入室も可能≫だそうだ!

 ★ 写真は同保育所の公開HPの一部。住所と所在地マップ(グーグルマップ)が明記されている。

  「お問い合わせ」先の電話は文科省の代表電話。続いて「※共済組合」と書かれている。これは「文科省共済組合」( ⇒ http://www.monkakyosai.or.jp/ のことかも知れない。

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 〔★は大沼〕 ◎ 「かすみがせき保育室」ホームページ ⇒ http://www.the0123child.com/personal/area/kanto/kasumigaseki-room.php

 ★ 同HPによると、大阪に本社を置く「アートチャイルドケア株式会社」が開設しているようだ。

 HPにはこうも書かれている。

  ◆ 「霞ヶ関にある保育所」というと、“ビルに囲まれている”というイメージを持たれるかもしれせんが、緑化された屋上に園庭もありますし、近くにある日比谷公園などにお散歩に行ったりもします。

  ◆ “霞ヶ関”という官庁街の就業状態を考慮して、8時30分から22時までオープン。

          *

 定員は30名。

 ≪文部科学省職員はもちろんですが、定員の範囲内で中央省庁や関係機関、民間企業にお勤めのお子さまの入室も可能≫だそうだが、この書き方からみても、「文科省内保育所」という色彩が濃厚だ!

          *

 ★ わたしの記憶に間違いなければ、これはたしか亡くなられた町村信孝さん(元文部大臣)の尽力で実現したもの?

Posted by 大沼安史 at 06:59 午後 |

〔ハイテク犯罪を許さない〕◇ 山口県周南市の工学者、A先生が本日(26日)、車で病院に出かけた車内で、心臓に異様な体感! この日に限って、いつもの車によるストーキング照射はなく、不審に思い、帰宅後、いつも座る後部座席を調べたところ、「不審なケーブル2本」(写真)を発見! 

Screenshot655 ★ 「白いケーブル」は左側の写真。

 右の計測器は高周波測定器で、A先生が車で外出の際、いつも座る後部さ咳では「ゼロ」に近い数値へ(なぜか)激減した(下の写真を参照)

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 ★ もしかしたら、「彼ら」はついにボロを出した、ということかも知れない。

 「決定的な証拠」が確認されるかもしれない!

          *

 A先生によると、後部座席に念のため電磁波測定機をあてたところ、そこだけがなぜか「ゼロ」に近い数値へ急低下した!

 この現象は、わたしも仙台市の自宅内で経験した!

 死んでしまいそうな、激烈な異様な体感が続いた際、高周波(A先生が使っているのはコレ)と低周波の電磁波測定機で測定したところ、なぜかその時だけ、「ゼロ」に近い数値を示した。

 どんな仕組みになっているのだろう?

          *

 ◎ ⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/850c08a6eb5050be208a3aa81cc953e7

Posted by 大沼安史 at 05:54 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 米NRC(原子力規制委員会)電気技術部のロイ・マシューズ部長代理ら7人の電気技師が、「民間人」の立場で、米国内ほぼ全ての原発(対策済みの1機を除く)の非常時冷却用電気系統の改修、もしくは運転停止を求め、異例の「請願(ペティション)」に踏み切る! / 「非常用交流電源のシングル・フェーズ(単相= single phase)の状態をモニターし、危機を回避する態勢になっていない」/ 冷却ポンプを動かせず、メルトダウンの恐れ!

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………………………………

………………………………

 ★ 日本の再稼働原発、再稼働予定原発もまた、米国の原発のデザインを下敷きにしている。

 日本の原子力規制委員会は、NRC電気技術部「7人のサムライ」たちによるアピールを、どうとらえているのか?

 たとえば川内原発も同じ問題を抱えているなら、ただちに再稼働を中止すべきではないか?

 伊方は、高浜は、どうなのだ?

          *

 ★ 「フクイチ核惨事」でも、この「シングル・フェーズ」(単相、一相、Cライン)異常が発生し、危機の深刻化が一気に進んでいたのではないか?

 検証が必要だ。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ 米国のエネルギー・核問題専門家、ロジャー・ウィザースプーンさん「Energy Matters」ブログ : Dangerous Flaw Threatens to Close Nation’s Nuclear Fleet(「危険な欠陥、米国の原発艦隊に閉鎖を威嚇」)
 (3月6日付け) ⇒ https://spoonsenergymatters.wordpress.com/2016/03/04/dangerous-flaw-threatens-to-close-nations-nuclear-fleet

          *

 ★ 本ブログでは、NRC「7人のエンジニア」の異例の――おそらくは職を賭けた「対NRC請願」を今月7日付けで、ロイター電をもとに、かんたんに紹介していた( ⇒ こちら )。

 今回(遅まきながら)、米国のエネルギー・核問題専門家である、ロジャー・ウィザースプーンさんが「ブログ」で、この問題をかなり詳しく報じているので、ことの重大性に鑑み、あらためて紹介したい。

 なお、わたし(大沼)は電気の専門家でもなんでもない。

 専門家の分析、訂正、および解説を乞う!

          *

 ★ ロイ・マシューズさんら米NRC電気技術部のエンジニアたちが、

 原発の非常用交流電源の「シングル・フェーズ(単相、一相、Cライン)」の状態がモニターされておらず
(ポジティブとネガティブのフェーズ、すなわちAとBの2つのラインはモニターされており、異変が起きたときブレーカーが作動する仕組みになっている)

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 非常時の冷却システムの発電機が電圧低下でモーターが焼き切れ、炉心の冷却ができない状態になることに(そうして設計になっていることに)気づいたのは、2012年1月30日、米イリノイ州で起きたバイロン原発2号機での運転停止事故がきっかけだった。

 最初は「なんらかの不幸な出来事の偶然の重なり」で起きた緊急シャットダウンと考えられていたが、同じバイロン原発で、翌月、同年2月28日、こんどは1号機が緊急シャットダウンを起こしたこともあり、マシューズさんらNRC電気技術部が原因究明に乗り出した。

 マシューズさんらが他の原発でも同じような「原因不明」の緊急シャットダウンが起きていないか、調べたところ、ペンシルバニア州のビーバー・バレー原発1号機でも2007年11月に、ニューヨーク州の(同じサブ発電所から非常電源を受けている)ジェームズ・フィッツパトリック、およびナイン・マイルの両原発でも発生していたことが分かった。

 マシューズさんらが突き止めた「原因」は、「シングル・フェース(Cライン)」での異常による、非常用交流電源の「不同調」。

 この「シングル・フェース(Cライン)」には、設計段階から状態をモニターするシステムが除外されており、異常が起きた部分についてブレーカーで遮断・迂回する態勢になっておらず、「シングル・フェーズ」全体の「喪失」が起きていたことが判明した。

 このため、マシューズさんらNRC電気技術部は同年(2012年)7月、全米の原発オペレーター(電力会社)に非常電源系統をチェックし、「シングル・フェーズ」の異常をモニターできる状態になっているか、90日以内に報告するよう求めた。

 その結果、わかったのは、なんと――全米100機の原発のうち、「シングル・フェーズ」での異常を検知できる態勢になっているのは、たったの1機。それも、別の理由の改修で、検知が可能になっていただけ、ということがわかった。

 こうした事情は、ジョージア州とサウスカロライナ州の2つの原発で建設中(計4機)の新型原発「AP1000」についても(新設計、シミュレーション結果にもかかわらず)あてはまるもので、マシューズさんらの解析の結果、2013年2月、電気系統はなお完璧ではないことが明らかになった。
 Not only does this situation affect the 99 operating reactors, it also applies to the four AP1000 plants under construction at the Vogtle Plant in Georgia and the Sumner plant in South Carolina. That is because these plants are a new design, and while their safety systems appeared sound on paper and in simulations, they do not work as planned when actually built and require design modifications to meet actual operational needs. As a result, a Feb. 26, 2013 staff analysis found that the electrical systems are incomplete and are still being designed.

 〔マシューズさんらNRC電気技術部はさらに米国内、および海外での同じような「緊急シャットダウン事例」を調べたそうだ。その結果、サウスカロライナ州のオコネー原発では14年間になんと13回もの同様事態が発生していた。なお、マシューズさんが調査した海外の事例の中に日本の原発が含まれているか、は不明

 マシューズさんら電気技術部の調査結果を受け、NRCは2013年2月に、全米の原発オペレーター(電力会社)に対して、「シングル・フェーズ」問題に関する「新たな規制基準」ができるまで、自主的に改善するよう求める通知を出した。

 そしてマシューズさんらは2015年7月、新規制基準の第1回草案をNRC上層部に提出――。

 と、ここまでは、なんとか進んだものの、NRCは「既存原発への新基準適用ルール」に該当しないものとして、マシューズさんらの草案を却下。

 これに対して、マシューズさんらは第2草案を提出したものの、これもNRC部内で再度却下されたため、「7人の一般市民」として「請願」に踏み切った。

          *

 ★ 以上が、ウィザースプーンさんのブログの中身の(わたしなりにまとめた)概要だが、わたしは米国民をフクイチのような原発事故から守ろうとする、マシューズさんら7人の技術者の行為は、技術者としての良心から出たもので、称賛に価すると思う。

 日本の原子力規制委員会、あるいは東電、関電、九電、四国電などの電気技術部の技術者のみなさんにも、マシューズさんのアピールを真正面から受け止め、日本の再稼働原発にも同じような「欠陥」がありはしないか調べ直し、公表してもらいたいと切に願う。

 みなさんの専門知識は、営利のためにではなく、国民の安全のために使うべきものではないか!

 川内原発の関係者のみなさん、高浜原発の関係者のみなさん、伊方原発の関係者のみなさん、マシューズさんたちNRC「7人のサムライ」の決起を、どうお思いになりますか?

          *

 ★ 関連 本ブログ既報 ◎ 2016-03-07 〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 米国のNRC(原子力規制委)の7人のエンジニアが米国内のほぼ全ての原発の改善を求め、NRCに訴え! 電気のショートなどで「冷却システム」無能化の恐れ 修理しなければ廃炉に! ★ 日本の原発は米国式だから、川内・高浜など「再稼働原発」も同じような「設計上の欠陥( design flaw)」を抱えている可能性
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/design-flaw-d9f.html

Posted by 大沼安史 at 01:09 午後 |

2016-03-25

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ ドイツZDF 「5年目のフクシマ、幻影の希望」 (ユーチューブ、日本語字幕版)

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 ★ 農家が自分のところをつくった野菜を食べられず、店で買わなければならない。これは「悲劇だ」と、いわき市の大越勝彦さんは、涙を浮かべながら、ドイツ公共テレビの取材カメラの前で語った。

 勝彦さんは言った。

 老いた両親が泣いているのを、見たことがあると。

 日本政府と東電は、ひとびとの生業を奪ったのだ。

 生活を穢し、破壊したのだ。

          *

  ★ 志田名の自宅の――日常が消えた自宅の周囲を黙々と掃き続ける大越勝彦さんの姿を映したZDFの映像が切ない。

          *

〔★は大沼〕 ◎ ドイツZDF 「5年目のフクシマ、幻影の希望」
 ユーチューブ日本語版 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=qz6E1TJkYfw&feature=youtu.be

  ◎ 画像が鮮明なZDF版 ⇒ http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/2691488/Fuenf-Jahre-nach-Fukushima#/beitrag/video/2691488/Fuenf-Jahre-nach-Fukushima

Posted by 大沼安史 at 11:28 午前 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ フクイチの現場で、外国人労働者を、初確認! 「南米系と思しき小柄な男性」――「すでに数十人に達している」

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 ◎ FACTA3月号 編集後記
  ⇒ http://facta.co.jp/article/201603016.html

 ◇ ロッカールームやトイレで初めて外国人労働者と擦れ違った。

 南米系と思しき小柄な男性に「こんにちは。ご苦労様」と、日本語で話しかけたが、返事はなかった。

 小野明所長は「外国人の採用は協力会社の判断に任せてあり、技量が確かであれば問題はない」と言う。

Posted by 大沼安史 at 11:06 午前 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕 ≪リテラ≫ ◇ 「もう一度言う、福島原発事故の主犯は安倍晋三だ! 第一次政権時に地震対策拒否、事故後もメディア恫喝で隠蔽…」

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 ◇ だが、福島原発の事故に関して安倍首相はきわめて直接的な責任を負っている。第一次政権で今と同じ内閣総理大臣の椅子に座っていた2006年、安倍首相は国会で福島原発事故と同じ事態が起きる可能性を指摘されながら、「日本の原発でそういう事態は考えられない」として、対策を拒否していたのだ。

          *

 ◇ しかし、これについても、安倍首相は「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない。」と一蹴。

 これに対して、吉井議員はスウェーデンのフォルスマルク原発で、4系列あったバックアップ電源のうち2系列が事故にあって機能しなくなった事実を指摘。「日本の原発の約六割はバックアップ電源が2系列ではないのか。仮に、フォルクスマルク原発1号事故と同じように、2系列で事故が発生すると、機器冷却系の電源が全く取れなくなるのではないか。」と糾した。

 すると、安倍首相はこの質問に対して、こう言い切ったのである。

 「我が国の原子炉施設は、フォルスマルク発電所1号炉とは異なる設計となっていることなどから、同発電所1号炉の事案と同様の事態が発生するとは考えられない。」

 吉井議員が問題にしているのはバックアップ電源の数のことであり、原子炉の設計とは関係ない。実際、福島原発はバックアップ電源が全部ダメになって、あの深刻な事故が起きた。それを安倍首相は「設計が違うから、同様の事態が発生するとは考えられない」とデタラメを強弁していたのだ。

          *

 ★ 安倍晋三氏は首相の器ではない。無能な者に国政をまかせ続けるわけにはいかない。

          *

 ◎ リテラ 「もう一度言う、福島原発事故の主犯は安倍晋三だ! 第一次政権時に地震対策拒否、事故後もメディア恫喝で隠蔽…」
 (11日付け)⇒ http://lite-ra.com/2016/03/post-2055.html

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 |

〔米大統領選〕◇ ヒラリーが「勝利」したアリゾナ州民主党予備選 / 民主党有権者たちが8万人がオバマ大統領に「選挙不正」の調査を行うよう署名要求 / 大都市フェニックスのある郡の選挙管理人に対して辞任を要求 200あった投票所を、(なぜか)たった60に削減 5時間もの待ち 投票をあきらめる人も 「これはデモクラシーではない! 弾圧(suppression)だ!」

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 〔★は大沼〕 ◎ デモクラシーNOW Arizona: Widespread Reports of Voter Suppression in Tuesday's Primary
 (24日)⇒ http://www.democracynow.org/2016/3/24/headlines/arizona_widespread_reports_of_voter_suppression_in_tuesday_s_primary

          *

 ★ これについて、サンダースさんはこう語った。

          *

 アメリカでデモクラシーはわたしたちが生きてゆく土台にあるものだ。人びとは、投票するのに5時間を待つべきではない。アリゾナな起きたことは、不名誉なことだ。わたしはすべての州がこのことから学んでほしいと思っている。どうすれば正当な選挙ができるか、どうやったら、自分の時間に合わせて投票をすませ、帰って仕事ができるか、学んででほしい。

 Sen. Bernie Sanders: "In the United States of America, democracy is the foundation of our way of life. People should not have to wait five hours to vote. And what happened yesterday in Arizona is a disgrace. I hope that every state in this country learns from that and learns how to put together a proper election, where people can come in and vote in a timely manner and then go back to work." 

Posted by 大沼安史 at 10:44 午前 |

2016-03-24

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ フクイチで、青紫色のガスのようなものが噴き出ているように見える(4号機サイド) 今夜9時半過ぎ 東電ライブカメラ (1号機サイドのカメラで見ると)3号機から青紫がかった白い蒸気にようなものが噴き出ている!

 (4号機サイド)⇒ http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html

 (1号機サイド)⇒ http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index2-j.html

          *

 

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Posted by 大沼安史 at 09:41 午後 |

〔ナガサキ・プルトニウムを生産した米ワシントン州のハンフォード核基地周辺地域で、「無脳児」の出産、相次ぐ〕◇「原因不明」――2010年以来、ヤキマ・ベントン・フランクリンの3郡で、40人以上も! 生まれて55分間、生きて亡くなった、お嬢さんのマリアちゃんの「いのち」を意味あるものにするため、母親のサリーさんは地元の新聞に、マリアちゃんの写真を差し出し、証言を行った!

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 ★ 2012年に地元病院の女性看護師が異常事態に警鐘を鳴らす!

   2012年――2011年の翌年。

   フクイチ・プルームが北米を襲ったことは、よく知られている。

   まさか、そんなことが……?!

          *

 ★ 写真閲覧に注意ねがいます!

   マリアちゃんの写真は、「続きを読む」以下に収録しました。
   
   いま、ここでご覧になっているのは、マリアちゃんの55分間の短い命を刻んだお墓の写真です。

          *

   マリアちゃんら無脳症の赤ちゃんのついて調査報道を行った地元紙、シアトル・タイムズの女性エディターは、マリアちゃんの写真を報じるに至った理由を以下のように、記しています。(⇒ こちら

          *

 マリアの母、サリー・ガルシアは、彼女の娘の、この地上における55分間のいのちを意味あるものにしたいと思った。

 マリアの写真と、マリアへの愛をともに分かち合うことで、マリアと同じ運命をたどる子を救うことができると、サリーさんは信じている。

 Maria’s mother, Sally Garcia, wanted her daughter’s 55 minutes on Earth to have enduring meaning. By sharing the photo and a mother’s love for her baby, she believes she can save others from sharing Maria’s fate.

          *

 ★ この問題で最初に警鐘を鳴らしたのは、サラ・バロンさんという、一人の看護師さんでした。

 2012年のこと。

 25床の地元の病院で、数週間以内に2人の無脳の赤ちゃんが相次いで生まれたときのことです。

          *

 ★ 2012年――と聞いて、わたしはますます胸をかきむしりたくなります。

 フクイチの翌年。

 フクイチ・プルームが原因ではないか、と、どうしても思ってしまいます。

          *

 ★ 「原因は不明」だそうですが、ヒロシマ・ナガサキを経験したわたしたち日本人としては、やはり「放射能」を疑ってしまいます。

          *

 ★ お母さんのサリーさんが言うように、マリアちゃんの死を無意味なものにしてはならないと思います。

 日本のわたしたちも脱原発、核廃絶しかないのではないでしょうか?

          * 

 〔★は大沼〕 ◎ シアトル・タイムズ How the state is missing chances to find deadly birth defect’s cause
  (2015年12月12日付け 2016年1月28日更新)⇒ http://www.seattletimes.com/seattle-news/health/birth-defects-mystery-how-state-is-missing-clues-to-solve-a-deadly-problem/

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          *

 ◎ エネニュースが再報道 Cemetery full of dead babies missing brains next to US nuclear site — Funeral Director: Almost all infants we have died the same way… “that’s pretty much all I see on death certificates” — Few miles from “most contaminated place in hemisphere” — “One of largest documented anencephaly clusters in US history”
  (2016年3月23日付け) ⇒ http://enenews.com/one-largest-documented-clusters-history-video?utm_source=feedburner&utm_medium=email&utm_campaign=Feed%3A+ENENews+%28Energy+News%29

          *

 ・ But records show at least 40 other mothers have lost babies to the disorder in Yakima, Benton and Franklin counties since 2010 — a rate as much as five times higher than the national average.

 ・ Washington’s cluster was discovered after a nurse, Sara Barron, noted in 2012 that two babies with anencephaly were born within weeks of each other at the 25-bed community hospital in Prosser, PMH Medical Center.

          *

 ◎ ハンフォード核施設 ウィキ(日本語) ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88

Posted by 大沼安史 at 09:04 午後 |

〔米大統領選〕◇ サンダースさん、アイダホ(78%)、ユタ(79%)で圧勝! アリゾナではヒラリーが「勝利」(58%)したが、投票所数の縮小などで大混乱 選挙権を行使できなかった人も! 「アメリカの恥だ」の声!

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 ★ これは今回に限ったことではないが、どうも、サンダースさんの躍進を抑え込もうとする「力」が働いているようだ。

 投票所に来ない人の分まで「得票」に算定するといった例も報告されている。

 アリゾナでは投票所の前で5時間も待ち続ける人びとも。

 少数民族の「投票権」が事実上、奪われるケースも出ている。

 細川さんが「敗北」した都知事選のような、とんでもない「サプライズ」現象が起きたのかも知れない!

          *

 ◎ ニューヨーク・タイムズ
   ⇒ http://www.nytimes.com/elections/results

          *

 ◎ コモンドリームズ Clinton Claims Victory but Arizona's Voting Fiasco Dubbed "National Disgrace"

  ⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/23/clinton-claims-victory-arizonas-voting-fiasco-dubbed-national-disgrace

          *

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Posted by 大沼安史 at 07:57 午後 |

〔電磁波・放射線などを使ったハイテク犯罪を許さない〕◇ 米大統領府(ホワイトハウス)「生命倫理問題研究・大統領委員会」公聴会 証言 その④  ◇ ワシントン在住のチナ・ライアンさんが「2008年9月以降、続いて来た同意なき脳研究による、電磁波拷問・マンドコントロール被害」を訴え! ―― 「この非人間的で苦痛を伴なう拷問法、わたしの思考や記憶さえも読んでいる」と、連邦政府の救援を要請! 

 ★ 同じような「被害」は日本でも多発している! 

 日本のジャーナリストは調査報道に動いてほしい!

          *

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 ★ ライアンさんの「被害」は自宅アパート内でのことが多いが、屋外でも、周囲に人影いなく、それらしき照射機器を確認できない場合にも起きているそうだ。

 耐えざる電気ショック、身体の特定部位の痛みの惹起、耳元で鳴り続ける鐘の音、電話のコール音。

 ライアンさんは「彼らが」が「指示」を(脳内に)送信するマインドコントロール装置を使って、ライアンさんの思考を統制しようとしている、と訴えている。

 奥さんまで、危険な状態だ、そうだ。

          *

 ★ ライアンさんの訴えには、北海道・旭川の元タウン誌代表の水上英次さんが訴える「電磁波拷問(集団強姦)・マインドコントロール」 と共通するものがある。

 ライアンさんも「衛星」を使った人体実験のモルモットされているのかも知れない。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ 2011年3月1日 公聴会 議事録 ⇒ http://bioethics.gov/node/203

          *

【証言既報】

 公聴会証言 ① 「全米全州、1500人もの被害者が、わたしに直接、電磁波被曝・非電離放射線被曝被害を訴えて来ている」―― 米テキサス州の医師、ジョン・ホールさん
 ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/post-c241.html

 ② ニューヨークの有名女性建築家、サンドラ・フィールズさんは 「11年間、電磁波攻撃・拷問(electro-magnetic radiation torture)にさらされ、自宅アパートを放棄した」と告発
 ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/electro-magneti.html

 ③ 「米海軍潜水艦の乗員がわたしに接触してきて、海軍から盗んだという≪音響兵器(auditory weapon)≫のことを教えてくれた。人間の中枢神経系に影響を及ぼす兵器で、それを使うので協力してくれ、と言って来た」
 ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/auditory-weapon.html

          *

 ★ 日本でも、被害者団体が複数、結成され、活発な啓蒙活動を続けている。

 NPO「テクノロジー犯罪被害ネットワーク」 も、そのひとつ。

 以下のようなチラシをつくり、PRを続けている。

 写真は、被害者の照射被害写真。

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Posted by 大沼安史 at 07:32 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 「フクイチ( Dai-ichi )からの海洋・大気・地球環境に対する放射能汚染の放出は、これからずっと続いて行く。この生命圏のあらゆる命の健康とDNAに間違いなくネガティブな――しかしながら予想もつかない影響を及ぼしながら続いて行く」 ―― 米国の環境保護活動家のジェームズ・ヘデルさんが警告! 

 ◇ フクイチ放射能は、日本に原発を押し付けた米国にとってカルマだ。

 カリフォルニアはいまや、フクイチ放射能カルマをうける最前線になっている。

          *

 ★ わたしたち日本人はしかし、「フクイチ核惨事」を引き起こした「放射能カルマ」が、再び日本に還ってくることを恐れなければならない。

 コーネル大学が「50年以内に5割の確率」と予測した「フクイチ級・超フクイチ級核惨事」が、この日本で――川内で、伊方で、高浜で起きないという保証は、どこにもない!

          *

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          *

 ★ ベデルさん(EON= The Ecological Options Network 共同代表)は、まるで「放射能半永久発生装置」と化した、わたしたちの「ダイイチ(フクイチ)」について、

  アメリカ人にとっては「因果応報」的な事態(karmic irony )だ

 ――と指摘している。
 
 フクイチはアメリカが日本に買わせてつくらせた原発。

 そのメルトダウンによる放射能が、偏西風、海流に乗って、アメリカの西海岸を襲い、カリフォルニアはいまや、そうした放射能因果(カルマ)を受ける最前線になっている、というのがヘデルさんの認識だ。

          *

 ★ ベデルさんのレポートで、ひとつ注目しておきたいのは、米コーネル大学のチームが2013年に発表した、今後の原発事故・可能性予測である。

 それによると、

  ① こんご50年以内にフクイチ並み、あるいはそれ以上の核惨事が、50%の確率で起きる

  ② チェルノブイリ並み、あるいはそれ以上の核事故は27年以内に起きる

  ③ スリーマイル島並み、あるいはそれ以上の事故は10年以内に起きる

 ――とのこと。

 脱原発(核廃絶)は、つまり待ったなしである、わけだ。

          *

 ★ このコーネル大学予測は、もちろん他人事ではない。

  ①②③とも、この日本列島で「同時多発」することだってないわけではない。

  極端なことを言えば、「明日にも」である。

          *

 ★ このままいくと、ヘデルさんの言う「核のカルマ」が、わたしたちに、もう一度、帰って来る、かも知れない。 

          *
 
 〔★は大沼〕 ◎ カウンターパンチ Plutonium Pie in the Sky: the Dangerous Delusion of New Nukes
 (22日付け)⇒ http://www.counterpunch.org/2016/03/22/plutonium-pie-in-the-sky-the-dangerous-delusion-of-new-nukes/

          *

 ・ That is to say, radioactive pollution will continue to pour from Dai-ichi into the oceanic, hemispheric and planetary environment with predictably negative, but unknown, effects on the health and DNA of all life forms in the biosphere.

 There’s karmic irony here.  The U.S. dropped the first devastating atomic bombs on Japan, then used its political influence and propaganda prowess to sell the country nuclear power.  Its corporations supplied the faulty reactors that melted down at Fukushima.  Now, the U.S. West Coast is on the front line of receiving the radioactive fallout in the form of ongoing oceanic and atmospheric pollution carried eastward by winds and currents.

          *

 ・ According to a recent Cornell University study, there have been nuclear reactor 174 accidents worldwide since 1946.  The researchers rate the accidents in 2013 dollars and define an accident as “an unintentional incident or event at a nuclear energy facility that led to either one death (or more) or at least $50,000 in property damage.”

 Based on their extensive data, they predict

* a 50% chance that a Fukushima event (or larger) will occur in the next 50 years

* a Chernobyl event (or larger) will occur in the next 27 years

* a TMI event (or larger) will occur in the next 10 years.

Posted by 大沼安史 at 11:47 午前 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 日本政府 フクイチの事故状況を上空から撮影した「衛星画像」を‘隠蔽’―― 国民にはもちろん、東電に対しても公開せず……だそうだ! 

 ★ 国民の血税で打ち上げた衛星なのに、どうして公開しないのだろう?

  日本政府の監視衛星は、あの「4号機のプール」の冷却水の有無問題について、どう判断していたのだろう?

  国会事故調査委員会に、どうして画像を提供しなかったか?

  あの「ただちに影響はない」は、衛星画像の解析結果によるものか?

          *

Screenshot609

 ★ 「国民監視衛星」を悪用した、「電磁波拷問」による「集団強姦」問題を追及している旭川の水上英次さん(元タウン誌代表)によると 、「情報収集衛星、監視システム使用はレーダー衛星2基、光学衛星2基、レーダー予備機1基の5基体制」だそうだ。

 国民の税金を使い、これだけの態勢を上空に敷いているのだから、「フクイチ核惨事」の事故解析、現状の解析のために、撮影画像を公開すべきではないか?

          *

 ◎ しんぶん赤旗 原発事故の衛星画像隠す 災害対応より「秘密保全」 政府の答弁とも矛盾 衆院特委で赤嶺議員追及
 (2013年11月21日)⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-21/2013112101_01_1.html

          *

 赤嶺氏に加藤勝信官房副長官は「衛星で撮像した東日本大震災、福島第1原発事故の画像の判読・分析を行い、関係省庁に結果を配付・伝達した」と述べ、政府が撮影した事故状況の衛星画像の存在を初めて認めました。
 

Posted by 大沼安史 at 11:00 午前 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 「日本人はすごく誠実な民族だと思っていたのに、あの時の東電の対応を見ていると、本当のことを言わない。とにかく平気で嘘をつく!」「マスコミは『問題ない』と報じながら、自分たちは逃げた…と」――外国特派員座談会「東電やマスコミの嘘が許せなかった」

 ◇ 一番覚えているのは原子力保安院のプレス担当の方。汚染水を海に放出するという時に単独インタビューをしたんです。

 「事前に外国に説明しています」と彼は言ったのですが、後から全く説明していなかったことがわかった。

 そんな重要な問題で、すぐバレる嘘をついて、本当に日本は大丈夫なのか?

          *

  日本政府と東電は、わたしたちが営々として築き上げてきた国際社会における「日本人の信用(地位)」まで、その「死の灰のウソ」で汚染し、メルトダウンさせてしまった!

 今も。

          *

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 〔★は大沼〕 ◎ 週プレ /「東電やマスコミの嘘が許せなかった」外国人記者たちが見た3.11とその後の日本 

 英紙『エコノミスト』などに寄稿するアイルランド出身のデイビッド・マックニール氏、

 同じく英紙『ガーディアン』などの日本・韓国特派員を務めるイギリスのジャスティン・マッカリー氏、

 そして中国・香港に拠点を置く「フェニックステレビフェニックステレビ」東京支局長の李(リ)ミャオ氏

 (17日付け)⇒ http://wpb.shueisha.co.jp/2016/03/17/62539/

          *

  秩序を守り行動する日本人の姿は、中国のネットでも賛美の嵐だったんですよ。あんな大地震が起こったのに、みんな電話ボックスの列にちゃんと並んでいたり。帰宅困難者は駅の階段の左側に真っすぐ座って右側を空けていたり。ただ、私から見ると安全な環境に慣れすぎて、やや感覚が麻痺(まひ)しているところがあるんじゃないかなとも思いましたね。

 その一方で、私は長年日本で生活をしていて、日本人はすごく誠実な民族だと思っていたのに、あの時の東電の対応を見ていると、本当のことを言わない。とにかく平気で嘘をつく!

 一番覚えているのは原子力保安院のプレス担当の方。汚染水を海に放出するという時に単独インタビューをしたんです。「事前に外国に説明しています」と彼は言ったのですが、後から全く説明していなかったことがわかった。そんな重要な問題で、すぐバレる嘘をついて、本当に日本は大丈夫なのか?と、それまでの誠実なイメージとのギャップを感じました。

 マックニール 東電の嘘はもちろん、マスコミも嘘をついていたことが許せないよね。原発事故の直後、NHKは毎日のように東大などの専門家を番組に招いて「放射能の問題はないですから、パニックにならないで」と適当なことを言い続けていた。

 にもかかわらず、事故3日後の14日から大手マスコミのTVと新聞の記者たちはみんな南相馬から避難したんです。これには桜井勝延市長が怒った。マスコミは「問題ない」と報じながら、自分たちは逃げた…と。

          *

 原発の問題も同じで、日本はあれほど深刻な事故を経験して、その事故はいまだに収束していないのに、原発の是非に関する根本的な議論もないまま再稼働が進められて、国は将来的なエネルギーの20~22%を原発で賄(まかな)うという方針を決めてしまう。

これって全く信じ難い話だけど、結局、復興という名目で大金を使いながら、政府は建設会社や原発産業を優先しているんだと思います。

 マッカリー 海外の専門家などからは比較的早い段階で「メルトダウンの可能性が高い」と言われていたのに、政府や東電はそれを認めようとはしなかった。そうすると大手メディアも横並びで「メルトダウン」という言葉を使わなかったでしょう?

 マックニール 初めの頃は日本の専門家にもメルトダウンの可能性を指摘していた人が何人かいたのに、ある時期を境に原発を支持する「御用学者」ばかりがメディアに登場するようになった。その結果として、一般の人たちのマスコミに対する信用にもすごく打撃を与えたと思う。

          *

  私は渋谷にあるフェニックステレビの支局で、当時話題になっていた「菅直人首相の外国人献金問題」に関する原稿を書いていた時でした。急に大きな揺れが起きて、しかもなかなか収まらない。スタジオのライトなどもすごく揺れて、これは大きな地震だなということで、NHKをつけたらすごい光景でした。

 すぐに生中継を始め、私たちは中国メディアで一番早く地震の様子をリポートしたのですが、実は私、その後の中継中に泣いてしまったんです。

 もちろん、ジャーナリストとしては自分の感情を表に出すのはよくないこととわかっていたのですが、家や車が波に巻き込まれていく現地の中継映像を見ながら、声が詰まって言葉が出なくなってしまったんですね…。

 それが中国のネットで話題になって、「なんで日本人のために涙を流して悲しむのか?」という声もありましたが、9割以上の人が同情を示しました。多くの中国人が日本に対して思いやりの情を持ったことが忘れられません。

  (★ それなのに、安倍首相ときたら……)

Posted by 大沼安史 at 09:59 午前 |

2016-03-23

〔岡山県真庭市で中性子線被曝を訴えている物理学者のN先生が、専用測定機での測定画面をユーチューブで公開〕◇ なんと118マイクロシーベルト/h ◎ N先生が知り合いの市会議員に自宅に来てもらい、相談していたとき、なぜか測定機をめがけた照射があり、偶然、検出できたのだそうだ!

 ★ ◎ ユーチューブ (開始28秒~を注目)⇒ https://www.youtube.com/watch?v=YAd1yvnUdC4

          *

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   *          *          *

 ★ N先生は自分の研究成果(高温超電導)を奪おうとする組織が、ハイテク暴力団を動かしているのではないか、と疑っている!

Posted by 大沼安史 at 09:00 午後 | | トラックバック (0)

〔山口県周南市の自宅での中性子線被曝を訴えている工学者のA先生が「中性子被曝レベル・ライブカメラ」を設置し、ネット公開の構え〕◇ A先生はコンクリートづくりの居室のなかで「背面や側面から強い照射を昼夜を問わず浴びてている。

 ★ これは「放射能テロ」ではないか!
 
 A先生は専用検出器で測定・検出したうえで、データをもとに訴えている。

 「山口県警は「線源」の捜索など、捜査に動き出すべきではないか!

 警察としての責務をなぜ果たそうとしないのか?

 国民を守るのが警察であり、山口県民を守るのが山口県警の仕事ではないか?

          *

 ★ 被害ブログでA先生は、

 中性子線というものの怖さは、JOC事故により作業員の方が悲惨な亡くなり方をしたことや、遠くまで中性子線が飛んだことなどから広く知られるようになったのだが、私の自宅での中性子線照射も遠くまで飛んでいることは、このTERRA-Pを携帯して自動車で自宅から離れても、計測値がなかなか下がらないことでわかることである。

 実測では2km程度は間違いなく飛んでいる。

 したがって私の家で、例えば0.12μSv/h程度の強さの中性子線照射が生じているときには、2km範囲の住宅、学校、病院、そして山陽側の大動脈通行路である山陽自動車道、国道2号線、新幹線などにも中性子線は届いている。

私が中性子線照射を受け始めて既に1年になるが、この間の大動脈通行路の通行者の数などを考えると、延べ人数にしてほぼ国民総数の1億人を超える人々が中性子線照射被害を受けている危険性があることになる……

 ――と訴えている。

 A先生の自宅だけはなく周辺部でも被曝被害が起きている可能性がある、ということである。

 これは放置してよいことではない! 

 ◎ ⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/850c08a6eb5050be208a3aa81cc953e7

Posted by 大沼安史 at 08:29 午後 |

〔電磁波・放射線などを使ったハイテク犯罪を許さない〕◇ 米大統領府(ホワイトハウス)「生命倫理問題研究・大統領委員会」公聴会 証言 その③  ◇ 「米海軍潜水艦の乗員がわたしに接触してきて、海軍から盗んだという≪音響兵器(auditory weapon)≫のことを教えてくれた。人間の中枢神経系に影響を及ぼす兵器で、それを使うので協力してくれ、と言って来た」

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*          *          *

          *          *          *

  ★ この公聴会証言への関連記事!

    ◎ マイクロ波聴覚効果が脳で発生する機構(1974年 ―― いまから40年も前の「サイエンス」誌論文 ★ 米海軍が実用化=兵器化しているとしても不思議はない!)
 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/patentcom/4564746.html

 マイクロ波パルスが脳に衝撃を与えて、
 脳内に弾性波が発生し、
 その弾性波が内耳の蝸牛に伝わり、
 蝸牛が弾性波を電気信号に変換し、
 電気信号が聴覚神経を通じて脳に伝達し、
 聴覚中枢で音声が認識されます。

 〔★は大沼〕 ◎ 2011年3月1日 公聴会 議事録 ⇒ http://bioethics.gov/node/203

 ★ アラバマ州バーミンガムのマイケル・シェニーフェルト氏(Michael Shaneyfelt氏)の証言である。

 米海軍潜水艦の乗員がシェニーフェルトさんが、米海軍の「音響兵器(auditory weapon)」を使いたいから、協力してくれ、と言って来たのは、200年のことだ。

 それから6年後の2006年――。

 シェニーフェルトさんは突然、胸の中心部に強力な電気ショックを受けた。

 それ以来、心臓がおかしくなった。

 病院の医師は、胸を電気ショックが貫通した、との診断を下した。

 心臓からはじまって、肺、腎臓、睾丸へと患部は広がって行った。

 わたしは実験のモルモットにされているように思う。

 米政府に訴え、手紙の返事はもらったが、米政府は何のアクションも起こしてくれない……。

          *

 ★ 米軍のハイテク兵器が盗難で流出、それがなんらかのハラスメント、犯罪に使われていることをうかがわせる証言である。

 シェニーフェルトさんが上半身に電気ショックを浴びたのは、「音響兵器」悪用への協力を(おそらく)断ったためだろう。

 電磁波・放射線などハイテク兵器の流出先が日本に及んでいることも十分考えれることだ!

          *

 ★ わたしとパートナーにもこんな経験がある。

 函館・五稜郭公園で、2013年の春のこと。

 五稜郭への橋を渡ろうとしたとき、突然、背後から「衝撃」を受け、2人とも腰や心臓が苦しくなって動けなくなったのだ。

 ものすごいショックだった。

 シェニーフェルトさんのいう「電気ショック」だったかも知れない。

          *

 ★ もうひとつ、シェニーフェルトさんが書いている米海軍の「音響兵器」に関連して書いておきたいことがある。

 わたしに対する「音声送信」が、妙に「英語もどき」が多かったことである。

 「フォーユー(For you)」「フォーラス(For us)」「ハイロー( High-low)」「オフィシャル(offical)……。

 こういうのが「ゴーリキ(合力?)」「ショウメイする(証明?照明?)」「デンゴン(伝言、電言?)」、あるいは(なぜか)「南無妙法蓮華経」「日本人、殺す」といった「日本語」に交じって、リピートで送信されるのだ。

 米軍流出ものの「日本語バージョン」でもつくられているのかな、と想像したものだ!

 いや、現実にそういうことが起きているとしても、不思議ではなかろう。

 「全ては金目」の世の中だから。

 そういえば 「気持ちの悪いフ◎ラチオ」  というリピート送信もあったっけ(これについては、私以外にも音声送信された被害者がいるので、いずれくわしく報告します)

          *

 ★ ホワイトハウス(オバマ政権)に見習い、日本の安倍政権も、公聴会を開くなど、ハイテク犯罪の取り締まりに動いてほしいのものだ。

 ハイテク犯罪は「ハイテク・テロ」ではないか!

          *
 【関連】

 公聴会証言 ① 「全米全州、1500人もの被害者が、わたしに直接、電磁波被曝・非電離放射線被曝被害を訴えて来ている」―― 米テキサス州の医師、ジョン・ホールさん
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/post-c241.html

 ② ニューヨークの有名女性建築家、サンドラ・フィールズさんは 「11年間、電磁波攻撃・拷問(electro-magnetic radiation torture)にさらされ、自宅アパートを放棄した」と告発
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/electro-magneti.html

          *

 ◇ マイケル・シェニーフェルト氏の証言

 MR. SHANEYFELT:

 My name is Michael Shaneyfelt. I am from Birmingham, Alabama. The question that I brought to the Board is that in 2000 I was approached by a Navy sub diver and he brought to my attention the use of an auditory weapon that he stole from the United States Navy. He told me about this weapon that he stole from the Navy and he told me how the weapon would affect the central nervous system of a human. And he wanted me to go out and assist him in certain things.

 And in 2006, my life changed. I woke up one day and I got a strong electrical shock in the center of my chest. From that, I started to have problems with my heart. I started having bigeminies, irregular rhythms. I went into the hospital. The doctors determined that I was getting an electrical shock through my chest.

 Then I went in and had an operation done, an ablation. And with all this, it just keeps going on. From then it went to my lungs and then from there it went to my kidneys. From there it went to my bladder. From there it went to my colon and it keeps going on and on and on.

 Medically I have been looked at and reviewed over and over and over again. My brother, he is a doctor. My sister, she is a nurse. My nephew is a nurse. And I have got people that have talked to me about medical situations and medical views. And I know exactly what is occurring is wrong and I feel like I am a test subject. And I have responded to the government and the government responded back to me but I have not seen no action.

 I have given you all a report and you all can look at the letters that I have sent in.

Posted by 大沼安史 at 07:36 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔フクイチ核惨事 6年目に〕◇ カリフォルニアの幼稚園児は、こんな絵を描いている! 日本の被曝地の幼稚園、小学校では、どんな絵が描かれていることだろう!

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 ◎ Kindergarten Fukushima Science Project Says it All: “Now tuna fish in California have cesium. YUK!”(幼稚園のフクシマ科学プロジェクトはすべてを物語る カリフォルニアのマグロからセシウム、見つかっているよ)
 ⇒ http://environews.tv/040613-kindergarten-fukushima-science-project-says-it-all-now-tuna-fish-in-california-have-cesium-yuk/

 

Posted by 大沼安史 at 06:34 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目に〕◇ フクイチ放射能で「1人も死んでいない」というが、日本の路上、大地の上で聴く話はまるで違う。被曝が原因と見られる病い、そして死……これが「カーテンの向こう側」にあるものだ! ―― 米国のジャーナリスト、ロバート・ハンツカー(Robert Hunziker)さんが「フクイチの放射能は殺人者〔キラー〕である(Fukushima Radiation: a Killer)」と、米誌「カウンターパンチ」を通じ、国際社会に警告報道! 

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 ★ ロス在住のハンツカーさんは、「フクイチ核惨事」を追い続けている人だ。

 今回のレポートでも、井戸川克隆さん(元双葉町長)、おしどいマコさんのインタビュー発言などをフォローし、「フクイチ隠蔽のカーテン」の向こう側にある真実に迫っている。

 「真っ赤なウソだ。福島から避難した多くの人びとが突然死している」(井戸川さん)

 「作業員が寝ながらそのまま亡くなるなど、報告されない突然死がある」(マコさん)

 ハンツカーさんはこうした証言を紹介しながら、東京オリンピックに向かおうとする日本政府(アベ政権)について、こう指摘している。

 放射能汚染食品のリスク、海水の毒化、周辺の街や村、地方への核毒の撒き散らし、人々の突然死などを考えれば、致死性の被曝リスクにきちんと向き合うのが政府の義務ではないか?――と。

          *

 ★ ハンツカーさんはつまり、日本政府の「見殺し政策」に対する怒りを表明しているのだ。

 アベ政権に、「フクイチ放射能キラー」による「放射能殺人」を隠蔽してはならないと要求しているのだ。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ カンターパンチ Fukushima Radiation: a Killer
  (22日付け ⇒ http://www.counterpunch.org/2016/03/22/fukushima-radiation-a-killer/

          *

・ But, people in the streets and on the ground in Japan tell a different story about the risks of radiation. They talk about illnesses and death. Maybe radiation illnesses and deaths are relegated to “behind the curtain” cover-ups because when one looks behind the curtain, an image of death and rampant illness is revealed, thus exposing the failure of a nation to come to grips with the brutal truth.

 ・ Still, when considering the risks of exporting toxic food, poisoning sea water, and spewing toxins into surrounding cities, villages, and countryside, and with people dropping dead, isn’t it incumbent upon the government to level with society about the risks of deathly radiation?

 ・ KI( Katsutaka Idogawa): This report is completely false. The report was made by a representative of Japan – Professor Hayano. Representing Japan, he lied to the whole world. When I was mayor, I knew many people who died from a heart attack, and then there were many people in Fukushima who died suddenly, even among young people. It’s a real shame that the authorities hide the truth from the whole world, from the UN. We need to admit that actually many people are dying. We are not allowed to say that, but TEPCO employees also are dying. But they keep mum about it.

 ・ Mako Oshidori : “I would like to talk about my interview of a nurse who used to work at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (NPP) after the accident… He quit his job with TEPCO in 2013, and that’s when I interviewed him… As of now, there are multiple NPP workers that have died, but only the ones who died on the job are reported publicly. Some of them have died suddenly while off work, for instance, during the weekend or in their sleep, but none of their deaths are reported).”

Posted by 大沼安史 at 05:48 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目に〕◇ 東京の水道水を通水したゼオライトを継続測定(ことし1月7日に開始) / 10回目、3月19日の10回目の通水後に、放射性セシウム 103.6Bq/kg! ついに「(3・11前)低レベル放射性廃棄物」水準に! ★ 東京都水道局は「より安全でおいしくなった東京タップウォーター」をPRしているのだが……!?

 ★ 「現に80日で事故前は低レベル放射性廃棄物としてドラム缶に入れられ厳重に管理が必要になる100Bq/kgを超えています。」

 通水80日で100ベクレル/キロを突破とは!

          *

 ★ 都水道局は

Screenshot599 ≪平成26年6月1日に始動した東京タップウォータープロジェクトは、安全でおいしい水を「つくり・届け」、その取組をお客さまに「伝える」とともに、お客さまご自身に水道水の良さを再発見していただく、 「伝わる」 ことを意識したプロジェクトです。≫

  ―と言っているが、セシウム死の灰(放射性微粒子)は「伝わらない」のだろうか?

          *

 ☆ ゼオライトでこれだけろ過できるのだから、東京都は各家庭、学校、保育園などにゼオライト浄水器を無償供与(東電から設置費を徴集)して、もっともっと安全な「東京水道水」の実現を目指すべkではないか!

          *

 〔★は大沼〕 ◎ ゼオライトに吸着させた水道水の測定(8)
  ⇒ http://cdcreation.grupo.jp/blog/1249204

          *

 ◎ 関連 / 東京都水道局「東京タップウォータープロジェクト」/ より安全でおいしくなった水道水が、環境や家計にもやさしいことなど、水道水の良さを多くの方に実感していただきたく、「東京タップウォータープロジェクト」に取組んでいます
   ⇒ https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suidojigyo/torikumi/tap/abouttap.html

Posted by 大沼安史 at 04:21 午後 |

2016-03-22

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◆ 2011年3月15日午前10時からの1時間で、外出していた東京都民、1100ベクレルを吸引(内部被曝)! ◇ 衝撃のNNN「フクシマ」ドキュメントが、スクリプト英訳(抄訳)で国際社会に拡散開始 / ◎ 日テレの報道を「デイリーモーション」が「再報道」! ★ 14日夜半過ぎに放映された番組は、その最後に、北海道がんセンターの西尾正道名誉院長の「これは静かなる殺人です」発言を紹介。

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 ★ 番組の中で小出裕章さんは、測定の使われたガラスフィルターが、放射能ヨウ素を5分の1程度しか捕捉できないことを指摘し、実際の内部被曝量が5倍に達する恐れがある、と述べている。

 番組を司会(取材も)した倉澤治雄さん(科学ジャーナリスト)は、「わたしたちは放出された放射能から逃れることはできません」と、あらためて警告を発した。

 番組の女性ナレーターも「わたしたちは誰一人、自分の内部被ばく線量を知りません」と、わたしたちが認めたくない「真実」を、わたしたちに告げた。

 

 ◎ ヨーロピアン・ニューズ・ウイークリー Shocking health effects in Fukushima nuclear workers found under the official radiation dose limits
  ⇒ https://europeannewsweekly.wordpress.com/2016/03/18/shocking-health-effects-in-fukushima-nuclear-workers-found-under-the-official-radiation-dose-limits/

          *

 ◎ デイリーモーション / NNNドキュメント 「THE 放射能 科学は放射線の影響にどこまで迫れるのか?」 (3月14日0:55~1:50)⇒ http://www.dailymotion.com/video/x3xkpox

Posted by 大沼安史 at 11:51 午前 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◆ イチエフから沖合1.5㎞地点の海水にリネン(麻布)を浸して測定した結果、37Bq/㎏のセシウムを検出! 「セシウムを含んだプランクトンを回遊魚が食べると、エラの部分に吸収されます。こうして魚類の体内には、海水の100倍以上の濃度で蓄積されるのです」(長崎大学大学院工学研究科の小川進教授)

 〔★は大沼〕  ◎「週プレ」: 学校での放射線量が新潟の6千倍以上…福島の汚染地域はいまだ“住んでいい”レベルではない!
 (21日付け)⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160321-00062672-playboyz-soci

          *

 ★ 「水」だけが死の灰を吸着するのではない。「土」も吸着する。

 「週プレ」の記事は、こう報じている。

          *

 ◆ 2月中旬、イチエフから約1.5㎞地点まで近づき、地表1mの空間線量を測定した。すると測定器の針は上限値の毎時30μSvを振り切り、測定不能となった。1年間ここにいれば、最低でも263mSv(26万3千μSv)も被曝することになる。

          *

 ◆ 南相馬・特定避難勧奨地点の会の小澤洋一氏(59歳)も県内各地の土の調査をしているが、県内の放射能レベルは極めて高いという。

 「一例を挙げると、南相馬市から葛尾(かつらお)村に抜ける県道沿いにある鉄山ダム近辺の土からは、9610万Bq/㎡が検出されました。学校やその周辺の汚染も深刻です。南相馬市の高倉にある通学路の土からは400万Bq/㎡のセシウムが検出され、飯舘村の学校からは1千万Bq/㎡を超えるような土も見つかっているのです」

          *

 ★ 「週プレ」の記者は、記事のまとめで、こんな不安を漏らしている。

          *
 
 現在、イチエフから20㎞圏内の海域では漁業は自粛されている。当分、自粛は続くだろうが、今の国の強引な住民帰還策を見ると、魚のサンプル調査で汚染が確認されなければ、再開する可能性は十分にあるだろう。

          *

 
 ◆ ……新田川で行なったリネン法を用いて放射能測定をすると、海水を含んだ布から37Bq/㎏のセシウムが検出された。やはり海水中にセシウムは含まれていたのだ。長崎大学大学院工学研究科の小川進教授によると、

「セシウムを含んだプランクトンを回遊魚が食べると、エラの部分に吸収されます。こうして魚類の体内には、海水の100倍以上の濃度で蓄積されるのです」

Posted by 大沼安史 at 10:12 午前 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◆ 昨年9月、南相馬の「市民の水源」になっている新田川(原町区・中川原橋付近)で、「麻布(リネン)を8日間浸した。回収した布の放射能を測定したところ、3430Bq/㎏という高濃度のセシウムが検出された」! ★ 人間のからだも麻布のようなものだ! 水の放射性物質を「吸着」している?!

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 ★ 阿武隈川など風下被曝地を流れる川でも、同じような結果が出るのではないか? その水に、プルトニウム、ストロンチウム、トリチイウムなどが混入していない保障はない

          *

 〔★は大沼〕 ◎ 週プレ : 水源に浸した布から高濃度セシウムを検出…福島の汚染地域はいまだ“住んでいい”レベルではない!
 (20日付け)⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160320-00062671-playboyz-soci

Posted by 大沼安史 at 10:09 午前 |

〔フクイチ核惨事 食べさせ棄民〕◆ 対「東電・政府合同交渉」で、福島の農家の人たちは次々に抗議の声を上げた! ――「そんな情けない国家公務員がどこにあるか!!! 他人の命を危険にさらすんだったら、自分もその覚悟を持てよ!!! 誇りだろ、それが人間の」 ★ 子どもにまで、「食べて内部被曝応援」させる国がどこにある!

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 ◆ 放射能は、要は100ベクレル以下だったら出荷できる訳ですから、
 私は食べませんよ。

 買って食べている人は、「放射能は無い」と思って買って食ってるっぺ。
 どうなのよ。
 俺らはわかってるんだよ。
 罪の意識があるんだ、作ってたって。

 自分は食わねぇけど、他人に食わせてるの。
 どう思いますか?ちょっと答えて下さい。

 ◆ 自分の子どもに、たとえば10ベクレルから、100ベクレルよりもはる かに低いんだから、

 「OKだよ」って言われて、それをすすんで食べさせたいと思いますか?
 食べたいと自分でも思います?

 ◆ 人間としてあなた方ね、相当大きく、自分の職業として自分の地位を守る ことはそれは必要かもしれないが、
 やっちゃいけない所にまで踏み込んでいるんです。

 誇りは何処に行ったんだ!

          *

 〔★は大沼〕 ◎ みんな楽しくHappy♡がいい♪ 「俺らはわかってる。だから私は食べない」 「自分の子供に食べさせたいと思わないでしょ?」 「風評じゃない! 根にも葉にもある」〔2013年〕 6/6 東電・政府交渉 (内容書き出し)
 ⇒ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3038.html

          *

 ◆ 関連 福島民報 作付け前年比3割増 避難区域の28年産米
  21日付け ⇒ http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/03/post_13507.html

 ★ (福島)県はコメの価格低迷は離農者の増加や担い手の帰還を鈍らせる可能性もあるとみる。「引き続き風評の払拭(ふっしょく)や営農再開支援に努める」(県水田畑作課)としている――そうだ。

Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 |

2016-03-21

〔テクノロジー犯罪を許してはならない!〕☆ 2011年3月1日、ワシントンで開かれた「生倫理問題・大統領委員会」公聴会で、電磁波などの照射被害(拷問、脳内への音声注入、マインドコントロール)の被害者が次々に証言 ―― ニューヨークの有名女性建築家、サンドラ・フィールズさんは 「11年間、電磁波攻撃・拷問(electro-magnetic radiation torture)にさらされ、自宅アパートを放棄した」と告発

 ★ 日本でも国会、あるいは政府担当機関が公聴会を実施し、実態解明に乗り出すべきだ。

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 ★ 日本でもNPO「テクノロジー犯罪被害ネットワーク」が、安倍首相に対して「要望書」 を提出するなど訴え続けているが、なぜか、一顧だにされない事態が続いている。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ 「生倫理問題・大統領委員会」公聴会・議事録

  ⇒ http://www.jeffpolachek.com/mind-control/2011-bioethics-hearings

          *

〔★は大沼〕 ◎ 関連 〔電磁波拷問を許すまじ!〕◇ 「全米全州、1500人もの被害者が、わたしに直接、電磁波被曝・非電離放射線被曝被害を訴えて来ている」―― 米テキサス州の医師、ジョン・ホールさんが、ホワイトハウスの「生倫理問題研究・大統領委員会」に招請され、証言!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/post-c241.html

Posted by 大沼安史 at 06:04 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 福島県 「県中浄化センター(郡山市)」、ことしになっても「下水道・活性汚泥」から、「放射性ヨウ素」を検出 1月17日~31日まで2週間連続・連日 ◆ 1月18日には最高値210ベクレル/キログラムにも! ★ ≪100ベクレル「基準」≫ の倍! 深刻な事態では? しかも当日はかなりの雨。「雨」に放射性ヨウ素が含まれていたのではないか? フクイチ放射能の「黒い雨」―― 臨界継続?!

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 ★ ことし1月18日、郡山には27.5ミリの降水量があった。

 同センターは「流入水」もあるというから、家庭排水だけではなく、雨水がそのまま、下水道に流れ込んだものと見られる。

 そこで、この210ベクレル!

 19日も182ベクレル、20日も159ベクレルと高水準が続いた。

 これは「雨水」に放射性ヨウ素が混じっていた可能性を示すものではないか?

 フクイチは臨界が断続的に続いているのではないか?

          *

 〔★は大沼〕◎ 下水道終末処理場放射性物質濃度モニタリング結果(県中浄化センター)脱水汚泥 (H28.1月)
 ⇒ http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/153122.pdf

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Posted by 大沼安史 at 03:51 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 東京に避難し母子3人で暮らすひかるさんは怒りを詩にした。――「わたしの命は8万円」「ばかにすんじゃねえ!」。怒りを詩で表現した。/ 静岡県に避難した2児の父、克己さんも詩に書いた。 「お父さんとお母さんが、ずっと守ってあげるからね」「先に死んでしまっても、ずっとずっと守ってあげるからね」

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 ◇ 原発事故で福島から避難した父親や福島に残って放射線防護に奔走する母親らが20日、都内で開かれた「ちくりん舎シンポジウム」で5年間の苦悩を語った。

 共通するのは「わが子を被曝のリスクから守りたい」という想い。そして、子どもを守ろうとしない国や行政への怒り。

 親戚や友人から「変わった人」、「恥さらし」と言われても、わが子のために闘い続ける親たちの声は、ともすれば原発事故などなかったかのように毎日を送ってしまう私たちに、鋭い刃となって突き刺さる。

          *

 ◎ 民の声新聞(鈴木博喜さん) / 母の決意、父の誓い。「ずっと守ってあげるからね」~わが子の放射線防護に奔走した5年間
 (20日付け)⇒ http://ameblo.jp/rain37/

Posted by 大沼安史 at 03:30 午後 |

◇ NPO「テクノロジー犯罪被害ネットワーク」が「みんなで知ろう! テクノロジー犯罪と嫌がらせ犯罪」フォーラムを 4月17日 東京 / 5月15日に大阪で開催 

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 〔★大沼〕 ◎ NPO「テクノロジー犯罪被害ネットワーク

     ⇒ http://www.geocities.jp/techhanzainetinfo/

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 ★ NPO「テクノロジー犯罪被害ネットワーク」は、どのような「被害」を受けるか、一般向けに、以下のように説明し、理解を求めています。

          *

 ◆ 周囲の状況に関係無く、ある時期から不自然な音声や会話が聞こえるようになる。

 精神状態とは一切無関係で、連日途切れる事無く何年も続くという報告が多く、 自分の知らない言葉や事実が混じるなどのケースもみられます。

  ・近隣の家などの方向から、トラブルを生むほどのしつこい騒音等が聞こえるようになる

  ・誰にも知られるはずのない被害者の室内の行動に合わせて、騒音や声が聞こえてくる

という報告が多くあります。

 また実際の近隣トラブルと誤認されているケースも存在します。

受ける被害は、「身体に不自然な痛みや刺激等を加えられる」・ 「頭部や胸部(心臓)を狙った激痛」・「眼球への刺激」・「皮膚への火傷様の痛み」・「かゆみ等」、多種多様です。

 いずれも体調とは一切無関係で、声被害と連動したり、急に始まり突然おさまるなどの報告が多く聞かれます。

 
 ◆ 被害者の家や周辺にある電気製品が頻繁に誤作動や故障をしたり、使用するパソコンに高い頻度でフリーズや誤作動が起こる。 等々。

 この犯罪には被害者を撹乱させて、周囲から孤立させ追い込もうとする意図があります。

時として被害者の話に混乱部分が混じる場合もありますが、

「~のような状況を作られる」被害であるという点を念頭に置いた上で、聞いて頂きたいと思います

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 ★ 以下は、同NPOの全国確認被害者の都道府県別状況です。

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Posted by 大沼安史 at 03:07 午後 |

2016-03-20

〔オウム事件を防げず、山口県周南市、岡山県真庭市在住の工学者、物理学者が放射能線・電磁波被曝被害を実測データをもとに訴えているのに実情把握にも動こうとせず、「テロの未然防止に全力」と言う安倍首相よ! 国民保護があなたの最大の使命ではないか?〕

 ★ 写真はN先生のガンマ線被曝写真!

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 ◇ 岡山県真庭市の物理学者のN先生が被害写真つきで訴え
    ⇒ http://www.geocities.jp/tthdt960/page004.html

  ◎ 裏組織(ハイテク暴力団)は偽物の電子機器の中に放射性物質を入れて持ち歩いて人を狙います。

 また車やバイク・スクーターに放射性物質を搭載して人を狙います。

 放射性物質(ガンマ線源・中性子線源)は米粒の半分ほど有れば人を攻撃できる為、偽物の携帯電話や小型ゲーム機、ノートパソコン等の電子機器の中に入れて持ち歩き、液晶画面を見ながら操作して人を攻撃します。

 また、リモートコントロールで攻撃することも有ります。

 偽物の携帯電話や小型ゲーム機、ノートパソコン等にはガンマ線源が入っていることが多く、電車の中や駅のホームで至近距離からよく狙われます。

 頭が狙われると急に頭がクラクラします(放射線宿酔)。

 車で走行中に前後の車から狙われ、特に後の車からよく狙われます。

 また、停車・駐車しているときに、前後左右の車やバイク・スクーターからよく狙われます。

          *

  ◎ この犯罪組織は通常の暴力団ではなく、ハイテク技術を悪用するハイテク暴力団です。

  特に医療知識や医療技術、電気電子技術を悪用します。

  放射線だけでなく、化学物質、薬品、細菌(風邪の菌やその他の菌)、ウイルスを用い、盗聴・盗撮、家宅侵入もします。

  この組織は悪人風・遊び人風の暴力団員や一般人風の暴力団員、不遇な人達から構成されています。

  善良な市民を装い、偽善者ぶるのが得意です。幼い子供から老人まで家族全員が犯罪者で、放射性物質を持ち歩き、リモートコントロールで狙って来ます。

  子連れ、赤ちゃん連れ、子供、老人は要注意です。標語が大好きです。「こども110番」「みまもり隊パトロール中」「環境にやさしい天然ガス自動車」など。

 

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 ◇ 山口県周南市の工学者、A先生の訴え
   ⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/b5f4f1df68f285dbf5003808c0db7560

 ★ 写真は、中性子線専用測定機などの測定画面!

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 ★ わたしは両先生のことも心配だが、こうした集団放射線・電磁波照射攻撃(ストーキング)に使われているみなさん自身が被曝しているのではないか、と思って、こちらもまた心配になる。

 たぶん、あの男は「社会の敵だ」とかナントカ、吹き込まれて、攻撃に参加している方もいるのだろうが、自分のしていること(させられていること)が、相手を被曝させ、下手すると死に至らしむうる凶悪な加害行為であることを知る必要がある。

 だまされて参加させられていたとわかった人は、すぐ警察に通報して、加害集団の摘発に協力すべきだ!

Posted by 大沼安史 at 08:58 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 「われわれの予測では、WHO、日本政府が出したデータによっても、こんご1万人から6万6000人の癌の過剰発症があり、これ(フクイチ核惨事被曝)により、その半数が死に至る」―― ノーベル賞受賞団体の「 社会的責任を果たすための医師団(PSR)」がフクイチ放射能被曝による発癌被害で警告・予測レポート

 ・ We estimate 10,000-66,000 excess cases of cancer, half resulting in death from this event, even using the underestimated radiation emission data from the WHO and the Japanese government.

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 ★ どうやら(やはり)、わたしたちはこんご、過酷な状況を生きることになりそうだ。

 WHO・日本政府の「データ」を使った予測でも、このありさま。

 最大3万3000人がフクシチ核惨事放射能で癌死するという予測!

 これは、まだまた過小な予測と見るべきだろう。

 わたしたちは、こう事態を生きていかねばならない。

 ということは――これ以上の被曝は最小限に抑えなければならない、ということだ。

 高汚染被曝地からの移住はだから絶対必要である!

 原発再稼働も絶対にしてはならない!

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 〔★は大沼〕  ◎ Physicians for Social Responsibility(PSR) : 5 Years Living With Fukushima(フクシマとともに5年を生きる)
 (今月9日発表)⇒ http://www.psr.org/resources/fukushima-report-2016.html

Posted by 大沼安史 at 08:05 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 「わたしの考えでは、フクシマはもう住むことができないと宣言すべきである。東電は核惨事で避難を余儀なくされ全てを失った人々に対し、法的責任を負うべきである。そうわたしは思うが、それが実行されると、たぶん日本は破産するだろう」 ―― 小出裕章さんへの徹底インタビュー「フクシマ核惨事のインサイダー暴露」が英訳されで、国際社会に拡散開始! 

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 ・ In my view, Fukushima should be declared uninhabitable and the government and TEPCO should bear a legal responsibility for the people displaced and dispossessed by the nuclear disaster. That's what I think, but if that were to be done, it would likely bankrupt the country.

〔★は大沼〕 ◎ エコロジスト Koide Hiroaki: an insider's exposé of the Fukushima nuclear disaster
 ⇒ http://linkis.com/www.theecologist.org/mDkKb

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 ★ これは小出さんがこれまで言い続けてきたことだが、「フクイチ核惨事」が5周年を迎えるなか、収拾への現実的な展望がみえない状況で中で、あらためて聞かされると――ああ、もう、ほんとうに取り返しのつかない、とんでもないことを仕出かしてくれたのだな、と思わざるを得ない。

 小出さんはインタビューで「放射線管理区域」に指定しなければならない汚染地域の面積が福島、千葉・東京の一部など14万平方キロに達し、おそらくは1000万人を超す人びとが汚染地帯に暮らさなければならなくなった、と指摘している。

 ・ So the question becomes how many places or how much area has been contaminated beyond 40,000 Bq/m2? And according to the investigations, that answer is 140,000 km2. The entirety of Fukushima prefecture has been contaminated to where all of it must be declared a radioactivity management area.

 Indeed, while centred on Fukushima, parts of Chiba and Tokyo have also been contaminated. The number of people living in what must be called a radiation-controlled area is in the millions, and could exceed ten million.

 For me, if Japan is in fact a nation governed by the rule of law, I believe the government has the responsibility to evacuate these entire communities. Instead of taking a proper action to secure people's livelihood, the government decided to leave them exposed to the real danger of radiation.

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 ★ 小出さんはさらに、(原発推進・再稼働推進の)自民党内外の人びと(those in and around the LDP )が「人びとに犠牲を強い、責任を最大限背負わずにやり過ごそうことを決めた(They've decided to sacrifice people and get by taking on as little burden as possible. )、と手厳しく批判している。

 漫画の「美味んぼ」の雁屋さんは「フクシマ核惨事」の犯人の一人ではなく、むしろ、核惨事を引き起こした日本政府の当局者こそ「犯罪人(the criminals)」である――と。
 ・ But Kariya, the author of Oi shinbo, is not one of the criminals responsible for the Fukushima disaster. Rather the government officials who caused the Fukushima disaster are the criminals.

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 ★ わたしが小出さんのこの詳細なインタビューを知ったのは、(またしても)ヘレン・コルディコットさんのツイッターで、だった。

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 コルディコット女史のツイートは、全世界の関係者にひろく読まれいる。

 国際社会は、この小出さんインタビューで、あらためて日本政府、東電の無責任ぶりを知ったことだろう。

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 〔★は大沼〕 ◎ エコロジスト Koide Hiroaki: an insider's exposé of the Fukushima nuclear disaster
 ⇒ http://linkis.com/www.theecologist.org/mDkKb

Posted by 大沼安史 at 07:19 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 2020年の東京オリンピックについて、こんな警告風刺画つきのツイッターが国際社会に拡散している! ノーベル受賞のヘレン・コルディコット女史が告知リツート! 

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 # 東京被曝リンピック 実験リンピック 勝つだろうか? 生きのびるだろうか?

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〔★は大沼〕

  ★ 日本政府と東電は「柏崎」あたりを再稼働させ、「祝・原子力復活五輪」を華々しく開催するつもりなのでは?

Posted by 大沼安史 at 06:30 午後 |

〔夕陽村舎日記〕  ☆ 翠点

 山形の春は、山の春だ。

 山が春になっていく。

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 わたしたちが昨年から住む山形市に、千歳山という三角山がある。

 そこに出羽・物部氏の碑がある。

 市街を見下ろす公園には、なかなか美男の仏さま(の像)がいる。

 若い頃、山岳修行時代の空海さんが、ここにも――この千歳山にも足を運んだ――ように思う。

 出羽三山に入った折に。

 直観だが。

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 千歳山公園から見はるかす、早春の「白い山」は、空海さんの時代と変わらないはずだ。

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 雪が消えた山膚に緑が点在し始めた。

 その、あさみどりの芽のような点在に、南方熊楠さんの言った、あの「翠点」を思う。

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 去年の秋だったか、「記念館」を見学した帰りのバスのなかで、熊楠さんの「声」を聴いた人がいたそうだ。

 いや、ほんとに。

 その「言葉」を、わたしが翻訳(?)すれば、こうなる。

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 いよいよだ。あさみどりが立つ。

 もうすぐだ。

 伝説の「あまのぬぼこ」が立つ。

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 山形のわたしたちの部屋のラジオが受信不能になり、爆音に近い、猛烈なノイズ(パルスのような)を響かせている。

 ラジオが聴けなくなって残念だが、その猛烈な不協和音のなかにも、さみどりの希望が一筋に流れているような気がする。

 そう聴こえる。

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 山桜の咲く日が、着実に、近づいている。

 ニッポン、翠点の春。

Posted by 大沼安史 at 09:14 午前 |

2016-03-19

〔電磁波拷問を許すまじ!〕◇ 「全米全州、1500人もの被害者が、わたしに直接、電磁波被曝・非電離放射線被曝被害を訴えて来ている」―― 米テキサス州の医師、ジョン・ホールさんが、ホワイトハウスの「生命倫理問題研究・大統領委員会」に招請され、証言!

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 ★ 日本でも「電磁波拷問」などの訴えが全国各地で噴出している! 

 米大統領府も動いた! 日本の国会、厚労省、あるいは警察庁は直ちに公聴会を開いて、実態の把握に乗り出してほしい!

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 ★ ジョン・ホール医師は大統領委員会での証言で、

 ① マイクロ波聴覚効果、超音波スペクトラム、脳波クローニングを使った遠隔攻撃が、一般家庭に対して行なわれている

 ② 医学的研究というより軍事研究開発で行われているようだ

 ――と、調査結果を明らかにした。

          *

わ ★ 日本でも、カルト闇部隊、ハイテク暴力団などがやり放題の犯行を続けているようだ。

 自殺誘導や集団強姦事件も発生しているという。

 警察は動いてほしい!

 

          *

 〔★は大沼〕 ◎ (2011年3月1日) 公式証言記録 ⇒ http://bioethics.gov/node/203

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 ◎ 関連(本ブログ既報) 〔監視衛星を不正使用した電磁波拷問・性犯罪を許すまじ!〕◆ 米テキサス州の医師、ジョン・ホールさんのすまじい体験記が映画化 ★ ホールさんは衛星通信を悪用した脳内音声注入攻撃に負けずに、ギャングレイプ被害に遭った、有名女優似のガールフレンドを守ろうとした人だ。
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/01/post-673e.html

          *

 ・ I personally corresponded with upwards of 1500 victims all complaining of identical complaints from every state in the nation of being exposed to electromagnetic radiation, non-ionizing radiation .

 ・ As a physician, relative to some of what you are hearing today, in the community we are seeing an alarming rate of complaints of use of electromagnetic weapons. Microwave auditory effects, silent sound spectrum, EEG cloning, which has taken the lab out of the laboratory and into the home. Most of these from the research that we have reviewed can be done remotely. It seems to be more weapons research than medical research.

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Posted by 大沼安史 at 07:50 午後 4.電磁波被曝問題 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ NHKは番組に出演する矢ヶ崎克馬さんの説明用「内部被曝データ・フリップボード」を回収?し、番組開始前、矢ヶ崎さんへの「手渡し」を拒否していた! 琉球大学の矢ヶ崎・教授が、琉球新報・連載「隠される内部被曝」で衝撃の事実を明らかに! NHK側に文書で経緯を説明するよう求めたが、応じてもらえず! ―― ★ これはBPO(放送倫理・番組向上機構)が徹底解明すべき大問題である!

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 ◇ 「私は、日本の小児がんの死亡率が1945年の原爆投下後5年で3倍に跳ね上がっていることを示すデータをフリップボードにしてもらった。

 内部被曝によるヒバクを世代で初めて明かにたデータである。

 出演前夜、シナリオを渡され午後10時過ぎまで打ち合わせをした。

 ところが翌朝、NHKに赴くととディレクターから、時間が足りず昨夜のシナリオ通りいかないことを告げられた。

 スタジオに入ると私の足下にあるはずのフリップボードがない。近くの職員に「持ってきてください」と頼んだが、渡せないとう返事」 (琉球新報連載「隠される内部被曝」・上より)

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〔★は大沼〕 ◎ シカゴ大学「アトミック・エイジ」 ⇒ https://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/2016/03/18/%e9%9a%a0%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e5%86%85%e9%83%a8%e8%a2%ab%e6%9b%9d%e3%80%80%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e5%8e%9f%e7%99%ba%e4%ba%8b%e6%95%85%e3%81%ae%e7%9c%9f%e7%9b%b8%e3%80%94%e4%b8%8a%e3%80%81%e4%b8%ad/

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 (上)⇒ https://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/files/2016/03/%EF%BC%93%E6%9C%88%EF%BC%91%EF%BC%96%E6%97%A5%E3%80%80%E7%9F%A2%E3%82%B1%E5%B4%8E%E3%80%80%E9%9A%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%86%85%E9%83%A8%E8%A2%AB%E3%81%AF%E3%82%99%E3%81%8F%E3%80%80%EF%BC%91.pdf

 (中)⇒ 

 (下)⇒ https://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/files/2016/03/%EF%BC%93%E6%9C%88%EF%BC%91%EF%BC%96%E6%97%A5%E3%80%80%E7%9F%A2%E3%82%B1%E5%B4%8E%E3%80%80%E9%9A%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%86%85%E9%83%A8%E8%A2%AB%E3%81%AF%E3%82%99%E3%81%8F%E3%80%80%EF%BC%91.pdf

Posted by 大沼安史 at 06:13 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 「フクイチ近海の放射能汚染、過去3年の放射能レベルかそれを超える状態」 ―― 太平洋の対岸、米オレゴン州ポートランドのTV局が「ウッズホール海洋研」の調査結果をもとに警告報道 / 「放射能汚染水の漏洩が続いているのではないか。日本側が汚染水の流出はすべて止まってと言っている。それなのに、これはちょっとした驚きだ。われわれは危機を脱していない」(ケン・ベッセラー研究員)

★ 日本政府は「免震タンク群」を早急につくり、放射能汚染水を移して、次なる大地震に備えるべきではないか?

 太平洋の対岸からも、「フクイチ放射能汚染水」に対する厳しい見方が出ている

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 ★ 放射能汚染水による海洋汚染の拡大に、対岸のアメリカ人たちもまた、神経をとがらせている。

 ウッズホールのベッセラー研究員は、フクイチ構内のタンクに、事故後、大放出された以上のストロンチウムがあり、(それが太平洋に漏れ出る)破局が起きれば、米西海岸は3~5年のうちに、壊滅的な汚染をこうむることになりなかねれない、と警告している。
 ・ “There is a lot more strontium on the site in the tanks than was ever released in 2011,” Buesseler said. “A catastrophe today could change things completely in three to five years on the West Coast.”

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 ★ これはフクイチをたとえば再び大地震が襲い、汚染水貯蔵タンク群が破壊・倒壊されれば、米西海岸もまた終わりかねないという警告である。

 東電・日本政府は「免震タンク群」を新設し、汚染水を移すべきではないか?

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 ★ ポートランドTV局の報道は、核燃がメルトスルーして地下に沈降、周辺土壌と地下水をとめどもなく汚染して、放射能が太平洋に流れ込むことが、最悪シナリオのひとつ、としている。
 ・ In a worst-case scenario, the fuel would melt through the steel-reinforced concrete containment vessels into the ground, uncontrollably spreading radiation into the surrounding soil and groundwater and eventually into the sea. 

 しかし、これはすでに起きていることではないのか?

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 〔★は大沼〕 ◎ KGW : Crisis continues 5 years after Fukushima(フクシマから5年、危機は続いている)
 (7日付け)⇒ http://www.kgw.com/news/crisis-continues-5-years-after-fukushima/72446378

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 ・ Radiation in the Pacific Ocean near Japan’s Fukushima nuclear plant is at levels as high, or higher, than has been measured in the past three years, as the crippled plant continues to bleed contamination into the sea, new results from a Woods Hole Oceanographic Institution research cruise show.

“We think it’s related to the ongoing leaks,” said Ken Buesseler, a Woods Hole chemical oceanographer who is among a handful of scientists studying the contamination and its path across the ocean to North America. “It’s a little surprising and contrary to claims they’ve stopped all flow. So we’re not out of the woods yet.”

Posted by 大沼安史 at 05:32 午後 |

〔フクシマから始まる、原発のない地球!〕◇ 米国のギャラップ世論調査で、はじめてアメリカ人の過半数(54%)が「原発(原子力)」に「反対」を表明 ★ 流れはアメリカでも変わった! それなのに原発再稼働に狂奔するアベノ死の灰政権!

 ◇ フクイチ核惨事の直前、2011年3月の初め段階での、ギャラップ世論調査では、アメリカ人の過半数(57%)が原子力(原発)に賛成していた。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ GTM(グリーン・テク・メディア) Majority of Americans Oppose Nuclear for the First Time. Are Gas Prices the Reason?
 (18日付け)⇒ http://www.greentechmedia.com/articles/read/a-majority-of-americans-oppose-nuclear-energy-for-the-first-time1

Posted by 大沼安史 at 04:42 午後 |

2016-03-18

〔米大統領選〕◇ 米国の反原発運動家、ハーベイ・ワッサーマンさんが、サンダースさんにエール! 「バーニーよ、走れ! われわれは大統領候補を指名する民主党大会を超えて、バーニーを必要としている」★ これはヒラリーが民主党候補に指名されても、サンダース氏に独立候補として大統領選に出馬せよ、ということなのか?

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 ★ 米大統領選には民主党、共和党以外の候補も出馬する。

 サンダースさんは「第3の候補」として大統領本戦を闘うこともできるのではないか?

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 〔★は大沼〕 ◎ コモンドリームズ Run, Bernie, Please Keep Running
 (17日付け)⇒ http://www.commondreams.org/views/2016/03/17/run-bernie-please-keep-running

Posted by 大沼安史 at 08:14 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ ≪バンクーバー平和哲学センター≫ 福島県庁が新聞(東京新聞)全面広告 ―― ≪311の五周年、福島県が新聞に出した全面広告を見て―「誇張された福島」は「そこにはありません」なのか!!!≫

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          *

 ◇ しかしこの広告を見て思う。

 311の5周年という大事な節目に、福島県が県民の税金を使って発するメッセージが、これなのかと。

 あまりにも情けないのではないかと。

          *

 ★ 平和哲学センターの言う通りだ。

 「お時間があれば今度ぜひいらしてくださいね。

 ふらっと、福島に。

 いろいろな声によって誇張された福島はそこにはありません」

          *

 ★ 同センターはこう指摘する。

          *

 原発事故でばら撒かれ、いまも川、海、土壌、空気にある放射性物質のことをいうことを「誇張」と言っているのだろうか。

 日本の首相は「誇張」どころか、「アンダーコントロール」と嘘をついてオリンピックまで招致した。東京を含む関東全域にも深刻な汚染地域はあるのに。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ (12日付け)⇒ http://peacephilosophy.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html

Posted by 大沼安史 at 08:03 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 米スタンフォード大学の原子力安全問題の専門家、ロドニー・エウィング(international nuclear industry)教授が、「フクシマ 3つの教訓」を発表・警告 ★ 安倍政権は「3つの教訓」のすべてに背を向け、日本国民が背負うリスクをトリプル化している!

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 ① 教訓その1:「フクシマの悲劇を‘事故’としてはならない」
 Lesson One: Avoid characterizing the Fukushima tragedy as an 'accident'

 エウィング教授は――日本は津波の怖さをよく知っているはず、非常用発電機は6号機周辺に配置すべきだった。準備を怠った悲劇だから、「事故」と呼ぶべきではない、と指摘している。 

 ② 教訓その2: 「リスク」の意味を考え直せ。
 Lesson Two: Rethink the meaning of 'risk'

 教授は、――日本はひとつの原発のリスクに限定して考えるのではなく、日本列島の海岸線の各地に原発が立地し、そのいずれかをたとえばこんご100年のうちに津波が襲った場合、どうなるかという観点で原発リスクをとられるべきだ
、と指摘している。

 なるほど、個別原発でなく、日本列島の沿岸原発の全てをひとまとめにしたリスク判断をすべきということか?

 そう、この国は狭い島国なのだ。

 「日本諸島原発群」に対する津波リスクを考えるべき、というわけか!

 ③ 教訓その3:原子力の問題は(それだけで終わることではなく)再生可能エネルギーの未来との関連で考えるべきだ。
 Lesson Three: Nuclear energy is strongly linked to the future of renewables

 教授は――脱原発のドイツが、日本とは比較にならないくらい地殻が安定した国にもかかわらず、同時にまた炭酸ガスの放出を削減し、再生可能な自然エネルギー開発に投資し、そのコストをドイツ国民が喜んで引き受けていることをを評価している。

 それに比べ、「再稼働しかない」と暴走するアベ政権の愚かさといったら、ない!

 日本国民は未来につながるコストであればいくらでも背負うけれど、未来を閉じるリスクを背負わされるのは御免である。

          *

 ★ アベ政権はこの「3つの教訓」の全てに背を向けている。

 「親放射能派が再稼働、再稼働と、わー、わー、騒いでいる」ような愚劣な政権である。

 これはもう、3拍子そろったナントカではないか!

 

          *
 
 〔★は大沼〕 ◎ スタンフォードNEWS Fukushima five years later: Stanford nuclear expert offers three lessons from the disaster
 (4日付け)⇒ http://news.stanford.edu/news/2016/march/fukushima-lessons-ewing-030416.html

Posted by 大沼安史 at 05:31 午後 |

2016-03-17

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ AP通信が特報 : 南相馬の寺に除染作業員の無縁仏 6体の遺骨! 彼らは「除染の兵隊("decontamination troops" )」 / 引き取り手なし / 寺の住職は言った、「5年後も除染は続いているはずだ。無縁仏の骨壺はさらに増えることだろう」

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 ★ AP通信の「南相馬発」の調査報道は、除染作業員に対する搾取の例として、カリノいわき市議の以下のような証言を掲載している。
 「無料のはずの食費や宿泊費を取られることもある」と。
 ・ Karino said workers are sometimes charged for meals or housing they were told would be free, he said, and if they lose jobs or contracts aren't renewed, some go homeless.

 ★ そして労基署が昨年上半期だけで70件近い、雇用側による、賃金不払いや被曝検査違反などの不法行為を調査するという、法令違反の横行! 最近も数件の逮捕事例が。

 ★ マスコミに話をするなと作業員に口止め。

          *

 ★ 被曝地除染地帯が(かなり)無法地帯と化している!

 環境省、厚労省は作業員保護を強化すべきだ。

 「慣行」だからと言って、下請けピンハネを見流してばかりいてはならない。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ AP Fukushima 'decontamination troops' often exploited, shunned (「除染の兵隊たち」はその多くが搾取され、避けられている)
 (10日付け)⇒ http://bigstory.ap.org/article/8c755a99b83d40439b9d615373dbde2a/fukushima-clean-workers-bottom-contractor-system

          * 

 ・ The ashes of half a dozen unidentified laborers ended up at a Buddhist temple in this town just north of the crippled Fukushima nuclear plant. Some of the dead men had no papers, others left no emergency contacts. Their names could not be confirmed and no family members had been tracked down to claim their remains.

 ・ They were simply labeled "decontamination troops" — unknown soldiers in Japan's massive cleanup campaign to make Fukushima livable again five years after radiation poisoned the fertile countryside.

 ・ One resident grateful for the workers is Hideaki Kinoshita, a Buddhist monk who keeps the unidentified laborers' ashes at his temple, in wooden boxes and wrapped in white cloth.

 "We owe a lot to those who clean this town, doing the work that locals don't even want to," he said.

 Minamisoma city official Tomoyuki Ohwada said the worker population should decline next year, when intensive decontamination efforts are scheduled to end. But Kinoshita believes many will still be needed, given the amount of work left to do.

 "There is no end to this job," Kinoshita said. "Five years from now, the workers will still be around. And more unclaimed ashes may end up here."

Posted by 大沼安史 at 06:08 午後 |

〔安田純平さん〕◇ やはり武装過激派(ヌスラ戦線)に拘束されていた。ビデオ・メッセージで生存を確認! ヌスラ戦線、日本政府に身代金を要求の構え

 ◎ ジャパン・タイムズ ⇒ http://www.japantimes.co.jp/news/2016/03/17/national/nusra-front-linked-video-appears-show-japanese-journalist-missing-syria/#.Vuom6ZVJkqQ

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Posted by 大沼安史 at 12:45 午後 |

〔米大統領選〕◇ サンダースさんのアリゾナ州フェニックスでの「闘い継続」大集会を、全米の有力TVチャンネル(3大ネット&ケーブル)、総シカト! ★ サンダース封じ込めがますます露骨になっている。

 〔★は大沼〕◎ ハフポ All Three Networks Ignored Bernie Sanders' Speech Tuesday Night, 'Standing By For Trump'
 ⇒ 
http://www.huffingtonpost.com/entry/all-three-networks-ignored-bernie-sanders-speech-tuesday-night-promising-trump-would-be-speaking-soon_us_56e8bad1e4b0860f99daec81?section=politics

 ◎ コモンドリームズ Blackout Tuesday: The Bernie Sanders Speech Corporate Media Chose Not To Air
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/16/blackout-tuesday-bernie-sanders-speech-corporate-media-chose-not-air

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Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 |

〔米大統領選〕◇ サンダースさんチーム フロリダ州などでの敗北後、「闘い継続」を表明 「後半戦がある。逆転の手ごたえ」/ ヒラリーが「反TPP」鮮明に ★ アベ政権の「とりあえず総選挙に勝って、あとで手のひら返せばいい」戦術を学んだのだろうか?

 〔★は大沼〕 ◎ ニューヨーク・タイムズ Bernie Sanders Team Says It Still Has Path Forward After Losses
 ⇒ http://www.nytimes.com/politics/first-draft/2016/03/16/bernie-sanders-team-insists-it-still-sees-a-path-forward/

 ◎ 朝日新聞 クリントン氏、反TPP奏功 民主
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S12261578.html?_requesturl=articles%2FDA3S12261578.html&rm=150

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Posted by 大沼安史 at 09:26 午前 |

2016-03-16

〔インド・カクラパー原発〕 ◇ フクイチ5周年の「11日」に緊急停止 ◆ インド有力紙、「マイナー事故」と報道するも、前インド原子力規制委委員長のゴパラクリシュナン博士が「重水(冷却材)喪失」の恐れ、と警告しており、警戒が必要だ!

  ◎ インディアン・エキスプレス Gujarat’s Kakrapar Incident: ‘Minor’ leak and a build-up in pressure - See more at: http://indianexpress.com/article/india/india-news-india/gujarats-kakrapar-incident-minor-leak-and-a-build-up-in-pressure/#sthash.aS8iL1tB.dpuf
 (16日付け)⇒ http://indianexpress.com/article/india/india-news-india/gujarats-kakrapar-incident-minor-leak-and-a-build-up-in-pressure/

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 ◎ カウンターカレント India’s Former Nuclear Regulator Says, Govt Might Be Hiding A Serious Accident Underway In Gujarat
 (13日付け)⇒ http://www.countercurrents.org/sundaram130316.htm

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Posted by 大沼安史 at 05:55 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 東電 フクイチの防護服、手袋、木材など燃やす「雑固体廃棄物焼却設備」を18日から本格運用 / 今月上旬まで1か月間、試験焼却で、すでに42トンを処理 / フクイチ構内の伐採木材9万m3 ★ プルトニウムなどに汚染された廃棄物の焼却で、「基準内で安全な」プルームが風下を襲うことになる! ほんとうに安全なのか、第三者機関の検証、立入検査などが必要ではないか?

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〔★は大沼〕 ◎ 福島民報 18日に本格運用 第一原発の焼却設備 東電廃炉作業の廃棄物減容化
 (16日付け)⇒ http://www.minpo.jp/news/detail/2016031629609

 ★ 東電によると、試験焼却で「排ガスなどに含まれる放射性物質の量は検出下限値未満だった」そうだ。

 ということは検出下限値を下回る放射能の環境放出が継続していた恐れがある。

 フクイチ周辺で空中線量が、ここしばらく高かったのは、この試験焼却プルームによるものではないか?


 東電が15日に発表したところによると、フクイチ1~4号機からの2月の放射性セシウムの放出量は毎時22万ベクレル未満(ということは2月一か月間で1億5312万ベクレル未満)で、1月の毎時55万ベクレルの4割にとどまった。 (⇒ こちら) 

 ということは(やはり)、フクイチ周辺の空中線量上昇基調は、「1~4号機放出プルーム」以外に原因がある――ということになる。

          *

 
 18日から本格稼働だそうだ。

 風下になる地域の人びとは注意が必要なようだ。

          *

 ◎ 参考 スイス気象台フクイチ大気拡散予測
      ⇒ http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

 ◎ ホワイトフーズ 空中線量 ⇒ http://news.whitefood.co.jp/radiationmap/

Posted by 大沼安史 at 05:17 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真実〕◇ AERA / 「子孫のためになることを」独の反原発作家 日本の政策に憤りも 「日本の人はおとなしい。子どもと自分の命を大事にし、そのために闘わなければならない」―― 『みえない雲』作者のグードルン・パウゼヴァングさん(88)が呼びかけ!

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 ◎ アエラ 抜粋記事
  (3月21日号)⇒ 
http://dot.asahi.com/aera/2016031500152.html

 「長い間『原発事故は起こらない』と言われ、私たちはだまされてきた。過酷事故は1万年に一度しか起こらないと言われていたのに、もっと頻繁に起きている。これからも起こるだろう」と警告し、一方で「たとえ事故が起こらなくても、いずれ金や別の要因により原発は廃れる」と予測。

 日本が進める原発再稼働や原発の輸出についても「現状から学び、子孫のためになることをしようと言いたい」と憤りを隠さない。

Posted by 大沼安史 at 04:55 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真実〕◇ Newsweek日本版 / 福島原発の「グラウンド・ゼロ」、いまだ見えぬ廃炉への道のり ★ 「日本死ねっ」的苛酷な現実を、NHKなどアベノ御用マスコミに代わって、拡散報道!

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 ◇ 溶融した高放射能核燃料を発見するべく送り込まれたロボットは「息絶えて」しまった。地下水の汚染防止をめざして、破壊された原発の周囲を囲む地下の「凍土壁」はいまだ完成していない。

 そして、原発の敷地の周囲に増え続ける一方のタンクに貯蔵された高濃度汚染水をどう処理すればいいのか、関係当局は依然として途方に暮れている。

          *

 ◎ (12日付け)⇒ http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/03/post-4684.php

Posted by 大沼安史 at 04:46 午後 | | トラックバック (0)

〔フクイチ核惨事 6年目の真実〕◇ 「トモダチ作戦」に参加した米海軍艦船(25隻のうちの)16隻が、いまなお、フクイチ放射能で汚染! 米海軍首脳が米軍準機関紙の「星条旗」紙に明言! / 艦内の乗員立入禁止区域が依然として「低レベル」汚染 ★ 東電は、これら米艦船の除染費用を負担しているのだろうか?

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 ◇ 米海軍 空母「ロナルド・レーガン」の空調システム、3年後の2014年段階でも、0.01ミリレム/時の汚染!
  ・  In 2014, three years after the disaster, the Reagan's ventilation system was contaminated with 0.01 millirems of radiation per hour, according to the Navy.  

 ◇ 洋上被曝で水兵たちが東電相手に集団訴訟を提起している空母「ロナルド・レーガン」。

 任務遂行後、1年間にわたって、米ワシントン州の海軍工廠で「ディープ・メンテナンス」。
  ・ The multibillion-dollar ship, projected to last at least 50 years after its launch in 2001, then was taken offline for more than a year for "deep maintenance and modernization" at the Puget Sound Naval Shipyard and Intermediate Maintenance Facility in Bremerton, Washington, according to Navy officials.

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 ★ 1年間もかけて「ディープなメンテナス」とは、それだけ除染に手間取ったということだろう。

 空母「ロナルド・レーガン」はフクイチ・プルームに襲われ、かなり深刻な洋上被曝を強いられたのではないか?

 艦内除染はしかし、100%除去にいたらず、艦内各所がいまなお低レベル汚染が続いているとみられる。

 そんな状態だから「ロナルド・レーガン」はサンジエゴの母校を追い出され、ヨコスカ配備になったのではないか?

 「星条旗」紙はこの空母は2001年の就航以来、50年、現役を続けることになっていた……などと恨みがましいことも書いている。
 ・ The multibillion-dollar ship, projected to last at least 50 years after its launch in 2001, ……

          *

 ★ 米海軍はこれら「トモダチ作戦」被曝艦船の除染費用を、東電に(あるいは日本政府に)請求したのだろうか?
 
          *

 〔★は大沼〕 ◎ 星条旗紙 16 US Ships That Aided Japan Still Contaminated With Radiation
  (14日付け 沖縄・キャンプ瑞慶覧・発) ⇒ http://www.military.com/daily-news/2016/03/14/16-us-ships-that-aided-japan-still-contaminated-with-radiation.html

Posted by 大沼安史 at 04:31 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真実〕◇ 『週刊女性』が、全国の女性たちに、告知報道 ◎「参照すべきマニュアルを参照しなかったことで福島原発の事故被害を拡大させた恐れがあります。マニュアルに従い適切に対処していれば、2号機、3号機はメルトダウンを回避できたのではないか」―― 「社会技術システム安全研究所」主宰の田辺文也さんが問題提起!  

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 ★ 東電がフクイチ事故の核惨事化を招いた疑惑が、『週刊女性』の手で、全国の美容室などを通じて一気に拡散した。

 東電が徴候ベース、シビアアクシデンの両対処マニュアルを参照していなかったでのはないか、との重大疑惑は、田辺文也さんが雑誌『世界』(岩波書店)での連載で指摘していたことだが、今回、女性週刊誌が日本政府の「情報アンダーコントロール」の壁を突破、報道に踏み切ったことで、より広く周知されるものとなった。

 ◎ 田辺文也さんの『世界』での指摘については、本ブログを参照 ( たとえば
 ⇒ こちら  ※ ほかにも関連ブログがあります。関心のある方は、お手数でしょうが、本ブログ右欄の検索エンジンで検索を!)

 
          *

 〔★は大沼〕 ◎ 問われる重大疑惑 ■ 福島第一原発2、3号機のメルトダウンは防げた
 (3月22日号) ⇒ http://www.jprime.jp/tv_net/affair/24928

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 ◇ 「東電は原発事故が起きたときの対処法を記した『事故時運転操作手順書』というマニュアルを用意しています」

 手順書は事故の深刻度順に3種類。まず配管の破断や電源喪失など、何か起きたときにどうすればいいかを書いてある『事象ベース』。

 何が起きているかわからなくても、格納容器の圧力上昇や電源を失って水位が測れないなどの徴候をもとに、何をすべきかガイドしている『徴候ベース』。そして炉心溶融事故への対処法を記した『シビアアクシデント』があるが、「炉心溶融を防ぐための、肝心の徴候ベースを事故時に参照した形跡がない」と田辺さん。

 さらに故・吉田昌郎福島第一原発所長(当時)みずから政府事故調の聴取に応じた際の『吉田調書』で、事故対応がシビアアクシデントに跳んだと証言している。

 福島原発は津波で最終的に全電源を失い、原子炉を冷やし続けることに失敗して温度が上昇し続け、核燃料が溶けて1~3号機までメルトダウンに至った。

「1、2号機はバッテリーと電源盤が水に浸かって使用不能になり、水位が測れず水位不明になった。メルトダウンが起こらないようにするには徴候ベースの手順書に従って、まず、逃がし安全弁という装置を開けて原子炉の圧力を下げ、それから注水しなければならなかった」

Posted by 大沼安史 at 04:01 午後 |

2016-03-15

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 3号機核燃プールへの自衛隊ヘリによる「水投下」……直前2時間余り前の「3・17」午前7時、 米軍トップのマレン統合参謀本部議長から「果敢(アグレッシブ)な行動が必要だ」などと自衛隊の決断を促す電話 ―― 投下を指揮した折木良一元統合幕僚長が明らかに ★ 実は「ヘリによる水投下」は日本側が米側に「公式要請」し、拒絶されていた作戦だった! 米側にドヤされての「決行」だったとは……! 

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 ★ 自衛隊ヘリによる3号機核燃プールへの水投下は、2011年3月17日午前9時48分から開始され、4回にわたり計約30トンが投下された。

 その作戦実施2時間前――ということは、仙台の霞の目基地からヘリが飛び立つ時刻ごろ、マレン統合参謀本部議長が折木良一元統合幕僚長へ、直々に「激励・督促電話」をかけて来た。

 折木氏が中日新聞のインタビューに対し、明らかにした。

 それによると、≪折木氏は米軍が日本政府の事故対応に不信感を抱いていたことを認めた上で「事故後最初の十日間は日米同盟が壊れかねない芽があった」と述べた。≫という。

 ということは、マレン議長は投下作戦直前の段階でも日本側に「不信感」を持っており、投下しないかも知れないと懸念して、念押しの電話をかけてきたわけだ。

 マレン≪議長からの電話は事故後二度目で、この時は強い口調で「自衛隊が最後のとりでだ。決断するのは統幕長しかいない」と言われたという。≫

 折木氏は≪マレン氏の発言について「日本政府の対応を懸念し、自衛隊が姿を見せるべきだという思いがあったと思う」と指摘。「やるべきことをやらないと同盟は壊れかねない。運命共同体ではないという当たり前のことを再認識させられた」と述べた。≫

 作戦決行直前の電話は2度目の電話で、その前にも折木氏のもとへダイレクトで電話が入っていたわけだ。

 この1回目の電話の中身について折木氏は明らかにしていない。

 また、≪折木氏は、作戦は前日夜に十七日実施を決めており、マレン氏の発言は作戦そのものに影響を与えていないとした。≫――という。

          *

 ★ 中日新聞インタビューの文脈からすると、米軍は日本政府(そこにはもちろん防衛省も自衛隊も含まれる)に対し、苛立ちを強め、「自衛隊を投入せよ」と圧力をかけ続けていたことがわかる。

           *

 ★ 真相はどうだったか?

 わたし(大沼)が調べた限りでは、「フクイチへのヘリを使った水投下」作戦は、実は日本側が米側に「要請」していたものだった。

 日本政府の「6項目支援要請」の中に含まれていた。(米東部時間同3月14日付けの米NRC関係メールで確認)

 それが結局、米軍ヘリではなく日本の自衛隊ヘリで決行されることになったわけだが、これが何を意味するかというと、

 米政府は日本政府の要求を拒絶し、「日本がやれ」と逆に迫った!

 ――ということになる。

 米軍にオンブに抱っこの日本政府側に業を煮やしたワシントンが、「お前らが起こした核惨事だろう。お前たちがやれ」と日本側に迫った!

 マレン議長の電話も、そうしたアメリカ側の怒りの表明だったに違いない。

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 ★ 折木氏によると、自衛隊ヘリによる「水投下」を決めたのは、前夜=16日夜。

 ということは、もし日本側が「アメリカ頼みの出動要請」に逃げず、自衛隊ヘリによる「水投下」を初期段階から始めていたら、あるいは核惨事の進行は低減されていたかもしれない……という重大な問題が提起される。

           *

 ★ 「3・11」核惨事の事故対応で教訓とすべきは、自衛隊に本格的な核事故に対する充分な装備・態勢がなかったことだ。

 だから、米軍のヘリ出動を要請し続くけ、挙句に断られ、電話でドヤされながら陸自のヘリを飛ばすようなブザマなことになってしまったのだ。

 アベ政権は再稼働原発事故対策での実効ある自衛隊出動計画・態勢づくりに乗り出すべきである。

 海外派兵より、あしもとの原発事故対策のほうが死活的に重要である。

          *
 

 〔★は大沼〕 ◎ 中日新聞 米軍トップが「果敢な行動」自衛隊に促す 福島原発、ヘリで水投下前に電話
 (7日付け)⇒ http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016030702000074.html

          *

 ◎ 日本政府の米側に対する「ヘリ水投下要請」については、拙著、『世界が見た福島原発災害 4』の37頁を参照。

 

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 ◆ 『世界が見た福島原発災害 4 ―アウト・オブ・コントロール』  

  ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

  ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

Posted by 大沼安史 at 02:02 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 米国の日本研究家、ノーマ・フィールドさん(シカゴ大学名誉教授)が「3・11」5周年で、日本政府に対して怒りを表明 「わたしは驚き、怒っています。放射能にもっとも敏感なこどもたちをふくむ一般の人びとを(被曝作業員並みの20ミリシーベルトもの)被曝させていることは、犯罪的です」

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 ★ 小林多喜二研究でも知られるノーマ・フィールドさんは日本人を母に、アメリカ人を父に持つ知日家だ。

 「3・11」5周年講演で訪れたモンタナ州の大学町で、地元紙のインタビューに答えた。

 放射能にやられやすいこどもたちまで放射能作業職レベルの被曝を強いて恥じない日本政府の非情さに、モンタナの人びとも驚いたことだろう。

 逃がすどころか、帰れといい、帰らないなら住宅補助削減で兵糧攻めする日本の当局のやり口を見て、2020年の「東京オリンピック」開催に首をかしげ出した人も多かったろう。

 ノーマ・フィールドさんは2011年の「3・11」後、6回、日本を訪れたそうだ。

 そのとき会った被曝地の親の一人がノーマさんにこう言ったそうだ。

 「わたしたちはこどもたちを貧困さらすか放射能にさらすか、どちらかの選択を迫られているのです」

 日本政府はフクイチ・ヒバクシャの移住権を認め、「3・11」以前の生活水準を保障すべきである。

          *

 ・ To protect ordinary citizens from harmful radiation, the exposure standard had been 1 millisievert a year. But now the government says it’s OK for the public to be exposed to 20 millisieverts – the level set for workers in radiation occupations.

 ・ “I think it’s absurd. I’m upset and outraged. To expose ordinary people, including kids who are the most sensitive (to radiation), is criminal.”

 ・ During one of her six visits to the Fukushima area, Field said, a parent told her, “’We face the choice of exposing our children to poverty or radioactivity.’”

          *

 〔★は大沼〕 ◎ Five years after Fukushima meltdowns, critic sees more cover-up than cleanup
  (10日付け)⇒ http://www.bozemandailychronicle.com/news/montana_state_university/five-years-after-fukushima-meltdowns-critic-sees-more-cover-up/article_4c64d267-755c-5aca-bf60-3d7e94ad1446.html

 ◎ ノーマ・フィールドさん ウィキ ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

Posted by 大沼安史 at 12:42 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕◇ 山形県の村山地方 2015年度 土壌(0~5センチ)1キロあたり193ベクレル(平均濃度)の放射性セシウムを検出! 前年度(180ベクレル/キロ)より、13ベクレルも上昇 / ◎ 最高値の山形市蔵王温泉、670ベクレルへ、前年度の342ベクレルから、倍近くも急増 / 浄水場、学校でも検出! ★ フクイチ・プルームが山形にも届き、死の灰を降らせている! 五輪「新国立」より前に、「フクイチ密封巨大ドーム」の建設を!

 ★ 上記見出しの◎部分、「最高値の山形市蔵王温泉、670ベクレルへ、前年度の342ベクレルから、倍近くも急増」の部分は、朝日新聞(紙面)の山形版記事から取ったもので、下記の朝日新聞デジタル版記事からは(なぜか)削除されている。

 重要な部分なので、同紙紙面(15日朝刊12版)27頁に明記された文章を書きうつしておく。

          *

 全体で最高値の山形市蔵王温泉が昨年度(★ 2014年度のこと。正確には「前年度」を記すべき)の342ベクレルから670ベクレルとなったほか、山形市の山形中央高校グラウンドが昨年度の42ベクレルから103ベクレルに、寒河江市の寒河江高校総合運動場が、同様に40ベクレルから125ベクレルとなるなど、大幅に上昇した場所もある。

          *

 ★ 蔵王温泉、そして高校グラウンドの「フクイチ死の灰(セシウム)」汚染が逆に進んでいる!

 これは大変なことである。

 朝日新聞が「蔵王温泉」と書いている観測地点は、山形県庁の発表資料では「やまびこ荘跡」で、合算670ベクレルの内訳は、134が140、137が530。

 朝日記事に書かれていない村山地方の、主だった(県庁発表)検出結果は以下の通りだ。

 【東南・村山】
  ◇ 天童市 高原の里交流施設「ぽんぽこ」540(110/430)

  ◇ 山形市 松原第1ポンプ場 237(47/190 ★上水道施設だ!)

 【西・村山】
  ◇ 河北町 谷地西部小学校 272(52/220)

 【北・村山】
  ◇ 東根市 東根小学校 173(33/140)

  ◇ 尾花沢市 常盤小学校 188(38/150)

          *

 ★ 山形県庁はプルトニウムその他の核種による汚染状況も公表すべきである。 
 
          *

 〔★は大沼〕 ◎ 朝日新聞(山形版) 山形)土壌セシウム濃度、最高440ベクレル 調査結果(25日付け)
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH3S4DNHH3SUZHB004.html?_requesturl=articles%2FASH3S4DNHH3SUZHB004.html&rm=382

          *

 ◎ 山形県庁 平成27年度 公共用水域及び土壌環境の放射性物質等の調査結果
 ⇒ http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2016/03/02093227/
 http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2016/03/02093227/press_file01.pdf

http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2016/03/02093227/press_file03.pdf

Posted by 大沼安史 at 11:49 午前 |

2016-03-14

〔あ~あ、これが「いじめ自殺」した中学生を「転校」だと言って済ませた仙台市=元教育長の現市長、奥山恵美子さんの市政の姿だ〕◇ それに比べて、山形市役所は偉いなあ! 29日の日曜日も開庁 平日午後7時まで (仙台市 平日のみ、午後6時30分まで)

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 ★ 仙台市は宮城県知事とダブル汚職で市長が逮捕されたこともある。

 ぼくのふるさと。 ほんと、情けない。

 でも、山形市役所は偉い! 山形市長の佐藤孝弘さんは元経産官僚。「おにぎりや」をやって、失敗した人だ。

 挑戦して失敗――それが、この人の財産だ!

          *

 それに比べて、仙台市長の奥山という人は、ほんと、ダメだな!

 教育長をした人だから、「いじめ自殺=転校」問題で、リーダーシップを発揮するかと思ったら……。責任をとるかと思ったら……

 あ~あ、ふるさと仙台がますますダメになる!

          *

 【仙台市】 ⇒ http://www.city.sendai.jp/shicho/profile.html
 ◇ 3月下旬から4月上旬にかけての引っ越しシーズンは、窓口が大変込み合います。仙台市では、この期間の窓口の混雑緩和と待ち時間の短縮を図るため、区役所の住所変更に関わる窓口を1時間30分延長し、午後6時30分まで。仙台駅前サービスセンターにつきましては通常午後5時までの取り扱い業務(住民異動届・印鑑登録の受付など)を午後6時30分まで延長いたします

 開設時間延長について

 期間  平成28年3月22日(火曜日)から平成28年4月4日(月曜日) (土・日曜日を除く

 時間  午前8時30分から午後6時30分(手続きに時間がかかる場合もありますのでお早めにご来庁ください)
※総合支所の窓口開設時間は午前8時30分から午後5時までとなります

Posted by 大沼安史 at 07:34 午後 |

〔米大統領選〕◇ トランプ氏が、バーニー・サンダースさんを「嘘つき」呼ばわり 「これは脅しじゃないぞ。支持者を送って、サンダースの集会をめちゃくちゃにしてやる」

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★ ノース・カロライナのトランプ集会で、抗議に来た若い黒人女性を「カーボーイハットの白人男性」(トランプ支持者)が殴りかかり、「こんど会ったら、殺されるぞ」とすごんだことに、全米の批判が湧きあがったことへ、トランプ氏のカンシャク玉を破裂させたようだ!

 ★ トランプ氏は、ヒラリーのような「同じムジナ候補」と闘えば組みやすしとして、サンダースさん攻撃を始めているのだろう!

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 ◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/13/its-not-threat-trump-says-hell-order-supporters-disrupt-sanders-rallies

Posted by 大沼安史 at 07:04 午後 |

〔アベ政治を許さない!〕★ Abe agonistes(アベ 大苦戦) ―― アベは「日本経済が(アベノミクスで)景気回復を拒絶しているので」、「5月のG7サミットのあと、消費増税延期を(たぶん)表明するだろう!」 ―― 英「エコノミスト」誌が予想 

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   ★ アベ首相 「税収というのは国民から吸い上げた物でありまして」(1月21日参院決算委) ―― これ以上、吸い上げられ、君らのいいように使われてたまるか!

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 ★ アホノミクス男は「消費増税延期」を「最後の頼み」としている。

 野党は「消費増税撤回」(「延期」ではなく!)、あるいは「5%へ回帰(で元気)」を旗印に結集すればよい!

 ・ That is because, with an economy refusing to show any bounce, Mr Abe may well announce that he is putting off the tax hike (from 8% to 10% and promised for April 2017) a second time. Perhaps he will do so after he hosts a summit for G7 leaders in May. 

 ★ エコノミスト誌によれば、アベノ取り巻きは、「ツキ」が消えないうちに、はやく衆院総選挙を、とせっついているそうだ。

 ・ Some of his colleagues want Mr Abe to hurry up and call a general election sooner, before his luck runs out.

          *

 〔★は大沼〕 ◎ Abe agonistes(アベ 大苦戦) (12日付け) ⇒ http://www.economist.com/news/asia/21694572-will-prime-minister-once-again-postpone-tax-hike-and-call-election-abe-agonistes

Posted by 大沼安史 at 11:09 午前 |

〔アベノ暴走・原発再稼働列島〕◇ (東京新聞): 「新基準による審査を申請した全国16原発のうち11原発で、地震の揺れを緩和する免震機能をなくし、当初方針より規模も小さくするなどしている……必要最低限の施設を整え、低コストで早く審査を通したい各社の姿勢がうかがえ、(フクイチの)教訓はないがしろにされている」★ なのに「世界最高水準の安全基準」と、うそぶくアホノミホン政権!

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 ◇ 当初計画通りに整備が終わったのは、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)や中国電力島根原発(島根県)だけ。

 北陸電力志賀(しか)原発(石川県)では、免震棟は造ったが、指揮所の放射線防護性能が足りないため、耐震構造の指揮所を免震棟に新たに併設するという。

 免震棟は、余震が続いても、揺れを数分の一に緩和できるかわりに、設計が複雑でコストがかかり、工期も長くなる。

 川内原発の審査で、規制委は免震棟完成までの代替施設として、免震機能のない小規模な施設でも新基準に適合するとの判断をした。

 これを受け、電力各社はコストを抑え、早く審査をパスする状況をつくりたいと、計画変更に動いた。

 本紙の取材に、複数の電力会社が川内事例を参考にしたと認めている。

 川内原発の免震棟撤回問題をめぐっては、規制委が今月三日、九電の瓜生道明社長に「納得できない」と再検討を求めている。

          *

 ◎ 東京新聞 : 申請の11原発、免震機能省く 事故対策拠点 川内審査受け縮小
 (2月7日付け)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016020702000122.html

          *

 ◎ 関連 ブログ報道「免震棟建設を見送る原発 川内が良いのならと他も追随」
  「脱原発・東電株主運動」  ⇒ http://todenkabu.blog3.fc2.com/blog-entry-244.html

  ◇ 免震棟は九電の社長が言うように、同じような機能があればいいという程度のものではない。

 「基準規則第61条」には「重大事故等に対処するために必要な指示を行う要員がとどまることができ」「重大事故等に対処するために必要な情報を把握できる設備を設けたもので」「内外の通信連絡をする必要のある場所と通信連絡を行う」ことができることと規定しているが、その法令解釈は「基準地震動による地震力に対し、免震機能等により、緊急時対策所の機能を喪失しないようにする」ことである。

 そして「例えば、設計基準事故対処設備は剛構造であるのに対し、特定重大事故等対処施設に属する設備については、免震または制震構造を有することをいう」(関西電力、高浜原発・設置許可規則基準規則と技術基準規則の比較表より)としている。

 緊急時対策所の機能喪失を防ぐには免震機能でなくてはならない。

 それは耐震(岩盤に岩着させて強固に作ること)構造だけでは出来ない。

 耐震構造ならば原発こそ最も高い耐震性を有するが、福島第一原発で見ても分かるとおり、建屋がどんなに頑丈に出来ていても、大きな揺れに揺さぶられて内部の構造が破壊されては元も子もない。

 特に電源や配管周りは脆弱であり、建物が強固であればあるほど、附属設備がちょっとでも脆弱ならば破壊される。

 現在要求されている免震機能は重大事故時の緊急対策所なので、指揮命令を行うスタッフが常駐し、大勢の人々が待機できるスペースと、第二制御室の設備にバックアップの電源装置、冷却材を注入する設備配管などが複雑に設置されるはずだ。

Posted by 大沼安史 at 10:36 午前 |

〔アベノ暴走再稼働を許さない〕◇ 朝日新聞が朝刊1面トップで特報! 「避難基準値、半数測れず 川内原発周辺の放射線量計 高浜再稼働時、京都66%未設置」 ★ 「免震棟」もつくらない SPEEDIも知らせない ―― まるで「住民被曝切り捨て」を想定(前提と)した「暴走再稼働」ではないか? 

 ★ アベ政権は、「日本」を再び「原子力ムラ」による「アンダーコントロール列島(再稼働国家化)」化しようとしている。

 暴走暴走復暴走……。

 IAEAの「免震棟つくれ勧告」も無視して暴走暴走復暴走である。

 この狂った政権は一日もはやくゴミだし(最終処分)しなければならない。

          * 

 〔★は大沼〕 ◎ (石川智也、関根慎一記者)
 (14日付け) ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASJ346QWDJ34UTIL076.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr04

          *

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 ★ わたしは仙台衆ながら「薩摩(鹿児島)」のファンだが、地元の鹿児島県政は何をしているのだろう!

 住民を守らず、原発を守る!

 九電に再稼働停止を申し入れるべきだ!

          *

 ★ 関連記事(本ブログ) ◎ IAEA次長(原発安全担当)が日本政府を、「免震棟はフクシマの教訓」(なぜ、設置しない――との含意)と(事実上)手厳しく批判 (⇒ こちら )

 ◇ ジャパン・タイムズ掲載 KYODO IAEA official pushes Japan to install quake-resistant response centers for nuclear emergencies(IAEA当局者、日本に対して核事故に備え免震対応センターの設置を迫る)〔25日付け〕⇒ http://www.japantimes.co.jp/news/2016/02/25/national/iaea-official-pushes-japan-install-quake-resistant-response-centers-nuclear-emergencies/#.VtJYw5VukqR

          *

 それによると、レンティッホ事務次長はフクイチ事故での炉心メルトダウンを緩和するオペレーションで、免震棟がに際し、役だった(instrumenta)と指摘し、それが「フクシマからの最大の教訓のひとつだと考えている(I think this is one of the major lessons from Fukushima.)」と言明した。

 ところが、川内再稼働原発では九電が、自民党が「TPP反対公約」を政権奪取後、手のひらを返して破ったように、設置約束を反故しているありさま。関電も高浜再稼働原発も「2018年3月設置」の計画はあるものの、先送りにされそうな状態だ。

 レンティッホ事務次長は「より強固な免震棟をつくることが重要だ」「幸いなことにフクイチでは免震棟があるおかげで、地震と津波を生き延びた」と述べた。

 レンティッホ事務次長は日本の原発の免震棟問題について、それは日本政府が考えるべきものとして、安倍政権の対応を見守る姿勢を示した。

          *

 ★ 英文記事を読めば、今回のレンティッホ事務次長の発言は、再稼働原発での免震棟設置問題に目をつむる安倍政権に対する批判と警告であることがよくわかる。

Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 |

〔原田武夫(国際戦略情報研究所)さんのブログ〕 ◇ 『なぜ彼〔小泉元首相〕は原発反対にこだわるのか?』 ―― ≪ その先で我が国全体が生きさらばえるためには、国家として大規模な「掃除」が必要になる。そしてそれが全土にわたる「エネルギー革命」なのである。そのためには従来型の原子力発電には消えてもらう必要がある―――。≫

 ◇ ≪ ……―――「米国勢こそ、反原発へと動き始めている。”太陽活動の激変が気候変動、とりわけ北半球における寒冷化を招き、そのことが人々の免疫力の著しい低下を引き起こす結果、グローバル経済全体がデフレ縮小化を加速させ続ける“という現状の中、米国勢は天地をひっくり返すようなイノヴェーションをエネルギー分野で打ち出そうとしている。それは『常温核融合(cold fusion)』である。」

 まさか、と思われるかもしれない。これは”真実“なのである。

 また別のディープ・スロートが最近、「米国勢の連邦エネルギー省と海軍が今、我が国の『常温核融合』研究者を次々に招き、プレゼンテーションをさせ、資金供与を大規模に行っている」との非公開情報を教えてくれた。

 確度120パーセントの”事実“そのものである。

 そう考えた時、米国勢にとって邪魔なものは他でもない「かつてのビジネス・モデルである原子力発電を延々と続け、トラブルばかり起こしている我が国の電力利権グループ」に他ならないのだ。≫

          *

 ◎(13日付け)⇒ http://haradatakeo.com/?p=62177

Posted by 大沼安史 at 01:42 午前 |

2016-03-13

〔米大統領選〕◇ サンダースさんが「TPP」でヒラリーを批判!「TPPをもてあそぶな。わたしたちが必要としているのはTPPを葬り去ることだ」

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 ★ この、サンダースさんの明確な「TPP」反対を見よ!

  TPP反対で票を集め、政権の座についたら、手のひらを返し、交渉責任者が「睡眠障害」で入院してしまう安倍政権とのなんたる違い!

          *

 ★ (12日付け) ◎ サンダースさんプレスリリース ⇒ https://berniesanders.com/press-release/sanders-clinton-bad-trade-deal-dont-tinker-defeat/

Posted by 大沼安史 at 05:22 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目入り〕 ◇ 山口県周南市で「中性子線被曝テロ」被害に遭っている工学者のA先生(元高専教官)が、ブログで提案している。「国民への不法な殺人加害と民主政治破壊を続ける警察予算の大幅削減で福一被災者の移転補助費ねん出」を!

 〔★は大沼〕 ◎ (2月23日付け)⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/4fb5ba8d4ddb9b6df419a2f7afea3d7c

 

◇ 警察庁予算3400億円中、1000億円を削除し、これらの費用を福島第一原発事故被災者で移転を希望する人々への移転費補助として1家族平均400万円として、2.5万家族分に充当する。

          *

 ★ 新年度も米軍駐留予算1920億円も、フクイチ被曝地からの脱出・移住に回すべきだ。

 米軍の軍人を「思いやる」より、放射能に汚染された国土に閉じ込められている日本国民のを「思いやる」のが先だ!

 「辺野古」も止めて、フクイチ被曝地に回すのが筋だろう!

Posted by 大沼安史 at 05:08 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真実〕◇ NHKは2011年3月12日の夜7時のニュースで、「日本の原発で初の炉心溶融」と伝えていた! ★ 炉心溶融をわかっていたなら、この時点でどうして安定ヨウ素剤の服用や、さらなる遠方避難を呼びかけなかったのだろう?

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Posted by 大沼安史 at 12:00 午後 |

〔フクイチ核惨事 6年目の真実〕◇ 最初に爆発していたのは、実は「2号機」だった! 「衝撃波を伴った黒煙を噴出 炎も出ている!」 岩田清さんが画像解析で突き止める 2011年3月11日午後10時25分54秒時点  陸自ヘリ暗視カメラ撮影動画分析で確認 

 ★ 2号機については、米NRC(原子力委員会)で、「水蒸気爆発」があった、としている。

 3月15日の午前6時10分にあった「異音の発生」を、NRCは「水蒸気爆発」と判断していた!

          *

 ★ 今回の岩田清さんの分析で明らかになった新事実は、「3・11」当日の夜10時過ぎ段階で、早くも2号機で、小規模な「爆発」が起きていたことだ。

 これが呼び水になって15日早朝の(NRCの言う)「水蒸気爆発」という決定的な事態が起きた――と考えて間違いなさそうだ。

 「2号機・水蒸気爆発」については「続きを読む」を参照。

          *

 

 〔★は大沼〕 ◎ 岩田清さん解析動画 ⇒ http://yoshi-tex.com/Fuku1/110311/Jieitai/200msNNN-JieitaiL.gif

          *

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 ★ 2号機が1号機よりも先に、爆発を起こしていた!

 重大な真実が、またも岩田清さんによって明るみに引き出された。

 わたし(大沼)が「2号機」について思い出すのは、同年3月14日時点(米東部時間)での、米原子力規制員会(NRC)の「フクシマ議事録」の残された、以下の会話記録である。
 ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/post-3a82.html

 すこし長いが、再録する。

          *

 ジャック・グロブ氏 いま、「大音響」がしたと言ったね。どういうことなんだ?
JACK GROB: Hey,. guys, when you said "a loud sound", what did you interpret that as?

 トニー・ウルセス氏 私たち2人とも、1号機や3号機の爆発音と違うと思っている。単なる推測じゃないけど、(2号機)のコアがX-up(溶融?オシャカ?)したと思う。TONY ULSES: It was my, I think both of us believe that one of the sources, that it wouldn't -- it wasn't like the other two loud sounds with Unit 1 and 3 when the reactor building blew. You know, my guess is, and it's just, it's just pure conjecture, would be it was probably when the core went X-up.

 特定できない男性 そして容器の下の水に落ちた。小規模な水蒸気爆発を起こした……
[UNIDENTIFIED MAN:] And landing in the water under the vessel, it would have caused a little steam explosion.

 ジャック・グロブ氏 君は、前にもそう言っていたね。でも、容器から落下した水蒸気爆発なら、それってどういうこと? 〔(2号機の)格納容器だけど、そのとき内部の気圧が三気圧から一気圧になったということも聞いているんだけど。
JACK GROB: That, that's what I heard you say. But what you think is that that was a steam explosion from the fuel going X-vessel, and we heard that containment at that point in time went from three atmospheres to one atmosphere.

 ジム・トラップ氏 なるほど、そうか。
JIM TRAPP: That makes sense.

 トニー・ウルセス氏 そうだ。そういうことかも。
TONY ULSES: Yep. It would.

 ……

 ジャック・グロブ氏 2号機はとにかくひどいありさまだ。炉心の冷却がかなり長い間できなかったようだ。注水ポンプがいかれていた。そして数時間前、大きな爆発音を聞いた。ドライウエルの中からの爆発音のようだった。三気圧から一気圧に下がったのはその時だ(内部の空気圧だ)。これは格納容器が破れたことを明確に意味する。かなりの炉心溶融が起きている。そして、容器を飛び出した核燃料が、格納が破れる中で大音響を引き起こしたともおそらく言えるね。最後の確認情報がないだけだ。
JACK GROB: [...] Unit 2 is not in very good condition at all. It appears that core cooling has not existed for quite some time. It appears that the, the pumps that were injecting into the core have been deadheaded for some time. Several hours ago, there was a loud sound that appeared to come from inside the dry well, and at that time, the pressure inside primary containment went from three atmospheres to one atmosphere (essentially, atmospheric pressure). There is clear indication that primary containment is not intact, and there may also be indication that fuel, that there has been substantial core melt, and possibly even the loud sound in the breach of containment was caused by an X vessel fuel situation. That last bit of information cannot be confirmed at this time.

          *

 ★ 2号機について米政府はフクイチの爆発号機のなかでも、とくに「2号機」について重大視していたフシがある。

 わたしの手持ちの情報では、チュー・米エネルギー長官は2011年4月1日の記者団との朝食会で、

 「日本側からの情報で、2号機は最も重大なメルトダウンを起こした」と発言。

 朝食会終了後、慌てて取り消した事実ある。
  ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/04/post-f3c8.html
 Dr. Chu had said at the breakfast that there are "significant levels of radiation" in Reactor No. 3. Citing "Japanese information given to us," the secretary also said that Reactor No. 2 had experienced "the most significant meltdown," with "as high as 70% of the core ... damaged.")

 朝食会の発言は正式発言である。

 なぜ、いったん明言後、取り消したのか?

 日本政府側から指摘(抗議)を受け、フクイチ核惨事の矮小化工作(2号機では「爆発」はなかったとする「公式ストーリー」への整合工作)を行っただけのことなのか?

 ほかに2号機に注目が行ってはならない理由があったのか?

          *

 ★ いずれにせよ、フクイチ核惨事の連続爆発は、2号機から始まっていたことを明らかにした岩田さんの分析結果の持つ意味は大きい。

 日本政府がこの自衛隊ヘリ撮影動画をしっかり解析していれば、2号機への対応の仕方、住民避難の周知の仕方も変わったものになっていただろう。

 2号機・11日夜爆発を隠蔽(すくなくとも見落として)いた日本政府の無能・無責任ぶりは、こんご追及されねばならない。

 国会は第二事故調を早急に開くべきだ!

Posted by 大沼安史 at 11:31 午前 |

〔アベ政治(アホノポリティクス)を許さない!〕◇ 3月10日 安倍内閣総理大臣記者会見での「ヨイショ・シャンシャン」ぶりも「見事」なものだったが、司会の「内閣広報官」の、この発言もすごい! ――「予定の時間を経過いたしましたので、皆様の御協力で記者会見を行うことができました」

 ★ この「内閣広報官」、なんていうか、ほんと、正直だなあ!

          *

 ★ 官邸記者団って、どうしてこうも、ポチなのだろう?

 「保育所」(保健所)のホの字も、「被曝」のヒの字も、なかった!

 もちろん、あの無責任な「アンダーコントロール」の再確認質問もなかった!

 国民の代わりに、どうしてしっかり、聞かないのだろう?

          *

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 ★ 会見をフリー記者にもオープンにした民主党政権時代がなつかしいなあ!

 それにしても

  予定の時間を経過いたしましたので、皆様の御協力で記者会見を行うことができました。
 どうもありがとうございました。

 ――だだなんて!

 予定の時間を皆さまのご協力で経過できたから、ありがとうございました…………だなんて!

 茶番劇じゃないか!

          *

 〔★は大沼〕 ◎ 首相官邸HP ⇒ http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2016/0310kaiken.html

          *

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Posted by 大沼安史 at 09:47 午前 |

〔フクイチ核惨事 (放射能ダラダラ)6年目入り〕◇ 1号機 ≪建屋は翌日、水蒸気爆発した」とあるのは「建屋は翌日、水素爆発した」の誤りでした。点検が不十分でした≫ ――朝日新聞がデジタル版で訂正 あまりの被曝量「話が違う」(原発作業員と3.11)

★ 朝日新聞の本日朝刊の「最終版」(山形版ではありません!)の1面には、横見出しで「水素爆発」と明記!

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 〔★は大沼〕 ◎朝日新聞デジタル ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASJ3C2F86J3CUBQU004.html

          *

 ★ 朝日新聞(紙面 山形版)の本日の朝刊の、1面トップ記事の主見出は、なんと「水素爆発 消防車襲う鉄骨」!

 「水素爆発」の4文字が、最重要見出し(縦見出し)として、1面右肩で踊っている!

 さすがに最終版(東京都区部?)では、「横見出し」に降格していたが…………びっくりしたなあ、もう!

          *

 ★ 電子版をチェックしたら、

  ▼11日付働く面の「原発作業員と3・11(上)」の記事で、「建屋は翌日、水蒸気爆発した」とあるのは「建屋は翌日、水素爆発した」の誤りでした。点検が不十分でした。

 と訂正が入っていた。

          *

 それにしても「点検が不十分でした」――とは!

 こんな訂正文、見たことない!

 「点検」だなんて!

 戦時中も、こういうのって(事前検閲?)あったよね!

          *

 ★ 朝日新聞は「フクイチ」の爆発がほんとうに「水素爆発」だったのか、そっちの「点検」も、十二分に行なってほしいものだ。

          *

 ◎ 関連本ブログ 〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 朝日新聞(電子版) : 「1号機」が「水蒸気爆発」と報道! 紙面11日付け、電子版では12日も報道を継続! ★ やはり、「水素爆発」なんてものじゃなかったのだ!? 水蒸気核爆発だった!?  ついに真実の報道が出た!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/post-f254.html

Posted by 大沼安史 at 08:58 午前 |

2016-03-12

〔米大統領選〕◇ サンダースさん、フロリダ燃ゆ! ミシガン大逆転勝利後、28時間以内に17万5000人から草の根ドネーション 500万ドル 個人寄付総額9400万ドルに! 平均27ドル(3000円) ファンディング ★ まるで「クラウド政治革命」!

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 〔★は大沼〕 ◎ コモンドリームズ Floridians Flock to Rallies as Donations Flood Sanders Campaign (フロリダの人びと、サンダースさんの集会に結集 ドネーション、洪水のように)
 (11日)⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/11/floridians-flock-rallies-donations-flood-sanders-campaign

Posted by 大沼安史 at 06:36 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇「日本の政府とメディアは私達を無視し私達を侮辱するのです! 」 福島に住む5人の子供の母親である64歳のサトウ・サチコは、会議の後で激しい怒りをぶちまけた。 ◇ 「フクシマの傷跡、あの災厄から5年」―― 「スペイン紙「エル・ムンド」が現地ルポを報道(7日付 バロセロナ在住の童子丸開さんが全文邦訳)!

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〔★は大沼〕 ◎ 童子丸さん日本語訳と解説 ⇒ http://bcndoujimaru.web.fc2.com/fact-fiction2/La_secuelas_de_Fukushima-El_Mundo.html#kouki

 ◇ 「あの事故が起こったとき、私の息子は放課後のブラスバンドのクラブ活動に参加していました。彼は激しい鼻血に苦しんで、ティッシュペーパーの一箱を使いきるほどでした。いまは学校に歩いていくときに鼻血を出します。その鼻血があまりにひどいので、私はブラスバンド部の退部を願い出ました。」と、郡山で13歳の息子を持つ母親のマキコは嘆く。

  また一方で、6歳の娘を持つ母親のユキエは「2012年以来、私の娘は奇妙な皮膚の病気に悩み始めました。皮膚が赤くそして黒く変わっていきます。同時にひりひりと痛むのです。それが現われたり消えたりします。」と語る。

 これらの女性たちは子供たちのことを説明するたびに涙がほおを伝う。

  長い間ずっと我慢したまり続けてきた涙が、この牧師の前に座ることで与えられた安心感のおかげで、静かに、音も無く流れ落ちる。

          *

 ◇ 実際に、検討委員会の座長である星北斗は、その情報のデータを示した後で、「今の段階では、放射能と甲状腺癌罹患との間に関係性は認められない」と断言したのである。

 2月15日の会議には約60家族の被災者も出席していたが、しかしここでもまた、当局者たちによって全く無視されたように感じた。

  「会議の間、福島の母親たちは、ただの1回たりとも医者たちに質問することを許されなかったのです。ただ政府寄りの主要な日本の報道メディアにだけ、その権利が与えられました。日本の政府とメディアは私達を無視し私達を侮辱するのです! 」

  福島に住む5人の子供の母親である64歳のサトウ・サチコは、会議の後で激しい怒りをぶちまけた。

          *

 ★ 童子丸さんの訳で、フクシマの苛酷な現実が、スペイン語圏にも伝わっていることを知った。

 世界はみんな知っているのだ。

 日本政府の原発ヒバクシャ・原発難民切り捨ての酷薄さを!

          *

 ★ ここに出てくる「牧師」とは童子丸さんの言う通り、川上直哉さん(仙台)のことだ。

 先日、わたしは仙台へ出て、エマオ(キリスト教書店)で、川上牧師の著書 ≪被ばく地フクシマに立って≫を買い求めた。

 川上牧師は、これからのわたしたちの道のりを、現代の「出エジプト」としてとらえられている。

 

Posted by 大沼安史 at 02:42 午後 |

〔米大統領選〕◇ オハイオ州で「17歳」(11月の本選までに18歳を迎える)にも予備選投票権を認める! 若者の支持、サンダースさんへ集中の可能性

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 ★ オハイオ州の司法長官の決定を覆し、17歳予備選投票権が認められた(復活した)

 ワシントンの政治紙「ポリチコ」は、これで「サンダースさん勝利」と伝えている。

 オハイオの予備選は来週の火曜日だそうだ。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ ポリチコ Sanders wins: Ohio judge rules 17-year-olds can vote on election day
 (11日)⇒ http://www.politico.com/blogs/2016-dem-primary-live-updates-and-results/2016/03/ohio-primary-seventeen-year-olds-voting-220651#ixzz42ewvCkPu

Posted by 大沼安史 at 01:30 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 悲しみ、そして希望…… 心を突き動かす14枚の写真 ―― 米誌「マザー・ジョーンズ」が哀切のフクイチ・写真ルポ!

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 ★ サムネイル写真など、同誌写真アルバムに掲載された鮮明な写真は、以下の記事リンクをクリック!

 ◎ ⇒ http://www.motherjones.com/environment/2016/03/return-fukushima-japan-tsunami-nuclear-disaster-rebuilding-photos

Posted by 大沼安史 at 11:03 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ (再掲)(NRCフクイチ議事録) 1号機の爆発は「水蒸気爆発(steam explosion )」 NRC(米原子力規制委)エンジニア部次長が言明 !

 MR. DORMAN: A steam explosion, excuse me

 – yes, a steam explosion for containment, that’s correct, and what we thought —

          *

 ◇ NRCのドーマン・エンジニア部次長が……(1号機の)「爆轟」が「水蒸気爆発」であると指摘していたことが分かった。

          *

 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/02/steam-explosion.html

          *

  ◎ 〔拙著・案内〕  『世界が見た福島原発災害  ―アウト・オブ・コントロール』 ★ この第5章「水蒸気爆発」について記録を残しました。できればお買い求めください。  

 

1503n◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

 ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

 

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Posted by 大沼安史 at 10:12 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 岩田清さんが画像解析で、3・11の際、5号機、あるいは6号機、または両方から「灰色煙」が噴き上げていたことを突き止めた! ★ 5・6号機は事故当時、「定期点検中」だった! 炉心に核燃はなかったはずだ! なぜだ?

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 ★ それが、この「煙」……。

   4号機同様、「定期点検」中をいいことに(槌田敦先生も指摘しているように)、原子炉を使って、兵器級プルトニウムの生産でもしていたのだろうか?

          *

 ◎ 関連 〔フクイチ核惨事の真相〕★ 阿修羅♪ > 槌田敦氏 「4号機原子炉で天然ウランに中性子を照射し、軍用プルトニウム239の生成実験をしていた」 ★ 日本政府、米側に「2011年3月15日午前7時15分、冷温停止(コールド・シャットダウン)を確認」と通告。この背景には、「定期点検」中の4号機炉を利用した極秘の「核開発プロジェクト」があった! 
  2016-01-29
 〔フクイチ核惨事の真相 米NRC情報公開文書で判明〕◆ 4号機原子炉 ―― 「2011年3月15日午前7時15分、冷温停止(コールド・シャットダウン)を確認」と、日本政府(原子力安全・保安院〔NISA〕)が米側へ公式報告! 
   ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/01/post-8a5d.html

          *

Posted by 大沼安史 at 09:41 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 朝日新聞(電子版) : 「1号機」が「水蒸気爆発」と報道! 紙面11日付け、電子版では12日も報道を継続! ★ やはり、「水素爆発」なんてものじゃなかったのだ!? 水蒸気核爆発だった!?  ついに真実の報道が出た!

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 ◎ 関連 〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ (再掲)(NRCフクイチ議事録) 1号機の爆発は 「水蒸気爆発(steam explosion )」 NRC(米原子力規制委)エンジニア部次長が言明 ! 

⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/03/steam-explosion.html

 〔★は大沼〕 ★ ごらんの画面(上記 写真)は12日午前9時10分時点でキャプチャーした証拠の画像です。

 ★ この記事は、11日付けの同紙(山形版朝刊)の第31面に掲載された「原発作業員と3.11」(上)というもので、いわき市の男性作業員の「証言」をまとめたものです。
 ◎ あまりの被曝量「話が違う」(原発作業員と3.11)(11日付け)⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASJ3C2F86J3CUBQU004.html?_requesturl=articles%2FASJ3C2F86J3CUBQU004.html&rm=737

 そこには、こう記されていました。(太字強調は大沼)

          *

 5年前の「あの日」は、第一原発の1号機建屋の中にいた。働き始めて1年が経ったころだった。

 明かりが消え、「ガシャーン」と、何かが停止した音がした。外へ走ると、地面はコンクリートが割れ、ガラスが散乱。「企業棟」と呼ばれていた敷地内の建物へ避難した。

 ログイン前の続き安否確認をして、夕方に解散。津波は見えなかった。午後8時に帰宅すると、ストレスと緊張からか、熱とじんましんが出た。自分がいた建屋は翌日、水蒸気爆発した。

          *

 ★ これについて朝日新聞(山形版)の紙面(36面)には、以下のような「訂正」が出ています。

          *

 「建屋は翌日、水素爆発した」の誤りでした。点検が不十分でhした。

          *

 ★ 紙面では「訂正」しながら、電子版では訂正していません。

 これは、この部分があくまで作業員の方の「言明(証言)」であり、それを勝手に訂正するのは、ジャーナリズムとしては、やってはならない「改竄」である、との認識が、電子版編集部の判断としてあるから……かも知れません。

 いや、いじわるな皮肉はこれくらいにして、ハッキリ言いましょう。

          *

 ★ 1号機を「水素爆発」だと思っている記者は、実は朝日新聞内に一人もいないので、この記事をまとめた記者も、ついついそう書いただけ……これが真相ではないでしょうか。

Posted by 大沼安史 at 09:26 午前 |

2016-03-11

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 南相馬市 森の土壌から、12万4000ベクレル/キログラムを検出 ―― 米国の核専門家、カルトーフェンさんがツイッターで報告! ウラニウム4.34% ★ チェルノブイリ強制避難区域(土壌汚染22,769ベクレル/kg以上)の6倍 ウラニウムが出ているということは、フクイチ核燃料が飛散したせいではないか!

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 ★ ヘレン・コルディコット女史がカルトーフェンさんのツイッターをリツイートし、国際社会の警告した!

 カルトーフェンさんのツイートには、9ミクロンのホットパーティクルの顕微鏡写真が添えられている。

 南相馬市の桜井市長は、市民の健康を守るため、安全な地域へ集団脱出(移住)することを検討すべきではないか!

Posted by 大沼安史 at 07:32 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年 ロイター通信〕◇ 「フクシマ爆心地(グラウンド・ゼロ): 人間はもちろんロボットさえも作業できる場所ではない」(Fukushima's ground zero: No place for man or robot)―― ★ アベノアンダーコントロール現場の苛酷な状況を国際社会へ告知報道!

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 ◇ 溶融核燃探しに投入されたロボットたちは「死んだ」!

   「アイスウォール」、いまだに。

   そして日本の当局者は高レベル放射能汚染水をどう処理していいか、いまだに分からないでいる。

 ・ The robots sent in to find highly radioactive fuel at Fukushima's nuclear reactors have “died”; a subterranean "ice wall" around the crippled plant meant to stop groundwater from becoming contaminated has yet to be finished. And authorities still don’t know how to dispose of highly radioactive water stored in an ever mounting number of tanks around the site.

          *
  

 〔★は大沼〕 ◎ Fukushima's ground zero: No place for man or robot
 (10日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/us-japan-disaster-decommissioning-idUSKCN0WB2X5

Posted by 大沼安史 at 09:48 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年 ニューヨーク・タイムズ〕 ◇ 廃炉に1000年説 ★ あのフクイチの建屋やタンクはしかし、1000年は持たない! 建て替え・建て替えで行くしかない! どうするつもりなんだろう?

 ◇ 溶融核燃の取り出し、つまり廃炉作業終了に ―― 日本政府は「少なくとも40年かかる」、しかし、その一方で「1000年かかる」という見方も

 ★ 「アンダーコントロール」と断言した安倍首相ならきっと、あと4年――2020年の東京オリンピック前までには必ず、と言うはずだ??!!

          *

  

 ・ But a full cleanup of the site — including the extraction of melted uranium fuel from the damaged reactor cores — is expected to take at least 40 years according to the government’s timetable and a century by other estimates. In the meantime, officials acknowledge, Fukushima remains vulnerable.

 〔★は大沼〕 ◎ Fukushima Keeps Fighting Radioactive Tide 5 Years After Disaster By JONATHAN SOBLE
 (10日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/11/world/asia/japan-fukushima-nuclear-disaster.html?emc=edit_tnt_20160310&nlid=63429496&tntemail0=y

Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年 ニューヨーク・タイムズ〕★ 「また地震や津波が来たときのための≪プランB≫はあるの?」 ―― 鈴木達治郎・長崎大学教授が疑問を提起!

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 ★ 鈴木達治郎さんが長崎大学に移り、同大学の「核兵器廃絶研究センターセンター長・教授」をしていらしゃるとは、このタイムズの記事を読むまで知らなかった。

 鈴木さんはこの公平さ・冷静さ・客観性(そしてその人柄)で、反原発派からも評価されている人だ。

 その鈴木さんが心配している。

 プランB……次なる対策はちゃんとできているのか、と。

          *

 ★ たしかに、そうだ!

 「3・11」クラス、あるいはそれに近い大地震・大津波が来たとき、「フクイチ」はいまのままではひとたまりもないのではないか?

 「フクイチ」には、いまこそ強固な防波堤が必要だ。

 万が一、防波堤を突破されたときにも大丈夫なような対策(電源確保など)が必要だ。

 プランBをしっかり立て、対策に乗り出すべきではないか?

          *  

 ・ “The question is, Is there a Plan B to deal with another big quake or tsunami?” Professor Suzuki said.

 〔★は大沼〕 ◎ Fukushima Keeps Fighting Radioactive Tide 5 Years After Disaster By JONATHAN SOBLE
 (10日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/11/world/asia/japan-fukushima-nuclear-disaster.html?emc=edit_tnt_20160310&nlid=63429496&tntemail0=y

Posted by 大沼安史 at 09:17 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年 ニューヨーク・タイムズ〕★ 汚染水、日本政府のPR悪夢に 

 ◇ おそらく最大の問題は(放射能汚染)水だ。

 

 ◇ 毎週2000トンの汚染処理水を放流。

 

 ◇ 放射性粒子(radioactive particles)物質の全てが除去されたものではない。 

 

 ◇ 東電は汚染処理水の放流で人体、海洋生物への危険はないというが、環境保護に関心のある人たちは心配している。

 

 ◇ それが日本政府のPR(パブリック・リレーションズ)対策の悪夢になっている。

          *

 ★ NTYのソブル特派員は、汚染処理水の太平洋大量放出が日本政府(安部政権)の「PRの悪夢」になっていると報じている。

 「PR」とは結局、どう言いつくろうか、ということだ。

 ごまかしようがないから、政府担当者も「悪夢」に苦しめられる。

 しかし、その「悪夢」は残念ながら「正夢」である。

 そして、悪夢にもっとも苦しめられるのは、わたしたち一般国民である。

          *

 ・ Water is perhaps the biggest challenge at Fukushima. Engineers must keep it flowing through the damaged reactor cores to prevent the melted fuel from overheating, and then through miles of plastic pipes to recycle it inside the plant. But because the buildings are damaged, radioactive water leaks out and builds up in the basements. When it rains, more water seeps in.

 ・ But because there are not enough tanks, the plant also releases 2,000 tons of the water into the ocean every week after a process that removes most, but not all, of the radioactive particles.

 Tokyo Electric says the water poses no danger to people or marine life because radiation levels are low and further diluted in the ocean. But environmentalists are worried, nearby fishing grounds remain closed and it is a public-relations nightmare for the government.

 〔★は大沼〕 ◎ Fukushima Keeps Fighting Radioactive Tide 5 Years After Disaster By JONATHAN SOBLE
 (10日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/11/world/asia/japan-fukushima-nuclear-disaster.html?emc=edit_tnt_20160310&nlid=63429496&tntemail0=y

          *

 ★ 毎週2000トンの処理水垂れ流し!

  2020年の東京オリンピックまでに、累計40万トン以上の「放射能不完全処理水」が太平洋に投棄される。

   この事実を安部政権は、どう世界にPRするのだろう!

Posted by 大沼安史 at 08:53 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕 ◇  ★ 「石棺化」で爆発の恐れ!

 ◆ ニューヨーク・タイムズが報道!

 「東電がチェルノブイリのようにコンクリートの層で固める方式を採らないでいるのは、あまりにも大量な放射性物質が残っており、石棺化のプロセスで爆発するか、あるいはコンクリートを溶融、もしくは地下に沈降しかねないからだ」

  ★ 「石棺化」で爆発の恐れ!

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 ・ Tokyo Electric has ruled out burying the buildings in thick layers of concrete as the Soviets did at Chernobyl, because so much radioactive material remains that it could explode during the burial process or burn through the concrete or into the ground.

 〔★は大沼〕 ◎ Fukushima Keeps Fighting Radioactive Tide 5 Years After Disaster By JONATHAN SOBLE
 (10日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/11/world/asia/japan-fukushima-nuclear-disaster.html?emc=edit_tnt_20160310&nlid=63429496&tntemail0=y

 ★ チェルノブイリでできたことが、フクイチではできない!

    フクイチ核惨事のすさまじさを物語るものだ!

Posted by 大沼安史 at 08:37 午前 |

〔田中龍作ジャーナル〕◇ 昨夜(10日)、東電本社前は久々に抗議の人々で埋まった。「東電は責任を取れ」「ちゃんと賠償をしろ」・・・巨大なビルに向かって人々は当然の要求を突き付けた。

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 ◇ 大ウソは安倍首相の「アンダーコントロール」へと引き継がれた。

 「女性が輝く」「一億総活躍社会」「介護離職ゼロ」・・・安倍首相はウソを通り越し、国民を苦しめる政策を次々と繰り出す。新聞テレビはそれを批判することもない。

 原発事故から5年が経ちウソが大手を振って歩くようになった。

          *

 ◇  原発事故は当然衝撃的だったが、世の中のウソがばれたことも十分に衝撃的だった。

 正義の味方を気取っていたマスコミは、電力会社の巨額な広告費で餌付けにされ、大事故に結びつくトラブルさえ大きく扱わなかった。安全神話の中心を担っていたのだ。

 放射能が飛び散るように、マスコミの実態は広く社会に知れ渡った。事故発生当時、東電の勝俣恒久会長が記者クラブを引き連れて中国旅行に出かけていたことは、その象徴でもあった。

          *

 ◎ 原発事故から5年 ウソが大手を振って歩くようになった
 (11日付け)⇒ http://tanakaryusaku.jp/2016/03/00013183

Posted by 大沼安史 at 08:09 午前 |

2016-03-10

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 「フクイチ核事故」は「時代遅れの不効率な原子力規制システムと原子力非常事態に対応する計画の欠如」で悪化した! ―― 斑目春樹・原子力安全員会委員長が退任後の2013年6月、カナダ原子力学会で講演 

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★ 東電だけでなく、日本政府にも、原発を運用し、事故に対処できるだけの、能力も、態勢も、責任感も、なかったようだ!

 それなのに、「世界最高水準の安全基準」などと言って、どうして再稼働を進めることができるのだろう!

 斑目氏の言い分にも耳を傾ける必要がある。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ 講演パワーポント
  ⇒ 
http://ponpo.jp/madarame/pdf/CNS1.pdf

 ◎ 「班目春樹のページ」⇒ http://ponpo.jp/madarame/

          *

 ★ 斑目氏のカナダ学会講演パワーポイントには、驚くべきことがたくさん書かれている。

 たとえば、「小さな応接室が原子力非常事態の司令部なの?」
 • Small reception room as Nuclear Emergency Response HQ?

  とか

 「(経産省の)原子力安全・保安院から、フクイチの青写真など、何の情報もなかった」
 ・ No information feed from NISA (e.g., plant blue print)

  とか。

 これは由々しき問題だし、フクイチ事故の真相究明とともに、日本政府内部の当時の対応(不対応)にまた徹底検証されねばならない!

Posted by 大沼安史 at 08:07 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 静岡に避難した、小学校4年生の男子は、≪クラスメートから「お前なんか福島に帰れ」、「原発が無くなったら電力が足りなくなって困るんだよ」などといじめられているという≫ ★ 安部政権の文科省は、自分たちの「原発推進」指導が効果を上げ、成果を広げていると、ほくそえんでいるのだろうか? 国会で追及を!

 ★ 安倍・自公政権の「原発推進」「再稼働強行」が、隠微なかたちで、こういう悲劇を呼んでいる。

 そもそも「自主避難」という呼び名が問題だ。死の灰被曝からの避難に自主も指示もない。

 好き好んで勝手に避難したわけではない。

 すべては権利としての避難である。

          *

 ◇ 「どんな選択をした場合でも支援する」、「国は帰還を強制しない」と言いながら、国は福島県の住宅支援打ち切りを追認している。

 避難という選択を尊重するのならなぜ、帰還者だけに転居費用を補助する福島県の偏った施策を容認するのか。

 中手さんは「(来年の打ち切りに向けて)みんな必死に準備をしている。うちのカミさんも慣れない夜勤をして引っ越した。でも、準備したくても出来ない仲間がたくさんいる」――

 ◇ 「幼い子どものいる母子家庭では、保育園に預けて、ようやく週に1日働ける状態。それすらできない人もいる。国は被曝か貧困かの選択を迫っているんだ。今こそ国が前面に立たないと悲劇を生む」

 ◇ 「今からでも遅くない。避難者が何を考えているのか、何に困っているのか聴いてください。避難者だって国民です」

          *

 ◎ 「民の声新聞」【自主避難者から住まいを奪うな】寄り添うふりして避難者切り捨て~空虚な「きめ細かく支援する」
 (9日付) ⇒ http://ameblo.jp/rain37/entry-12137393521.html

Posted by 大沼安史 at 07:39 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 東京新聞・社説 「もう一度、原発事故調を 3・11から5年」/ 「国会事故調の資料は公開されていない。国会は公開を決めてほしい。第三者機関が報告書を検証する仕組みも必要だ。それが信頼性を高める」

 

 ◇  国は調査、研究に消極的に見えるが、得られたデータは、日本だけでなく、世界の役に立つ。

研究や調査だけでなく、新事故調も世界の研究者にオープンにしたい。

  それが先進国の役目であり、原発事故を起こした国の責任である。

          *

〔★は大沼〕 (9日付) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016030902000141.html

          *

 ◇ 首都圏の新聞は東京新聞、銀行は城南信金!

 原発メーカーの商品は抗議のボイコットをしよう!

Posted by 大沼安史 at 07:10 午後 |

〔東海アマさんのツイッター、復活〕◇ 「アマちゃんだ @ tokaiama 」★ とにかく、よかった!

  ⇒ https://twitter.com/tokaiama

           *

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Posted by 大沼安史 at 04:02 午後 |

〔米大統領選〕◇ サンダースさんのミシガン州の勝利は、米国のカリスマ統計予想者、ネイト・シルバー( Nate Silver)さんにとっても――ほかの世論調査者・機関にとっても、完璧に予想外の事態だった。シルバーさんらの事前予測で、サンダースさんが勝つチャンスは、なんと「1%未満」だった! ★ それが外れた! 革命はサプライズで起きる!

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 ★ ネイト・シルバーさんは天才統計予想で名をはせた人。

 大リーグの優勝予想など、外したことのない人だ。

 その彼さえも、サンダースさんのミシガン勝利は夢想だにしなかったことだ。

 なにしろ、ヒラリーが20%もの大差をつけた状態で予備選を迎えたわけだから。

 なぜ、完璧に予想できなかったのか?

 シルバーさんらはその原因をいろいろ探り、「黒人層の動向を読み間違えた」などと分析しているが、とにかく、あり得ないことが起きたことに間違いはない。

 わたしは原因分析も大切だが、要素分解の還元主義で、今回の事態はとられられないのではないか、と考えている。

 アメリカではいま政治意識に地殻変動が起きているのではないか?

 草の根の政治革命!

 それは日本でもいま、起きつつあることではないか?

          *
 

 
 〔★は大沼〕 ◎ ネイト・シルバーさんらの総括 Why The Polls Missed Bernie Sanders’s Michigan Upset
 (9日付け)⇒ http://fivethirtyeight.com/features/why-the-polls-missed-bernie-sanders-michigan-upset/

Posted by 大沼安史 at 03:37 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇「法廷が≪安全上の理由≫で原発再稼働を阻止」 ◎ 高浜再稼働原発 運転停止命令 ―― ルモンド紙(電子版)も動画つきで報道

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 ★ Cette décision de justice この司法、すなわち「法の正義の決定」!

 いまの日本に必要なのは、「正義」である!

 ウソと詭弁にまみれたこの国のありようを変える必要がある。

 憲法9条まで蹂躙する、安倍政権をゴミ出しすることで!

          * 

 〔★は大沼〕 ◎ Au Japon, la justice freine la relance du nucléaire pour « raisons de sûreté »

⇒ http://www.lemonde.fr/planete/article/2016/03/09/au-japon-la-justice-freine-la-relance-du-nucleaire-pour-raisons-de-surete_4879051_3244.html#meter_toaster

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 高浜再稼働トラブル原発 強行運転を大津地裁が命令 ―― ニューヨーク・タイムズ(電子版)が動画映像つきで速報 / ◇ 「Takahamaの再稼働はすでに諸問題に悩まされていた。再稼働後の緊急停止、原因も不明」と指摘 / 「原発産業の要塞( stronghold)」「原発銀座」の「福井県」外の人びとが提訴

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 ◎ ニューヨーク・タイムズ Court Orders One of Japan’s Two Operating Nuclear Plants to Shut Down
 (9日)⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/10/world/asia/japan-nuclear-plant.html?emc=edit_tnt_20160309&nlid=63429496&tntemail0=y&_r=1

 ・ The restart of Takahama was already plagued by problems. About a week before the second reactor was returned to service in February, a puddle of radioactive water from a leaking pipe was found inside the building housing the unit. A few days after the restart, the reactor abruptly shut down automatically, for reasons that Kansai Electric has not been able to determine.

 ・ Takahama is in Fukui Prefecture, a stronghold for the atomic power industry that is home to 13 commercial reactors and that has earned the nickname Genpatsu Ginza, or Nuclear Alley. But the latest lawsuit was filed by residents of the neighboring Shiga Prefecture, who said they would be affected by radiation from a serious accident at Takahama.

 ・ Government safety regulators say Takahama meets Japan’s new safety guidelines, which address such issues. But the court ruled for the plaintiffs, saying there were “points of concern in accident prevention, emergency response plans and the formulation of earthquake models.”

Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 |

2016-03-09

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ ロイター通信が世界拡散速報! 高浜再稼働原発 運転差し止め 滋賀県住民の申し立てに大津地裁が決定

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 ◎ Japan court issues injunction to halt Takahama nuclear reactors
 (9日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/us-japan-nuclear-courts-idUSKCN0WB0QH

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 ◎ 関連 関電高浜原発の運転差し止め決定
  (9日付け)⇒ 
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/kyodo-2016030901001364/1.htm

          *

 ◎ 申し立て人・弁護団 声明

  ⇒ http://www.nonukesshiga.jp/wp-content/uploads/86e79fca276627bfa329fa44c8a95471.pdf

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Posted by 大沼安史 at 06:33 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ グリーンピースの核専門家のヴァンデ・プッテさんは、CNNを通じて、国際社会に警告を発した! 「日本はフクシマの教訓を学んでいない」―― そして、活火山から30キロの地震帯に建設され、再稼働した川内原発を例に、こう言った。「日本の原発にとって安全な場所はどこにもない。フクシマで見たものは、ほかの原発で起き得る」

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 ★ プッテさんのこの言い方――日本の原発にとって安全な場所はどこにもない」 を聞いて、わたしは目からウロコが落ちる思いがした。

 原発にとって安全な場所は、この日本にはない!

 わたしたちは「原発の安全」というと、自分たちの安全を思い、そこから「原発も安全であってほしい」「安全であるべきだ」「安全に違いない」――という願望を重ねがちだが、その「願望」が付け込まれているのだ。

 原発が危険なのだ。だからわたしたちは安全でないのだ

 日本の原発はいつ「フクイチ」を再現してもおかしくない!

 「日本の原発」は、それだけ「危険」きわまりないものなのだ!

 原発は危険――ということは、わたしたちは安全ではない!

 わたしたちは甘い幻想を振り捨て、脱原発に進まなければならない。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ CNN Fukushima: Five years after Japan's worst nuclear disaster
 (9日付け)⇒ http://edition.cnn.com/2016/03/08/asia/fukushima-five-year-anniversary/index.html?sr=twCNN030916fukushima-five-year-anniversary1025AMVODtop 

          *

 ・ Greenpeace's Vande Putte said that Japan hasn't "learned the lesson of Fukushima." He pointed to the reactors built in seismic zones, as well as the Sendai plant, which lies 30 kilometers from an active volcano.

"In Japan, there's no safe place for nuclear reactors. What we have seen at Fukushima Daiichi can happen at another reactor."

Posted by 大沼安史 at 06:16 午後 |

〔米大統領選〕☆ サンダースさん、主戦場のひとつ、ミシガン州予備選で、ヒラリーに競り勝つ / 50.5% 対 47.5% ―― 僅差ながら、敗北予想を覆す! サンダースさん「これはゲームの流れを変える勝利だ」 (ミシシッピーではヒラリーが勝利)

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 ★ アメリカの商業メディアはスーパーチューズデーのあと、「ヒラリーで決まった」と盛んに宣伝していた。

 それが、「ミシガン州」という最重点州のひとつで、あっけなく崩れた!

 流れは大きく変わっている!

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 〔★は大沼〕 ◎ パワーライン ⇒ http://www.powerlineblog.com/archives/2016/03/sanders-may-pull-of-a-huge-upset-in-michigan.php

 ◎ コモンドリーム ⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/08/sanders-claims-game-changing-win-revolution-revs-engine-michigan

Posted by 大沼安史 at 03:32 午後 |

〔空間線量 警報〕◎ 赤丸(30日平均の2倍の空間線量)、出現! 黄丸(30日平均の1.5倍~2倍未満の空間線量)も ―― フクイチで何か異変が進行しているのではないか?

 ◎ ホワイトフード ⇒ http://news.whitefood.co.jp/radiationmap/

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 ◎ スイス気象台 予報 明日(木曜日 正午、首都圏)
   ⇒ 
http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

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Posted by 大沼安史 at 10:36 午前 |

〔米大統領選〕 ♡ サンダースさんがツイッター 愛はつねに憎しみに勝つ(Love always trumps hate.) わたしたちは愛だから、トランプ氏に勝つ! 

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Posted by 大沼安史 at 10:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 週刊「女性自身」 ◇ 福島「放射性物質」土壌汚染調査 8割の学校で驚愕の数値が! / 本誌取材班は昨年末から、福島県内の小中学校周辺、約60か所の土壌をランダムに採取。土壌に含まれる放射性セシウム137を調査した。結果は、約8割の場所で放射線管理区域の4万Bq(ベクレル)/平米をはるかに超える高い値が出た。◆ 「砂遊び」のたびに鼻血を流す女の子も!

 ◆ なんと二本松市内では、108万Bq/平米(二本松第二中周辺)という、チェルノブイリ原発事故の影響を受けたベラルーシなら“第二次移住対象区域”に相当する高濃度の汚染も……。

          *

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 ◆ 長女は、福島に戻って砂遊びをするようになってから、鼻血を出すようになった。

 「寝ていても鼻血、起きていても鼻血。次女も、いっしょになって砂遊びをすると、出すんです、鼻血を。今は、長女が小学校1年生になって砂遊びをしなくなったので、出なくなりましたけど……」

 ◇ 結果は、約8割の場所で放射線管理区域の4万Bq(ベクレル)。
 放射線管理区域とは、放射線による障害を防止するために、法令で管理されているエリアのこと。

 この法令によると、18歳未満は、放射線管理区域での就労も禁止。大人であっても10時間以上の就労は禁止、飲食も禁止という厳しい規定だ。福島県では5年経っても、そんな中で子供たちが普通に生活させられている。

         ◇

 ◎ ⇒ http://jisin.jp/serial/%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84/disaster/23272

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 ◆ 「女性自身」の記事を紹介したリテラでは、こう報じられている。 ⇒ http://lite-ra.com/2016/03/post-2046.html

 信じられない数値が検出された場所もあった。たとえば、二本松市の二本松第二中学校周辺の放射性セシウムは、なんと108万ベクレル/㎡これはチェルノブイリ原発事故の被害を受けたベラルーシで“第二次移住対象地区”にあたる数値だという。“第二次移住対象地区”とは「移住の義務 農地利用禁止」を命じられた場所だ。

 本宮市の和田小学校でも66万5000ベクレル/㎡、伊達市・霊山中学校でも61万8000ベクレル/㎡と、やはり“第二次移住対象地区”に当たる放射性物質汚染が認められた。

 また、そこまではいかなくても 南相馬市の石神第二小学校では44万9000ベクレル/㎡、福島市の福島第一中学では48万ベクレル/㎡と、やはりベラルーシでは、国家補償による移住が認められる“移住権利区域”並みの数値が出ている。

Posted by 大沼安史 at 10:07 午前 |

2016-03-08

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ ヘレン・コルディコット女史のリツイートに、強烈な東電風刺漫画が出ていた! 「東電にようこそ! その、あんたらもってきた機械、放射能測定機?」「違いますよ、嘘測定機(ウソ発見器)ですよ!」 ―― 国際社会は日本政府・東電がどういう組織か知っている!

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 ★ 「測定器」でひとつ、気がかりなことを思い出した。

 

 東京オリンピックのとき、各国政府は自国選手団の安全を確保するため、プルトニウムを含む徹底した放射能汚染調査を実施するはず。

 

 そうなると――日本政府は、「特別仕様」の測定器の無償提供で、乗り切りを画策するだろうな?

 

 もしかしたら、もうやけくそになって、聖火台で放射性ガレキを燃やしたりして。

 

Posted by 大沼安史 at 10:20 午後 |

〔アベ政治を許さない!〕 ◇ 「日本での都合の悪いニュースつぶし」 ―― ワシントン・ポスト紙が社説で安倍政権を批判 / 「安陪が首相になって間もなく、政府やその同調者からのメディアに対する、公式・非公式の圧力は、口に出してはならぬこと(sore point)になってしまった」

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 ★ 権力ボスザルに服従の尻を向け、卑屈にわが身の保身をはかる「書かザル・言わザル・伝えザル」どもの、小賢しいサル山と化した日本の報道界!

 ★ ワシントン・ポストの論説委員会は、≪日本が戦後に達成した最も誇るべきことは、「経済ミラクル(奇跡)」ではなく、独立した報道機関を含む、自由な社会組織を立ち上げたことである≫と指摘し、≪アベが目指すものはいずれも、それらを犠牲にするものではありえないし、そうあってはならない≫と、手厳しく批判している。

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 〔★は大沼〕 ◎ WP Squelching bad news in Japan
 (5日付け) ⇒ https://www.washingtonpost.com/opinions/squelching-bad-news-in-japan/2016/03/05/497b7be8-da60-11e5-925f-1d10062cc82d_story.html

 ・ Surrounded by bad news, many leaders resort to blaming the bearers of it; alas, Mr. Abe may be no exception. In fact, formal and informal pressure on Japan’s media, by the government and its allies, has been a sore point almost since Mr. Abe took office. To many, his disposition to rein in critical coverage was behind the rise of a loyalist to run NHK, Japan’s publicly supported television network, in January 2014.

 ・ Nevertheless, the proudest of Japan’s post-World War II achievements was not its economic “miracle” but the establishment of free institutions, including independent media. None of Mr. Abe’s goals for Japan, however worthy, can, or should, be pursued at their expense.

Posted by 大沼安史 at 09:56 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◇ 東電OB(元・柏崎刈羽原発所長)の宅間正夫さん(78)が証言 / 「原子力部門は閉鎖的なムラで、外の意見に耳を傾けなかった」「「最先端技術を扱っているというエリート意識が強かった一方、情実人事やごますりが横行していた。旧日本軍と一緒だった」「原子力はもともと軍事技術として生み出され、機密性が高い。社会との対話もないまま、方向性も電気事業連合会で決まっていた」

 ★ 「旧日本軍と一緒」!………… 昔、陸軍、いま、東電!

    この日本を、滅ぼそうというのか?

 ★ 東電の良心ある人びとがもっともっと内部告発を!

 ★ フクイチ4号機では核兵器原料のプルトニウムを生産していたとの見方も出ている。

   事実なら、勇気をもって内部告発してほしい!

 

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 〔★は大沼〕 ◎ 時事通信 福島第1、事故背景に「閉鎖性」=元原発所長の東電OB-東日本大震災5年
 (8日付け)⇒ http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2016030800125&utm_source=twitter&utm_medium=eqa&utm_campaign=twitter

Posted by 大沼安史 at 09:15 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◇日本政府の「除染(josen)」は「移転汚染(transcontamination)」! / フクシマの立ち入り禁止地域を「「無期限・放射性廃棄物・巨大投棄地」化するのも選択肢 / 地震国での高レベル廃棄物の「海底投棄」は馬鹿げている 日本政府は政府資金を投入し「海外処分」を!―― 英オックスフォード大学の専門家がニューヨーク・タイムズへの寄稿で、問題から逃げまくり「誤謬( fallacy)」を続ける日本政府を徹底批判し、打開策を直言!

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 ★ オックスフォードの核・環境問題専門家( nuclear and environmental specialist )、ピーター・ウィン・キルビー(PETER WYNN KIRBY)さんの指摘と批判は歯に衣着せぬ手厳しいものだ。

 キルビーさんは日本政府に対して、フクイチ発放射能(核廃棄物)処理問題と「真正面」から取り組む時だと迫る。

 真正面(head-on)――顔を背けず、逃げずに取り組めと督促しているのだ。

 「移染」を「除染」だと偽って、「放射能 回しっこ遊び」で時間稼ぎばかりしていないで、ちゃんと取り組めと迫っている。

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 そしてその真正面から取り組む対策として、以下の2つの方策を示す。

 ひとつは、もっと安全対策を強化した廃棄物施設を、嫌がる1つ、あるいは2つの自治体に押し付ける、とんでもなく不評を買うことになるステップを踏む――。

 もうひとつは、フクシマの立入禁止区域の中心(コア)が事実上の「無期限・放射性廃棄物・巨大投棄地」になるという当然のことを政府をして認める。

 そのどちらの選択肢を採れ、と勧告しているのだ。

 ・ It’s time the Japanese government tackles the issues head-on. Either it takes the exceedingly unpopular step of imposing a more secure facility on one or more unwilling communities, or it must acknowledge the obvious, which is that the core of Fukushima’s exclusion zone will become a gigantic de facto nuclear waste dump indefinitely.

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 それもこれも、放射能の汚染された土壌などの「除染」は結局、移染にすぎず、それにもとずく日本政府の「30年で終える」“除染”計画は「悪魔のように( fiendishly )」複雑化するだけで、目標通りにいかないことが、ほとんど目に見えているからだ。

 ・ Japan’s “decontamination” plan for Fukushima is so fiendishly complicated that its goals cannot possibly be met within the promised 30 years.

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 キルビーさんはさらに高レベルの放射性廃棄物に関し、日本列島は地震地帯だがら、日本政府は、海外に処分場へ廃棄物を移し、そこで保管するために、政府資金を出すべきだ と述べ、、経産省が検討している、沖合10~15キロの海底に処分する構想についても、日本のような地震地帯(の海底)に埋設処分する考えは「馬鹿げている」( preposterous)と断じた。

 ・ As for higher-level waste, the government should fund its shipping and storing in permanent repositories abroad: Japan is too prone to earthquakes to host any such facility. The Ministry of Economy, Trade and Industry is currently studying the feasibility of a plan to permanently store spent fuel under the seabed 10 to 15 kilometers from Japan’s shores. In such a seismically unstable area, the very idea is preposterous.

 キルビーさんは地震国・日本の国内は陸上も、沖合も高レベル廃棄物を恒久処分できないから、海外のどこかに移すしなかい、と提言しているのだ。

 それも政府資金=税金を投入して、やるしかない、と言っている。

 
 原子力は安全でクリーンで安いエネルギーであると耳にタコができるほど聞かされてきた国民にしたら、寝耳の水の事態だが、日本に安定かつ強固な地層・地盤がない以上は、仕方のないことかも知れない。

          *
 
 ケルビーさんは結論としてこう語る。

 「フクシマの汚染は自然災害の結果、起きただけのものではなかった。向こう見ずな安全対策のアプローチによる人災の結果でもある。5年が経った。日本政府はフクイチ放射能廃棄物処理問題と無責任に取り組んでいるだけである

 ・ The defilement of Fukushima wasn’t just the result of a natural catastrophe. It was also the aftermath of a manmade disaster caused by a slapdash approach to nuclear safety. Five years on, the Japanese government isn’t handling these issues any more responsibly.

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 先送りし、逃げ回りするだけの無能な「アンダーコントロール安倍政権」では、こうした問題に対処することは無理だ。

 それは「パンツを盗まなかった原発推進男」が放射能汚染地の「復興」を担当し、無知・無能なタレント政治家が環境相をつとめているような安倍政権でできることではない。

 この連中をゴミだしし、この国を放射能汚染から救う「救国内閣」を樹立するしかない!

          *

 〔★は大沼〕 ◎ ニューヨーク・タイムズ Playing Pass the Parcel With Fukushima (フクシマで続く、放射能手渡しゲーム

   (7日付け) ⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/08/opinion/playing-pass-the-parcel-with-fukushima.html?_r=0

Posted by 大沼安史 at 08:06 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ ニューヨーク・タイムズ(電子版)が写真スライド(12枚) 「フクシマ 5年が過ぎようとしている( Fukushima, Five Years On)」★ 何が「アンダーコントロール」なものか! お気楽に、涼しい顔して言うんじゃない! ―― フクシマは苦しみと悲しみに耐え、仕事と責任を引き受けながら、6年目に入る。

Screenshot466 ★ 父親を、妻を、お嬢さんを津波でなくした大熊町のキムラ・ノリオさんはいまもお嬢さんのユナさんを探している。

 ★ シンイチ・コガさんが「凍土壁」建設工事に携わっている。

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 ★ サムネイル写真、鮮明なものは以下のリンクをクリック。

 〔★は大沼〕 ◎ NYT ⇒ http://www.nytimes.com/slideshow/2016/03/08/opinion/fukushima-five-years-on/s/07kirbyss-1457110608034.html

Posted by 大沼安史 at 09:20 午前 |

〔米大統領選〕◇ サンダース上院議員 メーン州予備選(7日)でも勝利! サンダースさん:64% ヒラリー34%で、サンダースさんが圧勝!

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 ★ 日本の御用マスコミも、(涙ぐましいほど)「ヒラリー・ヨイショ」を続けているが、これが(すくなくとも、これまた……)現実!

 アメリカ、草の根発、政治革命!

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 〔★は大沼〕 ◎ CD / Weekend of Bernie's: Huge Maine Victory Caps Resurgency for Sanders
 (7日つけ)⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/07/weekend-bernies-huge-maine-victory-caps-resurgency-sanders

⇒ http://www.commondreams.org/further/2016/03/06/bernie-wins-maine-almost-2-1-four-hour-lines-yet

Posted by 大沼安史 at 02:08 午前 |

≪ ツイッター・アカウントを凍結された「東海アマさん」が、新サイトで復活!≫ ◇ 「掲示板」あり「ブログ」あり「放射線測定データ」ありの総合サイト! 「アマさん」ガンバレ! 全国の人が応援してると思います!

 ◎ ⇒ http://tokaiama.minim.ne.jp/tokaiama/yoti01

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Posted by 大沼安史 at 01:53 午前 |

2016-03-07

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 米国のNRC(原子力規制委)の7人のエンジニアが米国内のほぼ全ての原発の改善を求め、NRCに訴え! 電気のショートなどで「冷却システム」無能化の恐れ 修理しなければ廃炉に! ★ 日本の原発は米国式だから、川内・高浜など「再稼働原発」も同じような「設計上の欠陥( design flaw)」を抱えている可能性がある! 日本のメディアは確認を! 国会も動け!

 ★ 米NRCの「7人の侍」が、職業倫理を賭けて、アピール(請願)した!

 偉い!

 日本のNRC(原子力規制委)のエンジニアたちも、見習ってほしいものだ。

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 ロイター電によると、2012年のはじめ(フクイチ核惨事の翌年)、イリノイ州の原発で「電圧のアンバランス化」で原子炉が自動停止し、発電停止が1週間続いた。
 In early 2012 an unbalanced voltage event forced Exelon Corp's Byron 2 reactor in Illinois to shut down automatically.

 電気用語で「欠相(オープン・フェーズ)」と呼ばれる状態を引き起こす設計上の欠陥が指摘されたが、NRCは原発オペレーターに対して警告を発しただけで、強制的な是正措置を命じることはなかった。

 7人のエンジニアたちは、これではいずれ惨事が起きかねないとして、NRCに強制措置をとるよう求めたもの。

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 米国のほとんど全ての原発がこうした「爆弾」を抱えているということは、川内も高浜も同じ状況にある、ということである。

 日本のNRC(原子力員会)に、日本の国民を原発事故から守る気が少しでもあれば、ただちに「7人のエンジニア」から事情を聴取するなど、川内、高浜の運転を一時停止して、対策に乗り出すべきだ。

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 〔★は大沼〕 ◎ ロイター U.S. NRC engineers urge fix for nuclear power stations
 (1日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/usa-nuclear-regulator-idUSL2N1692BF?mkt_tok=3RkMMJWWfF9wsRoguanJe%2B%2FhmjTEU5z17OwpUKSylMI%2F0ER3fOvrPUfGjI4FRMFlMq%2BTFAwTG5toziV8R7DNLM1wy8YQWhPh

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 ◎ 米サウスカロライナ州のオコネー原発で変圧器火災事故も、NRC「7人のサムライ」たちの問題提起と関連するものかも知れない。同原発1号機から、同原発のスイッチ機器に電気を送るための変圧器だそうだ。「消火に成功」――大事故に至らなくてよかった。これは、日本への警告でもあるのではないか? Fire contained at Oconee Nuclear Station, officials say
  ◎ 地元TV局 ⇒ http://www.wyff4.com/news/fire-at-oconee-nuclear-station/38371590

  ◎ スプートニク日本語版 ⇒ http://jp.sputniknews.com/incidents/20160307/1738245.html

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Posted by 大沼安史 at 05:45 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 日本の原発産業、「フクシマの教訓」を無視 / 日本の原子力規制委は無能 / 高浜再稼働強行、次の核惨事を告げる「核の氷山(the atomic iceberg)」の一角 ―― フクイチ沖での海底汚染調査を続けている「グリーンピース・ドイツ」の核専門家、ショーン・バーニーさんが英紙(電子版)インデペンデントで、国際社会に告知

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 ★ 東京オリンピックの「新国立」の「聖火台」欠落問題など、次の核惨事を思えば、ゴミみたいな話だ。

 高浜や伊方、川内が事故を起こせば、日本は全滅する!

 日本政府(安倍政権)の劣化がひどい。

 判断力をなくしている。

 ショーン・バーニーさんは日本の原発再稼働について、「最後は安全ではなく金目だ(when it comes to nuclear safety the bottom line is not safety, but money.)」と指摘している。

 ひどい国になったものだ。
 
 安倍政権をゴミだしして、小出裕章さんに原子力規制委員会の委員長になってもらおう!

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 〔★は大沼〕 ◎ 英インディペンデント : TEPCO Prosecution: A Sign That Japan’s Nuclear Industry Is in Free Fall(東電強制起訴: 日本の原発産業は、転落・落下中))
(4日付け)⇒ http://thediplomat.com/2016/03/tepco-prosecution-a-sign-that-japans-nuclear-industry-is-in-free-fall/

 ・ In fact, in the five years after the accident, Japan’s nuclear industry has not just failed to learn the lessons of the accident, it is still actively ignoring them.

 ・ Leaving aside the inherent risks of another severe nuclear accident, the new safety agency in Japan, the Nuclear Regulation Authority (NRA) is overwhelmed, incapable and inadequate.

 ・ These examples are the tip of the atomic iceberg that threatens the next nuclear disaster in Japan.

Posted by 大沼安史 at 05:05 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ ≪ この5年、「国は国民を守ろうとはしない。」ということを実感する。国民同士を争わせる情報や政策をどんどんとしていく。これが先進国のやり方なのだろうか≫ ―― 酒井政秋さん〔原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団事務局庶務 / かすかだりの会・会長〕

Screenshot458 ◆  あの日、自然豊かな飯舘村での生活も、近くの山でとれた新鮮な山菜、キノコを当たり前のように食卓に彩っていた日々も、村民一丸となって行われてきた行事も全て、お金には換算できない無形な大切にしてきたものをたった1度の原発事故によって一瞬にして全て奪われた。その喪失感は一生消えないのかもしれない。

 ◇ 5年経過したからといってわたしたちの原発事故と避難は終わらない。

 これから先、何十年もかかる大きな問題にもかかわらず、情報はコントロールされ真実は届かず、政府は当事者と対話する意向も示さない。

 それどころか放射性物質の危険性は軽視されている。福島の問題が解決されていない中で川内原発、高浜原発が再稼働され、福島の原発事故はいったい何だったのだろうか。

 国は一つも福島から学んでいないのではないだろうか。

 ただただ踏みにじられる思いに憤るばかりだ。

 「原子力」というエネルギーに決して安全も安心もない。事故がひとたび起きれば一瞬で人々の人生も暮らしも環境も全て奪われていく。

 もう2度と同じ悲劇を起こしてはならない。

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 ◎ WELTGEIST FUKUSHIMA (震災後、福島にクサノネで創刊された初の総合雑誌、ヴェルトガイスト・フクシマ) : 「原発事故5年は節目ではない。まだまだ続いている現在進行形の事故である」(酒井政秋さん)
 (6日付け) ⇒ http://weltgeist.info/?p=10210

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 ◇ 酒井政秋さんの紹介

 Sakai Masaaki / 1978/02/07生まれ、飯舘村で高校までを育ち東京に上京するも肌に合わず南相馬で婦人服製造業の主任を経験し、長男と言う事もあり飯舘村に戻り友人が経営する婦人服製造工場に勤めました。

 これから村とどう会社として個人としていくかを模索している最中、2011/3/11、東日本大震災が起こりました。

 夢は破れ、飯舘村での人生は砕かれました。

 これから、生活再建と飯舘村の心のつながりをどうしていくかを仲間たちと模索中。現在、原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団事務局庶務  / かすかだりの会 会長として活動中。

Posted by 大沼安史 at 04:43 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 「フクシマから彼らは何も学んでいない。原発事故は必ず起こる」「わたしはフクイチの事故の時よりも悲しい。もっと怒っている」―― オーストラリアABC放送 ラジオ局のレイチェル・ミーリー特派員が楢葉町の古刹、宝鏡寺を訪ね、早川篤雄住職(76)にインタビュー

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 ★ ミーリー特派員に対して早川住職は、このあたりの地域が再び安全を取り戻すまで「200年」かかると語った。

 プルトニウムを思えば「10万年」だ。

 宝鏡寺は1395年開山の浄土宗の古刹。

 フクイチ核惨事で東電と日本政府は、大変なことをしてしまったのだ。 
 
           *

 〔★は大沼〕 ◎ Tepco clean-up after Fukushima disaster still only superficial(東電のフクシマ核惨事の廃炉は、まだ表面だけ)
 (2日付け)⇒ http://www.abc.net.au/pm/content/2016/s4417214.htm 

 ・  It's a glorious clear day, yet he sees darkness ahead.

 ・ TAKUO HAYAKAYA (translation): They haven't learnt any lessons from the Fukushima nuclear accident, it's clear that it'll happen again.

 ・ TAKUO HAYAKAYA (translation): They must stop using nuclear power because safety can't be guaranteed. I feel sad and angry, even more than I did at the time of the accident.

          *

 ◎ 関連 : 東京新聞 百年先のため人柱に 楢葉町の古刹、宝鏡寺の早川篤雄住職(76) 
 (2015年11月10日付け)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_report/list/CK2015111002000197.html

Posted by 大沼安史 at 04:21 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕 ◇ フクイチ構内 放射性ガレキ(たぶん、初出) / 破壊された3号機の惨状(アップ写真) / たたずむ作業員(その姿……) ―― 英紙デイリー・メールが写真ルポ

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 ★ サムネイル写真の鮮明なものは、下記記事リックをクリック。

 ◎ Inside the dead zone: Eerie wastelands around Fukushima which were abandoned after devastating tsunami wrecked a nuclear plant
 ⇒ http://www.dailymail.co.uk/news/article-3478891/Dystopian-wastelands-Fukushima-Houses-schools-remain-abandoned-five-years-devastating-tsunami-damaged-nuclear-plant-experts-continue-decontaminate-area.html

Posted by 大沼安史 at 03:59 午後 |

2016-03-06

〔米大統領選〕◇ サンダースさん、カンサス(68%)、ネブラスカ(56%)で勝利! / ヒラリーはルイジアナで勝利(71%) ★ 2勝1敗 ―― サンダースさんに勢いが出てきた!

 ◎ ニューヨーク・タイムズ ⇒ http://www.nytimes.com/2016/03/06/us/politics/primary-elections.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=span-ab-top-region&region=top-news&WT.nav=top-news&_r=0

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Posted by 大沼安史 at 08:50 午後 |

〔女性が輝く?アベの美しい国の現実〕◇ NHK 飛ばされる国谷裕子キャスターは言った。「第3の経済大国で、経済戦略の大きな柱として、女性活用を掲げている国ですけど、……若い女性が頼っている場所が風俗産業であるこの現実、なぜ、こんなことになってしまったのか?」 ★ 子育てのため体を売る、大和撫子シングルマザーたち! 恥を知れ、為政者ども!

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◆ さあ、次の選挙でリベンジだ!

 

 

 ★ 答えはかんたん。

 アベノ自民党は、国民の福祉より、憲法改正。

 平和より戦争!

 軍事産業、原発産業を守る、愚劣なポチでしかないからだ!

 〔★は大沼〕 ◎ ユーチューブ クロ現【貧困】 行き場のない女性たち/体を売るシングルマザー ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=ovnUjmMnPHc&feature=youtu.be

Posted by 大沼安史 at 08:16 午後 |

〔東海アマさんのツイート またも凍結〕◇ 東海アマさんの反原発情報発信を、フクイチ5周年を前に、つぶそうという工作が入ったのだろうが、ひどすぎる! 野党議員は国会で追及を!

★ 東海アマさんは、山口県周南市の工学者、A先生の中性子線被曝問題について、「核燃料による汚染」の可能性を示唆していた!

 もしかしたら、それでやられたのかも知れない。

 とにかく「東海アマ」さんのツイッターは、日本の反原発運動の情報クリアリング・ハウスの役割をはたしていた。

 「原子力ムラ」が「5周年」を前に、封印しようとしたのだろう!

 

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Posted by 大沼安史 at 07:38 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 菅直人首相(当時)が英紙のインタビューで、「SPEEDI、公表せず」を決めた自身(首相として)の「決定」について「遺憾(“regret” )」の意を表明、「結果として、いくつかの地域で、(人びとが)高線量に曝された」ことを認める!/ 強制起訴された東電の勝俣会長について法廷で、責任追及の証言をする用意がある、と言明! 

Screenshot444 ★ 「SPEEDI隠し」はやはり、政府の決定だった! 菅元首相が認める!

 菅氏は洗いざらい、表へ出すつもりでいる……そんな気がする。

 「3・11」では、政府内で、首相官邸をカヤの外に置く「裏対策本部」が、どこかの官庁の地下に設置されていた、というウワサがある。

 そうしたことを含め、菅さんは事実関係を暴露する気でいるのではないか?

 だから、勝俣氏の裁判に出廷する用意があると言ったのではないか?

 勝俣氏ら東電トリオを追及する裁判は、「フクイチ核惨事の全真相」と問うものにもなりそうだ。

          *

 ★ 菅直人さんはハラを括り、英紙テレグラフのインタビューに答えたようだ。

 東電の勝俣会長を追い詰める、どんな証言を――証拠を用意しているのだろう?

 菅さんはSPEEDIに関する不公表の決定は(首相としての)「彼の決定( his decision )」であることを認めた。

 「SPEEDI不開示」は当時の日本政府(菅政権)の決定だったことが確証された。

 この証言は、こんご(あるいはすでに提起されている)風下被曝被害を問う訴訟などに対して決定的な意味を持つものだ。

 菅直人氏は、この点でも法廷で証言する決意を固めているのではないか?

          *

 菅氏によると、事故当時、「東電から明確な情報はまったく届かなかった(“no clear information”)」という。

 経産省・原子力安全保安院の寺坂信昭院長も、菅氏に対して「明確な回答( clear responses)」を返さなかった。

 それどころか寺坂院長は、菅氏らが「原発のこと、知っているのか?」と聞いたら「知らない」と答え、「大学での専攻は経済学だった」と弁明したという。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ テレグラフ紙 Fukushima: Tokyo was on the brink of nuclear catastrophe, admits former prime minister(フクシマ:東京は核破局の瀬戸際にあった。元首相認める」
 (4日付け)⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/12184114/Fukushima-Tokyo-was-on-the-brink-of-nuclear-catastrophe-admits-former-prime-minister.html

          *

 
 ・ He admitted “regret” at his decision not to publish results from a computer system called Speedi, System for Prediction of Environmental Emergency Dose Information, which accurately forecast the spread of radioactivity around the plant and could have saved thousands of local residents from exposure.

 “As a result, some areas were exposed to high levels of radiation,” he said.

          *

 ・ Mr Kan expressed satisfaction at the charges brought last week against a senior Tepco manager and said he would testify against Mr Katsumata if asked.

          *

 ・ Mr Kan admitted he was frightened and said he got “no clear information” out of Tepco, the plant’s operator. He was “very shocked” by the performance of Nobuaki Terasaka, his own government’s key nuclear safety adviser. “We questioned him and he was unable to give clear responses,” he said.

 “We asked him – do you know anything about nuclear issues? And he said no, I majored in economics.”

Posted by 大沼安史 at 05:54 午後 |

〔ホンデュラスの先住民女性活動家 ベルタ・カサレスさん(42歳) 3日未明 暗殺される〕◆ 中米最大のダム建設、森林伐採、鉱山開発に反対 プランテーション所有地主とも対決 / 自宅で射殺される 母親「間違いなくホンデュラス政府の仕業」

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 ★ リオ・ブランコ(川)にダム(水力発電)ができると、先住民族、レンカ族のの水資源が奪われてしまう。

 レンカの人びとは男性指導者を平和デモ中に射殺されるなど弾圧に屈することなく、抵抗した来た。

 そして、ベルタさんの、この暗殺!

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 ★ 川のほとりの Berta Cáceres さんの写真は、ウィキより。

 ◎ 英紙ガーディアン Berta Cáceres, Honduran human rights and environment activist, murder
 ⇒ http://www.theguardian.com/world/2016/mar/03/honduras-berta-caceres-murder-enivronment-activist-human-rights

 ◎ AFP日本語記事 ⇒ http://www.afpbb.com/articles/-/3079286 

 ◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/04/activists-demand-justice-following-assassination-berta-caceres

 ◎ デモクラシーNOW ⇒ http://www.democracynow.org/2016/3/4/remembering_berta_caceres_assassinated_honduras_indigenous

Posted by 大沼安史 at 03:28 午後 |

〔フランスからオーストラリアに高レベル核廃棄物を運んだ「BBCシャンハイ号」(海運情報サイトでは)行方不明〕◇ いったい、どこへ、どこで、何を? オーストラリア・シドニー近接港への荷下ろしのあと、東アジア海域にも来たようだが……??? 日本へのMOX燃料の運び込みはなかった!?

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 ★ 同船は、オーストラリアに向かう途中、なぜか、インドネシア海軍が領海内通過を阻止しようとした輸送船だ。

 インドネシアが阻止線を張るということは、(日本を含む)東アジア海域に向かおうとした可能性も考えられる。

 フランスのシャルブール港から、なにかほかのものを(たとえばMOX燃料を)、日本などに運ぶことを依頼されていたとしても、不思議ではない。

 わたしは高浜(4号機用)へのMOX燃料輸送の可能性を考えていたのだが、日本入港の情報はいまのところろ、ない。

 謎である。

 〔★は大沼] ◎ 海運情報サイト「ヴェッセル・ファインダー」
⇒ https://www.vesselfinder.com/vessels/BBC-SHANGHAI-IMO-9224623-MMSI-304322000

          *

 ◎ 関連 2016-01-02〔謎の航跡 フランス・シェルブールから豪シドニー・ケンブラ港へ、放射性廃棄物25トンを運び、その後、上海に向かったはずの《BBCシャンハイ号》、1日、香港付近海域の航行を確認 次の寄港地はマレー半島のパシル・グダンで、6日入港予定〕◆ 上海に向かわなかったとしたら、どこに? まさか…(まさか?)……再稼働の高浜に、4号機用MOX燃料を、運び込み? マスコミの確認報道をお願いする! ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/01/post-7fd5.html

Posted by 大沼安史 at 08:30 午前 |

〔山口県周南市の工学者、A先生より緊急連絡〕◇ 中性子線専用測定器(PDM-313) 測定値 1日のうちに―― 朝から夜にかけて13時間で、「0.01mSv」も上昇! 初体験 「これまでは平均的には3日間程度で0.01の上昇ですから、6倍の照射レベルということになります」★ きびしく、苛酷な状況だそうです!

 ★ なぜ、警察は国民を助けようとしないのか? 線源を捜査しようとしないのか? 謎を解明しようとしないのか? 立派な「核テロ」ではないのか? 河野太郎・国家公安委員長、あなたの出番ではないのか?

          *

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          *
 
 ★ A先生から、上記、測定写真記録つきのメールが来ました。

   「今日、中性子線を浴びせられ始めてから経験したことのない
状況となりました」

   「どうも頭の中が腫れているというようなイメージです」

   「眠気が来て、パソコンの前でも寝ていることが多いのです」

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〔★は大沼〕◎ A先生の測定記録ブログ ⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green

Posted by 大沼安史 at 08:02 午前 |

2016-03-05

〔フクシマ核惨事〕◇ やはりフクイチが変だ! 黄丸(30日平均の1.5倍〜2倍未満の空間線量)が出ている。

 
 ◎ ホワイトフード ⇒ http://news.whitefood.co.jp/radiationmap/

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Posted by 大沼安史 at 10:39 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ グリーンピースが警告 奇形・DNA変異 樅の木、シジミチョウ 放射能に汚染された周辺森林地帯に広がる / 日本政府の原発難民帰還政策が進める中 ―― 英紙デイリー・メールが報道 / 地上1m、10・86マイクロシーベルト/時の路上実写測定ビデオも!

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★ 死の灰の森に囲まれた放射能汚染地に、「帰れ」とは?

 森の除染、山の除染が先決だろうに。

 〔★は大沼〕 ◎ デイリー・メール Mutations and DNA changes caused by the Fukushima nuclear crisis are starting to be seen in surrounding forests, warn campaigners
 (4日)⇒ http://www.dailymail.co.uk/news/article-3476007/Mutations-DNA-damage-seen-Fukushima-forests-Greenpeace.html

 ・ In a report, Greenpeace cited 'apparent increases in growth mutations of fir trees... heritable mutations in pale blue grass butterfly populations' as well as 'DNA-damaged worms in highly contaminated areas', it said.

Posted by 大沼安史 at 05:47 午後 |

〔Change.org キャンペーン〕# 保育園落ちたの私と私の仲間だ / 署名運動開始! 「不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増やせよ」

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 ◎ ⇒ https://www.change.org/p/%E4%BF%9D%E8%82%B2%E5%9C%92%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%81%AE%E7%A7%81%E3%81%A8%E7%A7%81%E3%81%AE%E4%BB%B2%E9%96%93%E3%81%A0-%E4%BF%9D%E8%82%B2%E5%9C%92%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%81%AE%E7%A7%81%E3%81%A0?utm_source=action_alert&utm_medium=email&utm_campaign=531374&alert_id=MEAHEAVNje_D4ZplEx9yfj7t1LR6jeUNP8P%2FytDm9Iu7O0sWUR6y2esHm8BhBVTMdhX%2F61U9Wbe

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 匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」について、安倍晋三首相は「匿名である以上、実際本当に起こっているか、確認しようがない」と述べ、また、野党議員がブログの内容を読み上げたところ、議員席から「中身のある議論をしろ」「誰が書いたんだよ」などのヤジが飛んだとのこと。驚愕しています。

 これが豊かな国、美しい国、一億総活躍、女性も輝く社会の先進国日本において、一日3億円もかけ運営される国会で、国民の代表である議員の方々が表明される「歯止めが止まらない少子化」への認識。そう思うと、暗澹たる気持ちになります。が、きっと首相はじめ与党の皆さまは現状をご存知なく、調べる気力とお時間がないだけなのだと拝察致します。

 「実際何が起こっているのか」「中身」を国会議員の皆さまにお伝えするべく、署名活動を行いたいと思います。

Posted by 大沼安史 at 05:23 午後 |

 ◇  山口県周南市のA先生が、ご自身の中性子線被曝問題でアピール

 ◎ アピールは「続きを読む」をクリック!

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★ ところで、これはわたし(大沼)が、わたしの信頼するある方から教えていただいたことだが、A先生の被害について、「(原発)核燃料による汚染」も考えられる、そうだ!

 かりにそうだとすると、加害グループは、原発などの使用済み核燃料などにアクセスできるパイプを持っていることになる。

 そういえば、山口のA先生と同じく、自宅で中性子線専用測定器で被曝データを取っている、物理学者のN先生(岡山県真庭市在住)は、放射性物質入りのクリップのようなものを仕掛けられたと報告している。

 こうなると、まさに「核テロ」ではないか?

          *

 

 

 私の中性子線被曝被害に関し、さまざまなご教示や励まのお言葉を頂戴しております。

 感謝申し上げます 

 中性子線は発生して15分程度で消滅するというご指摘をいただきました。また中性子線源についても、ご教示をいただきました。アドバイスおよび情報提供に感謝申し上げます。
 
 私の被曝被害について、ここであらためて、わたしなりの考えを述べさせていただきます。

 あのJOC事故の時に、中性子線は何キロも飛び、そして10キロ以上先でも放射化が生じていたと報告されています。

 中性子線は寿命にかかわりなく、遠くまで飛んで被曝させるものであることは間違いありません。

 連続して中性子を発生させれば、被曝が広範囲に及び続けることも間違いないことです。

 Ra、Be、Cfなどのアイソトープで発生させる方法があるとのご指摘については、わたしもまた、その可能性を疑っています。

アイソトープの場合には、遮蔽の困難さがあり、四方八方に中性子線が出ることになります。

 わたしの場合、例えば自宅から、東西南北の方向に移動してガンマ線を測った時に、どちらの方向にも同じ ようにガンマ線の高い領域ができるので、自宅内部にそのような四方八方に向かう照射源があるとも考えられます。

 なお大沼さんからの「電波で放射線計が操作されるのでは」という点では、ブリキの箱にガンマ線測定器を入れてみてもアラームが鳴り続けるということで、電波での操作ではなく、ブリキを通り越す放射線での被ばくであることも確認済みです。

 ただ私の経験では、「方向性のある照射」がなされていると思う場合があり、これは小型の加速器のような方法で発生させていると思います。大沼さんも 指摘されていたカーボンナノチューブを使うような方法が開発されているものと思います。

 こうした方法であれば、X線のようにある方向に向けて中性子線を照射できると思います。線源保持者は中性子線を浴びずに、対象者やその延長線上の人間に照射を浴びせることができる、と思います。

 そして、このような方向性のある照射源を使って、四方八方に照射可能なものも開発可能、と思います。

 中性子線の存在は、私の所持する中性子線線量計PDM-313 と中性子線、ガンマ線 測定器RAE2でどちらでも計測されているということがまず一つのポイントです。

 また、中性子線の放射化を用いた測定方法は、通常の中性子線測定方法として使われる方法であることは、常識的に知られていますが、この方法でガンマ線測定器、TERRA-Pを使い測定すると、ガンマ線が通常値より高くなることで、中性子線の存在を知ることができると思います。
 そして、ガンマ線の高くなる状態でPDM-313の値が高くなる、すなわち中性子線が存在したことが、何度も確認しています。

 さらにビーム状の電磁波被ばくを防げるアルミ板で上下を含む四方を囲ったテント内で、ガンマ線、X線測定できるTERRA-Pでアラームの鳴るレベル(0.30μSv/h)以上にはならない状態でも、被ばくする(心電図で心筋虚血状態 になること確認済み)のは、アルミ板を透過できる放射線3種のうちのガンマ線、X線ではないもの、すなわち中性子線での被ばくであることも確認できます。

 また私は初めX線の照射を受けていたと思いますが、その際には水箱(ミネラルウォーター)を使った防御を試みました。その際40センチ相当程度のバリアを介すると、照射レベルを低減させることができると感じていました。

 ところが照射源がX線から中性子線に変わったと思われる段階から、40センチ程度 の水バリアでは、ほとんど効果がないことを確認しました。

 そこでさらに水バリアの厚さを増してみようと、押し入れの中段とさらに上の段 の中間にも棚を置き、そこまでの間に水バリア1メートル強を置いてみましたが、通過してくるという経験をしています。

 ここまでのバリアを超えてくるものは、放射線でも中性子線以外のものはありません。私はX線と思われるものの被曝経験を通して、そう考えています。

 それから放射線被ばくをしていると思われる事柄として、床下からの照射で腸などの被ばくがあるときには、下痢が頻繁に起こり、ひどいときには赤色下痢便が生じております。

 医師は腸粘膜の脱落の可能性を認めました。ただ、通常ならば全身症状がもっと悪いはず、別の理由の可能性があるとしています。私は腸を狙った局所被ばくの影響の可能性を考えています。

 それから半年程度前には、白内障の症状は見られなかったものが、X線、中性子線を浴びせられるようになって、一気に白内障の症状が出てきているのも、放射線被ばくの影響と考えられます。

 また、ほぼ毎晩被ばくして心電図形状で心筋虚血状態になっていることは、明白な事実です。

 この原因が放射線とは限りませんが、何らかの被ばくを浴び ている ことは間違いありませんし、そのことは家内、娘にも生じています。このように放射線被ばくの可能性を示す症状があります。

 車で走行中の被ばくということも、かなりの距離からの照射でガンマ線測定値の上昇と、被ばく症状の発生があるわけですが、X線やガンマ線ではとても及ば ない距離、数十メートルでの被ばくです。遠くまで飛ぶ中性子線でなければ、ありえません。

 以上、中性子線の被ばくの証拠と思われることを書きました。
 妄想や思い込みでは、中性子線線量計を動かすことはできません。

 中性子線被曝については、岡山県在住の物理学者の方が、私と同じように、中性子線測定機でのデータをもとに、被曝被害を訴えています。

 私はたまたま工学系の研究者として経験があることから、中性子線測定機を使って中性子線被曝を突き止めることができましたが、気づかずに被曝被害を受け続けられている方々もいるのではないか、と危惧しております。
 
   なお中性子線は工業用の計測手段として多用されていて、線源の紛失問題なども発生しておりますが、私の場合には  照射の強さが時間とともに大きく変動したり、また短時間で被ばく傷害が生じるなど、工業用線源ではないものと思われます。

 今後とも、ご教示、ご支援のほど、よろしくお願いします。

          *

〔★は大沼〕 ◎ A先生のブログ報告 ⇒  http://blog.goo.ne.jp/green727green

Posted by 大沼安史 at 05:14 午後 |

2016-03-04

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ 東電は「炉心溶融」の基準(5%以上の核燃損傷)を、「社内マニュアル」で定め、5年間、見過ごしてきたと弁明したが、仏紙ルモンドは、その基準を「法規(La loi )」と報道、「マニュアル」の一項目で済ませたり、「見過ごしました」で済むような、軽いことではないことを国際社会に告知報道!

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 ★ わたしは調べ切れなかったが、ルモンドが「法律(ロア)」と言っている以上、もしかしたら、東電のマニュアルではなく、日本の関連法規の中に、規定が盛り込まれている可能性はある。

   日本の原発関連法規の中に、「炉心溶融」の規定(基準)がない、なんて信じられない。

 どこかに、必ずあるような気がするが……。調べきれなかった!

          *

 しかし、それにしても、原発運転者にとって、「炉心溶融」は最大、最重要事項である。

 それを、「マニュアル」の、単なる一項目にして、しかも、それを誰も(5年間も)読んだいなかったとは!

 ルモンド紙はたとえマニュアルに書かれていたことであっても、それは東電が自ら順守すべきと定めた「法律」であるだろう――と言いたかったのかも知れない。

 しかし、読んでいませんでした……で通るとでも思っているのだろうか?

 殺人犯が刑法の関連条項を読んでいなかったから、罪を逃れるわけにはいかないように、東電は責任を免れない。

 
          *

 〔★は大沼〕 ◎ ルモンド Catastrophe de Fukushima : procès en vue pour trois dirigeants de Tepco (フクシマ核惨事 東電経営3人組への裁判、目前に)
(2月29日付け)⇒ http://www.lemonde.fr/planete/article/2016/02/29/catastrophe-de-fukushima-proces-en-vue-pour-trois-dirigeants-de-tepco_4873370_3244.html#meter_toaster

 Entre mars et mai 2011, l’entreprise a refusé de parler de « fusions », préférant évoqué de simples « dommages au niveau des cœurs ». La loi l’oblige pourtant à déclarer dans les meilleurs délais tout dégât supérieur à 5 % au niveau des cœurs. Or les dégâts des trois cœurs évolueraient entre 25 % et 55 %.

         *

 ◎ 関連 琉球新報 <社説>炉心溶融過小評価 東電の「闇」を徹底解明せよ (2月28日)
 ⇒ http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-229432.html

 ・ 東京電力は2011年3月に発生した福島第1原発事故当初の原子炉の状況をめぐり、極めて深刻な事態の「炉心溶融(メルトダウン)」ではなく、前段階の「炉心損傷」と説明し続けたことが誤りだったと発表した。

 当時の社内マニュアルに炉心溶融の判断基準が明記されていたにもかかわらず、事故後に全面改定され、かつて基準が存在したことを5年間も見過ごしていた。

 自分たちで作ったマニュアルなのに、5年も気付かない。しかも柏崎刈羽原発を抱え、事故対応を検証している新潟県の技術委員会の求めで調査を始め、判明したという。あまりにお粗末だ。

 原発周辺住民、国民にとって重要な事象が過小評価に基づき説明されていたことは極めて遺憾で、重大情報の隠蔽(いんぺい)にほかならない。

 ・ 事故から2カ月後の11年5月、東電は詳しい解析の結果として1号機で大部分の燃料が溶けたと推定し、ようやく1号機の炉心溶融を認めた。

 それまでは、放射性物質の放出状況などから炉心溶融の可能性が高いと多くの専門家が指摘していたにもかかわらず「溶融を判断する根拠がない」と説明していた。炉心溶融という言葉を避け「炉心損傷」で押し通していた。

 事故発生の翌日、炉心溶融に言及した原子力安全・保安院(当時)の広報担当者が交代させられている。その後、政府や東電の担当者からは、炉心溶融に対し慎重な発言が目立つようになった。

 政府の事故調査委員会の聴取などで当時、東電や保安院に対し、記者会見での説明内容について事前調整を徹底するよう官邸から指示があったことが判明している。

 こうした状況を考えれば、深刻な事態を連想させる炉心溶融の認定を意図的に避けていた可能性さえ疑われる。

 これまで東電には社内情報共有や情報公開の不十分さを何度も見せられてきた。今回の説明にも不可解な点がある。第三者を交えた今後の社内調査には東電に対して批判的な人物を複数加え、経緯や背景、誰の指示だったのか、政治的圧力の有無など、東電をめぐる闇の部分を徹底的に解明すべきだ。

Posted by 大沼安史 at 05:48 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇ ジョギングの人が走り、母親がこどもを遊ばせ、堤防を女子中学生の一団が駆ける、福島市内の河川敷で、お母さんグループが放射能汚染を測定 ―― なんと「20.4μSv/h」を検出 / 散歩中の老人は測定値を向けてショックを受けた そして「この事実を広げてください」と。英語字幕付き実測ビデオ、世界拡散開始!

 ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=r8HUyh-Zlyk#t=56

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Posted by 大沼安史 at 05:15 午後 |

2016-03-03

〔米大統領選〕◆ バーニー・サンダース上院議員 (スーパー・チューズデーを受けて)「アメリカ政治革命が始まった!(The political revolution has begun.)」と宣言 / トランプ氏ら「弱いものいじめの富豪(billionaire bullies)」との対決姿勢を鮮明に! 

 ★ いま、アメリカでは「政治革命」が進行中であって、それが広く、深く、米国政治を揺るがすものになっていることだ! 

          *

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 ◆ 今宵、コロラド、オクラホマ、ミネソタの有権者たちはバーモント(サンダースさんの地元)の人びとと手を結んだ。これは政治革命がアメリカ中に広がっていることを示すものだ。民衆が富豪たちと対決し、トップ1%だけではない、すべてのアメリカ人のために働く政府を望んでいることを示すものだ。

 ◆ 今日、われわれはメーンとミシガンに向かう。われわれの闘いは始まったばかりだ。われわれはフィラデルフィアでの民主党党員集会、さらにそれを超えた先に進んで行く。

 ◆ そしてわたしはこの秋の民主主義とデマゴギーとの間の、ふつうのアメリカ人と少数支配者の間の戦いを待ち望んでいる。ドナルド・トランプに対して、米国はわれわれみんなのもので、富豪の弱いものいじめどもに属するものではないことを、われわれの民衆による選挙キャンペーンが示してみせることを楽しみにしている。

 ◎ サンダースさん プレスリリース (2日)⇒ https://berniesanders.com/press-release/sanders-statement-on-super-tuesday-wins-in-vermont-oklahoma-colorado-and-minnesota/

 ・ “Tonight, voters in Colorado, Oklahoma and Minnesota have joined the people of Vermont in showing America that a political revolution is spreading across our country, that people want to take on the billionaire class and make our government work for all Americans and not just the top 1 percent.

“Today, we head to Maine and Michigan. Our campaign is just getting started. We’re going all the way to the Democratic National Convention in Philadelphia and beyond.

“Tomorrow, I look forward to a contest this fall between democracy and demagoguery, between ordinary Americans and the oligarchs. I look forward to the chance for our people-powered campaign to show Donald Trump that the United States of America belongs to all of us and not just billionaire bullies.”

          *

  ◎ コモンドリームズ 'The Revolution Has Begun': After Super Tuesday Wins, Sanders Looks Ahead
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2016/03/02/revolution-has-begun-after-super-tuesday-wins-sanders-looks-ahead

 

Posted by 大沼安史 at 05:03 午後 |

〔フクイチ核惨事5周年 真相に迫る〕◆ 4号機核燃プールの自衛隊ヘリ撮影映像が(2011年3月)16日深夜、東電本店の会議で映し出された。ヘリに同乗した(とされる)社員は言った。「(プール内)キラッと光って、肉眼だと水面に見える」―― ★ だから、4号機核燃プールに冷却水があったと判断した、としたら非常に問題だ! 「肉眼だと水面に見える」=撮影映像では「水面」に見えない! それにその日の夕方撮影の映像が、どうして深夜まで「上映」がずらされたか?

 ★ いまの撮影機器はハイビジョン撮影もできるし、手振れ補正もできる。

 肉眼よりもはっきり被写体をとらえることも可能だ。

 それになのに、どうして、撮影映像には映らなかったけれど、肉眼では「水面」を見て取ることができた!――などと言えるのだろう?

 はなはだ疑問である!

          *

  4号機核燃プールの核燃は空焚きメルトダウンしたのではないか!?

 

 ★ わたしも空撮というものを少し知っているので言えるのだが もうかなり前から、ヘリ空撮ビデオはそのまま機上から電送され、受け手はリアルタイムで受信し、観ることができる!
 
 つまり実況中継可能だし、いくらでも保存・再生可能である。

 それなのに東電なぜ、5、6時間も時間をおいて上映したのか?

 そして――(上記のように、★以下に記したように)東電の社員は「(プール内)キラッと光って、肉眼だと水面に見える」と東電テレビ会議で言っており、会議で上映された映像では「水面とみることはできない」ことを認めているのだ。

 さらに言えば、そのあとその「社員」はテレビ会議の場で「念押しされると、『自衛隊の方も、水面見えましたねとおっしゃっていました』と、興奮した声」で語った――という。

 これも変だ。

 もしヘリの自衛隊員が肉眼で水面を見ていたのなら、その自衛隊員も会議に(遠隔で)出席し、証言すべきである。

 4号機プールの冷却水の有無は大変な問題である。

 撮影映像で確かめることができない「水面」を、「あった、見た」と証言するなら、証言者は(東電社員ほど利害関係のない)、その自衛隊員であるべきだろう。

 わたしは元新聞記者だから、疑り深いのだが、撮影動画にも「工作」が施されていないか、第三者による検証が必要だと思っている。

 また、わたしが今朝、読んだ朝日新聞山形版の、この特集記事に「記者の署名」がついていなかったことも気になる。 (記者は、公式シナリオへの流し込みに抗議し、署名を拒んだのではないか?)

          *

 4号機核燃プールに冷却水はあったのか、なかったのか?

 これまた東電の勝俣氏ら強制捜査による裁判で検証されるべき問題だと思う。

 裁判は長期化するだろうが、それが福島原発告訴団にとって実は有利なことで、さまざまな疑問点を確証できる時間を持てた、ということである。

 フクイチ核惨事の真相究明はこんご、一気に進むのではないか、とさえ、わたしは思っている。

          *

 ★ ところで、朝日新聞が「吉田調書」を分析した別の記事 には、以下のように書いている。

          *

 東日本大震災発生5日後の2011年3月16日午後11時33分。東電本店にある政府・東電の福島原子力発電所事故対策統合本部で、自衛隊のヘリコプターに乗った東電社員がこの日午後5時前に撮影したビデオの上映が始まった。吉田が17日の午前中にと言ったのは16日の夕刻の誤りだった。

 ビデオは、米国が空っぽだという4号機の核燃料プールに水面が見えた瞬間が映っているということで、急きょ分析することになった。

 「トラスの溝がちょっと水面に映っているのが見えるんですよ。だからここのところまで満水している」

 統合本部にいた人間で、 激しく揺れ動く映像を見て、最初に4号機の燃料プールに水は残っていると断言したのは、東電顧問の峰松昭義だった。福島第一原発1号機着工の翌年1968年にはもう東電に入っていた原発技術者だ。年齢は吉田のちょうど一回り上になる。

 「ほかと比べて一桁高い熱量を持っている使用済み燃料プールで、何日も経っていて、なんでそんな水があるのだろう」と、水が残っていることに懐疑的な東電フェロー武黒一郎を尻目に、峰松は1枚の図をもとに解説を始めた。

 峰松によると、原子炉の真上の原子炉ウェルという部分に張ってあった水と、原子炉ウェルにつながる「ドライヤー・セパレーター・ピット」と呼ばれる放射線を発する機器を水中で管理するプールの水が、核燃料プールと原子炉ウェルの境にある仕切り板にできたすきまから、核燃料プールに流れ込んだ。仕切り板は核燃料プールの水が満水状態だとその水圧でピタッと押し付けられすきまができることはないが、核燃料の崩壊熱で満水状態でなくなったために押し付ける力が減ったか、爆発の影響で板が少しずれてすきまができたという。

 原子炉ウェルとドライヤー・セパレーター・ピットの水は合計で1440トン。核燃料プールの1杯分強もある。峰松の言う通りだとすると、アメリカがとことん心配する4号機の核燃料プールの危機は去る。

 検討の末、4号機の核燃料プールは水が十分残っていると判定された。

 固唾を飲んで見守っていた首相補佐官の細野豪志は、水面が確認されたとき、統合本部内に「おーっ」との声が上がったのを覚えている。……

          *

 ★ これを読むと、東電社員の撮影時間はこの日「午後5時前」。それが深夜11時33分に東電本店で上映される、「6時間半」もの「時差」に関する言及(あるいは追及)はない。

 この朝日新聞の「吉田調書」分析記事には、「ビデオは、米国が空っぽだという4号機の核燃料プールに水面が見えた瞬間が映っているということで、急きょ分析することになった」と書かれている。

 自衛隊ヘリに乗った東電社員は、(カメラのファインダー越し)に「水面を(撮影中に肉眼で)見た」はずである。

 であるならば、わざわざ夜の11時半過ぎにビデオを上映して「急きょ分析」するような悠長なことはしないはずである。

 話を端折って結論(暫定的な)を急ぐとすると、わたしたの推測(疑い)はこうだ。

① 自衛隊ヘリに乗って4号機を撮影した東電社員は、撮影時、「水面を肉眼で見てはいなかった」

 

 ② 撮影ビデオを東電の担当部局で(テレビ会議に出す前に)「激しく揺れ動く映像を見」た結果、「トラスの溝がちょっと水面に映っているのが見えるんですよ」と言い張れるかも知れないことが分かった。

 

 ③ (4号機プールに冷却水がない、などとわかると大変なことになるから)そこで、東電テレビ会議の場に、撮影した社員が出席し、「肉眼だと見える。自衛隊員も言った」と「証言」した……

 ――、というあってはならない可能性を、ついつい考えてしまうわけだ。

 もちろん憶測も憶測だが、あまりにも不自然な「説明」「報道」なので、どうしても疑いを持ってしまう。

 やはり、徹底した再検証が必要ではないか?

          *

 〔★は大沼〕 ◎ 朝日新聞デジタル 「事故の教訓、生かせているか 福島第一原発事故5年」 
 (3日付け)⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S12238087.html?_requesturl=articles%2FDA3S12238087.html&rm=150

          *

  有効な手を打てないまま迎えた15日午前6時過ぎ、4号機の建屋が爆発した。当時は、プールの水が減って燃料が露出し、水素ガスが発生したとの見方が広がった。燃料プールには原子炉の格納容器のような堅固な覆いはなく、燃料が露出すれば大量の放射性物質が放出される。日本のみならず世界が震撼(しんかん)した。

 米国の原子力規制委員会(NRC)には、事故発生後に日本に派遣していた職員から、燃料が露出しているとの報告が寄せられた。燃料に砂や泥を投下しようと、在日米軍を関与させる案まで議論された。委員長は米議会の公聴会で「プールに水はない」と発言。駐日大使は17日未明、日本にいた半径80キロ圏の自国民に避難を勧告した。

 日本中が見守る中、16日夕、自衛隊のヘリコプターが仙台から福島上空に飛んだ。東電社員も同乗し、撮影した4号機の映像がその日の深夜、東電本店の会議で映された。社員は「キラッと光って、肉眼だと水面に見える」。念押しされると、「自衛隊の方も、水面見えましたねとおっしゃっていました」と、興奮した声が響いた。……

Posted by 大沼安史 at 03:33 午後 |

2016-03-02

〔サンダースさん 奮戦〕◆ スーパー・チューズデー オクラホマ、コロラド、ミネソタ、バーモントで勝利 / 「経済的な正義、社会的な正義、環境の正義、世界の平和のために、全米すべての州で闘い続ける」 

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      *          *          *          *

◆ 以下、ニューヨーク・タイムズより

   ⇒ http://www.nytimes.com/elections/results?action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=span-abc-region&region=span-abc-region&WT.nav=span-abc-region

 

Posted by 大沼安史 at 08:06 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 産経がスクープ報道 : 自衛隊陸幕長の手元には「SPEEDI」が届けられていた! / 陸上自衛隊内で「ホウ酸とコンクリートの『石棺』で原子炉を封じ込める」「極秘作戦」が検討 / 1号機再爆発も想定 決死隊で原子炉に水と砂を混ぜたドロドロの「スラリー(泥漿)」流し込む幻の作戦計画も判明 

 ★ しかし、自衛隊に「石棺」化できる能力(装備)があるとは知らなかった! 

 フクイチを「石棺」化する際は、自衛隊員が出動させられることになるのか? 

          *

 ◎ 産経 【福島第1原発事故 5年目の真実(3)】
「犠牲覚悟」極秘の石棺作戦 政府はパフォーマンスのみ 陸自が模索

 (2月25日付け)⇒ http://www.sankei.com/affairs/news/160225/afr1602250012-n1.html

          *

 ◆ 23年3月18日から福島県飯舘村に展開していた第1空挺団(千葉県船橋市)の被曝線量だけが上昇していた。火箱氏はその数値に疑問を感じ、手元にあった緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)と見比べると、図面通りだった。「飯舘村の人たちも被曝している」と確信した。3月29日、火箱氏が現地部隊を視察した際、現場の指揮官に「村長さんにも、今の状況を言ったほうがいい」と指示したが、この重要な情報が住民に伝わることはなかった。

          *

 ◆ 東京電力福島第1原発の事故直後、陸上自衛隊内で、ある「極秘作戦」が検討されていた。

 ホウ酸とコンクリートの「石棺」で原子炉を封じ込める-。

          *

 ◆ こうした菅氏を尻目に、最悪事態に対処する新たな検討が政府内で始まった。その重責を担ったのが、23年3月26日付で首相補佐官として官邸に入った馬淵澄夫元国土交通相だった。

 馬淵氏のミッションは、1号機が再爆発した場合、決死隊を編成し、原子炉に水と砂を混ぜたドロドロの「スラリー(泥漿(でいしょう))」を流し込み、再臨界を止めるという内容だった。馬淵氏は「全員被曝(ひばく)して死ぬような放射線量だった。私も現場で、責任者として作業員とともに作業するつもりだった」と振り返る。

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ ニューヨーク・タイムズ 風刺画  「裁判津波の洪水は防ごうとする東電」

 ⇒ http://www.nytimes.com/2014/09/01/opinion/heng-tepco-tries-to-stem-the-flood-of-litigation.html

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Posted by 大沼安史 at 09:35 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 東電3人組強制起訴 : 「誰一人、責任をとらないのは悪いことだ(It’s wrong that no one has taken responsibility.)」――武藤類子さん(福島原発告訴団)の声を、ニューヨーク・タイムズの東京特派員が拡散報道 

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 東電3人組強制起訴 : 「誰一人、責任をとらないのは悪いことだ(It’s wrong that no one has taken responsibility.)」――武藤類子さん(福島原発告訴団)の声を、ニューヨーク・タイムズの東京特派員が拡散報道 

 ◎ ボストン・グローブ紙(ニューヨーク・タイムズのジョナサン・ソブレ東京特派員電) Japan indicts 3 former executives over Fukushima nuclear disaster 
 (29日付け)⇒ http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-japan-tepco-fukushima-20160229-story.html

 ・ “This is a relief for the tens of thousands of victims who are still dealing with hardships and anguish,” said Ruiko Muto, an opponent of nuclear power who leads a citizens’ group that has been pursuing charges against Tokyo Electric and government officials. “It’s wrong that no one has taken responsibility.”

Posted by 大沼安史 at 09:31 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 「この裁判は、フクシマ・メルトダウンの‘隠された真実’を掘り下げることになる」―― 東電3人組強制起訴で、ロサンゼルス・タイムズが報道

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 ◆ トヨタの米国人女性役員が鎮痛剤の許可なしに輸入した疑いで20日の逮捕・拘束されたのに、(フクイチ惨事では)誰一人として捕まっていない。

 ◆ 河合弁護士「長い裁判になるが、有罪に追い込むことができる。(裁判が長引くほど)隠された真実がひとつ、またひとつと出て来る」

 ◆ 東電、強制起訴へのコメント要求に応えず

          *

 ◎ LAタイムズ 
 (1日付け)⇒ http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-japan-tepco-fukushima-20160229-story.html

Posted by 大沼安史 at 09:14 午前 |

2016-03-01

〔高浜4号機〕 ◆ 共同通信が本日午後5時54分発で速報 「関電は高浜原発4号機の原子炉を冷温停止させる作業を始めた」 スクラム失敗? 炉心溶融が始まっているのではないか?  要警戒! 安倍政権は状況(真相)を国民に告知せよ! 関係市町村は関電に状況を確認、危機的な可能性があると判断したら、ただちに避難態勢に入れ! ヨウ素剤の服用指示も(その場合は)必要だ! とにかく確認を!

⇒ http://this.kiji.is/77323137444872198

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Posted by 大沼安史 at 07:44 午後 | | トラックバック (0)

〔フクイチ核惨事5周年〕☆ 高浜4号機 「冷温停止させる作業を開始」 ★ 原子炉建屋から水蒸気 格納容器が損傷している可能性 となると、この水蒸気は放射能蒸気――の恐れ! 4号機MOX炉、格納容器損傷、炉心溶融の疑い?

 ◎ 共同通信 2016/3/1 17:54
 ⇒ 
http://this.kiji.is/77323137444872198

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 ・ 関電は高浜原発4号機の原子炉を冷温停止させる作業を始めた。営業運転開始は4月以降にずれ込む見通し。

 ★ 関電は4号機の冷温停止できないでいるのかも知れない。

   タービン棟でのアラームがなったとき(29日午後2時1分、発電機と変圧器の故障を知らせる警報が鳴り、発電機が止まったとき)、自動シャットダウンしたはず。

 それになのに「冷温停止させる作業」を始めるとは……?

Posted by 大沼安史 at 07:29 午後 |

〔夕陽村舎日記〕☆ 今朝は雪かきで恩送り

 今朝、久しぶりに雪かき。

 山形にも久しぶりの降雪。

          *

 「降雪被曝」に注意しながらスノーダンプで側溝の流れに落とし込んでいく。

 玄関前を終え、駐車場の除雪をしていたら、出勤するマンションの知り合いの女性から、「お菓子、(お礼に)あげる」と言われた。

 「おれ、糖尿だから(これ、ウソ)。気持ちだけもらっとくよ」と断り、2時間、汗を流した。

 これ、井上ひさしさんに教えてもらった、「恩おくり」(のつもり)。

          *

 セシウムに汚染された雪だと、青みがかってすぐ分かる。

 今朝方まで降った雪は、白かった。

 ちょっと、ほっとしたけど、「ホワイトフード」の空中線量マップは、線量上昇を告げている。 

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 山形まで汚しやがって、東電のコンチクショー。

          *

 川西の小松出身(山形県)井上ひさしさんが生きてらしたら、どんだけお怒りになることか!

          *

 春3月。

 世直しの春。 

Posted by 大沼安史 at 02:44 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 除染作業員が自殺していた!……「TIME」誌が電子版記事の中で、「フクシマの自殺:語られざる惨事のレガシー(Suicide in Fukushima : The Unspoken Legacy of A Disaster)」(動画)を公開! ★ 昔、石原慎太郎・環境庁長官は水俣で、土下座して謝罪したものだ! 東電・日本政府の責任者は、フクシマの大地で土下座し、赦しを乞うべきだ!

 ★ 体調不良に苦しまれていたのだろうか?

  フクイチ構内・現場での除染作業に従事していた可能性も考えられる

 自殺した酪農家のベニア壁の遺書の動画映像も!

 TIME動画のナレーション、フクシマとは「幸いの島」の意味だという解説が切ない!

          *

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 ★ 下記、英文記事のなかほどに、コントロールルーム計器盤の画像があります。それが、「フクシマの自殺」を報じたTIME誌のビデオです。

 除染作業員の方の部屋の映像もあります。

 それから、相馬市で自殺された酪農家がベニアの壁にチョークで書いた遺書も、動画映像で観ることができませ。

 「原発さえなければ」

 お悔やみ申し上げます。

          *

 〔★は大沼〕◎ タイム誌 ⇒ http://time.com/4241443/fukushima-disaster-food-safety/

 ◇ 朝日新聞デジタル 関連 

 ① 福島県飯舘村から同県南相馬市に避難している大久保美江子さん(63)も思いは同じだ。原発事故の1カ月後、義父の文雄さん(当時102)が「避難したくない。長生きし過ぎた」と言い残し、首をつった。「これだけの被害を出したのだから東電の人たちは責任を認め、裁判に協力することで罪を償ってほしい」
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S12234563.html?rm=150

          *

 ② 首つったおやじ、無駄死にさせたくねえ 福島の農家 / 福島県須賀川市で農業を営む樽川和也さんは、東京電力福島第一原発の事故後まもなく父親を自死により失った。田畑も放射能で汚染された。東京で20日公開のドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」で苦悩を訴えている。もう取り戻せない、償うことなどできない現実を聞いた。
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASJ2N0Q9QJ2KUPQJ00K.html?rm=2459

 ・  「だから映画にも出たの。特に原発立地してるとこの農家の人に映画を見てほしい。事故が起きたら、どうなるか知ってほしい。人が作ったものはいつか必ず、ぼっ壊れんだ、自然の力にかなうわけねえんだって、おやじが言ってた通りになったんだから。して、5年もたって、まだ誰も責任とってねえんだから」

Posted by 大沼安史 at 12:37 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 栃木県 水田のそばの畔 地上5センチで1.134 μSv/h ―― ≪フクシマ・ダイアリー≫が、フクイチ死の灰・猛烈汚染の現場写真と解説記事(英仏バイリン)を国際社会に警告&告知報道

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 ★ 那須塩原地区だそうだ。地上1mでも 0.41 μSv/h!

 ★ FDのモチヅキさんによると、今年2月7日にツイッターで報じられた写真である。

 5年経っても、このありさま。

          *

 ◎ FD ⇒ http://fukushima-diary.com/2016/02/photo-still-over-1-%ce%bcsvh-measured-beside-a-rice-field-in-tochigi/

Posted by 大沼安史 at 12:00 午後 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 「こんなありさまなのに、日本は、2020年にオリンピックを開く? フクイチは完全にアウト・オブ・コントロールで、しかも終わりはまったく見えないのに( remains totally out of control with no end in sight. )」 ―― 米国のジャーナリスト、Robert Hunziker さんが国際社会に警告&告知報道

 ★ 完全アウト(オブ・コントロール)!……たしかに、そうだ!

   そして、「溶融核燃野放しの国でのオリンピック開催は想像することさえ難しい」――と。……これまた、たしかにそうだ!

          *

 ★ 汚染土壌バック置き場、11万5000箇所も。

 ロバート・ハンツィッカーさんは、また津波が来たら、再汚染するのでは、と心配している。

 100マイル(160キロ)の奥行きのある山も完全無除染。

 放射性物質が川を下って流れ、再汚染するだけではないか、と心配している。

 本来、心配すべきは安倍政権であり、丸川珠代環境大臣であるはずなのに。

          *

 ★ ロバート・ハンツィッカーさんがいう「リコンタミネーション(リコンタミ 再汚染)」は、わたしたちも使うべき復興キーワードである。

 (盗んだパンツなんかどうでもいいから、放射能被曝地の死の灰をクンクン嗅ぎまくって見つけ出し、しっかり除染してもらいたいものだ)

 こうしたフクイチ死の灰による「再汚染」をどう防いで行くか――これまたわたしたちが向き合うべき大問題である。

           *

 ★ そんな状態なのに、東京オリンピックどころではないだろうに――というのが、ハンツィッカーさんの心配だ。

 ハンツィッカーさんはこう語る。

 「メルトした炉心核燃がまだどなっているかさえわからないところでのオリンピック・イベントを想像することは難しい」

  It is difficult to imagine Olympic events where melted nuclear core is still at large.

 ロバート・ハンツィッカーさんロス在住のジャーナリストだが、再汚染が継続し、溶融核燃が放置された状況下、どうやって「美と健康の祭典(オリンピック)」を開くのか、首をかしげている人は、国際社会にも多いことだろう。

 リオ五輪が終わったら、東京に、一気に注目が集まる!

 アベノ死の灰オリンピックにブーイングが湧きあがることも、大ありだ。

          *

〔★は大沼〕 ◎ ロバート・ハンツィッカーさん : 「フクシマ、ディープなトラブル(Fukushima: Deep Trouble)」
 (2月22日付け) ⇒ http://dissidentvoice.org/2016/02/fukushima-deep-trouble/
 

 And, Japan is hosting the 2020 Olympics?

 Yet, Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant remains totally out of control with no end in sight.

Posted by 大沼安史 at 11:38 午前 |

〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 「ホワイトフード」の空間線量マップに、ついに赤丸表示(過去30日平均の2倍の空間線量)が出現!―― フクイチで何が起きている? 要警戒!

 ◎ 空間線量マップ ⇒ http://news.whitefood.co.jp/radiationmap/

 ◎ スイス気象台 フクイチ・プルーム拡散予測
  ⇒ http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

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Posted by 大沼安史 at 10:37 午前 |