〔アベノ政治を許さない!〕◆ 辺野古埋め立て承認を取り消した沖縄県知事は言った! 「わたしは完全に認識している。わたしは日本とアメリカの強大な権力に立ち向かおうとしている」 ―― 米軍準機関紙「星条旗(スターズ&ストライブ」紙が、翁長知事の決意のほどを報道! ★ オキナワから、日米安保軍事体制の崩壊プロセスが、ついに始まった! 翁長知事のこの表情を見よ! 遠くを見つめる、まっすぐな、オキナワの目を見よ!
★ 上の写真は「星条旗」紙が記事に添えたもの。(鮮明は写真は下記記事リンクをクリック)
この翁長雄志知事は悲しい表情だが、前をまっすぐ見ている。
対する、横を向いて何かを見ている安倍首相の、お気楽な「なんなの、アレ?」顔!
「星条旗」紙編集部は、この写真に、同盟国=日本の無残な姿を見てとって、この1枚を使ったのだ!
★ 翁長知事の悲しい顔は、沖縄のペシミズムの顔だ。
ここでいう「ペシミズム」とは、敗北主義のことでもなければ、うつむき顔の悲観主義でもない。
あの湯川秀樹博士が、大好きな空海という人物の、人間としての本質を語った言葉だ。
空海にはペシミズムがあった、だから権力にとりこまれず、堕落せず、あれだけ大きなことができた、と。
わたしも翁長さんの表情に、深くて、澄み渡った、この世の虚栄を認めない、ペシミズムを感じる。
翁長知事の沖縄は、奢れる日米軍事同盟の腐敗を正し、ただれを癒す、新たな歴史プロセスのはじまりを告げるものではないか!
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〔★は大沼〕 ◎ 星条旗 Okinawa governor revokes permit for landfill on Futenma relocation
(13日付け)⇒ http://www.stripes.com/news/okinawa-governor-revokes-permit-for-landfill-on-futenma-relocation-1.373032
・ “I firmly believe that through litigation the true nature of this problem will be known to people on the mainland and the rest of the world,” he said. “I am fully aware that I am about to challenge the great powers of Japan and the U.S.”
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★ 「星条旗」紙は9月25日付けでも、
◎ 翁長知事が東京の外国特派員協会で、辺野古の問題が、沖縄の人権問題であることを訴えたこと、
◎ 国連人権委員会(ジュネーブ)でも「沖縄の自決権と人権が無視されている」と訴えたこと
――を報じている。
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◎ 参考 沖縄タイムス 号外(13日付け)
⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=136905
・ 翁長雄志知事は13日午前、県庁で記者会見し名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消したと発表した。前県政の承認の手続きに「瑕疵(かし)がある」と判断した。翁長知事は「承認は取り消すべき瑕疵があると判断した。今後も辺野古に新基地は造らせないという公約実現に向け、全力で取り組む」と述べ、新基地建設を阻止すると強調した。承認取り消しで、沖縄防衛局は埋め立ての根拠を失い、辺野古沖での作業ができなくなる。
Posted by 大沼安史 at 09:11 午前 | Permalink