〔アベノ政治を許さない! 平和と反原発を訴え続けた水木しげるさん、逝く〕◆ (3・11のはるか前)1979年に「福島原発の闇」という題で、搾取される原発労働者を描いていた! / 日本軍施設での従軍慰安婦たちの虐待と残虐行為も! / ニューヨーク・タイムズが東京発で国際社会に訃報!
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★ ゲゲゲの鬼太郎の仇敵、「ねずみ男(Rat Man)」のことを、タイムズ紙は、強欲な半妖怪( a greedy half-ghost, half-human )と書いていた。
利己主義と虚言癖は「ねずみ男」の得意技。
なんだか、安倍首相そっくり!
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★ タイムズ紙によると、水木さんは戦地ラバウルで、米兵の機関銃掃射を逃れ、銃をなくして帰還したとき、どうして手榴弾で自決しなかったのか、と上司に責められそうだ。そのときの怒り、驚きが、戦後の戦争を厳しく批判する作品になって表れたと。
★ タイムズ紙はまた、水木さんが「劇画ヒトラー」も描いたことを、写真つきで紹介している。
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〔★は大沼〕 ◎ Shigeru Mizuki, Influential Japanese Cartoonist, Dies at 93
(1日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/12/02/arts/design/shigeru-mizuki-influential-japanese-cartoonist-dies-at-93.html
・ In 1979, decades before the Fukushima nuclear accident shone a spotlight on Japan’s atomic power industry, he illustrated a magazine exposé of worker exploitation at the facility, titled “Darkness at the Fukushima Nuclear Plant.”
・ For more serious projects, Mr. Mizuki turned to different sorts of ghosts, those of history. His first-person accounts of his war experience, most famously in “Onward Towards Our Noble Deaths,” from 1973, used a light touch to deliver unsparing criticism of suicide squadrons, the mistreatment of “comfort women” in military brothels and other cruelties.
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◎ 関連 2015.12.01 水木しげるの家族から皆様へ
⇒ http://www.mizukipro.com/2015/12/post-1342.html
「お父ちゃんが亡くなる」
信じられないことでした。
「100歳まではいくようだネ、いや120歳かな」と水木はいつも話していました。
これからも淡々と歳を重ねていつの間にか100歳を迎える、今後もずっと同じような日々が続いていく、と思っていました。
昨年暮れに心筋梗塞で倒れ2か月入院して、今年2月には車いすでの退院でした。
すっかり体力が落ちたのですが、その後持ち前の強さを発揮して少しずつ歩けるようになりました。
家から会社までの1kmの道のりを歩けるまでに回復。
食欲も戻って「何かうまいものはないの?」が口癖でした。
「最期は神様が決めることに従ったらええ」と言っていた水木。
苦しまず自然に最期を迎えられたことは良かったと思います。
家族に囲まれて穏やかに逝きました。
自宅で転倒したことがきっかけになったのはとても残念でしたが
これも神様が決めたことだったのかも知れません。
家族を一番大切に思ってくれたお父ちゃん。これからもきっと見守っていてくれると思います。
今は、亡き戦友との再会を喜んでいるかもしれないですね。
最後になりましたが、ファンの皆様、関係者の皆様、
長い間、水木を応援していただきまして、ありがとうございました。
Posted by 大沼安史 at 05:21 午後 | Permalink