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2015-12-13

〔アベノ死の灰、インドに拡散?、日本国民の血税、インドにバラ撒き!〕◆ インド紙が報道! ◆ 日印原子力協定 東芝・日立が原発機器、輸出できるようになり、米国のGE、ウェスチングハウスの原発建設可能に! ◆ 最大1兆4600円の円借款、「償還期間50年以上、利率0.1%、最初の15年、支払猶予」――「日本はたいへんな譲歩をした」と、インド外相が安倍政権の大盤振る舞いを称賛!

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 ★ インド紙によると、日本のスポークスマンは、記者団から「インドが核実験をしたら、どうするつもりか?」と聞かれ、「しないと思っているが、核実験をしたら、当然、協力を見直さなければならない(will have to review the cooperation)と答えたそうだ。

 「見直し」であって「キャンセル」ではない。

 (あくまでスポークスマンの発言であって)安倍首相自身の発言ではないことにも注意!

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 ★ 安倍政権は、原子力協定について「原則合意」としているが、インド側の報道は、ただ「協定に合意」としている。

 この「原則合意」は、またも日本の国民を煙にまくものだ!

 安倍政権は核不拡散条約に加盟していないインドと原子力協定を結び、国会で強行批准し、原発セールスを始めようとしている!

 被爆地、広島選出の岸田外相は抗議の辞任をすべきではないか!

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 ★ サムネイルの写真は、ヒンドスタン・タイムズ。鮮明なものは、下記の同紙記事リンクをクリック。

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 ◎ 東京新聞 日印、原子力協定で合意 核拡散防止条約 非加盟国と初
 (13日朝刊)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015121302000121.html

 ・ 安倍晋三首相は十二日午前(日本時間同日午後)、インドのモディ首相とニューデリーで会談し、日本の原発輸出を可能にする原子力協定の締結に原則合意した。締結すれば核拡散防止条約(NPT)非加盟国とは初めて。安倍首相は平和利用に関し、インドが核実験した場合は協力を停止すると伝えた。両首脳は、インド初の高速鉄道計画における日本の新幹線方式の導入も決定。支援のため最大約一兆四千六百億円の円借款を供与することで一致した。 

 ・ 日本がインドとの原子力協定締結に原則合意し、インドへの原発輸出が容認されることになった。NPTに加盟しないインドとの締結は、原子力を核兵器に転用する懸念が指摘されるが、安倍晋三首相は原発輸出による経済成長を優先させた。被爆国として核不拡散、非核化を提唱してきた日本の立場は大きく揺らいだ。

 ・ 新幹線については、インド西部の同国最大の商業都市ムンバイとアーメダバード間の約五百五キロを結ぶ路線への導入で一致。総事業費九千八百億ルピー(約一兆八千億円)のうち、最大で81%を円借款で支援する。

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 ◎ ヒンドスタン・タイムズ India, Japan fast-track ties with bullet train, civil nuclear deal
  (13日付け) ⇒ http://www.hindustantimes.com/india/india-japan-ink-mou-on-civil-nuclear-energy-bullet-train/story-mKen9n93PKaGv85oeSmiwM.html

 ・ For India, the biggest achievement was the “agreement” for the civil nuclear pact which came after more than five years of protracted negotiations.

 ・ Once signed, the nuclear deal will make it possible for US firms GE and Westinghouse to invest in India because their strategic Japanese partners like Hitachi and Toshiba aren’t allowed to trade with countries that do not have a civilian nuclear agreement with Tokyo.

 ・ When asked what would happen to the pact if India went for a nuclear test, an official spokesperson of the Japanese government said, “We don’t think India would test again. If it does, naturally, we will have to review the cooperation.”
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 ・ Japan also committed $12 billion of soft loans to build India’s first bullet train, for which the total cost is estimated to be $15 billion.

Japan has offered a highly concessional loan at an interest rate of 0.1% with repayment over 50 years and a moratorium for 15 years,” Indian foreign secretary S Jaishankar said.

Posted by 大沼安史 at 03:26 午後 |