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2015-10-02

〔ロシアがアサド政府軍を支援して、世界遺産のパルミラ奪還へ〕◆ 中東問題の権威、ロバート・フィスク記者が予言! プーチン 砂漠専用の最新鋭・T90型戦車をアサド軍に供与 空爆支援で、「パルミラ解放」を「イスラム国」から奪還することで実現し、中東でのロシアのプレゼンスを演出へ!  

Webpalmyraafp

 ★ ロバート・フィスクさん(ベイルート駐在)は、あのビンラディンとの独占会見にも成功したことで有名な中東ジャーナリストだ!

 米国など西側が、湾岸スンニ派に支援された「イスラム国」壊滅に手をこまねいている隙を狙って、プーチンのロシア軍が、アサド軍を使って、「パルミラ解放」に動くものと見ている。

 「イスラム国」の「テロとの戦い」に動きだしたロシア!

 この動きはもしかしたら、ジブチの自衛隊基地を使って、米軍の尻馬に乗って「テロとの戦い」へ参戦しようとしていた、自衛隊(防衛省)の軍事官僚たちの出鼻をくじくものになるかも知れない。 

 シリアで「イスラム国」勢力を殲滅することは、アサド政権の延命につながるので、米国は「テロとの戦い」を唱えつつ、決定的な攻撃は回避して来た。

 自衛隊はシリアではなく、イラクでの「テロとの戦い」――つまり「イスラム国」軍との戦闘に使われることになるかも知れない。

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 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : What’s Russia up to in Syria? I would wager they're after something big – retaking Palmyra
   (9月27日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/voices/what-s-russia-up-to-in-syria-i-would-wager-theyre-after-something-big-retaking-palmyra-a6669446.html

Posted by 大沼安史 at 05:58 午後 |