〔アベノ・パリCOP21〕◆ 日本の海外メディア向けの公式会見は初日の1回だけ / 議長国フランスは7分野の主要テーマごとに、非公式交渉をまとめる仲介役の19カ国を指名したが、日本の名はなかった / 「化石賞」の対象にもならず ★ アベノその場しのぎと先送り ―― 温室効果ガスの排出量、世界5位の責任を放棄!
◆ 「気候行動ネットワーク」が交渉の足を引っ張る国に贈る「化石賞」を、今回、日本は一度も受賞しなかった。2000年に同賞が始まって以来初めてで、日本のNGO関係者は「足を引っ張らなかったからではなく、日本の存在感が全く見えなかったからだ。大きな節目の会合なのにふがいない」とため息をつく。
◆ 米国やEUは、アフリカ、南米、太平洋の途上国グループとともに、100カ国以上からなる「野心連合」を結成し、合意に向けた多数派工作に動いたが、日本は入っていない。
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〔★は大沼〕 ◎ 毎日新聞 日本、どこにいるの? 会議終盤、存在感の薄さ際立つ
(12日夕刊)⇒ http://mainichi.jp/articles/20151212/dde/018/040/016000c
Posted by 大沼安史 at 03:36 午後 | Permalink