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2016-02-05

〔アベノ再稼働を許さない!〕◆ 甲状腺癌、原発の「平常運転」で増加! 原発の――なんと半径90マイル……ということは144キロ圏で、最大の発生率! ―― 米国の疫学者のジョセフ・マンガノさん、核毒学者のジャネット・シャーマンが米誌で警告!

  ★ アベノ再稼働で原発事故が起きなくとも、甲状腺癌は「国民病」になってしまう! 

 「脱原発」には、日本人の生き残りがかかっている!

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  ★ サムネイル写真は「スペクテーター」誌記事より。

Trojan_nuclear_power_plant600x450 牧歌的にも見える原発の写真だが、平常運転で放射性ヨウ素の放出を続けており、甲状腺癌で人びとを苦しめている。

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 ★ マンガノさんらによると、米国では1991年以降、毎年の甲状腺癌発病者が12400人から62450人へと5倍増になっているという。

 マンガノさんらによると、世界的に有名な「メイヨ・クリニック」(ミネソタ州)の研究で、甲状腺癌と被曝の関連が確認されてもいるそうだ。

 ということは、放射線被曝を減らせば甲状腺癌を減らせるわけで、これは「政策的な解決」が図れることだと(つまり、原発稼働を止めればいいことだと)、マンガノさんらは指摘している。

 And Mayo links thyroid cancer to exposure to radiation. The latter is perhaps the only “cause” for which there is a public policy solution.

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 ★ 米国内で原発がとくに集中しているのは、ニュージャージー、ペンシルバニア、ニューヨークの3州で、米国における甲状腺癌の最も高い発症率は、この3州で確認されている。

 ジャネット・シャーマンさんが2009年にこの3州で行った甲状腺癌調査によると、半径90マイル(144キロ)の原発圏内で、最多の発症率が確認されている。

 原発の平常運転による放射性ヨウ素放出が原因とみられる。
 Today, one of the main sources of human exposure to radioactive iodine is nuclear power reactors. Not only from accidents like the ones at Chernobyl and Fukushima, but from the routine operation of reactors.
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 ★ 日本では高浜原発の再稼働にともない、50キロ圏にある兵庫県篠山市が、希望する市民に安定ヨウ素剤を配布した。( ⇒ こちら 

 安倍政権の原子力災害対策指針で事前配布が必要な5キロ圏や、緊急時に配布が求められる5〜30キロ圏ではないが、「万が一の場合は配布する時間がない」と判断した――という。

 あくまでも事故時に備えた対策だが、マンガノさん、シャーマンさんの今回の警告は、原発の平常運転でも144キロ圏で甲状腺癌が多発している、というものだ。

 こういう調査結果が出ている以上、安倍政権は(どうしても原発再稼働を続けるというなら)原発平常運転の希ガス排出情報を事前に発するなどして、少なくとも144キロ圏の地域における、風下甲状腺被爆を防ぐ対策を採るべきである。

 安定ヨウ素剤の「144キロ圏広域配布(供給継続)」が必要だ。

 連日、未明に行われている希ガス放出の実態を明らかにし、風下地域には事前警報を発し、ヨウ素剤に服用を奨励しなければならない。

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 ★ マンガノのさんらの警告によると、1999年の米連邦政府の調査で、ネバダでの核実験による、ヨウ素131被曝で、なんと21万2000人の甲状腺癌発症が確認されている。

 広瀬隆さんによると、ネバダ州で続いた大気圏核実験(約100発)と比べ、フクイチ核惨事で放出され、地上に降った放射性物質は、なんと――「それより2割多い」!(『東京が壊滅する日』〔ダイヤモンド社〕)

 マンガノさんらは原発の平常運転時の甲状腺癌多発を警告しているが、日本の場合、こんご、フクイチによる爆発的な発症が懸念されるところだ。

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 〔★は大沼〕 ◎ 「ワシントン・スペクテーター」誌 / 「見えない病(An Invisible Epidemic)
 (4日付け)⇒ http://linkis.com/washingtonspectator.org/cxhdO

Posted by 大沼安史 at 03:12 午後 |