〔サウジアラビアの21歳の青年に、磔と斬首による処刑の時、迫る〕◆ アリ・ニムルさんは死刑を宣告されたとき、父親にこう言ったそうだ。「この世界でぼくだけが不正義に苦しみ、誤って処刑されるわけではない」と。/ アムネスティー・インターナショナルなどを中心に、国際社会に助命運動、広がる! 英国の新・労働党党首、ジェレミー・コービン氏も英政府に介入を求める!
★ アル・ニムルさんは17歳の時、逮捕され、拷問の末、サルマン国王への忠誠を裏切り、反逆を企てていたことを「自白」して、死刑を宣告された。
ニムルさんのおじは、サウジで有名なシーア派の聖職者で、ニムルさん同様、死刑を宣告されている。
米国の女性平和団体、「コードピンク」はワシントンのサウジ大使館前で抗議行動を行なったそうだ。
処刑はサルマン国王の許可後に行なわれる。
サウジはニムルさんを殺してはならない!
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〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/09/30/youths-imminent-execution-shines-light-cozy-ties-between-saudis-and-west
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◎ 関連 : 英紙インディペンデント / サウジ、昨年、175人を処刑、2日に1人のペース / ことし2015年前半(6月末までに)、すでに102人を処刑
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/saudi-arabia-executions-amnesty-international-beheadings-death-sentences-rate-under-king-salman-10470456.html
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★ あのイスラム国の斬首も、こうした苛烈さが背景にある。
イスラム国は、サウジなど湾岸のスンニ派石油富豪スポンサーらの喝采を浴びるため、あの後藤健二さんも処刑した!
そして、サウジはいまイエメン戦争を継続しており、安倍政権はサウジに肩入れしかねない情勢である。
「シールズ」の諸君にもぜひ、こういう事実を知ってほしい
Posted by 大沼安史 at 06:26 午後 | Permalink