〔アベノ長崎・ソソクサ・アタフタ遁走劇〕◆ ヒバクシャたちとの「面会」――なんと、<結局、予定されていた質疑応答は「時間の制約」があるとして打ち切られ」ていた>! ★ 安倍首相は「逃げるように(ナガサキを)立ち去った」のではない!…………「逃げた!」――のだ! 午後イチバンの時間設定 あとは「記者会見」の予定が入っていただけ! いくらでも時間はあったはずだ!
◆ 「『戦争元年』とも表現すべき危機感を禁じ得ない。私たちは何回も撤回を求めてきた」。5団体の一つ、長崎県被爆者手帳友の会の井原東洋一会長(79)は面会の際、安倍首相にこう迫った。
これに対し、安倍首相は「国民の命、平和な暮らしを守り抜くために、必要不可欠なもの。圧倒的多数の諸国から支持と評価をいただいている」。結局、予定されていた質疑応答は「時間の制約」があるとして打ち切られ、突っ込んだやりとりには至らなかった。
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 安倍首相と長崎の被爆者5団体、安保議論かみ合わず
⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH866T97H86TIPE03Q.html
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◎ 安倍首相 動静 (9日)⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH895TZWH89UTFK007.html
(午後)0時14分、宴会場「トパーズルーム」で「被爆者代表から要望を聞く会」に出席。
53分、宴会場「ジェイドルーム」で記者会見。
1時40分、長崎空港。
2時14分、全日空666便で同空港発。
3時39分、羽田空港着。
4時20分、東京・富ケ谷の自宅。
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★ この「動静」をみると、長崎空港に早く、着き過ぎのように思える。
すくなくともその分、たぶん15分か20分くらいは、ヒバクシャとの「質疑応答」の時間として、設定されていたはずだ。
安部首相は「追及」されるのを恐れ、ビビッて、ドタキャンしたのではないか?
しかし、それにしても、なにもわざわざ、最初から、よりによって「全日空666便」と決めずに、ひと便、あるいは(余裕をもって)、ふた便、ズラせばよかったのではないか!
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★ なお、安倍首相は6日のヒロシマでは、以下の日程――。
(午前)9時4分、同市中区のリーガロイヤルホテル広島。
30分、宴会場「ロイヤルホール」で「被爆者代表から要望を聞く会」に出席し、懇談。
10時20分、同宴会場で記者会見。
11時27分、広島空港。
54分、日本航空256便で同空港発。
―― つまり、ナガサキでのヒバクシャたちの面会時間は、ヒロシマより、10分ほど、短縮されている。
安倍首相はヒロシマで懲り、ナガサキでは途中打ち切りで逃げ出した、ということか?
◎ 関連 日刊ゲンダイ : 「違憲は明白」 広島被爆者団体が安倍首相に安保法案撤回要求
⇒ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162479
Posted by 大沼安史 at 07:11 午前 | Permalink