〔フクイチ核惨事 いのちをつなぐ〕◆ 宮城県南 白石市の放射能汚染牧草 「希望の牧場・ふくしま」へ ◆ 「希望の牧場」の吉沢正己さんが声明! 「福島原発事故を忘れ、風化させないために、被ばく牛の存在と生かす意味を知ってもらうために、希望の牧場は、牛の寿命が尽きるまで、汚染牧草の被ばく牛の餌としての活用を呼びかけます」
★ 「希望の牧場」に到着した、白石の牧草ロール。
中央が吉沢正巳さん。
★ わたしたち日本人が、フクイチ放射能が多少とも入り込んでいるかもしれない食べ物を食べて(でも)生きて行かなければならないように、吉沢さんの「希望の牧場」にいる330頭の被爆牛たちも、食べて生きていかねばならない!
汚染された牧草を食べてでも生きていかねばならない!
その意味で、「希望の牧場」とは、わたしたち、被曝日本の縮図でもある!
吉沢さんの「岩手県、宮城県、栃木県、福島県の汚染牧草ロールの保管処理に大変苦労している現場自治体のみなさん、今回の白石市の決断に続いて、希望の牧場への汚染牧草ロールの搬入をお願いします」という呼びかけは、日本政府が進めていた事実上の「放射能汚染拡散処分」政策の過ちを告発するもののようにも思える。
垂れ流し拡散・ほったらかし汚染をしておいて、汚染された地元に処分を押し付けているいまの安易がやり方は許されない。
今回の移送(11月まで続く)にかかる費用は1400万円。
東電はその費用を負担しなければならない!
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〔★は大沼〕 ◎ 河北新報 <汚染牧草>処理めど立たず「希望の牧場」に
(30日付け)⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151030_13018.html
・ 宮城県白石市は29日、東京電力福島第1原発事故の放射性物質を含む牧草を福島県で被ばくした牛を飼う「希望の牧場・ふくしま」(浪江町、南相馬市)に運ぶ事業を始めた。
・ 白石市内の畜産農家には、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超え、飼料として使えない牧草ロールが約1100個(1個300~500キロ)ある。保管の長期化でラッピングの損傷が激しいため、廃棄物保管専用袋に詰め替え、大型トラックで約70キロ離れた希望の牧場に運搬する。11月中に終える予定で、事業費は約1400万円。
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◎ 「希望の牧場 ~ふくしま~」声明
⇒ http://blog.goo.ne.jp/kibouno-bokujyou
・ 昨日から、宮城県白石市より、被ばくした汚染牧草ロールの餌としての希望の牧場への搬入が、市の費用負担によって、始まりました
希望の牧場がずっと主張してきた通りに、汚染牧草ロールは、出来もしない国・環境省による、
宮城県加美町における焼却処分ではなく、被ばく牛の餌として、有効に活用する道がようやく開けたのです
白石市の方針を大歓迎します
岩手県、宮城県、栃木県、福島県の汚染牧草ロールの保管処理に大変苦労している現場自治体のみなさん、
今回の白石市の決断に続いて、
希望の牧場への汚染牧草ロールの搬入をお願いします
Posted by 大沼安史 at 12:41 午後 | Permalink