〔フクイチ核惨事 暑熱放射能地獄〕◆ モニタリングポスト(MP)2のダストモニタが「警報(警報設定値:1.0×10-5Bq/cm3)」を発したその日(8月1日)、東電下請けの30代の作業員、「死因不明」で死す! ★ 猛暑、放射能――フクイチ現場では作業員のみなさんの苦闘が続いている。同じ「30代」の武藤貴也センセイ(衆議院議員)も、師と仰ぐ安倍首相同様、「アンダーコントロール」などと、涼しい顔で言える人なのだろう!
〔★は大沼〕◎ 東電日報 : 福島第一原子力発電所の状況について(日報)――2日午後3時現在
⇒ http://www.tepco.co.jp/nu-news/2015/1256674_6869.html
・ ※8月1日午前10時56分頃、モニタリングポスト(MP)2のダストモニタにて「警報(警報設定値:1.0×10-5Bq/cm3)」が発生。警報発生時、すぐに指示値は通常値に復帰したことから、ダストモニタの検出器付近に塵などが付着し、ノイズが発生したものと考えている。なお、1号機カバー解体作業および周辺での作業は本時間帯には行っておらず、近接するMPのダストモニタ(MP1・MP3)に変動はない。
※8月1日午後2時47分頃、協力企業より、「作業員が福島第一原子力発電所での作業を終え、帰宅のため事務所に立ち寄った際に体調不良を訴えた。その後、いわき市立総合磐城共立病院へ、救急車にて搬送され、搬送先の病院にて、同日午後0時59分に死亡が確認された。」と連絡があった。作業との因果関係については確認中。
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◎ SimplyInfo フクシマ・プロジェクト :
Fukushima Daiichi One Worker Dead, Radiation Spike on August 1
⇒ http://www.fukuleaks.org/web/?p=14942
◎ 時事通信(ニフティーNEWS): 福島第1で作業員死亡=帰宅途中、体調不良訴え-東電
(3日付け)⇒ http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-2015080300790/1.htm
・ 東京電力は3日、福島第1原発の30代の男性作業員が1日の作業終了後、帰宅途中に体調不良を訴え、搬送先の病院で死亡したと発表した。死因は分かっていない。東電は、作業との因果関係などを慎重に調べている。
東電によると、男性は協力企業の作業員で、1日は午前6時から同9時まで、1~4号機建屋周辺の土壌を凍らせる凍土遮水壁関連の屋外作業に当たっていた。帰宅途中、廃炉拠点として使用している「Jヴィレッジ」に寄った際に体調不良を訴え、病院に搬送されたが、同日午後1時ごろ死亡した。
Posted by 大沼安史 at 12:55 午後 | Permalink