〔アベノ政治を許さない! ニューヨーク談合記者会見に批判〕◆ 「もう1つ、質問が有る。あなたはシリアの難民問題で支援を表明したが、なぜ難民を受け入れないのか?」――ロイター通信の記者がこう質問すると、通訳を通して質問を理解した安倍首相の表情が強張った。実は、その質問に慌てたのは安倍首相だけではなかった。会見場にいた日本人記者全員が「予定外」の質問にざわめきたったのだ。★ これはもう出来レース=八百長記者会見ではないか?
★ 写真は「アイ・アジア」が入手した、「アベノ官邸・事前作成・記者会見(シナリオ)質問メモ」。
これではもう……「国境なき記者団」による、来年の「報道の自由度・世界ランキング」での、日本の再急落が決まったようなものだ!
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◆ 安保法案の成立後、ニューヨークで国連総会に出席した安倍首相。帰国前に現地で記者会見を開き、国連の安保理常任理事国入りに言及したことなどが日本でも華々しく伝えられた。しかし、その会見をめぐって外国の記者から強い批判が浴びせられたことは、日本では伝えられていない。そこで外国人記者が感じたのは、日本のメディアと政権との癒着だった。
◆ 日本時間の9月30日朝に行われたニューヨークでの安倍首相の会見。「予定外」の質問とはどういうことなのか。アイ・アジアが入手した首相官邸の資料や取材に応じたアメリカ人記者の話によると、この会見では、質問者も質問内容も予め決められていたのだ。つまり、出来レース会見だったのである。
◆ アイ・アジアが今回入手した資料は会見前に準備されていたもので、それによると、日本のメディアの記者と外国メディアの記者が交互に、5人まで質問することが決まっていた。極めて興味深いのは
◆ これについて、初めて日本の総理の会見に出たというアメリカの雑誌記者は驚きを隠さない。
「質問事項をあらかじめ提出しろということですから驚きました。そんなことは、アメリカでは記者倫理に違反する行為です。ところが、それは日本の政府と記者との間では常に行われていることだというではありませんか。本気かよ?と思ったのは私だけじゃありませんよ」
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〔★は大沼〕◎ iAsia アイ・アジア編集部: 米記者から「出来レース」批判された安倍首相国連会見
(10日付け)⇒ http://www.npo-iasia.org/i/archive/2015/10/abe-conference.html#.VhMYM9_rUNM.twitter
◎ 関連記事 ★ 安倍首相 国連総会演説後の記者会見で「シリア難民」の受け入れについて聞かれ――― 難民受け入れが「人道問題」であるにもかからわず……なんと「(日本の)女性、高齢者の活躍が、まずもって必要。出生率も上げなければ」(英文記事から翻訳)と、驚きのトンチンカン答弁! ロイター通信が(あきれ果てて……?)全世界拡散報道!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/10/post-0c01.html
Posted by 大沼安史 at 10:03 午前 | Permalink