〔フクイチ核惨事 被曝地の真実〕◆ ロンブーの田村淳さんは言った。≪ 今まで、どこにも言ってなかったですけど…、「美味しんぼ」で鼻血の話があったじゃないですか。実はボクも北茨城に行った次の日、朝起きたら、こんな量がでるのかってくらい、吐血!?って思うくらい、布団が鼻血まみれになっていたことがあったんです。≫
★ ロンブー淳さんは、こうも語っている。
第1原発で作業を終えてバスで帰ってきた人が、「ロンドンハーツいつも見てます」って話しかけてきてくれたんですよ。「作業で疲れて、くったくたになって、家帰ってビール飲みながらロンドンハーツ見るときがすげえ幸せです」って。
それ言われた時に、なんか…すごく複雑な思いだったけれど感動しました。テレビに出る仕事やっていてよかったと思いました。
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★ 作業員のみなさんは、淳さんの誠実な人柄をよくわかっているから、「すげえ幸せ」と思えるのではないか!
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★ フクイチ5周年――わたしたちは(もしかしたら、今ようやく)現実を直視できる(直視すべき)時期にあるのかも知れない。
淳さんは「マイナス面を消し去るってことは、絶対しちゃいけないと思ってるんです」とも語る。
わたしたちにはフクイチの真実を直視し、現実を理解し、それでも笑顔を浮かべることができるだけの底力が、ある!
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◆ ボクは自粛をするタイプの人間ではない方ですが、完全に黙ることを選びました。
伝え方と、伝える時期って本当に難しい…でもあの時のボクは黙る事を選びました…真意が伝わらないのも嫌だし、話がそれるのも嫌だったし、鼻血と放射能の因果関係、事実確認が取れてない事を言いたくなかったからです。
こうやって自分の言葉で伝えられて、捻じ曲げられず伝えられる場所があれば、あの時、鼻血が出た理由は分からないけれど、聞かれればしゃべるようにしています。
◆ 双葉町に「原子力明るい未来のエネルギー」っていう看板がありました。残したかったですよね…。ボクもツイッターで残そう、と呼び掛けたけれど。マイナス面を消し去るってことは、絶対しちゃいけないと思ってるんです。
◆ 政治家は事故は収束したっていうけれど、収束はしていないですよね。今年行ったJビレッジも、バスのピストン輸送がひっきりなしに動いていて…。
そんな中で、第1原発で作業を終えてバスで帰ってきた人が、「ロンドンハーツいつも見てます」って話しかけてきてくれたんですよ。「作業で疲れて、くったくたになって、家帰ってビール飲みながらロンドンハーツ見るときがすげえ幸せです」って。
それ言われた時に、なんか…すごく複雑な思いだったけれど感動しました。テレビに出る仕事やっていてよかったと思いました。
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〔★は大沼〕 ◎ 日刊スポーツ ロンブー淳 原発問題。都合の悪い歴史こそ残そう
(9日付け)⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160109-00000062-nksports-ent
Posted by 大沼安史 at 01:57 午後 | Permalink