〔アホノミクス〕◆ Credibility on the line(信用、危うし) フィナンシャル・タイムズがアベノミクス下の日本経済の現状を分析する長文記事 ―― その記事についた、この写真を、見よ!
★ 鮮明な写真は下記記事リンクをクリック!
お気楽な顔で(涼しい顔で)、出て行く(?)アベシンゾー殿!
そのときの黒田・日銀総裁の、この目!
まるで――「この馬鹿が、この先、どうなっても、オレは知らんぞ」という目をしている!
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◎ FT Japan’s economy: Credibility on the line
(28日付け) ⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/4b26258e-7c86-11e5-a1fe-567b37f80b64.html#axzz3pwil9Xz1
★ 東京に来て、この記事を書いた Robin Hardingさんは、日本経済通(元東京駐在、現在は同紙の米国経済エディター)だ。
ハーディングさんもまた、安倍首相を、ひょっとしたら「この人、ほんと、バカ殿」と思っているのかも知れない。
たとえば、記事に、こんなくだりが。
「ミスターアベはデフレに対して関心をなくしたようにみえる、問題は解決したというセリフを好んでいる」
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★ ハーディングさんは、消費税と5%から8%へ増税したことが「運命の分かれ目の失政( a fateful policy error )」とする、批評家の批判も紹介している。
そう、その通り。その分、年金生活者をはじめ消費者への打撃となり、消費が減るのは目に見えたことではなかっか?
★ ハーディングさんによれば、米ブルッキング研究所の論文で、こんなことが書かれているという。
金融緩和は(消費に)ほとんど何もプラス効果を及ぼさなかったけれど、財政政策による消費支出の低下は、大きなマイナス効果を生んだ。(“monetary policy had relatively little positive effect [on consumption] while contractionary fiscal policy had large negative effects”.)
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★ 10%への消費増税をあてこんでの、「殿」の大盤振る舞いは、「殿、ご乱心」ぶりは、目にあまる!
財政規律もへったくれも、あったものじゃない! 国民を食えなくして、どうするつもりなのだろう!
そんな「バカ殿」に、さあもっと、景気よく、「バーズガ」を撃ちまくれ、と迫られている黒田・日銀総裁!
あんな目をするのも、当然のことだ。
Posted by 大沼安史 at 07:54 午前 | Permalink