2015-07-31
〔フクイチ核惨事〕◆ 「日本の市民司法パネル(検審)が東電元経営者3人の強制起訴を決定!」―― ロイター通信が全世界拡散速報 / 検察の「起訴しない」を、ひっくり返す! ◆ 勝俣氏ら、法廷に呼び出されることに! ★ 東電や東芝のポチにすぎないと国内外から蔑まれてきた「アベノ検察」の腰砕けようが、あらためて浮彫りにされ、全世界に知れ渡った!
★ 写真はツイッターで流れたもの。
市民の司法パネル(検察審査会)は、アベノ無法国家と化したいまの日本の社会に、「市民の正義」がなお息づいていることを示した。
勝俣氏らは潔く罪を認めるとともに、日本政府(経産省エネ庁)および自民党の「共同責任」についても、東電側が保持している「証拠」を暴露することで明らかにしてほしい!
*
*
〔★は大沼〕◎ ロイター : Tokyo Electric executives to be charged over Fukushima nuclear disaster
(31日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/07/31/us-japan-nuclear-prosecution-idUSKCN0Q50FJ20150731
・ A Japanese civilian judiciary panel on Friday forced prosecutors to indict three former Tokyo Electric Power (Tepco) executives for failing to take measures to prevent the 2011 Fukushima nuclear disaster.
The decision is unlikely to lead to a conviction of the former executives, after prosecutors twice said they would not bring charges, but means they will be summoned to appear in court to give evidence.
*
◎ 共同通信 : 元東電会長ら3人を強制起訴へ 検察審査会が議決
⇒ http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015073101001467.html
・ ……東京地検が2度不起訴処分にした勝俣恒久元東電会長(75)ら旧経営陣3人について、東京第5検察審査会が31日までに、「大津波が来る危険性を予見しながら対策を怠っていた」として起訴すべきだと議決した。今後、東京地裁が指定する検察官役の弁護士が強制起訴する。議決は17日付。
ほかの2人は、武藤栄元副社長(65)と武黒一郎元フェロー(69)。
Posted by 大沼安史 at 06:32 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 「東電、ついにフクイチ構内の不均等地盤沈下を認める!」―― 1号機タービン建屋730mm 2号機同725mm、3号機同710mm、4号機同712mm / 3・11後、国外に脱出し、海外を拠点に、<Fukushima Diary>サイトを開設、レポートを続ける元土木エンジニア、望月伊織さんが、東電発表資料を分析し警告! ◆ タービン建屋ではなく、(核燃プールのる)原子炉建屋についてなぜ発表しないのか?――と問題提起! 建屋の傾斜も明らかにするよう求める!
★ 上は、<Fukushima Diary>の報道をもとに、米国の「エネニュース」(記事は下記リンクをクリック)が作成(英語版)。
*
★ タービン建屋の地盤が不均等に沈下しているのであれば、原子炉建屋も沈下していると考えられる。
東電は測定データを、情報公開すべきである。
沈下に加え、傾斜拡大の恐れも指摘されている。
使用済み核燃をプールから運び出す前に、原子炉建屋が倒壊しないよう、安倍政権・東電は万全を期さねばならない。
「戦争こっご」など、している暇はない!
*
〔★は大沼〕◎ <Fukushima Diary> Tepco finally admitted irregular sinking in Fukushima plant
(23日付け) ⇒ http://fukushima-diary.com/2015/07/tepco-finally-admitted-irregular-sinking-in-fukushima-plant/
・ The report reads Reactor 1 turbine building sank by 730 mm, Reactor 2 by 725 mm, Reactor 3 by 710 mm, Reactor 4 by 712 mm.
・ However the readings of reactor buildings were not published for some reason.
The buildings can be inclining due to this irregular sinking but the inclining degree has not been announced either.
◎ <Fukushima Diary>が分析した、東電発表資料
(7月21日付け)⇒ http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150721_08-j.pdf
◎ 「エネニュース」が、この<Fukushima Diary>の記事を、世界拡散報道
⇒ http://enenews.com/officials-buildings-sinking-next-fukushima-reactors-expert-structures-decaying-becoming-stable-plant-deterioration-investigation-underway-molten-fuel-causing-structural-materials-corrode-vide
Posted by 大沼安史 at 02:41 午後 | Permalink
2015-07-30
〔アベノ政治を許さない 田中龍作ジャーナル〕◆ 【安保法案】 山本太郎議員 「原発にミサイル攻撃の想定なし」/ 見せ場は原発へのミサイル攻撃だった。山本議員は「川内原発が弾道ミサイルの直撃を受けた場合、最大でどの程度放射性物質の放出を想定しているのか?」と聞いた。原発にミサイルが撃ち込まれれば、核攻撃以上のダメージとなる。日本が全滅するほどの被害となるだろう。
★ 鮮明な写真と記事は、下記リンクをクリック!
◆ 「本当に生命財産を守るためだったら、ミサイルが飛んできて核施設が直撃されたらどうするか、対策はすでに出来ているはず。それができていない・・・」。山本議員は畳みかけた
◎ ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/07/00011657
Posted by 大沼安史 at 06:43 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 被曝強制帰還〕◆ 飯舘村への強制帰還は、原発惨事の「常態化」を狙ったもの。除染地点の周囲はチェルノブイリ30キロ圏並みの猛烈汚染。村民は再び「原爆の犠牲者」になる――2度目の今回は、日本政府の「故意」によって! ―― 「シュール(超現実)で、心がつぶれてしまう」 グリーンピース・ジャパンの専門家が、強制帰還の白紙撤回を要求!
◎ エコロジスト(Ecologist): 日本政府とIAEAは、フクシマの犠牲者たちの命を強制帰還で脅かしている(Japan and IAEA risk Fukushima victims' lives with forced return)
Kendra Ulrich / Greenpeace Japan (29日付け)⇒ http://www.theecologist.org/News/news_analysis/2962588/japan_and_iaea_risk_fukushima_victims_lives_with_forced_return.html
・ A massive decontamination exercise is under way in Iitate Village near Fukushima, writes Kendra Ulrich: step one in a plan to force 6,000 residents back into the evacuated zone in 2017. But as radiation levels remain stubbornly high, it looks like the real plan is to 'normalize' nuclear catastrophe, while making Iitate residents nuclear victims twice over - and this time, it's deliberate.
・ The Japanese government is undertaking decontamination efforts with the intention of lifting evacuation orders by March 2017.
But Greenpeace investigations have made a shocking discovery: in Iitate - one of the priority targets of the Abe Government's plan - radiation dose levels are comparable to those inside the 30km exclusion zone around Chernobyl. Even more surprising, this was true even around homes that had already been supposedly 'decontaminated'.
Posted by 大沼安史 at 06:36 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 広瀬隆さんが警告〕◆ フクシマ原発からの放射能漏洩はトテツモナイ量に! 全く報道されない「トリチウム」の危険性 / トリチウムがなぜおそろしいかというと、化学的には水素なので、水素のように振る舞うからだ。……DNAを構成する究極の原子は水素H、炭素C、酸素O、窒素N、リンPである。その水素が、放射線を出す水素になってしまえば、体内で、どれほどおそろしいことが起こるかは、誰でも想像できるだろう。
◆ この放射性物質トリチウムがなぜおそろしいかというと、化学的には水素なので、水素のように振る舞うからだ。
つまり人間の体は、大部分が水でできている。水は、水素と酸素の化合物H2Oである。
血液であれリンパ液であれ、細胞をつくっている中心部分の染色体であれ、その遺伝情報を伝えるデオキシリボ核酸(DNA)の分子であれ、水素なしには存在しない。
DNAを構成する究極の原子は水素H、炭素C、酸素O、窒素N、リンPである。その水素が、放射線を出す水素になってしまえば、体内で、どれほどおそろしいことが起こるかは、誰でも想像できるだろう。
◆ このトリチウムが酸素と結合すると、「トリチウム水」という放射能の水になるので、水蒸気となって東日本全域の空気中を漂っているのだ。
それがわれわれの体内に入って、自由に移動している。
そしてトリチウムの原子核についていた中性子が、“マイナスの電荷を持った電子”を放出して、“プラスの電荷を持った陽子”に変化し、水素がヘリウムHeになる。
その時に出される電子が、ベータ線と呼ばれる放射線なのである。
この放射能が半分に減るまでの期間、半減期は12.3年なので、安全な1000分の1になるのに123年かかるから、この影響はほぼ一世紀続くと思ってよい。
◆ カリフォルニア州ローレンス・リヴァモア国立核研究所での研究(1991~1993年)では、トリチウムによる催奇形性(奇形を生じさせる性質)の確率は、致死性癌の確率の6倍にものぼるのだ。
つまり、次世代に奇形を生み出す影響が非常に大きいと、重大な警告が出されている。
フクシマ原発事故現場から大量に放出されているトリチウムは、ほとんどの人が無意識に体内に取りこんでいる危険な状態にある。
特に人体の有機物と結合したトリチウムは、容易に代謝されずに、その分子が分解されるまで15年以上もベータ線を出し続ける。15年とは、生まれたばかりの赤ん坊が、中学を卒業するまでの長さだ。
またトリチウムHが最終的にはヘリウムHeに変化するが、ヘリウムはいかなる原子とも結合しない。
そのため、トリチウムHに結合していたDNA構成原子の炭素C、酸素O、窒素N、リンPなどは、トリチウムと結合していた箇所が切断されることになる。
これによって、DNAが破断して、染色体異常が引き起こされる。
◆ そこで、原子力規制委員会の田中俊一委員長と、委員の田中知《さとる》は、福島第一原発の事故現場で大量に発生しているトリチウムを、「薄めて海に放流してしまえ」と、苦しまぎれの暴言を吐いている。
大量の海水を持ってきて薄めれば、流していいだって?
放流するトリチウムの量は変らないだろう!
そんなことが分らないのか。実に、おそるべき犯罪者たちである。
*
◆ しかもそのメルトダウンした燃料の放射能を洗い出した水が、地下に流れこんで、そこから外洋にどんどん流れ出している。
海岸線の地下水は、太平洋の沖合とつながっているからである。
しばしば報道されてきた「汚染水の大量漏洩」は、陸上で漏れ出している話だけで、地下から漏れ出している大量の汚染水については、まったく無視している。
報道内容には、あきれるほかない。
そこで、自称専門家のバカな学者連中は、海側の地下まで巨大な壁を築いて外洋への漏水を止めなければならない、などと言っているが、トンデモナイ話だ。
壁を築けば、地下に水がたまって、原子力発電所ごと水の中に浮いてしまい、大きな浮力を受けて、最後には建物ごとひっくり返ってしまう。
要するに、打つ手がないのである。
*
◎ ダイヤモンド社 書籍オンライン : 『東京が壊滅する日 フクシマと日本の運命』
⇒ http://diamond.jp/articles/-/75003
Posted by 大沼安史 at 06:14 午後 | Permalink
2015-07-29
〔アベノ政治を許さない 山本太郎議員が追及!〕◆ いま安倍政権が声高に叫ぶ続ける中国、北朝鮮からのミサイルの着弾が原子力施設にあったして、被害があったとして、これ――「事態の推移」、要は一度被曝していただくという話ですよ。実測値で測っていくしかないんだという話ですよ。 こんないい加減なこと、あるかよ! 誰の税金で食べて、誰のお金でこの国会が成り立っていて、霞が関も永田町もやっていけてるんだって!
★ ……誰のいのちを守るんだという話でしょう?
どうして真剣にやらないんでしょうね。
こんな、一日3億円近くかかる国会を95日間も延長しておいて、実際、飛んでくると言われているミサイル、もしも着弾したあとの最悪のパターンというものを考えていないんですか?
あきれてものも言えない! 国民の生命・財産・幸福追求権、これを守れるとは到底思えない! 何もやっていないに等しいと思います。
〔★は大沼〕◎ 7/29 山本太郎 安倍晋三を問いつめる 安倍晋三が弾道ミサイルで狙われたらどうするんだ!! 再稼働なんて出来ない【全34分】
(23分28秒ごろから ユーチューブ) ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=XlC-oyJKSFs&feature=youtu.be
★ 原発をなくすことこそ、日本の安全保障の、最大かつ緊急の政策課題である。
川内を、若狭湾を、下北を、ミサイルで撃たれたら、日本は一発で崩壊する!
自衛隊を海外派兵する「戦争の火遊び」など、している暇はないのだ。
1990年代、北朝鮮の秘密秘密部隊が米国内に潜入、半島有事の際、米国内の原発を攻撃しようとしたことが、DIA(米国防情報局)の機密文書開示で明らかになったことを、安倍内閣は知らないわけではあるまい。
◎ 本ブログ既報 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/12/post-8e59.html
◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』 第6章「核のテロリズム」を参照!
◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html
◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html
Posted by 大沼安史 at 08:56 午後 | Permalink
〔川内原発 再稼働を許さない〕◆ 原発5キロ圏内住民の甲状腺被ばくを低減させる安定ヨウ素剤 なんと 「3歳未満には事前配布されておらず、どこでどのように飲ませるのか具体化されていない」! / 「命を傷つけ、ふるさとを奪う」――川内原発30キロ圏住民ネットワーク」など県内外の17市民団体が鹿児島県庁に抗議
★ フクイチ核惨事の際、米国(米海軍原子炉部=NR)は、フクイチのなんと半径320キロ(200マイル)圏内に住む自国民(アメリカ人)へ安定ヨウ素剤の配布を推奨していた!
鹿児島県知事はセンダイ風下の――とくに子どもたちの甲状腺被曝を防護する責任がある!
*
◎ シカゴ大学 The Atomic Age サイト ⇒ https://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/2015/07/28/semaru-saikado-antei-yoso-zai/
◎ ソース記事 : 毎日新聞 : 迫る再稼働:「安定ヨウ素剤の事前配布は不十分」 市民団体、県に抗議 元国会事故調委員も指摘 /鹿児島
(28日付け地方版)⇒ http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20150728ddlk46040268000c.html
・ 九州電力川内原発(薩摩川内市)1号機の再稼働が迫る中、「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」など県内外の17市民団体は27日、原発再稼働について、容認する県に対し「命を傷つけ、ふるさとを奪う」などと改めて抗議し、再稼働に反対するよう申し入れた。
申し入れ書で、国の原子力災害対策指針に基づき、原発5キロ圏内住民(3歳以上)の甲状腺被ばくを低減させる安定ヨウ素剤の配布について「3歳未満には事前配布されておらず、どこでどのように飲ませるのか具体化されていない」と指摘。現状での再稼働について「避難計画は欠陥だらけで、訓練も先送りにされている」と批判している。
各団体の代表者らは申し入れ後、県庁で記者会見。メンバーで鹿児島市の医師、青山浩一さんは、避難計画で5〜30キロ圏の住民が放射線量の実測値に応じて避難・屋内退避とされていることに触れ、「今の計画は被ばくしながら避難しないといけない。(安定ヨウ素剤は)1錠5・6円。距離に関係なく事前に個別配布してほしい」と訴えた。
・ 一方、17市民団体は26日、鹿児島市内で「原子力防災を問う全国の集いinかごしま」を開催。福島第1原発事故の元国会事故調査委員会委員で医学博士の崎山比早子さんが「放射線被ばくと甲状腺疾患」と題し報告した。
崎山さんは、福島の事故で安定ヨウ素剤が十分活用されなかった原因として、各戸配布されていなかったことや自治体の首長が副作用を恐れたことなどを指摘。「服用に注意を要する人はいるが、安定ヨウ素剤は副作用が少ない薬剤として知られている」とした。
*
★ テンプル大学(東京)のカイル・クリーブランドさんの調査による
⇒ http://japanfocus.org/-Kyle-Cleveland/4075/article.html
Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 | Permalink
〔原発事故 製造者責任〕◆ 米カリフォルニア州のサンオノフレ原発で起きた放射性物質漏洩事故で、電力会社の「南加・エジソン」社、事故原因となった蒸気発生器を製造した三菱重工に75億7000万ドル(9300億円)の損害賠償を請求 / ブルームバーグが重工の株価下落を報道 ★ アベノ検察が「不正会計」を目こぼしするらしい「東芝」に続き……三菱重工としてはサンオノフレが日本の原発だったら、よかったのに、とホゾを噛んだことだろう!?
★ 超巨額粉飾決算がバレた東芝に続いて、こんどは三菱重工への超巨額賠償請求!
日の丸原子力ムラが揺れている!
サンオノフレ原発の鮮明な写真は、下記ブルームバーグ記事リンクをクリック!
*
◎ 時事(日本語): 三菱重工に9300億円請求=原発事故めぐり-米電力
⇒ http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2015072800822&utm_source=twitter&utm_medium=eqa&utm_campaign=twitter
〔★は大沼〕◎ ブルームバーグ : Mitsubishi Heavy Says Edison Claims $7.57 Billion in Damages
⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-07-28/mitsubishi-heavy-says-edison-claims-7-57-billion-in-damages
・ Mitsubishi Heavy’s stock fell as much as 5.6 percent in Tokyo trading after the announcement and closed down 4.5 percent at 668.4 yen a share.
Posted by 大沼安史 at 07:04 午後 | Permalink
〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ フクイチで過酷事故を起こした原発メーカー、東芝、日立、GEを提訴 / 「原発メーカー訴訟」、始まる / 8月28日に第1回口頭弁論 東京地裁で! / 日本のほか世界38ヵ国から4128人が参加! / 原子力の恐怖から免れて生きる権利」=「ノー・ニュークス権」を宣言! ★ 原発メーカーが「フクイチ責任」を問われることになった! 原子力ムラの闇将軍らが、法廷に引き出される!
◆ 現実の被害の規模や深刻さ、これから100年以上続くであろう問題解決への道のり、そして、これらに対する賠償の状況、東京電力や国の不誠実な対応等についていちいち言及するまでもなく、原発メーカーが非難の対象とされることさえなく、海外への輸出による利益拡大を図ろうとしている現状に、一切の正義が存在しないことは明らかであろう。
この極めて不合理な状況を生み出している原因が責任集中制度にある以上、これに挑むべく原発メーカー訴訟を提起することは、社会の要請である。
*
〔★は大沼〕◎ ⇒ http://maker-sosho.main.jp/news/2090/
◎ ノー・ニュークス権宣言 ⇒ http://maker-sosho.main.jp/no-nukes-rights/
◎ 英語サイトも開設(今後は、韓国語・台湾語など追加予定) ⇒ http://maker-sosho.com/
◆ 「原発メーカー訴訟の会」役員
◎ 会長:渡辺信夫(宗教改革者カルヴィンの研究者、牧師)
◎ 副会長: 岡田卓己(韓国在住、大邱市 啓明文化大学校 外国人専任講師、被曝者2世の問題や韓国の反原発運動を地域の青年たちとはじめ、両者の和解のあり方を考え続ける)
◎ 事務局長:朴鐘碩(パク・チョンソク「日立就職差別裁判」元原告、日立の国籍を理由にした採用取消問題で世界的な支援を受け、完全勝利判決。現在も日立の嘱託所員として経営陣に原発事業の撤退を直訴する)
Posted by 大沼安史 at 06:44 午後 | Permalink
〔アベノ政治を許さない〕◆ 安倍政権が「集団的自衛戦争のパートナー」とする米国(米軍)が、トルコ(軍とともに、シリア北部への「緩衝地帯(バッファー・ゾーン)」設置で合意! 「イスラム国」の勢力拡大に歯止め ★ アベノわが軍(=自衛隊)は、米軍支援を名目にシリアに送り込まれるのではないか! この問題があるから、アベ政権は恥も外聞もなく、戦争法案の成立へ暴走しているのではないか?
★ 米軍がシリア北部に進出するということは、イスラム国とシリア・アサド政権と、2つの敵に対峙することを意味する。
中東はますます血みどろの混迷の様相を深めて来た。
安倍政権は戦争法案を成立させたあと、行方不明となっている日本人ジャーナリスト救出などの名目で、米軍の追っかけとして、自衛隊をシリアに派遣する(派遣させられる)ことになるかも知れない。
*
〔★は大沼〕◎ 英紙、インディペンデント : US and Turkey to create Isis-free buffer-zone in Syria as tensions rise over strikes against Kurds
(28日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/america-and-turkey-to-create-syria-bufferzone-as-tensions-rise-over-strikes-against-kurds-10420100.html
・ The US and Turkey have agreed to carry out a military campaign to create a buffer-zone inside northern Syria – the first move by foreign powers to seize territory in the country since the start of the civil war four years ago.
Posted by 大沼安史 at 12:50 午後 | Permalink
2015-07-28
〔アベノ政治を許さない〕◆ 「米防衛予算は、日本の、同盟国〔つまり米国〕を防衛する法案の成立を見込み、それに依拠している」―― 米軍準機関紙「星条旗紙」が、早くも5月13日時点で、米軍部内周知徹底報道!
〔★は大沼〕◎ 5月23日付け : US defense budget already counting on Japan self-defense plan
⇒ http://www.stripes.com/news/pacific/us-defense-budget-already-counting-on-japan-self-defense-plan-1.346012
★ 星条旗(スターズ&ストライプス紙)の記事は、ヨコスカ海軍基地発。
それによると、米下院軍事委員会の(2016年度)のNDAA(米国防衛承認法案)には、「日本の集団自衛権導入と日米新ガイドラインを含む日本の防衛政策の変更を、米国は支持する」と書き込まれている。
・ The latest 2016 U.S. defense bill assumes Japan will adopt government-backed proposals on defending its allies, even though Japanese lawmakers have yet to vote on them.
・ http://www.stripes.com/news/pacific/us-defense-budget-already-counting-on-japan-self-defense-plan-1.346012
★ そこで下院軍事委のホームページで公表された「NDAA2016」をざっと見てみると、そこにはたとえば、こう――すなわち、 「ある特定の運営司令部の予算と人員を20%削減する」 と記されている。
⇒ http://armedservices.house.gov/index.cfm?a=Files.Serve&File_id=4C69040B-B686-45E3-A83A-1CE77757FEFF
安倍政権はこうした「米軍のスリム化」を穴埋め(補てんする)役割を期待されている(あるいは裏約束している)のでは(だけでは)あるまいか?
うがちすぎかも知れないが、星条旗紙の記事が、「ヨコスカ海軍基地発」であることが気になる。
海上自衛隊に米太平洋艦隊の任務の一部を「下請け」肩代わりさせる!―― 米軍の真の狙いはあくまでもこの範囲のことで、安倍政権はもしかしたら、これをいいことに、念願の自衛隊海外派兵をもくろんでいるのではないか!?
・ Shaping the Workforce: An agile military also efficiently manages the workforce and keeps the size of headquarters in balance with the force in the field. The Committee is supportive of efforts by the Department to reduce headquarters’ budgets and personnel by 20%, if those reductions are taken in a strategic manner, preserving critical competencies, such as depots and acquisition workforce. However, it is not clear if these efforts are resulting in efficiencies, since the Department lacks a baseline from which to measure reductions against, as noted by the Government Accountability Office. Therefore, the proposal will mandate the implementation of DoD’s planned 20% reduction in certain management headquarters budgets and personnel, and require a baseline from which to hold the Department accountable.
Posted by 大沼安史 at 06:53 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ プールだけじゃない! 福島の学校は校外ランニングでも内部被曝の恐れ / 郡山の高校――口元あたりで毎時0.31マイクロシーベルト 近くの草むらは毎時1マイクロシーベルト超え
◆ 生徒が部活動で学校外周をランニングしている場所を測ると、口元あたりで毎時0.31マイクロシーベルトを記録し、近くの草むらは毎時1マイクロシーベルトを超えたのだ。
これでは外部被曝と同時に大気中に舞ったチリ状の放射性物質を吸い込んで内部被曝も引き起こしてしまう。こうした生活を3年間続けたら健康リスクが高まるのは必至だ。だが、学校側に危機意識はないようだ。
*
★ 週プレに掲載された現地測定ルポである。
週プレは男子高校生にも人気がある。
どんな気持ちで高校生活を送っていることだろう?
*
〔★は大沼〕◎ アメーバニュース(週プレ) ⇒ http://yukan-news.ameba.jp/20150727-7/
*
★ 関連 <東京江戸川放射線> 原発事故から4年4ヵ月、東京荒川河川敷の放射能、1マイクロシーベルト超え(7/19 東京都江戸川区平井)
⇒ http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5328.html
Posted by 大沼安史 at 06:21 午後 | Permalink
| トラックバック (0)
〔トモダチ作戦 米空母ロナルド・レーガン・水兵・洋上被曝訴訟〕◆ 「3人目の死者は、帰還した男性水兵にできた赤ちゃんだった。脳が癌で侵された状態で生まれ、脊髄にも広がり、ことし3月、短い、2年の生を終えた!」 / サンジエゴの連邦裁判所で、東電に対する集団訴訟(損害賠償訴訟)を闘っている250人を超すの被曝水兵らの代理人、チャールズ・ボナー弁護士が17日のカリフォルニアでの反核セミナーで明らかに
〔★は大沼〕◎ エネニュース : Attorney for US Navy Sailors: Third death from exposure to Fukushima fallout — Baby with brain cancer has died — Reporters afraid to publish stories related to case
⇒ http://enenews.com/attorney-navy-sailors-third-death-exposure-fukushima-fallout-baby-brain-cancer-died-reporters-worried-about-publishing-stories-related-case-professor-uss-reagan-sailors-first-be-hit-plume-plant
・ We now have a 250+ young sailors with all kinds of illnesses, we’ve had three die. We had one of the sailors who came home and impregnated his wife. They gave birth to a little baby born with brain cancer and cancer down the spine, lived for two years, and just died in March of this year.
◎ ボナー弁護士の発言(ユーチューブ)は ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=V0zGbG2dTvo&feature=youtu.be&t=645
*
★ 米水兵たちの洋上被曝受難について、以下の拙著の「第4章」に詳しく書きました。
(できるなら)ぜひ、お読みになってください。
この集団訴訟が原告団の勝利に終われば、日本国内の陸上被曝者にも救済の道が拓かれる可能性が強い――と思われます。
サンジエゴの原告団のなかには、洋上被曝者だけでなく、福島県内で陸上被曝した米国人も含まれているからです。
*
◎〔新刊案内〕
◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』
◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html
◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html
*
★ 本ブログの「トモダチ作戦 洋上被曝」関連記事 検索結果は
⇒ http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%80%E3%83%81%E4%BD%9C%E6%88%A6&fr=yson&ei=utf-8&vs=onuma.cocolog-nifty.com
Posted by 大沼安史 at 05:05 午後 | Permalink
2015-07-27
〔フクイチ・グローバル核惨事 放射能無間地獄〕◆ 「原子炉建屋の下にある高度に放射能汚染された土壌も問題なのです。拡大する放射能汚染を考えると、少なくともトラック25万台分の土壌を取り除く必要が生じます。いったい地球上のどこにそれだけの汚染土を喜んで引き受けてくれるところがあるでしょうか?また、どうやって250,000年という必要な期間中、それをしっかりと封じ込めておけるのでしょう?」 ―― アーニー・グンダーセンさんがあらためて、苛酷すぎる現実を警告し、日本政府に責任ある対応を求める!
★ グンダーセンさん、「フクイチ現場除染」だけで「5000億ドル(61・7兆円)以上」かかると試算!
もちろん、これだけで済むわけではない!
風下被曝地の森や川などの除染、石棺化工事などの費用などが加算される!
(これは単なる直観的な数字だが、おそらく)100兆円を超える(?)史上空前のフクイチ負担が、日本の未来に待ち構えている!
こんな厳しすぎる現実から国民の目を逸らし、自分たちが進めてきた「原発推進国策」の愚から――その結果責任から、国民の関心を外すため、東京オリンピックで目くらましし、対外的な戦争の危機さえ煽り続ける安倍政権!
「新国立競技場」よりも、「フクイチ対策」だ! 汚染水対策だ! 原発ヒバクシャたちの移住促進だ!
安倍首相よ、あなた方は原発稼働でもって、日本の潜在的核武装に狂奔して来たのではなかったか?
「アンダーコントロール」だ、「アメリカが火事だ」――などとホザいていないで、フクイチ放射能火の車の現実を直視すべきである!
この愚か者めが!
*
〔★は大沼〕◎ フェアウィンズ・ビデオ (日英両文、書き出し) ⇒ http://www.fairewinds.org/nuclear-energy-education/fukushima-daiichi-decommissioning-follow-the-money
*
◆ 日本政府と東京電力はこの人災の発生現場の廃炉ならびに解体をやっきになって押し進めているが、報道関係者や科学者たちからはこうした態度に対して次のような疑問の声が呈されている。
すなわち「ウクライナ政府はチェルノブイリの廃炉に取りかかるのに少なくとも100年を要するとしている。一方、日本政府と東京電力は福島第一原発の廃炉と解体をこの30年以内に終了すると宣言している。これは、一体どういうことだ?」と。
*
◆ チェルノブイリと違い、福島第一原発では「3つの」溶けた炉心がどこに位置しているのかは全く分かっていません。ただ分かっているのは、それらが地下水に直接接触しているということです。丘側から流れ込んだ地下水は施設に侵入し、そこで放射能汚染されます。
その後も汚染水の動きは止むことなく原子炉から流出し、周辺の土地や水など触れるもの全てを極度に汚染しながら海へと向かってゆきます。今なお続く福島第一原発の高度放射能汚染水の流れは、チェルノブイリに比べて現場の汚染除去を100倍も複雑にし、また100倍の費用を要するものとしています。現在までにチェルノブイリ原発の除染に要した費用は30億ドル以上です。
この数字には、現在発生中の立ち入り禁止区域内の山火事によって再度大気中へとまき上げられた大量の放射性物質への対応費用は含まれていません。福島第一原発においては5,000億ドルはかかるでしょう。
*
◆ 現在までに福島第一原発では23,000台のトラックに相当する汚染水が太平洋に流れ込んでいるといいましたが、それだけではなく、原子炉建屋の下にある高度に放射能汚染された土壌も問題なのです。拡大する放射能汚染を考えると、少なくともトラック25万台分の土壌を取り除く必要が生じます。いったい地球上のどこにそれだけの汚染土を喜んで引き受けてくれるところがあるでしょうか?また、どうやって250,000年という必要な期間中、それをしっかりと封じ込めておけるのでしょう?
*
・ As the Japanese government and utility owner Tokyo Electric Power Company push for the quick decommissioning and dismantling of this man-made disaster, the press and scientists need to ask, “Why is the Ukrainian government waiting at least 100 years to attempt to decommission Chernobyl, while the Japanese Government and TEPCO claim that Fukushima Daiichi will be decommissioned and dismantled during the next 30 years?”
・ Unlike Chernobyl, no one knows where the THREE melted nuclear cores are at Fukushima Daiichi. What is known is that the three cores are in direct contact with groundwater. As groundwater comes down from the hillside and infiltrates the site, it becomes contaminated with radioactivity. Then that radioactive water continues its movement and flows out of the reactors and into the surrounding area severely contaminating the ground and other water it touches as it continues its migration to the ocean. The ongoing migration of extremely radioactive water at Fukushima Daiichi is making the cleanup 100 times more complicated and 100 times more expensive than Chernobyl. To date, the cleanup of the Chernobyl site has cost more $3 Billion without adding in the cost of the ongoing exclusion zone wildfires that are spewing massive amounts of radioactivity back into the atmosphere. Fukushima will cost half a trillion.
・ To date at Fukushima Daiichi, not only have the equivalent of 23,000 truckloads of radioactive water been leaked into the Pacific Ocean, but the soil under the nuclear plants is now highly radioactive as well. The expanding radioactive contamination will necessitate at least a quarter of a million truckloads of radioactive dirt to be removed. What place on earth would willingly take that waste and how would it ever be contained for the 250,000 years necessary?
*
◎ 関連 本ブログ既報 : 〔フクイチ核惨事 アウトオブコントロール〕◆ 原子炉3機 格納容器穴だらけ 地下水、溶融核燃のダイレクト・コンタクト! トリプル・メルトダウン後、早くも1500日経過 20tタンク車2万3000台分のプルトニウム・ストロンチウム入り放射能汚染水、太平洋に漏出 「氷の壁」も「完全に失敗」 原子力エンジニア、完全に想定外――終わりなき惨劇(This catastrophe is not over……there is no end in sight.)続く / グンダーセンさんが絶望的な状況を解説
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/07/tthis-catastrop.html
Posted by 大沼安史 at 04:40 午後 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 「国会で野次を飛ばすような稚拙な真似をしてみたり、戦争を近所の火事に例えたり、粛々とあの美しすぎる大浦湾を埋め立てようなんて、私には本当に理解できません。あなたの一切の言動に、知性や思いやりのかけらを感じたことがないし、一国民としてナメられている気がしてなりません」―― 《SEALDs》 大学3年生・芝田万奈さんが24日、国会正面で安倍総理への手紙を読み上げ
◆ 安倍さん、私はこれ以上、私が生きるこの国の未来を、あなたに任せることはできません。私が願う、一人ひとりが大切にされる、民主的で平和な明日を、あなたと一緒に作りたいとも思わないし、あなたと一緒に作れるとも思いません。
この場から見えるこの景色が、私に希望を与えてくれます。安倍さん、あなたにもここに立って見てほしい。本気でこの国の未来を思い、行動する人たちの顔は、きっとあなたが永田町で毎日合わせる顔の何十倍も強さと希望にあふれているということを。
あなたの手の中に、民主主義もこの国の未来もありません。ここにいる私たち一人ひとりで勝ち取りましょう。
◆ 私は安倍政権に退陣を求めます。
*
◎ ⇒ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/254835
*
◎ 関連 週刊朝日 : 安保法制強行採決「首相のヘラヘラ顔、まったく理解できない」
⇒ http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20150724-2015072200122/1.htm
・ 安保法制が可決された衆院本会議は、スマホで見てました。可決の瞬間の安倍首相のヘラヘラした顔、見ましたか? なんで笑えるのか、まったく理解できませんでした。人の生き死にに関わることを、そんな顔して決めてんじゃねぇ。
Posted by 大沼安史 at 02:24 午後 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 対中関係を改善して行く「チベット、最大の財産」は、「ダライ・ラマ」師自身だ(と、インド系イギリス人の作家、ピコ・イヤー氏は言った) :(ならば―― )対中関係を進めてゆく「日本の最大のお荷物」は…………残念というか当然ながら、「安倍晋三」である!
★ ピコ・イヤーさんはもう40年もダライ・ラマ師の世界各地への訪問に同行し、対話を重ねている人だ。
そのイヤーさんは、ダライ・ラマ師の苛酷な人生体験にふれ、希望的な観測とか抽象観念をもてあそぶことができなかった人だと、師を評している。
安倍首相の幼児的で愚劣なな妄想癖(?)との何たる違い!
〔★は大沼〕◎ ニューヨーク・タイムズ : The Dalai Lama’s Realism
(2008年4月14日付け) ⇒ http://topics.blogs.nytimes.com/2008/04/14/the-dalai-lamas-realism/
・ The greatest asset Tibet has is a leader who speaks always for dialogue and friendship, who also happens to be the most seasoned ruler on the planet (head of his people for 67 years) and the most realistic and pragmatic political leader I have encountered in my 26 years of covering the world as a journalist. The Dalai Lama’s difficult life has never allowed him to entertain wishfulness or abstraction; he is an empiricist who works in and with the circumstances of the moment.
★ ダライ・ラマ師は生誕80歳の世界歴訪を締めくくりるにあたって、ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、ニコラス・クリストフさんのインタビューに答え、習近平・主席の反汚職キャンペーンを高く評価し、主席の母親が「非常に宗教的な、敬虔な仏教徒」であり、主席自身も仏教に対し、ポジティブな言及をしている――となどと語った。
◎ (ことし7月16日つけ)⇒ http://www.nytimes.com/2015/07/16/opinion/nicholas-kristof-dalai-lama-gets-mischievous.html?ref=topics
中国によって、チベットがズタズタにされ、容赦なき、軍事弾圧下、同胞が多数、虐殺されているにもかかわらず、ダライ・ラマ師はなおも和解と関係改善を求めているわけだ。
安倍首相は、ダライ・ラマ師の寛容、慈悲にも学ぶべきである。
学ぶ力が、あればの話だが!
Posted by 大沼安史 at 02:18 午後 | Permalink
2015-07-26
〔アベノ政治を許さない!〕◆ アメリカの「紙の家(paper box)」の火事に、日本の消防士が消火に出動 ――「これはひどく捻じ曲げられたたとえだ。アベの改革は消防士の活動と何の関係もない」 米有力政治誌、『フォリン・ポリシー(FP)』が、安倍首相のPRパフォーマンスを痛烈批判! / アジア地図の「中国」部分に「髑髏旗」=「海賊旗」を書き込んだフリップも紹介! ★ 安倍政権こそ、平和に対する放火魔。戦争=放火テロリストである!
★ FPは「フォリン・アフェアズ」に並ぶ、米国の有力政治経済誌である。それも民主党系の主流誌である。(ザ・ネーション、カウンターパンチといった左翼リベラル誌ではない)
だから――このFPの解説記事の背景には、オバマ政権の安倍政権に対する、強い「懸念」があるとみるべきだ。
*
FP誌は、安倍首相の「火事」のたとえを、「ひどく捻じ曲げられたメタファー(比喩)」と指摘し、「米海軍の艦船が(攻撃を受けて)炎上している」模型でも出したら、的確な説明になっただろうに――と皮肉っている。
・ It’s a fairly tortured metaphor. Abe’s reforms have nothing to do with firefighting. Rather, Japan wants the ability to intervene in a military conflict between China and the United States. A burning U.S. destroyer would have been more accurate than what looks like an American barn and a shed that Abe pointed to during his demonstration.
*
「火事」と「戦争」は、決定的に違う。集団自衛権で戦地に送り込まれるのは、消防士ではなく自衛隊である。
FP誌の言う「捻じ曲げられたメタファー」の、<捻じ曲げられた>の英語表記は、
<tortured> である。
日本国民(テレビ視聴者)は、拷問でからだをサバ折りされ、戦争を火事だと思え――と責めさいなまれている……そんなニュアンスを含んだ表現だ。
*
FP誌の記事はまた、「紙の家」の写真に加え、安倍首相が番組の中で持ち出した説明用「フリップ」の写真も掲載している。
東アジア地図で「厳しさを増す安全保障環境」を示したものだが、なんと中国本土に、「髑髏に剣」の「黒い海賊旗」が書き込まれたしろもの。
まるでアベノ集団自衛権が、「対中戦争」を狙ったものだと、自ら告白しているような代物だ。
・ And in case there was any doubt at whom this policy is directed, an earlier visual aid used a pirate flag to depict China.
*
米国は対中戦争を望んではいない。(中国もそうだ)
オバマ政権は、この「中国=海賊・髑髏旗」フリップを見て、安保法制成立・TP成立後、タイミングを見て、スキャンダルの暴露などにより、安倍を引きずり降ろす決意をあらためて固めたのではないか!
*
誰がアベノ知恵(?)袋か知らないが(広告代理店?)、愚劣すぎてやりきれない。
*
安倍政権の軍拡、消費増税、福祉切り捨てのおかげで、わたしたちの「家」は――この国の財政は、まさに火の車状態だ!
安倍政権は、放火魔。放火テロリストである。
この国を再び、戦争にひきづりこもうとする「アベノ放火テロ」を、断じて許してはならない。
*
〔★は大沼〕◎ FP : Shinzo Abe Uses Paper Cutouts to Sell His Security Reforms on Japanese TV
(23日付け) ⇒ https://foreignpolicy.com/2015/07/23/shinzo-abe-uses-paper-cutouts-to-sell-his-security-reforms-on-japanese-tv/
Posted by 大沼安史 at 03:23 午後 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 瀬戸内寂聴さん 「今だんだんと、あの時代に似てきているんですよ。そのうち、あの作家には書かすなとなっていきますよ」/ 「たとえ3基でも爆発するようなことがあれば日本は全滅ですよ」◆ 美輪明宏さん 戦地に赴く息子の足にしがみつき、「どんなことがあっても死ぬなよ」と叫ぶ母親が憲兵に突き飛ばされ、鉄柱にひたいを……「戦地で死んだ息子が最後に見た母親が、憲兵に突き飛ばされて血だらけになった姿。情けないじゃありませんか」
◆ 戦争法案について美輪さんは「自衛隊員も日本国民の一員なんですよ」と命を軽々と扱う政府を痛烈に批判。
◆ ――戦後70年、被爆70年の節目に被爆地・長崎市で企画された「瀬戸内寂聴展」開催初日の25日、瀬戸内さんと長崎市出身の美輪明宏さんがトークショー
★ 瀬戸内寂聴さんは「たとえ3基でも爆発するようなことがあれば日本は全滅ですよ」といったが、フクイチですでに「3基、爆発」している!
*
〔★は大沼〕◎ しんぶん赤旗 ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-26/2015072601_04_1.html
◎ 朝日新聞デジタル ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH7T52ZCH7TPTFC00G.html
Posted by 大沼安史 at 02:32 午後 | Permalink
〔アベノ政治を許さない! 鶴見俊輔さん、最後のメッセージ〕◆ 「20日午後10時56分、肺炎のため京都市内の病院で死去した。93歳。遺言により葬儀は行わず、22日、近親者で火葬を終えた」★ 「葬儀」なしで逝った鶴見俊輔さんは、もしかしたら、あの(アメリカでは有名な)ジョー・ヒルさんの、あの言葉を、思い出していたかも知れない。/ "Don't mourn, organize!" ―― 「ぼくの死を悼んでいないで、そんなことより、運動を組織しなさい!」
★ 鶴見俊輔さんの遺志に、わたしたちは応えよう!
「ベ平連」をつくったとき、鶴見さんは事務所に新聞紙を敷いて、そこに寝て、がんばり続けた!
日本に平和を! 世界に平和を!
*
〔★は大沼〕◎毎日新聞 訃報 ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150724k0000e040152000c.html
◎ ジョー・ヒル(Joe Hill)さん ⇒ http://www.dailykos.com/story/2007/08/06/367791/-Don-t-Mourn-Organize#
Posted by 大沼安史 at 05:51 午前 | Permalink
2015-07-25
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 全国の学生・高校生諸君、自衛隊員の皆さん、アベノ戦争法案に反対する皆さん! 「安保法制」廃案を目指す、わたしたち運動の次なる目標は、「日米安保条約の廃棄」だ!
◆ 沖縄を、横田を、三沢を……取り戻そう!
横田の基地跡で東京オリンピックを開催するのも、いいなあ!
東京オリンピックを返上し、代わりに沖縄の嘉手納基地跡で沖縄五輪を開催するのもいいなあ!
米国の属国支配から、日本を取り戻そう!
これがわたしたちの当面する課題、目標である!
*
◆ 沖縄の慰霊祭で遺族が立ち上がったように、8・6のヒロシマでも、8・9のナガサキでも、8・15の武道館でも、この国をアメリカに売り渡す、安倍晋三首相に「売国奴は消えろ」という非難の声が上がるだろう!
Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 24日 国会周辺 「7万人」デモ / ◆ 高校生も立ち上がる! T-ns Sowl(Teens stand up to oppose war law) 8月2日 渋谷に結集!
Posted by 大沼安史 at 06:37 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 国策帰還〕◆ 楢葉町でそば店を営んでいた山内悟さんは、無人の店に一時帰宅して、言った。「もう一度そういう(以前の)生活をしてみたい。ここでは無理だと思うけれど」「(戻っても)何もいいことないですよね」 / AFP通信が「帰還」に苦悩する原発難民の実情を、全世界拡散報道 ★ それでも帰還を強いる安倍政権! その酷薄さを、世界の人びとはどう思う?
◆ 鮮明な写真は下記記事リンクをクリック!
◆ 「戻ってきても畑仕事ができるわけじゃないし、田んぼもできるわけじゃない。山菜も採れないし」。
そば店で旬の山菜の天ぷらを提供してきた山内さんは、かすれた声で語った。
「(店は)自分の全て。――この店は自分が生きてきた証なんですよ」
「(戻っても)何もいいことないですよね」
*
〔★は大沼〕◎ Japan nuclear refugees face dilemma over returning home
(21日付け)⇒ http://news.yahoo.com/japan-nuclear-refugees-face-dilemma-over-returning-home-050905032.html
◎ 同日本語版 : 福島原発事故、避難解除で選択迫られる住民の苦悩
(24日付け) ⇒ http://www.afpbb.com/articles/-/3055341
*
Posted by 大沼安史 at 05:58 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ <Fukushima Dairy> 福島県北浄化場(国見町)の脱水汚泥から、ことし5月、ヨウ素131の検出、続く / <Fukushima Dairy>が確認し、英・仏語で世界拡散報道 ★ (再)臨界が止まらない?!
◆ 大雨(26.5 mm)の2日後の5月19日から、ヨウ素131の検出値、急増。セシウムも同じく、急増。
◆ ヨウ素131の検出最大値は、同23日の 794.4 Bq/Kg 。この日はまたセシウム合計113 Bq/Kg を検出。
◆ 雨水で下水道を通じ、ヨウ素131、流入した疑い。
福島県庁の分析なし。
〔★は大沼〕◎ (7月8日付け)⇒ http://fukushima-diary.com/2015/07/significant-level-of-i-131-detected-from-dry-sludge-of-fukushima-sewage-plant-after-rain-in-may/
◎ 福島県北浄化センター・下水道終末処理場放射性物質濃度モニタリング結果
⇒ http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/119348.pdf
*
★ 福島県下水道公社のHPによると、県北浄化センターは、福島市をはじめ伊達市、桑折町、国見町の4市町、5万723世帯の下水を処理している。
⇒ http://www.fspc.or.jp/kousya/annnai.html
Posted by 大沼安史 at 05:54 午後 | Permalink
〔アベのポチを許さない!〕◆ <バンクーバー平和哲学センター> 安倍首相が米議会演説で「安保法制夏まで成立」と言ったことを「ま、いわば公約」と呼んだNHK記者 / ★「この法案は、この法案を今の国会で成立させると安倍総理がアメリカ議会の演説でも明言した、ま、いわば公約といえると思うんですよね」と言った政治部の記者は、ま、いわばアベ&モミイのポチなんだね?!
★ NHKの夏のボーナスは、いくら出たのだろう?
それにしても、それにしても――である。
大本営・御用報道・国民洗脳機関に堕したモミイNHKのこの醜悪な姿!
この若い記者は上司から言われた通り(原稿通り・打ち合わせ通り)、やらざるを得なかったのだろうが……。
それにしても、それにしても――情けない!
(写真は、バンクーバー平和哲学センターがキャプチャー! 日本の「報道史」に残る写真になるかもしれない?)
*
◆ 7月15日NHK「News Watch 9」を見ていて驚く瞬間があった。
鈴木奈穂子キャスターが、解説者として出ていた政治部の中田晋也記者に、世論調査でも安保法制が十分に審議されていないと思う国民が過半数なのになぜ採決に踏み切ったのかときいた。
中田氏はこう答えた。「この法案は、この法案を今の国会で成立させると安倍総理がアメリカ議会の演説でも明言した、ま、いわば公約といえると思うんですよね」と。
それに即座に鈴木キャスター、もう一人の河野憲治キャスターともに「はい」と答えていた。
この「公約」という言葉にびっくりして、聞き間違いかと思ったがたまたま録画していたニュースだったので聞き直して、やはりそう言っていることを確認した。
日本の首相である安倍総理が「公約」し得る相手は唯一日本国民であり他の国の国民ではないはずだ。米国の国民の代表である米国議会で発言したことが日本の首相としての「公約」であると、このNHKの記者は解釈し看板ニュース番組のキャスターはそれに何の疑問ももたず「はい」とうなづくのだ。
実際安倍首相は自国の国会にかける前に米国やその同盟国に軽々しく安保法制についての口約束をした。米議会演説では安倍首相は日本国民に一言も説明する前に米国民の前で「約束」したのである。
〔★は大沼〕◎ ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.jp/2015/07/blog-post_20.html
Posted by 大沼安史 at 05:53 午後 | Permalink
2015-07-24
〔ニッポン原子力ムラ それでも現場で闘う東芝・府中の労働者たち――頑張って!〕◆ 「原発製造企業・東芝を内側から問う」 ―― 東芝働く者ネットワーク・松野哲二さん/上野仁さん / 原子力発電や兵器という、巨大で、しかもひとたび手を離れてしまえば大変な惨禍を生み出してしまうような製品をつくることから脱却しないと、結局は人間性も失われると感じるんです。そういう僕らの言い分に、会社も組合も恐怖感と怒りを感じたんでしょう。それが激しい弾圧につながったんだと思います。
★ わが畏友、フリージャーナリストの小笠原信之は、東芝・府中の上野仁さんの裁判闘争を、まさに渾身のルポルタージュ、『塀のなかの民主主義』で報じ、東芝という巨大企業の現場管理のすさまじさを告発した男だ。
わたしは小笠原に連れられ、上野さんたちの集会に出かけたときのことを、いま思い出す。
粉飾決算と労働現場での人権侵害。
フクイチ核惨事の背景には、こうした臨界を超えた組織悪が潜んでいるようだ。
*
〔★は大沼〕◎ 月刊「オルタ」(2001年2月号) ⇒ http://www.din.or.jp/~okidentt/uenointa.htm
◆ 上野 ●ほとんどの人は東芝が原発をつくっているなんて知らずに入社するんですよ。私自身も知らなかったし、知った直後も別に悪いと思ったわけではないんです。でも、働きながらいろいろと勉強して見たり聞いたりする中で、自分たちが危険なものをつくっていることがわかり、「これはやばいんじゃないか」と思った。それで原発をつくらされている立場の者として黙っていない方がいいんじゃないかという結論に達したわけです。
● 確かに、毎日毎日「原子力」っていうハンコが押された仕事をするわけですから、矛盾は感じたし悩むことも当然ありました。でも、辞めても問題を先送りするだけで何も変えられない、たとえ東芝を辞めて別の会社に行っても、結局は無関係ではいられないと思ったんです。人間も動植物も食物連鎖でつながっていると言うけど、すべての労働や産業も連鎖していて、自分一人が転職したから安全な暮らしができるかというとそんなことはないんだと。だとしたら、顔見知りの仲間がいるところで一緒に反対運動をした方が効率がいいし近道じゃないかと。
◆ 松野 ● まずは自分がつくり出す生産物を通して「労働の意味」を問うていけば、もっと人にやさしい、社会にやさしい生産物や働き方へと変わっていくはずなんです。そのためにも労働現場で声を出すことが大事だと思う。企業だけでなくて行政も、原子力発電や兵器という、巨大で、しかもひとたび手を離れてしまえば大変な惨禍を生み出してしまうような製品をつくることから脱却しないと、結局は人間性も失われると感じるんです。そういう僕らの言い分に、会社も組合も恐怖感と怒りを感じたんでしょう。それが激しい弾圧につながったんだと思います。
*
◎ 関連 東芝府中働く者ネットワーク ⇒ http://www.din.or.jp/~okidentt/hatarakumono.htm
・ 東芝の御用労組を批判するビラをたった一枚職場の人に手渡したことを理由に始まった上野(仁)さんに対する職場ぐるみの嫌がらせは熾烈を極めました。
上野さんは常に監視を受け、休憩時間にもたったままで休むことを強要されました。
ささいな仕事中のミスになんくせを付けられ、一月の内に40通もの始末書を書かされたこともありました。
このような状況に抗し、1982年に上野仁さんが起こした裁判は原告勝訴で勝利しました。
現在も、働く人の人権を守るため東芝の御用労組に反対し、定期的に東芝府中工場門前でビラ配布などの活動を続けています。
Posted by 大沼安史 at 06:52 午後 | Permalink
〔ニッポン原子力ムラ スキャンダル〕◆ 東芝“粉飾決算”中心人物のあだ名は「原発野郎」! マスコミが報道しない原発ビジネス、安倍政権との関係 / 今回の不正発覚の端緒になったSESCへの内部通報も、原子力発電の社会インフラ関連事業会計に不正行為があるという内容だった。
◆ ……アベノミクス第3の矢にも大きく関わった人物が、企業統治も出来ないどころか、パワハラと粉飾決算の“原発野郎”とは、安倍政権の底の浅さをまたも明らかにする形になったではないか。
*
◆ 12年、政権交代で安倍晋三=自民党政権が誕生すると、佐々木氏は産業競争力会議の民間議員や経済再生諮問会議の民間委員など政府の役職を率先して引き受けるようになる。13年、安倍首相がUAE、トルコなどを訪問、原子力協定を結んだ際には同行し、東芝の原発を売り込んだほどだ。
13年6月のアベノミクス第3の矢である成長戦略「日本再興戦略」のなかに「インフラシステム輸出」も加わったが、この成長戦略には佐々木が大きく関わった。その後も佐々木は法人税率引き下げの論調をリードするなど安倍政権下での“財界総理”気取りで政界に影響を及ぼしていた。
◆ それにしても、産業競争力会議の民間議員や経済再生諮問会議の民間委員など政府の役職を務め(今回すべての公職も辞任)、アベノミクス第3の矢にも大きく関わった人物が、企業統治も出来ないどころか、パワハラと粉飾決算の“原発野郎”とは、安倍政権の底の浅さをまたも明らかにする形になったではないか。
*
◎ LITERA(22日付け)⇒ http://lite-ra.com/2015/07/post-1313.html
Posted by 大沼安史 at 06:33 午後 | Permalink
〔梶村太一郎さんのベルリン通信〕◆ 「敗戦70周年のドイツから見た日本」(クリック閲覧可能)
Posted by 大沼安史 at 06:15 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「だれの子どもも、ころさせない」―― 「希望・常に前進」を花言葉とするガーベラで、渋谷を染めましょう。/ 渋谷をママの声で埋め尽くそう!!「 7・26 戦争立法反対! ママの渋谷ジャック!」
◎ デモのコール案
せんそうさせない
こどもをまもる
せんそうさせない
おとなもまもる
ママはせんそうしないときめた
パパもせんそうしないときめた
みんなでせんそうしないときめた
70ねんかんきめてきた
せんそうのどうぐつくるのやめよう
せんそうのりゆうつくるのやめよう
だれのこどももころさせない
◎ ⇒ http://mothers-no-war.colorballoons.net/shibuya726/
Posted by 大沼安史 at 06:11 午後 | Permalink
2015-07-23
〔アベ政治を許さない!〕◆ 安倍首相、ネットで「生肉総理大臣」とあざ笑われる (Japanse PM Shinzo Abe ridiculed as "raw-meat prime minister") ――テレビに出演し、「安保法制」を「‘生肉’火事モデル」解説 AFP-JIJI電が世界拡散報道!
★ 国民の血税が、こんなアホ臭い、模型製作に使われている……!?
火事場のナントカという言い方もあるが、これじゃ、焼肉屋のナントカ(?)じゃないか!
この男は、バカヂカラを発揮、国民を戦火から救い出すどころか、この国の「生肉」が亡国の業火で「焼き上がる」のを舌なめずりしながら、平然と見ていられるような、サド俺さタイプの男かも知れない。
*
〔★は大沼〕◎ ジャパンタイムズ掲載電 (電子版でテレビ解説=ユーチューブ付き): Abe mocked on Internet over ‘raw meat’ fire model
⇒ http://www.news24.com/World/News/Japan-PM-mocked-on-Internet-over-model-explanation-20150722
◎ 南アメリカ・ケープタウンTV局 ⇒ http://www.news24.com/World/News/Japan-PM-mocked-on-Internet-over-model-explanation-20150722
・ Hanging over the paper house was something supposed to resemble fire, viewers said it looked more like raw meat.
Posted by 大沼安史 at 06:55 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ 那須塩原の「奇形デイジー(ヒナギク)」を、世界が注目! ★ 小さな花、「デイジー」が警告!――ネットを通じ、フクイチ被曝地の現実が、連鎖拡散している!
★ ♪ そういえば、「デイジー」(という彼女)に対して、「ぼくに、答えを言ってよ」と歌う歌があったっけ!
わたしが子どもの頃、NHKラジオでやっていた「希望音楽会」のテーマソング!
奇形のヒナギクは、わたしたちに何を告げようとしているのか?
そうだ! アグネス・チャンさんに聞いてみよう!
Posted by 大沼安史 at 06:21 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「法の支配、人権と多元的な民主政治を擁護する日本国民の努力によって築き上げられた日本の戦後立憲主義が、永遠に発展し、繁栄しつづけることができることは、私たちの希望であり、私たちの確信するところです」 ―― シカゴ大学のトム・ギンズバーグ教授、イェール大学のブルース・アッカーマン教授をはじめ、米・伊・台・中・シンガポールの学者20人が「安倍首相による平和憲法の再解釈に反対する日本の学生と市民を支持する憲法学者その他公法研究者の声明」を発表
★ 起草者のギンズバーグ教授が、SEALDsに声明文を寄せ、安倍政権の戦争法案廃棄の闘いを激励!
「シールズ」の若者たちの闘いに、世界の憲法学者らから熱い支援の声が寄せられた!
*
〔★は大沼〕◎ ⇒ https://www.facebook.com/saspl21/posts/408123566062876
*
*
◎ 安倍首相による平和憲法の再解釈に反対する日本の学生と市民を支持する憲法学者その他公法研究者の声明(和訳) 2015年7月7日
私たち下名の公法学・憲法学教授は、憲法改正と、いわゆる安全保障関連法案をめぐって現在日本でおこなわれている議論を、深い関心をもって追ってきました。
私たちは、この重大な問題についての決定が、1946年憲法の制約の枠内で、日本国民とその代表者の責任のもとに下されることが適切だと認識しています。
私たちは、この議論の最終的な結果について意見を表明する立場にはありませんが、立憲デモクラシーの繁栄にとって、自由な表現と集会・結社の権利が、まさに最重要であると考えています。
この点について私たちは、政権与党の国会議員がメディアに関しておこなった発言に懸念を表明すると同時に、平和的な抗議活動に従事する人々の憲法上の権利に対して支持を表明します。
私たちはまた、公共的な言説の中で、差別的な表現が広がりを見せていることに懸念を表明します。
法の支配、人権と多元的な民主政治を擁護する日本国民の努力によって築き上げられた日本の戦後立憲主義が、永遠に発展し、繁栄しつづけることができることは、私たちの希望であり、私たちの確信するところです。
私たちは、この成果を確かなものとするために権利を行使している人々を称賛します。
*
(原文)
◆ Statement by public and constitutional law scholars in support of Japanese students and citizens protesting Prime Minister Abe’s reinterpretation of Pacifist Constitution
We, the undersigned professors of public and constitutional law, have closely followed the debates in Japan surrounding constitutional revision and the proposed bills on national security. We recognize that decisions on these momentous issues properly lie with the Japanese people and their representatives, within the constraints of the Constitution of 1946. While we are not in a position to express opinions on the ultimate outcome of these debates, we do believe that for constitutional democracy to flourish, the rights of free expression and association are of paramount importance. In this regard, we express our concern about recent statements from ruling party legislators concerning the media, and we also express our support for the constitutional right of demonstrators to engage in peaceful protest. We are also concerned about the rise of discriminatory language in public discourse. It is our hope and belief that Japan’s postwar constitutionalism, which reflects the efforts of the Japanese people to maintain a rule of law, human rights and pluralistic democracy, can continue to thrive and flourish for eternity, and we commend those who are exercising their rights to ensure this outcome.
(署名 2015年7月12日更新)
1 Tom Ginsburg, University of Chicago (tginsburg@uchicago.edu)
トム・ギンズバーグ アメリカ・シカゴ大学ロースクール教授 (憲法・政治学)〔作成者〕
2 Bruce Ackerman, Yale University (bruce.ackerman@yale.edu)
ブルース・アッカマン イェール大学ロースクール教授 (憲法・政治学)
3 Sanford Levinson, University of Texas-Austin
サンフォード・レヴィンソン テキサス大学オースティン校ロースクール教授
4 Mila Versteeg, University of Virginia
ミラ・バースティーグ ヴァージニア大学ロースクール准教授
5 Stephen Gardbaum, University of California-Los Angeles (UCLA)
スティーブン・ガードバウム カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール教授
6 Richard Albert, Boston College
リチャード・アルバート ボストン大学ロースクール准教授
7 David Landau, Florida State University
デヴィッド・ランダウ フロリダ州立大学ロースクール教授
8 David Law, Washington University in Saint-Louis
デヴィッド・ロー セントルイス・ワシントン大学ロースクール教授
9 Roberto Scarciglia, University of Trieste
ロベルト・スカルツィグリア トリエステ大学社会科学部教授 〔比較憲法・行政法〕
10 Tzong-Li Hsu, National Taiwan University
許 宗力 台湾・国立台湾大学法律学院教授、前司法院大法官
11 Jiunn-rong Yeh, National Taiwan University
葉 俊栄 国立台湾大学法律学院教授 (憲法・行政法・環境法)
12 Wen-Chen Chang, National Taiwan University
張 文貞 国立台湾大学法律学院教授 (憲法・行政法)
13 Tay-sheng Wang, National Taiwan University [Legal History]
王 泰升 国立台湾大学法律学院教授 (法制史)
14 Li-Ju Lee, Christian Chun Yuan University, Taiwan
李 立如 台湾・中原大学法学院副教授 〔法社会学、憲法〕
15 Ming-Li Wang, National Central University
王 明禮 台湾・国立中央大学大学院産業経済研究科副教授 〔情報通信法、憲法〕
16 Cheng-Yi Huang, Academia Sinica
黄 丞儀 台湾・中央研究院法律学研究所副研究員
17 Yen-Tu Su, Academia Sinica
蘇 彦図 中央研究院法律学研究所助研究員
18 Kevin Tan, National University of Singapore
ケビン・タン シンガポール・国立シンガポール大学法学部教授
19 Andrew Harding, National University of Singapore [Comparative Law]
アンドルー・ハーディング 国立シンガポール大学法学部教授 (比較法・比較憲法)
20 Yan Lin, Shanghai Jiaotong University
林 彦 中国・上海交通大学法学院副教授
・順番は序列等を表しません。
・肩書の後に注記がないのは憲法研究者です。
Posted by 大沼安史 at 06:00 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 風下甲状腺被爆〕◆ 福島医大・ヨウ素剤・学内配布 / 福島県地域医療課の当時の課長は次のように説明した。「医大へ配ったのは、(多くの放射線を浴びる)被災地へ出向く医師などを対象としたもの。医大が家族や学生にまで配ったのであれば、疑問を感じます」
〔★は大沼〕◎ 福島バッジプロジェクト(FUKUSHIMA Badge Project) : 必見!届かなかった安定ヨウ素剤・・・福島医大医師にのみ極秘配布
⇒ http://fukushimabadge.blog.fc2.com/blog-entry-257.html
★ 安定ヨウ素剤が配布されたのは、果たして福島医大だけだったのだろうか?
東電ではどうだったか? 福島県庁ではどうだったか?
霞が関・永田町ではどうだったか?
徹底検証が必要である!
Posted by 大沼安史 at 12:48 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「今や不安の種は、彼が、長い間、平和主義を抱きしめていた国を戦争に導くに違いない、ということだ」―― ニューヨーク・タイムズが社説で指摘 / 「民主主義国家の指導者は、大きな政策転換の際、有権者の説得できたとき、より大きな成功を収める」 ★ 安倍首相は国会を解散して、国民に信を問え!
〔★は大沼〕◎ Japan Wrestles With Its Pacifism : (20日付け) ⇒ http://www.nytimes.com/2015/07/20/opinion/japan-wrestles-with-its-pacifism.html
・ The concern now is that he will lead a country that has long embraced pacifism into war.
・ Democratic leaders are more successful when they can persuade voters to support major policy initiatives and when they follow procedures that ensure changes are broadly accepted. For many Japanese, Mr. Abe does not appear to have made his case or picked the right way to move forward.
Posted by 大沼安史 at 12:41 午後 | Permalink
〔走行中のJeepを遠隔乗っ取り操作、米国のセキュリティ研究者が実証実験〕◆ 走行中にエアコンやラジオのスイッチが勝手に入り、突然アクセルやブレーキが効かなくなった――セキュリティ研究者が無線で遠隔操作する実験を行った。この車を運転していた米Wiredの記者が、車を乗っ取られる体験をリポート
★ プログラム化されたメカだけでなく、生体に対する電磁波遠隔操作についても、さまざまな報告がある。
本格的な規制、犯罪行為としての摘発が必要だ。
放置してはならない。
*
〔★は大沼〕◎ ITmedia エンタープライズ : 走行中のJeepを乗っ取り操作、セキュリティ研究者が実証実験
⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150722-00000019-zdn_ep-sci
Posted by 大沼安史 at 12:39 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 創価学会員による「公明党バイバイ」のデモは何を予兆するのか。<リュウマの独り言>
★ 鮮明な写真は下記のブログ記事をクリック!
Posted by 大沼安史 at 12:38 午後 | Permalink
〔★ 東芝は脱原発で再生の道を探るべきだ〕◆ 「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発マネー汚染
〔★は大沼〕◎ My News Japan : (2011年5月27日付け)
⇒ http://www.mynewsjapan.com/reports/1437
・ 四国電力伊方原発と東電福島第二原発の建設許可取り消しを求めた2つの裁判で、原発の安全性にお墨つきを与える判決を下した最高裁判事が、米国GE社と提携する原発メーカー「東芝」の役員に天下っていたことがわかった。判決があったのはチェルノブイリ原発事故から6年後の1992年のことで、脱原発の声を封じて原発ラッシュの流れをつくる一大転機となった。裁判官と原発産業の生臭い関係に、原発の危険を訴えてきた地元住民は絶句する。「司法よ、お前もか――」
*
★ 1988年、東芝EMI から発売予定だったRC(忌野清志郎さん)のアルバム『COVERS』が、原発問題を取り扱った歌詞などがネックとなり、急遽発売中止に。後にレコード会社を変えて、ようやく発売される
Wiki ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%8C%E9%87%8E%E6%B8%85%E5%BF%97%E9%83%8E
Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 | Permalink
2015-07-22
〔原子力企業(でもある)東芝 不正発覚で株価急落 米国のグローバルな投資家権利擁護法律事務所、ローゼンが、集団訴訟を提訴〕◆ 2012年5月8日から2015年5月7日まで、まる3年分の損害賠償を要求! 全世界の被害株主に訴訟への参加を呼びかけ!
Posted by 大沼安史 at 06:28 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 発表! ―― 福島(市)でも、津(三重県)でも、長崎(市)でも、滋賀でも、若者たちが立ち上がる!
◎ 福島市 : 7/26 NO WAR戦争法案に反対するデモ@福島】遅くなりましたがデモコースを発表します。県庁前を出発して、自民党県連前を通過、駅前通りを下って石畳のパセオ通りを突っ切り、県道3号線で再び駅前に戻ってきて、エスタビル前で解散です。
⇒ https://twitter.com/nowar_fukushima/status/623167933263446016/photo/1
◎ 津市 : 明日7月23日の行動内容です。ハンドマイク宣伝、プラカードもち、フライヤー配布など明後日にせまるデモの宣伝をする予定です。
◎ 長崎市 : 各地で戦争法案反対のデモが盛り上がってて最高ですね。今週土曜(25日)は長崎!16時から鉄橋(浜の町アーケード西側、路面電車西浜町電停降りてすぐ)でスピーチやったあとデモします。途中参加、途中離脱OKです。たくさんの人に来てほしいです
Posted by 大沼安史 at 04:52 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 熊本で「見ず知らずの学生ら4人が企画」、ツイッターで広がり、20日、600人が戦争法案抗議デモ / <4人で「私たちは戦争に反対する」という意味の英文の頭文字を取って「WDW熊本」というグループを結成した>
★ たった4人が600人に――デモを見た人はその数十倍はいたはずだ。
デモを見た人から、新聞で読んだ人から、情報はさらに拡散したはず。
幾何級数的に!
ものすごい地域乗数!
安倍政権の崩壊カウントダウンが、熊本からも始まった。
鮮明な写真は下記記事リンクをクリック!
*
〔★は大沼〕◎ 西日本新聞 : ツイッター呼び掛け、安保法案反対デモ 熊本市、若者ら600人も参加 [熊本県]
(21日付け) ⇒ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/183338
Posted by 大沼安史 at 04:44 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ <あの日、日本でクーデターが起きていた。そんなことを言われても、ほとんどの人が「何をバカな」と取り合わないかもしれない。しかし、残念ながら紛れもなくあれはクーデターだった。そして、それは現在も進行中である>――石川健治・東大法学部教授が指摘!
◆ 安倍政権は今度は、国民を置き去りにしたまま、政府レベルで法秩序の連続性の破壊を図った。
内閣法制局長官を集団的自衛権容認論者にすげ替え、集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、政権与党のみで法案を国会を通してしまった。
国民から支持を受ける「革命」に対し、国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を破壊する行為を、法学的には「クーデター」と呼ぶのだと、石川氏は言う。
*
◎ ビデオニュース・ドットコム : あれは安倍政権によるクーデターだった/石川健治氏(東京大学法学部教授)
(18日付け) ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00010001-videonewsv-pol
Posted by 大沼安史 at 04:42 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 日中友好協会の会長に就任した、丹羽宇一郎・前駐中国大使が20日、北京で記者団に語る! 「憲法違反との疑義があるのなら、まず今のようなやり方が正しいのか国民的コンセンサス(同意)を得ることが必要ではないか。そうでなければ、国会そのものが憲法違反ということになってしまう」
★ 「国会そのものが憲法違反」――ナチスの手口に学んで、国権の最高機関である国会までも違憲状態に変質させた安倍政権の罪は、あまりにも大きい。
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH7N4QTVH7NUHBI011.html
Posted by 大沼安史 at 04:41 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 安全保障関連法案に反対する学者の会 抗議声明
◆ 安倍首相の言う「武力行使は限定的なもの」であるどころか、自衛隊の武力行使を際限なく広げ、「専守防衛」の建前に反することになります。
武器を使用すれば、その場は交戦状態となり、憲法九条一項違反の「武力行使」となることは明らかです。
60年以上にわたって積み重ねられてきた「集団的自衛権の行使は憲法違反」という政府解釈を安倍政権が覆したことで、米国の侵略戦争に日本の自衛隊が参戦する可能性さえ生じます。
日本が戦争当事国となり、自衛隊が国際法違反の「侵略軍」となる危険性が現実のものとなります。
◎ ⇒ http://anti-security-related-bill.jp/
Posted by 大沼安史 at 04:40 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 アウトオブコントロール〕◆ 原子炉3機 格納容器穴だらけ 地下水、溶融核燃のダイレクト・コンタクト! トリプル・メルトダウン後、早くも1500日経過 20tタンク車2万3000台分のプルトニウム・ストロンチウム入り放射能汚染水、太平洋に漏出 「氷の壁」も「完全に失敗」 原子力エンジニア、完全に想定外――終わりなき惨劇(This catastrophe is not over……there is no end in sight.)続く / グンダーセンさんが絶望的な状況を解説
★ 安倍首相はフクイチに存立危機事態があることに目をつぶり続けてはならない!
2020年の東京オリンピックの開催さえ危ぶまれる事態ではないのか?
「アンダーコントロール」などと涼しい顔でいてもらっては困る。
亡国的危機のエスカレートに備えなければならない。
*
◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』
◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html
◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html
*
★ アーニー・グンダーセンさんは、放射能汚染水が一日あたり300トンと(低く)見積もり、それを20トン・タンク車で換算。
連日、タンク車15台分が太平洋に放出されていると、わかりやすく説明している。
そうした「毎日」がすでに1500日以上!
ということは、20トン・タンク車23000台分の放射能汚染水が、これまですでに太平洋に流入していることになるわけ!
しかも、これがいつ打ち止めになるか分からない――いつまでも続く、というわけだから、日本政府・東電が犯した(これから犯し続ける)罪は大きい!
*
◎ フェアウィンズ : Fukushima Daiichi Decommissioning: Follow The Money
(7月16日付け)⇒ http://www.fairewinds.org/nuclear-energy-education/fukushima-daiichi-decommissioning-follow-the-money
Unfortunately, this groundwater is still leaking in and leaking out, at a rate of at least 300 tons per day. Lets put that number in perspective.
1. This picture is of a tanker truck.
2. Each tanker truck carries 5,000 gallons of water, which is equal to 40,000 pounds or 20 tons.
3. For you to have an idea of how much 300 tons of radioactive water is, imagine filling 15-tanker-trucks with radioactively contaminated water each day.
4. Now remember that more than 1,500 days have passed since the disastrous triple meltdown at Fukushima Daiichi and multiply that times 15 truckloads each day. Thus, the equivalent of 23,000-tanker truckloads of radioactive water have already leaked into the Pacific Ocean.
5. Worse yet, there is no end in sight.
*
◎ ソース記事 :エネニュース : Nuclear Expert: We should be very worried about ongoing catastrophe at Fukushima… “Complete failure” of ice wall built to contain extremely radioactive water… Plutonium is flowing into Pacific, will for many years tocome — Strontium in ocean hits record level, huge increase reported since April
⇒ http://enenews.com/nuclear-expert-be-very-worried-about-ongoing-catastrophe-fukushima-plutonium-flowing-pacific-will-many-years-wall-built-contain-extremely-radioactive-water-complete-failure-strontium-90-ocean-hits
Are the meltdowns at Fukushima Daiichi over?… This catastrophe is not over… We should continue to be very worried.
3 of the nuclear cores at Fukushima Daiichi are in direct contact with groundwater. Nuclear power designers and engineers never anticipated that possibility.
Fukushima Daiichi Units No. 1, No. 2, and No. 3 were destroyed… allowing holes and cracks to form… We know for sure that the Fukushima Daiichi containments are full of holes that allow groundwater to come in direct contact with each nuclear core.
Groundwater is still leaking in and leaking out, at a rate of at least 300 tons per day… more than 1,500 days have passed… 23,000-tanker truckloads of radioactive water have already leaked into the Pacific Ocean. Worse yet, there is no end in sight. As Fairewinds anticipated, the ‘ice wall’ is a complete failure.
Cesium, strontium and plutonium from Fukushima Daiichi will continue to bleed into the Pacific Ocean for decades because the groundwater flow is unmitigated.
Japan’s press looks on silently due to the real threat and constraints of the government’s secrecy act… The true human, financial, and environmental costs of this nuclear power catastrophe are not publicized and discussed.
Posted by 大沼安史 at 04:39 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ 福島県中通りで、栃木県北部で、東京で! 中性子線検出!!――2012年「阿修羅」レポートより
◆ 結論として、福島県中通りや栃木県北部で検出された中性子線源は、プルトニウム240がメインで次がプルトニウム239、ウラン238もあるが比率不明ということになります。
◆ 3号機の爆発は使用済み燃料プールの即発臨界による核爆発を伴っていること、使用済み核燃料にはウランがプルトニウムよりもずっと多く含まれていることから、実際はプルトニウムよりもウランで汚染されている可能性の方がずっと高いと思われます。
*
〔★は大沼〕◎ 阿修羅
(2012年3月24日付け) ⇒ http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/280.html
*
◆ 昨年3月11日の東日本大地震による東京湾を襲った津波で、千葉の石油会社のコンビナートが火災を起こしました。隣接地にチッソの工場があり、触媒として劣化ウランが約780キロ保管されていました。石油会社の火災が延焼して、この劣化ウランは、ほとんど燃えてしまいました。
劣化ウランというのは、天然ウランからウラン235を抽出した後のウランで、チッソ工場に保管されていたものは、ウラン238が99%以上で、ウラン235は0.3%であったと発表されています。マスコミ報道では、放射性物質は0.3%であるから、つまりウラン235だけが危険なものでその量は少ないから、健康被害の心配はないと報道されていました。これは、全くのウソです。
ウラン238も放射線を出します。アルファ線と中性子線です。原子力発電用の濃縮ウランは、ウラン235が3~5%で、残りはウラン238、劣化ウランは、ウラン238が99%以上です。放射線を出す比率~放射能は、半減期に反比例すると考えられます。ウラン238の半減期45億年、ウラン235の半減期7億年を成分比率で加重計算すると、放射能は、濃縮ウラン:劣化ウラン=100:87.3となり、大きな違いはありません。
この劣化ウランが燃えた煙が、東京地方を汚染したと考えられ、大量のアルファ線と中性子線を放出していると考えられます。つまり、この説によると、東京地方の中性子線源は福島原発事故由来ではないということになります。
Posted by 大沼安史 at 04:33 午後 | Permalink
〔中性子線テクノロジー〕◆ 東大、ナノ粒子でがんを除去する中性子線治療法を開発――MRIで観察し照射 / 生体に安全な熱中性子線を照射すると、熱中性子線との核反応でガンマ線が発生、がんだけを破壊
★ 「生体に安全な熱中性子線」…………ガンマ線を発生、がんだけを破壊!
こういう医療技術が開発されているとは驚き。
まさに、日進月歩である。
*
〔★は大沼〕 ◎ 日刊工業新聞
(2015年6月11日付け) ⇒ http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720150611eaac.html
・ 東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科の片岡一則教授らは、磁気共鳴断層撮影(MRI)装置でがん組織を観察し、その後放射線を利用してがんを破壊する治療法を開発した。
薬物送達システムを利用し、MRI造影剤と熱中性子線を受け放射線を出す物質を兼ねたナノ粒子をがん組織に集中させた。
がん組織をMRIで観察し、その後生体に安全な熱中性子線を照射すると、熱中性子線との核反応でガンマ線が発生、がんだけを破壊する。…………
*
★関連 : なお、「中性子線を利用した医療」でネット検察すると、たとえば、以下のような研究論文が出て来る。
◎ 画面用直線加速装置から発生する中性子のエネルギースペクトル測定
⇒ http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/handle/2324/250/KJ00000075165-00001.pdf
・ 医療用高エネルギー電子加速装置(リニアック)では,発生するX線のエネルギーが加速装置を構成するターゲット,コリメータ,イコライザー等の物質の光核反応のしきい値を越えると,中性子が発生する。……
★ この研究で用いられた 中性子線源は:Calfornium-252照射装置71.41
GBq(1981.1.)(広島大学原爆総合医学研究所)
――だそうだ。
Posted by 大沼安史 at 04:30 午後 | Permalink
2015-07-21
〔Fukushima Diary〕◆ 名古屋・東山動物園で、2歳の雌ライオンが甲状腺がんで死亡! 2012年に動物園で誕生 翌2013年に首の後ろ(右側)に腫瘍ができていることを確認 ことし5月11日に除去手術も、翌朝、急性心不全で死亡 / 双子のライオンも同じく、甲状腺に腫瘍!
★ 女の子のライオンは「ステラ」ちゃんという名前。双子の男の子は「ソラ」君。
2012年6月8日に東山動物園で誕生したそうだ。
Wiki( ⇒ こちら )によれば、ライオンの妊娠期間は妊娠期間は、98~120日、授乳期間は7~10ヵ月。
ステラちゃんはなぜ、そうなってしまったか?
メルトダウン後も続く再臨界が、ステラちゃんのいのちを奪ったのか?
*
〔★は大沼〕◎ フクシマ・ダイアリー(望月伊織さん)2 years old lion died from thyroid tumor in Nagoya / The twin lion also has a thyroid tumor
(2015年6月17日付け)⇒ http://fukushima-diary.com/2015/06/2-years-old-lion-died-from-thyroid-tumor-in-nagoya-the-twin-lion-also-has-a-thyroid-tumor/
*
◎ 参考 : 460キロ離れた「名古屋」で、310ベクレルのフクイチ核燃物質 / キログラム換算では、なんと、40,000,000,000,000,000,000 Bq/kg / / 80%が炉心物資 / 原子炉から直接放出される! / 米国の専門家、マルコ・カルトーフェンさんがサンプル測定 / グンダーセンさん、「最悪の恐れを確証」!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/04/400000000000000.html
Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事 世界は連帯する〕◆ パリで、フクシマのこどもたちとこころをつなぐ「タナバタ(七夕 un Tanabata )」祭り / 毎年、フクシマの子らを保養で受け入れている「木曽の家」が19日に開く / タンザク、流しソーメン…… ★ 放射能汚染水で、流しソーメンを食べなければならない、取り返しのつかないことをしてしまったことを、「原発」を国策と称して推進してきた自民党=アベ政権は、(年に)一度でも反省したことがあるのだろうか?
Posted by 大沼安史 at 08:49 午前 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「生きる場所と考える自由を守り、創るために、私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない」 / 自由と平和のための京大有志の会:声明書 / 日本語のほか、中国語・韓国語・アラビア語・アラビア語・英仏独伊など世界11言語で全地球拡散!
◎ ⇒ http://www.kyotounivfreedom.com/manifesto/
「安保法制」、言論への威圧発言、大学への君が代、日の丸の強制、等、この間の安倍政権による平和の破壊、学問の愚弄、憲法の蹂躙を止めさせ、新時代の自由と平和を創造するために、このたび「自由と平和のための京大有志の会」を結成しました。学生、職員、教員たちで、勉強会や集会を通じて言葉を紡ぎ、京都から発信していきたいと思います。発起人:石井美保、岡真理、岡田直紀、小関隆、駒込武、小山哲、坂出健、田所大輔、藤原辰史、松田素二、水野直樹、歴史と今を考える会(学生団体)
*
◎ 声明
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。
自由と平和のための京大有志の会
Posted by 大沼安史 at 08:37 午前 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ アメリカの国務省の担当者が「日本政界への秘密工作を米政府として公式に認めたのは初めて」と共同通信に言明した。★ 金で買われていたポチ。イマポチ、アベ・シンゾー?
・ 自民党がCIAにコントロールされてきたことは、すでに日本中の多くの人たちが知っている「公然の秘密」ですが、それが米国務省の外交資料に明記されたことは、自民党の正体を明白にする上で重要なことです。
◆ 左派弱体化へ秘密資金 米CIA、保革両勢力に(共同通信 2006年7月19日)
Posted by 大沼安史 at 08:29 午前 | Permalink
2015-07-20
〔フクイチ核惨事 甲状腺被爆〕◆ 福島の子どもの甲状腺がんは事故前の60倍超/ 判断材料示さず帰還を促進する国
◆ 本来なら、汚染地域からの避難や移住の権利、医療補償制度が確立されるべき時期である。
ところが、国は汚染地域の放射線の「線量が発災時と比べ大幅に低減し、避難する状況にはない」と、真逆の判断で帰還を促進す方針へ向かっている。
◆ そして今、チェルノブイリ事故で「潜伏期間が4,5年だった」という理由で、福島第一原発が原因であると「結論づけることができない」としている。
米国では小児がんの潜伏期間は最短1年だとする論文)があると各方面から指摘されているにもかかわらず、これもまた見て見ぬ振りを続けているのである。
*
◎ 原発なしで暮らしたい むしむし通信FUKUSHIMA(ジャーナリスト、まさのあつこさん)
(17日付け) ⇒ http://www51.atwiki.jp/omotochikatatsuya/pages/1076.html
Posted by 大沼安史 at 10:26 午後 | Permalink
〔中性子線で照射攻撃?!〕★ 山口県の被害者が、中性子線照射の線源について、「ラジオアイソトープ」でも可能ではないか、と問題提起!――中性子発生源としてカリフォニウム252が3.15Tベクレルあれば、1分間に1シーベルト被曝する線源となり得る。中性子線源のカプセル型の設計図面として241Am/Beを使った、およそ1Tベクレルのものがあることも確認!――と。 / 千葉市若葉区の造成工事現場では、2014年の暮れに、カリフォルニウム252とコバルト60が装着されたステンレス製の棒(「線源棒」)の紛失事件も!
★ 東海アマさん、できたら、コメントを!
↓
【21日 大沼・追加】 東海アマさんが、さっそく、ツイッターで、以下のコメントを寄せてくれました。よって追記します。
・ amaちゃんだ @tokaiamada
あるいは、使用済み燃料の破片なども!
それがターゲットに対して使用されている!?
*
*
中性子線被曝被害については、ほかに、岡山県真庭市在住の大学元教員(電気工学者)の方が、中性子線の線量計を複数機使って、被曝を測定して、被害を訴えておられる。
⇒ ◎ 電気工学者である「元岡山大学教員」の方のブログ報告
⇒ http://www.geocities.jp/tthdt960/index.html
これはもう、中性子線テロではないか! 徹底究明が必要だ!
*
〔★は大沼〕◎山口県の被害者の方のブログ : <安倍自公政権を支える官僚指揮下の警察秘密活動のタブーも崩れつつある>
⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/bdc9fbe357fe4c74c996f3660033d4e9
◎ 千葉市若葉区の造成工事現場で起きた「線源棒」の紛失事件、および、1971年9月、千葉県内の造船所で起きたイリジウムによる被曝事故については
ブログ「風の谷」 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/4f15731a084c205b45cc1fc5217f029e
Posted by 大沼安史 at 10:15 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事の真相〕★ 東電が、なんと、4年以上も経ってから「2号機ベント失敗」をようやく認める / ニューヨーク・タイムズは2011年5月段階ですでに、「記録」を根拠に、――2号機ベント、「安全バルブ」を手動で開栓を試みるも、圧力下がらずに失敗――と報道! / しかも、米NRC(原子力規制委)は、事故当時の内部「議事録」で、専門家が2号機で「小規模核(水蒸気)爆発」の可能性を指摘! ★ ということは、ベント失敗で核爆発!?
★ 東京新聞の下記報道によると、安倍政権が再稼働を強行する川内原発は、ベント自体の取り付け自体が、来年(2016年)になる予定。
フクイチ核惨事を教訓とするなら、取り付けたベントが作動するかどうか(についても)確認してから、川内原発再稼働認可の審査を始めるのが筋をというものではないか?
さもないと、フクイチのようにベントが効かず、爆発が続く最悪の事態になる。
*
◎ 川内原発のベント問題については、東京新聞の以下の記事(⇒ こちら )を参照。
2014年7月16日付けの、その記事(疑問抱え再稼働「適合」 川内原発 規制委が審査結果案)には、以下のように書かれている。
・ 重大事故時に、放射性物質の放出を千分の一程度にとどめつつ、格納容器内の水蒸気を抜いて圧力を下げるフィルター付きベント(排気)設備の完成は二年後。
*
★ ニューヨーク・タイムズは、2号機について、ベント失敗を事故4ヵ月後の時点で報じていた。
そして、NRC当局者による、「(圧力)容器を飛び出した核燃料が、格納が破れる中で大音響を引き起こしたともおそらく言える」発言!
ベントをしなかった(できなかった)東電の責任は、それだけでも重い。
ベント装置の欠陥問題はもちろん、2号機核爆発説を含め、事故の再検証・真相追及が求められている。
*
〔★は大沼〕 ◎ 河北新報 : <福島第1> 2号機ベント失敗 装置作動せず
(5月21日付け)⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150521_63016.html
・ 東京電力福島第1原発事故で炉心溶融した2号機について、東電は20日、重大事故時に放射性物質を外部に放出する装置の一つ「ラプチャーディスク(破裂板)」が放射能で汚染されていなかったとの調査結果を発表した。ディスクが作動せず、原子炉の破損を防ぐベントに失敗した可能性が裏付けられた。
・ ベントは、格納容器外に出る配管に設置された弁を開け、外側にある薄いステンレス製のディスクを内部の圧力で破って蒸気を放出する仕組み。
東電は2011年3月13、14両日、2号機のベント弁を開ける操作をしたが、圧力は下がらなかった。15日にも試みたが、圧力上昇を防げず、格納容器につながる圧力抑制プールが破損。大量の放射性物質が放出され、所員の多くが一時退避する事態につながった。
<ラプチャデスク> 格納容器から蒸気を外部放出するベント配管に設置されているステンレス製の薄い板。誤ってベントの弁が開いてしまった場合に、格納容器から気体が漏れるのを防ぐ装置。逆に格納容器破損の恐れがあるほど内部圧力が上昇した場合には破れる。東京電力福島第1原発2号機のラプチャーディスクは設計上、格納容器の圧力が約5.3気圧になると破れる仕組み。
*
◎ ニューヨーク・タイムズ(電子版) : In Japan Reactor Failings, Danger Signs for the U.S.
(2011年5月17日付け ⇒ http://www.nytimes.com/2011/05/18/world/asia/18japan.html?pagewanted=2&hp
・ At Reactor No. 2, workers tried to manually open the safety valves, but pressure did not fall inside the reactor, making it unclear whether venting was successful, the records show.
<関連> 本ブログ既報 : 「ベント」のバルブ 制御室からのコマンド効かず 「手動」でのバルブ開放 1号機:放射線高すぎて断念 2号機:開放したはずなのに圧力下がらず 3号機:7回試みたが開かず ニューヨーク・タイムズが報道
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-6c3d.html
*
◎ 本ブログ既報 : 〔★ NRCフクイチ議事録〕 2号機で大音響の爆発 ドライウエルの内部から 小規模な水蒸気爆発の疑い 落下した溶融核燃料が水と接触?
(2012年3月2日付け) ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/post-3a82.html
・ そして数時間前、大きな爆発音を聞いた。ドライウエルの中からの爆発音のようだった。三気圧から一気圧に下がったのはその時だ(内部の空気圧だ)。これは格納容器が破れたことを明確に意味する。かなりの炉心溶融が起きている。そして、容器を飛び出した核燃料が、格納が破れる中で大音響を引き起こしたともおそらく言えるね。
*
◎ 「小出裕章ジャーナル」 2号機ベント失敗の検証報告について
(2015年7月18日)⇒ http://www.rafjp.org/koidejournal/no132/
・ ベントという作業は、特殊な配管を使うわけですが、その配管にバルブが付いています。そしてそのバルブを開いて、格納容器の中にある放射能で汚れたガスを外に出すわけですけれども、バルブを間違えて開いてしまった場合に、外に出てしまうというそういう可能性もあるわけで。それを防止しようということで、バルブを開いた先にラプチャーディスクという、破裂板というような薄い金属の板が挟んであったのです。そして誤操作して、特別放出しなくてもいいような時には、そのラプチャーディスクが破れることもなく、放射能を格納容器の中に閉じ込め続けるという、そういう考え方でした。
Posted by 大沼安史 at 01:11 午後 | Permalink
2015-07-19
〔夕陽村舎日記〕◆ 身延山より帰る
湘南の友人の墓に参ったあと、身延山で日蓮さまを偲び、第二東名・東名・阪神・中国道経由で、ようやく(さきほど)岡山の山中に帰宅。
中古の車での往復。
まだ、車酔い状態です。
*
身延山では、丹田が下の方から洗われるような爽快感を感じた。
日蓮さまの人となりを想像!
*
で、(もうとにかく、疲れ果てているので)今日は、これまで。
ブログ臨時休刊、かくなる事情ゆえ。
Posted by 大沼安史 at 10:19 午後 | Permalink
2015-07-17
〔アベ政治を許さない!〕◆ 衆院本会議での戦争法案・強行可決日とは何の日? ―― 創価学会の「聖教新聞」(16日付け 1面「寸鉄」)によると、この日、「7月16日」は、なんと<「立生安国論」提出の日。民衆の幸福の為に! 日蓮大聖人の魂は創価に脈々>……なのだそうだ。
★(大沼) その日に、よりによって。
時の権力者を諌めるどころか、追随するその姿勢を、日蓮聖人はどう思われていることか!
その日によりによって。
日蓮はときに、囻(くに)という字もお使いになった。民の国こそ、「くに」であると。
そう――「王者」にあるわけではなく!
いまの日本に、かりに「仏敵」というものがあるなら、主権在民の立憲主義をふみにじる安倍政権こそ、それである。
Posted by 大沼安史 at 08:18 午前 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ ツイッター語録 # 「来月から公明新聞と公明グラフはもう取らない、NHKの受信料も」/ # 国会議事堂前で三色旗を掲げていたわたしに好意的に話しかけてくださった皆さん、本当にありがとうございました/ # 立正安国論提出の日に、生命の尊厳を踏みにじる賛成討論をするなんて/ # 「戦争を未然に防ぐため」って、アメリカずっと戦争してるだろーが!! / # 強行採決のニュースに泣きながらお母さんに電話した、と言っていた/ # 安倍政権は、そういう絶対的な愛を敵に回したんだよ
# 立正安国論提出の日に、生命の尊厳を踏みにじる賛成討論をするなんて、どんだけ福運ないんだろう。
# 泣きそう。学会頑張れ、一緒に頑張りましょうって、声かけてくれる人がいる。罵倒されても仕方ないと思って掲げてる。
# SGI AGAINST FASCISM って学会もここまで来たか。こんなプラカード作らざるを得なかった学会員の気持ちを公明党はどこまで踏みにじるんだろうか。恥を知れ、と言うべきだ。
# 今日驚いたこと。50年くらいずーっと創価学会の熱心な信者で活動家の、ウチの両親が怒ってて。
昨日の強行採決が許せないので、来月からの公明新聞と公明グラフはもう取らない、とのこと。NHKの受信料も支払わない、解約すると言ってまする。
# 廃案の鍵は一般学会員の立ち上がりかもしれません。あと8人の与党議員が棄権すれば衆院での再議決ができなくなるそうです。
# …… 労組関係の方からはお菓子までいただきました。国会議事堂前で三色旗を掲げていたわたしに好意的に話しかけてくださった皆さん、本当にありがとうございました。一緒に頑張ろう!と励ましていただいたこと生涯忘れません。
# これは冷静に考えて、本当にメディアによる公明党に対する攻撃なのか、と言うのを私に分かるように説明してくれる人、募集します。
# 「信じて」祈れば仏敵は退散するというのか。それでは、呪術と同じではないか!そんなものは仏法ではない。歯痛ならば、歯医者に行け。それを祈ってる治るというのなら、単なるカルトだ。その考え方からいけば、公明党もいらない。自衛隊もいらない。祈っておけばよいとなる。ふざけちゃいけない。
# 健気な配達員さんの話。学会は嫌いやけど付き合いで取ってるおっちゃんの所へ集金に行くと、いつもお金を投げられるんですって。それを泣く泣く拾って、「ありがとうございます」って頭下げて帰るんですって。毎月ですよ。こんな話、全国にいっぱいあんねやろな。もう職員が配達と集金せえよ!
# あと公明党で気になったのは、自民や公明の賛成演説で、自公議員がみんな拍手するところで、公明党で一切拍手しなかった議員もいた。赤羽という議員と富田という議員。理由はわからないけど。まあ、賛成起立はしてましたが。
# うちの地区には創価大出身で「学会大好き」「先生大好き」の本当に純粋なヤングミセスの子がいる。福運の塊みたいな子。しかも御本尊の偉大さも実感として命に染み込んでいる。この子には組織や公明党のダーティな部分は一生知らずにいてほしい。
# 私はどうすればいいのかという学会員の声を聞く。私は、みんなで貧者の一灯を掲げよう、かすかでも灯台の信号を発信しよう、と言いたい。我が身可愛いではなく、正義と仏法に基づいて、考え、行動する人がいることを世に示すために。
# いわゆる有識者でいまだに公明党がブレーキ役と期待している人がいる。しかしそのステージは昨年の集団的自衛権容認の閣議決定で終わった。創価学会は自民党との連立維持が最優先課題と、ルビコンを渡った。 それを受けて公明党は、いまや毒を食らわば皿。色々の修正交渉は学会員へのせめてものポーズ
*
#「戦争を未然に防ぐため」って、アメリカずっと戦争してるだろーが!!
# タクシーの運転手さん、「自民党議員家系だけど、言いますけど、これだけはまちがってますよ! 応援してますよ。今の大学生って何にもしないって思い込んでました!」俺が大学生に間違えられたところが俺の今日のハイライトね。
# さっき全員が試験を提出して帰った後、戻ってきた学生がいた。昨日の強行採決のニュースに泣きながらお母さんに電話した、と言っていた。ツイキャスで国会前も見ていた、と。今日、WAR AGAINST WAR Tシャツで出勤して良かった!
# 「デモに子どもを連れて行くな!」「虐待だ!」とか、普段は子どものことなんか全然考えてなさそうなツイートしてるウヨのクソリプなんて気にする必要なし。あるヤツなんかプロフィールに昏睡レイプがどうのって書いてあったから報告ブロックしときました。女性の人権を守れないヤツが正義面すんなボケ
# とにかく色んな人にありがとうって伝えたいけど、こんな無鉄砲なわたしを陰から見守ってくれる家族、生きててよかったってメールをくれた恋人にありがとうっていいたい。わたし幸せもの。
# 今、地下鉄の出口から出て来たお母さん4人と小学校低学年以下の子ども達5、6人。足は国会前へ向かう。1人のこのリュックからはプラカードがはみ出してる。わが子を戦争になんか行かせやしない。この強い想い、母親に敵うものはないだろう。安倍政権は、そういう絶対的な愛を敵に回したんだよ。
# デモはさながら地獄のようでした。暗闇の中、警官に牽制されながらシュプレヒコールをし、わたしたちの血税で造った公道を勝手に阻まれ、その声は決して権力に届かないような感覚に駆られました。しかし家で安穏としてなどいられません。次のデモも惜しみなく闘う。奮起しましょう。
# 国会前。帰り、車道から歩道に上がる時、道を作る様に黄色いテープを持っていた警官の方が暗い足元をライトで照らして下さった。「ありがとうございます」と言うと、「お疲れ様でした」と。段差のある所では「足元、お気をつけ下さい」と再度照らしてくれる。優しす。 #本当に止める
# いまだ心からの謝罪もできない国日本。ハルモニさん達のお話は胸がえぐられるような痛みを感じ辛いです。この痛みと怒りを心に刻み明日も戦うぞ!なんて思ってます。
*
#(BBC News JAPAN) 日本の国会周辺で連日続く安保関連法案の採択に反対するデモを、BBCの東京特派員が取材しました。「安倍氏は16日の衆院採決に敗れることはないが、これは日本の未来をめぐる長い戦いの始まりかもしれない」
#(古賀茂明さん)国会前に行くと新しい仲間ができます。意外な人にばったり会うことも。
明日もあさっても行きます。また!
*
#(SEALDs)「対案を出せ、対案を出せと言いながら、真面目に考えて出せば1つも取り入れず、予定をいっさい変えずに審議を進めてしまう。血を流せと言うのは簡単だけど、いったい誰の血を流させるつもりなのか、この法案に決定的に欠けているのは現実味、リアリティです」
#「時間がないの1つだけ。かつて『なんか大きな音がしてるね』とコメントした人がいたが、今日谷垣さんが記者にこう答えた『かつての安保のとき、自分の時間、自分の力を使って参加される人はもっと多かった』こんな誹謗中傷をする」
# 「私たちは自分の時間を使い、自分の力を使い、自分のお金を使い、ここに集っている。答えは明日からの動きでこれに答えましょう。全国で、連帯していきましょう」
# 今日、台風くるって言ってたなか、雨もそんなに降らないで、4万人が集まってくれました。明日もよろしくお願いします!
*
# 明日からまた、仕事→国会前→ねる→仕事→国会前→ねる→仕事→国会前→ねるの生活だ。いまここでやらなかったら、絶対に後悔するから、必ず廃案にする。
Posted by 大沼安史 at 02:26 午前 | Permalink
2015-07-16
〔アベ政治を許さない!〕◆ ニューヨーク・タイムズ電子版で、アベノ集団自衛権法案、衆院通過を報道 / 前日、「10万人」(主催者推定)の抗議デモにもかかわらず――と。/ ★ タイムズ電子版についた、この写真は何だ? 教師に叱られ、学校の廊下に立たされたような、この姿! 安倍首相は戦争法案成立、TPP後に、米国にハシゴを外される?――右翼・カルト系を粛清して正常化?――自分の運命を、すでに知っているようだ…………?!
★ 鮮明は写真(ロイター、ハナイ・トールさん撮影)は、下記記事リンクをクリック!
〔★は大沼〕◎NYT : Japan’s Lower House Passes Bills Giving Military Freer Hand to Fight
⇒ http://www.nytimes.com/2015/07/17/world/asia/japans-lower-house-passes-bills-giving-military-freer-hand-to-fight.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&module=first-column-region®ion=top-news&WT.nav=top-news
・ The crowd on Wednesday was estimated by protest organizers around 100,000, which would make it the largest antigovernment demonstration in Japan since protests in 2012 against the proposed restart of nuclear power plants, a year after the nuclear accident in Fukushima. The police had no official estimate of the crowd’s size.
A small number of protesters remained on Thursday under intermittent downpours from Typhoon Nangka, a huge storm bearing down on the western part of the country. They shouted “Shame on the Abe government” and “Don’t send young people to war.”
Posted by 大沼安史 at 07:45 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「そこには、あまりの驕りと傲慢さがある。そのツケはアベに還ってゆき、この男に取り付いて悩ますだろう」――アベノ安保法案、強行可決で、米テンプル大学(ジャパン)アジア研究所のジェフリー・キングストン所長がコメント! 「アベはもはや、テフロン首相ではいられない」
★ いまや「アベノドヤ顔」は、日本のチョビヒゲ・ヒトラー的イメージをかき立てるまでになった。
安倍首相は衆院時別委での強行採決後、午後6時44分から、東京・赤坂のそば店「三平」で、老川祥一読売新聞グループ本社取締役最高顧問らと食事をしたという。( ⇒ こちら )
いつもの「ドヤ顔」で、冷酒でも酌み交わしていたのだろうか?
*
★ キングストンさんの言う「テフロン首相」とは、コーティング(メッキ)で傷のつかない総理大臣――という意味である。
テフロン加工にも限界はある。
安倍首相は、その臨界点を、自らの驕りでもって超えてしまったのだ。
国民はいまや、「アベノドヤ顔」を憎悪している。
いくら涼しい顔をしても、メッキは剥げ落ちている。
*
〔★は大沼〕◎ 英ガーディアン(ロイター電) : Japanese law could send soldiers to fight abroad for first time in 70 years
⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/jul/16/japan-security-bills-through-lower-house-despite-protests
・ “The problem is there don’t seem to be any encouraging signs that the opposition can coordinate so the LDP is likely to get away with it,” said Jeffrey Kingston, director of Asian studies at Temple University’s Japan campus.
But he added: “There is a lot of hubris and arrogance and it will come back to haunt him. He is no longer the Teflon prime minister.”
Posted by 大沼安史 at 06:15 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「これは憲法に対するクーデターだ( “constitutional coup d’état”)」――アベノ安保法案、強行可決で、米テンプル大学(ジャパン)アジア研究所のジェフリー・キングストン所長が英紙インデペンデントに言明! 「憲法改正は(両院の議席)数的にできないから、アベ氏は、日本軍部を制約する9条のキモを抜き去ろうとしている」
★ キングストンさんの言う通りだ。
安倍政権は「憲法クーデター」で、わたしたちの平和憲法の9条のはらわたを抜き去ろうとしている!
わたしたちはハラは決めなければならない。倒閣に追い込む。必ず追い込む。それだけだ!
*
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Japan poised to send soldiers to fight abroad for the first time in 70 years (日本、70年ぶりに兵士を海外に派兵し、戦わせようとしている) ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japans-politicians-at-war-after-parliamentary-panel-passes-controversial-security-legislation-for-proactive-defence-policy-10391474.html
・ The Prime Minister is attempting a “constitutional coup d’état”, said Jeffrey Kingston, director of Asian Studies at Temple University, Japan.
“Knowing he can’t revise the constitution because he doesn’t have the numbers to do so, Mr Abe is gutting Article 9 constraints on the Japanese military.”
Posted by 大沼安史 at 05:48 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「アベは、これまでのところバトルで勝ち続けてきたかもしれない。しかし、<平和主義の日本>に対して仕掛けた戦争では、彼は敗北した! ―― 日本政治の裏まで熟知する在日・米国人ジャーナリスト、ジェイク・アデルスタインさんが、米有力ネット紙「デイリー・ビースト」で、国際社会に解説報道!
・ His battle may have been won, but his war to change pacifist Japan lost. Shinzo Abe may be repeating the mistakes of his grandfather as thousands of protesters take to the streets.
★ 写真は、ジェイクさんの記事についたロイター通信配信の一枚。( ⇒ 鮮明な写真は下記の記事リンクをクリック!)
国会内でピンポイント激写された、安倍首相の、このうつろな目――理性を喪失したような目。
憑依されたような目だ! 終わった目だ!
*
*
◎ デイリー・ビースト : Are These the Last Days of Japan’s Prime Minister Abe?
⇒ http://www.thedailybeast.com/articles/2015/07/15/are-these-the-last-days-of-japan-s-prime-minister-abe.html
◆ 「アベは戦争で軍需大臣をした、祖父の岸を尊敬し続けてきた。岸は戦犯として逮捕された男だが、ヤクザとつながる傾向があった。岸は実親の代わりに、孫のアベを育て、自分がなしえなかった夢を吹き込んだ。日本をふたたび軍国にする夢を、日本の平和憲法のくびきから逃れる夢を」
・ Abe has long admired his grandfather. Kishi was Japan’s minister of munitions during World War 2, but he was also arrested as a war criminal after the war, and had a penchant for associating with yakuza (Japan’s underworld). Kishi raised Abe in lieu of his real father, installing in his grandson the dreams that he could not fulfill—making Japan a military power again and throwing off the yoke of the U.S. pacifist constitution.
◆ アベにとっての最大の打撃は、13日にやって来た。宮崎駿監督が記者会見してアベを批判したのだ。監督は「愚か」という日本語を使った。「ちゃんと考え抜かない」「未熟」「バカ」などを含む言葉だ。それは、アベの安保法制、またはアベ自身、あるいはその両方を意味する。
・ But perhaps the greatest blow came Monday. At a press conference—for the foreign press—at the world famous Studio Ghibli, Miyazaki, the white-bearded and staunchly pacifist director of such animated classics as Totoro and Oscar-winning Spirited Away, roundly condemned Japan’s growing militarism and had choice words for Abe. “He thinks he will go down in history as a great man who changed Japan’s [pacifist] constitution. Tomfoolery. ”
The Japanese press overwhelmingly ignored those pointed remarks.
The actual Japanese word he used: 愚か (oroka) has many meanings including: “not being sufficiently thought out” “immature” and “stupid.” The term as it was used by itself could refer to the legislation, or Abe, or both.
◆ 中野晃一教授は、アベと自民党は、歴史を学ばない者は同じ誤りを繰り返すが故に、結局のところ敗北することになるだとうと見ている。「(7・15という日は)戦後日本のデモクラシーと立憲主義にとって、最悪の日といえる決定的な日だったが、それが日本の市民社会により大きな覚醒をもたらすものであれば、安倍政権崩壊の始まりの日となるだろう」
・ Professor Nakano contends that ultimately Abe and the LDP may fail simply because those who don’t study history, or just try to revise it, repeat the same mistakes. “Fifty-five years ago, Kishi’s reactionary politics forced the LDP to accept the constraints of the peace constitution and give up on its ambition to revise it. Abe is now trying to get rid of that constraint by breaking, rather than amending, the constitution—by enabling Japan to exercise the right of collective self-defense through a mere reinterpretation of the constitution. It is a critical day, arguably the worst day, for democracy and constitutionalism in postwar Japan. It could also be the beginning of the end of Abe government, if his unconstitutional and undemocratic move leads to a greater awakening of Japan’s civil society.”
Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ ロイターが電子版で、「アベが犯罪者になった日」=7・15を写真ジャーナリズム! 日本の御用マスコミには、「写真報道」というものが、ない!
★ ロイターは電子版に12枚組のフォト・アルバムを掲載した。
そのうちの、いくつか。
鮮明な写真は、下記の記事リンクをクリック!
*
◎ ロイター Japan's Abe pushes security bills, sparks protests in summer of discontent(日本のアベ、安保法制を強行可決 合意しない夏の抗議に着火)
⇒ http://www.reuters.com/article/2015/07/15/us-japan-security-abe-idUSKCN0PP02U20150715
Posted by 大沼安史 at 09:18 午前 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ 「アベ、辞めろ」「ファシストを止めろ」 15日夜、6万人が雨の中、国会前で、抗議行動 / デモを組織した学生団体、「シールズ」、参加者にゴミの回収を呼びかけ! 「警察ともめるな」「水を十分に飲んで」 ―― ワシントン・ポストが、「抑制の効いた( not raucous)」冷静なプロテストぶりを報道! ★ 雨の中、6万人の、静かな――滾(たぎ)る怒り!
★ 安倍政権の立憲主義のルールを踏みにじる暴走ぶりと好対照である!
モラルなき安倍政権こそ、暴徒だ!
「沖縄の新聞をつぶせ」と言い放つ暴徒集団を権力の座から追放しなければならない。
★ WP記事掲載写真 鮮明なものは下記の記事リンクをクリック!
*
〔★は大沼〕◎WP : Protests erupt in Japan as committee in parliament approves security bills
⇒ https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/protests-erupt-in-japan-as-committee-in-parliament-approves-security-bills/2015/07/15/7267d88e-2afd-11e5-960f-22c4ba982ed4_story.html
・ “Abe, resign!” and “Stop fascists!” protesters shouted Wednesday night outside the Diet, where as many as 60,000 people gathered in the rain, according to the organizer, Students Emergency Action for Liberal Democracy. The demonstration was not raucous, though; this is Japan, after all. The group also advised protesters to drink plenty of water on what was a muggy night, urged them not to argue with police and organized trash collection.
Posted by 大沼安史 at 08:27 午前 | Permalink
2015-07-15
〔アベノ強行採決〕◆ 「ベテラン政治家らは、安倍は祖父の岸のように政治的な目標を達成したあと辞任をせざるを得ないかもしれないと予測し始めている」――ロイター通信が政治評論家の森田実さんのコメントを世界拡散報道! 岸は55年前のこの日(7月15日)、安保条約の改定で国民の怒りを買い、辞任したことにも言及! ★ 安倍辞任はしかし、廃案とセットでなければならない!
〔★は大沼〕◎ ロイター電 : Japan's Abe pushes security bills in summer of discontent
⇒ http://www.reuters.com/article/2015/07/15/us-japan-security-abe-idUSKCN0PP02U20150715
・ "Political veterans are starting to predict that, like his grandfather (Nobusuke) Kishi, he may achieve his goal but have to resign," said independent political analyst Minoru Morita.
Kishi, a wartime cabinet minister who was premier from 1957 to 1960, resigned 55 years ago to the day, on July 15, 1960, because of a public furor after pushing a revised U.S.-Japan security pact through parliament.
Posted by 大沼安史 at 07:24 午後 | Permalink
〔アベノ軍国・再稼働を許すな!〕◆ 怒りに包まれた採決強行 / 政府高官、川内原発再稼働で内閣支持率のさらなる低下を懸念 / ジャパン・タイムズ電子版が世界拡散報道 / ★ 戦争法案・強行採決、亡国原発・強行再稼働――これで安部首相は、国民からも、世界の人々からも、完全に見離された!
★ 安倍首相は衆院特別委で、「われわれは、われわれに与えられた使命を、深く、静かに考えながら、前に突き進んでいく」という意味の発言をしたという。
“We will press ahead while deeply and silently considering the mission given to us,” Abe told Wednesday’s Lower House session.
自分の「使命」を達成するなら、「憲法」を踏みにじっても、「安全神話」が吹き飛んだ「原発」を再稼働しても――民主主義をぶっこわし、国民のいのちを危険にさらしても構わないのだという、この安倍晋三という人物の、理性を喪失した、この狂った姿よ!
「昭和の妖怪」といわれた元・A級戦犯、祖父である岸信介が、国民の怒りの中、内閣総辞職に追い込まれた「7月15日」(1960年)というその日を、敢えて選んだように、「米軍用犬」化・戦争法案を、衆院特別委で強行採決してみせた、この、三代目・七光り政治家の思い上がりよ!
じいさまの仇をとったリベンジ強行採決だと…………???――立憲国家とその民主主義の私物化を許してはならない!
8・6のヒロシマで、8・9のナガサキで――そして、8・15の武道館で、安部首相は、非難の怒号にさらされることだろう!
*
◎ ジャパン・タイムズ Amid angry scenes, ruling parties force security bills through Lower House committee
⇒ http://www.japantimes.co.jp/news/2015/07/15/national/politics-diplomacy/amid-angry-scenes-ruling-parties-force-security-bills-lower-house-committee/#.VaXtlbkVgqR
・ Meanwhile, senior officials apparently fear the planned reactivation of the Sendai reactor in Kagoshima Prefecture could further eat away at the Cabinet’s ratings.
Posted by 大沼安史 at 02:56 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能海洋汚染〕◆ 海水中のプルトニウムを、2013年にサンプル調査した日中合同の研究チームが、国際学術誌への論文で指摘 / 「最も激しく海洋が放射能に汚染された2011年4月、あるいは5月に採取された海水サンプルを分析しなければ、フクイチ・プルトニウムが事故に海洋環境に放出されたか、結論は出せない」―― ★ これは2011年4・5月の海水サンプルが分析もされずに放置されていることを意味するものではないか? 「フクイチ海水プルトニウム汚染」の隠蔽を許してはならない!
★ 本ブログ既出のセザール・ハラダさんのフクイチ放射能海底土汚染調査は、そうした隠蔽(の可能性)に対する挑戦である!
太平洋沿海部の海底土を調査して、プルトニウムを含むフクイチ放射能汚染状況を確かめなければ、永遠に水産物「風評」被害という「実害」は続くことになろう。
*
〔★は大沼〕◎ Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences, Vol. 15, No.1, pp. 1-6, 2015 : Pu Distribution in Seawater in the Near Coastal Area off Fukushima after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident
⇒ http://www.radiochem.org/paper/JN151/jn15101.pdf
★ (論文の「結論」部分の最後にこうある)・ Considering that the seawater samples in this study were collected 2 years after the FDNPP accident, we couldn’t conclude whether Pu was discharged into the marine environment during the accident. This remains to be clarified by analyzing the seawater samples collected in April or May of 2011, the period of heaviest radioactive contamination in the ocean after the accident.
Posted by 大沼安史 at 10:05 午前 | Permalink
〔さあ心をひとつに あさみどりの世直しへ〕◆ 「アベ首相は憲法解釈を変えた偉大な男だと、自分の名前を歴史に残したがっている」――宮崎駿監督の安倍晋三批判を、CNNが全世界にオンエア! 衆議院採決前に非難!
★ 日本の安倍政権の狂奔ぶりが、宮崎駿さんの批判を、CNNが通じたことで、世界の人びとに、一気に知れ渡った。
日本の対する、世界の不安が広がっている。
自民党の良識派も、いよいよ「アベ退治」の動き出すのではないか?
風立ちぬ さあ、生きよう! アベに殺されないために、アベ退陣に追い込もう!
〔★は大沼〕◎ Animator Hayao Miyazaki slams Japan's Abe ahead of controversial security vote
⇒ http://edition.cnn.com/2015/07/14/asia/japan-miyazaki-slams-abe-security-bill/
・ "I presume that PM Abe wants to leave his name in history as a great man who changed the interpretation the constitution. But I think it's despicable," animator and director Hayao Miyazaki told a press conference held at his studio in western Tokyo Monday.
Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 | Permalink
〔さあ心をひとつに あさみどりの世直しへ〕◆ フランシスコ・ローマ法王は12日、南米パラグアイの首都、アスンシオン郊外、パラグアイ川の岸辺で言った。説教の原稿を投げ捨て、言った。若者たちに向かって言った。「さあ、ひっくり返しなさい("Make a mess!)。それから、つなぎ合わせなさい。混乱(Mess)はわたしたちに自由な心と、連帯心と、希望を与えてくれるのです」―― ★ これは日本の若者への励ましのメッセージである。安倍政権をひっくり返そう!
★ フランシスコ法王の1週間にわたる南米訪問を締めくくるスピーチは、「若者よ、体制をひっくり返せ。変革に立ち上がれ」という決起を呼び掛ける檄だった。
この間、法王は、あくなき軍拡、搾取を続ける、大企業優先のグローバル資本主義の邪悪について、「悪魔の糞(dung of the devil)」とさえ言った。
なぜ、そこまで?…………
これはもちろん、推測にすぎないが、フランシスコ法王にきっと、なんらかの聖なるお告げがあったのかも知れない。天使が現れ、「勇気を持て」と法王を励ましたのかも知れない。
「悪魔の糞(dung of the devil)」――しかし、この表現は、いまの安倍政権にもあてはまるものではないか!
*
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Pope Calls on World Youth to Rise Up Against Global Capitalism(ローマ法王は世界の若者たちに、グローバル資本主義を反対して立ち上がるよう呼びかけた!)
(13日付け) ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/07/13/pope-calls-world-youth-rise-against-global-capitalism
・ The latest call for a youth uprising against global capitalism came not from grassroots groups, but from the leader of the Catholic Church, who on Sunday gave a rousing speech during which he told a crowd of young people in Paraguay that it is their time to "make a mess."
The address marked the end of Pope Francis' week-long pilgrimage to Latin America, during which he also assailed the prevailing economic system as the "dung of the devil," saying that the systemic "greed for money" is a "subtle dictatorship" that "condemns and enslaves men and women."
・ They wrote a speech for me to give you. But speeches are boring," Pope Francis said. "Make a mess, but then also help to tidy it up. A mess which gives us a free heart, a mess which gives us solidarity, a mess which gives us hope."
Posted by 大沼安史 at 08:41 午前 | Permalink
2015-07-14
〔フクイチ核惨事 放射能海洋汚染〕◆ 日仏混血のイノベーター(米マサチューセッツ工科大学・SENSEable City Lab所属)、セザール・ハラダさんが、「問題は巨大だが、悲観しているわけにはいかない」と、フクイチ放射能海洋汚染の実態を突き止めるため、仲間たちと「ローコスト、オープンソース」の協働型・海底放射線マッピング」調査 / いわき沖から、仙台湾最北部にかけ ★ SAFECASTの海版が立ち上がった!
*
★ セザール・ハラダさんは、お父さんが新潟出身の方のようだ。
海が大好きな人で、米メキシコ湾での原油流出事故の際、船体を人魚のようにくねらせて、風を最大限、活用し、自由自在に現場の風下で、海面の原油を効率的に回収する「ヨット・ロボット」を開発、世界をうならせたことで知られる。
そのハラダさんが昨年から、フクイチ海洋汚染状況を、沿海部の海底土で調べるプロジェクトを続けている。
放射能道路マップを積み上げているSAFECASTの海版だ!
海だけでなく、河川にも調査に入っている。
なぜ、このような調査を自分たちで始めたか?
それは、「東電の出すデータが往々にして、過小評価されていたり、根本的に間違ったものである」からだ。
セザールさんでなくても、隠蔽、歪曲はもうたくさん! ちゃんと調べなければ、対策を考えることもできないのは、当然のことだ。
それにしても、セザールさんの行動力には脱帽、である!
*
◎ 「ポリシー・イノベター(米カーネギー評議会)」インタビュー “The problems are so huge I can’t be pessimistic”
(9日付け)
◎ 測定マップ 海底セシウム
⇒ https://medium.com/@cesarharada/seabed-radioactivity-around-fukushima-eefa22dad708
◎ 関連 : In Japan to map seabed radioactivity around Fukushima crippled power plant
⇒ http://scoutbots.com/blogs/news/15505853-in-japan-to-map-seabed-radioactivity-around-fukushima-crippled-power-plant
Posted by 大沼安史 at 01:15 午後 | Permalink
〔テクノロジー犯罪を許すな!〕◆ 「JCO事故を再現するような中性子線照射で1シーベルトを超える照射を受けました」―― 山口県からの報告 ★ 岡山県内でも同じような報告がある。ともに中性子線専用線量計での検出・確認! いずれも科学的知識のおありの方の訴えである!
★ 科学的な知識がなければ(たとえば、わたしのような、知識を持たない者の場合)、中性子線専用の線量計で測定し、特定するするところまでは、なかなかいかない。
知らずに照射を浴び、被害に遭っている人も多いはず(と思われる)。
米国の女性軍事ジャーナリストの書いた「想像力の兵器」という本によると、かの軍事超大国では、SFまがいの兵器開発が進んでいるそうだがら、そうした技術やシステムが民間に流出し、「敵」の撲滅に悪用されている可能性を、アタマから否定してはならない。
電磁波・超音波・X線・殺虫剤など毒薬に加え、こんどは中性子線!
わたしたちは、この山口県の方の警報・警告を、わたしたちの問題として共有し、実行組織の特定、刑事犯罪として訴追実現に向けて、心を合わせていかなければならない!
*
〔注〕 ◎ 東海アマさんのコメント : 「中性子線照射で1シーベルトを超える照射」――これは原子炉を現場に持って行って臨界させないと無理な数値 大沼さん、間違いです
これ(上記)は、わたしが信頼する「東海アマさん」のツイッターコメントである。
それでは――山口県の方の線量計がとらえた中性子線の「線源」は何なのか?
X線が誤表示を誘発しているのか?
それとも、常識を超えた中性子線源が開発されているのか?
専門家のみなさんの教示を乞う!
★ 山口県の方の報告によると、「わずか2~3秒の間に、0.01mSvの変化が生じる経験」もしているそうだ。
「これは1.8Svという非常に強い中性子線が照射されたこと」が想定されると。
ご自宅のどこかに、「極めて強い中性子線源」が持ち込まれているのではないか、と危惧している。
〔★は大沼〕◎ Togetter ⇒ http://togetter.com/li/809679
◎ 関連 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/f664039d0b484929eb6a575501c92c57
Posted by 大沼安史 at 12:07 午後 | Permalink
〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 那須塩原の 「奇形ヒナギク(デイジー))」 ツイッター写真が、カナダの女性ブロッガーによって、世界拡散開始! ★ デイジーの英語圏での花言葉は、「innocence(純潔)」「beauty(美)」だそうだ!
Posted by 大沼安史 at 11:29 午前 | Permalink
〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ ロシアの「アトムプレークト」社が福島第一原発汚染水ののトリチウム除染で、デモ実験装置の設計完了 組み立てて来年早々、実証稼働を開始! 最高リットル420万ベクレル(最低0.6ベクレル)まで除去可能と想定 実証後、フクイチの現場に、400立方m/日の処理能力を持つプラント設置を計画
〔★は大沼〕◎ ワールド・ニュークリア・ニュース : Russia completes design papers for Fukushima tritium removal
(9日付け)⇒ http://www.world-nuclear-news.org/RS-Russia-completes-design-papers-for-tritium-removal-at-Fukushima-09071501.html
★ フクイチ放射能汚染水からのトリチウムの分離については、米国のキュリオン社が先行し、実証テストを続けている。( ⇒ こちら)
「GE日立ニュークリア・エナージー・カナダ」も、日本政府の「トリチウム除去プロジェクト」に参加しているという。
日本のベンチャーよ、画期的な技術を開発し、名乗りをあげよ!
Posted by 大沼安史 at 11:10 午前 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 殺し、殺されるために、この子を産んだのではない / 母親たちが「安保関連法案に反対するママの会」を結成し、きょう、記者会見を開いた。★ 街頭デビューは……26日に渋谷で!――「今度は、わたしたちママが」 学生たちに続きたいです!
*
◎ 関連 「安保関連法案に反対するママの会」ホームページ
⇒ http://mothers-no-war.colorballoons.net/
◎ 渋谷をママの声で埋め尽くそう!!「 7・26 戦争立法反対!ママの渋谷ジャック!(仮)」計画中! 「安保関連法案に反対するママの会」
⇒ http://mothers-no-war.colorballoons.net/shibuya726/
・ 先日は渋谷駅前で、学生らの大規模な集会がありました。
今度は、わたしたちママがそれに続きたいです!!
この街頭宣伝のスタッフになってもらえませんか?
(ママでなくても可、むしろママは動きづらいので、ママがスピーチできるように、すべての層のみなさんのサポートが欲しいのです)
安保関連法案に反対するママの会では、会を立ち上げてほんの数日で「いいね!」が2000件を超え、賛同人も1000人を超えました。
「何かしたかったけど、どうしていいかわからず、待っていた」というコメントをたくさんいただいています。
そういう人たちと、手を取り合って、首都のど真ん中に集結しませんか。
Posted by 大沼安史 at 10:25 午前 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 首相を取り巻く厳しい状況を忖度したのか。日章旗を掲げるグループは「安保法制推進」のアピールに懸命だ。 / きょうの集会にはアベノウヨクと一線を画す、民族派の「憂国我道会」などがカウンターに立った。「明らかに日本を戦争に持って行くような法案だ。日本を守るのではなく、その逆。日の丸を立ててアベを担ぎ上げているだけ」。リーダーの山口祐二郎氏は語気を強めた。
*
◎ 「憂国我道会」については ⇒ http://www.zenyuu-kaigi.org/yg/
・ 写真は、「平成二十七年 六月二十七日 靖国神社参拝 安保法制廃案祈願」。同会のHPから。
Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 「事故を起こした東電も、管理する国も、それどころかマスコミまで、原発放射能によって2000名以上が死亡した疑いが強いことについて一切口をつぐみ、国民に何一つ知らせようとしません。いったい、どうなってるのでしょうか?」――東海アマさんが11日に札幌で講演(代読)◆ 「『壮大な神殿』は何でしょうか? これこそ原子力発電所ではありませんか? その宗教は『科学技術信仰と拝金主義』です」
★ アマさんの総括的な講演原稿の、最後にこうある。
「我々が向き合うべき課題は、このような愚かな自滅的破壊を行った人々の心の問題を解明することではないでしょうか?」
激しく同意!
*
◆ みなさん、1ミリシーベルト被曝すると、日本全体で、どれくらい死者が出るかご存じですか?
答えは8000名です。交通事故とほぼ同じ割合になります。
死者の大半がガンを引き起こすことで死亡するとICRPという被曝評価機関によって国際的に認定されています。
自民党政府は、それを20倍にしました。
つまり単純計算でも、東京電力の金儲けのための放射能によって、年間16万人が死んでもかまわないという政策を実行してしまったのです。
◆ どんな酔狂で、わざわざ廃棄物処理さえ、まったく解決の目処さえ立たず、人類の未来どころか地球生物の未来さえ危うくする原子力に手を出さなければならないのですか?
理由はただひとつ。
兵器としての威力に魅力を感じているからです。
人をまとめて殺せる。それだけの意味しかありません。
核に手を出したがる人たちに共通するのは「もの凄い恐ろしいものを手に入れて優越感に浸りたい」
それだけなんです。
これだけの愚かな欲望のために全人類と未来を犠牲にしようとしているのが原発推進者たちなんです。
◆ 「美しい国」という空虚で軽薄で無内容な妄想を掲げて軍国主義復活に全力で突っ走ります。
彼には小馬鹿にされた自分の人生を「偉大な宰相」という賛辞で飾りたいという低俗な欲望がありありと見えます。
だから国家予算二年分もの国民資産を外国に垂れ流して海外からの賛辞を期待したのでしょうが、結果は真逆になり、日本を代表するファッシスト、放射能被害を隠蔽する嘘つきとして世界に知られるようになりました。
◆ 放射能被曝による障害は、長い時間をかけて発症し、人々を苦しめ続けます。
被曝から五年目に障害が爆発し、それから半世紀でもすまないほどの時間、人間に地獄のような苦しみを与え、次々に子供たちの命を奪ってゆきます。
それどころか、恐ろしい遺伝障害を引き起こして数十世代後の人々まで健全な遺伝子を壊し続けるのです。
この真実が知れ渡れば、というより思い知らされることにより、原発が人類に利用されることも二度とないでしょう。
これから我々が向き合うべき課題は、このような愚かな自滅的破壊を行った人々の心の問題を解明することではないでしょうか?
*
★ 同感です。
とくに「これから我々が向き合うべき課題は、このような愚かな自滅的破壊を行った人々の心の問題を解明することではないでしょうか?」――というアマさんの指摘に、わたしとしても、己を顧みながら、深く、同意!
*
〔★は大沼〕 ◎ 講演全文は ⇒ http://tokaiama.minim.ne.jp/sapporo.htm
Posted by 大沼安史 at 09:29 午前 | Permalink
2015-07-13
〔アベ政治を許さない!〕◆ 安倍政権下、安保法制=「わたしたちは、完全に間違った方法に進んでいる」/ 戦後70年談話=「戦争での侵略は過ちであったことを明確に認め、深い後悔を表明しなければならない」 / 辺野古=「相手の攻撃目標をつくっているようなものだ」 ―― で宮﨑駿監督が外国プレスを通じ、「アベノ軍拡」批判を国際社会に発信! ★ 安倍政権は全世界のアニメ・ファンを敵に回した!
〔★は大沼〕◎ ブルームバーグ : Japan’s ‘Walt Disney’ Decries Abe’s Plan to Expand Military Role (日本の‘ウォルト・デズニー’がアベノ軍拡を非難)
(13日付け)⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-07-13/japan-s-walt-disney-decries-abe-s-plan-to-expand-military-role
・ Hayao Miyazaki, the Oscar-winning creator of many of Japan’s best-loved animated films, on Monday denounced Prime Minister Shinzo Abe’s plan to expand the role of the military and urged him to make a clear apology for World War II.
・ “I think we are going in completely the wrong direction,” Miyazaki told reporters in a wood-paneled room at his studio complex in western Tokyo. “It’s impossible to stop the expansion of China through military force. We have to find another way and I think that’s the purpose of having a pacifist constitution.”
・ Miyazaki urged Abe to make a clear apology to China in a statement to be issued next month to mark the 70th anniversary of the war’s end.
“It must make clear that the war of aggression was a mistake and our deep regret that it caused great damage to the people of China,” Miyazaki said. “There are many people who want to forget that, but it must not be forgotten.”
・ “I am against the construction of a base on reclaimed land at Henoko,” he said. “It’s like building a target.”
◎ 日本語版 ⇒ http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NREPKP6K50XV01.html
Posted by 大沼安史 at 06:29 午後 | Permalink
〔フクイチ・核惨事 放射能汚染〕★ 水俣の地獄を見た「苦界浄土」の石牟礼道子さんにとって、2011年のその日(3・11)は、彼女の84歳の誕生日だった。作家の石牟礼道子さんは俳人でもある。/ 原発事故後、こんな句を詠んだ / 毒死列島身悶えしつつ野辺の花 /
★ そして水俣のすぐ南、薩摩川内での「川内原発」の再稼働!
88歳を迎えた石牟礼道子さんはいま、どんな気持ちでいらっしゃるのだろう?
◎ 石牟礼道子全句集「泣きなが原」(藤原書店)に収録。 ( ⇒ こちら )
*
〔★は大沼〕◎ ブログ「薔薇、または陽だまりの猫」(2011年10月8日付け)
⇒ http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/e39a579aa630ae15f9014207d5749b14
★ 上記ブログに、前日付けの毎日新聞のインタビューが記録されている。
*
・ 3月11日--実は、84回目の誕生日だった。「これまでは意識したことがなかったんですが、忘れられない日になってしまいました」
その日午後、医院の看護師たちがお祝いに来てくれて、誕生日と気付いた。テレビを何気なくつけると、真っ黒い津波が家々を押し流す映像に目を奪われた。「大津波、放射能……経験のない事態だから研究の蓄積が少ない。これからも未知の出来事がどんどん出てくるに違いありません」
だが、石牟礼さんは希望を捨てない。ノートに書いた句にある「野辺の花」。それは震災にも負けず被災地に咲いた花。希望の象徴だ。
「東北の方たちの、ずっしりとした存在感。これ以上、何があっても動かないぞという無言の表情に、力強さを感じます。私も何か書かねばなりませんね」
Posted by 大沼安史 at 01:25 午後 | Permalink
〔フクイチ・グローバル核惨事 衝撃ドミノ〕◆ 三菱重工業とアレバが黒海沿岸に建設を予定している「シノップ原発」――「見直しもありうる」 / 6月のトルコ総選挙で過半数割れの敗北を喫した与党AKP(公正発展党)が連立の可能性を探る、野党第1党、「共和人民党」(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が言明
★ トルコも地震国。フクイチ級の核惨事が起きれば、「シノップ原発」は黒海を、ロシアが建設する「アユック原発」は地中海を死の海にしてしまう!
★ 写真は、ことし4月25日にシノップで行われた原発反対4万人デモ
(鮮明な写真は以下のブログ(「徒然の弐」)記事リンクをクリック
⇒ http://mutekaturyu.blog.fc2.com/blog-entry-1016.html )
*
Posted by 大沼安史 at 12:58 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能地獄〕◆ <東京江戸川放射線> 何年続けても凍らない、凍土遮水壁 既に年度内完成あきらめる (7/5 福島民報) / この2ヵ月間お平均地中温度、18観測地点中12地点、3分の2で氷点下にならず! ★ 安倍政権が国民の血税320億円を投じ、「汚染水問題の抜本的対策」とのうたい文句で強行した「アイスウォール」が、腰砕け。国際社会に「アンダーコントロール」と言い切った責任は、どうとるのだろう?
◆ 東電は4月末から凍土遮水壁(全体で凍結管1551本)のうち約4%に当たる部分(58本)で試験凍結を実施
試験凍結は数週間で完了する計画だったが、「終了時期の見通しは立たない」。
◆ 遮水壁は国費320億円を投じ、政府が「汚染水問題の抜本的対策」に位置付けている。汚染水を減らす工程を示した政府の中長期ロードマップでは、今年度内に全体の凍結を完了、28年度内には1日約300トンの汚染水発生量が3分の1に減少すると見込んでいる。
*
〔★は大沼〕◎ <東京江戸川放射線>
⇒ http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-5301.html
*
◎ 福島民報 : 凍土遮水壁 年度内完了困難に
⇒ http://www.minpo.jp/news/detail/2015070523873
・ 東京電力福島第一原発の汚染水対策の柱となる凍土(陸側)遮水壁は、目標とする今年度末の本格凍結の完了が困難な状況となった。4月末に始めた試験凍結で、地中の温度を十分に低下できない技術的な問題が生じ、工程に遅れが生じている。さらに、原子力規制委員会が遮水壁運用の条件とする建屋周辺の井戸「サブドレン」からの取水などのめどが立っていない。本格凍結の遅れは今後の汚染水対策全体に影響を与える可能性がある。
Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ 2012年に北海道で水揚げされらマダラから放射性セシウム 魚価下落 東電が今年3月、道漁連、道内45漁協に約15億円、賠償金を支払い / スケトウダラ、コウナゴでも東電、2年前、道漁連・漁協に約12億円、支払い
★ 北海道の魚も、フクイチ放射能に汚染されていた!
そしてそれを消費者は知らずにいた?!
〔★は大沼〕◎ 北海道新聞(どうしんウェヴ): 東電が道漁連などに15億円賠償 12年のセシウム検出で
(9日付け)⇒ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0154706.html
◎ 阿修羅 : 北海道の魚も放射能汚染、東電、道内の漁連や漁協に15億円賠償(7/9 北海道新聞)
⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/396.html
Posted by 大沼安史 at 09:30 午前 | Permalink
| トラックバック (0)
〔六ヶ所村・使用済み核燃料再処理工場〕◆ 日本原燃、臨界が発生する恐れの設備を、これまでの3から23へ――しかし、(例によって)「地震など外部事象による臨界事故や、複数の臨界の同時発生の可能性」は否定…………だと。
★ ことし1月までは、溶解槽など3設備でしか、臨界の可能性はないとしていたのが、一気に23設備へ。
六ヶ所村はこれだけで、核爆弾を、23発も、抱え込んでいることになる。
しかも、地震などの「外部事象」については「想定外」で済ませている、ご都合主義。
*
Posted by 大沼安史 at 09:04 午前 | Permalink
2015-07-12
〔フクイチ核惨事 放射能地獄〕◆ 山本太郎・参院議員が8日の参院復興原子力特別委で、東電社長、原子力規制庁を追及 ◎ 2011・3・15の東電テレビ会議 「録画、メモ、とにかく3月15日の記録を出してください」 ◎ 1・2号機排気塔・倒壊の危機 「何を監視しているんですか。規制庁……監視できていないじゃないですか。1月のものを見てどうするんですか。1月のものを6月に確認しましたって。倒れるか倒れないか分からないって……東電。これ倒れたら終わりですよ。一号機に突っ込んだらどうなります、二号機に」
この国の政府、そして事故当事者である東電経営陣の劣化は、あまりにも激しい。
あの、倒壊が秒読み状態にあり、下手した、「フクイチ放棄」につながりかねない、あの「1・2号機排気塔」のように!
3・15の東電テレビ会議も隠ぺいしたまま、頬かむり。
国民は、しかし、忘れてはいない!
〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/4855
◆ この件に関しましては、準備ができ次第順次公開していきますというような話が当初にあったんですよ、これ。東電会見でも何回もそのことをやり取りされているんです。東電と一般のジャーナリストの方々という間にそういうような話があったんですよ。それが最初の東電の方針だった。でも、いつの間にか、また声がありましたらとか社会的要請があればという話に変わっているんですよね。
4月12日からのまだ公開されていない部分の公開、していただきたいんですよ。約束きっちりと果たしてください。国民の血税が東電のために使われていることを忘れないでいただきたいんです。情報公開をしていただきたいという話なんですね。
何より、2011年3月15日の録画、これ、一番大事なんですよ。すっぽり抜け落ちているんです。これ何とかしてもらえませんか。3月15日、この日だけない。3月14日の二十四時六分まではある、そこからすっぽりなくて、3月16日の3時18分からまた録画がある、でも、その間は全くないんだって。
3月15日って何の日、吉田調書の重要な部分がある日ですよね。撤退問題のあった日、この日だけすっぽりない。おかしいな、この日だけたまたま録画ができていませんでしたなんて言い訳、通るわけがないと思うんです。何か不都合な記録になっているんでしょうか。東電本店、福一、福二、オフサイトセンター、柏崎の各所をつないだ会議の動画、3月15日の分だけどこも録画が残っておりませんなんていうことは子供でもつかないうそだと思うんです。
百歩譲ったとしても、誰かがメモは取っているし、取れているはずなんですよね。だって、朝日新聞の件だって柏崎からのメモがどうだこうだって話がありましたものね。録画、メモ、とにかく3月15日の記録を出してください。
この記録の公開、委員会でのお取り計らい、委員長、よろしくお願いいたしたいんですけれども。
*
◆ 根元、超高線量という話しましたけれども、線源、表面付近、これ25シーベルトなんですって。25シーベルト、ミリじゃないです。線源二の表面付近というのが15シーベルト。7シーベルトで人間死亡というレベルというふうに聞きますよね。これ、とんでもない数値がそこにあると。近づけないんですよ、人が。これ、問題ないんですかね。
お聞きします。本当にこの排気筒、倒れませんかね。もし倒れたとしたら何が起こりますか。簡潔にお願いします。
おかしいじゃないですか。何を監視しているんですか。規制庁、監視しているんでしょう。監視できていないじゃないですか。1月のものを見てどうするんですか。1月のものを6月に確認しましたって。倒れるか倒れないか分からないって。しかも、とんでもないお手盛り評価までしているんですよ、東電。これ倒れたら終わりですよ。一号機にそれ突っ込んだらどうなります、二号機に。むちゃくちゃな話ですよ。いいかげんにしてください。
この写真、直近の写真、公開を求めます。それだけじゃなく、排気筒上部の1月の測定値、これは問題がないといってその数値さえも公開されなかった。
直近の写真、公開を求めます。それだけじゃなく、排気筒上部の1月の測定値、これは問題がないといってその数値さえも公開されなかった。
写真の公開と、そのときの測定値の公開を委員会でお取り計らいいただけませんか。委員長、よろしくお願いいたします。
Posted by 大沼安史 at 11:41 午前 | Permalink
〔川内原発 再稼働許すまじ〕◆ 1号機は運転開始(1984年7月4日)から、すでに「30年以上」が経過した(2号機も1985年11月28日運転開始から、間もなく30年になる)。ところで、原子力規正法で30年を経過した原子炉は原子力規制委員会の認可を得なくてはならないと規定されている。認可のないまま川内原発を再稼働するのは、法を無視することではないか? ―― 菅直人元首相(衆院委員)が質問趣意書を提出! ★ 政府・九電の「違法行為」が明るみに引き出された!
★ 「無認可再稼働」 ――政府・電力会社の「無法ぶり」が発覚した。
これはもう言い逃れは効かない。
気づかれないことをいいことに、再稼働してしまおうという魂胆だったようだ。
この17日に、安倍総理名で答弁書が届く予定。答弁書に注目!
*
〔★は大沼〕◎ BLOGOS : 川内原発 原子力規制委の認可なくで再稼動できるのか
⇒ http://blogos.com/article/121765/
*
◆ 川内原発の高経年化対策に関する質問趣意書
川内原発一号機は運転開始から三十年以上経過している。原子炉等規制法は、原子炉設置者に対し運転開始から三十年を経過するまでに高経年化技術評価を行い、長期保守管理方針を策定し、原子力規制委員会の認可を受けなくてはならないとしている。以下川内原発について具体的に質問する。
1.川内原発一号機について高経年化技術評価に基づく長期保守管理方針の申請は原子炉設置者からいつ提出されたか。
2.前記申請を受けて原子力規制委員会は保安規定変更の審査を継続中であり、まだ認可していないと聞いているがいつ結論が出るのか、見通しを聞きたい。
3.一部に、原子力規制委員会による前記保安規定変更認可の審査が終わる前に川内原発が再稼働されることがありうるという報道がある。もしこうしたことが認められれば、高経年化対策に関する原子力規制委員会のチェックが行われないまま三十年を超える原発稼働を認めることになり、法の趣旨に反する。原子力規制委員会による認可がないまま川内原発が再稼働されることがありうるのかどうか明確にされたい。
Posted by 大沼安史 at 11:14 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 「どの程度の津波が来るかは予測できた。有効な対策は可能だった」と、震災前の国や東電の対応を批判 ―― 原子力規制委員会の前委員長代理の島崎邦彦東大名誉教授が、千葉の原発避難者訴訟(10日、千葉地裁)の法廷で、原告側証人として立ち、証言!
◆ 規制委委員を務めた専門家が原発事故に関する訴訟で証言するのは異例。厳しい指摘は、国や東電の対応に影響を与えそうだ。
島崎氏は02年、揺れの割に大きな津波を伴う津波地震が、太平洋側の東北沖で「30年以内に20%程度の確率で発生」との評価をまとめた。
◎ 東京新聞(共同): 「津波予測できた」と証言 千葉の原発避難者訴訟
(10日つけ)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015071001001859.html
Posted by 大沼安史 at 10:52 午前 | Permalink
2015-07-11
〔地球暑熱化 暴走カウントダウン〕◆ 温暖化ガスの排出 2050年までに現行水準より40~70%削減 今世紀末までにゼロ化しなければ、歯止め、かけられず ! パリで10日まで4日間にわたって開かれた世界の科学者による「気候変動下の共通の未来(Our Common Future Under Climate Change)」国際会議が、声明を発表!――「気温上昇を2度C以下に抑えられる機会の窓は閉じられようとしている」と警告!
★ 2050年という目標は、フクイチの廃炉「工程」の(根拠なき)ゴール時期に重なる。
地球暑熱化にブレーキをかけることに失敗すれば、海面上昇による高潮、スーパー台風の直撃などで、フクイチその他、再稼働原発はさらなる危機に直面することは必至――目に見えている。
安倍政権はそのためにも、自然エネルギー開発に全力を注いでいかねばならない。
原発再稼働でお茶を濁している場合ではない。
*
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ International Scientists Issue Call for Climate Action Now: 'Commit to Our Common Future'
⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/07/10/international-scientists-issue-call-climate-action-now-commit-our-common-future
◎ 同会議HP ⇒ http://www.commonfuture-paris2015.org/
◎ 声明(英語版)⇒ http://www.commonfuture-paris2015.org/?IdNode=59191&Lang=FR&KM_Session=232c9d8c4e52624ddee71aa09acf13b4
・ Cost-effective mitigation pathways to limit warming to 2°C require reducing emissions of greenhouse gases by 40–70% below current levels by 2050.
・ To limit warming to 2°C, emissions must be zero or even negative by the end of the 21st century.
Smart policies to manage and reduce the risks of climate change must be fair, embracing the importance of history, capabilities, equitable financing, and the richness of human experience. 2015 is a critical year for progress. The window for economically feasible solutions with a reasonable prospect of holding warming to 2°C or less is rapidly closing.
Posted by 大沼安史 at 06:47 午後 | Permalink
〔強い風が吹くと、国の電気必要量を40%も上回る発電を風力だけでできるデンマルク国の話〕◆ 内村鑑三もびっくり! デンマークに学ぶべきは酪農と教育だけではない! 風力発電で生まれた余剰の8割はドイツとノルウェーへ、残り20%はスウェーデンへ / ★ 風は、鹿児島の川内でも吹いているはずなのに! それにしても、安倍政権の構想力・政策力は、なぜ永遠にゼロなのか?
★ 9日の朝、風力発電だけで、電力需要の140%を発電。
夕方までには風が弱まり下がったが、それでも116%を記録。
日本にもグルンドビーのような、ほんものの政治家が必要だ。
愚劣な者どもよ、官邸から去れ!
*
〔★は大沼〕 ◎ 英紙インディペンデント Denmark produces 140 per cent of its electricity needs through wind power
(11日付け) ⇒ http://www.independent.co.uk/environment/denmark-produces-140-per-cent-of-its-electricity-needs-through-wind-power-10381648.html
Posted by 大沼安史 at 06:27 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕★ 「シールズ」の若者たちが立ち上がる! 国会前で10日、大規模な安保法正反対デモ! 1万5000人が参加 / 「東京大学の構内や横浜などでも安保法制に対する抗議運動がありました。全国各地で安保法制の反対運動が行われており、その規模は日々増加しています」
◎ 「真実を探す」ブログ
⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7170.html
*
◎ 毎日新聞 : 安保関連法案:シールズの国会前集会に1万5000人以上
⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150711k0000m040132000c.html
・ 学生らは毎週金曜日の午後7時半から抗議集会をしているが、強行採決が予想されることから15日の午後6時半からの国会前での集会を急きょ計画している。
◎ 朝日新聞 : 大学4年生「民主主義の国で何も言おうとしないのは嫌」
⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH7B5F9SH7BPTIL01L.html
・ たな安全保障法制の関連法案をめぐる衆院での審議が大詰めを迎えるなか、戦争を知る世代だけではなく、若者たちも危機感を募らせ始めた。一過性の動きにはしたくない――。SNSでつながり、シンポジウムや集会を通じて声を上げ続けようとしている。
Posted by 大沼安史 at 12:01 午後 | Permalink
〔アベ政治を許さない!〕◆ ロイター通信がスクープ報道! 安倍政権、NATOの艦船搭載型の新型「シースパロー(ウミツバメ)」ミサイル開発プロジェクトへの参加を検討 費用も負担 / 5月にオランダのハーグで開かれたNATOの開発協議に、海上自衛隊の武官を派遣――日本の海上自衛隊筋および米軍筋が明らかに 安倍首相のよりマッチョな「安全保障」アジェンダとマッチ!
◆ 写真は、現在、配備されている(旧型)「シースパロー」ミサイル
★ ロイター通信によると、旧式の「シースパロー」ミサイルは、NATOと米製造メーカー(レイセロンとGE)との合意の下、日本の三菱電機が海上自衛隊向けに「組み立て」を行なっている。
これをこんどは、製造そのものに直接参加しようというのが、安倍政権の個人的な意向でもあるらしい。
そこには、もちろん、ワシントン(米軍部)の意向も働いている。
安倍政権に「メイド・インUSAの兵器開発」に参加させ、アジアで開発兵器の国際的な配備を進め、それをテコにアジア版NATOを結成する思惑もあるようだ。
福祉切り捨て、財政難の日本を、アベノ軍国主義は、ますます滅亡の瀬戸際へと追いやっている。
〔★は大沼〕◎ ロイター Exclusive: Japan interested in joining NATO missile consortium
(9日)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/07/09/us-japan-nato-missile-exclusive-idUSKCN0PJ2RV20150709
・ Japan is interested in joining a NATO missile building consortium that would give Tokyo its first taste of a multinational defense project, a move the U.S. Navy is encouraging because it could pave the way for Japan to lead similar partnerships in Asia, sources said.
・ Two Japanese sources familiar with the initiative said discussions in Tokyo were at an early stage, although joining the consortium would dovetail with Prime Minister Shinzo Abe's more muscular security agenda, which included the lifting last year of a decades-old ban on arms exports.
・ Having Japan on board would spread the project's costs, but Washington also sees a role for Japan in leading multinational military industrial partnerships in Asia at a time when China's military modernization and assertiveness is alarming many countries in the region, said the U.S. source.
・ Japan's navy already uses the SeaSparrow missile, which is assembled locally by Mitsubishi Electric under a co-production agreement with NATO and the U.S. manufacturers.
Posted by 大沼安史 at 11:49 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能地獄〕◆ 英国の原子炉廃炉企業、セラフィールド社の廃炉チームが応援でフクイチ現場入り / チームを率いたポール・フォスター氏は言った。「フクシマは一目見て、決して忘れらないものになった。ニュース報道と、現場で目の当りにしたものとでは、大違い」――★ 「セラフィールド」の元の名は、「ウィンズケール」。1957年に世界初の原子炉重大事故を起こした、「英国のフクシマ」である! その廃炉チームに、「決して忘れられない」印象を残したフクイチ!
★ 英国・セラフィールドのチームは、フクイチで、永遠に続く「悪夢」を見たのではないか!
★ セラフィールズ社のポール・フォスター氏は、同社の業務執行役員。現場の一線指揮官である。
その人が、フクイチの現場を見て、a humbling experience と語った。
セラフィードが「事故」の現場なら、フクシチは「大惨事」の現場だった――それと比べたら、自分たちの任務など、まだ楽なものだ…………そんなニュアンスのこもった、へりくだった感想だった。
フォスター氏らの廃炉チームは、その専門家の立場から、フクイチの何に「一生、忘れらない印象」を持ったのだろう?
*
〔★は大沼〕◎ 英紙「カンブリア・クラック」: Sellafield skills help clean-up Fukushima
(7日付け)⇒ http://www.cumbriacrack.com/2015/07/10/sellafield-skills-help-clean-up-fukushima/
・ Members of the leadership team, including the recently appointed Managing Director, Paul Foster, also toured the plant to see the progress being made and provide a more long-term, strategic insight into decommissioning programme.
“My first impression of Fukushima was something I will never forget”, said Mr Foster.
“We’ve probably all seen the news footage of the reactor buildings which were severely damaged by the explosions, but to actually be there and see it first hand was a humbling experience.”
*
◎ セラフィールド社 ウィキ ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)
Posted by 大沼安史 at 11:19 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能食品汚染〕◆ 台湾当局 禁輸の日本食品を不正輸入した24社に罰金計6000万円 / 食品安全衛生管理法違反 ★ 産地偽表示の日本食品は、なんと381品目。日本国内でも出回っているのではないか? 日本の司法当局も徹底捜査に乗り出すべきだ!
◆ 写真は桃園市衛生局提供
鮮明な写真は下記の記事リンクをクリック!
*
〔★は大沼〕◎ 禁輸の日本食品を不正輸入した24社に罰金計6000万円/台湾
(9日付け)⇒ http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201507090002.aspx
・ 台北 9日 中央社)台湾が禁輸している福島などの5県で生産、製造された食品が不正に輸入、販売されていた問題で、衛生福利部(衛生省)食品薬物管理署は8日、食品安全衛生管理法に違反したとして業者24社に罰金および罰則を科す方針を発表した。今後違反商品の輸入許可通知を取り下げる。罰金総額は計1539万台湾元(約6000万円)に上るとみられている。
不正輸入された商品は381品目。同署は今年3月の問題発覚以降、全国22県市の衛生局を通じて市場に流通している食品の調査を行ってきた。各社に対する罰金額は3万元(約12万円)以上300万元(約1170万円)以下。
Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 | Permalink
〔もっともっと、放射能で輝く国へ?〕◆ 原子力規制委 「原子力緊急事態(15条事態)」下などでの作業員被曝限度を一気に2・5倍、現行の100から250ミリシーベルトへ引き上げる規則改正案を了承 今月中にも放射線審議会に諮る ★ 「フクイチ核惨事」並みの亡国「事態」の再発を想定したものというより、こんごのフクイチの現場で「重被曝労働」を「合法化」するための措置ではないか!
〔★は大沼〕◎ 電気新聞 : 緊急時作業の線量限度、250mSvに引き上げ-規制委 / ★ 原子力災害対策特別措置法10条、15条事象に対応
(9日付け)⇒ http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20150709_01.html
・ ◆規制委が規則改正案了承
原子力規制委員会は8日、原子力施設で重大事故が発生した場合に、緊急対応に当たる作業員の被ばく線量限度を現行の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げることなどを盛り込んだ原子炉等規制法(炉規法)の関係規則の改正案を了承した。
5月下旬から30日間かけて実施したパブリックコメント(意見募集)には計161件が寄せられた。一部を規則・告示類に反映させ、7月中にも放射線審議会に諮る。
敷地境界や管理区域外に放射性物質の漏えいが確認されたり、その蓋然(がいぜん)性が高いと判断された場合、自動的に線量限度を引き上げることを炉規法の関係規則に定める。
東京電力福島第一原子力発電所事故では、線量限度が暫定的に250ミリシーベルトに引き上げられた経緯を踏まえ、あらかじめ制度化しておく狙いがある。実際に作業に当たる放射線業務従事者には、事前に意思確認を行うとともに、教育訓練を施す必要がある。その上で、原子力災害対策特別措置法10条、15条事象が発生した場合には、事業者の判断によって引き上げが決まる。
◎ 参考 ウィキ 原子力災害対策特別措置法
⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%81%BD%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%8E%AA%E7%BD%AE%E6%B3%95
・ 福島第一原子力発電所事故 (2011年)
10条通報 - 3月11日15時42分発生。全電源喪失。
15条報告 - 3月11日16時36分発生。注水不能。政府への報告は16時45分。
Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 | Permalink
〔川内原発の「使用済み核燃プール」が危ない!〕◆ プール棟の使用済み核燃 プール損壊の事態を想定し、「再稼働前に<乾式貯蔵>に移すべきだ」 米国「憂慮する科学者同盟」のエドウィン・ライマン博士が、9日、東京で記者会見し、警告! / 他の再稼働原発も同じ ★ 再稼働に暴走する安倍政権に対し、米国のトップ科学者が異例の警告!
〔★は大沼〕◎ 共同通信 : 再稼働前に乾式貯蔵を 米科学者がプール燃料懸念
(9日付け)⇒ http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015070901001456.html
・ 九州電力川内原発(鹿児島県)などを再稼働する前に、不測の事態に備えるため、原子炉建屋の使用済み核燃料プールの燃料を可能な限り、乾式貯蔵施設に移すべきだと訴えた。
・ 東京電力福島第1原発事故の際、建屋が爆発した4号機でプールの冷却水が失われる危険があり、露出した燃料から大量の放射性物質が外部に放出される懸念が高まった。
事故の教訓を生かすため、ライマン氏は再稼働する前に、地震やテロ攻撃でプールが破損し冷却が止まる事態に備える必要があると強調した。
*
★ 川内原発の使用済み核燃プールは原子炉建屋に隣接してある。
原子力規制委員会は、この「安全確保対策」について、
① 使用済燃料を保管する使用済燃料プールの安全性については、新たに定められた基準地震動に耐えることを含め、新規制基準に適合することを確認しています。
② 新規制基準では、福島第一原発事故の教訓を踏まえ、使用済燃料プールの水位が異常に低下してしまうといった事故の際にも、冷やす機能や放射線を遮る機能を保つことを要求しています。具体的には、このような事故に備えて、使用済燃料プールの補給用水ポンプ及びポンプを動かす発電機等を新たに設置し、通常の手段が失われても、これらの機能を維持できることを確認しています。
――として、問題がないとしている。( ⇒ こちら p12~13参照)
これに対して、①の耐震性の問題については、地震学者の石橋克彦・神戸大学名誉教授が、規制委の審査には「耐震偽装」ともいえる重大な問題が含まれている(「耐震設計の基準とする揺れ=「基準地震動」を策定する手続きが規則で決められているのに、それを飛ばしているのです」)と厳しく指摘するなど、「はじめに再稼働ありき」の強引な手法に批判が集まっている。
今回のライマン博士の批判は、こうした批判が、日本国内にとどまらず、国際社会でも共有されていることを明らかにしたもの。
とくにライマン博士の――指摘は、「地震やテロ攻撃でプールが破損し冷却が止まる事態」を想定した警告は、上記の原子力規制委の「安全確保対策」②の不十分さを浮き彫りにするものだ。
原子力規制委は、「ポンプやポンプ電源を新設したから冷却機能を維持できる」と言っているのに対し、ライマン博士は、「プール」そのものが損壊する(フクイチじ実証された)現実的な可能性を指摘しているのだ。
「プール」の核燃をなるべく「乾式」へ移行し、欧州なみに、たとえば航空機の墜落にも耐えられるよう「プール」の防護を強化するからでないと、再稼働は容認できない――これは、フクイチ核惨事が、わたしたちに教えてくれた、日本のサバイバル、人類の生存にもかかわる重大な教訓のひとつである。
*
◎ 関連 : <東京新聞> 川内原発、7日午後に核燃料装填 検証不十分 最終段階に ★ こんなデタラメを許してはならない!
(7日夕刊) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015070702000273.html?ref=rank
・ 川内原発は、桜島を中心とした姶良(あいら)カルデラをはじめ、数多くの火山に囲まれている。九電は何十年も前に巨大噴火の予兆をつかむことができるため対応は可能だとし、原子力規制委員会もその主張を妥当と判断している。
しかし、五月に同県の口永良部島(くちのえらぶじま)新岳の噴火が示したように、ただでさえ噴火予知は非常に難しい。巨大噴火の場合は、現代の科学による観測データがなく、どんな過程を経て噴火に至るかよく分かっていない。火山の専門家からはさらに難しいとの指摘が相次いでいる。
使った核燃料は自らが高熱を発するため、二年間はプールの水で冷やしてからでないと外部に運べない。にもかかわらず九電は、核燃料をどこにどう緊急搬出するか、いまだ十分に検討していない。
鹿児島県や薩摩川内市は既に再稼働に同意したが、屋久島や種子島などで九電に説明を求める動きが広がっている。だが、九電は公の場で反対意見が出るのを避けるため、説明会を開こうとしない。
避難計画は、国際原子力機関(IAEA)が定める国際基準の中で、五つ目の最後のとりでとなる。鹿児島県や周辺自治体の計画はできたが、避難住民の受け入れ態勢の協議などはほとんどされていない。計画に実効性があるのか、規制委も含めどこも検証しない。
Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | Permalink
2015-07-10
〔世界は夜明けを待っている!〕◆ フランシスコ・ローマ法王が9日、ボリビア・サンタクルズでの説教で、グローバル資本主義の「歯止めなきマネー漁り」を、「悪魔の糞(the dung of the devil)」と非難 / 「恐れてはならない。われわれは変革を、ほんとうの変革を、構造改革を望んでいるのだ」 「いまのシステムはもはや耐えられない。アッシジの聖フランシスコのいう、わたしたちのシスター、<母なる地球>も、もう我慢できないと言っている」
★ フランシスコ法王はまた、「神の名」の下での、南米先住民の虐殺について、カトリック教会を代表して正式に謝罪した!
「罪はあった。罪はあふれるほどあった」――と。
*
アルゼンチンの鉄道員の息子――史上初の南米出身のフランシスコ法王は、まさに「革命的な法王」だ。
フランシスコ法王は「解放の神学の法王」といえる。
法王の説教の前座に立ったモラレス大統領は、ボリビアでつかまり、処刑された英雄、ゲバラのTシャツを着て演説した。
*
フランスコ法王は説教後、ボリビアの鉱山労働者から、黄色のヘルメットを寄贈された。
労働ヘルメットを戴冠した、新ローマ法王!
世直しは、こんなところからも、(いつの間にか)始まった!
*
〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : Unbridled capitalism is the 'dung of the devil', says Pope Francis
⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/jul/10/poor-must-change-new-colonialism-of-economic-order-says-pope-francis
・ Quoting a fourth century bishop, he called the unfettered pursuit of money “the dung of the devil”, and said poor countries should not be reduced to being providers of raw material and cheap labour for developed countries.
・ “Let us not be afraid to say it: we want change, real change, structural change,” the pope said, decrying a system that “has imposed the mentality of profit at any price, with no concern for social exclusion or the destruction of nature”.
・ This system is by now intolerable: farm workers find it intolerable, labourers find it intolerable, communities find it intolerable, peoples find it intolerable. The earth itself – our sister, Mother Earth, as Saint Francis would say – also finds it intolerable,” he said in an hour-long speech that was interrupted by applause and cheering dozens of times.
・ “The new colonialism takes on different faces. At times it appears as the anonymous influence of mammon: corporations, loan agencies, certain ‘free trade’ treaties, and the imposition of measures of ‘austerity’ which always tighten the belt of workers and the poor,” he said.
・ In one of the sections on colonialism, he said: “I say this to you with regret: many grave sins were committed against the native peoples of America in the name of God.”
He added: “I humbly ask forgiveness, not only for the offences of the church herself, but also for crimes committed against the native peoples during the so-called conquest of America.
“There was sin and an abundant amount of it.”
The audience gave Francis a standing ovation when he put on a yellow miner’s hat that was given to him at the end of his speech.
Posted by 大沼安史 at 07:41 午後 | Permalink
〔田中宇さんの国際ニュース解説〕◆ 中国株暴落の意味
◆ 中国を仮想敵と定め(観光業や小売業が中国人観光客の増加で破綻をまぬかれているのに)嫌中プロパガンダがあふれる日本では「中国はもうダメだ」「ざまあみろ」という感じの論調が席巻している。たしかに、株価の3割暴落は衝撃的だ。しかし歴史をふりかえると、中国は、以前にもっとすごい株式のバブル膨張と崩壊を経験したのに、実体経済の成長が止まっていない。
◆ 前回の株バブルの時、中国の経済成長は年率9%以上だった。今回、成長率は7%前後に落ちている。中国経済はそれだけ蘇生力が低下したことになるが、実質ゼロ成長の米日経済よりはましだ。米日でなく中国のバブルが崩壊するのは、経済原則に基づくものでなく、国際政治的な策略として考えるべき動きだ。しかしその一方で、中国の株バブル崩壊は、国際政治における中国の台頭を阻害するものでないのも事実だ。中国は、前回の株バブル崩壊後(つまりリーマン危機後)に、国際政治における影響力の拡大を加速している。
今回のバブル崩壊が、前回のように1年続く場合、中国株は来年にかけてもっと下がることになるが、今年のAIIBやBRICS開発銀行などの設立を皮切りに、BRICSの経済面の主導役である中国は、来年にかけて国際影響力をさらに拡大することが確実だ。前回のバブル崩壊と同様、今回も、中国のバブル崩壊と国際台頭が同時並行で進むことになる。今後数年かけてBRICSが経済規模でG7を追い抜いていく流れは変わらない。
◆ 上海機構を主導する中露は、諸国間の敵対をやめさせようとしている。印パや、スンニ(サウジ)対シーア(イラン)など、諸国間の敵対を扇動して自国の覇権を維持してきた米英と対照的だ。対米従属に固執することで米国を「おかみ」とする官僚機構が隠然独裁を続けられる日本では、米英が「善」で中露が「悪」であるとするマスコミのプロパガンダが根強いが、そうした善悪観は歪曲された大間違いだ。日本人は、早くそれに気づいた方が良い。中露の肩を持つ私を中傷する前に、プロパガンダを軽信せず世界の流れをよく見ろと言いたい。
Posted by 大沼安史 at 12:07 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 爆発して程なく、「酸素ボンベを持って、鉛の服を着て、その上にベストを着て」――「もう、宇宙服みたいなのを着て行く人たちがいたんだ」/ 「だいたい2週間の作業で、1日に80万円から100万円ぐらい、2週間で1千万円以上。それを家族に渡して、自分はその仕事に飛び込んで行くと。その人なりの事情もあったんだろうね」/ フクイチ作業員が証言 / ◎ ルポライター、奥村岳志さんが、昨年1月、フクイチ爆発・メルトダン惨事も真相解明にもつながる、重要証言を得ていた!
◆ みんな、一切口外しないという念書を書かされているんだ。それが国なのか東電なのか、私ら、分からないよ。誰も、口をつぐんで詳しいことは言わないから。
◆ だから、みなさん、外で空論みたいなことを言っているけど、原子炉がメルトダウンして、どうしようもないときに、誰かがやらないと収まらなかった。そこに飛び込んで行った人たちがいたから、今の状態が保たれているんだよ。
そう思うと、この人らに、心の中で、こう毎日、手を合わせてるね。あなた方がいてやってくれたから、われわれは今の作業ができてるんですよって。
*
◎ 福島 フクシマ FUKUSHIMA : 誰かがやらなければ。で、誰がやるんだい? ――収束作業の現場からⅢ
(2014年1月23日)⇒ http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-90.html
*
★ 英BBCのドキュメンタリー(2007年10月8日放送)によると、1957年10月10日に起きた「ウィンズケール原子炉火災事故」では、被曝した消防隊の応援で、町の「映画館」にいた観客が「ボランティア」として駆り出され、燃料棒の処理をさせられた、という。
◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/bbc-police-grabbed-people-movie-theatre-made-reactor-deal-burning-fuel-rods-tv-men-picked-streets-forced-battle-nuclear-meltdown-video
◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Pfu4hQkKexw&feature=youtu.be&list=PLA0A54E363E0B0008&t=480
*
◆ BBC, ‘Windscale – Britain’s Biggest Nuclear Disaster’— Tom Tuohy, deputy manager at Windscale plutonium production plant (at 8:00 in):
“We were trying to push the burning fuel into the back of the reactor.” — But the heat had melted the cartridges, so they were stuck in the core… Radiation was so intense they could only work a few hours. They were running out of firefighters. — Neville Ramsden, Windscale health physicist: “The police from the [plutonium] factory had turned up looking for volunteers and they brought a bus. They decided the best way to get the volunteers was to go up to the cinema, and ‘volunteer’ the back 2 rows at the show to go… push the fuel rods out of the reactor.”
Posted by 大沼安史 at 11:53 午前 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 女性自衛官のブログ、慰安婦についての報告書を国連・人権委員会に提出したクマラスワミ氏と昼食をともにして「光栄」――を、自民党国防部会の複数の議員が「軽率だ」などと批判! ★ 自衛官の「言論の自由」を弾圧する「自由」民主党・国防部会! 「軽率」なのは、君たちの方ではないか!
女性自衛官のブログが自民党で問題視されている。
かつて慰安婦についての報告書を国連・人権委員会に提出したクマラスワミ氏と昼食をともにしたことを、現役の女性自衛官がブログで「光栄なこと」と書いていた。
クマラスワミ氏の報告書は事実と異なる内容を多く含む事などから、7日の自民党国防部会で、複数の議員が「軽率だ」などと批判した。
防衛省は「誤解を招いた点について反省する」などの記述をブログに加えるよう調整している。
Posted by 大沼安史 at 11:07 午前 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ ギリシャ危機の原因は社会保障でなく緊縮策の悪循環とドイツの2倍超に突出する軍事費=独仏からの武器購入 / 2000年から2014年まで毎年、ギリシャの軍事費はEU28カ国のトップです。なんとドイツの軍事費の2倍以上の税金をギリシャは注いでいるのです。★ アベノ軍国化は、日本を滅ぼす!
◆ ◎『しんぶん赤旗』2012年3月29日付 EU各国の責任論浮上/ギリシャへの武器大量輸出/「軍事費抑えれば財政危機なかった」
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が19日に発表した07~11年の武器取引量の報告書によると、ギリシャはドイツの武器輸出の13%を占め、最大の輸出先。フランスの場合も輸出の10%を占め、第2の輸出先となっています。
ギリシャの軍事費は過去20年間、国内総生産(GDP)比2%台から4%近く(世界銀行データなど)でした。他方、EU諸国の軍事費は平均して同比約1・7%。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのポール・ヘイドン氏は、英紙ガーディアン電子版(21日)で、軍事費についてギリシャとEU平均を比較し、「ギリシャの汚職、脱税、公的部門の大きさを非難することは簡単だが、軍事支出が早く抑制されていれば今の危機を体験しなくてすんだと考えざるをえない」と指摘しています。
*
〔★は大沼〕◎ 井上伸さん ⇒ http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20150706-00047298/
Posted by 大沼安史 at 10:56 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ 元キャリア官僚が社長をする東京のコンサル会社が、福島原発事故に伴う放射性木くずを、琵琶湖に流れる鴨川の河川敷に大量に不法投棄していた事件で、大津地裁は市民団体の訴えを認め、「検察に対して、事件に関係する木くずが運ばれた都道府県や市町村名を開示するよう命じる決定」を出した! ★ フクイチ被曝地の放射能汚染木くずによる、「国土再汚染」の実態が、明らかになる!
★ 「FRIDAY」の報道によると、処理樹木は9000トン(関係者)。裁判で検察側は、ほかに「九州・北関東」に搬出したとだけ言及、鴨川河川敷以外のの投棄場所、投棄量について明らかにしていなかった。
〔★は大沼〕◎ NHK 放射性物質含む木くずの搬出先開示命じる
(8日)⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150708/k10010143951000.html
・ 裁判のなかで検察が事件に関係する木くずが運ばれた都道府県や市町村名を明らかにせず「九州、北関東に搬出」などと指摘していたことについて、市民団体の男性は詳しい捜査資料を開示するよう求めていました。
これについて大津地方裁判所は「関心は比較的高いと思われ、日本各地に木くずを投棄したことは、裁判でも問題とされた。どこの自治体に投棄したか、閲覧を認める必要性は相当程度、高い」と指摘して、検察に対して木くずが運ばれた都道府県や市町村名を開示するよう命じる決定を出しました。
◎ 関連 滋賀県鴨川河川敷にセシウム木材を不法投棄した元郵政省官僚
⇒ http://bran7.net/archives/42449
Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 | Permalink
〔アベノ政治を許すな!〕◆ 「平和の党の看板、洗い直して」 公明離党し町議3選 / 愛知県武豊町議の本村強さん(62)は創価学会員だが、与党として安倍政権を支える公明党には属さない。「戦争ほど、残酷なものはない」。池田大作名誉会長の著書の言葉を肝に銘じる。★ 「公明党」は池田大作氏の教えに背く、逆賊ではないか! 池田大作氏の「電波」を「受信」できていないのではないか!
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル
⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH756D5GH75OIPE01B.html
・……無所属で臨んだ今春の町議選。「あなた個人の票は得票の2%」と学会関係者からは言われたが、3選された。得票は党公認だった前回の9割を超えた。
「集団的自衛権 断固反対」ののぼりを掲げた本村さんを陰で応援する学会員や、新たな支援者がいたからだと思う。古巣を恨まず、願う。「平和の党の看板を洗い直してほしい」
*
◎ <真実の創価学会史(年表)>サイト <会長本仏語録>
⇒ http://www.soka-news.jp/shinjitu/kaichohonbutu.html
・ 上記サイトには、以下のように、ある。
*
私には全部わかっている。又、本部から、いつも会えないから、電波を発信しているのだけれども、いくら発信しても受信機が壊れていては何もならない。
(池田大作『前進』S45.5)
Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | Permalink
2015-07-09
〔NSA(米国家安全保障局)がドイツのメルケル首相と側近らを盗聴〕◆ ウィキリークスが暴露 ドイツ政府の高官らの電話、125回線をターゲット! / メルケル首相のFAXさえも!
★ 日本の安倍政権も、首相本人を含め、主要なメンバーはすべて盗聴されているはずだ!
この問題は、技術的にも、国家安全保障上の意味でも、重大な問題点を含んでいるように思える。
技術的には、防諜対策の「保秘」電話の壁が突破されていることである。
官邸などの「保秘電話」はすべて筒抜けになっているとみなければならない。
*
たとえば、仮に安部首相が、「あのオバマのバカが、おれさまが集団安全保障なんてクソなことをいうのも、単独で軍事力を行使するための方便ってこと、気づきもしない。要はおれたち、アメリカを利用して、日本を戦争できる、まともな国にするってことさ」などと、お友達の百田尚樹氏に保秘電話で言ってたとしたら、全部筒抜けになっているということだ!
〔★は大沼〕 ◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/07/08/nsa-surrounded-merkel-web-surveillance-wikileaks
Posted by 大沼安史 at 06:13 午後 | Permalink
〔電磁波の脅威〕◆ リモートでパソコン情報などを盗み出す「電磁波サーベランス」、暗号名「TEMPEST(大嵐)」に注意!
★ スノーデンさんによって世界規模の盗聴活動が暴露された、米国最大の諜報機関、NSA(国家安全保障局)が名づけた、コードネーム「テンペスト」なる技術は、実は一昔もふた昔も前の、古い技術である。
漏洩電磁波、電気信号、音声、震動(たとえば窓ガラス)などで、情報を読み取るスパイ・テクノロジーだ。
ユーチューブに、むかしのNHKの紹介番組が残っていたので、いま、本ブログで紹介しているのだが、いま欧米の専門家が警告しているのは、電波発信して電力使用量をキャッチする「スマートメーター」の悪用問題である。
家庭・個人のプライバシーが丸裸にされるし、電磁波照射機器にもなり得るという警告である。
現在、世界的な問題となっているのは、こうした電磁波などを使った遠隔操作による情報の盗み出しからさらに進んだ、個人や集団を対象とした、遠隔操作によるマインドコントロールである。
SFの問題ではなく、いまや現実の問題である。
*
〔★は大沼〕◎ ユーチューブ : テンペスト 壁の向こうからパソコン画面を盗撮できる電磁波
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=TR4YQA3KNUc
◎ 参考 :遠くからパソコンをスパイできる『テンペスト』技術
(1999年10月28日、Wired) ⇒ http://wired.jp/1999/10/28/%e9%81%a0%e3%81%8f%e3%81%8b%e3%82%89%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%92%e3%82%b9%e3%83%91%e3%82%a4%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%80%8e%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%9a%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%8f/
◎ TEMPEST(英語ウィキ) ⇒ https://en.wikipedia.org/wiki/Tempest_(codename)
Posted by 大沼安史 at 06:12 午後 4.電磁波被曝問題 | Permalink
〔アベノ<自由・民主>党〕◆ 英紙フィナンシャル・タイムズが意味深報道 / 自民党国防部会、「防衛白書」に、中国の南沙列島埋め立ての「写真」をもっと載せるよう要求し、了承を見送り!
★ FTは、おかげで、「安倍首相の安保改革が後退に直面(Shinzo Abe faces setback on Japan security reform)」と報じている。
どうして「後退」になるのだろう?
南沙列島周辺での自衛隊の軍事行動が、今回の戦争法案のキモであることが、自民党国防族の口から、ポロリと出てしまった! ――ということなのか?
◎ FT ⇒ http://www.ft.com/cms/s/0/916ec02c-249e-11e5-9c4e-a775d2b173ca.html#axzz3fLoFoltI
・ The proposed changes are understood to centre on the strategic threat posed to Japan by China, with Liberal Democratic party MPs insisting the document include more images showing its neighbour’s island-building spree in disputed South China Sea waters — a project dubbed the “Great Wall of Sand” by US military leaders.
*
◎ 朝日新聞は、元「ヒゲの隊長」こと、佐藤正久参院議員らが「中国の東シナ海でのガス田開発をめぐる記述が少ない」などと指摘した、と報道!
◆ 自民国防部会、防衛白書の了承見送る 中国めぐる記述で
⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH775F8XH77UTFK00H.html
Posted by 大沼安史 at 10:26 午前 | Permalink
〔米西海岸 海洋異変〕◆ イルカが、ゾウアザラシが、アシカが、クジラが……海洋ほ乳類、シスコなどのビーチに打ち揚げ 相次ぐ / 「あまりにも多くの遺体。ほんとうに悲劇的だ」/ ★ ABCやFOXなど有力テレビが、映像つきで報道! 「フクイチ海洋プルーム」のせいではないだろうか?
Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 | Permalink
〔田中龍作さん BLOGOS〕◆ 「経済的徴兵制」 日本学生支援機構・委員がマッチポンプ / 非正規労働者の平均年収は168万円(国税庁による民間給与実態調査=2014年)。月収14万円である。家賃を払い食べて行くのさえ困難な収入だ。毎月1万4千円の返済は無理である。奨学金は返済できなくなると延滞金がつく。取り立てもある。奨学金で学校を出た非正規労働者は、借金地獄にはまり込むのである。
★ バイトと就活で勉学時間を奪われた、コネなきマジョリティーは、卒業証書という紙切れをもらったあと「奴隷派遣労働」で食いつなぐしかなく、「奨学金」という借金の山を背負い、月標準1万4000円も払い続けなけれならない(そして、アベノモミイのNHK受信料まで払わなければならない……)、このアベノむごい国!
〔★は大沼〕◎ ⇒ http://blogos.com/article/119169/?utm_content=buffer645a7&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer
Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 | Permalink
〔改革はするが、戦争はしない! 古賀茂明さんが「#30万分の1になろう」アピール〕◆ 30万分の1になろう! 60年安保のときは、30万人の国会包囲デモで岸政権が倒れた。 国会に期待してもダメだ。30万人デモを実現しよう。 最初は数千分の1。最後は30万人分の1。 自分の存在が小さくなればなるほど、運動の力は大きくなる
◆ 明日 10日(金)19時半 〜 国会議事堂正面に集まろう!
Posted by 大沼安史 at 09:03 午前 | Permalink
2015-07-08
〔フクイチ核惨事 4号機付近の排気塔から、ビーム閃光〕◆ 今月4日午前1時54秒前後に右斜め上方に1条、同1時39分20秒前後に同方向に2条 閃光走る! / 東電フクイチ監視カメラがとらえる / ★ この排気塔は、もしかしたら「共用プール」からの排気をも、放出しているものかも知れない! まさか、共用プールで異変? ★ 世界のジャパン・ウオッチャーは、フクイチの状況を、しっかりモニターしているはずだ! 日本経済の最大の破局要因として!?
★ 4号機山側の共用プールは、かねてから発光現象を起こしていると指摘されており、東電は監視カメラの位置を共用プールが視界外になるように変えている。
共用プールに何らかの異変が起きているのだろうか?
それにしても、排気筒内で「再臨界」が起きている?――とは!?
4号機は事故当時、定期点検中で、核燃料は原子炉に装填されていないとされている。4号機核燃プールにあった使用済核燃料なども搬出されている。
東電には、この発光現象について、説明責任がある。
*
★ いま、外国のヘッジファンドは日本株に対して空前のカラ売りシフトを仕掛けているという。
彼らはもしからしたら――(いや、たぶん間違いなく?)、フクイチの状況をモニターしている(のかも知れない)。
フクイチこそ、日本経済の破局要因である!
安倍政権はだからこそ、フクイチの石棺化など安定化に全力を傾けなければならない。
「アンダーコントロール」だ、などといって逃げ回ってはいけない!
*
〔★は大沼〕◎ ユーチューブ 記録動画 60倍速 (開始16秒・38秒) ⇒ https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Z1IzWIzVf1k#t=16
◎ 関連 2011年6月19日 共用プールで発光・白煙
⇒ http://phnetwork.blogspot.jp/2011/06/blog-post_22.html
*
◎ 関連 : 東証大引け、急反落 2万円割れ、ギリシャ・中国懸念で2年ぶり下げ幅
⇒ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXLASS0ISS16_08072015000000
Posted by 大沼安史 at 09:12 午後 | Permalink
〔銀行の前で泣き崩れるギリシャの年金受給者に、豪州のギリシャ系ビジネスマンが救いの手――「わたしに、あなたの年金を払わせてください。払いに行きますから待っていてくだい」〕◆ テッサロニキのギオルゴス・チャジフォチャディスさんの年金は、週120ユーロ! 銀行で引き出そうとしたが、下ろせなった!
★ そこに救世主が! この「グローバル・コンパッション(共感共苦)」こそ、世界を救うものではないか!
安倍首相よ、株価PKOに年金資金を流用することはやめよ!
財政規律もへったくれもない、海外へのカネのばらまきと、軍事費大盤振る舞いはやめよ!
年金を増額せよ! 減らすな!
*
★ 日本では、絶望した老人が新幹線で抗議の焼身自殺を行なった。
ギリシャの現状は、「輪転機で札を刷りまくる」異次元のマネー供給を続けるアベノジャパンの未来図かも知れない。
*
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Australian businessman promises to pay pension of man who became 'face of Greek crisis'
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/europe/australian-businessman-promises-to-pay-pension-of-man-who-became-face-of-greek-crisis-10373775.html
★ シドニーのジェームズ・クフォスさん(金融サービス会社CEO)が、フェースブックで、この人を知っている人は知らせてと呼びかけ、突き止めたそうだ。
Posted by 大沼安史 at 06:10 午後 | Permalink
〔若者は、「バーニー・サンダース新大統領のアメリカ」を求める!〕◆ 進歩主義の候補、サンダース上院議員のポートランド集会(7日)に、9000人が結集! / サンダースさんは檀上から、メディアから、よく聞かれ「質問」を、聴衆に投げかけた。「どうしてアメリカじゅうで草の根の支援組織がどんど生まれているんだ?」――聴衆のひとり、若い男性が立ち上がって、答えをこう叫んだ。「バーニー、それは、あなたが正しいからだよ! あなたは正しい!」
★ 元革命家の元フリー・ジャーナリストの現役・老闘士は、言った。
「ウォールストリートと大企業のアメリカの貪欲が、この国の隅から隅まで、この国の人びとのすべてを破壊している!」
★ これは円安誘導、派遣奴隷制の導入で大企業のポチを演じ続ける、安倍政権の姿と重なる!
日本のバーニーを出でよ!
日本の若者よ、もっともっと立ち上がれ!
*
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Youth Flocking to Sanders Because 'You're Right, Bernie, You're Right!'
⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/07/07/youth-flocking-sanders-because-youre-right-bernie-youre-right
・ Sanders continued his speech by saying that national media outlets are increasingly asking him: "Well, Bernie, Why are so many people coming to your events? Why have hundreds of thousands of people in every state in this country volunteered to play a role in the campaign? Why have 250,000 people made small donations to the campaign? Why are grassroots organizations popping up all over America?—"
And at that moment, a young man in the crowd shouted: "Because you're right, Bernie, you're right!"
*
・ And the American people, he continued, "understand that the greed of Wall Street and the greed of corporate America is destroying this country and people from coast to coast are saying, 'You can’t keep getting away with that.'"
Posted by 大沼安史 at 05:43 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ トリチウム(三重水素水)汚染 拡大・深刻化――環境放出、生体(いのち)に侵入! / 海洋垂れ流し・地下水バイパスくみ上げ井戸から、リットル1700ベクレル / いわき市の地上の植生で、<トリチウム組織結合化>を確認!―― 「桑の葉」(キロ7・99ベクレル)、「フキ」からは1・34ベクレルのSr90とともに、5.7ベクレルを検出!
★ フクイチからの、「トリチウム水」環境大放出が続き、それが植物の体内にも侵入し、組織結合している!
人体への侵入も、明らか!
フクイチはまた「トリチウム水蒸気雲」を発生させ、風下トリチウム内部被曝を引き起こしているとみられる。
★ 小出裕章さんは、言った。( ⇒ こちら )
「決定的なのは水の惑星である星をトリチウムで汚してしまえば、 全部がその影響を受けて引きずっていくことになるだろうなということです」
◆ イラスト説明は 以下のブログより。( ⇒ こちら )
*
*
〔★は大沼〕 ◎ 福島民友ニュース : 井戸からトリチウム1700ベクレル検出、排出基準値超す
(7日付け)⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0707/news2.html
・ 1~4号機原子炉建屋へ流れ込む前に、地下水をくみ上げて海に流す「地下水バイパス計画」で、くみ上げ用の井戸12本のうち、1本の水から過去最高となる1リットル当たり1700ベクレルのトリチウム(三重水素)を検出、東電が定めた海への排出基準値(1リットル当たり1500ベクレル)を超えた
・ 2日に採取。この井戸で6月29日にくみ上げた地下水からは、1リットル当たり1500ベクレルのトリチウムを検出
◎ NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね : 4月・5月の放射能測定結果
(5頁を参照)⇒ http://www.iwakisokuteishitu.com/pdf/weekly_data.pdf
*
◆ 〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 太陽を連日遮るモヤのような異常な水蒸気雲は福島原発のトリチウム爆発が原因? / 佐野千遙博士が「フクイチ発トリチウム水蒸気雲」襲来を警告! / 「気温が最高になる正午前後は危険なので、外出を極力控えるよう呼びかけたい」
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-2cfa.html
◆ 〔フクイチ核惨事〕◆ 東電、トリチウム汚染水を「蒸発」処分か? / 漁業者が抵抗する<太平洋「放流」処分> に代え / これを東京電力の原子力改革監視委員のデール・クライン氏(元米原子力規制委員長)が、「蒸発させても結局は雨になって帰ってくるだけで、安全性は高まらない」と批判 / ロイターが報道
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-5995.html
*
◆ 参考 : るいネット:「死せる水トリチウム」 の恐ろしさを敢えて隠蔽する「原子力ムラ」。 しわ寄せは子供たちに。
⇒ http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=305269
◆ 参考 : 〔フクイチ・トリチウム被曝〕 ◆ ロザリー・バーテル博士も警告 / 容易に「トリチウム水(三重水素水)」と化し、大拡散 / 大気直接放出のトリチウムもプルーム風下のあらゆる有機体細胞と結合 / 動植物も土も野菜も果物も すべてが有機結合型トリチウム(OBT=organically bound tritium)に! / 人体の8割を占める水素原子をトリチウムはとってかわれる! / わたしたちのDNAの炭素原子と結合して、「有機結合2型トリチウム(OBT2)」にも変身! 体外排出半減期280~550日!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/08/organically-bou.html
Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 | Permalink
〔ギリシャ発 反緊縮インターナショナル〕◆ <ロイター電> ギリシャ、第2通貨の導入が最も現実的シナリオ=ラトビア中銀総裁
★ 日本のわたしたちも 「超新星(スーパーノヴァ)」状態 にある「アベノ異次元・最後っ屁・大放出」が引火・爆発する(「円」が紙くずになる)事態に備え、国民自前の「新国民通貨」の発行と「公的銀行」の設立準備に取り掛かった方がよい――かも?!
「新国民通貨」の名は…………たとえば「縁(エン)」ではどうか?
Posted by 大沼安史 at 09:06 午前 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 「国民はすでに権力者のパントマイムに気づいている」「議論されていない論点が40以上ある」―― 野党側参考人の弁護士から法案の違憲性を追及されると、自民党理事たちは ヤクザばりにガンを飛ばした!!! / 6日、さいたま市での地方公聴会での、この国のいまのすべてを物語る、この一枚の写真!!!
★ この、アベノ目線!
鮮明な写真は下記の記事リンクをクリック!
Posted by 大沼安史 at 08:50 午前 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 「論語」にこうある ―― 食を足し兵を足し、民をしてこれを信ぜしむ。……必ず已むを得ずして去らば、斯の三者に於て何れをか先きにせん。曰わく、兵を去らん。★ アベノハルマゲドンは、「兵」を去るどころか、戦争へと暴走し、働けど食べられない国に、この国を変えている。いまや民の信もなし。
◆ 「アベ信ゼロ」政権の、このなんと愚劣な――かつ、醜悪な姿よ!
孔子様もきっと嘆いていらっしゃることだろう!
*
〔★は大沼〕 ○ 子貢、政を問う。子曰わく、食を足し兵を足し、民をしてこれを信ぜしむ。子貢曰わく、必ず已むを得ずして去らば、斯の三者に於て何れをか先きにせん。曰わく、兵を去らん。曰わく、必ず已むを得ずして去らば、斯の二者に於て何ずれをか先きにせん。曰わく、食を去らん。古より皆死あり、民は信なくんば立たず。
★ 関連 : 〔アベノ戦争法案をつぶそう〕◆ 7月18日(土曜日)午後1時きっかり、全国一斉に掲げよう! 「アベ政治を許さない!!」―― 作家の澤地久枝さんが呼びかけ
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/post-eac7.html
Posted by 大沼安史 at 08:37 午前 | Permalink
2015-07-07
〔ギリシャ発・反緊縮インターナショナル〕◆ ギリシャで、緊縮政策に「OXI」(オヒ=反対)を突き付けた主体は、若者たちだった! SYRIZA(急進左派連合)の青年部( youth wing )が主導! 失業率50%の苛酷な状況に直面し、闘いに立ち上がる! 「より革新的なポジションへと政府に圧力。変革への社会的合意を形成」
★ 日本でも、「シールズ(SEALDs)」の若者たちが、安倍政権を打倒する国民運動の先頭に立とうとしている! ( ⇒ こちら )
あの、トンデモ勉強会を開いた自民党「青年」局の「若手政治家」たちとは真逆の、清新な世直し運動が、日本でも、ギリシャ同様、うねり出している。
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Is Greece’s “No” on Debt Referendum another Youth Revolution?
⇒ http://www.commondreams.org/views/2015/07/06/greeces-no-debt-referendum-another-youth-revolution
・ A representative of Syriza’s youth wing told the Real News Network:
So what we’re trying to do is create a movement that will both pressure the government into more progressive positions, but will also create sort of a social consensus to back these changes.”
◎ リアル・ニュース : Youth of SYRIZA: More Radical on Debt, Grexit and Redistribution in Greece
⇒ http://therealnews.com/t2/index.php?option=com_content&task=view&id=31&Itemid=74&jumival=13431
Posted by 大沼安史 at 05:51 午後 | Permalink
〔ギリシャ発・反緊縮インターナショナル〕◆ 緊縮=国民生活の斬り捨てに反対する欧州各国の左派の活動家(政治家)たちは、ギリシャ国民投票を支援するため、アテネに結集していた! 「反緊縮」、ヨーロッパ全土へ飛び火の動き / 「世直し」は聖火のようにギリシャから欧州へ、世界に広がり出した! ★ 日本でも、「増税・戦争・原発」の「アベノ・トロイカ」による生活窮乏化との闘いが強まりそうだ!
★ ようやく、「民主主義のドミノ倒し(a long-awaited domino effect of democracy)」が始まった!
鮮明な写真は、下記の記事リンクをクリック!
*
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Dominoes of Democracy? Europe's Left Finds Hope in Anti-Austerity Vote (デモクラシーのドミノ倒しが始まる? 欧州の左翼、「反緊縮」ギリシャ国民投票結果に希望を見出す)
(6日付け)⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/07/06/dominoes-democracy-europes-left-finds-hope-anti-austerity-vote
・ While many in the mainstream media focus on the nitty-gritty economic implications of Sunday's landslide anti-austerity vote in Greece, leaders of Europe's left are hopeful that the outcome, a repudiation of harsh Troika-imposed policies, will start a long-awaited domino effect of democracy across the continent.
・ For HuffPo Italy, journalist Angela Mauro described how leaders of "the sundry left of the Old Continent" gathered in Athens to watch the referendum results roll in:
Martina Anderson is a distinguished Irishwoman: tall, blond and a member of the European Parliament who represents the Sinn Fein party. She is at Syriza's offices in Athens with the other representatives of the left from various European countries, including Podemos from Spain; Nichi Vendola and his followers from the Italian Left Ecology Freedom party; Stefano Fassina and Alfredo D'Attorre from the Italian Democratic Party; the left of the French Socialist Party; Paolo Ferrero of the Communist Refoundation Party; Marisa Matias, the Portuguese MEP of the Left Block; Raffaella Bolini, who represents ARCI (The Italian Cultural and Recreational Association); as well as Maurizio Landini’s Social Coalition, and Luciana Castellina of the Communist party.
...This is the breaking point; everything will either start or end here, they say with their fingers crossed as they circle through the rooms of this seven-story palace located in the aptly named Liberty Square.
Posted by 大沼安史 at 05:23 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ <いつの日か、福島第一原発事故が「人類史上最大の事故」であったということになると思います。それはヒトがヒトを滅ぼしたと認識される日です。残念ながら後戻りはできません……救いは、真実を直視することからしか始まりません>(日本山妙法寺、『天鼓』6月号、「福島原発事故の真実を直視する」より)
★ 写真は、日本山妙法寺の藤井日達・山主。
〔★は大沼〕◎ ⇒ http://nipponzanmyohoji.org/tenku/index.htm
★ 「不殺傷戒厳守 憲法第九条護持」「福島原発大震災 国難降伏祈念」と銘打たれた『天鼓(てんく)』6月号には、日本山妙法寺の藤井日達・山主の、以下のような言葉が再録されている。
*
『国亡び人滅せば、仏を誰が崇めべき、法を誰か信ずべきや』――この国家の一大事に、現実の人類の生命を救うことができない宗教は、信ずるに足らない。崇める足らない……
*
日蓮の『立正安国論』の言葉を引いて藤井日達・山主は、「仏様のお言葉を信じて、叫ばなければならない」――この国家の一大事に、現実の人類の生命を救いなさい、と呼びかけていた。
1983年2月3日の法話、『実乗の一善 人を殺すな』でのこの言葉は、32年後の日本の今を見通したような言葉だ。
仏教者は(もまた)、戦争法案、原発再稼働に協力してはならない!
Posted by 大沼安史 at 11:45 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ 高木陽介・副経済産業相(公明)が、楢葉町の避難指示を9月5日午前0時に解除すると通告したあとの記者会見で、「放射線の考え方は人それぞれ異なる。安心と思うかは心の問題だと思う」と言い放つ! / 楢葉町民が、反発―― 「帰る気持ちがうせる発言だ。住民の自己責任だと言うつもりだろうか」(60代男性町民)「古里に戻りたいという気持ちを理解できるのなら、あんな発言は出てこない」(50代女性)「やっぱり政府は信用できない」(40代、男性)
★ 楢葉町の人々は、飲料水の水源となっているダムの放射汚染をを問題にしている!
これは気持ちの問題でない。放射能の汚染の問題である。
*
★ 関連(重要)<みんな楽しくHappy♡がいい♪> / <それでも安全です> 楢葉町木戸ダムの底にはセシウムが1万5000ベクレル/kg
★ 高木副大臣がコップの水をすこし飲んでみせるパフォーマンス!
(4月3日 写真も)⇒ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-date-20150405.html
・ 水の量が減っているから少しは飲んでいるようです。
涙目になってる? ちっとも美味しそうじゃない。
*
◆ <毎日新聞> 「水道水源のダムの底には1キロ当たり1万ベクレル超の放射性セシウムが沈殿しているとされる」!
・ 政府の原子力災害現地対策本部(本部長・高木陽介副経済産業相)は6日、東京電力福島第1原発事故(2011年3月)で全町避難となった福島県楢葉町に、避難指示を9月5日午前0時に解除すると伝達した。町民の間には水道水源のダム湖に高濃度の放射性セシウムが沈殿したまま解除されることへの不安が強いが、高木氏は伝達後の記者会見で「安心は心の問題だと思う」と述べ、町民の間に不信感が高まっている。
★ 「安心と思うかは心の問題だと思う」――と、公明党の「副大臣」は言った。
原発を連続爆発させておいて、「安心と思えない方が悪い」とでも言いたげな、この、高木陽介という「政治家」の傲慢さ加減!
福島の創価学会は、この男を、このまま許しておくのだろうか?
*
〔★は大沼〕◎ 毎日新聞 : 楢葉町避難解除へ:副経産相「安心は心の問題」
(6日付け) ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150707k0000m040115000c.html
・ 会見で水道水源を巡る町民の不安について質問された高木氏は、水道水の放射性セシウムは検出限界値未満であることなどを指摘し「放射線の考え方は人それぞれ異なる。安心と思うかは心の問題だと思う」と述べた。
・
◎ NHK 福島・楢葉町の避難指示 9月解除へ
(6日付け) ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150706/k10010141001000.html
★ NHKの報道によると、<6日、政府の原子力災害現地対策本部の本部長を務める高木経済産業副大臣が楢葉町役場で松本幸英町長と会談し、「解除は帰りたいと希望する住民の帰還を可能にする規制緩和で、復興を進めるためのものだ。早期の解除が妥当だ」と述べ、ことし9月5日に避難指示を解除することを伝えました。>――そうだ。
この高木という政治家は、高木陽介経済産業副大臣のことで、公明党の所属。
4月3日に、現地の浄水場で、水を飲む「安心パフォーマンス」をやった人物だが、住民から「コップ一杯飲んだだけ。私たちは毎日飲むことになる」と、やっつけられた男だ。( ⇒ こちら )
安倍政権がもしも楢葉町住民の全町帰還を強行するというのなら、飲料水の水源である「木戸ダム」、および、上流の森林、および汚染土の徹底除染をするのが筋ではないか!
Posted by 大沼安史 at 11:39 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ <Fukushima Diaryが、英仏語で、国際社会に周知拡散報道!> ストロンチウム90、来る日も来る日も、毎日、50億ベクレル 海洋に放出(5 Billion Bq of Strontium-90 flows to the sea every single day)/ セシウム137も同じく連日、20億ベクレル、トリチウムも毎日毎日、10億ベクレル!
*
★ あの、「♪ 泳げ、タイヤキ君」を、なぜか思い出してしまった!
♪ 毎日毎日、僕らはフクイチの 核にやられて いやにちゃうよ!
魚たちも、たいへんだ、なあ!
*
〔★は大沼〕
(2014年8月⇒ http://fukushima-diary.com/2014/08/5-billion-bq-strontium-90-flows-sea-every-single-day/
・ 5 Billion Bq of Strontium-90 flows to the Pacific on the daily basis in 2014. Tepco announced in the press conference of 8/25/2014.
This is due to the contaminated water overflowing from the seaside of Reactor 1 ~ 4 to Fukushima plant port.
They also announced 2 Billion Bq of Cesium-137 and 1 Billion Bq of Tritium flow to the sea every single day as well.
◎ ソース : 東電記者会見(2014年8月25日)
*
◆ 仏文
5 milliards de Bq de strontium 90 se déversent dans l’océan tous les jours
En 2014, 5 milliards de Bq de strontium 90 s’écoulent quotidiennement dans le Pacifique. Tepco l’a annoncé au cours de la conférence de presse du 25 août 2014.
Ceci est du au débordement des eaux extrêmement radioactives du côté mer des réacteurs 1 à 4 dans le port de la centrale nucléaire de Fukushima.
Ils ont aussi annoncé que 2 milliards de Bq de césium 137 et un milliard de Bq de tritium s’écoulent également en mer tous les jours.
Le port de la centrale de Fukushima n’est pas isolé du Pacifique. Les nucléides déversés se répandent ensuite dans la mer.
Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 | Permalink
2015-07-06
〔フクイチ核惨事 放射能汚染〕◆ 福島の川も湖も海も、ストロンチウムで(も)汚染されていることが、またも明らかになった! ◎ 新田川のウナギ・ナマズ、太田川のウナギ・コイ、はやま湖(真野ダム)のイワナ・ニジマス・ギンブナ、秋元湖のコクチバス・コイ、猪苗代湖のイワナ、ギンブナ(以上、内水面)/ (以下、海域)阿武隈川河口沖のスズキ・クロダイ、ヒラメ、相馬市沖のマガキ(貝殻)・アサリ(同)、いわき市沖のヒラメ・マコガレイ、カズザメから、Sr90を検出 / 秋元湖のウチダザリガニからは、、キロ12ベクレル!
◆ 環境省の昨年秋の水生生物放射性物質モニタリング調査で判明
セシウム汚染も引き続き、広範囲で確認!
*
★ セシウムだけでなく、ストロンチウムの汚染も、これほどあるとは!
安倍政権が「帰還」を促進している地域の小河川、ダムなどの放射能調査はどうなっているのだろう? (上水道の)水源は?
検査を実施しているなら、結果を公開すべきだ。
していないなら、帰還は時期尚早、強制すべきでない。
それから――プルトニウムの汚染は、どうなっているのだろう?
*
◆ 一方、放射性セシウム汚染では、
・ 宇多川のウグイ属からキロ(セシウム合計で430ベクレル、オオヨシノボリから400ベクレル
・ 猪苗代湖のイワナから同201ベクレル
・ 阿武隈川のヤマメからキロ(セシウム合計で)最高172ベクレル検出されたのをはじめ、カワムツ100ベクレルなど、カジカ・ウグイ・アブラハヤ・フクドジョウ・ニゴイ・フナ属からセシウム
・ いわき市沖のウニから同42ベクレル、コモンカスベから118ベクレル、ヒラメから58ベクレル
・ 相馬市沖のボラから同23ベクレル
・ 阿武隈川河口沖のヌマガレイから同32ベクレル、スズキから21ベクレル、ヒラメから18ベクレル
――など、内水面・海域とも、魚介類がセシウムに汚染されていることが、またも確認された。
*
◆ 水生昆虫では太田川でキロ(合計)530ベクレル。両生類(オタマジャクシ)では新田川で1620ベクレルのセシウム汚染が確認された。
*
〔★は大沼〕◎ 環境省 平成24年度水生生物放射性物質モニタリング調査結果(秋期調査)(お知らせ) ⇒ http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16707
◎ 調査結果一覧 ⇒ http://www.env.go.jp/press/files/jp/22347.pdf
Posted by 大沼安史 at 09:03 午後 | Permalink
〔アベノ女性が輝く国の現実〕◆ シングルマザーの極限生活、昼夜16時間労働に「死ねって言っているようなものですね」――ジャーナリストの池上正樹さんが「ハフポ」で、レポート / 「何も考えてないよね、行政は。自分がそういう生活すれば、わかると思う。あと10円あれば、支払いができるのに……という母子家庭の生活など、想像もできないのでしょう」 ★ なのに、「安全保障」だ、「メコン」だ、といって金をバラマキ続ける安倍政権!
◎ ハフィントン・ポスト ⇒ http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/02/single-mother_n_7718822.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
・ 40歳代のシングルマザーのA子さん。学校に通う2人の娘を育てるため、昼間はフランチャイズ系の弁当店の店長として切り盛りし、深夜になるとファーストフード店のパートに出かける。
弁当店は自営のため、開店時間である午前9時から午後9時頃までの12時間以上、拘束され、正月以外、休みはない。
午後9時30分過ぎに、一旦帰宅するものの、洗濯などの家事に追われ、慌ただしく今度はファーストフード店に出かけていく。
パートは深夜の1時から5時までの4時間。 明け方の5時半頃に帰宅すると、そのままバタッと寝床に倒れ込む。
学校に通う子供たちが起きたら、「行ってらっしゃい」と見送って、また眠る。
そして、朝の8時頃には起床。シャワーを浴び、サッと化粧して、8時30分には再び家を出る。
睡眠時間は「実質、3時間弱」。まさに、身を削って、ギリギリの家計で家賃等の生活費を払い続ける。……
Posted by 大沼安史 at 07:59 午後 | Permalink
〔◎写真特集 ギリシャの人びとは「緊縮」という名の生活破壊に、明確な OXI(オヒ=NO!)を叫んだ!〕★ 日本のわたしたちも、「アホノミクス」による重増税・生活破壊・福祉切り捨て・雇用奴隷化・TPP農村破壊――そして、兵器メーカーなど大企業を優遇するだけのアベノ軍国化に対して、OXIを叫び、米国の「軍用(狂)犬」と化したアベ政権を、ポイ捨てしなければならない!
写真① ――鮮明な写真は こちら
写真② ――鮮明な写真は こちら
写真③ ――鮮明な写真は こちら
写真④ ――鮮明な写真は こちら
Posted by 大沼安史 at 10:17 午前 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 『週刊女性』で、共産党の志位和夫さんが激白 「「このままでは殺し、殺される日本に変えられる」 ★ 米国は、安倍の「対米公約」を武器に、アフガン、あるいはイラク、イエメンへの「アベノ我が軍(自衛隊)」の出動を要求してくるだろう!
〔★は大沼〕◎ NIFTYニュース
(4日付け)⇒ http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/jprime-20150704-14996/1.htm
・ 今回の安保法案は憲法9条を全面的に壊すもの。自衛隊が米軍と一緒に海外での戦争に参加する、あるいはその支援をすることで、まさに殺し、殺される日本に変えられてしまうものです。これは大きな問題があるとして国会で追及してきました。
例えば、集団的自衛権。
もしアメリカが先制攻撃の戦争をやった場合に、集団的自衛権の発動はありうるのか?
安倍首相は「違法な武力行使をしている国を支援することはありません」と答えました。ここで問題となるのは、日本という国が、アメリカの違法な戦争に対して1度でも"国際法違反で間違っている"と反対したことはあるのか、ということ。
国会で聞くと、ないという答えでした。
アメリカは"ベトナム侵略戦争""イラク侵略戦争"をはじめ多くの先制攻撃をやってきています。これまでは集団的自衛権は行使できませんということで、アメリカから"一緒に戦争やってくれ"と言われても、断ることができました。
Posted by 大沼安史 at 09:25 午前 | Permalink
2015-07-05
〔「革命の法王(the revolutionary Pope )」と呼ばれるフランシスコ・ローマ法王は、世界の人びとに発した「回勅」の中で、銀行システムをラジカルに改革するよう呼び掛けていた!〕◆ 「なんとしても銀行を救済するため民衆につけ回しをし、システム全般の改革を見送ることは、金融システムの絶対権力(absolute power of a financial system)を再確立するだけのことである」/ フランシスコ法王は「世界をなお支配し続ける、こうした時代遅れの基準を考え直す」よう、わたしたち
*
★ アルゼンチンの鉄道員の息子である、ジェスイットの新法王は、あの、貧しき人々の友、「アッシジの聖フランシスコ(フランチェスコ)」の「フランシスコ」を自ら名乗った。
その「アッシジの聖フランシスコ」の使徒は、貧しき人々のため、利息をとらない「公共質屋(聖なる金 モンテス・ピエタティス)」を運営していたそうだ。
フランシスコ・ローマ法王、の「回勅」の革命的なラジカルさを指摘したエレン・ブラウンさんは、現代(同時代)の銀行の在り方について、もともと民衆の共有物であった「土地・天然資源」を私有する段階からさらさらに進み、「自然そのもの」をまるごと奪い取り、食糧さえも「金融化」する事態に至っていると批判。
マネーを発行して利息で太る民間銀行の代わりに、米ノースダコタ州が州営で開設する「バンク。オブ・ノースダコタ」のような、民衆(有権者)がコントロールできる「政府銀行」を設立するよう訴えている。
しかし、それにしても、フランシスコ・ローマ法王のラジカルさは、いったいどこから来たのだろう。
ラテンアメリカの「解放の神学」に影響されてのことか?
*
〔★は大沼〕 ◎ エレン・ブラウン(米国の銀行問題専門家): A Revolutionary Pope Calls for Rethinking the Outdated Criteria That Rule the World
(4日付け)⇒ http://www.commondreams.org/views/2015/07/04/revolutionary-pope-calls-rethinking-outdated-criteria-rule-world
・ Today, in view of the common good, there is urgent need for politics and economics to enter into a frank dialogue in the service of life, especially human life. Saving banks at any cost, making the public pay the price, forgoing a firm commitment to reviewing and reforming the entire system, only reaffirms the absolute power of a financial system, a power which has no future and will only give rise to new crises after a slow, costly and only apparent recovery. The financial crisis of 2007-08 provided an opportunity to develop a new economy, more attentive to ethical principles, and new ways of regulating speculative financial practices and virtual wealth. But the response to the crisis did not include rethinking the outdated criteria which continue to rule the world.
. . . A strategy for real change calls for rethinking processes in their entirety, for it is not enough to include a few superficial ecological considerations while failing to question the logic which underlies present-day culture.
Posted by 大沼安史 at 10:20 午後 | Permalink
〔アベノ政治を許さない!〕◆ 「アベノ友だち(a friend of Abe’s )、小説家のナオキ・ヒャクタ( Naoki Hyakuta 百田尚樹)は言った」――「沖縄の主要2紙は、米軍基地移転で日本政府に反対しているので、“つぶす”( “crushed”)べきだ」 / トンデモ暴言作家が、実は、安倍首相のダチであることが――政府に反対する新聞を「つぶせ」と教唆したことが、ブルームバーグ通信を(も)通じて、国際社会に知れ渡った!
◎ ブルームバーグ : Abe Seeks to Limit Damage From Ruling Party’s Attacks on Media
(3日付け)⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-07-03/abe-apologizes-over-japanese-lawmakers-effort-to-muzzle-media
・ At the meeting, best-selling novelist Naoki Hyakuta -- a friend of Abe’s -- said Okinawa’s two main newspapers should be “crushed” for opposing the government over the relocation of a U.S. military base. Onishi repeated his attack on the media this week, despite a warning from party leadership.
◎ 関連 : 〔アベノ戦争法案をつぶそう〕◆ 7月18日(土曜日)午後1時きっかり、全国一斉に掲げよう! 「アベ政治を許さない!!」―― 作家の澤地久枝さんが呼びかけ
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/post-eac7.html
Posted by 大沼安史 at 11:33 午前 | Permalink
〔アベノ政治を許すな!〕◆ <SEALs 6・27 渋谷スピーチ> ◎ 「私や私の仲間がこうしてこの場所にこうやって立つことで、どれだけのリスクを背負っているか…………けれど私はこうすることで、私自身が背負い込むリスクよりも、現政権に身を委ねた結果、訪れる未来の方がよっぽど恐ろしく思えるのです」「想像力を捨て、目先の利益にとらわれ、独裁的な権力者に首を繋がれた、そんな奴隷になりたいですか」
◎ マガジン9 ⇒ http://www.magazine9.jp/article/other/20317/
・ 現政権の反知性主義に真っ向から対立する多くの知性は、必ずや愚かな現政権を「本当に止める」ことができる。私たちの未来は私たちのものなのだからこそ、一人ひとりが自分事として反対の声をあげてゆかねばならない。
*
◎ SEALDsメンバーのひとりが「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」で行ったスピーチの一部
*
平和といわれるこの日常の中で、なにもかもが用意されている中で、私たちは気づかぬうちに想像力への敬意を失いました。
いまあるものすべては、いつの間にか気づかない間に、一瞬で消え去ることができるんだって、そんなことすら忘れきってもう70年間が経ってしまいました。
無関心だった大人たちを責めるつもりはありません。ただもうこれ以上、素知らぬふりを続けないでください。
相手は、たとえ立憲主義を理解していなかろうが、ポツダム宣言を読んだことないと言っていようが、権力者であることに変わりありません。
私や私の仲間がこうしてこの場所にこうやって立つことで、どれだけのリスクを背負っているか、きっと想像に難くないはずです。けれど私はこうすることで、私自身が背負い込むリスクよりも、現政権に身を委ねた結果、訪れる未来の方がよっぽど恐ろしく思えるのです。
もう他人事ではありません。すべての国民が当事者です。
想像力を捨て、目先の利益にとらわれ、独裁的な権力者に首を繋がれた、そんな奴隷になりたいですか。
私はいま自分の持つすべての可能性をかけて、この法案とそして安倍政権を権力の座から引きずり下ろします。そうすることでしか私の望む、そして受け入れるにふさわしい未来がやって来ないからです。
4年前の震災で私は被災こそしなかったけれど、それが私に、とてもたくさんのことを教えてくれました。
国や権力は助けてくれないんです。どれだけ困ってたって、黙ってたら、手を差し伸べてくれるわけじゃないんです。ただそこに座ってたら、なにか素晴らしいことがやってくる――そんなのはただの幻想でした。
身を危険にさらして行動をしたからといって、必ずしも自分の望むものが手に入るとは限らない。
けれどそうすることで、もしそこに残り1%の可能性でも残っているのなら、私はすべてのリスクを背負って声をあげることをやめません。
そして、同じように思ってくれる人がひとりでも多くいてくれることを、心の底から祈っています。
Posted by 大沼安史 at 11:19 午前 | Permalink
〔フクシマ・グローバル核惨事〕◆ 台湾が「日の丸原発」=「第4原発」の建設を正式凍結 完成間近も、反原発世論の高まりを受け / ★ 稼働に至らないままスクラップ化の可能性
〔★は大沼〕◎ 阿修羅 ⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/349.html
・ この台湾第四原発の1号機は日立製、2号機は東芝製で、いずれも大爆発の"実績"のある欠陥原子炉です。
台湾は日本に負けない地震多発国ですから、大きな地震が来れば間違いなく大爆発するでしょう。
こんな小さな島国で原発が爆発したら逃げ場はありません。
おそらく国民の大半は中国へ避難するでしょうが、それを機に中国は台湾を吸収併合、台湾は消滅するでしょう。
Posted by 大沼安史 at 11:05 午前 | Permalink
〔フクシマ核惨事は教訓化されたか?〕◆ 日本の原子力規制はなお原子力業界となお甘すぎる関係、ハッキリした責任体制をつくる上げるべきだ! / FAS(米科学者連盟)が、フクイチ後の日本の原発規制の問題点をレポートで指摘! / さらに……日本の電力会社の社員はフルタイムの正社員だが、日本の原発作業員の88%は契約労働者―― 日本の原子力規制員会は原発作業員の専門職化に指導性を発揮しなければならない、とも!
★ FASのレポートは、amakudari(天下り)問題にも、さらには原発推進当局と規制当局の「回転ドア」問題にも言及している。
事故2年後のレポートだが、日本がフクイチ核惨事に、原発規制面でも多くのことを学んでいない――あるいは学んだふりをして抜け道をつくっている姿が浮き彫りにされている。
第2、第3の原発核惨事が起きても、不思議ではない!
*
〔★は大沼〕◎ Federation of American Scientists : Regulating Japanese Nuclear Power in the Wake of the Fukushima Daiichi Accident
2013年5月
⇒ http://fas.org/wp-content/uploads/2013/05/Regulating_Japanese_Nuclear_13May131.pdf
・ The NRA must take the lead in professionalizing the nuclear industry workforce by setting high standards for education and training for the industry’s workforce. According to data provided to The Los Angeles Times by NISA, 88 percent of the 83,000 workers at Japan’s nuclear power plants are contract workers as opposed to full-time employees of the utility companies that own the plants.
(18ページ)
・ To whatever extent it is believed that the NRA’s relationship with industry is still too cozy and regulators will be too reticent to take a firm stance on safety issues or mete out punishment, it may behoove Japan to consider incorporating greater automaticity into the decision-making process. Remembering that regulation is carried out by human beings, clearer guidelines about what to do can help reduce uncertainty for regulators when it comes to reporting or responding to potential problems. Reducing this uncertainty closes the “window of opportunity” for industry to influence the individuals making regulatory decisions. However, this carries a substantial risk of backfiring, which brings up an important point that needs to be made before closing this discussion on the regulatory framework and process. (23ページ)
・ Apart from independence, another major issue that the Fukushima Daiichi accident revealed is the importance of formulating clear, specific, and appropriate institutional responsibilities when it comes to ensuring safety. The chaos surrounding the Fukushima Daiichi accident proved that Japan must improve in accident management preparation and coordination. As the shortcomings of the NSC and NISA also suggest, a lack of clarity in job descriptions and organizational roles hindered the modernization of safety regulations and the cultivation of a safety culture within the industry. It is noteworthy that the first recommendation of the IRRS report on Japan was that “the role of NISA as the regulatory body and that of NSC, especially in producing safety guides, should be clarified.”(17ページ)
・ Looking at the NRA specifically, Japan will need to expand its size substantially beyond the roughly 460 it will employ over the near term after borrowing most of those staff from NISA. Specifically, it should devote substantial efforts to overcoming bureaucratic barriers that are standing in the way of incorporating JNES’s 490 staff members into the NRA and increasing the NRA’s budget accordingly. The NRA’s current budget of approximately $573 million (~¥55 billion) will also need to be increased accordingly. The total of about 950 personnel would still be less than one-quarter of the size of the U.S. NRC while Japan’s 54 reactors at 18 power plants represents slightly more than half of the 104 reactors that the United States has at 65 nuclear power plants. (同)
*
◎ 関連 参考 / FoEジャパン : 何が問題? 原子力規制委員会の人事
⇒ http://www.foejapan.org/energy/action/120726_2.html
Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | Permalink
〔福島の本当の姿を知って欲しい……〕◆ 食材付きマガジン、「高校生が伝える ふくしま食べる通信」編集部の高校生たちが、東芝社員向けにイベントを開催 ⇔ その模様を、東芝が、ユーチューブ「東芝チャンネル」で公開 ★ 高校生の活動を支援するだけでなく、たとえば役員食堂で、福島に限らず、被曝地産の米や野菜を全食分調達・調理するなど、「食べて応援」を徹底しては、いかが?
〔★は大沼〕◎ユーチューブ 【東芝】「高校生が伝えるふくしま食べる通信」紹介イベント
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=kGOsO7-ZfHs
◎ 関連 : 朝日新聞・教育面 連載 : (いま子どもたちは)こうふく通信
⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11840479.html
*
★ 東芝は「企業の社会的責任」を果たすため、このような支援活動をしているようだが、爆発したフクイチ原子炉の2号機、3号機――とくに3号機は、自社製(2号機はGEと共同)であることを忘れてはならない。
◎ 東芝とフクイチ原子炉 ⇒ http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/intro/outline/outline-j.html
2号機 GE・東芝(国産化率53%)、
3号機 東芝(同91%)
5号機 東芝(同93%)
1号機GE、4号機日立。
Posted by 大沼安史 at 08:57 午前 | Permalink
2015-07-04
〔地球生息環境を守れ!〕◆ 反グローバル資本主義のカナダ人女性活動家、自称「世俗フェミニスト」のナオミ・クラインさんが、フランシスコ法王に招待され、1日にバチカンで講演! / 「企業利益が人々と地球よりも優先される世界にあって、気候を守る抜くわたしたちの経済は、倫理と道徳のすべてを担うものだ」「これは(バチカンと環境保護運動の)連合ではなく、統一である!」
*
★ 「回勅」で、地球上に生きるすべての人々に、地球環境を守る取り組みに参加するよう呼びかけたフランシスコ・ローマ法王 の招きにこたえ、ナオミ・クラインさんがバチカンに乗り込み、ともに闘うことを誓った。
ナオミ・クラインさんは、 "This Changes Everything: Capitalism vs. the Climate" の著者としても知られる、反貧困・反ネオリベのエコ・活動家である。
わたしも、この本を少しずつ読み進めているが、これは地球暑熱化から人類を守る呼びかけの書でもあると同時に、「(ネオリベ資本主義により、破壊が進む地球環境という名の)刑務所からの世界民衆の破獄」(原書63頁)を呼び掛ける世界革命の書である。
そういうナオミ・クラインさんとバチカンが腕を組んだ!
そして、そのバチカンに対し、ダライ・ラマ師が支持を表明した!
もはや世俗も宗派も、違いを越え、わたしたちを閉じ込め、搾取を続ける、ネオリベ監獄の壁を突き破るときだ!
自然エネルギー開発にブレーキをかけ、既存利益の番犬として、反動的な「政策」を続ける、日本の安倍政権もまた、ネオリベ監獄の獄吏である。
写真は英紙ガーディアンより。鮮明な写真は記事リンクをクリック。
*
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Invited by Vatican, Naomi Klein Makes Moral Case for World Beyond Fossil Fuels
(2日付け) ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/07/02/invited-vatican-naomi-klein-makes-moral-case-world-beyond-fossil-fuels
・ Naomi Klein—activist, author, and self-described "secular Jewish feminist"—spoke at the Vatican on Wednesday where she championed the Pope's message for global action on climate change and made the case for "the beautiful world" beyond fossil fuel addiction
・ "The truth is that we have arrived at this dangerous place partly because many of those economic experts have failed us badly, wielding their powerful technocratic skills without wisdom," she said. "In a world where profit is consistently put before both people and the planet, climate economics has everything to do with ethics and morality. Because if we agree that endangering life on earth is a moral crisis, then it is incumbent on us to act like it."
・ "This is an alliance on a specific issue. It's not a merger," Klein said. "But when you are faced with a crisis of this magnitude, people have to get out of their comfort zones."
*
◎ AP : Anti-capitalist eco-crusader Naomi Klein hosted at Vatican
(1日付け) ⇒ http://hosted.ap.org/dynamic/stories/E/EU_REL_VATICAN_ENVIRONMENT?SITE=AP&SECTION=HOME&TEMPLATE=DEFAULT&CTIME=2015-07-01-08-48-33
・ The Vatican added yet another strange bedfellow to its expanding ecological alliance Wednesday, hosting anti-capitalist eco-crusader Naomi Klein at a conference on saving the planet.
*
◎ 英紙ガーディアン : Vatican 'may' consider divestment from fossil fuels, despite pope's call to arms
(1日付け)⇒ http://www.theguardian.com/environment/2015/jul/01/vatican-may-consider-divestment-from-fossil-fuels-despite-popes-call-to-arms
・ “To our so-called leaders preparing their pledges for ... Paris, getting out the lipstick and heels to dress up another lousy deal, I have to say this: read the actual encyclical – not the summaries, the whole thing,” Klein said. She called the document “courageous” and said it was making Pope Francis some “powerful enemies”.
Posted by 大沼安史 at 06:27 午後 | Permalink
〔HAPPY FUKUKO Project〕 ◆ 「自分たちができることで地元福島を盛り上げたいと思いこのビデオを作りました 福島からハッピーを!」
◎ ユーチューブ HAPPY FUKUKO Project : HAPPY / Pharrell Williams ver.Fukushima Senior High
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=BpCjZLE2nQ0
*
米国のシンガー、ファレル・ウィリアムズ(Pharrell Williams)さんの「♪ Happy」に合わせ、踊る、福島高校の高校生たち!
*
◎ ファレル・ウィリアムズさん、「♪ Happy」(歌詞つき)
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=PGJX9tutZEA
Posted by 大沼安史 at 04:27 午後 | Permalink
〔ニューヨーク・タイムズ 辺野古(HENOKO, Japan )発〕◆ 「アベ・シンゾーは米軍基地問題で、沖縄の激怒の高まり(Growing Wrath )に直面している! / マーチン・ファクラー東京特派員が現地入りして、「右翼政治家( right-wing prime minister)」安倍首相が、「戦争屋!」の罵声を浴びるなど、沖縄人の反撃に遭っている姿を、―― そして……「辺野古」で闘う、シロマ・マサルさん(69歳)の「身を挺してでも阻止する!」――断固たる決意とあわせ、国際社会に拡散報道!
★ ニューヨーク・タイムズは、安倍晋三首相を「右翼政治家」と断じた!
ファクラー特派員が報じた、シロマ・マサルさんの「日本人も、アメリカ人も、ここ沖縄では占領者だ」という言葉は重い。
「国会の占領者」である安倍・右翼政権によって、日本の本土も、沖縄も、奪い取られ、蹂躙されている!
「立憲国家」である「日本」を、「アベノ右翼」から取り戻さなければならない!
*
〔★は大沼〕 ◎ Shinzo Abe Faces Growing Wrath of Okinawans Over U.S. Base)
(3日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/07/05/world/asia/shinzo-abe-faces-growing-wrath-of-okinawans-over-us-base.html?_r=0
・ Daily demonstrations against the base by protesters encamped at its main gate, and the shouts of “Warmonger!” that greeted Mr. Abe on a visit to Okinawa last month, highlight what he is up against: a public that for decades has recoiled from anything resembling the militarism that led Japan into World War II.
・ The result is a showdown that is emerging as one of the first big political challenges for Mr. Abe, a right-wing prime minister who has cast himself as a transformative leader trying to push through an agenda of national revival.
・ Masaru Shiroma, 69, the leader of about 200 protesters gathered that day, said he and his comrades would do everything they could, including lying down in front of the gate, to stop vehicles if construction starts.
“This is our way of exercising our right of self-determination,” he said. “Both the Japanese and the Americans are alien occupiers here.”
Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 | Permalink
〔イスタンブールのタクシン広場で、6月28日に行われた「ゲイ・パレード」で、機動隊を尻目に、さっそうと歩き去る…………この若い女性?の、なんと凛々しき姿よ!〕◆ まるで日本の「くの一(女性忍者)」みたい!
Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | Permalink
〔ノーモア、核惨事!〕◆ 米国・アイダホの試験増殖炉、「EBR-Ⅱ」(Experimental Breeder Reactor II)、コンクリート密閉注入による、永久「石棺」化に着手! 残存ナトリウム冷却材も処理 / 1961年に運転を開始し、1994年にシャットダウン ★ 日本の「もんじゅ」も、フクイチとあわせ、早急に「石棺化」すべきである!
★ 写真は、EBR-IIのウィキより ( ⇒ こちら )
◎ WNN(ワールド・ニュークリア・ニュース): USA's Experimental Breeder Reactor-II now permanently entombed
(1日付け)⇒ http://www.world-nuclear-news.org/WR-USAs-Experimental-Breeder-Reactor-II-now-permanently-entombed-01071501.html
・ CH2M-WG, Idaho, LLC (CWI) said yesterday that crews with the Decontamination and Decommissioning (D&D) Program recently completed pouring more than 3400 cubic yards of concrete grout into the basement of the Experimental Breeder Reactor-II (EBR-II) building to fill in any remaining void spaces and effectively entomb the reactor.
Workers also removed and treated the last of the sodium coolant from the reactor's nine heat exchangers. The exchangers were used to cool the liquid metal and direct the steam to a generating turbine to produce electricity when the reactor was operating.
Posted by 大沼安史 at 09:22 午前 | Permalink
2015-07-03
〔フクイチ・グローバル放射能汚染〕◆ IAEAのモナコ研究所が南太平洋で、フクイチ放射能海洋汚染調査 / マーシャル諸島・クック諸島、フィジー・キリバリ、パラウ、パプア・ニューギニア、ソロモン諸島で、現地政府・研究機関と昨年7月から3ヵ月おきの採水検査を開始 ◆ IAEA、「アジア太平洋・海洋放射能データベース(ASPAMARD)」を構築し、データを更新中!
★ 安倍政権は、フクイチ港外は「無汚染・アンダーコントロール」――と、いまも言い張っているようだが、IAEAは、はるか南洋の放射能汚染さえ心配している!
IAEAは「アジア太平洋・海洋放射能データベース」を、太平洋に生きる国々の人々に公開すべきである!
*
★ 写真は、海水採取場所の、マーシャル諸島の「アルノー環礁」。
このような南の海の楽園もが、フクイチ放射能の脅威にさらされている。
作家の百田尚樹氏は自民党の勉強会で、「南太平洋の小さな島。ナウルとかバヌアツとか。ツバルなんか、もう沈みそう。家で例えればくそ貧乏長屋。とるものも何もない」と教示したそう( ⇒ こちら )だが、原発を国策として進め、そのあげくにフクイチ核惨事を起こし、南の海の「くそ貧乏長屋」まで「死の灰」の恐怖にさらしているアベノ自民党の罪悪を認め、「南太平洋の小さな島」に住む人々に謝罪すべきである。
*
〔★は大沼〕◎ 「マーシャル諸島ジャーナル(The Marshall Islands Journal)」 : Seawater check for radioactivity
(2014年7月18日付け)⇒ http://www.marshallislandsjournal.com/Archive%207-18-14-page.html
・ Seawater check for radioactivity
the A representative from the International Atomic Energy Agency (IAEA) visited the Marshall Islands earlier this month to train local officials to sample seawater for radioactive cesium.
Isabelle Levy began her mission on July 1 by conducting an awareness workshop to the National Project Team Members for the IAEA Project called “Marine benchmark study on the possible impact of the Fukushima radioactive releases in the Asia-Pacific Region.”
Key members of the project team are the RMI Environmental Protection Authority (RMIEPA), the Marshall Islands Marine Resources Authority (MIMRA), and the Ministry of Foreign Affairs.
During a field exercise on July 2, two sets of seawater samples were collected about two miles off the south end of Arno Atoll.
The samples were collected on filter cartridges coated with chemicals that will bond to the cesium element.
The samples will be sent to an IAEA laboratory in Monaco where Levy is stationed for cesium testing and analysis.
This is the start of monitoring Marshall Islands seawater for cesium radioactivity which will be carried out every three months and will be incorporated into the RMIEPA regular marine monitoring activities with partnership of MIMRA and the Members of the Non-Proliferation Treaty.
Other participating countries in this international project from the Pacific region include Cook Islands, Fiji, Kiribati, Palau, Papua New Guinea and Solomon Islands.
*
◎ 関連 : IAEA Coordinated Research Activities in 2015
(21頁参照)⇒ http://cra.iaea.org/cra/documents/General-Information-2015.pdf
・ Benchmark Ocean Models for the Dispersion and Radiological
Impact of Radionuclides Released from Nuclear Power Plants in
Emergency Situations
Measurement data can be used from the Asia–Pacific Marine Radioactivity Database(ASPAMARD), which is currently being updated under the IAEA regional technical cooperation project RAS/7/021, “Marine Benchmark Study on the Possible Impact of the Fukushima Radioactive Releases in the Asia–Pacific Region”.
◎ ソース記事 「エネニュース」 ⇒ http://enenews.com/nuclear-officials-area-affected-fukushima-encompass-pacific-ocean-one-third-globe-states-region-understandably-concerned-safety-urgent-need-assess-affect-food-water-iaea-begins-quarterly-testing
Posted by 大沼安史 at 10:34 午前 | Permalink
〔フクイチ放射能プルーム汚染〕★ 放射能プルームはなぜ、関東の水源域の奧利根、長野県と群馬県の県境、埼玉県の西部(秩父)、そして東京都の西部、奧多摩といった「里山」を狙いすましたように渡り歩き、汚染し続けたか? ―― 「信州放射能ラボBLOG」が仮説を提示!
◆「霧は、山に吹き付ける風があると、山の斜面に沿って上昇する際に、断熱膨張による気温低下と、気温低下による飽和水蒸気圧の上昇により、結果露点に達し凝結します。
その際に、結露する核を必要とします。
2011年3月15日の風は、放射性セシウムを核とした霧を里山に作り、常緑樹の葉(竹笹、茶葉)、や、まだ葉の無い落葉樹の木肌をびっしょりと濡らした……」
◆ 常緑樹の葉の実際の放射性セシウム濃度はどのくらいだったか。
2012年の正月のドンド焼き(松飾りを松葉や竹と一緒に燃やし残り火で子ども達がまゆ玉や餅を焼いて食べる行事)用の竹笹が心配だと放射能測定の要請が有り、東京都多摩地区の竹笹の放射性セシウム濃度を計測しました。
竹の葉は、放射性セシウム濃度:約500Bq/kgを示しました。
また、2011年の秋に、松本平に流通していた静岡産の茶葉は、放射性セシウム濃度:300Bq/kgでした。……
*
〔★は大沼〕◎ 「信州放射能ラボBLOG」: 【仮説と推定】里山に放射性物質がやってきたのは何故か。
(6月27日付け) ⇒ http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2015/06/post-7f7b.html
*
★ わたしも岡山・吉備高原の山里に住んで、霧が立ち上がる様子を時々、眺めている。
風下被曝地の里山では、フクイチの死の灰が、霧の一粒ひとつぶの核となっていたのか!
Posted by 大沼安史 at 09:30 午前 | Permalink
〔なんと、米軍準機関紙「星条旗(Stars and Stripes)」までが、安倍政権による「報道の沈黙」を懸念する、こんなイラストを掲げていた!〕◆ 「星条旗」の記事についた、この風刺イラストが、日本の現状を――「批判的な新聞はつぶせ」……を、如実に物語っている!
◎ 鮮明なイラストは、下記の記事リンクをクリック。
この「星条旗」の報道は、2013年暮れの「特定秘密保護法」成立時のものだ。
それから1年半――。
安倍政権の狙いはますます、このイラスト通りのものになってきた!
Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | Permalink
2015-07-02
〔政治は変わる 世界は変わる〕◆ 富裕層、ウォールストリートへの課税強化、貧富の格差解消などを掲げる米民主党の進歩派、自称、民主的社会主義者(democratic socialist)、バーニー・サンダース上院議員(73歳)、ウィスコンシン州マディソンで1日夜、大決起集会を開く! 1万席、全席埋める! / 「ヒラリー・クリントンから大統領選民主党候補チケットを奪い取るのも、夢(遠い先のこと)ではない」と、英紙ガーディアンが報道!
★ 鮮明な写真は、下記の記事リンクをクリック!
◎ 英紙ガーディアン : Bernie Sanders draws crowd of 10,000 at Wisconsin rally
⇒ http://www.theguardian.com/us-news/2015/jul/02/bernie-sanders-draws-crowd-of-10000-at-wisconsin-rally
・ The Democratic presidential candidate Bernie Sanders touted his progressive credentials before his largest crowd to date on Wednesday night as he pushed his campaign into Wisconsin Republican Governor Scott Walker’s backyard.
Sanders packed the Veterans Memorial Coliseum in Madison, filling its 10,000 seats to show his bid to snatch the Democratic nomination from front-runner Hillary Rodham Clinton isn’t a longshot.
Posted by 大沼安史 at 08:02 午後 | Permalink
〔レインボー・フラッグは愛の旗〕◆ 米国の7歳の少女、Zea Bowlingさんが、オハイオ州での地域フェスティバル会場で「同姓婚」を罵るヘイト説教師に対し、レインボー・フラッグを掲げ、撃退! ―― そのようすがビデオを国際社会に拡散、共感の輪を広げる! Tシャツにも!
★ 米連邦最高裁が同姓婚を認める判決を出したのに、このありさま。
ゼアちゃんのまっすぐな勇気に拍手!
それにしても、ゼアちゃんのハイタッチもかわいらしい!
鮮明な写真は以下の記事リンクをクリック!
*
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Girl, 7, stares down hate preacher at Ohio festival with pro-LGBT rainbow flag gesture
⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/americas/girl-7-stares-down-hate-preacher-at-ohio-festival-with-simple-prolgbt-rainbow-flag-gesture-10357451.html
Posted by 大沼安史 at 06:53 午後 | Permalink
〔韓国人元従軍慰安婦の金福童さん(89)さんが渡米し、1日、ワシントンの日本大使館前で開かれた、安倍政権に対する抗議集会に参加〕◆ 「私が韓国からはるばるやって来たのは、日本政府が補償と公式の謝罪をしていないからだ。私が死ぬ前に解決してほしいと心から願っている」!
★ ワシントン慰安婦問題連合のイ・ジョンシル会長による、天皇、皇后両陛下に「支援」を求める要請文を、日本大使館が受理し、「東京に伝達する」と約束した!
★ この問題をめぐる安倍政権の対応に、両陛下はどれだけ心を痛めていらっしゃることか!
要請文を、安倍政権は、途中で握りつぶしてしまうのだろうか?
◎ 時事通信(ニフティーNEWS) ⇒ http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/jiji-2015070200136/1.htm
Posted by 大沼安史 at 06:26 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 世界の戦場で撮影を続けて来た米国の報道写真家、ディヴィッド・グッテンフェルダーさんが、フクイチ被曝地での撮影について、こう語っていた。/ 「その場所は、放射能で汚染されているが、被曝は目に見えない……それをどうやって撮るか? それが挑戦的なことだった。そこにはただ空無(emptiness)があるだけ。そして放射能測定機は警報を鳴らし続けている。その恐怖を、不安を、画面に描く。ここは、核毒がまきちらされた場所だと分かるように」
★ そうしてグッテンフェルダーさんが撮影したのが、これらの写真(鮮明な写真は下記の公式ホームページを参照)だった。
フクシマの可視化…………わたしたちはあらゆる手段を使って、そしてすべての想像力と感受性を総動員して、原子力権力が続けている「フクシマの無化」に対抗して行かねばならない。
グッテンフェルダーさんは「フクシマの空無(エンプティネス)」を前にして、カメラを捨てなかった! ケースに納めなかった!
わたしたちもまた「フクシマの空無」に対して、その縁起と因果を、感覚を研ぎ澄ませて、つかみとる努力を続けなければならない。
*
*
〔★は大沼〕◎ 2012年のインタビュー(動画): An interview with photographer David Guttenfelder about his photo story of the nuclear exclusion zone encircling the Fukushima Daiichi power plant.
⇒ https://vimeo.com/67518440
◎ 発言のトランスクリプトは「エネニュース」
⇒ http://enenews.com/ap-photographer-could-fell-buzzing-air-when-fukushima-show-picture-govt-experts-fukushima-radiation-affected-telescopes-detect-space-weather-thought-be-related-decay-plutonium-video
・ “You’re trying to show that the place is contaminated and radiation is invisible, so you had to rely on mood, you had to rely on — you felt like the place was buzzing when you were there, but how do you show that in a picture? That was a real challenge… Just an emptiness, and you’re feeling afraid and anxious and your radiation meter is beeping, and how do you show that in a picture… and make you feel like this is a poisoned place?”
*
◎ ディヴィッド・グッデンフェルダーさん 公式ホームページ
⇒ http://www.davidguttenfelder.com/
Posted by 大沼安史 at 12:53 午後 | Permalink
〔安倍首相のおひざ元、山口県で、あのJOC事故を再現するような、「中性子線被曝」に苦しむ!〕◆ 拡散希望 : 私が常時身に着けている中性子線線量計(蓄積型)は、装着を始めておよそ3週間ほどで0.10mSv示した。この数字自体小さな値だが、自然界に存在する中性子線だけであれば、この数字を示すのには2年以上を要する。
◆ 装着3週間でこのような数字を示すのは、自然界の中性子線以外の中性子線が私の体に当たっていることを示すものである。中性子線は特殊な用途で使われるが、通常の環境中には存在するものではない。このように人工的な中性子線照射源が自宅に意図的に持ち込まれたと考えられる。
◆ この中性子線は私の心臓に傷害を与える。このことは携帯型心電図計に明確に示される。前日には正常に近い波形(左)が次の日には波形が乱れ心筋虚血のカーブ(右)が現れ、夜間に被曝していることを示す。照射がなければ回復する。
〔★は大沼〕◎ ブログ報告 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green
*
★ わたしの場合は、脱出を余儀なくされた仙台市内のマンション内で、高周波・低周波の電磁波被曝被害に加え、ガンマ線ばかりかベータ線(線源が室内にないはずなのに)の測定機までアラームが鳴り続ける、過酷な事態が続いた。
X線照射ではないか、と友人から警告を受けた。
ハイテク兵器開発の進捗状況を思えば、「中性子線」(照射装置・技術の民生流出)の可能性をハナから排除するわけにはいかない。
日本国内で、ひそかに(カルト団体が実行部隊になるなどして?)「実証実験」が行なわれている――かも知れない。
国会などでの追及、真相究明が求められている。
Posted by 大沼安史 at 12:02 午後 | Permalink
〔菅原文太さんは「脱原発」を「政治を変える」ことで(も)実現しようとしていた!〕◆ 亡くなる半年前の2014年5月9日夜、文太さんは妻の文子さんとともに、浪江の「希望の牧場」代表、吉沢正巳さんを、東京・永田町の古民家のような食事処に招き、その年の秋の福島県知事選への立候補を促した。
◆ 「やってみないかい? 脱原発候補はあんたしかいない」
文太は熱心だったが、吉沢はいきなりで戸惑った。
木野村は一瞬、思った。おもしろいじゃないか。でも、300頭以上の牛の世話は誰が?……。冷静に考えると、やはり実現の可能性は限りなくゼロに近かった。
*
*
★ この席には、元自民党参院議員会長の村上正邦さん(82)も同席していたという。
*
〔★は大沼〕 ◎ 朝日新聞デジタル 『プロメテウスの罠』 希望の牧場:28 料亭の夜、とんぼ返り
⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11836664.html
*
★ 菅原文太さんは死(2014年11月28日)の直前の11月1日、自ら志願して、沖縄入りし、翁長さんの応援演説を行なった!
吉沢正巳さんの場合は、牧場を守らなければならない事情もあって出馬に至らなかったが、菅原文太さんの気持ちは、吉沢さんに十分、伝わったはずだ。
フクイチ被曝地を救うには、原発再稼働を止めるには――「政治」も変えなければならない。
変えなければならないのだから、変える。
変えると思えば、変えることができる!
沖縄県知事選が、まさに、それを証明したではないか!
来年夏の参院選で、わたしたちは、菅原文太さんの志を継いで、政治を変えよう!
Posted by 大沼安史 at 11:47 午前 | Permalink
2015-07-01
〔★ 戦争法案が成立すると、自衛隊は、「アベノ我が軍」としてアフガニスタンにも送り込まれるのではないか?〕◆ カブールで、タリバンが、NATO軍車列に車で自爆攻撃!
★ 現場は米大使館近くの路上だそうだ!
アベノ同盟国の米軍(NATO)軍が攻撃にさらされる ⇒ 米政府、アベノ自衛隊に集団自衛権の発動(アフガン派兵)要求へ
――こんな悪夢の未来図が、浮かび上がる……!
詳細は写真は、以下の記事リンクをクリック!
*
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Afghanistan suicide attack: Nato military convoy bombed in Kabul
(30日) ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/afghanistan-suicide-attack-nato-military-convoy-bombed-in-kabul-10354865.html
★ NATO軍兵士2人が負傷、アフガンの一般市民1人が死亡、22人が負傷した。
カブール空港に続く道。30日の白昼、午後1時20分の出来事。
Posted by 大沼安史 at 06:56 午後 | Permalink
〔ダライ・ラマ師〕◆ 英国の大規模野外ロック・フェス、「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」に参加(6月28日)し、フランシス・ローマ法王の、回勅を通じた、あの「地球暑熱化から地球を守る」ラジカルな呼びかけに応え、「より声を大にし、デモを含む、さらなる努力を重ねなければならない。それがわたしたちの責務である」と、全世界にアピール! / 「反原発」にも取り組む、国際環境NGO、「グリーンピース」の活動家たちを、昼食をとりながら激励!
◆ ダライ・ラマ師はまた、世界の宗教指導者に、「人類の未来を危うくする、いま起きている問題について発言するよう」求めた!
*
★ 人類を危機に陥れている「現下の問題」――そのひとつは、いうまでもなく、なおも進行中の「フクイチ核惨事」である!
日本の宗教界は、もっともっと、地球暑熱化と原発災害について警鐘を鳴らさなければならない。
原発再稼働に狂奔する安倍政権にすり寄るような真似は、宗教者としての道に反することではないか!
*
〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : Dalai Lama tells Glastonbury of the need to speak out on climate change
(28日付け)⇒ http://www.theguardian.com/music/2015/jun/28/dalai-lama-glastonbury-verdict-isis-unthinkable
・ ……that it was the duty of people to “say more – we have to make more of an effort, including demonstrations”.
・ “It is not sufficient to just express views, we must set a timetable for change in the next two to four years.”
・ The Dalai Lama has endorsed the pope’s radical message on climate change and called on fellow religious leaders to “speak out about current affairs which affect the future of mankind”.
*
◎ 公式ホームページ : His Holiness the Dalai Lama at the Glastonbury Festival
⇒ http://www.dalailama.com/news/post/1289-his-holiness-the-dalai-lama-at-the-glastonbury-festival
・ His Holiness enjoyed a wholesome lunch at the Greenpeace Field, provided by Greenpeace volunteers, in the company of several of the Festival organizers. Afterwards, at William’s Green, he joined Guardian editor-in-chief Katharine Viner, Guardian columnist George Monbiot and director of 350.org May Boeve for a panel discussion about who can fix climate change moderated by James Randerson.
Posted by 大沼安史 at 06:23 午後 | Permalink
〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 2号機の原子炉格納容器付近で、毎時1シーベルト(1000ミリシーベルト)を超すきわめて高い放射線量を遠隔操作で計測 / 「毎時1シーベルトの場所に1時間いると、嘔吐(おうと)などの症状が表れ、人間は近づけない」
★ フクイチは、放射能地獄の様相を深めている。
〔★は大沼〕◎ 日経新聞 : 毎時1シーベルト超す高い線量 福島第1原発2号機格納容器付近
(6月29日付け)⇒ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29HCD_Z20C15A6CR8000/
*
◆ 関連 : 【共同通信】福島、汚染砂利の袋も破損 楢葉町の仮置き場
(26日付け) ⇒ http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062601001874.html
・ JR常磐線の線路に使われていた汚染砂利や土砂を保管する袋が仮置き場で破損し、一部で中身が漏れ出していることが26日、分かった。
政府は8月のお盆前に、楢葉町の避難指示を解除する考えで、町の担当者は「将来の帰還に対し町民に不安を与えかねない。遮水シートで覆うなど国の仮置き場と同等の対策をJRに求めたい」と話している。
町などによると、砂利の放射性セシウム濃度は1キログラム当たり最大3千ベクレル程度で、指定廃棄物には当たらないという。
*
◆ 関連 : 【日刊ゲンダイ】東京に原発事故の影響あった」 政府が証明した安倍首相の嘘
(25日付け)⇒ http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/161107/1
・ 18日の参院環境委員会で、民主党の桜井充議員の質問に対し、環境省や厚労省、望月義夫環境相が、原発事故の影響が都内にあったことを次々に明言。五輪招致の際、「東京は原発事故の影響なし」と大見えを切った安倍首相が、世界に大ウソをついていたことが証明された形だ。
・ 委員会で、東京都の指定廃棄物(放射性濃度の高い廃棄物)について聞かれた環境省の鎌形浩史・廃棄物リサイクル対策部部長は、「原発の事故に伴って出た放射性物質が、東京都にも飛散し、それによって生じたものがある」と“告白”。
また、11年3月23日に東京都の「金町浄水場」で、乳児向け基準を上回る放射性ヨウ素が検出された件についても、厚労省がその事実を認めた。
・ 桜井議員はこう言う。
「事実に反して五輪を誘致したことについて、強い憤りを感じています。委員会で確認された事実が広まれば、大問題になり、世界から信用を失うでしょう。結局、安倍首相は自分の主張を通すためには、平気でウソをつくということなんです。『みなさん、簡単に信じないでください』という警鐘を鳴らす意味で、今回、改めて質問しました」
嘘つき首相には一刻も早く退いてもらい、世界からの信用を回復するしかない。
Posted by 大沼安史 at 11:07 午前 | Permalink
〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 「ほとんど全員の枕に鼻血がついていた。下痢、脱水症状……最初の1週間、吐き続けた郡山の男の子は、病院で手当てを受けた」/ フクシマ被曝地の家族をハワイで保養させてい受け入れ団体の代表、ヴィッキー・ネルソンさんはネットメディアのインタビューに答えて言った! / 「そういう症状になって、放射能を体外に排出しているみたい」
〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 「ほとんど全員の枕に鼻血がついていた。下痢、脱水症状……最初の1週間、吐き続けた郡山の男の子は、病院で手当てを受けた」/ フクシマ被曝地の家族をハワイで保養させてい受け入れ団体の代表、ヴィッキー・ネルソンさんはネットメディアのインタビューに答えて言った! / 「そういう症状になって、放射能を体外に排出しているみたい」
★ 被曝地から脱出し、非汚染地で生活する「保養」事業は、政府が率先して、大規模に実施すべきことだ!
すまし顔で「寄り添う」などと言ってないで、「保養」事業を国家プロジェクトとして実施せよ!
巨大な「新国立競技場」に出す金があるなら、「保養」に――さらには「移住費」の支給に、使うべきだ!
〔★は大沼〕◎ グローバル・リサーチ研究所(エネニュース): Fukushima: Hawaii-Based Nonprofit Group Says “Every Single Person” They Hosted from Japan Has Had Health Problems
⇒ http://www.globalresearch.ca/fukushima-hawaii-based-nonprofit-group-says-every-single-person-they-hosted-from-japan-has-had-health-problems/5459088
◎ ニュークリア・ホットシート : Nuclear Hotseat #207: Fukushima Kids & Moms Escaping Radiation – Hawaii’s Fukushima Friends and Japan’s Komoro Homestay
(6月9日付け) ⇒ http://www.nuclearhotseat.com/2609/
・ Nelson: It’s like it is expelling from their body. There’s diarrhea, there’s nosebleeds— almost every single person has had nosebleeds on their pillow. I find blood, and they don’t want to tell me that they have these reactions, they’re embarrassed. Tokiko’s son [from Koriyama, Fukushima] vomited the whole first week practically, and had diarrhea. We actually took him to the hospital because we felt that he was dehydrated. They did run tests, and they said yes he was dehydrated. So he was kept overnight at the Hilo hospital on the big island and cared for.
Posted by 大沼安史 at 10:59 午前 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 放射能で殺されるか、戦争で殺されるか / 原発事故による放射能で殺されない、戦争で殺されないという保証は、もはや日本のどこにもない。
◆ (川内原発)――ところが原子力規制委員会は火山の専門家抜きで審査を進め、規制基準に適合していると判断したのである。
きょうの交渉で火山の専門家がいなかったことを原子力規制庁は認めた。
◆ もし噴火が起きた時の燃料棒の移設場所を質問されると、「まだ確認していない」と答えた。
◆ 安倍政権は法的根拠がほとんどなく、危機管理意識もないまま、原発を再稼働させ、戦争への道を突き進む。
原発事故による放射能で殺されない、戦争で殺されないという保証は、もはや日本のどこにもない。
*
(6月29日付け) ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011474
Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 | Permalink
〔政治学者の山口二郎さんは東京新聞の「本音コラム」にこう書いた〕◆ 小人閑居して不善をなし、群れを作れば集団発狂する。/ こんな底の抜けた愚者たちが権力という凶器を持って、国を壊そうとしている。
★ 山口さんのコラムのタイトルは「永田町の野蛮人」だが、安倍首相の取り巻き議員の最近の言動からすると、「野蛮人」に失礼な表現のような気がする。
「バッジをつけた猿」――うーん、お猿さんたちにもにも失礼だな。
〔★は大沼〕◎ (6月28日付け)「永田町の野蛮人」⇒ http://yamaguchijiro.com/?eid=1295
Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | Permalink
〔アベノ世も末内閣〕◆ 「アベが年内に政権の座から蹴り出されるシナリオは、いまや現実のものとなった!」――米国の有力電子新聞、「クリスチャン・サイエンスモニター(CS)」が、中野晃一・上智大学教授のコメントを、国際社会に拡散報道!
★ 写真は、CSが記事につけたもの。
鮮明な写真は、下記の記事リンクをクリック!
*
〔★は大沼〕◎ Japan's high-flying Shinzo Abe suddenly faces real headwinds (高空飛行をしていたアベ・シンゾーが突如、ほんものの向かい風に遭遇)
(6月29日付け)⇒ http://www.csmonitor.com/World/Asia-Pacific/2015/0629/Japan-s-high-flying-Shinzo-Abe-suddenly-faces-real-headwinds
・ “I think that a scenario in which Abe is kicked out of power before the end of the year is now within the realm of possibility,” he adds.
Posted by 大沼安史 at 09:43 午前 | Permalink
〔アベノゆでガエル国会〕◆ 「数百人の国会議員の夏休みを取り上げ、猛暑で湯げ立つ東京での人気のない法案審議に閉じ込める……これはもう、あらゆる種類の害毒が生まれることだろう」 / 世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズが、アベノ国会延長に、「これじゃビーチにも行けないよね」と、“同情”報道!
★ 「対米公約」の強行実現に血道をあげ、アタマに血がのぼったこの男に対して、わたしたちは、正気の冷や水を、バケツで何杯も、まともな判断力が戻るまで、頭の上からぶっかけてやらねばならない!
〔★は大沼〕◎ Instead of fleeing Tokyo for the beach, lawmakers will debate the country’s pacifist constitution
(6月30日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c5b632c6-1f34-11e5-ab0f-6bb9974f25d0.html#axzz3eVGBMDTa
・ Deny hundreds of politicians a holiday, lock them in a steaming city to debate an unpopular policy, and all kinds of mischief can result.
Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 | Permalink
〔アベノダチ 世も末政権〕◆ <沖縄タイムス> 追悼式で安倍首相に怒号を浴びせた参列者は「動員されていた」 ―― 自民党青年局長を更迭された木原稔衆院議員が動画サイトで発言 / 追悼式の主催者の一人である県議会の喜納昌春議長は「いくら何でもひどすぎる。ゆゆしき発言で、悲しくなる」と絶句。「自民党に沖縄のことを何も知らない議員がいることが問題。末期的だ」と怒りをあらわにした。
◎(6月30日) ⇒ https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=122037
◆ 関連 <東京新聞> 自民党の大西英男衆院議員(東京16区)は30日、「誤った報道をするマスコミに対して広告は自粛すべきだと個人的に思う」などと国会内で記者団に述べ、安全保障関連法案に批判的なマスコミ報道へ再び圧力をかけた。党内若手議員らの勉強会で25日に同様の発言をし、党執行部から厳重注意処分を受けたものの「問題があったとは思えない」との認識を示した。
⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015063001002011.html
*
◆ 関連 <しんぶん赤旗> 遠藤五輪担当相「政治とカネ」 飲み食い年131回“金メダル級” 3日に1回「会食」 総額679万円 企業献金と税金に依拠
⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-28/2015062813_01_1.html
・ 支出で目立つのは、組織活動費の渉外費のうち、「会食」が131回にのぼること。東京・麻布台の米沢牛料理店、同・芝公園のとうふ料理店、同・永田町の中華料理店、同・赤坂のふぐ料理店、仙台市のすし店、地元山形の料亭などがズラリ。3日に1回以上の飲み食いの総額は679万2261円になります。
*
〔★は大沼〕◆ 関連 <毎日新聞> 〔「フグの肝」発言の〕内閣法制局長官:今度は「バラ」で例え話 安保環境変化 / 答弁では正確さが重視される法制局長官が例え話を連発する異例の状況が続いている。★ 「戦争法案」を、バラの品種改良にたとえるアベノ法制局長官!
⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150627k0000m010065000c.html
・ 横畠氏は「昔は青いバラはなく、遺伝子技術などで開発された。『バラがきれいだ』と思っていた人は『青いバラもきれいだ』と思うのではないか」と答弁した。安全保障環境の変化を青いバラの開発に例え、同見解では当初から「他国への攻撃」も読み込める余地があったとの主張だ。
Posted by 大沼安史 at 08:47 午前 | Permalink