« 〔フクイチ核惨事5周年〕◆ フクイチ沖20キロ圏内の海底ガレキ 依然として手つかず ―― ジャパン・タイムズが福島民報の英文記事を転載・報道  ★ 20キロ圏外沖の海底ガレキのうち、3万6550トンはこれまで引き揚げ処分されたそうだ(どこに?)! フクイチ核惨事にともない、フクイチ沖の海底は、死の灰マリンスノー(海中懸濁物)が降り積もった! 東電・日本政府には「海底除染」を完遂する責務がある! | トップページ | 〔電磁波など集団ストーカー被害を受けている山口県周南市の工学者、A先生(元高専教官)に対する薬物すりかえ疑惑〕◆ 癌の進行を抑える「錠剤」が何者かによって、いずれかの段階ですりかえられていた! ★ 毒物混入の恐れも? 証拠品として確保・保全! »

2016-02-16

〔フクイチ核惨事の真相 田辺文也さんが事故を分析し、東電の重大な操作手順ミス=徴候ベース手順書、およびシビアアクシデント手順書のないがしろを指摘〕◆ 当時、東電本店でサポートにあたった日立GEニュークリア・エナジー幹部技術者も、日本原子力学会セミナーでの「教訓と対策」プレゼンで、≪「水位不明時の対応フローチャート」として徴候ベース手順書からシビアアクシデント手順書への対応フローをスライドで示して」いた!

 ★ 東電・保安院の「手順書ないがしろ」問題は、原発メーカーの技術者によっても、フクイチ事故を破局に至らせたファクター(のひとつ)として、共有されている(いた)ようだ。

 日本原子力学会は学会の存在理由をかけて、この問題の追究・解明に動いていただきたい。

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 〔★は大沼〕  原子炉事故の専門家である田辺文也さん(社会技術システム安全研究所主宰)が、雑誌「世界」(3月号)の連載報告「ないがしろにされた手順書4」で、こんな事実を明らかにしている。

 フクイチ1~3号機のメーカーである日立GEニュークリア・エナジーの幹部技術者が、2012年2月の原子力学会・原子力安全部会セミナー会合で、こうしたスライドを上映していた。

 このことは、「手順書を含むシステムを熟知していると思われるメーカー技術者が徴候ベース手順書とのかかわりかたに問題意識を有していたことをうかがわせる」ものだと、田辺さんは指摘している。

 厳密な、予断を避けた言い方だが、要は田辺さんだけでなく、原発メーカーの幹部技術者さえもが、フクイチ事故の「教訓と対策」として、手順書の順守が、再発防止へ切り札であると認識していた(と思われる)わけだ。

 田辺さんによると、この幹部技術者の、セミナーでの報告は、議事録には残っているけれど、翌2013年に刊行されたセミナー報告省にも、あるいは原子力学会の最終報告書にも「対応する記述が見られない」という。

 田辺さんは「事故原因への追究が何らかの制約によって後退してしまったようにみえる」と指摘しているが、より端点な物言いをすれば、事故時の対応ミスの責任追及を恐れる東電、あるいは日本政府の当事者・当局者が、もみ消しと責任逃れに走ったとしか、考えられない!

 フクイチ5周年――。

 フクイチ核惨事は徹底して再検証されるべきである! 

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 東電・保安院(の当時の責任者たち)は、防波堤かさ上げを怠った責任を問われるだけでなく、「重過失」の罪に問われることになるかもしれない!

Posted by 大沼安史 at 05:29 午後 |