〔クリミアへの電力供給 部分再開 ウクライナ原発危機、(とりあえず)回避か???〕◆ 2週間ぶりに、8日、ウクライナからクリミアへの送電が再開された! タタール人武装組織が送電塔を爆破、ウクライナのザポロフスカヤ原発(Zaporozhskaya NPP)と 南ウクライナ原発(the South Ukrainian)で外部電源喪失と伝えられ、その後、情報が途絶えていた! ★ まだ、完全に安心できる状況にはないようだ。「第2、第3のチェルノブイリ」の恐れは、まだ残っている…………?!
★ ニューヨーク・タイムズによると、クリミアへの送電線4本のうち、送電が再開されたのは、1本だけ。
このためクリミアでは病院や学校など重要施設のみの部分的な停電復旧となっている。
両原発の外部電源が確保されているかどうか、なお確定情報はない。
タタール人武装勢力と連携するウクライナ民族主義組織「右翼セクター」は声明を発表し、クリミアへの送電再開決定を認めないと強硬姿勢を示し、送電塔(線)の復旧作業を妨害する姿勢を示している。
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〔★は大沼〕 ◎ ニューヨーク・タイムズ Electricity Restored to Crimea After 2 Weeks of Darkness
(8日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/12/09/world/europe/electricity-restored-to-crimea-after-2-weeks-of-darkness.html?_r=0
◎ 関連 2015-11-25 〔ウクライナ原発クライシス 第2、第3のチェルノブイリの危機、内戦継続で現実のものに〕◆ 内戦で送電線(塔)爆破さる! ザポロフスカヤ原発(Zaporozhskaya NPP)と 南ウクライナ原発(the South Ukrainian)が外部電源喪失で、原子炉緊急停止( emergency unloading )! 「非常に危険な状況」(ウクライナ電力会社) ★ 非常電源で対応しているのだろうが、いつまで持つのか? 要警戒だ!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/11/zaporozhskaya-n.html
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◎ 2015-11-26 〔ウクライナ原発クライシス 第2、第3のチェルノブイリの危機、内戦継続で現実のものに〕◆ 送電線爆破で外部電源喪失したザポロフスカヤ原発(Zaporozhskaya NPP)と南ウクライナ原発(the South Ukrainian) ―― 続報なし! ★ 「情報ブラックアウト」続く! 米国のハーベイ・ヴァッサーマンさんが「フクシマ型爆発の恐れ」と警告!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/11/zaporozhskaya-1.html
Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 | Permalink