〔フクイチ核惨事 被曝受難 客観データも黙殺〕◆ 平均の20~50倍!「福島の子供にがん急増」の客観的データが学会で報告されるも政府とメディアが完全黙殺 / 「チェルノブイリの経験を学ばず、人体影響に関する論文をほとんど読まない中で、日本では〔「事故とがんは無関係」などと〕アナウンスが行われている」―― 国際学術誌に研究結果を発表した岡山大学の津田敏秀教授が痛烈批判!――「日本政府が行った(WHOに対する)卑劣な“放射線量工作”にも言及」
★ マスコミが封印しているこの問題は、ほんとうに、ほんとうに大事な問題だ!
◆ 津田教授は会見で疫学的分析を説明した上で、甲状腺がんの増加を「過剰診断」や「スクリーニング効果」によるものという政府の説明に対し、こう反論した。
「スクリーニング効果や過剰診断によってどのくらいの偽の多発が起こってくるのか。せいぜい2~3倍、あるいは6~7倍という一桁のデータ上昇しかないわけです。ところが福島県では20倍から50倍の多発が起こっている」
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◆ ……日本政府が行った卑劣な“放射線量工作”にも言及した。
「WHOは2012年の線量推計に基づいて、約8倍から10倍の甲状腺がんが多発するとしました。ところが線量推計のドラフトの段階で、日本政府はロビー 活動によってそのドラフトの線量値を下げたわけです。これが報道されたのは昨年末の12月7日でしたが、被曝量が3分1から10分の1にヘルスリスクアセ スメントが行われる前に下げられました。つまり、行うべき対策とは逆の対策をロビー活動でやっていたわけです」
〔★は大沼〕◎ リテラ 伊勢崎馨さんのレポート (18日付け)⇒ http://lite-ra.com/2015/10/post-1598.html
Posted by 大沼安史 at 09:22 午前 | Permalink