〔フクイチ核惨事 《フクジラ(Fukuzilla)》の脅威〕◆ 中国が「原発400機」新設稼働計画! 2050年までに! / うち300機が臨海原発 ツナミの危険 / 海から上陸したゴジラとフクシマ核惨事の恐怖を重ね合わせ、《Fukuzilla》という、聞きたくもない新造語、出現! 原発スーパーパワー=中国が、日本を含む東アジアの――いや、この地球の破局要因となろうとしている!
★ 中国原発の鮮明な写真は下記「フォーカス・アジア」記事リンクをクリック!
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★ 「エコロジスト」のエディター、Oliver Tickellさんの警告である!
ティッケルさんは、新幹線事故、天津爆発などの事例を挙げ、中国の危機管理テクノロジーに懸念を表明するとともに、2006年に台湾南端部で起きた「恒春地震」を取り上げ、「赤い原発」が集中立地することになる中国沿海部を巨大津波が襲えば、「フクイチなど問題にならない超巨大事故(巨大フクシマ・オン・ステロイド)」が起きると警告している。
つまり 《フクジラ(Fukuzilla)》 (これもティッケルさんの造語のようだ)!
フクジラは東シナ海を汚染し、プルームは朝鮮半島はもちろん、日本列島を襲い、東アジアは破局を迎えるだろう!
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★ こういう事態にならないよう、日本政府は「脱原発」でも十分、安定的な経済成長が可能であることを示し、自然エネルギーへの転換を支援すべきだろう!
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★ アベノ取り巻きのなかには、中国の原発など「一撃の下に」と、例の「一撃論」を持ち出す輩もいるかもしれないが、中国原発にミサイルを撃ち込んで、プルームに乗った「赤い血の灰」を浴びるのは、われわれ日本人でもある!
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★ 韓国政府も釜山近くの原発を「世界最大規模」に拡大する計画でおり、韓国のグリーンピースが上陸キャンペーンを行ないなど、反対運動が強まっている。
そこでもしもフクイチ韓国版事故が起きたら、日本海は死滅する!
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★ わたしたちは一日も早く、安倍政権を「ゴミだし」し、新政権の下、中韓台湾を含む「東アジア脱原発共同体」の具体化へ進まなければならない!
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★ 原発をこれから400機もつくるなんて、わたしたちから見れば、狂気の沙汰だが、こんな反論も返ってくるかも知れない。
そんな狭い列島に55機もつくったのは、どこの国だっけ?――と。
中国の国土面積は、日本の25.4倍。
55×25.4=1395機。
中国がもし、日本と同等の原発密度で建設をするとしたら、400機の3倍以上、およそ1400機まで建設可能となる!
日本政府・自民党政権がどれほど、とんでもないことを、この日本列島で仕出かしたか、これひとつとっても明らかである!
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〔★は大沼〕 ◎ エコロジスト Fukuzilla? China's nuclear boom threatens global catastrophe
(28日付け)⇒ http://www.theecologist.org/blogs_and_comments/commentators/2986056/fukuzilla_chinas_nuclear_boom_threatens_global_catastrophe.html
◎ 恒春地震 ウィキ ⇒ https://en.wikipedia.org/wiki/2006_Hengchun_earthquakes
◎ 参考 フォーカス・アジア 中国原発業界団体が総会「今年は8基が営業運転」
(2015年4月26日付け)⇒ http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/416140/
◎ 参考 ロイター電(日本語) 中国原発輸出、問われる「メード・イン・チャイナ」の信頼性
(2015年3月11日付け)⇒ http://jp.reuters.com/article/2015/03/11/cn-idJPKBN0M70CW20150311
Posted by 大沼安史 at 06:39 午後 | Permalink