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2015-12-16

〔フクイチ核惨事 3号機核爆発〕◆〔物理学者・槌田敦さん〕◎ 福島3号機爆発の真相 ~ フクシマが実証した原子力平和利用のウソ ~ ◎ 使用済み燃料が崩れて、そこで「臨界」になって……そこに水があったことで「核爆発による水蒸気爆発」が起きた! ◎ 原発用低濃縮ウランでも水を反応されれば爆発物になる! ★ フクイチ核惨事はテロリストに知らせたくない「原子力平和利用」の脅威を現実のものとして示したものだった!

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 ◆ 使用済み燃料が崩れて、そこで「臨界」になって…
 
 つまり、使用済み燃料は重いですから
 重い物で押さえつけて「臨界」になった時に核爆発を起こす

 核爆発はそれだけだと真っ赤になるだけで大したこと(威力)はないんですが、

 問題はそこに水があるということです。

 水は水蒸気になります。水蒸気爆発です。
「核爆発による水蒸気爆発」です。

          *

 ◆ 今回は(フクイチの)「軽水炉」で(事故が)起こりました。
「水」を減速材とする原発で起こったわけですね。

 …… 
 
 「ウランを60%以上に濃縮するから核爆弾になるのだ、核爆発するのだ。ウランを3~4%程度に濃縮したものでは核爆発しないのだ、だからこれは『平和利用』できるのだ」 

 ――と、こういう理論であったわけです。

 ……

 核燃料を低濃縮したのを持って行って、水の中にドボンと付けておけばいい。

 そうすると周りの水が入ってきて、核分裂反応を起こすわけです。

 そして、そこに水があって水蒸気爆発まで至らせれば原爆になるんです。

 ……

 「平和利用と軍事利用は違うんだ」「平和利用のウラン(低濃縮)は核爆発しないのだ」と……こう、みんなにウソをついて平和利用した。

 しかし、これが(ウソであることが)バレちゃった、
(フクシマで)実証しちゃったということです。

          ◆

 ★ 槌田さんは戦時中、日本の物理学者が軍部に協力(命令され)し、低濃縮のウランを、(水のある)港湾で爆発させる「水を使う爆弾」の研究に携わったいたことも明らかにしている。

 ということは――終戦直前、(北)朝鮮・興南沖で目撃されたというキノコ雲=旧日本軍の原爆開発秘話も、いっそう真実味を帯びて来る。( ⇒ 以下を参照 こちら )

          *

 ◎ [物理学者・槌田敦氏]福島3号機爆発の真相 〜フクシマが実証した原子力平和利用のウソ〜
 (2014/02/06)⇒ https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=60497

          *

 ◎ 関連 「真実を探す」ブログ 槌田敦氏が追及した福島原発事故のタブー!槌田氏「3号機はプール内で核爆発」「4号機は燃料が原子炉の底に落ちて核暴走」「臨界は簡単には起きないというのはウソ」
  ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-477.html

 以下、要点をまとめます。

 * 1号機は水素爆発。原因は地震による配管破断、水素ガス漏れ、建屋天井に溜まり爆発。

 * 2号機は爆発なし。格納容器下部の爆発音はベント音。このベントで飯館村等が汚染された。

 * 3号機はプール内で核爆発。瞬間的閃光と500メートルの垂直噴煙。
 核連鎖反応で高温化、水蒸気爆発へ。

 * 東電は3号機爆発当時の中性子測定データを絶対に公開しない。
  中性子が発生する原因は核分裂のみ。

 * 4号機は試験運転のために、燃料を原子炉に移動中に地震が起きた。
 燃料が原子炉の底に落ちて核暴走が始まった。
 何度も水蒸気を吹き上げ、天井を吹き飛ばした。噴出は3ヶ月も続いた。

 * 4号機原子炉内部の写真はウソで、別の原子炉のもの。
 海水を入れたのに燃料プールのように錆がなく、照明ランプが映るほどピカピカなのはおかしい。
 
 * 政府・東電は3機とも全部水素爆発だとウソをついている。
 水素爆発では水蒸気ができ白煙が上がる。3号機のような黒煙は絶対に上がらない。

 * 核兵器には3種類ある。

 一つは10%低濃縮ウランと、水を中性子減速材に使う初期の原爆で、核反応の熱で水蒸気爆発を起こさせるもの。もう一つは改良型で高濃度ウラン・プルトニウムを使う核爆弾(広島・長崎に落とされたもの)。
 三つ目は、強化型の爆弾(水爆、中性子爆弾)

 * 臨界は簡単には起きないというのはウソ。
  5~10%低濃縮ウランは、水があれば核分裂を起こして爆発する。

 * 戦時中、理化学研究所・仁科教授が研究していた原爆も水を使う初期型のもの。

 * 米国でも同様の研究がされ、装置が大きく空輸はできないが港湾の攻撃には使えると、
 アインシュタイン、シラード両博士がルーズヴェルト大統領に進言している。

 * 使用済み燃料は線量が高く扱えないが、新品の燃料なら盗んでテロに使える。水に浸せば爆発する。

 * 核燃料(低濃縮ウラン)が簡単に爆発する事実がわかれば、原発は原爆と違い核爆発を起こさない、
 核の平和利用だ、という長年の主張が崩壊する。
 だから原子力業界はこの事実をひた隠しにし、絶対にこれを認めようとしない。

 * マスコミはもちろん、反原発学者まで東電発表をそのまま受け入れ、水素爆発の大合唱。
 誰も真の爆発原因を究明しようとしない。科学者として失格だ。

Posted by 大沼安史 at 05:10 午後 |