〔アベノ政治工作を許さない〕★ 日米首脳会談(19日)で、オバマ大統領 南シナ海・中国「人工島」の米海軍艦船による巡視活動 (アメリカだけで、アベノわが海軍は交えず)「日常の行動として実施していく」と表明! 安倍首相に「参加」要請、なし!―― ★ 安倍首相が狙った(?)、「ぼくの海上自衛艦も一緒に」お願い(?)一蹴された可能性! そのかげで、米海軍の誘導ミサイル駆逐艦、米太平洋艦隊司令官を乗せて、上海を友好訪問! 南シナ海では、米艦に「快適な航海を。またお会いしましょう」メッセージ!


★ 鮮明な写真は下記ニューヨーク・タイムズ、ロイター電の記事リンクをクリック!
★ ニューヨーク・タイムズによると、米国の誘導ミサイル駆逐艦「ステッセム」は16日、上海の北にある Wusong 軍港を表敬寄港し、中国側から歓迎を受けた。
「ステッセム」入港に合わせて、米海軍・太平洋艦隊の司令官のスイフト提督はわざわざ上海まで飛行機(米軍機?)で飛び、同船に(ヘリで)移動、乗船して入港した。
それどころか、スイフト提督は艦上で記者団に対し、「わたしたちは海軍司令官として、政治の摩擦点を海上の摩擦点にしてはならない責任を持つ」とまで言ったのだ。
・ “We acknowledged the policy differences between our two countries, but we have a responsibility as maritime commanders that friction points in policy don’t become friction points at sea,” the admiral said in an interview with reporters on the Stethem.
これひとつ見ても、米国(安倍政権の思い込みや期待に反して)が対中摩擦のエスカレートを望んでいないことは確かなことだ。
◎ NYT U.S. Navy Ship, Bearing Message of Good Will, Docks in China
(17日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/11/18/world/asia/stethem-us-navy-ship-china.html?mabReward=CTM&action=click&pgtype=Homepage®ion=CColumn&module=Recommendation&src=rechp&WT.nav=RecEngine&_r=0
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★ もうひとつ、ロイター電が、南シナ海で巡視活動にはいった米海軍・誘導ミサイル駆逐艦「ラッセン」と、中国軍艦との間の、交信記録を報じていて、興味深い。
◎ ロイター 'Hope to see you again': China warship to U.S. destroyer after South China Sea patrol
(6日付け) ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/11/06/us-southchinasea-usa-warship-idUSKCN0SV05420151106#mBvHaESQvhLh53zW.97
別れ際、中国の軍艦から、こんな英語メッセージが送られてきたそうだ。
「ヘイ、ここで追尾を打ち切ります。快適な航海を望みます。またお会いしましょう」
'Hey, we're not going to be with you anymore. Wish you a pleasant voyage. Hope to see you again'
両者のやりとりは、常に礼儀にかなったものだそうだ。
このどこに、日本の御用マスコミが騒ぎ立てる「南シナ海、波高し」があるのか?
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◎ 外務省の発表
⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_001565.html
・ 安倍総理から,南シナ海における米軍の「航行の自由」作戦を支持する旨述べた上で,南シナ海における自衛隊の活動については,情勢が日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討を行うとの従来の立場を説明するとともに,ODA,自衛隊による能力構築支援,防衛装備協力等の支援を組み合わせ,関係各国を支援していく旨述べた。さらに安倍総理は,現状を変更し,緊張を高める一方的行為全てに反対である旨述べた。これに対しオバマ大統領から,「航行の自由」作戦については日常の行動として実施していく旨の発言があった。
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◎ 読売新聞 安倍首相、南シナ海の米巡視支持…日米首脳会談
(20日付け)⇒ http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151119-OYT1T50117.html
・ 会談でオバマ氏は人工島周辺での巡視活動について「日常の行動として実行したい」と語り、継続する方針を明らかにした。首相は「南シナ海での自衛隊の活動は、日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と応じた。
★ 読売新聞は、会談でオバマがは人工島周辺での巡視活動について「日常の行動として実行したい」と語ったのに対し、「南シナ海での自衛隊の活動は、日本の安全保障に与える影響を注視しつつ検討する」と応じた――と報じているが、外務省の発表では、順序が逆である。
安倍首相が「検討する」と述べたのに対し、オバマは「日常の行動として実施していく」と言ったのだ。
読売新聞は例によって、安倍首相をヨイショしたいのだろうが、外務省発表の会談内容を読む限り、シラケた会談だったことは否めない。
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Posted by 大沼安史 at 07:15 午後 | Permalink

















