〔アベノ政治を許さない〕◆ NHK日曜討論 山本太郎さん 「いつまでアメリカやグローバル企業のATMを続けるのか」
◎ 日曜討論(発言ビデオつき)⇒ http://no-nukes.blog.jp/archives/8280600.html
◎ 関連 山本太郎さんのオフィシャルHP : 2015.7.29 安保特「原発への弾道ミサイル着弾の影響について~想定していません」
⇒ https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/4913
・ 川内原発の稼働中の原子炉が弾道ミサイル等攻撃の直撃を受けた場合、最大でどの程度放射性物質の放出を想定していらっしゃいますか、総理。」
・ 都合のいいときだけ想定や仮定を連発しておいて、国防上ターゲットになり得る核施設に関しての想定、仮定できかねますって、これ、どれだけ御都合主義ですかという話だと思うんです。
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◎ NHK日曜討論 発言の一部。
◆ 3号機の話をしたいと思うんですけれども。
発生後に使用済み燃料、ここに落下した燃料交換機っていうものがあるんですよ。20トンあります。
これ、現在、たった今、引き上げ作業行ってるんです。
凄くリスクの高いもの。
これ国民の皆さん、どれくらい御存知ですかって話なんですよね。
このプールには、566本の燃料が入ってます。
引き上げに失敗したら、直撃するんです。
これ凄くリスク高い。
万が一を考えて、引き上げに関わる人以外は全員退避なんです。
敷地外退避。こんなことは事故以来初めての話なんです。
収束作業で敷地外避難をさせられるといのは、かなりリスクが高いという証拠だと。
一方で敷地から1キロ圏内、そこにある国道6号線、ここは一切規制かかってないんですよ。
これ不発弾を考えれば分かります。電車も止まる。交通規制もある。
一体どういうことなんだと。
この国の危機管理能力の無さというのが、よく表れてると思います。
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◆ ここに弾道ミサイル等の直撃を受けた場合、最大どの程度、放射性物質の拡散があるのかと、これ予測してないとマズイですよね。
ミサイル飛んで来るってしきりに言ってるんだから。
でも結局、攻撃された場合の放射性物質がどれぐらい拡散されるのか、
被害の想定、人々の命を守る避難計画とか、基本的なことさえも想定ほとんどされてないんですよ。
これ考えて頂きたいんです。
全国の海岸線沿いに集中してるわけですね、脆弱な核施設。
安全保障というならば、ここに着目しないわけいかない。
武力行使もできるような法案を通すんだったら、国防上、原発は即時廃炉以外ないんですよ。
ターゲットにされますから。
国民の生命と財産、幸福追求権を守れないってことは明白です。
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◆ 今回の法案が成立して喜ぶのは、経団連とか、武器製造に関わってる企業だけじゃないんですよね。
例えば、このスターズ・アンド・ストライプス 5月13日、星条旗新聞には、こうあると。
『2016年の最新のアメリカの防衛予算は、日本政府が後押しをする新法案、即ち同盟国防衛のための新法案を可決するという前提で仮定してる』と、要はこれ、リバランスなんだと。
アメリカの支出を日本に肩代わりさせる話。
その原資は誰ですかって、皆さんの税金です。
いつまでアメリカやグローバル企業のATMを続けるんですかって話です。
騙されちゃいけない。
Posted by 大沼安史 at 06:45 午後 | Permalink