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2015-12-05

〔アベノ的外れ外交の記録 NHKがまたも国策?ヨイショ報道!〕◆ 地球環境を守る国連「COP21」出席でフランスに出かけたはずの安倍首相が、イスラエルのネタニヤフ首相とパリ会談 ―― 「IS(イスラム国)との対応」で緊密な協力を確認 ★ NHK報道ではネタニヤフ首相が、アベノ安保「法律の成立は歴史的な快挙だ」と祝意を表したことになっているが、イスラエル首相府発表の会談記録には、そんなこと、ひと言も出ていない。

30cop2103 ★ この写真の安部首相も、なんだかポチっぽい!

 〔★は大沼〕 ◎ NHK 首相 ISへの対応でイスラエルと協力を確認
 (11月30日)⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151130/k10010324821000.html

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 ★ このNHKの報道は、記録として残しておかなければならない。

 なにしろ――「フランスで開かれている国連の会議COP21に出席している安倍総理大臣は、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、パリで起きた同時テロ事件などについて意見を交わすとともに、過激派組織IS=イスラミックステートへの対応などで緊密に協力していくことを確認しました」というのだから。

 イスラエルの首相にISとの対応で協力を約束する……だって?

 「イスラム国」の(少なくとも、一般の)聖戦士たちが聞いたら、反発することだろう!

 NHKによれば、「日本時間の30日午後9時すぎから」の会談で、ネタニヤフ首相に対して、《 ことし9月に成立した安全保障関連法について、「国際社会の平和と安定への一層の貢献を可能とするものだ」と説明しました。》――というのだ!

 安保法制でISに対応する?

 これに対する、ネタニヤフ首相の返事がふるっている!
 
 《 ネタニヤフ首相は「法律の成立は歴史的な快挙だ」と祝意を伝えたうえで、安倍総理大臣の外交安全保障政策を支持する考えを示しました。
また、両首脳はパリで起きた同時テロ事件やシリア情勢について意見を交わし、過激派組織ISへの対応や地域の平和と安定のため緊密に協力していくことを確認しました。 》

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 ★ 「歴史的な快挙」だって? そして「ISに協力して対応」?

 ほんとうに、ネタニヤフはそう言ったのか、イスラエル首相府サイトで確認した。

 言っていない。

 ただ、「両首脳はグローバル・テロに関し、意見を交換した」――とだけ。
 (安倍首相が経済協力がどうの、と言ったとは記録されているが、ネラニヤフ首相の発言は、ひとことも記録として残されていない)

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 ★ ISの背後関係については、国際社会でさまざまな観測、疑惑(米国、あるいはイスラエル諜報部の関与?)が流れており、ネタニヤフとしても、そんかんたんにISに言及することはできなかったはずだ。

 「中東の複雑な現実を知らないで、このお調子者が」と、安倍首相のことを、内心疎ましく思ったのではないか?

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 ◎ イスラエル首相府 PM Netanyahu Meets with Japanese Prime Minister Shinzo Abe 
 ⇒ http://www.pmo.gov.il/English/MediaCenter/Events/Pages/eventJapan301115.aspx

 Prime Minister Benjamin Netanyahu in Paris, met with Japanese Prime Minister Shinzo Abe; the meeting was held in a warm and friendly atmosphere.

 The two leaders exchanged views on the war against global terrorism.

 Japanese Prime Minister Abe presented his aspiration to continue advancing bilateral cooperation in the economic and cyber fields, as well as in the war against terrorism.

Posted by 大沼安史 at 06:38 午後 |