« 〔米国で初の社会主義者大統領、選出へ〕◆ 次期大統領 バーニー・サンダース上院議員 エネルギー政策(公約)を発表! 「炭素税」新設、石油メジャーへの化石燃料補助打ち切り 自然エネルギーへの「大規模投資」で、2030年までに温暖化ガス排出40%、2050年までに80%削減 ★ 原発、運転更新、認めず 廃炉へ ―― アメリカも、全面「脱原発」へ! | トップページ | 〔クリミアへの電力供給 部分再開 ウクライナ原発危機、(とりあえず)回避か???〕◆ 2週間ぶりに、8日、ウクライナからクリミアへの送電が再開された! タタール人武装組織が送電塔を爆破、ウクライナのザポロフスカヤ原発(Zaporozhskaya NPP)と 南ウクライナ原発(the South Ukrainian)で外部電源喪失と伝えられ、その後、情報が途絶えていた! ★ まだ、完全に安心できる状況にはないようだ。「第2、第3のチェルノブイリ」の恐れは、まだ残っている…………?! »

2015-12-09

〔歌集 小さな抵抗 抄 ②〕◆ 渡部良三さん / 鳴りとよむ大いなる者の声きこゆ 「虐殺こばめ生命を賭けよ」

 ★ 昨日、引っ越しのダンボールでまだ開けていなかったものを、ひとつ開けた。

 見当たらなかった歌集がひとつ出て来た。

 渡部良三氏の『小さな抵抗』。

          *

 ★ わたしはパートナーとともにこの3年間、電磁波・超音波などハイテク照射装置を装備した(たぶん「反原発つぶし」を仕事とする)「彼ら」の執拗な攻撃に遭い続け、仙台の実家を放棄して脱出、静岡、岡山と避難行を続け、ことし9月、山形へ移り住んだ。

 その山形は、渡部良三氏のふるさと。

  1943年の学徒動員で軍用列車に乗る前夜、山形市の旅館で父、渡部弥一郎氏(翌44年、山形県小国町の基督ト教独立学園の創立者、鈴木弼(すけ)美(よし)氏とともに治安維持法違反で検挙、入獄)と語らったという。

 そのときの歌。

   反戦をいのちの限り闘わむこころを述ぶる父の面しずか

          *

 ★ 昨日、2016年のカレンダーが届いた。

 わたしたちにもまた――「闘わむこころ」を持たねばならぬ時が来たようだ。

 大いなる者の声は、間もなく訪れる、決定的な瞬間に、わたしのような小さな人間にも下されることだろう。

 生命を賭けて闘う、ほかない。

          *
 

 ◎ 2015-08-17
〔歌集 小さな抵抗 抄〕◆ 渡部良三さん / 生きのびよ獣にならずに生きて帰れこの酷きこと言い伝うべく

  ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/08/post-e107.html

Posted by 大沼安史 at 07:59 午前 |