〔「イスラム国」の脅威 侮るべからず〕◆ 「ISI(イスイ)ちゃん」―― 日本のクリエーターたちの「2ちゃん」呼びかけで生まれた、「イスラム国」と非暴力で闘う「萌えキャラ」が、ネットを通じ、国際社会に拡散! ◎ 権威ある米国の国際問題専門誌「フォリン・ポリシー」も紹介 ★ 「表現の自制」呼びかけにもかかわらず、性的な挑発を含むビデオも登場し、ユーチューブに




★ 「ISIちゃん」キャラの世界拡散をよびかけた日本のアノニマス・クリエーターたちは、たしかに、「ネタにしていいもの」と「ネタにしてはいけないもの」を区別するように、運動参加者に釘を指している。
「悪いのはISISであってイスラム教ではありません」と。(しかし、クリエーターたちは、女性がパンティー姿を人前でさらすことに違和感を感じる文化・宗教があることをわかっていないようだ……)
このクリエーターたちに「悪意」はないようだが、「イスラム国」の問題は、こうした萌えキャラ・キャンペーン(だけ)で――シュールな(surreal フォリン・ポリシー誌の表現)なゲーム感覚(?)でヴァーチャルに解決できる問題ではない。
「フォリン・ポリシー」誌が言うように、その意気やよし(ノーブル)だとしても、メディア戦略に長けた「イスラム国」側のペースの枠内にとどまり、敵意を増幅してしまうだけの結果になりかねない。
それと、クリエーターたちは「イスラム国」の残虐行為という「木」は見ても、「森」を――背後で操る者ども〔資金源(スポンサー)を含む〕を、複雑な国際関係の現実を、見てはいない。
「イスイちゃん」キャラはたしかに、あのシリア難民少女を題材にした「そうだ難民しよう」というイラストほどの「軽すぎる、透明な悪意」はないようだが、その「公式」ボットに「集団的萌えー権」(ここには「集団的自衛権」の揶揄の響きも感じられるが)とのサブ見出しをつけるあたり、プロテストの対象を――風刺すべき、批判すべきほんとうの敵を、まだ絞り切れていないようで、残念だ。

つまり、たとえば、世界には、こういう「ISIちゃん」キャラを巧妙に使って、ISIS側を挑発、対日テロに向かわせ、日本を中東戦争に巻き込むことさえ検討する、そういう勢力が現に存在することを、わたしたちは忘れてはならない…………ということである。
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★ 「軽さ」ということで、ひとつ思い出したのは、ことし1月の安倍首相の「カイロ演説」のことである。
「萌えキャラ」をつくる若いクリエーター諸君には、安倍首相のような「軽さ」を見習ってはいけない、といいたい。(本記事の末尾、参照)
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◎ 米国の国際問題権威誌「フォリン・ポリシー」 Anonymous vs. the Islamic State(匿名者VSイスラム国家)
(13日付け) ⇒ http://foreignpolicy.com/2015/11/13/anonymous-hackers-islamic-state-isis-chan-online-war/
・ Among the most surreal of all these efforts stands ISIS-chan, a campaign begun in the wake of the Islamic State’s abduction and execution of Japanese citizens Haruna Yukawa and Kenji Goto. Some Japanese, beset by a sense of helplessness, began posting cute, black-clad anime characters to hijack Islamic State hashtags and co-opt its digital presence. The multiplying images carry a simple message:
“The ISIS-chan is a personifying character to disturb the propaganda of ISIS through google bombing,” the translation reads. “It’s not what ISIS currently is, but it is what ISIS should be.”
It is a noble attempt to repurpose the Google-bombing tactics once used to great effect against former Sen. Rick Santorum. Unfortunately, such gambits are also at odds with the basic nature of Islamic State propaganda — a steady thrum of headlines so barbaric that they continue to captivate, even if the world is best served by turning away. In the weird world of Internet war, as in real life, some weapons are stronger than others.
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◎ ISIS chan ISIS ISIL対抗!萌で埋め尽くせISISちゃん
⇒ http://isis.wiki.fc2.com/
◎ 関係「ISISちゃん」ビデオは、下記サイトの最下段にリスト
⇒ http://knowyourmeme.com/memes/isis-chan
◎ 最初の「2ちゃん」呼びかけ ISISを萌え美少女化してイスラムの奴らに送りつけようず ⇒ http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1422098539/
◎ ツイッター ISIS ちゃん 普及bot(公式)「集団的萌えー権」
⇒ https://twitter.com/isisvipper
# ISIS ちゃん 普及bot(公式) @isisvipper · 2月8日
#ISISちゃん とのお約束【ルール】
・イスラムの教義をバカにしない
・アッラー、ムハンマドさん題材はダメ
・人質の扱いは気をつけましょう
◎ ISIS-chan in Engl
⇒ http://isis.wiki.fc2.com/wiki/ISIS-chan%20in%20English%20%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%81%AA%E3%81%A9
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■ 後藤さん、湯川さん、帰らず ◆ 日本外務省のインサイダーが匿名で証言! 安倍首相、カイロ演説〔ことし1月17日〕で、予定原稿に2行分の――(★致命的な)「イスラム国の脅威を減らすため」うんぬんの、〝宣戦布告〟ととらられないかねないを文章を急きょ組み込み、スピーチ / 匿名外務官僚は言った、2行を入れたことで「演説はIED(即席爆弾)に変わった。そうなるのは外務省入省1年生にもわかることだ」/ 世界メディア「ヴァイス」が暴露報道! ★ 外務官僚が怒るのは当然だ。誰の入れ知恵か? はっきりさせるべきだ。
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/02/post-2108.html
■ ◆ 安倍首相の「イスラム国〝即興宣戦布告〟カイロ演説」/ 外務省、即(トタ)発表(配布)を予定していた(外国プレス=国際社会向け)「英文(訳)スピーチ・テキスト」を急きょ破棄して、訳文を作り直す?! /★「闘う」を「戦争」を示唆する<fighting with>ではなく、トーンをやわらげた<contending with>に…… ◆ 外務省の匿名ソースは言った、「われわれはダメージ・コントロールをした。彼(安倍首相)は、(予定されていた演説テキストに)書かれていたことを読まなかった」
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/02/fighting-withco.html
Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 | Permalink

















