〔フクイチ核惨事 生物に対する放射能の脅威〕◆ 牛、ツバメ …… 「白斑」は「遺伝的影響・放射線の影響の目印」―― ティモシー・ムソー教授(米サウス・カロライナ大学)が「福島とチェルノブイリの野生生物への放射線の影響」を発表 / 第5回 市民科学者国際会議 ◆ チェルノブイリでは「だいたい40%の鳥が全く無精子状態」 ―― 低線量被曝による遺伝子損傷の恐れが、あらためて確証された!
★ 吉沢さんの「希望の牧場」の牛たちは、みんな、いっぱい「白斑」ができている!
フクシマのツバメもかわいそうだ!
ツバメも牛も、わたしたちも、フクイチ被曝地で暮らしていることに、何の変わりもない!
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〔★は大沼〕 ◎ 《みんな楽しくHappy♡がいい♪》さんの文字起こし
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◎ 第5回 市民科学者国際会議
⇒ http://csrp.jp/csrp2015/day2
・ ムソー教授の講演スライド ⇒ http://csrp.jp/wp-content/themes/csrp2015/images/day2_mousseau_j.pdf
・ 《講演概要》
チェルノブイリ、福島および世界の高自然放射線地域の動植物に関する最近の科学的研究は、環境中の放射性核種に由来する低線量放射線への暴露が、変異率の上昇、繁殖率と寿命の低下、発生異常率と腫瘍の増加、生物多様性と集団個体数の減少、および広範な生態系への影響につながるという強力な証拠を示している。
こうした調査結果の分析は、それ以下では生物学的影響が観察されないという「しきい値」はなく、非常に低レベルの暴露でさえも、特に複数世代にわたる慢性的な暴露の後に、自然集団に計測可能な影響を与えることを示している。
ムソー博士は福島の動植物の調査について概説して論じ、チェルノブイリの研究のこれまでの結果と比較する。
また、世界の放射能汚染地域に住む人間の集団への潜在的影響についての洞察を提供するために、原爆被爆者や患者での医療用放射線の影響の研究との比較も行う。
Posted by 大沼安史 at 04:49 午後 | Permalink