〔フクイチ核惨事 小出裕章さんが指摘〕★ 「地底臨界」に関するネット・ニュースについて / 「地底臨界が起こる可能性はゼロではありませんけれども、可能性は限りなく低いです。その上、仮に再臨界したとしても、巨大な爆発があるとか、猛烈に発熱するとか、そんなことは決してありません。こんなことに目を奪われることのほうが、むしろ害悪だと私は思います」
〔★は大沼〕 ◎ 小出さんの新著、『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』 (毎日新聞出版) 142~143頁。
⇒ http://mainichibooks.com/books/social/post-98.html
★ 小出さんはまた、この本のなかで、フクイチの「敷地全体が放射能の沼のような状態になってしまています」と指摘している。
1日あたり1000トンの地下水が流れ込み、「人為的に入れている400トンの水と渾然一体となってしまって」おり、「それらの放射能汚染水は、建屋に流れ込むだけではなく、一部は逆に建屋から外部に流れ出ているはずだと」。(同書61~62頁)
「放射能の沼」になかに消え、行方不明になっている、メルトダウンした溶融核燃料
「仮に再臨界したとしても、巨大な爆発があるとか、猛烈に発熱するとか、そんなことは決してありません」と小出さんは指摘しているが、「だから安全」ということではないだろう。
トリチウムを含む放射性水蒸気が噴出する「フクイチ放射能の沼」!
フクイチ死の灰・水地獄!
Posted by 大沼安史 at 10:22 午前 | Permalink