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2015-08-21

〔アベノ死の灰JAPAN〕 ◆ 3・11の3日前(2011年3月9日)、来日調査中の米国のプルトニウム専門家、ジェフリー・ルイスさんは、「六ヶ所」の再処理担当者らと昼食をともにしていた。その時、地震があった(M5~6クラスの三陸沖トリプル地震)。「六ヶ所」の彼らは「なんともありません」と言って、笑った。――そうだ、なんともないと、ルイスさんもその時は、思った。しかし、(3・11が起きた)今はもう、そうは思っていない――

 ◆ 米誌「フォリン・ポリシー」寄稿論文で、プルトニウムを貯め続けるだけの、日本政府(安倍政権)を批判し、世界の警鐘を鳴らす!

 事故、そしてテロ。

 プルトニウム亡国の危機に立つ、日本!

  またも、「なんでもない……笑い」(汗)――「世界一きびしい安全基準」をクリアした、再稼働「川内原発」で早くも「復水ポンプ付近でトラブル」!

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 〔★は大沼〕◎ FP 「フクシマの危険な揺れ戻し(Fukushima’s Dangerous Aftershocks)」
 (18日付け)⇒ https://foreignpolicy.com/author/jeffrey-lewis/

 ・ I’d been through earthquakes in Japan before. I felt several in the days leading up to March 11, earthquakes we now know were foreshocks of the coming catastrophe. I had learned to find comfort in the responses of my Japanese colleagues. One hit during a luncheon with officials from Japan’s plutonium reprocessing plant. I was shaken, but the nuclear energy officials took the smaller tremors in stride. It’s nothing, they smiled.

 ・ These officials, who were so calm about that little earthquake and never for a moment saw the catastrophe it foretold, are the same people who are confident that Japan can secure its growing stockpile of plutonium and reassure its neighbors. They are confident that the concerns of others are merely fleeting tremors that can be laughed off like so many little earthquakes before. I believed them then, on March 9. I am not so sure I do now.

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 ◎ 関連 川内原発1号機でトラブル 出力上昇延期へ
  (産経新聞)⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000520-san-soci

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 ◎ 東海アマさん ツイッター・解説

   ・ amaちゃんだ ‏@tokaiamada  · 5時間5時間前 
     二次冷却水に海水が混入するというのは、どういうことか?
      運転中は60気圧、270度もあるから外部からの侵入は不可能だ
         4年という長い稼働停止中に穴が開いて冷却用海水が侵入したのだろう
         もちろん運転中に高圧で穴から二次冷却水が噴出するわけだから、
    原発稼働を停止させる以外の手段はない

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 ◎ 九州電力 発表 ⇒ http://www.kyuden.co.jp/press_150821-1.html

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 ★ ジェフリー・ルイスさんは、米国の「核不拡散研究センター」の東アジア不拡散プログラムのディレクターだ(Jeffrey Lewis is director of the East Asia Nonproliferation Program at the James Martin Center for Nonproliferation Studies.)

 ルイスさんが米国の国際政治問題権威誌、FPの論文で明らかにした「体験」は、日本の原子力ムラの「根拠なき楽観主義」の愚劣さを語ってあまりあるものだ。

 大地震が稼働中の「六ヶ所」を直撃したら、どうなる!

 アベノ原発再稼働で、日の丸プルトニウムはますます積み上がるだけだ!

 アベノ死の灰暴走列車は、日本の破滅に向かって、ますます速度を上げ、理性の抑止力を失ったまま、驀進を続けている!

Posted by 大沼安史 at 05:24 午後 |