〔フクシマ核惨事 No Fukushima Freeways! 国道6号線の《核廃棄物輸送・フクシマ・ハイウエー》化を許すな!〕★ こどもたちがボランティアで清掃奉仕をした「6国」―― それがなんと、こどもたちの「通学路」にもなっている、と判明! 高汚染区間からの車線を、せめて登下校時間帯でも交通止めにすべきではないか! フクイチ放射能廃棄物輸送路(フクシマ・フリーウエー)の徹底調査と輸送実態の解明、情報開示が必要だ!
★ 今月10日、「6国」で、中高生を含む1400人が参加し、清掃奉仕が行なわれた。
被曝の恐れもあるなか、行なわた清掃奉仕だが、主催したNPO法人「ハッピーロードネット」代表の西本由美子さんによると、6号線はこどもたちの通学路にもなっているそうだ! (⇒ こちら )
清掃奉仕なら、この日かぎりのこと。しかし、6号線が通学路になっているとなると、被曝の危険はさらに強まる。
毎日、1日2回、こどもたちは「6国」を歩かなければならない。
通学路を「6国」の「スクールゾーン」に指定し、せめて通学時間だけでも、昨年9月に通行止めが解除された高度汚染区間からの車を、一時的に通行止め、すべきではないか?
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★ ジャーナリストの吉田千亜さんは、こう警告している。( ⇒ こちら)
「放射線量も高いのですが、もっと心配なのは帰還困難区域を走ったダンプカーが頻繁(ひんぱん)に6国を走っていることです。これらの車の荷台などに付着したものを東京大学の教授が測定したところ、12万ベクレルの数値が出ています。ゴミ拾い中にダンプが通り、そこから落ちた放射性物質を子供たちが吸い込んでしまえば、かなり危険……」
6号線を通学路としているこどもたちは、こういう恐ろしい脅威のなか、毎日、学校に通っているのだ。
なんとかしなければならない。
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★ わたしは「6国」が、フクイチの放射性廃棄物輸送の主要ルート化しているのではないか、と思っている。
帰還困難地帯から走り込んで来る一般車両のほか、フクイチおよび周辺汚染地帯から出た放射性廃棄物を満載したトラックなどが、この「6国」を使って、日常的に運び出されているのではないか、との疑いを持っている。
通過する放射性廃棄物輸送車両のそばを歩いて登下校するこどもたち……想像するだけでぞっとする光景である。
路外への横転事故などが起きたら…………想像したくもない。
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★ 米国でも原発から出た放射性廃棄物がフリーウエーを使って、堂々と運び出されている実態があるが、 「Stop Mobile Chernobyl--No Fukushima Freeways!(動くチェルノブリイを止めろ! フクシマ・フリーウエーはいらない!」という市民運動 も起きており、この問題に警鐘を鳴らしている。
写真のように、どこの原発から、どんなルートで核廃棄物が移送されているか、マップ化する活動も続いている。
こういう取り組みは、日本でも必要ではないか!
Posted by 大沼安史 at 02:35 午後 | Permalink