〔フクイチ核惨事 福島原発告訴団〕◆ 起訴議決で告訴団の武藤類子さんが「団長声明」 / 未だに11万人の避難者が自宅に戻ることができないでいるほどの甚大な被害を引き起こした原発事故。その刑事責任を問う裁判が開かれることを怒りと悲しみの中で切望してきた私たち被害者は、「ようやくここまで来た」という思いの中にいます。
◎ 関連 ニューヨーク・タイムズも全世界拡散報道 : 3 Former Executives to Be Prosecuted in Fukushima Nuclear Disast / 東電の経営陣の刑事責任を追及する市民団体(福島原発告訴団)が、ついに初勝利――と報道!
(31日付け) ⇒ http://www.nytimes.com/2015/08/01/world/asia/3-former-tepco-executives-to-be-prosecuted-in-fukushima-nuclear-disaster.html?hpw&rref=world&action=click&pgtype=Homepage&module=well-region®ion=bottom-well&WT.nav=bottom-well&_r=0
・ The move was a victory for citizens’ groups that have been pursuing charges against dozens of officials at Tokyo Electric Power, known as Tepco, and the government, with no success until now.
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◆ 「声明」はさらに、こう続く。
この間、東電が大津波を予見していながら対策を怠ってきた事実が、次々に明らかになってきています。これらの証拠の数々をもってすれば、元幹部らの罪は明らかです。国民の代表である検察審査会の審査員の方々は、検察庁が不起訴とした処分は間違いであったと断じ、きちんと罪を問うべきだと判断したのです。今後、刑事裁判の中で事故の真実が明らかにされ、正当な裁きが下されることと信じています。
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――こんごの法廷での追及で、どんな「新事実」が飛び出すか、世界が注視する裁判になるだろう。
定期点検中にもかかわらず、4号機原子炉に「核燃料」らしきものが装填されていた疑いなど、疑問のタネは尽きない。
霞が関の関与も、審理の焦点になるだろう。
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◎ 福島原発告訴団 ⇒ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/07/blog-post_84.html
◎ 歴史的資料 東京第5検察審査会 「議決の要旨」
⇒ https://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxUW44STEtcENIb3M/view
Posted by 大沼安史 at 06:30 午後 | Permalink