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2015-09-01

〔フクイチ核惨事 国際原子力ムラの番犬 IAEAがフクイチ事務局長報告書〕★ ロイター通信が「天野事務局長報告書」のキモ(い)部分に注目報道! 「フクシマ(原発事故)関連のこどもたちの〔甲状腺〕癌は、増えそうにない(Fukushima-related child cancers unlikely to rise)」 ―― ロイターは報告書がこの一方で、「子どもたちの被曝量がなおも不明」であることを認めているとして、根拠のない見通しであることを示唆している!

 ★ このよう報告書さえ出すに至った天野事務局長!

   風下被曝地のヒバクシャから(あるいは世界の人びとから)解任要求運動が出てもおかしくない!

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 ★ ロイターによれば、IAEA事務局長報告書は「子どもたちの甲状腺癌は、フクイチのメルトダウン後、増えることはありそうにないが、原発周辺の子どもたちが実際、どれほど被曝したかは、なおも明らかではない」と述べている。

 被曝量は不明だが、「甲状腺癌が増えそうにない」ことはハッキリしている???

 なんという詭弁!

 An increase in thyroid cancer among children is unlikely after the meltdown at Japan's Fukushima nuclear plant four years ago, but it remains unclear exactly how much radiation children in the vicinity of the plant were exposed to, the United Nations' nuclear watchdog said in a report released on Monday.

〔★は大沼〕◎ ロイター 
 (8月31日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/08/31/us-japan-nuclear-iaea-idUSKCN0R01YE20150831

Posted by 大沼安史 at 11:06 午前 |