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2015-06-05

〔安倍首相がドイツG7で表明する温暖化ガス削減「国際社会に遜色ない野心的な目標」に環境NGO「気候変動ネットワークが怒りの「化石3賞」を授与〕◆ 化石賞の1位も2位も3位も、アベノジャパンに――「お前はもうスリーストライク! アウトだ(Three strikes and you’re out!)」と国際社会退場通告! ★ わたしたちは実に恥ずかしい政権を持ったものだ!

Fossil_japan

 〔★は大沼〕◎ 気候変動ネットワーク ⇒ http://www.climatenetwork.org/node/5140

 ★ 安倍政権の詐欺的大嘘に、世界の環境NGOが総結集する「気候変動ネットワーク(CAN)」が、「スリーストライク・アウト」を突き付けた。

 「化石賞」の1~3位まで独占する恥さらしぶり。

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 ★ 「1位授与」は、安倍政権の「2013年に13年度比で26%減らす」という「野心的な目標」が、90年度比換算では、18%減にとどまるという、数字のみせかけトリックが見破られたため。

 EUの目標は90年比で少なくとも40%削減。アベノジャパンは、その半分以下。

 「気候変動ネットワーク」は、「彼(安倍首相)はサミットの場で目くらましをかけるだろうが、日本の削減計画は野心的でもなければフェアでもない」と厳しく批判している。

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 「2位授与」の理由は、アベノジャパンが、平均世界気温2度C以上の上昇を防ぐため、ほかのG7諸国が提案している温暖化防止支援の国際援助を妨害しているため。
 
 CANは、「日本は世界を破局的な温暖化レベルへ引きずり込みたいか、と真剣に問いたい」としている。

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 「3位」授与」は、日本が途上国で石炭プロジェクトを進めているため。
 CANはこれを止めなければ、「化石賞」は日本に授与し続けるだろうと警告している。

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 ★ 無定見な安倍政権のおかげで、海外に生きる日本人同胞は、これからますます肩身を狭い思いをすることだろう。

 戦争法案などののぼせあがっていないで、すこしは地球環境の自衛に努力してもらいたいものだ。

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 ◎ 参考 : 南日本新聞 社説 [温室ガス削減] 胸を張れる目標なのか
 (5日付け) ⇒ http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201506&storyid=66927

 ・  日本の新たな目標は、世界に胸を張れると言えるのか。

 政府の地球温暖化対策推進本部が、温室効果ガスを2030年に13年比で26%減らす目標を了承した。

 安倍晋三首相は「国際的に遜色ない野心的な目標」とし、ドイツで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で説明する。

 既に国内外の環境保護団体や欧州連合(EU)の高官から「不十分な内容」と批判の声が上がっている。

 異論が出ているのは、京都議定書の基準年である1990年を基準にした場合、18%の削減にとどまるためだ。

 EUの目標は90年比で少なくとも40%削減だから、大きく見劣りするのは否めない。

 日本だけが13年を基準年に持ち出していることも疑問視されている。

 この年は東京電力福島原発事故後に、電力会社が原発から石炭火力発電にシフトしたことなどから、排出量は極めて多かった。

 これを基準にすれば、削減目標が見かけの上で大きくなるのは当然だ。「本質的な削減努力でなく姑息(こそく)だ」との批判も的外れではない。

 政府は今回の新目標について、50年に先進国全体で80%削減を目指すとした長期目標と「整合的なものだ」としている。

 しかし、なぜ整合性が保たれているか具体的な説明はない。根拠をきちんと示してほしい。

 ・  今こそ、再生エネの拡充にエネルギー政策の軸足を移すときではないか。

 日本は世界5位の排出国である。温暖化防止をめぐって、日本発の技術革新を求める国際社会の期待は高い。

 目先のエネルギーコストにとらわれず、人類共通の課題克服に向け、その役割を自覚したい。

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 ◎ 「 政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」籾井NHKの報道 : 日本に「化石賞」 温暖化対策に消極的
 (5日付け) ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150605/k10010103711000.html

 ・ 地球温暖化対策の新たな枠組みを話し合う国連の作業部会に合わせ、国際的な環境NGOのグループは4日、日本が今月決定した温室効果ガスの削減目標の案が不十分だなどとして、温暖化対策に消極的な国を対象にした「化石賞」を日本に贈りました。

 ・ 「化石賞」が贈られたことについて、作業部会に出席している日本政府の関係者は、「コメントは差し控えたいが、新たな削減目標の案については国際的に見劣りしない野心的なもので、理解が得られると考えている」と話しています。

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 ★ CANの授賞理由

 Strike One! Today’s first place fossil goes to Japan for their extremely weak INDC, for using smoke and mirrors (shifting baselines) to fake ambition, and for having the audacity to claim this is in-step with developed country 80% by 2050 targets. Japanese Prime Minister Shinzō Abe will present this weak excuse for an INDC - which equates to an 18% cut on 1990 levels - to G7 leaders this weekend, where he will presumably try to pull the wool over their eyes too. This INDC is not ambitious or fair.

 Strike Two! The second fossil award goes to Japan for blocking a proposal from G7 countries that would help development aid and banks work in line with efforts to prevent global temperatures rising beyond the 2C degree threshold. Seriously, does Japan want to lead us towards a world with catastrophic levels of warming?

 Strike Three! Japan wins the third fossil for funding carbon intensive coal projects in developing countries. Despite growing criticisms from international community - Japan was awarded a fossil in Lima for this dastardly behaviour - it continues to do so. As long as Japan keeps its dirty coal policy, the fossil awards will keep coming. Japan should be funding renewable energy solutions, not dirty coal.

 You’re out! Japan get’s THREE fossil awards

Posted by 大沼安史 at 06:50 午後 |