〔フクイチ核惨事 フクシマ甲状腺異常〕★ 県民健康調査検討委員会後の記者会見で、清水一雄・甲状腺検査評価部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)、「多発していることは事実だ」と認める! 星北斗座長(県医師会副会長)も「現時点で放射線の影響は考えにくい」として、被曝による可能性を完全に排除せず!(「(まったく)考えられない」ではなく「考えにくい」!)
★ 「転移」「再発」は未公表、5ミリ以下の甲状腺癌も未公表!
そして、今、5.1ミリ以上の甲状腺癌が153人に。
福島県外を含め、徹底検診が必要ではないか?
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〔★は大沼〕 ◎ 北海道新聞 福島の子供、甲状腺がん新たに15人 昨年4月以降の検査で
(1日付け) ⇒ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0207895.html
・ 2巡目でも新たな発見が相次いでいることについて、検討委後の記者会見で清水一雄・甲状腺検査評価部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)は「放射線の影響かは結論を出せない」としつつも「多発していることは事実だ」と認めた。
・ 星北斗座長(県医師会副会長)は「(これまでの傾向などから)現時点で放射線の影響は考えにくい」との見解をあらためて示した。
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◎ 毎日新聞 甲状腺がん9人増 2巡目で計15人…18歳以下
(11月30日付け)⇒ http://mainichi.jp/select/news/20151201k0000m040067000c.html
・ 東京電力福島第1原発事故後、福島県が当時18歳以下の子供らを対象に行っている県民健康調査で、県は30日、1巡目の甲状腺検査で「がん」や「がんの疑い」と診断されなかった子供のうち、9月末時点の2巡目の検査で新たに9人ががんと診断されたことを明らかにした。2巡目でがんと確定したのはこれで計15人となった。がんの疑いも5人増えて24人となった。
・ 有識者でつくる県の検討委員会で報告された。検討委の星北斗座長は「チェルノブイリの原発事故に比べ被ばく線量が少なく、事故当時5歳以下の発症がないことなどから、これまでと同じく放射線の影響は考えにくい」と評価した。
・ 1巡目の検査は今年4月末までに対象者約37万人のうち約30万人が受けた。前回発表の6月末時点で甲状腺がんと診断されたのは98人だったが、9月末時点で2人増えて100人になり、13人ががんの疑いがあるという。
Posted by 大沼安史 at 04:39 午後 | Permalink