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2015-06-30

〔アベノ政治を許すな!〕◆ 「NHKや読売新聞など日本の多くのマスコミは、安倍首相が沖縄戦没者慰霊式典で、沖縄の人びとの罵声を浴びたことを報道しなかった!」 / 世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズが国際ビジネス社会に、「アベニ去勢された日本メディア」の哀れな姿を告知拡散報道! / 「NHKやヨミウリに、なぜ報じなかったか聞いたが、答えはなかった」 ★ 「アベノ宦官(かんがん)=政府広報ですから」――とでも、正直に答えればよかったものを! 

 ◎ FT紙の見出しを、正確に、「直訳」すれば、(少々、下品になるが)――こうなる!

   シンゾー・アベは 「日本のメディアの金玉を抜いた」 と非難されている!

 〔★は大沼〕◎ FT : Shinzo Abe accused of ‘emasculating Japanese media’
 (29日付け) ⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/79420f36-1e13-11e5-aa5a-398b2169cf79.html#axzz3eVGBMDTa

 ・ When Japanese Prime Minister Shinzo Abe spoke on the southern island of Okinawa last week he faced loud heckling — but Japan’s media did not report it.

 Such heckling is highly unusual in decorous Japan so the decision to ignore it by many news outlets, including national broadcaster NHK and the top circulation Yomiuri newspaper, shows how successfully Mr Abe has cowed, or co-opted, the Japanese press, say critics of the prime minister.

 ・ Both NHK and the Yomiuri declined to comment on editorial decisions.

Posted by 大沼安史 at 10:22 午前 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ それは…………「悪化するしかない、アウト・オブ・コントロール・核のメルトダウン」―― 「明日なき放射能放出続く核惨事」と、米有力誌が報道! ★ 安倍首相が「アンダー・コントロール」と言ったおかげで、真実があぶりだされ、国際社会に、この、端的な現状認識が、広がっている。「Fukushima out-of-control」! 

 〔★は大沼〕◎ 米誌カウンターパンチ : Is Fukushima Getting Worse?(フクシマはさらに悪化しているのだろうか?)
(29日付け)⇒ http://www.counterpunch.org/2015/06/29/is-fukushima-getting-worse/
 
 ・ The Fukushima multiple nuclear disasters continue spewing out hot stuff like there’s no tomorrow. By all appearances, it is getting worse, out-of-control nuclear meltdowns.

          *

 

◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』 

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 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

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Posted by 大沼安史 at 09:57 午前 |

〔アベノ政治を許すな!〕◆ <☆<  ミキちゃんのスピーチ@渋谷ハチ公前 6月27日 >☆> / その積み重ねの最たるものの一つが、日本国憲法です。そうやって戦争の恐ろしさを受け継ぎ、平和な世の中を積み重ねていった人々がいたおかげで今、ちょうど戦争をしない日本に私たちは生まれてきました。……

 ◎ 小原 美由紀 さん : SEALDs ミキちゃんのスピーチ全文をUPします!
 ⇒ https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1118746438139651

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 ◆ ……私たちがすべきことは、その積み重ねを「時代が変わったから」と言って簡単に捨ててしまうことなんでしょうか。

 捨てることは簡単かもしれないけれど、私は、先人たちの思考した歴史を蔑ろにしたくはありません。むしろそれを生かして、犠牲のない世界を作れると信じたいのです。

 馬鹿な理想主義者かもしれないけれど、その理想を掲げていたいと思うのです。

 戦争に参加するなら、武器を作って売るのなら、人を殺すという自覚と覚悟が必要です。私にはその責任はとても重く感じられます。

 だけど今、そのことについて本当によく考えられているでしょうか。

  日本だけが、イラク戦争について検証も反省もしていません。それは物資の支援だけで多くの民間人が犠牲になったことについて自分達には関係ないという、自覚のない参加をしたからじゃないでしょうか。今、安部政権は「後方支援」といって、また覚悟のないまま、戦争に参加しようとしています。自分は本当に悪いところには手をつけていないと思って、その責任の重さに目を背けています。

 まずは過去から振りかえってその責任に向き合うべきでしょう。……

Posted by 大沼安史 at 09:44 午前 |

〔アベノ政治を許すな!〕◆ ヤングなでしこ・必殺アイドルグループ「制服向上委員会」の、歌って踊って、安倍政権を「悩殺」するパフォーマンスが、ネット・メディアで国際社会に大拡散! 「♪ 政治家さんはダメですね(“These days politicians are just no good, don't you know?” )」英語字幕のユーチューブも登場! / そして極め付けは――この「♪ 大きな態度の安倍総理、おじいさん(岸信介氏)と同じ~……」!!!

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 ◎ グローバル・ボイス ⇒ https://globalvoicesonline.org/2015/06/27/girl-group-goes-head-to-head-with-japanese-pm-over-constitutional-revision/

 ◎ トーキョー・レポーター ⇒ https://twitter.com/tokyoreporter/status/613970385491460096/photo/1

          *

 ◆ 「制服向上委員会」 ユーチューブ

 ◎♪ 「おじいさんと同じ」(「大きな古時計」のかえうた)
  ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=ShUuMyvCisc

 ◎♪ 「国民は東電のドレイじゃない」 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=J_OrDPdceNM

Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 |

〔アベノ政治を許すな!〕◆ 「安倍首相は安保法制で国民の支持を失い続けている」(Prime Minister Shinzo Abe is losing public support )―― ブルームバーグが国際社会に告知報道!

 ★ ブルームバーグの記事についた、この写真をみて、アベノ暴走が間もなく自爆に終わることを、世界の人びとは悟ったことだろう。

1200x1 清潔な顔の若者、唇をかみしめる若者、プラカードを正しく掲げた若者……白髪の老人、ヒマワリの花――!

 鮮明な写真は、以下の記事リンクをクリック!

 ◎ Abe Support Slips in Another Poll Amid Security Bills Campaign
 (29日付け)⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-06-29/abe-support-slips-in-another-poll-amid-security-bills-campaign 

Posted by 大沼安史 at 09:11 午前 |

2015-06-29

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ フクイチ発のヨウ素131プルーム、(2011年)3月23日に米南部、ミシシッピーに到着 4月19日まで襲来、続く / 雨で降下、平方メートルあたり4.6ベクレル /鉛210、ポロニウム210とともに / NASA(米航空宇宙局)のステニス宇宙センター(南ミッシシッピー大学)の研究者らが2012年4月、国際学術誌、『環境放射能ジャーナル』に発表 ★ 米南部での甲状腺被曝が心配される!

 ★ フクイチ発の放射性ヨウ素・プルームは、2011年3月22日、米南部フロリダ州にも到達、現地の原発モニタリングポストで検知されている。
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/11/1220-pcikg-wet-.html

          *

 ★ ミシシッピーなど米南部では、甲状腺障害が出ていないのだろうか?

          *

  〔★は大沼〕◎ Journal of Environmental Radioactivity : Depositional fluxes and residence time of atmospheric radioiodine (131I) from the Fukushima accident
  Weifeng Yang(Department of Marine Science, University of Southern Mississippi, 1020 Balch Blvd., Stennis Space Center, MS 39529, USA)
  Laodong Guo(College of Ocean and Earth Sciences, Xiamen University, Xiamen 361005, China)
 ⇒ http://www.researchgate.net/c/nqk6qv/javascript/lib/pdfjs/web/viewer.html?file=http%3A%2F%2Fwww.researchgate.net%2Fprofile%2FWeifeng_Yang3%2Fpublication%2F225058032_Depositional_fluxes_and_residence_time_of_atmospheric_radioiodine_%2528I-131%2529_from_the_Fukushima_accident%2Flinks%2F02e7e516ea8282475f000000.pdf%3FdisableCoverPage%3Dtrue

          * 

・ abstract

 Activities of radioiodine (131I) along with 210Pb and 210Po in time series precipitation samples were measured to determine the depositional fluxes of
131I in the Southern United States and its removal rate and residence time in the atmosphere during the Fukushima nuclear accident. Radioiodine released from the Fukushima accident reached the Southern United States within 11 days, giving rise to a concurrent 131I peak and anomalous 210Po/210Pb ratios in the precipitation samples. The cumulative 131I depositional flux was 4.6±
0.2 Bq m2 during the maximum fallout.

・These results support our  hypothesis that radioiodine was removed from the atmosphere by precipitation within two weeks. It seemed that regions reachable by 131I transport within two weeks from Fukushima Japan would receive much more fallout, whereas places outside that distance would be relatively less polluted with radionuclides.

          *

 . Results and discussion 3.1.

 131I deposition and activities

 Following the Fukushima accident, a high level of 131I was first detected on March 23 in a dry deposition sample at the SSC, Mississippi with a depositional flux of 232 mBq m2d1 . After this initial fallout, the 131I depositional flux increased up to ten- to twenty-fold during the following two weeks, varying from 218±18 mBq m2d1 to 463±16 mBq m2d1. However,the
131I abundance became nearly undetectable after April 19, 2011.

          *

 ・ 4. Conclusions

Iodine-131, released from the Fukushima nuclear accident, was transported to the southern United States within 11 days. Wet precipitation was the main removal pathway of atmospheric 131I in addition to its decay, resulting in a detectable 131I activity in surface waters. The majority of 131 I in the atmosphere was removed in about two weeks after the Fukushima accident.

Posted by 大沼安史 at 07:56 午後 |

〔アベノ政治を許すな!〕◆ 「私の名前はアベノミクスで歴史に残る」「僕が何をいおうが、(あなたがたは)悪く書けるはずがない」「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やる(法案を通す)と言ったらやる」―― ★ この、暴走する、危険な「自己愛」! エーリッヒ・フロムのヒトラーらについての分析は、安部首相らにも当てはまるようだ。

 ★ フロイトの使徒、エーリッヒ・フロムは言った。

 ・ ナルチスティックな愛着〔ナルシストの自己愛〕の対象は、客観的な価値判断に基づくのではなく、それが私または私のものであるが故に価値がある(善い、美しい、賢いなど)と考えられる。……この偏見は何らかの形で合理化され、この合理化はその人の知性と詭弁の程度によって、多少なりとも誤魔化されやすいのである。

 ・ 悪性型のナルチシズムの場合、その対象となるものは、その人の行為や製作した物ではなく、かれが《所有する》ものである。

   ( ⇒ 「美しい国」「日本を取り戻す」)

          *

 ・ ……当人は驚くほど興味ぶかい話をしているような態度や語調で喋る。本人は陶酔した「世界一」の主観的感情をもつが、実際は自画自賛の状態にあるといえる。

   ( ⇒ 「世界一きびしい×××」「クール・アース」)

 ・ ……かれらが自分たちの信者を発見し、現実を自己のナルチシズムに適合するよう変貌し、一切の批判を破壊することに必死になったのは、まさにそれ〔その偏見〕が狂気になるのを防ぐためであった……

   ( ⇒ 「解釈」改憲、「アンダーコントロール」、特定秘密保護法)

 ◆ エーリッヒ・フロム、『悪について』(鈴木重吉訳、紀伊国屋書店)より。

          *

 〔★は大沼〕◎ リテラ :安倍首相が官邸記者とのオフ懇で「安保法制は中国が相手。必ずやる」と戦争宣言!
 (25日付け) ⇒ http://lite-ra.com/2015/06/post-1220.html

 ◎ 参考 : 「炎上上等」百田尚樹氏ツイッターで「爆弾発言」続々 「本当につぶれてほしいのは朝日、毎日、東京新聞」
  J-CASTニュース(28日付け) ⇒ 

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/jcast-20150628-238873/1.htm

Posted by 大沼安史 at 01:25 午後 |

〔田中龍作ジャーナル〕◆ 大学生「安倍総理、国民を守るためとウソをつくのは止めて下さい」/ 「奨学金が返せない学生は防衛省でインターンシップをすればいいと、先日政府の発言がありました。お金もない、地位もない、選択肢もない若者を戦争に駆り出すつもりなのでしょうか?」

 ◆  「経済的徴兵制を聞いた時はムチャクチャ驚いた。奨学金を返せないために本当は自衛隊に行きたくないのに行かされる。許せない」。こう語るのは都内の高校2年生(女子)だ。

 ◆ 主催者は全政党に声を掛けたが、与党議員は来なかった。野党は民主、共産、維新、社民、生活が参加した。

 共産党の志位和夫委員長と維新の初鹿明博議員が手を取り合う場面もあった。

           *
 
 ◎ ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011470

Posted by 大沼安史 at 01:20 午後 | | トラックバック (0)

2015-06-28

〔イスラム国の反乱〕◆ ISIS戦闘員、シリアのコバニへ侵攻 / すでに民間人164人が殺される / 25日の夜明けから攻撃開始 婦女子らを至近距離から射殺 / 「イスラム国」問題の第一人者、英紙インディペンデントのパトリック・コバーン中東特派員が、国際社会に対し、「残虐疲れ(atrocity fatigue)」の無関心に陥ってはならない、とアピール報道! 

 ★ 「イスラム国」が「カリフ国」化を宣言して29日で1周年――金づるである湾岸スンニ産油王国スポンサーからの資金援助に対し、さらなる進軍・殺戮ショーでもって応え続ける、ISIS。

 米英がスンニ・アラブ王国と対決し、資金ルートを断たなければ、ISISはさらに勢力を拡大することだろう。

 「イスラム国」問題は、安倍首相が、後藤健二さんらの死を招いた、挑発的かつ的外れな、あの「カイロ演説」でぶちあげたような「テロとの戦い」で済むような単純な問題ではない。

          *

          *

 ★ コバーンさんは、ISISの勢力拡大の背景に、ISISの敵であるイラン、アサド(シリア)、イラク・シーア派の伸長を、サウジなどイスラム・スンニ派に肩入れする米英が嫌っている、「股裂き」状態があると指摘している。

 米英がISISのような過激聖戦主義を後方支援するスンニ派のアラブ同盟国に対して対決姿勢を示さない限り、ISISの攻勢は続く、と警告している。

 つまり、ISISとの戦いの本丸は、湾岸のスンニ派産油王国から軍資金を注ぎ込んでいるスポンサーの側にあるのであって、その残虐行為でもってスポンサーを狂喜させ、金をせびっている、ISISをはじめとするイスラム原理主義のジハーディスト側にあるのではない。

          *

 〔★は大沼〕◎ Isis in Kobani: Why we ignore the worst of the massacres
 (27日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/voices/isis-in-kobani-why-we-ignore-the-worst-of-the-massacres-10350268.html
 
          *
 
 ・  As long as the US and Western Europe do not confront their Sunni allies over their tolerance or support for extreme jihadis, they are keeping the door open for more attacks like those we saw last week.

 ★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

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 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 08:22 午後 |

〔原発を竜巻が襲う!〕◆ 22日夜、米イリノイ州の「ブレードウッド(Braidwood )原発」構内を竜巻が通過! 原子炉直撃は免れる! 竜巻注意報で非常事態タスクフォースを招集 一時は16キロ圏の住民避難も準備 ★ フクイチの竜巻対策は大丈夫か?

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 ★ 竜巻(トルネード)は、同原発の炉心から、北へ800mを通過。

 構内の立木、送電線などをなぎ倒したが、原発そのものは無事だった。

 報道によると、同原発は竜巻の直撃に耐えられる設計。

 3・11のフクイチ核惨事後、(非常用ディーゼル発電機用の)燃料タンクは地下に埋設し、(フクイチで津波はそうしたように)洪水で押し流れることのないよう防護体制が強化されているそうだ。

          *

 ★ フクイチでは、どのような竜巻対策がとられているのだろうか?

 1・2号機間の「(腐食)排気塔」は、竜巻に耐えられるだろうか?

 首相官邸によれば、7月以降が日本の竜巻のシーズン。( ⇒ こちら )

 警戒が必要だ。

 マスコミの「社会の木鐸報道」を切に願う。

          * 
 

 〔★は大沼〕◎ 米abc : Braidwood nuclear plant nearly hit by tornado
  (23日付け)⇒ http://abc7chicago.com/news/braidwood-nuclear-plant-nearly-hit-by-tornado-/801857/

 ・ In Braidwood Monday night, an emergency task force convened as the weather warnings were posted. When the twister cut a half mile north of the plant, once again, authorities could file away their 10-mile evacuation plan.

If the worst case scenario ever occurs, Exelon executives say they have additional safety measures in place after the Fukushima, Japan earthquake and nuclear meltdown.

Posted by 大沼安史 at 10:14 午前 |

〔財政再建よりも成長戦略を優先するアベノ経済政策を報じた、世界的な経済専門・権威紙、フィナンシャル・タイムズ(電子版)が、記事に添えた安倍首相の写真は……コレ!〕◆ この写真は、国際社会の不安を、不信感を代弁し、すべてを物語るものではないか?

 ★ 写真は、下記リンクをクリック。

  「トホホ」「ちぇっ、もう、どうしようもないな」とでも、心の中で呟いているような写真だ。

 これが、さらなる「経済成長」に賭ける、希望にあふれた顔だろうか?

          *

 〔★は大沼〕◎ FT紙 : Japan bets on growth to curb debt as Abe reveals three-year plan
 (22日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/cb6d0432-18d7-11e5-a130-2e7db721f996.html?siteedition=intl#axzz3eGgAOK2y

Posted by 大沼安史 at 10:10 午前 |

〔「SEALDs」(シールズ) 6・27渋谷デモ〕◆ ハチ公口前広場で街頭演説、野党議員とともに(戦争法案の)廃案を訴え! / 筑波大3年の本間信和さん(21)は「冷笑的な自分を蹴飛ばし、言うべきことを言うとき。若い人も政治的な沈黙から出て行きましょう」と呼び掛けた。★ 若者が安倍政権打倒の先頭に立ち始めた!

 ◆ <東京新聞> 学生らに招かれた元首相の菅直人氏は「日本が戦争に巻き込まれれば、当事者は十代、二十代、これから生まれてくる人たちだ。自分たちで将来を決めることが大事だ」、共産党の志位和夫委員長は「今の法案は海外での武力行使はできないという歴史的な憲法解釈を覆すもので、断じて許せない」と強調した。

          *

 ◆ 「SEALDs」(シールズ)のツイッター声明

 SEALDs ‏@SEALDs_jpn  · 11月2日 

 「作られた言葉ではなく、刷り込まれた意味でもなく、他人の声ではない私の意思を、私の言葉で、私の声で主張することにこそ、意味があると思っています。私は私の自由と権利を守るために、意思表示することを恥じません。そして、そのことこそが私の〈不断の努力〉であることを信じます」

          *

 ◆ ツイッター現場報告

  ① G∈∩k! tha dozer : ちなみに街宣始まるまでの様子を同じ位置から撮った写真が1枚目。つまり、2枚目(現在の様子)に映ってる人達、全員スピーチ聴きに来た人。ちなみに通行人のための歩道の確保は完璧。
 

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⇒ https://twitter.com/yataragenki/status/614703138692411392/photo/1

  ② Dustin Wright さん(カリフォルニア大学サンタクルーズ校で日本史を教えている): 
   Today we joined the @SEALDs_jpn student protest outside of Shibuya Station: no war, save #Article9, reject Abe.

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 ⇒ https://twitter.com/wright_dustin?lang=ja

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 〔★は大沼〕◎ 東京新聞 : 安保法案反対 渋谷学生デモ 「若者沈黙破ろう」

Pk2015062802100033_size0_2 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015062802000124.html

 ◎ 共同通信 : 渋谷で安保法案反対アピール 学生ら「言論の自由危ない」
 ⇒ http://www.47news.jp/smp/CN/201506/CN2015062701001772.html

 ・ 参加者からは、自民党若手議員の勉強会で報道機関に圧力をかけるような発言が出た問題について「自らに批判的な意見をつぶそうとするやり方は許せない」「言論の自由が危ない」と反発する声が相次いだ。

 毎週金曜夜、国会前で抗議行動をしている同グループメンバーで、和光大4年の福田和香子さん(21)は「自民党はぼろを出した。言論・表現の自由が危ない」と批判。「今できることは反対の声を上げること。もう誰も無関心ではいられないでしょ」と通行人たちに呼び掛けた。

Posted by 大沼安史 at 09:03 午前 |

〔アベノ政治を許すな!〕◆ 自民党の「文化芸術懇話会」は「安倍首相に近い議員でつくる勉強会」――新聞報道で判明!(というか、いまさら……再確認!)★ 「アベノ自民党」は、木原稔・「青年」部長(45歳)を「更迭」するなど、アベノ盟友=百田尚樹講師の下で「勉強」した「国会議員」を「処分」したらしいが、これはもう、「議員辞職」ものではないか!

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 自民、木原氏を更迭 「懲らしめる」発言の議員らも注意
 (27日朝刊)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH6W5G7PH6WUTFK008.html?iref=comtop_list_pol_n05

 ・ 自民党は27日、安倍晋三首相に近い議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会で沖縄の地元紙を含む報道機関を威圧する発言などが出た問題に関連し、懇話会代表の木原稔・党青年局長(熊本1区)を更迭し、1年の役職停止処分とすることを決めた。安全保障関連法案の審議への影響を最小限にとどめて幕引きを図る狙いだが、野党は反発を強めている。

 ・ また、懇話会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」と発言した大西英男氏(東京16区)、「スポンサーにならないことが一番(マスコミに)こたえる」と発言した井上貴博氏(福岡1区)、「沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくために、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られている」と発言した長尾敬氏(比例近畿ブロック)の3人を厳重注にした。谷垣氏は、党総裁の安倍晋三首相と協議したうえで4人の〔★注 軽すぎ〕処分を決めたことも明らかにした。

Posted by 大沼安史 at 08:32 午前 |

〔鷲田清一さんの「折々のことば」〕◆ オルテガ・イ・ガセット――スペインのこの思想家は、第1次世界大戦後しばらくして、この惨劇の根に現代人の「慢心」を見るようになった。「慢心」とは、自分に満足し、「自分以外のいかなる審判にも自分をゆだねない」こと。19世紀以降、人類はそうした「慢心したおぼっちゃん」の時代に入ったと警鐘を鳴らした。★ この「美しい国」における、究極の「慢心したおぼっちゃん」とは、アベシンゾー氏のことではないか!

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞・1面コラム 「折々のことば」(87回)
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH6H3FCCH6HUCVL00M.html

Posted by 大沼安史 at 08:27 午前 |

2015-06-27

〔フクイチ放射能汚染〕◆ 昨年11月とことし1月、日韓が共同で実施した福島・青森・北海道の魚介類放射能調査で、韓国側、プルトニウム、ストロンチウムを微量ながら検出! (日本側は、なぜか、「検出せず」)/ 25日、ジュネーブでの日韓政府間協議、「韓国、水産物禁輸崩さず 政府間協議は平行線で終了」

 ★ フクイチ被爆海域の水産物から「微量」ながら、韓国側調査で、プルトニウムさえも検出されていた!

 これでは韓国政府が輸入解禁に踏み切れるわけがない。

 プルトニウム、ストロンチウムの検出データが出た以上、安倍政権によるWTO提訴の結果は、目に見えている。

 安倍政権は日本国民のプルトニウム・ストロンチウム摂食内部被曝を防ぐためにも、モニタリングを強化すべきではないか?

 
〔★は大沼〕 ◎ 朝日新聞デジタル 韓国、水産物禁輸崩さず 政府間協議は平行線で終了
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH6T5QJHH6TUHBI01P.html

 ・ 両国は昨年12月と今年1月、共同で福島県、北海道、青森県の魚介類の放射性物質を調査。日韓どちらの調査結果でも基準値(1キロあたりセシウム100ベクレル)を上回るものはなかった。危険性が高いストロンチウムやプルトニウムは、日本側の調査では検出されず、韓国側の調査でもごく微量だった。

Posted by 大沼安史 at 09:46 午後 |

〔アベノ政治を許すな〕◆ 札幌で26日、若者たちが「戦争したくなくてふるえる」デモ / 19歳フリーター女性、高塚愛鳥(まお)さん、呼びかけの安保法案反対デモに700人 / 「殺すのヤダから戦争反対!」★ ネット紙、「ザ・トーキョー・レポーター」が英語記事で、国際社会に拡散! 「戦争は嫌だ。吐き気がする!」

Sensou

 ★ ◎ ヤフー(北海道新聞)若者ら「戦争イヤ」 19歳女性呼びかけ、札幌で「ふるえる」デモ : 動画つき
 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00010006-doshin-soci

 ◎ The Tokyo Reporter : The ‘timid’ teen taking on Japan’s establishment ( 「震える」10代、日本の政治権力に立ち向かう)
  ⇒ http://www.tokyoreporter.com/2015/06/26/the-timid-teen-taking-on-japans-establishment/

 ・ “War is scary,” Takatsuka told the newspaper. “I hate it. It’s unforgivable. It’s nauseating. Young people are completely opposed to war and I want to make sure that our voice is heard.” 

Posted by 大沼安史 at 09:18 午後 |

〔チベットは訴える!〕◆ <中原一博さんの「ダラムサラ通信> 中国当局の弾圧、続く / ラムドの名刹ラプラン・タシキル僧院から、僧侶4人が連行され、行方不明に。★ 日本で7月18日から日本で公開される、チベット人の焼身抗議のドキュメンタリー映画『ルンタ』の中でも、この僧院内で2008年に起こった事件や老人の焼身のことが報告されている、という。

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 ★ ◎ <中原一博さんの「ダラムサラ通信>
  ⇒ http://blog.livedoor.jp/rftibet/

          *

 ◎ 池谷薫監督、ドキュメンタリー、『ルンタ』(予告編も) 
 ⇒ http://lung-ta.net/index.html

 ・ 映画の題名「ルンタ」とは、チベット語で“風の馬”を意味し、天を翔け、人々の願いを仏や神々のもとに届けると信じられています。

 映画はこのルンタに導かれ、中原を水先案内人として「慈悲」や「利他」といったチベット人の心を探る旅に……。

 決死の抗議活動を外国メディアの前でおこなった青年僧、長期間監獄に入れられても仏教の教えを頑なに守る老人、厳しい拷問を耐え抜いた元尼僧など、不屈の精神を持つチベット人たちの声を拾いながら、彼らの熱き想いを映像に刻み込んでいきます。暴力によるテロが世界を席巻する今、非暴力の闘いに込められたチベット人たちの、誇り高いメッセージ。あなたもぜひ耳を傾けてください

  ◇ 上映劇場 ⇒ http://lung-ta.net/theater.html

Posted by 大沼安史 at 08:22 午後 |

〔自民党文化芸術懇話会の発足の狙いとは……〕◆ 「九条の会」の発起人に名を連ねる作家・大江健三郎さんや、脱原発に取り組む音楽家・坂本龍一さんら、リベラル系文化人の発信力に対抗し、政権の思想や政策を文化人を通して発信してもらう…………だった!(★苦笑) / 沖縄1区選出で共産党の赤嶺政賢氏は、「何が自由と民主主義だ」と言った!(★ つまり何が「自由・民主」党だと――!) ★ ナチの手口に見習う「自民党」の劣化が、あまりにも、ひどすぎる! 

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 沖縄の尊厳・報道の自由を威圧 放言飛んだ自民勉強会
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH6V5TZMH6VUTFK01G.html

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「LDP(アベノ自民党の英語略称)が原発避難者に帰還圧力」 / フランスの脱原発・環境NGO、CRIIRAD(クリラッド:放射能調査・情報提供独立委員会)系の英語ブログが、「自民党」を名ざしで、世界拡散警戒報道 

 ★ <LDP>とは言うまでもなく「自由民主党」のことである! 

 日本のLDPが、フクイチ核惨禍の元凶であるとの認識が、国際社会に広がりつつある。

 「日本」の、あるいは「日本国民」が引き起こしたフクイチ核惨事(惨禍)――ではなく、日本のLDPの「推進政策」が、結果的に引き起こしたフクイチ核惨事である、と!

 そのLDPが、こんどは原発難民らを被曝地に帰還させようとしている、と。

 ヒトラーの残虐が、(ドイツではなく)、あくまでヒトラーの政党、ナチ(NSDAP)によるものであるように!

          *

 〔★は大沼〕◎ FUKUSHIMA 311 WATCHDOG : LDP Pushes Evacuees to Return to Fukushima
 (24日付け) ⇒ https://dunrenard.wordpress.com/2015/06/24/ldp-pushes-evacuees-to-return-to-fukushima/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

Posted by 大沼安史 at 10:23 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ <神戸新聞がスクープ報道> 事故が起きる10年以上前、福島沖で巨大地震が発生すれば8メートルの津波で同原発1~4号機が完全に浸水する、とした「津波浸水予測図」を国土庁(現・国土交通省)が作成していた / ★ サイエンスライターの添田孝史さんが情報公開請求で突き止める!

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 ★ 津波浸水予測図は神戸新聞電子版より。(鮮明なイラストは、下記の記事リンクをクリック参照)

 ★ 日本政府と東電の「想定外のウソ」が、またも崩れ去った!

    8メートルの津波で「完全浸水」!

          *

 〔★は大沼〕◎ 国は福島原発事故を予測? 99年に津波予測図作成 (24日付け)
 ⇒ https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008148726.shtml

 ・ 東京電力福島第1原発事故が起きる10年以上前、福島沖で巨大地震が発生すれば8メートルの津波で同原発1~4号機が完全に浸水する、とした「津波浸水予測図」を国土庁(現・国土交通省)が作成していたことが分かった。

 同事故の国会事故調査委員会で協力調査員を務めたサイエンスライターの添田孝史さん(50)=神戸市須磨区=が内閣府に情報公開請求し、明らかになった。

 ・ 浸水予測図はこの手引を踏まえて作成され、企業にも活用を呼び掛けた。これに対し、東京電力は2002年、過去の経験などを基に同原発の津波高の最大を5・7メートルと想定していた。

 ……添田さんは「なぜ浸水予測図がその後の津波対策に生かされなかったのか、謎が多い」と指摘する。

          *

S1515_2 ◎ 参考図書 『原発と大津波 警告を葬った人々』( 添田孝史著 岩波新書)

    ⇒ http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1411/sin_k799.html

 

Posted by 大沼安史 at 10:03 午前 |

〔アベノ政治を許すな〕◆ 大粒の雨が降る中、参加者は傘を差しながら「誰も殺すな」などと書かれたプラカードを持ち「憲法守れ!」と訴えた。―― ◆ 安全保障関連法案に反対する学生たち、「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs)」の抗議活動が26日夜、東京・永田町の国会前で行われた。

Cibdgqyuaaaosp6 ★ 現場の写真は毎日新聞写真部ツイッターより(鮮明な写真は、以下のリンクをクリック) ⇒ https://twitter.com/mainichiphoto/status/614421500032999424

 SEALDsのロゴは、HPより。

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 〔★は大沼〕◎ 毎日新聞 : 安保法案:学生ら「憲法守れ!」 国会前で抗議活動
 (26日付け)⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150627k0000m040083000c.html

          *
 
 ★ SEALDsの若者たちのプロテストが、21日の京都での抗議デモに続き、こんどは大雨の国会前に飛び火した。

Sho2 私たち老人も、この若者たちと連帯して、安倍政権の打倒を目指し、それぞれの足場で、それぞれに持ち場で、立ち上がろう! 澤地久枝さんに続こう!

          *

 ◎ SEALDsの声明 : 私たちは、自由と民主主義に基づく政治を求めます
   ⇒ http://www.sealds.com/

 ・  私たちは、戦後70年でつくりあげられてきた、この国の自由と民主主義の伝統を尊重します。そして、その基盤である日本国憲法のもつ価値を守りたいと考えています。この国の平和憲法の理念は、いまだ達成されていない未完のプロジェクトです。現在、危機に瀕している日本国憲法を守るために、私たちは立憲主義・生活保障・安全保障の3分野で、明確なヴィジョンを表明します。

 日本の政治状況は悪化し続けています。2014年には特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認などが強行され、憲法の理念が空洞化しつつあります。貧困や少子高齢化の問題も深刻で、新たな生活保障の枠組みが求められています。緊張を強める東アジアの安定化も大きな課題です。今年7月には集団的自衛権等の安保法整備がされ、来年の参議院選挙以降自民党は改憲を現実のものとしようとしています。私たちは、この1年がこの国の行方を左右する非常に重要な期間であると認識しています。

 いまこそ、若い世代こそが政治の問題を真剣に考え、現実的なヴィジョンを打ち出さなければなりません。私たちは、日本の自由民主主義の伝統を守るために、従来の政治的枠組みを越えたリベラル勢力の結集を求めます。そして何より、この社会に生きるすべての人が、この問題提起を真剣に受け止め、思考し、行動することを願います。私たち一人ひとりの行動こそが、日本の自由と民主主義を守る盾となるはずです。

          *

 ◎ SEALDsのツイッター ⇒ https://twitter.com/sealds_jpn?lang=ja

 ◎ SEALDs関西のツイッター ⇒ https://twitter.com/sealds_kansai

Posted by 大沼安史 at 09:41 午前 |

〔藤原辰史・京大人文科学研准教授〕◆ 「安保関連法案の審議で、戦地の、精神の錯乱と死屍(しし)の臭気と殺人の悔恨を語らない国会のおじさんたちの顔に、私はこの男の卑怯が透けて見えてならない」 ―― ★ 藤原さんがこう書いた「この男」とは、あのヒトラーのことである!

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞、27日付け朝刊(大阪本社版、10版)、藤原さんの「つれづれ彩時記」の<ヒトラーの遺言>より。

 ★ 藤原さんは、こうも書いている。

          *

 こんな輪転機のような憎悪製造マシンは、最近の日本列島でも量産されている。もしろん、創出された憎悪は、戦争に巻き込まれたときの責任逃れに利用されやすい。すさまじい数の若者たちの命を消しておきながら、あれはあの人たちのせいだったからぼくのせいじゃないよと言って…………

          *

 ★ 「国会のおじさんたち」の筆頭はもちろん、自民党総裁でありながら、―― そして……「私が最高責任者です」と言っておきながら、あの百田尚樹氏の、自民党の会議での、侮蔑に満ちた発言について、最高責任をとらず、及び腰になって逃げまわる、あの
「総理大臣」のことである。

Posted by 大沼安史 at 08:49 午前 |

〔アベノ文化芸術懇話会〕◆ 作家、百田尚樹氏は米軍普天間飛行場の成り立ちを「もともと田んぼの中にあり、周りは何もなかった。基地の周りに行けば商売になると、みんな何十年もかかって基地の周りに住みだした」と講話。⇔ ◆ 沖縄タイムス――「実際には現在の普天間飛行場内に戦前、役場や小学校のほか、五つの集落が存在していた。沖縄戦で住民は土地を強制的に接収され、人口増加に伴い、基地の周辺に住まざるを得なくなった経緯がある」 ★  アベノデマゴーグ!?

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  ★ 「勉強会は冒頭以外、非公開」だったそうだ。

   出席した自民党の「若手議員」あるいはその「関係者」による内部告発でバレたのだろうか?!

 〔★は大沼〕◎ 沖縄タイムス 
 ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121492

Posted by 大沼安史 at 08:24 午前 |

2015-06-26

〔オランダで、<ベーシック・インカム(BI> の社会実験、開始へ〕◆ ユトレヒト市がユトレヒト大学と協力し、夏休み明けから、無条件で、生活保護の市民個人に対して支給開始! 生活するのに困らない額 個人の独自収入に上乗せ / ユトレヒトのパート労働者に朗報! 職業選択の自由が拡大 / 国際的な推進ネットワーク、「BIEN」がクラウド・ファンディングで支援 

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 ★ わたしの理解では、「ベーシック・インカム(基礎所得)」とは、一定額(生活できる)を平等に支給、それを生活の下支え(ベース所得)にして、社会生活を営むシステム。

 カナダでいちど、1970年代に社会実験が行なわれ、成功を収めたことがあるので、ユトレヒトでも、たぶん、うまく行きそうだ。

 BIの金額、詳しい実施プランは、まだ不明。

 どんな「建て付け」のシステムになるのか、楽しみだ。

          *

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Dutch city of Utrecht to experiment with a universal, unconditional 'basic income'
 (26日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/europe/dutch-city-of-utrecht-to-experiment-with-a-universal-unconditional-income-10345595.html 

 ・ The Dutch city of Utrecht will start an experiment which hopes to determine whether society works effectively with universal, unconditional income introduced.

 The city has paired up with the local university to establish whether the concept of 'basic income' can work in real life, and plans to begin the experiment at the end of the summer holidays.

 Basic income is a universal, unconditional form of payment to individuals, which covers their living costs. The concept is to allow people to choose to work more flexible hours in a less regimented society, allowing more time for care, volunteering and study.

 University College Utrecht has paired with the city to place people on welfare on a living income, to see if a system of welfare without requirements will be successful.

          *

 ◎ The Basic Income Earth Network (BIEN) ⇒ http://www.basicincome.org/about-bien/

Posted by 大沼安史 at 06:23 午後 |

〔SOS! 地球暑熱化!〕◆ オランダ・ハーグの裁判所が、オランダ政府に対し、2020年までに温暖化ガス排出を、最低25%削減するよう命じる判決 / 気候変動から身を守ることは、人々の人権である! / 自国政府に排出削減を義務付ける世界初の歴史的判決が出た!

Urgenda

  
 〔★は大沼〕◎ ニューヨーク・タイムズ(AP通信): Landmark Dutch Ruling: Cut Emissions to Protect Citizens
 (24日付け)⇒ http://www.nytimes.com/aponline/2015/06/24/world/europe/ap-eu-netherlands-climate-case.html?_r=0

 ・ A Dutch court ordered the government Wednesday to slash greenhouse gas emissions to help fight global warming, a landmark ruling in a case brought by hundreds of concerned citizens that could pave the way for similar legal battles around the world.

 Climate activists in a packed courtroom in The Hague erupted into cheers as Presiding Judge Hans Hofhuis told Dutch authorities to cut the country's greenhouse gas emissions by at least 25 percent by 2020 from benchmark 1990 levels.
 
 ◎ コモンドリームズ : In Historic Ruling, Dutch Court Says: Climate Action is a Human Right
 (24日付け) ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/24/historic-ruling-dutch-court-says-climate-action-human-right

 ・ According to Urgenda, it marked the first case in Europe in which citizens attempted to hold a state responsible for its potentially devastating inaction, and was the first in the world in which human rights are used as a legal basis to protect citizens against climate change.

 ◎ ユーチューブ Landmark Dutch Ruling: Cut Emissions to Protect Citizens
  (APビデオ) ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=x8RhhnxL0r0

 ◎ 提訴していた「ウルガンダ財団」 ⇒ http://www.urgenda.nl/en/

Posted by 大沼安史 at 05:28 午後 |

〔フクイチ核惨事は世界警鐘を鳴らす〕◆ オーストリア政府、英国のヒンクリー・ポイント原発新設工事の中断を求めて、EUに提訴へ

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 ★ ヒンクリー・ポイント原発の建設地は、英国南西部。

 日本で言えば、川内原発と同じ、ロケーションだ。

 中心から離れた遠隔地が狙われるのは、日本でも、英国でも同じ。

 そこにフランスEDF社製の原発が2機、新設されるのだが、オーストリアはこの建設に英国の政府補助金が投入されるのを問題視している。

 政府補助金を投入しなければならないような原発推進は、維持可能・未来志向なものと言えない――と。

 EUには、こうした後ろ向きなエネルギー開発に歯止めをかける合意があるのかも知れない。

          * 

 〔★は大沼〕◎ AFP : Austria to file EU complaint against UK nuclear plant 
 (23日付け)⇒ http://news.yahoo.com/austria-file-eu-complaint-against-uk-nuclear-plant-153027111.html

 ・ Vienna (AFP) - Austria will next week officially file a legal complaint in Brussels against state subsidies for Britain's planned new Hinkley Point nuclear power plant, the government in Vienna said Tuesday.

 "We cannot accept that a technology such as this being portrayed through subsidies as being modern, sustainable and future-oriented," Chancellor Werner Faymann said after a cabinet meeting.

 The complaint, which Vienna had already threatened in September and which will be filed next Monday, "is also of symbolic value against nuclear power," the centre-left Faymann said.

 The Hinkley Point project in southwest England, where France's EDF is to build two reactors, is a major boost to the nuclear industry four years after the 2011 Fukushima disaster in Japan.

 ◎ ヒンクリー・ポイント原発 ウィキ ⇒ https://en.wikipedia.org/wiki/Hinkley_Point_C_nuclear_power_station  

Posted by 大沼安史 at 11:49 午前 |

〔フクイチ核惨事は世界に警鐘を鳴らす〕◆ 中国の核兵器開発にも参加した指導的な物理学者、 何祚庥(He Zuoxiu)氏が、中国政府の原発新増設計画を「狂気の沙汰」と批判! とくに内陸原発の新設は、事故が起きれば、そこで数億人が生きる河川や、広大な農業地帯への地下水を、放射能で汚染するので危険! 水不足に、あえぐ中国、冷却水の確保に難――「砂漠には(冷却)水はない!」

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 ★ 中国政府はフクイチ核惨事のあと、原発新設を中断するモラトリアムを続けていた、ことし3月、解禁に踏み切り、原発2機の設置を決めた。

 何祚庥氏の、英紙ガーディアンへの言明は、こうした中国政府の原発推進政策に対し、真向から批判するもの。

 何氏によると、中国政府は2020年まで58ギガワットを原子力で発電する計画を立てている。

 これに対し、何氏は「(中国の原発には)汚職腐敗や管理・決断能力の乏しさという問題があり、(推進するのは)狂気の沙汰(insane)だ」と厳しく批判した。

 〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : China warned over 'insane' plans for new nuclear power plants
  (5月25日付け) ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/may/25/china-nuclear-power-plants-expansion-he-zuoxiu 

 ・ China’s plans for a rapid expansion of nuclear power plants are “insane” because the country is not investing enough in safety controls, a leading Chinese scientist has warned.

 Proposals to build plants inland, as China ends a moratorium on new generators imposed after the Fukushima disaster in March 2011, are particularly risky, the physicist He Zuoxiu said, because if there was an accident it could contaminate rivers that hundreds of millions of people rely on for water and taint groundwater supplies to vast swathes of important farmlands.

 China halted the approval of new reactors in 2011 in order to review its safety standards, but gave the go-ahead in March for two units, part of an attempt to surpass Japan’s nuclear-generating capacity by 2020 and become the world’s biggest user of nuclear power a decade later.

 ・ One of He’s biggest concerns is the proposal to meet the aggressive expansion plans by building nuclear plants inland. Three provinces have already chosen locations for plants and started preliminary work, and several more have been proposed.

 China is short of water, and areas with enough water to cool a plant in daily operations or an emergency are densely populated. He said: “They say they could build the plants in deserts, but the problem is there isn’t any water in the deserts.”

 ・ He spoke of risks including “corruption, poor management abilities and decision-making capabilities”. He said: “They want to build 58 (gigawatts of nuclear generating capacity) by 2020 and eventually 120 to 200. This is insane.”

Posted by 大沼安史 at 11:29 午前 |

〔アベノ戦争法案をつぶそう〕◆ 7月18日(土曜日)午後1時きっかり、全国一斉に掲げよう! 「アベ政治を許さない!!」―― 作家の澤地久枝さんが呼びかけ

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  ◆ アベ政治の非道に、主権者一人ひとりの抗議の意思をいっせいに示そう。

   全国共通のスローガンを、同時に掲げる。言葉は

    アベ政治を許さない

          *

 ◎ 澤地久枝さん ⇒ https://sites.google.com/site/hisaesawachi/

 ◎ ダウンロードは こちかから ⇒ https://dad1ae5b-a-62cb3a1a-s-sites.googlegroups.com/site/hisaesawachi/test/sho_f.pdf?attachauth=ANoY7coq1bmKiv2JLu80h5Nwz27z-rBQTg03shXZBWZ7sNxpmZHw4Dkhcr1nDa2156-wgfZEnUj-V0ZmqvCFGmSDJQrCXp9DxkPDpGyGeR5hrOA-Gsb8tZ95Msx96cN9YvQ2jVNs5VihIfKym1ajecCOO5asSQJnPdpaLB8JF7aQ8zSJDmExnbuvGRRvzTPrOvYSqOzyELRlkOS_F89zFuDxwEO8SPDugg%3D%3D&attredirects=0

          *

 ◆  「セブンイレブン」のネットプリントで印刷できます。

  予約番号 83235355   A3, 白黒  

    プリント有効期限 2015/07/01 

Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 |

〔★アベノ戦争マネーマシーン 国民生活をむさぼり尽くすアベノ軍産政官複合体〕◆ <しんぶん赤旗> 戦争する国」へ癒着 軍需産業上位10社に天下り64人 / 14年 防衛省・自衛隊 ★ 辺野古も戦争法案も、結局はここに行く着く!

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 ◆ 安倍政権は、武器輸出三原則を廃止し、「防衛装備移転三原則」を定めるなど、武器輸出推進への転換や軍事費増などの軍需産業支援策をすすめています。

 軍需産業トップテン(上位10社)に防衛省・自衛隊の天下りが64人(2014年承認数)にのぼることがわかりました。

 「海外で戦争する国」づくりに暴走をすすめるなか、与党である自民党への巨額献金とともに軍産政癒着の構図が浮き彫りになっています。

          *

 〔★は大沼〕◎ (17日付け)⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-17/2015061715_01_1.html

Posted by 大沼安史 at 09:50 午前 |

〔関電株主総会〕◆ 「事故が起きたら責任を取るという人は手を挙げてください」―― 株主席の最前列から、河合弘之弁護士(大阪市代理人)は、檀上の関電役員に要求した! そして言った。「事故が起きたら必ず株主代表訴訟を起こします。10兆、20兆円です。関西経済圏がやられ、琵琶湖がやられる」「警告を無視して事故が起きれば刑事告訴する」

 ★ 河合弁護士が関電経営陣に迫った、「挙手で、責任をとることを、公の場で、潔く、明確に誓約させる」――このやり方は、実にシンプルな決め技だ。

 たとえば、戦争法案の国会質疑で、「自衛隊員に戦死者が出たら、責任を取るという人は手を挙げてみてください」と迫る!……

          *

 あるいは、「TPPで日本の農業などに被害が出たら、責任を取るという人は手を挙げてみてください」と迫る!

 バリエーションは無数! 

 「原発再稼働で事故が起きたら――」

 「放射能汚染被曝地へ帰還させたら――」

 「派遣一律3年で、生活破たんが生まれたら――」

          *

 衆参両院の議場で、壇上から、誰か――「自衛隊員に戦死者が出たら、原発再稼働で事故が起きたら、TPPで被害が出たら、派遣法改悪で心中事件が起きたら、責任を取るという人は手を挙げてみてください」と迫ってほしい!

          *

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞(大阪本社版)26日朝刊 10版、3面より。

Posted by 大沼安史 at 09:24 午前 |

〔関電株主総会〕◆ 大阪市の橋本徹市長が筆頭株主として経営陣を追及 / 「壇上の皆様は経営陣として失格。すぐに交代して下さい。答弁次第では本日をもって物言う株主に売り渡す」/ 「再稼働なんてやっていたら会社が潰れますよ」「値上げなんて絶対に許しませんよ。原発推進は絶対だめ。いつ撤退するのか」/ 「このままでは(電力)自由化に耐えられず完全に倒産します」

◎ 朝日新聞デジタル ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASG6R5S7NG6RPTIL01J.html

 ◆ 質問に立った11人のうち、久元喜造・神戸市長ら9人が原発依存の姿勢を批判し「(原発の安全性を)世界最高水準にというが株主を欺いている」「脱原発への方針をなぜ位置づけられないのか」などと訴えた。

  しかし、関電は大阪、京都両市の提案を含む株主提案25議案すべてに反対し、金融機関などの大株主の支持を得て、いずれの議案も否決された

 

Posted by 大沼安史 at 09:01 午前 |

〔アベノオトモダチ〕◆ 元モミイNHK経営委員の作家、百田尚樹氏が、自民党の「若手」議員のよる憲法改正推進勉強会、その名も「文化芸術懇話会」(25日初会合)で講演! / 「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」★ 安倍政権と取り巻きの「知性」の――いや彼・女の「痴性」の、ほどが知れる

 ◆ 懇話会は木原稔青年局長が代表で、首相側近の加藤勝信官房副長官や萩生田光一・党総裁特別補佐も参加した。

 ◆ 出席議員からは、安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」との声が上がった。

 〔★は大沼〕◎ 共同通信(日刊スポーツ掲載)
  ⇒ http://www.nikkansports.com/general/news/1497679.html

Posted by 大沼安史 at 08:52 午前 |

2015-06-25

〔フクイチ被曝地帰還〕◆ 避難指示解除で本当に安心が最優先? 危惧される子供や女性のがん多発

 ◆ ICRPは2007年勧告のなかで被曝参考レベルを3段階に分けている。最も高いのは被曝低減対策が崩壊している緊急時で20~100mSv。次が事故後の復旧段階の1~20mSv。そして平時の公衆被曝1mSv以下だ。

 国が復興を加速するというのであれば、まず1mSv以下に近づける努力を最大限にしてから住民を帰すべきだ。ところが現実は緊急時の20mSvで問題なしとなってしまっている。

 ◆ 100mSv以下の被曝による発がんリスクは少ないとする国の主張に臨床データを挙げて反論するのは、放射線医学総合研究所で主任研究官を務めたこともある医学博士の崎山比早子氏だ。「……イギリスの高線量地域では、4.1mグレイ以上の被曝から小児白血病が有意に増えることもわかっています。低線量被曝だから安全だという根拠はないのです」

 ◆ 崎山氏によると、そもそもICRPの委員長自身が2011年9月に開かれた国際専門家会議で放射線に安全量はないと話しているという。

 「……そもそも成人の放射線従事者が実質的に被曝許容とする年間20mSvを放射線への感受性の高い子供や女性にも一律に当てはめるのはおかしい。国が20mSvで帰還を進めようとするのは犯罪的ともいえます」

          *

 ◎ 週プレNEWS (24日付け) ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150624-00049724-playboyz-soci

 ◎ 阿修羅 ⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/282.html

Posted by 大沼安史 at 05:20 午後 | | トラックバック (0)

〔安倍首相、沖縄戦没者慰霊式典で沖縄の人びとの罵声を浴びる!〕◆ 安倍首相は「黙祷」の際、頭を下げなかった! ツイッターで、現場証拠スチール写真つき、批判報道! ★ 沖縄戦の犠牲者の御霊に対する、侮辱ではないか! これで沖縄の人びとの安倍政権打倒、辺野古死守の決意は、さらに高まるのでないか!

Cij8elwueaaoojn ★ (注) 安部首相の背後にも、背筋を伸ばしている背広姿の男性がいるが、この方は、よく見かける、SPの方で、職務上、目をつぶることができず、直立している。

 ★ 安部首相はたぶん、内心、いたたまれない状態だったはずだ。

 頭が真っ白だったのではないか。

 沖縄の霊が、呪縛のように、この場を覆い尽くしていたのではないか。

 

 

 

 〔★は大沼〕◎ ⇒ https://twitter.com/katoikumi/status/613189358074462208

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 |

〔安倍首相、沖縄戦没者慰霊式典で沖縄の人びとの罵声を浴びる!〕◆ AFP通信東京支局のグリフィス副支局は、こんなツイートを発した! Hey NHK -- why not show the people shouting at Abe to Go Home? ヘイ、NHKよ――アベに「帰れ」と叫ぶを人たちを、どうして映さないんだ? ★ 外国通信社からも侮蔑される、NHKの御用報道ぶりよ! 

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 ★ 写真は「真実を探す」ブログより。

  日本の公共放送が報じず、英国のBBCが国際社会に報じた動画ニュースのスチール。

 〔★は大沼〕◎ グリフィス副支局 ツイート 
 ⇒ https://twitter.com/Huw_Griffith/status/613189961433653249

Posted by 大沼安史 at 11:39 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 東京で10年以上、ホームレスの支援活動をしてきた、韓国系アメリカ人のジョシュ・パク( Josh Park )牧師は、「3・11」後、何の被曝対策もせず(必要性を知らされず)被災地入りし、ボランティアで救援活動にあたった。そして、2年後の2013年6月28日、稀な癌(rare form of cancer)で死去。61歳だった。一緒に救援活動に従事した、もうひとりの宣教師も、同じく稀な癌で亡くなった。★ フクシマ「救援被曝」! フクイチ被曝地でも繰り返された、ヒロシマ「入市被爆」!

Img20136284565hi  ◆ パク牧師の遺族は、「日本政府と原発産業による隠蔽のヴェールを剥ぐのは、みなさんの使命」と、ジャーナリストらに、訴えている!

 いま……「フクイチ救援被曝」の実態究明が求められている!

          * 

 ★ パク牧師(写真)は、代々木公園で、ホームレースの人たちの支援を続けていたそうだ。

 被災地に救援に入る前、メディカル・チェックを受け、健康に問題なしと分かって、ボランティアで同僚とともに参加した。

 息子さんによると、その時点で、(日本政府から)被曝の恐れに関する何の広報もなかった。

 また、パク牧師も、亡くなった同僚も、それまで癌を発症したことはなかった。

 ヒロシマでの「入市被爆」同様、フクイチ被曝地で救援活動にあたっ人々の「入域救援被爆」についても、被爆犠牲が表面化するにつれ、大問題に発展するような気がする。

 被曝地での救援活動がどれだけ、吸引など内部被曝の危険性に満ちたものであったかは、当時の民主党岡田幹事長、枝野官房長官の、このものものしい装備を見れば、わかる。 

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          * 

 ◎ 米カウンターパンチ誌: A Hero Amongst the Radiation : Dr. Josh Park’s Courage at Fukushima
 (23日付け) ⇒ http://www.counterpunch.org/2015/06/23/dr-josh-parks-courage-at-fukushima/

 ・ “My late father was one of the first volunteers to help with the cleanup and disaster relief….” As a full time IMB missionary for Japan, he was asked to help. “There was absolutely no mention of radiation hazards, and none of the team members were equipped with the required protective gear… Now my father and his co-leader, another full time missionary… passed away from a rare form of cancer. They were both in their 60s… their love for the Japanese people spurred them to take on the responsibility. They were both cleared medically to help, and neither had cancer before….”

 ◎ バプティスト・プレス : パク牧師の訃報  Missionary to Tokyo's homeless dies
 (2013年6月28日付け) ⇒ http://www.bpnews.net/40650/missionary-to-tokyos-homeless-dies

Posted by 大沼安史 at 10:46 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ (いま子どもたちは)こうふく通信:1 福島の食、発信したい / 「私たちは普通に学校へ通い、毎日楽しく過ごしているのに、県外の人からはいつまでも『福島は危ない』と思われている。福島が誤解されて、悔しいじゃないですか」。その象徴が食材だと思った。

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11824418.html?_requesturl=articles%2FDA3S11824418.html

 ★ これは朝日新聞の「教育」欄の記事である。

 記事には、こうある。

          *

 ・ 「やりたいことを実現するノウハウを教えます。できるかどうか関係なく、考えてみて」

 昨年5月24日、福島県南相馬市。生徒や企業向けの研修を手がける一般社団法人「福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会」による高校生向け体験学習会で、講師の環境ジャーナリスト枝廣淳子さん(52)が生徒9人に話しかけた。

 復興を担う若者の育成が学習会の目的。議論にとどまらず、実践し、さらに事業化も目指す。半谷栄寿(はんがいえいじゅ)代表理事(62)は「(参加した生徒の)後輩が憧れ、後に続くような活動にしたい」と話す。東京電力の元執行役員で、原発事故前に退社した。「取り返しのつかない事故を起こした責任がある」と繰り返し言う。

          *

 ★ 環境ジャーナリストの「枝廣淳子さん」という方は、ウィキペデイアで紹介( ⇒ こちら)されている方だと見られるが、そのウィキの紹介文には、<「東京電力をファウンディング・スポンサーとして森林コミュニケーションサイト「私の森.jp」の立ち上げも行っている>と、ある。

 高校生たちの活動を支えるのは、「原発事故前に退社」した東電の元執行役員が代表者をつとめる、一般社団法人・福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会 だ。

Posted by 大沼安史 at 08:58 午前 |

〔アベノ戦争法案〕◆ 首相の最側近とされる自民党の稲田政調会長は言った。/ 「憲法解釈の最高権威は最高裁。憲法学者でも内閣法制局でもない」⇔ 砂川裁判で「この国の司法の最高権力者〔田中耕太郎・最高裁長官〕」は、、マッカーサー駐日米国大使と都内某所で何度も密会を重ねていた! 同大使秘密公電で、発覚! ★ つまり、日本の憲法解釈の最高権威は、米国であり、その言いなりに動くのが、日本の召使い=パシリ犬ポチである!

〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル(5日付け)⇒ 「憲法解釈の最高権威は最高裁」 自民・稲田氏

  集団的自衛権の一部の行使を認めるのは、憲法違反という憲法学者の意見が出たが、憲法違反ではない。憲法9条のもとで、できるだけのことをやったのが平和安全法制。9条の解釈のもとで国民の命と平和を守るためにできるだけのことをやる。これは政治家として当然の責務だ。憲法解釈の最高権威は最高裁。憲法学者でも内閣法制局でもない。最高裁のみが憲法解釈の最終的な判断ができると憲法に書いている。

◎ 天木直人さんのブログ : 駐日米国大使発米国務省宛て3本の極秘公電の翻訳文を公開する / この国の司法の最高権力者が、よりによってみずから何度も足を運び、米国政府から全権を委任されているマッカーサー駐日米国大使と都内某所で何度も密会を重ねているその光景はあまりにもおぞましい
 ⇒ http://new-party-9.net/archives/1913

 ・ 1959年4月24日付電報

 最高裁判所は4月22日、砂川裁判の東京地方裁判所判決に対する最高検察庁による上告趣意書の提出期限を6月15日に設定した。これに伴い、被告の弁護側は彼らの立場を示す文書を提出することになる。

 外務省当局者は大法廷での上告の審理はおそらく7月中旬までに始まるだろうと我々に伝えている。しかし、現時点では、判決が下される時期を推測するのは不可能である。田中裁判長は大使(筆者註:マッカーサー駐日米国大使)との内密の会話の中で、本件訴訟は優先権が与えられているが、日本の手続きでは、判決に至るまでには、審理が始まった後少なくとも数か月はかかる、と述べた。

 ・ 1959年8月3日付電報

 共通の友人宅での会話の中で、田中耕太郎裁判長は駐日米国大使館首席公使に対し、砂川裁判の判決はおそらく12月になると今は思うと語った。

  田中裁判長はまた、弁護団は裁判の結審を遅らせるためにあらゆる可能な合法的手段を試みているが、彼(筆者註:田中裁判長)としては争点を事実問題ではなく法的問題に限定することを決めていると述べた。

  この考えに立って、彼は、9月はじめに始まる週から週一回、それぞれ午前と午後の二回開廷すれば、遅くとも三週間で口頭弁論を終えることができると確信している。

  問題はその後に生じうる。なぜなら彼の14名の同僚裁判官たちの多くがそれぞれの見解を長々と論じたがるからだ。

  裁判長はまた、結審後の評議が、実質的に全会一致の判決が下されるような、そして世論を”乱す“少数意見が回避されるようなやり方で行われるよう希望していると付言した。

 コメント(筆者〔天木さん〕註:これは米国公電に書かれている言葉で米国大使のコメントである。私のコメントではない)

 (米国)大使館は最近、外務省や自民党の情報源から、日本政府が新日米安全保障条約の提出を12月から始まる通常国会まで延期する決定をしたのは、砂川裁判判決を、最高裁判所が当初意図していた晩夏ないし初秋までに出す事が不可能になった事に影響されたという複数の示唆を得た。

  これらの情報源は、砂川裁判の進捗状況が新条約の国会提出を延期した決定的理由ではないが、砂川裁判が審理中であることは、そうでなければ避けられたであろう、社会主義者やその他の野党に論争点を与えかねないと受け止められていることを教えている。

  さらにまた社会主義者たちは米軍の日本駐留は憲法違反であるという地方裁判所の判決に強く傾倒している。

  もし最高裁判所が地方裁判所の判決を覆し、国会で審議が行われているその時に、政府側に有利な判決を下すなら、新条約を支持する世論の風潮は大きく助けられ、社会主義者たちは政治的柔道の中で、みずからの奮闘により逆に投げ飛ばされることになろう。

Posted by 大沼安史 at 08:44 午前 |

2015-06-24

〔沖縄で安倍首相、怒号を浴びる〕◆ 日本の首相、シンゾー・アベは沖縄戦の慰霊式典で、罵声を浴びた(Japan's PM Shinzo Abe heckled at Okinawa battle anniversary event) / BBCが、そして世界の権威紙、英国のガーディアンが、国際社会に周知報道! / “Go home(帰れ)!” and “Warmonger(戦争屋が)!” ★ NHKの御用報道ぶりが、情けない!

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 ★ 怒れる沖縄の老人の写真はBBC、安倍首相の「上目づかい」の写真は、英紙インディペンデントより。(鮮明な写真は、下記のリンクで)

 ★ NHKの「アベ向いてホイッ!」大本営報道ぶりは、 ⇒ こちら ⇒ こちら

 〔★は大沼〕◎ BBC : Japan PM Shinzo Abe jeered at Battle of Okinawa ceremony
 ⇒ http://www.bbc.com/news/world-asia-33229432

 ・ Mr Abe was shouted at by locals, angry about the size of the US military presence on their island.

 ◎ 英紙ガーディアン : Japan's PM Shinzo Abe heckled at Okinawa battle anniversary event
 ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/jun/23/japan-pm-shinzo-abe-heckled-okinawa-battle-anniversary

 ・ Shouts of “Go home!” and “Warmonger!” could be heard as Abe, a nationalist whose attempts to reinterpret Japan’s pacifist constitution have sent his approval ratings to record lows, arrived at a ceremony on Tuesday to mark the end of the battle of Okinawa in which more than 200,000 civilians and soldiers died.

 ◎ 英紙インディペンデント : Japan's prime minister heckled and told to 'go home' during World War II memorial speech
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japans-prime-minister-heckled-and-told-to-go-home-during-world-war-ii-memorial-speech-10338817.html

 ◎ ユーチューブ 安倍首相 演説動画 (かすかに罵声、怒号が聴こえる)
  ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=-t4GKlcLbZY

Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 |

〔沖縄県立与勝高校3年、知念捷さん(17歳)が戦没者追悼式典で、琉歌を歌い、読み上げた、平和の詩、「みるく世(ゆ)がやゆら」(今は平和でしょうか)〕◆ せみよ 大きく鳴け 思うがままに / クワディーサーよ 大きく育て 燦燦(さんさん)と注ぐ光を浴びて / 古のあの琉歌(うた)よ 時を超え今 世界中を駆け巡れ / 今が平和で これからも平和であり続けるために / みるく世がやゆら

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 ◎ 詩の全文 (朝日新聞デジタル) ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH6Q6GR8H6QTIPE039.html

 ◎ ユーチューブ : 「みるく世がやゆら」沖縄県立与勝高等学校三年 知念捷君の朗読です。
 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=1HSM8rGMCm4

 ◎ 毎日新聞 記事(本記): 沖縄慰霊の日:「平和でしょうか」…17歳、世界に問う
 ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150623k0000e040204000c.html

 ・  沖縄県立与勝(よかつ)高校(うるま市)3年の知念捷(ちねん・まさる)さん(17)が追悼式で、自作の平和の詩「みるく世(ゆ)がやゆら」(平和でしょうか)を朗読した。沖縄戦で夫を失った祖父の姉の記憶が薄れていく様子と、戦争体験の風化を重ねて表現。「忘れてはならぬ 彼女の記憶を 戦争の惨めさを」との思いを胸に、今も、これからも沖縄や日本は「みるく世がやゆら」と問いかけた。

 知念さんを孫のようにかわいがっていた祖父の姉は、70年前の沖縄戦で22歳だった夫を失った。沖縄のどこで亡くなったかも分からず、骨壺(こつつぼ)には小さな石だけが入れられた。

 その祖父の姉が認知症を患い、戦争で夫を失った妻の歌である「軍人節」を何度も口ずさむ様子を見て、「彼女の気持ちや戦争の惨めさを少しでも心にとどめ、寄り添いたい」と詩をつづった。親族から祖父の姉に関わる戦争の体験談を聞いたという。

 知念さんは、沖縄独特の短歌である琉歌や方言も織り交ぜて「沖縄の原風景やチムグクル(真心)、平和に対する思いを込めた」。

Posted by 大沼安史 at 08:32 午前 |

〔花森安治さんの言葉――「一戔五厘の旗」より〕◆ 民主々義の〈民〉は 庶民の民だ / ぼくらの暮しを なによりも第一にする ということだ / ぼくらの暮しと 企業の利益とが ぶつかったら 企業を倒す ということだ / ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら 政府を倒す ということだ

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 ★ 『暮しの手帖』を創刊した花森安治さん。

  「一戔五厘の旗」には、ほかにたとえば、こうある。

          *

   ぼくらは 権利ばかり主張して

   なすべき義務を果さない

   戦後のわるい風習だ とおっしゃる

   (まったくだ)

   しかし 戦前も はるか明治のはじめから 
   戦後のいまも

   必要以上に 横車を押してでも 権利を

   主張しつづけ その反面 なすべき義務

   を怠りっぱなしで来たのは

   大企業と 歴代の政府ではないのか

          *

 ★ 安倍政権とはつまり、明治以来、この国の人びとを都合よく使い、私腹を肥やしてきた<戦前レジーム>の、最末期の姿ではないか!

          *

 〔★は大沼〕◎ 日本ペンクラブ・電子図書館 : 一戔五厘の旗
  ⇒ http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/publication/hanamoriyasuji.html

  ◎ 花森さんウィキ ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E6%A3%AE%E5%AE%89%E6%B2%BB

Posted by 大沼安史 at 08:09 午前 |

2015-06-23

〔タリバンがカブールのアフガニスタン国会議事堂を自爆攻撃〕◆ 自動車自爆攻撃 議事堂の玄関に突っ込み、爆発 / その瞬間を、議事堂内部のビデオカメラが撮影 / 自爆に続いて6人のタリバン戦闘員が議事堂を攻撃し、全員が射殺される ★ 安倍政権によって、アベノ我が軍=自衛隊は、こういう場所に送り込まれるのか?

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 ◎ 英紙インデペンデント(動画つき)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/video-shows-moment-taliban-bomb-hit-afghanistan-parliament-10335662.html

Posted by 大沼安史 at 07:44 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ ISIS、少年たちを金網リングで格闘技トレーニング / ネットにプロパガンダ・ビデオ ★ 日本の70年前のように、少年たちを洗脳し、自爆攻撃に使うのだろうか?

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 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Isis video propaganda shows children training in caged ring as 'next generation' of militants  
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-propaganda-video-shows-children-training-in-caged-ring-as-next-generation-of-militants-10337251.html

          *

  ★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 07:33 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ ラマダン(断食月)で、断食をせず、食べてしまった少年2人を処刑、―― 十字架にかけ、曝しものに / 「イスラム国」の宗教警察が摘発。シリアで。人権団体が非難! ★ ISISは宗教カルトなのか? 

 ◎ 英紙インデペンデント : Isis 'crucifies children for not fasting during Ramadan' in Syria
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-crucifies-children-for-not-fasting-during-ramadan-in-syria-10338215.html

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 ★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)1504n

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 07:14 午後 |

〔北米西海岸異変〕◆ 南カリフォルニアの海岸に、エビのような赤ガニ(Red tuna crabs)、数百万尾が打ち揚げられる。ビーチが赤いカーペットに! 「初めて見た」異変! 「海水の温暖化」によるとの指摘も ★ フクイチの放射能海水プルームの漂着の影響もあるのではないか!

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 〔★は大沼〕◎ USAツデー : Red tuna crabs invade Southern California shores
 (20日付け)⇒ http://www.usatoday.com/story/news/nation/2015/06/20/california-red-tuna-crabs/29036215/

 ・ Throngs of red tuna crabs washed ashore Southern California beaches this week, likely the result of warmer water off the coast, scientists said.

The tiny one-to-three inch, crawfish-like creatures floated onto shore in hordes so deep that parts of the beach were completely covered. "It looked like a red carpet — a good foot-to-16 inches thick," Johnny Fotsch told CBS News. "It kinda took me back a little because I never seen anything like this before."

 ◎ CBS : Millions of red tuna crabs invade California beaches
 (17日付け)⇒ http://www.cbsnews.com/news/millions-red-tuna-crabs-invade-california-beaches/
 

 ◎ エネニュース(まとめ) ⇒ http://enenews.com/nbc-sea-creatures-swarming-ashore-san-diego-san-francisco-cbs-millions-dead-crabs-blanketing-miles-shoreline-like-red-carpet-foot-to16-inches-thick-ive-never-anything-like-abc-wondering-whats-wr

          *

  ◎ 関連 : 〔米西海岸異変〕◆ クラゲのような「パープル・セイラー(purple sailors:Velella velella)、数十億匹が太平洋岸に打ち揚げ 海岸を覆い尽くす! ★ アシカや海鳥のアメリカウミツバメ、イワシ、ヒトデなどの大量死に続いて、こんどは「紫色の船乗り」と呼ばれる“青クラゲ”の死体が、オレゴンなどの海岸に、気味が悪いほど無数に、打ち揚げられている!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/purple-sailorsv.html

Posted by 大沼安史 at 05:33 午後 |

〔みんな楽しくHappy♡がいい♪〕◆ 愕然!今もヨウ素が!!〜 福島の下水汚泥&千葉県の水道水 …… じゃあ、東京はどうなんだろう? ⇒ 信じられない!!! いつの間にか東京都はヨウ素を調べなくなってしまっていた!

 ◎ ⇒ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4280.html

  

Posted by 大沼安史 at 05:17 午後 | | トラックバック (0)

〔さあ、平和な、あじさいの国へ〕◆ 瀬戸内寂聴さん(93歳)の、18日、国会前での、この、命がけスピーチを、車いすから立ち上がって語った言葉を、忘れまじ! / 「どうせ死ぬならここに来て、『このままでは日本はだめだよ』と申し上げて死にたかった」

 
 ◆ 「良い戦争は絶対ない。すべて人殺しだ」

 ◆ 「このまま安倍晋三首相の思想で政治が続けば、戦争になる。それを防がなければならないし、私も最後の力を出して反対行動を起こしたい」

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 ★ 鮮明な写真は、以下の東京新聞電子版で。

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 〔★は大沼〕◎ 東京新聞 : 93歳寂聴さん、国会前「命懸け」スピーチ
   (19日付け) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061902000144.html?ref=rank

 ・ 死を覚悟した訴えが、国会前に響きわたった-。十八日夜、東京・永田町の国会議事堂近くで繰り広げられた安全保障関連法案に反対する抗議行動に、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(93)が参加した。すぐれない体調と高齢を押して駆け付けた「命懸け」のスピーチは、主催者発表で二千人以上集まった参加者の心に深く刻み込まれた。 

          *

 ◆ 国会前スピーチ要旨

 瀬戸内寂聴です。満九十三歳になりました。きょうたくさんの方が集まっていらっしゃったが、私よりお年寄りの方はいらっしゃらないのではないか。去年一年病気をして、ほとんど寝たきりだった。完全に治ったわけではないが、最近のこの状態には寝ていられない。病気で死ぬか、けがをして死ぬか分からないが、どうせ死ぬならばこちらへ来て、みなさんに「このままでは日本はだめだよ、日本はどんどん怖いことになっているぞ」ということを申し上げて死にたいと思った。私はどこにも属していない。ただ自分一人でやってきた。もし私が死んでもあくまでも自己責任だ、そういう気持ちで来た。だから怖いものなしです。何でも言って良いと思う。

 私は一九二二年、大正十一年の生まれだから、戦争の真っただ中に青春を過ごした。前の戦争が実にひどくって大変かということを身にしみて感じている。私は終戦を北京で迎え、負けたと知ったときは殺されると思った。帰ってきたらふるさとの徳島は焼け野原だった。それまでの教育でこの戦争は天皇陛下のため、日本の将来のため、東洋平和のため、と教えられたが、戦争に良い戦争は絶対にない。すべて人殺しです。殺さなければ殺される。それは人間の一番悪いことだ。二度と起こしちゃならない。

 しかし、最近の日本の状況を見ていると、なんだか怖い戦争にどんどん近づいていくような気がいたします。せめて死ぬ前にここへきてそういう気持ちを訴えたいと思った。どうか、ここに集まった方は私と同じような気持ちだと思うが、その気持ちを他の人たちにも伝えて、特に若い人たちに伝えて、若い人の将来が幸せになるような方向に進んでほしいと思います。

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Posted by 大沼安史 at 05:09 午後 |

〔沖縄戦 痛ましい真実が判明!〕◆ 大本営がゲリラ戦目的で、地元の10代の少年らを集めて組織した「護郷隊」で、「上官」が少年兵らに一斉射撃で、仲間の射殺を命じる! 「スパイ容疑」――実際は遅刻しただけ ★ 「辺野古」埋め立て続行を命じて恥じない安倍首相と、この「上官」の感性には、どこか共通するものがあるようだ! 

 ◆ 少年らは地域の幼なじみだったため、結束が固かったという。しかし、上官が同じグループの別の少年を殴るよう指示し、少年が従ったケースもあった。結果として少年が少年を制裁し合う構図が生まれていったという。

 ◆ その中にはスパイ嫌疑がかけられた少年の射殺も含まれており、上官の命令により複数の少年が目隠しをされた仲間に対して一斉に銃を発射。犠牲になった少年は集合時間に遅れただけだったという。

 〔★は大沼〕◎ 琉球新報 : 沖縄戦元隊員証言、護郷隊少年兵が互いに制裁
   (22日付け) ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244607-storytopic-1.html

 ◆ 護郷隊

 主にやんばる地域の十代の少年らで組織された第三、第四遊撃隊の秘密名。それぞれ第一護郷隊、第二護郷隊と称した。スパイ養成機関として知られる陸軍中野学校出身の将校が派遣され、主に同地域を中心にゲリラ戦を展開することが任務とされた。地の利を生かす狙いがあったが、全く知らない土地に配置された少年も多く、162人が戦死した。

Posted by 大沼安史 at 04:58 午後 |

〔フクイチ被曝地〕◆ <民の声新聞> 「Cエリア(市内の70%を占める、年間積算放射線量が5mSv以下と市が認定した区域)」 ~ 住民に背向ける仁志田市長。伊達市議会は不信任案提出か?

 ◆ 騒然となる議場で、仁志田昇司市長は改めて明言した。「Cエリアの除染は必要ない」――。

 17日に開かれた伊達市議会の本会議。

 問題視されたのは昨年1月の市長選挙。

  「全面除染しないのは公約違反」と迫る市議に、「約束など破っていない」と市長は応戦。被曝の不安を抱える住民の求めに応じる意思は全くない。市議側は不信任案の提出をほのめかして全面対決の構えだが、こうしている間にも子どもたちは放射線にさらされていることを、大人は忘れてはいけない。

 ★ 写真は下記「ママれぼ」ブログより!

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          *

 〔★は大沼〕◎ 鈴木博喜さん ⇒ http://ameblo.jp/rain37/entry-12039930080.html

  ・ 問題となっているのは2014年1月に実施された市長選挙。自身のホームページに掲載されたマニフェストに「Cエリアを除染して放射能災害からの復興を加速」と明記。選挙期間中に配られたビラにも、同じ文言が一番大きな赤い文字で記されていた。だが、僅差で3選を果たした仁志田市長は、当選から1年半近く経過した今でもCエリアの全面除染に着手していない。勝てば官軍ということか。この日の市議会でも市民の不安に寄り添うという言葉とは程遠い答弁をくり返した。

 「そもそも除染をしたからといって、市民の不安は解決しない。放射能への恐れは人それぞれだ」

 「何かというと『選挙で約束した』と言うが、やってくれと言うからやるというようなポピュリズムのようなことは初めから考えていない」

 「市民の希望通りにそのままやれと言うのなら、行政は要らない」

 「除染はやらなくていいと言う市民がいるのも事実だ」

          *

 ◎ 関連 : <民の声新聞> : 「除染不要」と切り捨てられた伊達市の〝Cエリア〟~「心配過剰」「数秒通過するだけ」「税金の無駄」
 (昨年9月30日付け)⇒ http://ameblo.jp/rain37/entry-11927432807.html

          *

 ◎ 参考 :ママれぼ ⇒ http://momsrevo.blogspot.jp/2014/09/c-c.html
            ⇒ http://momsrevo.blogspot.jp/2014/09/c-c_24.html

Posted by 大沼安史 at 04:44 午後 |

〔日本経済・アベゲドン(アベノハルマゲドン)〕★ 安倍首相の最側近、稲田朋美・自民政調会長が17日、東京で開かれた、金融マーケット・プロ向けの、ロイター通信主催説明会で、「2020年度に基礎的財政収支の黒字化をしておかなければ、金利の急上昇によって日本の財政が破綻状態になりうる」と、日本の財政の危機的状況を認める! ⇒ ブルームバーグ通信が翌18日付けで、さらには世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズが19日付けで、世界のヘッジファンド、過去最大の日本売り(空売り)シフトと、東京発で世界拡散報道! 

 ★ 安倍政権は、わたしたちの「年金」資金にさらに手をつけ、株価PKOを続けるつもりなのか!

 ★ そして――いま、この「美しい国」では、戦争による戦費支出の暗雲が地平線に漂い始めている…………

 日本の財政(日本の経済)は、稲田氏のいうとおり、破たんがいつ起きても不思議ない、暴風圏の真っただ中に、どうやら、すでに突入している模様だ。

          *

          *

 
 ★ 稲田政調会長は、16日に、

  ――党の財政再建に関する特命委員会でまとめた報告書を安倍晋三首相に提出した。2020年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)黒字化に向け、「一定の目安がないと改革は進まない」と述べ、18年度には歳出額の目標設定が必要と強調した。(ロイター電 → こちら

 これが引き金を引いたのか――つまり、この程度の対策では焼け石に水とみられたのか(無責任な先送りと見られたのか)……

 一夜明けた17日、稲田氏は、東京でロイター通信が金融マーケットのプロ相手に開いた説明会で、こんごの財政運営などについて詳しく語ったが、下記のブルームバーグの記事によると、その日(17日)の東京市場は、全出来高の38%を「空売り」が占める、過去に(統計をとりはじめた2008年以来)ない、異常な事態になった。

 フィナンシャル・タイムズが19日段階で報じたところによると、「アベノミクス」改革の持続可能性について、マーケットに疑念が出ていることも一因という。

          * 

 〔★は大沼〕◎ ロイター(日本語): 20年度にPB黒字化しないと、金利急騰で破産も=自民政調会長
 (17日付け)⇒ http://jp.reuters.com/article/jp_Abenomics/idJPKBN0OX0ZE20150617

 ・  自民党の稲田朋美政調会長は17日に開催されたロイター・ニュースメーカーで、2020年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化をしておかなければ、金利の急上昇によって日本の財政が破綻状態になりうるとの見解を示した。
 
 会場での質疑応答の中で、稲田政調会長は「いつか急に金利が上昇して、破産状態になることがありうる」と指摘。政府・与党内で20年度の「PB黒字化には争いがない状況」だが、そこに至る改革が「どれくらい必要か、議論している」と、政府・与党内における調整作業の現状を説明した。
 
 稲田政調会長は安倍晋三首相の最側近のひとりとして知られているが、自民党が16日に政府へ提出した財政再建に関する提言をめぐっては、歳出削減にこだわる稲田氏と、経済成長を重視する甘利明・経済再生担当相らとの溝が浮彫りなった。
 
 稲田政調会長は、財政再建について「首相と方向は同じだが、目標設定の仕方が違う」と説明。「首相は、歳出の金額を書くことが予算の柔軟性を失わせると、懸念を持っている」としたうえで「安倍政権で進めてきた改革をこのまま進めていくことでは、一致している」と強調した。
 
 財政の現状については「日本の国債は、日本人が大部分保有しているため、いくら日銀がお金を刷っても大丈夫、と危機感がない」と述べた。
 
 そのうえで「金利が比較抑えられている状況が、いつまでも続く保証はない」との懸念を表明。債務の利払いが「大きく膨れ上がり、対GDP(国内総生産)で赤字がものすごく膨れ上がることは、十分考えられる」との見方を示した。

 ◎ ロイター : Japan LDP policy chief calls for spending cap, warns of weak-yen pain / 稲田朋美・自民政調会長 17日のロイター通信主催、金融マーケットのプロ相手の説明会「ニュースメーカー」を前に、ロイター・インタビューに答える 〔Inada said in an interview ahead of a Reuters "Newsmaker" event attended by financial market professionals〕
 (19日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/06/20/us-japan-inada-economy-idUSKBN0P004J20150620

          *

 ◎ ブルームバーグ : Short-Selling in Tokyo Surges to Highest Since at Least 2008
 (18日付け)⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-06-18/short-selling-in-tokyo-surges-to-highest-since-at-least-2008-ib1xlpcu

 ・ Investors in Japanese stocks turned the most bearish Thursday since at least 2008.

 Short-selling accounted for 38.3 percent of trading on the Tokyo Stock Exchange, the highest ratio since the bourse began keeping daily records more than six years ago. Energy producers, utilities and non-ferrous metal companies were targeted the most, the data show. The Topix index slid 1 percent to a one-month low.
 
 ◎ FT : Hedge fund bets against Japanese shares hit record levels
 (19日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/71d0efe4-166e-11e5-8095-00144feabdc0.html#axzz3dr5SHOqy

 ・ These include doubts over the sustainability of the reforms implemented by Shinzo Abe, the current prime minister, dubbed “Abenomics” and the pace of corporate governance reform.

Posted by 大沼安史 at 03:00 午後 |

2015-06-22

〔田中龍作ジャーナル〕◆ 戦争をしない国 ~明仁天皇からのメッセージ~ / 『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』の著者・矢部宏治氏が放つ“問題作”である。明仁天皇の足跡と発言をたどる構成だ。それは日本の戦後70年を見つめることでもある。

 ◎ ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011426

 ・ 陛下は今年(平成27年・2015年)1月1日、新年にあたっての感想では次のように述べられた―

 「本年は終戦から70年という節目の年にあたります…(中略)この機会に満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えて行くことが、いま、極めて大切なことだと思っています」 ・・・安倍首相に音読させたいくらいだ。

 だが、戦後日本の始発点とも言えるポツダム宣言も満足に知らない戦後最暗愚の首相は、戦争法案の制定にまっしぐらだ。

Posted by 大沼安史 at 08:39 午後 |

〔アメリカ政治に変革の胎動〕◆ ホワイトハウス入りを目指す民衆政治家、バーニー・サンダース上院議員(民主党、バーモント州選出)に高まる期待 / コロラドのデンバー大学の集会に、すくなくとも5500人が参加 / ヒラリー・クリントンを脅かす / サンダース議員は演説した。「富裕階級への、わたしたちのメッセージはこうだ。ひとり占めは、もはやできない!」 ★ 現れよ、日本のバーニー! 安部政権を引きずりおろせ!

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 ★ 日本でも安倍政権の狂気の暴走で、来年の参院選で、揺り戻しの大変革が起きそうな雲行きだ。

 出でよ、日本のバーニー・サンダース!

 ★ ヒラリー・クリントンのニューヨークでの集会の参加者数も(大都市、ニューヨークでの集会にもかかわらず)、5500人。

 勢いとしては、バーニーの方が上だ。

 73歳の老リベラル(プログレッシブ)が、最後の力を振り絞って、闘いに挑んでいる!

 ★ 民主党の大統領候補・指名選挙の最初の山場といわれるニューハンプシャー州では、5月の終わりの世論調査で、バーニー・サンダース議員は、わずかに13%の支持を得るのみだった。

 それが、今月16日に発表された 世論調査 では、31%に急増している。(ヒラリーは41%) 

              *

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Bernie Sanders Rally in Denver Draws One of Biggest Crowds in Election Cycle
 ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/21/bernie-sanders-rally-denver-draws-one-biggest-crowds-election-cycle

 ・ At least 5,500 Coloradans crammed into a Denver gymnasium, an adjacent atrium, and lacrosse field Saturday night to hear presidential candidate and Vermont Senator Bernie Sanders speak, in what is being reported as one of the biggest political rallies so far in the 2016 election cycle.

 Addressing the crowd at the University of Denver, Sanders said: "What we are doing tonight is we are sending a message to the billionaire class and that is: You can't have it all!"

 This campaign is not about me," he continued. "It is not about Hillary Clinton or any other candidate. This campaign is about you, your kids and your parents. It is about creating a political movement of millions of people who stand up and loudly proclaim that this nation belongs to all of us and not just a handful of billionaires."

 ◎ 関連 : 〔米国にも世直しのうねり〕◆ 社会主義者、バーニー・サンダース上院議員(バーモント選出)が草の根遊説開始 ミネソタの演説に3千人! TPP反対、高額所得者に課税! ウォールストリートと対決 ――「民主党の候補」を狙う / ヒラリー陣営、警戒 ★ リベラルな老闘士(73歳)が、人生と政治経験のすべてをかけて、アメリカ世直しの闘いを始めた! 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/post-0a04.html

Posted by 大沼安史 at 06:22 午後 |

〔菅原文太さんが遺した言葉〕◆ 「日本を取り戻す」という美辞麗句で国民市民をまたあのような時代に引きずり込もうとする不埒不逞(ふらち・ふてい)な政治家や官僚への警戒を解いてはいけない。まして、のさばらせてはいけない」

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 〔★は大沼〕◎ 佐野眞一さんのルポルタージュ、『津波と原発』(2011年6月、講談社刊、2014年2月、講談社文庫)所収の、菅原文太さんの「解説」より。

          *

 ★ 菅原文太さんは『津波と原発』への「解説」で、さらに続けて、こう書いている。
          *

 奴ら〔原文ではルビ点強調〕 が大震災と収束不能の原発事故に傷つき、弱った民心に付け込もうとしているのは間違いなく、甘言麗句に騙されないためには、常にこの本のような良書に学び、心の武装化を怠らないようにしよう。

          *

 ★「解説」から、文太さんの鋭い指摘を、もうひとつ。

          *

 宿命というべきだろうか、佐野(眞一)さんは『東電OL殺人事件』に続き、本書でもまたもや東京電力と遭遇することになった。東京電力という一株式会社が天下無敵の大権力となりえたのは、電気という現代社会に不可欠なエネルギー供給で市民をがんじがらめにしてきたからであり、かつアメリカや霞が関官僚たちの利益と一体化していたからだということが、この原発大事故によってあからさまになった。しかも、その官僚たちや東大、東工大出の〝優秀〟と言われる東電社員たちの知識や運営能力が、大したものではないどころかロクなものじゃなかったことが、じつに悲劇だった。

          *

 ★ 菅原文太さんは、たぶん、ナオミ・クラインさんの、あの『ショック・ドクトリン』も、読んでいる。

 読んでいるから、大災害などショックに付け込む、権力――すなわち、奴らの常とう手段、手口に言及している……ような気がする。

          *

 ★ わたしたちは、まだ残っている弾(たま)を有効に、適格に使って、凶暴な彼らを、仕留めなければならない!

 わたしたちの心の照準は、文太さんの視線の延長線上にある!

 

Posted by 大沼安史 at 03:37 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「3・11」で連続爆発・メルトダウンが続くなか、米国の当局者、科学者らの間で、(日本国内だけでなく)米国でも、放射性ヨウ素の交じった放射能雲(プルーム)来襲により甲状腺がんの激増を懸念するールが飛び交っていたことがわかった! / 米原子力規制委員会(NRC)が情報公開した内部文書で、米国人ジャーナリスト、J・D・ヘイズさんが突き止める 

★ メールは、バークリー(カリフォルニア州立大学)の科学者からのもので、至急、「ホールボディーカウンター(WBC)」を使ってヨウ素131の測定を開始することを求めるものだった! 
          *

  ★ それにしても…………WBCとは、甲状腺がんの主因である、ヨウ素131被曝検査に使う(使える)ものだった……とは!

 日本国内――フクイチ被曝地の各地ですみやかに、WBCサンプル検査(であっても)を実施し、データをとっておけば、多発する甲状腺がんとの因果関係もハッキリしただろうに!

 日本政府は、WBCヨウ素131検査を、どれだけの真剣さで、どれほど素早く、どの程度、実施したのか ―――― しなかったのか!

          *

          *

 ★ 2011年3月23日付けで、ホールデン・大統領補佐官やチュー・米エネルギー長官らに送付されていたメールの送り主は、(大沼の調べによると)バークリーのパー・ピーターソン(Per Peterson)教授(原子力工学科)。

 パターソン教授は、(プルーム放出後)「6~8週間」以内であれば、WBCを使って、ヨウ素131をどれだけ吸引したか分かるので、今後の対策の基礎データとして、早急な測定開始を求めた。

 それも、米政府当局に対して。

 フクイチ放射能プルームに含まれたヨウ素131で、米国においても甲状腺がんがいずれ多発することを見込んでのアピールだった。

 ピーターソン教授のメールでの要請に対し、米政府当局がどう対応したか(対応しなかったか)は明らかではないが、日本のわたしたちにとって、見逃してはならないことは、太平洋を隔てた米国においてさえ、ヨウ素131による甲状腺がんの多発が、専門家によって警告されていたことだ。

 日本ではもちろん、当時、米国以上に猛烈な風下被曝が続いた。甲状腺がんを引き起こすヨウ素131被曝もまた、猛烈なものであったに違いない。

 ピーターソン教授のメールをよく読むと、教授は米国内における甲状腺被爆だけでなく、日本でのヨウ素131被曝を心配していた。

 学者として良心からメールでアピールしたと思われるが、ひるがえって、日本のフクイチ被曝地では、WBCによるヨウ素131被曝検査は、どの程度の緊急性、および問題意識を持って行なわれたのだろう。

 ピーターソン教授は、半減期の短いヨウ素131の性質に鑑み、(被曝)「6~8週間」以内と、測定時期を限りを設け、早急に検査をはじめるよう求めていた。

 フクイチ被曝地で、この期間内に、どれだけWBCによるヨウ素131被曝検査が行なわれたか、あるいは行なわれなかったか、検証しなければならない。

 一方、ピーターソン教授をメールをめぐる米政府部内のやりとりでは、「尿検」の必要性の指摘もあった。

 フクイチ被曝地では、人々の公衆衛生に責任を持つ公的機関の手で、どれだけ尿検が行なわれたか――あるいは行なわれなかったか、これまた検証が必要である。
 
          * 

 ・There is a short time window now, of about 6 to 8 weeks, during which it will remain possible to use wholebody counting and other methods to measure any 1-131 that members of the public may have ingested.

 
 ・ In the longer term many cases of thyroid cancer, and other health problems, may end up being attributed to exposures from the Fukushima accident, both in Japan and on the U.S. west coast. Unless statistically strong data is collected in this short time window, it will be difficult to provide a strong and scientifically valid argument about the probability that these ……

 ・ Also, I just spoke with Jim Conca, who directed the CEMRC facility for many years. He advises that a more accurate, and logistically simpler method to measure 1-131 is by collecting urine samples.

 〔★は大沼〕◎ グローバル・リサーチ研(ナチュラルニュース): Government Emails Reveal Fukushima Radiation Could Cause Thyroid Cancer to Skyrocket in Americans
 (19日付け)⇒ http://www.globalresearch.ca/government-emails-reveal-fukushima-radiation-could-cause-thryoid-cancer-to-skyrocket-in-americans/5456876  

 ・ “I would like to raise another issue which now merits expeditious, near term action. There is a short time window… during which it will remain possible to… measure any I-131 that members of the public may have ingested,” said an email sent to John Holdren, senior adviser to Pres. Obama on science and technology, Secretary of Energy Steven Chu, DOE/NRC officials, and others whose names were redacted on March 23, 2011, 12 days after the disaster on March 11, according to a recently released trove of email documents, per a Freedom of Information Act request.

  “Collecting this data… would be very valuable,” said the email.

 ・ “Many cases of thyroid cancer, and other health problems, may end up being attributed to exposures from the Fukushima accident… on the U.S. west coast,” said the email.

  ◎ NRC 開示文書 (★ p187、218、233を参照)
 ⇒ http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1312/ML13120A295.pdf

Posted by 大沼安史 at 11:00 午前 |

〔ローマ法王が「回勅」で、この地球に生きる、全員に呼びかけ〕 ◆ わたしたちの家(ホーム)である地球は、廃棄物の山をさらに大きく積み上げ続けている。「最後の審判の日」の予言もいまや、皮肉や侮蔑で応えられるものではなくなった。「大胆な文化革命」をもってしか、人類を自滅から救うことはできない! ◆ 原子力についても、「生活の質」に甚大な影響を及ぼすものと警告!

150617095755popeclimatechangeprevie ★ フランシスコ法王の「回勅」の矢は、地球暑熱化との闘いから、逃げ出し、自然エネルギーにタガをはめ、原発再稼働に狂奔する、安倍政権に対しても向けられたものだ。 (写真はCNNより)

          *

 ・ "Doomsday predictions," the Pope warned, "can no longer be met with irony or disdain."  

 ・ "The Earth, our home, is beginning to look more and more like an immense pile of filth," ……

 ・ Nothing short of a "bold cultural revolution" could save humanity from spiraling into self-destruction, the Pope warned.

          *

 ・ Some projects, if insufficiently studied, can profoundly affect the quality of life of an area due to very different factors such as unforeseen noise pollution, the shrinking of visual horizons, the loss of cultural values, or the effects of nuclear energy use.

 〔★は大沼〕◎ CNN : Pope Francis: 'Revolution' needed to combat climate change
 (19日付け)⇒ http://edition.cnn.com/2015/06/18/world/pope-francis-climate-technology-encyclical/

 ・ "Doomsday predictions," the Pope warned, "can no longer be met with irony or disdain."

 ・ "The Earth, our home, is beginning to look more and more like an immense pile of filth," ……

 ・ Nothing short of a "bold cultural revolution" could save humanity from spiraling into self-destruction, the Pope warned.

 ◎ CNN(日本語): ローマ法王、地球温暖化に警鐘 「文化的革命」呼びかけ
 (18日付け) ⇒

 ・ ローマ法王フランシスコは18日、「回勅」と呼ばれる公文書を発表して地球温暖化や環境問題に警鐘を鳴らし、「大胆な文化的革命」の必要性を訴えた。

 ・ フランシスコ法王はこの中で、深く考えないままのハイテク崇拝や化石燃料依存、衝動的な消費といった現代社会の側面に言及し、人類による暴挙が地球を限界点へと押しやっていると警告。「最後の審判の日の予言に皮肉や軽視で応じることは、もはやできなくなった」と指摘した。

 ・ 地球温暖化問題を巡っては、大企業やエネルギー企業、視野の狭い政治家、無関心な個人など社会のあらゆる側面に矛先を向け、「私たちの故郷である地球は、ますます巨大なごみの山のような様相を呈し始めている」と警告した。

 回勅は通常、ローマ法王から世界10億人のカトリック信者に宛てて教えを説く手紙として発表される。しかしフランシスコ法王は年内に予定されている気候変動問題についての首脳会議を視野に、「この惑星に住むすべての人との対話を望む」とした。

          ◆

 ◎ ローマ法王 回勅(英文) ⇒ http://w2.vatican.va/content/francesco/en/encyclicals/documents/papa-francesco_20150524_enciclica-laudato-si.html

 ・ Some projects, if insufficiently studied, can profoundly affect the quality of life of an area due to very different factors such as unforeseen noise pollution, the shrinking of visual horizons, the loss of cultural values, or the effects of nuclear energy use.

          ◆

          *

 ◎ AFP(日本語) : ローマ法王、迅速な温暖化対策を呼び掛け 全世界に向け「回勅」
 (18日付け) ⇒ http://www.afpbb.com/articles/-/3052097

 ・ ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は18日、「異常な」気候変動により地球が破壊されるのを阻止するための迅速な行動を世界各国に呼び掛け、問題を生み出した責任とそれを解決する責任を第一に負うのは富裕国だとする「回勅」を出した。

 「回勅」とは、カトリック教会の教義の指針となる原則を集めた文書。法王は、地球上の全ての人に向けた今回の「回勅」の中で、人間の強欲さ、新しいテクノロジーと進歩への自滅的な執着によって、「われわれの姉妹である母なる地球」が危機的な状況に陥っていると、強い語調で非難した。

 ・  また、人為的な気候変動に懐疑的な人々が挙げる火山活動や地球のさまざまな活動、太陽の周期などに触れた上で、「この数十年の地球温暖化の大半の原因は、主に人間の活動の結果として放出された温室効果ガスによるガス濃度の増加にある」との見解を示した。

          *

 ◎ 毎日新聞 : ローマ法王:環境問題で初の「回勅」迅速な温暖化対策促す
 (18日付け) ⇒ http://mainichi.jp/feature/news/20150619k0000m030042000c.html

 ・ フランシスコ・ローマ法王は18日、環境問題への対処指針を示した重要文書を発表した。地球温暖化について「今世紀にとてつもない気候変動と、生態系の未曽有の破壊が起き、深刻な結末を招きかねない」と警告し、国際社会に迅速な行動を呼びかけた。今年末にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)本会合の論議に影響を与える狙いがある。

 ・  原子力エネルギーについては「我々に莫大(ばくだい)な力をもたらした」としながらも、「20世紀半ばの原爆投下」を例に引いて「賢い方向で利用されるという保証はない」と指摘。その上で、原発事故への直接の言及は避けながらも、原子力エネルギー使用が「地域の生活の質に影響を与える可能性がある」と述べた。

 日本の司教団によると、法王は今年3月の会見時、東日本大震災の福島第1原発事故などを旧約聖書の「バベルの塔」になぞらえ、「天に届く塔を造ろうとして、自らの破滅を招こうとしている」と述べ、人間のおごりと現代文明のひずみに警鐘を鳴らした。

 先々代の故ヨハネ・パウロ2世、前任のベネディクト16世も環境保護の重要性について発言しているが、環境問題に的を絞ったフランシスコ法王の「回勅」は初めて。

Posted by 大沼安史 at 08:34 午前 |

2015-06-21

〔さあ、平和な、あじさいの国へ〕◆ エーリッヒ・フロムは言った。「技術社会の人間化に至る根本的な変革……の危険にさらされるのは、他人の生命を支配する権力意識を失うのを恐れている人びとや、生命を志向することのできないあのどうしようもない官僚たちだけである」

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 ★ なるほど……安倍政権とはたしかに

  「他人の生命を支配する権力意識」を持った、

  「希望の革命」に怯える権力者たちなのだ。

  それを

  「生命を志向することのできない」

  霞が関の官僚たちが支えている……。

          * 

 〔★は大沼〕 ◎ 『希望の革命 ―― 技術の人間化をめざして』 (作田啓一・佐野哲郎訳、改訂版、紀伊国屋書店)、P124より。

 ◎ フロム・Wiki ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A0

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Posted by 大沼安史 at 02:09 午後 |

〔フクイチ核惨事〕★ <阿修羅> 空から使用済み核燃料が降ってきた!! 

 ◆ 浪江の駅付近でも事故後に宇宙服のような防護服で地面から何かを拾っていた 

 ◆ 燃料棒ペレットは吹っ飛んで、車に落ちてきた物を拾ったとか、ポケットに入れた人などは1か月ほどで死んだそう

 ◆ 1億程の金で口封じをされたそうな
 

◎ ⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/495.html 

Posted by 大沼安史 at 12:25 午後 |

〔フクイチ核惨事〕★ 阿武隈川の放射能は、春になると濃度を増す――東京農大チームの調査で判明 / 中流の河川堆積物、2013年春には、キロあたり、最高2万2800ベクレル / 「春にかけて放射性物質を含む落ち葉などが河川に流れ込むことが原因」――春から秋は流量が増え、放射能堆積物は下流へ ★ ということは……夏から秋にかけては、宮城県内の下流域、仙台湾での汚染濃度が高まるということでは?

 ★ 阿武隈川をはじめ、全被曝地河川の、徹底した放射能汚染調査が必要である!

 環境省は、川ざらい、海ざらいと行うべきではないか!

          *

          *

 ◆ 森林の落ち葉や生物の死骸には放射性物質が濃縮され、それらが川へ流れ込み、堆積物の放射性セシウム濃度が上がっているという。また、春から秋は梅雨や台風によって降水量が増えていた。このため、この時期は川の流量が増え、堆積物が下流へ流されることによって濃度が下がり、結果として春に測定する濃度が高くなっていると考えられる。

 尾崎特任助教は「放射性物質は、食物連鎖を通じて魚などの生き物に濃縮する可能性があり、河川の状況を把握することは重要。こうした追跡調査は例が少なく、今後も継続したい」と話している。

          *

 〔★は大沼〕◎ 毎日新聞 : 福島原発事故:河川の放射性セシウム濃度 春に高い傾向
 (20日付け)⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150620k0000m040214000c.html

Posted by 大沼安史 at 12:18 午後 |

〔東京新聞・社説〕◆「いま、風を待つのでなく」 / 「福島が見えない何かを変えました。原発や化石燃料に頼らない未来を見据え、前進するドイツ。振り返ろうとする日本。風はどちらに吹くのでしょうか」/ 「そして最後にもう一つ、〔ドイツの〕ファルク博士に聞きました。Q どうすれば、日本でもエネルギーウェンデ(大転換)を起こせるか。 A 地域社会が再生エネの受容性を高めること。市民がそこに参加して、議論し、利用し、出資して、いくつかの利益を得られるような仕組みをつくること。―― 私たちは風を待つ人ではなく、風を吹か

 ◆ ドイツだけではありません。原発大国フランスでも三〇年に32%、米カリフォルニア州は電力販売量の50%に、再生エネ比率を高めたいとしています。

 欧米だけではありません。中国は、五〇年に60%に達するという見通しを示している。

 やがて枯渇する運命の化石燃料依存から抜け出したい。チェルノブイリやフクシマの現実に向き合えば、原発とは共存不能…。だから、無限にあって危険の少ない再生エネに切り替えよう-。これが世界に吹く風です。

          *

          *

 ★ 「来日したヘルマン・ファルク博士との対話」を綴った、素敵な社説だ。

 社説子の言う通りだ。わたしたちも、自ら自然エネの「風」となり、「エネルギーウェンデ(大転換)」を引き起こさなければならない。

 わたしたちは、自ら風となり、進化しなければならないのだ。

 社説に紹介された「ファルク博士との一問一答」を読むと、日本の安倍政権――あるいは安倍晋三という人物の、無定見と非常識、アナクロぶりが一層、際立つ。

 原発再稼働のために、自然エネルギーにタガをはめ、わたしたちの社会的進化を妨害するアベノガラケー!

 ダーウィンの言う、「デヴィル・バブーン(悪のヒヒ devil baboon)」とは、安倍首相のためにある言葉かも知れない。

          *

 〔★は大沼〕◎(14日付け) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015061402000158.html

Posted by 大沼安史 at 12:01 午後 |

2015-06-20

〔戦争をしている場合ではない!〕◆ 気候変動、汚染、森林破壊で、地球は新たな生物絶滅期に入りつつある! 人類もまた、いまやすでに「生ける屍( walking dead)」に! / 米スタンフォード大などの生物学者が国際学術誌への発表論文で警告! 1900年からすでに400を超える脊椎動物が絶滅! ドミノ効果でエコシステムが失わて行く! ―― ★ 安倍政権は、「クールアース」と、言葉だけでなく、行動でもって取り組むべきである。

 ★ わたしは、ここ十数年、インディペンデント(電子版)を見ているが、中東問題とともに、その科学報道は、群を抜いている。

 そのインディペンデントが20日付け電子版のトップに据えたのが、この記事。

 エディターの危機意識が伝わってくる。

          *

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Earth is entering sixth extinction phase with many species – including our own – labelled 'the walking dead' ⇒ http://www.independent.co.uk/environment/earth-is-entering-sixth-extinction-phase-with-many-species--including-our-own--labelled-the-walking-dead-10333608.html

 ・ The plant is entering a new period of extinction with top scientists warning that species all over the world are “essentially the walking dead” – including our own.

 The report, authored by scientists at Stanford, Princeton and Berkeley universities, found that vertebrates

 ・ The research examined historic rates of extinction for vertebrates, finding that since 1900 more than 400 vertebrates have disappeared – an extinction rate 100 times higher than in other – non-extinction – periods.

 "There are examples of species all over the world that are essentially the walking dead,” said Stanford University professor Paul Ehrlich.

 He added: "We are sawing off the limb that we are sitting on."

 The research, which cites climate change, pollution and deforestation as causes for the rapid change, notes that a knock-on effect of the loss of entire ecosystems could be dire.

 ◎ 論文 : Accelerated modern human–induced species losses: Entering the sixth mass extinction
 ⇒ http://advances.sciencemag.org/content/1/5/e1400253.full

Posted by 大沼安史 at 07:34 午後 |

〔米南部の黒人教会で、白人の青年の乱射により、母親を殺害された娘のナディンさんは、法廷での尋問で、ビデオ中継を介し、青年に語りかけた〕◆ 「わたしはあなたを赦します。あなたはわたしの、とても大事な母親を奪った。もう話しかけることも、抱きしめることもできない。でもわたしは赦します。あなたの魂に〔神の〕慈悲のありますように。あなたはわたしを、多くの人びとを傷つけた。でも赦します」

Th76

 ★ チャールストンの黒人教会で、9人を殺害した白人青年、ディラン・ルーフ容疑者は、遺族たちの言葉を、ビデオを通じて、別室で聞いた。

 母親のエセル・ランスさん(70歳)を亡くした娘のナディン・コリーアさんの「それでも赦す」という言葉を、白人青年はどう受けとめたのだろう。

 わたしたちもまた、最後は「戦争」に行き着く、憎悪と敵意の連鎖を、赦しの心、共感共苦(コンパッション)の心で、断ち切り、克服しなければならない。

 犯人の白人青年もまた――おそらく、扇動の犠牲者なのだ。

          *
 
 〔★は大沼〕◎ ハフィントン・ポスト (動画も) : Victims' Families Meet Dylann Roof: 'I Forgive You, And Have Mercy On Your Soul'
 ⇒ http://www.huffingtonpost.com/2015/06/19/dylann-roof-family_n_7623252.html

 ・ "I forgive you," Nadine Collier, daughter of victim Ethel Lance, said to Roof. "I will never talk to her ever again, never be able to hold her again. I forgive you and have mercy on your soul. You hurt me, you hurt a lot of people, but I forgive you

Posted by 大沼安史 at 06:33 午後 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 昨年11月、カナダ政府がカナダ西岸、ブリテティッシュ・コロンビア州沖合の海草から、(フクイチから大気中に放出され)気流で運ばれた放射線汚染物質(airborne elements of radioactive pollutants )を検出 / 北米<ウェザー・チャンネル(The Weather Channel )>が、ことし4月8日に報道 

★ 放射性ヨウ素ではないか? 

  フクイチ発の空中放射能が北米にも! 

  日本国内の風下被曝も――続いている!

  引き続き、要警戒である!

          *

  ◎ 参考 : スイス気象台 フクイチ粒子拡散予測動画
    ⇒ http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

          *

 

 ◎(動画): Radiation from the Fukushima Nuclear Power Plant has Reached North American Shores ⇒ http://www.weather.com/series/great-outdoors/video/radiation-from-the-fukushima-nuclear-power-plant-has-reached-north

 ・ “Radiation from the Fukushima nuclear disaster is now washing up on the shores of Canada’s Vancouver Island… In November, the Canadian government detected airborne elements of radioactive pollutants in sea water vegetation further off the shores of British Columbia.”

 ◎ ソース 「エネニュース」 ⇒ http://enenews.com/tv-canadian-govt-detected-airborne-elements-radioactive-pollutants-fukushima-radioactive-materials-gushing-plant-unexpected-difficulties-preventing-escape-airborne-radioactive-contaminants-video

Posted by 大沼安史 at 09:51 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「フクシマで本当は一体何が起きているのか?(What’s Really Going on at Fukushima?)」――米誌「カウンターパンチ」論文を日本語全訳! / 大東京2800人の住民避難?……「ゴジラのみぞ知る!(Only Godzilla knows!)」

Images8 ◆ カウンターパンチ論文は、悪い冗談を言っているわけではない!

          *

 ◆ ……元NHKニュースのキャスター、マヤ・ムーアが、岡田秀勝氏の双葉バラ園災害に関する本を書いた。The Rose Garden of Fukushima「福島のバラ園、英文」(2014)だ。現在、バラ園は消滅している。“そこは汚染された荒れ地に過ぎない。岡田氏が実際に、そこに最後に戻った際、飛べない子ガラスを見つけたが、そのカラスは目が見えなかった。突然変異は、動物から、鳥から始まるのだ。”

 「The Rose Garden of Fukushima」は、日本の福島に存在していた実際のバラ園の写真集だ。7500株以上のバラと、年間5万人の来園者を誇ったバラ園は、地震、津波、そして、メルトダウンという三重災害のおかげで、即座に無為のものと化した。

 マヤの本の前書きを書いたのは、元駐日アメリカ大使(2009-13)ジョン・ロスだ。“マヤ・ムーアが本書で語る、岡田秀勝氏と彼の双葉バラ園の信じがたい物語は…東北の人々が直面したものを見つめる小さな窓になろう。”

 ロスの言う“小さな窓”は、文明のど真ん中の巨大なブラック・ホールに対する比喩として、実にうってつけだ。同様に、東電福島原発は、その進路に、そしてその先にある、全てのものを破壊するが、しかもその進路は拡張する可能性が高い正真正銘の破壊装置だ。それが消え去らないことは確実だ。

 かくして、東京電力は、途方もなく強力な解き放たれてしまった、制御不能のE=mc2という力に対する非対称戦争に酷く巻き込まれている。

 明らかに、東京電力は進退窮まっている。しかも東京電力が“怪物に打ち勝てる”かどうかは疑わしい。実際、それは不可能な課題なのかも知れない。

 ひょっとすると、本当にひょっとするとだが、大東京圏3800万人の住民が最終的には避難することになるのかも知れない。はっきりわかっている人などいるのだろうか?

 ゴジラのみぞ知る!

          *

 〔★は大沼〕◎ カウンターパンチ誌、Robert Hunzikerさんの論文、日本語全訳(マスコミに載らない海外記事):
    ⇒ http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-ebf6.html

 ◎ 原文 ⇒ http://www.counterpunch.org/2015/06/15/whats-really-going-on-at-fukushima/

          *

 ★ 日本語に訳された方は、「ゴジラのみぞ知る! Only Godzilla knows! というのは、Only God knows! 神のみぞ知る! のモジリだろう」と書いていらっしゃる。

 フクイチはまさに、現実のゴジラと化し、こんどは日本を滅ぼそうとしている!

Posted by 大沼安史 at 09:33 午前 |

〔フクイチ核惨事〕★ フクイチの現場には、汚染処理のタンク群だけでなく、急ごしらえの「地下(汚染水)貯水池」が、遮水シートが割れる漏水の危険性を認識しながら、8基もつくらえていた! そして、実際に2013年4月には、リットル当たり数億ベクレルもの高濃度放射能汚染水が漏出! / 汲み出しては移送……現在も1000トン超、残る / 東京新聞がスクープ報道 ★ 貯水池遮水シートからの漏出はいまなお続いているはずだ! フクイチ管理をこのまま東電にまかせきりにしてはならない!

Pk2015061802100062_size0 ◆ 周辺の観測井戸も汚染。

 井戸から汲み出した高濃度の汚染地下水を、また地下貯水池に戻しているありさま!

          *

 ★ フクイチの敷地内に、国民に周知徹底しないまま、ひそかに、「三重の遮水シートで覆ってはいるが、一般的な廃棄物処分場の防護層より薄」い、「タンク数基分の容量のある」地下貯水池がつくられ、漏れ出した高濃度汚染水が地下水を通じ、海に流入していた!

 これはたいへんな信義則違反である!

 漁業者ら地元の人びともまた、知らされていなかったのではないか。

 東電経営陣は謝罪し、引責辞任すべきである!

 〔★は大沼〕◎ (18日付け)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061802000157.html

 ・ 東京電力福島第一原発で二年前、東電は水が漏れる危険性を認識しながら急場しのぎでいくつも地下貯水池を造り、そこに超高濃度の汚染水を入れた。やはり汚染水漏れが起き、周辺の地下水ではいまだに汚染が続くため、現場は継続的な処理に追われている。安易な選択のツケはかなり高くついた形だ。 (小倉貞俊記者)

 問題の地下貯水池は、汚染水を貯蔵するタンクの用地が不足する中、クレーンが使えない土地にも造れるからと東電が編み出した。池となる掘った部分には粘土層を敷き、三重の遮水シートで覆ってはいるが、一般的な廃棄物処分場の防護層より薄く、一リットル当たり数億ベクレルと放出基準の四百万倍はある高濃度の放射性ストロンチウムなどを含む汚染水を厳重保管できるような性能はなかった。

 東電は汚染水の増加傾向を見越して十分なタンクを造る必要があったが、貯水池は一つで数千トンとタンク数基分の容量があるため、タンクの増設ペースをゆるめた。二〇一三年一月、いよいよタンクが不足し、きちんと公表することもないまま、貯水池に汚染水を入れ始めた。

 わずか三カ月後の四月には水漏れ事故の発生が確認された。漏れは遮水シートが破れる構造的な問題が原因。東電は計二万七千トンに上る池の汚染水を抜き、タンクを急造して移送するしかなかった。

Posted by 大沼安史 at 08:55 午前 |

〔アベノ核拡散〕◆ <東京新聞> インドの核燃再処理容認 政府、原発輸出交渉で初 ★ 原発売らんがために、核武装国・インドに、プルトニウムの再処理ゲットを認める安倍政権の、このデタラメさ、無責任ぶりは、何だ!

 ◎ (19日朝刊) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015061902000142.html

 ・ インドは核拡散防止条約(NPT)に加盟しておらず、再処理で生成したプルトニウムを使用して一九七四年に初の核実験を実施した核保有国。核軍縮・不拡散政策を掲げてきた日本政府内には、インドの再処理容認に慎重論があったが、共に原発売り込みを狙う米国が既に容認しており、米国に追随して日本も従来の姿勢から大きく踏み出すことになった。

Posted by 大沼安史 at 08:29 午前 |

〔田中宇さんの国際ニュース解説〕◆ 大企業覇権としてのTPP / TPPやTTIPは、米国の下に各国政府があった現代の覇権体制を崩し、大企業が覇権を奪い合う新世界秩序に転換させる。

 ◎(18日付け)⇒ http://tanakanews.com/150618tpp.htm

Posted by 大沼安史 at 07:31 午前 |

2015-06-19

〔アベノ借金 山積み、さらに進行 債務削減を回避の恐れ〕◆ 英エコノミスト誌が国際社会に警告報道! 日本の累積債務、GDPの246%で、なお増加中 ★ 墜落の時に向かって、「絵に描いた階段」を登る、安倍首相を描いた、この風刺イラストが、アベノハルマゲドンの危機的現実を物語っている! 戦争をしている場合じゃないだろうが!

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 ★ 消費税再引き上げで、日本経済は、ほんとにたんへんなことになるかもしれない。

 〔★は大沼〕◎ Hoping for growth
 ⇒ http://www.economist.com/news/asia/21654616-theres-nothing-optimismexcept-where-its-unrealistic-hoping-growth

 ・ WHEN, in November, Shinzo Abe postponed a second planned increase of Japan’s consumption (sales) tax it was the right thing to do: after all, the first in April 2014, had knocked an already fragile economy. But with Japan running a far looser fiscal policy than any other rich country—the budget deficit is 6.9% of GDP—the prime minister needed at the same time to promise a credible longer-term plan for lowering the country’s mountain of public debt, which stands at 246% of GDP and rising. The plan is due to be published this summer, though its broad outlines are already known. Worries are growing that it will shirk the task.
  

Posted by 大沼安史 at 06:39 午後 |

〔イエメン戦争〕◆ イエメン・サアナのフーシ派(シーア派)拠点のモスクに「イスラム国」軍(ISIS)が自爆攻撃 4人自爆で50人が死傷 ★ ISISが湾岸王国のスンニ派に操られたものであることが、明らかになった。サウジなどが米国と同盟しているからと言って、安倍政権は自衛隊を中東の戦場に送り込んではならない。

 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Yemen car bombs: Isis claims responsibility
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/yemen-car-bombs-isis-claims-responsibility-10327850.html

 ・Isis claimed responsibility for the four bombs, calling the act “revenge” in a statement published online.

          * 

 ★〔新刊案内 大沼訳〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 06:15 午後 |

〔地球環境を守ろう!〕◆ 米テキサス州デントンで、92歳のおばあちゃん、バイオレット・パルマーさんが家族で、フラッキンング(シェールガス・オイル水圧破砕採掘)に抗議し、逮捕される / 64歳の息子さんのセロンさんも一緒に州内の自治体の禁止条例つぶしのテキサス州法に抵抗! / 目の不自由なバイオレットさんは言った。「できることは限られているけど、やらなきゃならないからやった」! 

Violet_palmer_protest_denton_by_bp_

 
 ★ 家族(バイオレットさんは写真・右端)はゲート前で、マーチン・ルーサー・キング師の「わたしたちには、不正義の法律には従わない道徳的責任がある」のプラカードを掲げた!

 バイオレットおばあちゃんは、こう言ったそうだ。

 「年齢に関係ない。わたしの投票の問題です」

  ・ "This is not about my age. This is about my vote."

 なるほど、投票(vote)とは、その人個人の政治的な選択のこと。

 投票用紙に候補者の名前を書くことだけが、一票の権利を行使することではない。

 選挙権を持つとは、政治的な選択権とそれにもとづく責任と義務を持つことである。

 直接行動とは、1票の権利を持つ者の、責任ある責任の行使のことを言う。

 バイオレットさんに教えられた。

          *
 

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : 92-Year-Old Texas Woman Jailed for Protesting Pro-Fracking State Law
 (17日付け) ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/17/92-year-old-texas-woman-jailed-protesting-pro-fracking-state-law

 ・ "Really, there is so little I can do, but I do it by protesting," said Palmer, who is partially blind. "I did feel compelled. I feel like I must do something."

Posted by 大沼安史 at 06:03 午後 |

〔夕陽村舎日記〕◆ 加藤哲夫さんが遺した言葉

S_image 仙台の市民運動家、加藤哲夫さん(1949~2011年)が遺した言葉が、鷲田清一さんの 「折々のことば」 (朝日新聞朝刊1面 16日付け) で紹介された。

          *

 「公」のもの、皆のものであるからこれは私のもの以上に大切にしなくてはいけないというふうになりにくい。

          *

 鷲田清一さんは、これにこうコメントした。

 「この国では公共的なものは『誰のものでもない』ものと解されがちで、皮肉にも『だから私が勝手にしてもいいのだ』というふうに私物化される」と。

          *

 たぶん、加藤哲夫さんの言葉をかりた、鷲田さんの時評である。

 「公」(公僕)の長が、こんな私物化に走ったら、国は、もたない。

 「公」のものを、「だから私が勝手にしていいもの」と捻じ曲げて「解釈」してもらっては困る。

 憲法は公法の長。それをを「わたしは責任者だから、勝手に解釈する」などと言い出すのは、公僕として失格である。

          *

 加藤哲夫さんは福島の人だ。福島医大に進んだが、医者にはならなかった。

 60年末から70年はじめのあの頃、学生運動に参加した人の多くは、自分で人生の道を切り拓かざるを得なかった。

 加藤哲夫さんもそうした人生を歩み、仙台で市民運動家になった。

 出版社を起こし、自然食品店をつくり、さまざまなNPO活動の生みの親になった。

          *

 「3・11」――その後の「フクイチ核惨事」の進行を、加藤哲夫さんは病院のベッドで知った。

 以下は、 「蝸牛庵日乗」 のブログ日記より。

          *

 <3月12日> 福島の原発での爆発があったという報道があり、放射能漏れが危惧されます。そうとうの放射能が漏れているようです。炉芯が溶けていないことを祈りますが、まだ危険が続いています。報道は風向きなど重要なことを解説しないので間怠っこいです。

 <3月16日> 石原慎太郎都知事の「我欲」「天罰」発言は許せないですね。たった今も、福島原発の爆発で、放射能が飛散した地域に居残った人々がいるのです。チェルノブイリの事故の時も同じでしたが、住み慣れた大地を離れたくない、老齢だから諦めている、どこにも行くところがない、などの理由です。

 そんな方々が「我欲」にかられた日本人でしょうか? そんな方々に「天罰」がくだるでしょうか? 彼らの頭上に死の灰、放射能を振り撒いている原発の電気は、そういうことを言っている石原慎太郎都知事を頭とする「東京的なるもの」によって消費されてきたのです。「我欲」とは、この「東京的なるもの」の謂でしょう。

          *

 「我欲」とは、この「東京的なるもの」の謂――加藤さんのこの指摘もまた、「公」を私物化し続け、いま憲法さえも勝手に解釈している安倍政権の姿をあらわにする言葉ではないか。

          *

 加藤哲夫さんはその年、2011年の8月21日、仙台市内のホスピスでお亡くなりになるのだが、生前、福島原発(の建設・稼働)を止められなかった自分を責める言葉を、親しい友人に遺していた、という。

          *

 加藤哲夫さんは、「蝸牛庵日乗」(2011年3月20日)の日記に、屋久島の農民詩人、山尾三省さんの詩を引いて、こう書いている。

          *

 怒涛の一週間でした。
 未曾有の大震災、すべてのものが根底から崩れたような一週間でした。

 しかし、どんな悲惨な事態になっても、どんなに傷ついても、
 人は立ち上がり、暮らしを再建し、愛し合い、生き続けていくものと思います。

 私は、そのことをまだ信じています。

   一月四日

  れんげ畑に
  小さな女の子達が集まって
  花遊びをしていた
  そこからは 海が見え
  風はなかった
  出会った親達は ひたすら生業を語っていたが
  それは あるべきこの世の苦しみを 交わしていることにすぎなかった
  れんげ畑に
  小さな女の子達が集まって
  ひたすらに花遊びをしていた
                     山尾三省

                 (『自己への旅』山尾三省著 聖文社より)

          *

 「3・11」から1週間――。

 加藤哲夫さんは、山尾三省さんの 「遺言」 の願いを何度も思い返していたそうだ。

   神田川の水が飲めるようになること
   原子力発電が地上から無くなること
   そして、世界平和へ追求への祈り。

          *

 加藤哲夫さんはきっと、この山尾三省さんの祈りを自分の「遺志」のなかに加えようと、その時、すでに思っていたのではないか?

          *

 そして――「3・11」4年半後に、おとといの朝日新聞の「折々の言葉」に、(突如)現れたる加藤哲夫さんの、寸鉄ひとを刺す、きびしい警句。

 わたしたちは憲法という公を、この日本という公を、この日本の自然という公を、「皆のものであるからこれは私のもの以上に大切にしなくてはいけない」。

Posted by 大沼安史 at 01:34 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「東電は津波防護の必要性を知りながら、動かなかった」――世界的な権威紙、英紙ガーディアンが、2008年9月の東電内部文書をもとに、国際社会に周知報道 / 東電が当時の会議録を対東電株主訴訟で開示! ★ 「想定外」の「神話」のウソが――責任を「大自然」へなすりつける狡猾な策謀が、ガーディアンの報道で、国際社会で(も)、明るみに引き出された!

 〔★は大沼〕◎ ガーディアン : Fukushima operator 'knew of need to protect against tsunami but did not act'
 (18日付け)⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/jun/18/fukushima-power-plant-operator-knew-need-protect-against-tsunami-japan-disaster

 ・ The operator of Japan’s ruined Fukushima Daiichi nuclear power plant was aware of the need to improve the facility’s defences against tsunami more than two years before the March 2011 disaster but failed to take action, according to an internal company document.

 ・ Tepco executives agreed that building coastal defences to defend the plant against tsunami higher than those previously recorded in the region was “indispensable”, according to the document, which was discussed at a meeting at the plant in September 2008 – two and a half years before the disaster.

 ・ The utility disclosed the document this week during a lawsuit brought by more than 40 Tepco shareholders who are demanding damages totalling 5.5 trillion yen from company executives.

Posted by 大沼安史 at 10:45 午前 |

〔フクイチ核惨事 海洋放射能汚染〕◆ ストップ汚染水!キャンペーン Campaign to Stop Fukushima Radioactive Ocean Contamination / 日英両文、国際署名運動始まる!

 ◎ ⇒ http://stoposensui15.blogspot.jp/

          *

 ◎ 署名サイト

  (日本語) ⇒ https://www.change.org/p/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%BF%E5%BA%9C-%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E6%B1%9A%E6%9F%93%E6%B0%B4-%E6%B5%B7%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%86%E3%82%8B%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%BA%90%E3%81%A7%E3%81%99-%E3%81%93%E3%82%8C%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%82%92%E6%B5%B7%E3%81%B8%E6%B5%81%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84-0b7c724c-64ce-4e4d-b69d-d7d7c61817ec?just_created=true

  (英文) ⇒ https://www.change.org/p/tokyo-electric-power-company-tepco-government-of-japan-nuclear-regulation-authority-stop-radioactive-contamination-of-the-pacific-ocean-from-the-fukushima-nuclear-power-plant-
site

          *

    ~ストップ汚染水!署名 ご協力の呼びかけ~

         海はあらゆるいのちの源です。

    これ以上の放射能を海へ流さないでください。

 2011年3月11日から4年以上もの間、大量の放射性物質が、大気中のみならず、海洋に流出し続けています。しかし、東京電力と政府、原子力規制委員会は、効果的な汚染水対策をとることに失敗し続けているばかりか、放射性物質が大量に含まれている処理水を海洋へ放出する計画を進めています。さらに、汚染水流出の監視を怠り、東京電力は事実の公開をしないでいたということが最近明らかになりました。

 このままでは、日本を取り巻く海は、際限のない放射能汚染にさらされてしまうでしょう。

 近くには、世界三大漁場の一つがあります。福島第一原発専用港湾周辺の魚から高濃度の放射性物質が検出されています。

 放射性物質は海流に乗って世界の海へと運ばれます。先日ついに、福島原発事故で放出されたセシウムが、太平洋を越えてカナダの海岸で確認されました。カナダの専門家は「これは間違いなく、事故によるものでは歴史上最悪の放射性物質の海洋放出だ。今後も注意深くモニタリングする必要がある」と述べています。

 福島第一原発からのこれ以上の海の放射能汚染を見過ごすことはできません。

 私たちは、東京電力、日本政府、原子力規制委員会に対して、以下のことを要請します。

  1.東京電力は、放射能汚染水の排水路から湾外への流出、およびサブドレン・地下水ドレン・汚染水タンクからの汚染水(処理水を含む)の海洋への漸次放出を止めてください。

  2.原子力規制委員会は、東京電力に上記を実施するよう指示してください。

  3.東京電力と日本政府は、福島第一原発の汚染水対策について、「凍土遮水壁」やトリチウム水を含めて、抜本的に再検討し、実効性ある安全な方法を選択してください。

  4.日本政府は、福島第一原発事故による汚染水対策に関するあらゆる情報を迅速に多言語で情報公開してください。

  5.原子力規制委員会は、原発再稼働のための適合性審査を中止し、福島原発事故対策を最優先して取り組んでください。

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |

〔DAYS JAPAN 7月号〕◆ <特集> 福島の小児甲状腺がん 福島県検討委「甲状腺検査評価部会」――小児甲状腺がん「多発」認める / ★ おしどりマコさんの徹底ルポ・解説記事に、チェルノブイリの先行悲劇を知るフォトジャーナリストの広河隆一さんは、こう付け加えた。「医師たちの自尊心が今、人間を守るという本来の役割を取り戻す力を持ち始めたことを喜びたい」

 ◆ 「数十倍のオーダーで多い」というのは……公的な文書に出てきたのはこれが初めてである。

 ◆ (「スクリーニング効果」説に)今、医師たちがそれに異を唱え始めた。

 ◆ 本来「先行調査」は……甲状腺への健康影響を調べるための「ベース」作りを目的に始められた。しかし。そこで多発が発覚したことは、いわば「想定外」のことだった。

 ◆ 今回の原発事故では、汚染された野菜、特に葉物野菜が流通していた、と取材を通して知った。……「ヨウ素でベタベタの野菜があった」と、様々な測定値を見せられた。……しかし時々、〔汚染食品の出荷背停止宣言を〕すり抜けた食品が流通していた。それを「爆弾野菜」と呼ぶ研究者もいた。

          *

 〔★は大沼〕◎ DAYS JAPAN 7月号 文・おしどりマコさん、写真・おしどりケンさん、広河隆一さん ⇒ http://www.daysjapan.net/about/index.html

          *

 ★ 上記、マコさんの徹底したルポ・解析記事に、広河隆一さんが以下のように、関連コメントとしている。

          *

 ・ 日本ではヨウ素剤の服用を叫ぶ人々に対し「パニックを煽るな」という声が上がった。その間にも放射能プルームはあらゆる方向に向きを変えた。

 ・ 医師たちの自尊心が今、人間を守るという本来の役割を取り戻す力を持ち始めたことを喜びたい。

Posted by 大沼安史 at 10:03 午前 |

〔阿修羅〕◆ 論文『超音波を悪用した都市環境を破壊する組織罪犯』のその後 ★ 2005年2月、日本都市計画学会の都市計画報告集に掲載された論文が、その後、「著者より登載データ等に齟齬があるという理由から当該論文の取り下げ要望を受け、当該論文を撤回」

          *

 ★ わたしが、この論文の存在を知ったのは、「電磁ハラスメント被害を綴る」ブログによる。

 上記、「阿修羅」ブログにも、この「電磁ハラスメント被害を綴る」ブログにも、論文のリンクが貼られている( ⇒ こちら )が、取り下げられたせいか、クリックしても、「Webページが見つかりません」と出る。

 しかし――「電磁ハラスメント被害を綴る」ブログでは、論文のさわりを、以下のように引用している。

          *

 近年、超音波を悪用した都市型組織犯罪現象を認識し得る。超音波の悪用とは、超音波発信機を、放送機器または無線機(以下超音波とする)として悪用したものである。

 犯罪現象の内容は、特定の個人を対象に24時間監視下において、次のような犯罪行為を数人の加害者が組織的に行うものである。

 第一に、特定・不特定個人のプライベートに関する情報を行い、第二に、特定・不特定のプライベートに関する情報をかすかな音声として加害者数人が役割分担を行って放送し、第三に、超音波を身体の各部位にスポット照射し、暴行等、有形力行使に似た示威行為を組織的に行う等である。

          *

 ★ 論文の著者は――「超音波」によるハラスメントを「都市型組織犯罪現象」とお考えになり、学術論文として発表(その後、撤回)されたようだ。

 この「超音波」――そして「電磁波」などを悪用した被害が、この日本でも広がっていることは、NPO法人、「テクノロジー犯罪被害ネットワーク」 による調査でも判明しており、同NPOの「登録被害者」は、全国で1522名に達している。

 同法人は警察などに対策を求める要望・陳情を繰り返している。

 研究者が調査に乗り出し、学術論文として発表(その後、取り下げ)していることは、この問題の深刻さを物語るものだ。

 事実の早急な徹底究明が求められている。

          *

 ★ なお、著者によって取り下げられたとされる発表論文(とみられるもの)が、以下に「記録」されている。
 ⇒ http://daily2.sakura.ne.jp/35.html

 その一部を、(編集して)引用する。

          *

 加害者は、組織化しており、首謀者らしき者を中心に、5人から 10人位で構成される。首謀者または首謀者の親族は経済的基盤を有しているが、その他の多くの共犯者は、無職または不定期な労働者等である場合が少なくない。このような就業環境をもとに、被害者を共犯者達が交互に 24時間ストーカー及び監視下におき、超音波送信機をもちいて、次のような行為を繰り返す。

          *

 (3)当該犯罪の典型的な行為類型

 主要な犯罪行為をパターン化すれば次のとおり。

 被害者の情報を収集して家族関係・身体・性的な内容等プライベート情報に関する語りかけ行為

 殺意・傷害・暴行を示唆した恐喝に関する語りかけ行為

 詐欺・恐喝に関する語りかけ行為

 パソコン・ TV・電話機等電気製品に誤動作を起こす行為

 頭の締め付け・臓器に違和感を与える行為

 性的な内容の語りかけ、性器に違和感を与える等、性的道徳秩序に関する行為

          *

 D その他体の各部位へ超音波を照射する行為

  超音波は、一種の圧縮空気の粗密波であるので、体に照射されると痛み・発熱を伴う。ほとんどの場合、外傷が見られない様に行い、傷害罪・暴行罪の立証を難しくする。この行為は、このような超音波の性質を利用して、暴行等を示唆した有形力行使に似た示威行為である。

(具体的な犯罪行為)超音波を心臓、眼球、各部筋肉、皮膚等へ照射し、痛みを伴う行為を行う。大腿筋等硬い組織(物体)に超音波を照射し、超音波の周波数と共振させて、筋肉をピクピクと振動させる等の行為を行う場合も多い。

          *

 ★ 上記の「阿修羅」ブログにもあるように、当該研究者の方の、さらなる調査と、新論文の発表が待たれる。 

Posted by 大沼安史 at 09:04 午前 4.電磁波被曝問題 | | トラックバック (0)

〔フクイチ核惨事〕◆ <原子力発電 原爆の子>ブログ(井上利男さん)が、「グリーンピース」の「IAEAフクシマ報告書」の批判分析を、日本語に訳出! / 「IAEAの福島報告は福島第一原子力発電所核惨事による陸地の放射能汚染の規模、範囲、複雑さにまったく言及しておらず、証拠もなしに人外生物相に対する影響を無視している」! 

 ・ IAEAがいう福島県全域のセシウム137の平均蓄積濃度は100,000 Bq/m2である。これはIAEA自体が汚染地の判定に用いる基準である40,000 Bq/m2を大幅に超過しており、驚くべき数値である。

 ・ IAEAは正当にも東京電力(TEPCO)と2011年当時の福島第一原子力発電所を監督していた原子力安全・保安院(NISA)の両者に対して批判的でありながら、日本における新しい耐震規制要件の目下の欠陥とその誤った適用になんら言及していない。

 ・ 原子力規制庁(NRA)は脆弱な核規制を警告されているにもかかわらず、IAEAの勧告を含め、国際慣行に従っていない。原子力発電所、とりわけ川内原発の核反応炉を再稼働する計画に対するNRAの審査は、フクシマ後の規制に対する違反を是認しており、その結果、原発の安全性に不可欠である耐震基準の不備を承認している。

          *

 ① 【はじめに】 ⇒ http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2015/06/iaea.html

 ② 【1.放射線と健康】 ⇒ http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2015/06/iaea1.html

 ③ 【2.環境への影響】 ⇒ http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2015/06/iaea2.html
 
 ④ 【3.安全リスク解析の欠陥】 ⇒ http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2015/06/iaea3.html
  
          ★

 ◎ 井上利男さんの訳業 : レベッカ・ソルニット、『暗闇のなかの希望』

3    七つ森書館 ⇒ http://www.pen.co.jp/index.php?id=113&searched=%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88&advsearch=oneword&highlight=ajaxSearch_highlight+ajaxSearch_highlight1

          ★

◎ 井上利男さんの活動支援も、よろしく!

 【振込先】

   ゆうちょ銀行
   名前:イノウエトシオ
   記号:18230
   番号:25306261

   他の金融機関からのお振込みの場合
   店名:八二八(読み ハチニハチ)
   店番:828
   種目:普通預金
   番号:2530626

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Posted by 大沼安史 at 08:21 午前 |

2015-06-18

〔田中龍作ジャーナル〕◆ 「俺は一人殺したことがある」 安倍政権の成果主義 / 「関東のある郵便局で1週間前に起きた“事件”だ。局長は5年前に首都圏で起きた過労自死に直接関わる人物である。脅しには十分過ぎるほどの威嚇効果があった」

 ◎(17日付け) ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011404

Posted by 大沼安史 at 06:32 午後 |

〔★「昭和の妖怪」の孫は、ナチスの手口を(ほんとうに)真似ている〕◆ NHKが大本営報道 / 「従来の解釈に固執するのは、政治家としての責任の放棄だとしたうえで、国際情勢を踏まえて必要な自衛の措置だという考えを強調しました」 / ★ 憲法を勝手に捻じ曲げるのは、立憲主義国家の政治家として失格であり、スーパーAクラス、「世界最高水準の」政治的な犯罪行為だ!

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 〔★は大沼〕◎ NHK 首相 “従来解釈への固執は責任放棄”
 (6月18日 12時21分)⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150618/k10010118801000.html 

 ・ 安倍総理大臣は、衆議院予算委員会の集中審議で、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能にすることについて、従来の解釈に固執するのは、政治家としての責任の放棄だとしたうえで、国際情勢を踏まえて必要な自衛の措置だという考えを強調しました。

 ・ これに対し、安倍総理大臣は「時々の内閣が『必要な自衛の措置とは何か』とことん考えるのは当然のことだ。昭和47年の政府見解では、集団的自衛権は必要最小限度を超えると考えられたが、大きく国際状況が変わっているなかで、国民の安全を守るために突き詰めて考える責任がある」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「国際情勢にも目をつぶり、従来の解釈に固執するのは、まさに政治家としての責任の放棄だ。私は政治家として責任ある態度かどうか極めて疑問があると言わざるをえない」と述べました。

 ・ そのうえで、安倍総理大臣は「日本の迎撃能力やイージス艦の能力も高くなっているなかで、『何が可能か』『攻撃されたアメリカの艦船を守らなくてもいいのか』という問いかけに答えていく必要がある。『そんなことは万一だからいい』ということはあってはならない。『しなければいけない』ということではなく『そういう時にはできる』という解釈であり、そういう法律を作っている」と述べました。

Posted by 大沼安史 at 06:26 午後 |

〔フクイチ核惨事・汚染水処理問題〕◆ 米キュリオン社の「トリチウム除去技術」、2016年3月まで実証実験を継続 / レイモント社長、「キュリオンの技術で〔トリチウムの〕海洋放出の必要がなくなる」と強調 ★ 実証実験の結果に期待しよう。キュリオンはフクイチで、セシウム・ストロンチウム除去でも成果を挙げているという。ならば、福島県内をはじめとする被曝地の、水源や農業用水、学校・保育所などに早急に設置して、本格的な「生活除染」を開始するべきだ!

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 ★ 米キュリオン社のレイモント社長は、以下のように語っている。

  ・ トリチウム除去技術は経済産業省の補助金対象となり、2016年3月までに実証を終える予定だ。

 

 本件は海洋放出に関して漁業組合が懸念する点でもあり、世論から原発の信頼性を取り戻すためにも大切だ。

 

 キュリオンの技術で海洋放出の必要がなくなり、発生した水素をエネルギーとして利用していけば、これまでの原子力に対するネガティブなイメージをポジティブに変えられる良い機会となる。

          *

 ★ 汚染水からのトリチウム分離は「不可能」との見方が多い中、キュリオン社は、その「不可能」に挑戦している。

 これは日本の企業も、学界も、見習うべきことだ。

          *

 ★ 実証実験は来年3月まで続く。

 ということは、そのときまでは少なくとも、太平洋放流処分は許されない。

 実証実験がかりに失敗に終わったら、なおさらそうだ。

          *

 ★ レイモント社長によれば、「キュリオンは、現在4つの技術を福島第一原子力発電所に提供している。まずセシウム吸着塔を2011年に導入し、非常に良い性能を発揮している。また、モバイル型ストロンチウム除去装置を2台納入しており、東京電力に重用されている。さらに、当社のロボット技術が、2号機格納容器内の漏えい箇所特定に活躍した」という。

 セシウム吸着塔、モバイル型ストロンチウム除去装置……。

 

 これらが放射能除去に有効であるならば、安倍政権は被曝地の浄水場、農業用水路、湖沼、水源ダム、学校・保育所・幼稚園、病院などに設置し、フクイチ被曝地における被曝の継続を抑え込むべきである!
 

 ◎ 原産新聞 : キュリオン社「技術で信頼の確保を」 福島第一で貢献
 (3月26日付け) ⇒ http://www.jaif.or.jp/dms150326_04/

Posted by 大沼安史 at 09:50 午前 |

〔風下被爆 許すまじ!〕◆ 23年前に稼働を終え、廃炉作業中の英国ウェールズのトロースフィニッド原発の風下地域で、いまなお、乳がん発症率 全国標準の5倍のもの高さ 60歳以下の若い年齢層でも多発 / その他の癌――中皮腫、白血病なども、2倍の発症率 ★ 女性の乳房は、なでしこの、いのちの象徴でもある。フクイチ風下地域での生活・帰還強制も――さらには原発の再稼働も、許されることではない!

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 ★ メール紙によると、トロースフィニッド原発は1993年に運転を終え、原罪も廃炉作業が継続している。

 原発を稼働を終えても、継続する風下被曝!

 それも、フクイチのようる連続爆発・メルトダウン事故を起こしたわけでもないトロースフィニッド原発の周辺で、このような悲劇が継続していることは、安倍政権が「アンダーコントロール」の名の下、強行する被曝地での生活継続・帰還強制政策の誤りを明白に示すものだ。

 廃炉作業中のトロースフィニッド原発は英国唯一の内陸原発。

 汚染水は隣接した湖に捨てられ、湖底に放射性物質が蓄積されているという。

 そして、この湖の魚を食べた癌発症率が高い(2倍)……。

 これではまるで、汚染水が太平洋に漏洩しているフクイチと同じありさま、フクイチの汚染水を太平洋に垂れ流し処分することに対する、警告ではないか!

 メール紙はまた、英国エセックス、サマセットの2つの原発でも、全国平均の2倍もの乳がん患者が発症していることを確認した、別個の医学調査を紹介している。

 安倍政権は、フクイチを、原発再稼働を――「存立危機事態」として受け止め、対策に動くべきだ。

          *  

 〔★は大沼〕◎ 英紙デイリー・メール : Nuclear power station cancer warning: Breast cancer rates are FIVE TIMES higher at Welsh plant - and twice as high at Essex and Somerset sites, experts reveal
 (9日付け)⇒ http://www.dailymail.co.uk/health/article-3116620/Nuclear-power-station-cancer-warning-Breast-cancer-rates-FIVE-TIMES-higher-Welsh-plant-twice-high-Essex-Somerset-sites-experts-reveal.html#ixzz3dMi7GxKP

 ・ Women living downwind from nuclear power plants are at five times greater risk of developing breast cancer, experts have warned.

 In three separate studies, a team of scientists looked at the rates of various cancers in populations living close to Trawsfynydd power station in North Wales, Bradwell in Essex and Hinkley Point in Somerset.

 They discovered breast cancer rates, in particular, were higher than expected national averages at all three sites.

 At Trawsfynydd, rates of the disease were five times greater than average, while in Essex and Somerset women had double the risk of developing breast cancer.

 ・ The paper, published this month by Jacobs Journal of Epidemiology and Preventive Medicine, states: 'Trawsfynydd is a "dirty" nuclear power station.'

 'As it has carbon dioxide, gas-cooled graphite block reactors, its releases into the air are higher than most other types of nuclear reactor.

 'In addition, all the liquid releases are discharged to the lake, where they have accumulated to the lake body sediment,' the researchers noted.

 'Results show very clearly that the downwind population has suffered because of these exposures.

 'This is most clear in breast cancer in the younger women below 60, where the rates were almost five times the expected.

 'Additionally we see a doubling of risk in those who ate fish from Trawsfynydd lake, which supports the conclusion that it is mainly a nuclear power station effect that is being seen.'

 Other forms of cancer showing elevated levels included prostate, leukaemia, mesothelioma and pancreas.

◎ 参考 トロースフィニッド原発 日本語Wiki
   ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%89%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

Posted by 大沼安史 at 09:10 午前 |

2015-06-17

〔管理・監視社会〕◆ 英警察、野外コンサート「ダウンロード・フェス」で、警備カメラにより、観客10万人以上の照合用「顔面画像」を入手 / 警察側、要登録サイトで、事前「周知」 / 英国で初めての警察による顔面画像データ収集 

Ukscan ◎ コモンドリームズ : Facial Recognition-Fest: UK Police Scan 100,000 Concertgoers
 (16日付け) ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/16/facial-recognition-fest-uk-police-scan-100000-concertgoers

Posted by 大沼安史 at 06:49 午後 |

〔地球暑熱化〕◆ 米国の右派「温暖化否認」グループへ、過去3年間にわたり、1億2500万ドルの資金提供 / オバマ大統領の「気候変動」対策つぶし / 「闇資金のATM」と呼ばれる2つのファンドから、シンクタンクや「温暖化」否定活動家に / 英紙ガーディアンがスクープ報道! 

 ★ 日本ではどんな実態、だろう?

   霞が関からの「天下り」受け入れ以外に、どんな「温暖化」防止策つぶしが行なわれて来たのだろう。

   日本のマスコミの調査報道を望む!

 
 ◎ 英紙ガーディアン : Secretive donors gave US climate denial groups $125m over three years
 (6月9日付け)⇒ http://www.theguardian.com/environment/2015/jun/09/secretive-donors-gave-us-climate-denial-groups-125m-over-three-years
 
 ・ The secretive funders behind America’s conservative movement directed around $125m (£82m) over three years to groups spreading disinformation about climate science and committed to wrecking Barack Obama’s climate change plan, according to an analysis of tax records.

 The amount is close to half of the anonymous funding disbursed to rightwing groups, underlining the importance of the climate issue to US conservatives.

 The anonymous cash flow came from two secretive organisations – the Donors Trust and Donors Capital Fund – that have been called the “Dark Money ATM” of the conservative movement.

Posted by 大沼安史 at 06:26 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「被曝調査に国家予算がつかない」「日本人の若手研究者が、自分の将来を考え、被爆論文の共同執筆者から降りている」―― ニューヨーク・タイムズ(電子版)が、フクイチ放射能汚染をめぐり、日本の研究者らが苦しんでいる状況を、国際社会に拡散報道! ★ 日本政府と御用アカデミズムが「学問の自由」を――「フクイチ被曝禍」の科学的究明を、「検閲・締め付け放射線」で破壊!

 ◆ 被曝地入りして研究を続ける米国の生物学者、ティモシー・ムソー教授は日本政府を厳しく批判した。

「〔日本政府の〕もっと陰険な検閲は、国家レベルの被曝調査資金が提供されていないことだ。放射能土砂の移動には巨額な支出を行なっているのに、環境調査にはゼロに等しい」

 ムソー教授はまた、ある日本人学者(教授)と2人のポスドクが、研究論文の共同執筆者から「降りた」ことにも触れている。

 ★ フクイチの被曝を調べるとき、学者・研究者としての自分の未来を心配しなければならない、日本のアカデミズムの現実!

 ニューヨーク・タイムズの記事は、あの、青山道夫さんに対する「上からの圧力」にも触れている。

 フクイチの猛レベル放射能は――いや、この国の御用アカデミズムは、日本の「学問の自由」までも被曝させている!
 
          *

 ・ The “more insidious censorship” is the lack of funding at a national level for these kinds of studies, he added. “They’re putting trillions of yen into moving dirt around and almost nothing into environmental assessment.”

 ・ In one case, a Japanese professor and two postdoctoral students dropped out of a joint research paper, telling him they could not risk association with his findings. “They felt it was too provocative and controversial,” he said, “and the postdocs were worried it could hamper their future job prospects.” 

          *

 ・ In the chaotic, fearful weeks after the Fukushima nuclear crisis began, in March 2011, researchers struggled to measure the radioactive fallout unleashed on the public. Michio Aoyama’s initial findings were more startling than most. As a senior scientist at the Japanese government’s Meteorological Research Institute, he said levels of radioactive cesium 137 in the surface water of the Pacific Ocean could be 10,000 times as high as contamination after Chernobyl, the world’s worst nuclear accident.

 Two months later, as Mr. Aoyama prepared to publish his findings in a short, nonpeer-reviewed article for Nature, the director general of the institute called with an unusual demand — that Mr. Aoyama remove his own name from the paper.

 “He said there were points he didn’t understand, or want to understand,” the researcher recalled. “I was later told that he did not want to say that Fukushima radioactivity was worse than Chernobyl.” The head of the institute, who has since retired, declined to comment for this article. Mr. Aoyama asked for his name to be removed, he said, and the article was not published.

          *

 ◎ ニューヨーク・タイムズ電子版(「高等教育クロニクル」): Concerns Over Measurement of Fukushima Fallout
 (16日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2014/03/17/world/asia/concerns-over-measurement-of-fukushima-fallout.html?_r=0

  ・ The “more insidious censorship” is the lack of funding at a national level for these kinds of studies, he added. “They’re putting trillions of yen into moving dirt around and almost nothing into environmental assessment.”

 ・ In one case, a Japanese professor and two postdoctoral students dropped out of a joint research paper, telling him they could not risk association with his findings. “They felt it was too provocative and controversial,” he said, “and the postdocs were worried it could hamper their future job prospects.” 

 ◎ 関連 IWJ ムソー教授 講演・会見一覧
    ⇒ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A2%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%82%BD%E3%83%BC 

 ◎ 朝日新聞デジタル : プロメテウスの罠 : 〔3〕 本庁は告げた「放射能観測を中止せよ」  ⇒ http://astand.asahi.com/webshinsho/asahi/asahishimbun/product/2012011900006.html

Posted by 大沼安史 at 09:38 午前 |

〔フクイチ核惨事〕★ "Nuclear Power: Energy for a Bright Future." ――この「偽りの約束 ( False Promises )」を、忘れまじ! / 双葉町に掲げられていた「原子力 明るい未来のエネルギー」標語の保存運動を、米国の有力ネット・メディアが拡散報道 

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★ 大沼勇治さん(39歳)は標語アーチの保全を求める署名運動を展開し、6500人もの「支持」を集め、町議会に提出した。

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 大沼さんは子どものころ、この標語を考え、応募・当選した人だ。

          *

 ◎ コモンドリームズ : Fukushima Campaign Seeks To Preserve Darkly Ironic Signs Underscoring False Promises of Nuclear Power
 (15日付け)⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/15/fukushima-campaign-seeks-preserve-darkly-ironic-signs-underscoring-false-promises

 
 ・ In a campaign led by 39-year-old Yuji Onuma, approximately 6,500 signatures were submitted on Monday to the local government urging them to leave the signs in their place.
 

 ◎ 関連 : ★ 河北新報 :「原子力 明るい未来のエネルギー」――双葉町に掲げられた「安全神話」標語の前に、大沼勇治さんは奥さんと防護服と喪服姿で立ち、セルフタイマーのシャッターを押した。「地縁すら奪われた怒りといら立ち、むなしさを1枚に込めた」 / 勇治さんは子どものころ、この標語を考え、応募・当選していた!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/03/post-c70a.html

 ◎ 同 : ★【署名よびかけ】双葉町の原発PR看板の撤去反対と原発震災遺構として永久現場保存を求めます ★ 「原子力 明るい未来の エネルギー」……このPR看板の保存には、ヒロシマの原爆ドームにまけない意味がある!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/03/post-bd15.html

 ◎ 大沼勇治さんのブログ
   ⇒ http://ameblo.jp/ut-ameba/entry-12006269271.html

Posted by 大沼安史 at 08:54 午前 |

〔鈴木博喜さんの<民の声新聞>〕◆ 涙ながらの訴えは無視された。数万もの署名も、ハンガーストライキも一蹴された─。福島県は15日、県外自主避難者への住宅無償提供を2017年3月末で打ち切ることを正式に発表した。当事者の声を聴くことなく、密室から放たれた「自立」という名の鋭い矢。「避難者の皆さんに寄り添いますよ」と心にも無い言葉を吐きながら、避難者の心を貫く。放射線から逃れるために行動した人々は、原発事故からわずか6年で見捨てられることになった。

 ◆ 郡山市から静岡県に避難した父親はしかし、こうも語った。「子どもの頭に放射能まいた奴らは、ただでは済まさない。親父の気概です」。

 ◆ しかし、「被災者の心に寄り添う」、「不安な皆様の声をていねいに聴きながら」とは言うものの、直接対話は拒否。「現時点では具体的なことには答えられない」という官僚答弁に終始した。

          *

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   <★ 議事録も墨塗り!> 鈴木博喜さんは写真(左)説明に、こう書いた。

 ――昨年7月、福島県庁で開かれた内閣府と福島県の極秘会合。議題は自主避難者向け住宅の無償提供だったが、国会議員にすら発言の詳細は公開されていない

          *

 
 〔★は大沼〕◎【自主避難者から住まいを奪うな】密室から放たれた「自立」の矢~福島県が打ち切り発表

(16日付け) ⇒ http://ameblo.jp/rain37/

Posted by 大沼安史 at 08:36 午前 |

〔田中龍作ジャーナル〕◆ 「撤回すべきだ。恐ろしいのは憲法違反がまかり通ると北朝鮮みたいになる。キム家と安倍家が一緒になる」

 ◎ 憲法学者「狂ったことをやる政権は選挙で倒すしかない」
 (15日付け) ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011388

Posted by 大沼安史 at 08:25 午前 | | トラックバック (0)

〔予告編〕◆ 映画「ジョン・ラーベ 南京のシンドラー」

 〔★は大沼〕◎ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=exSppCOM6tE&feature=youtu.be

 ★ アンジー監督の「アンブロークン」のように、劇場公開はされないのか? 
   ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=HgZjvg7Ygg4

Posted by 大沼安史 at 08:17 午前 |

2015-06-16

〔イエメン戦争〕◆ フーシ(シーア派)勢力、サウジ主導・米英支援・アラブ連合軍(スンニ派)の空爆攻撃にもかかわらず、イエメン北西部、サウジ国境の都市、ハズム(イジャウフ県の県都)を奪取 / 10ヵ月に及ぶ、フーシ派の着実な攻勢を物語る ★ 安倍政権は米の要請で、下手したら地上戦に駆り出されるかも知れない?

 〔★は大沼〕◎ ニューヨーク・タイムズ : Houthi Rebels in Yemen Seize a Capital
 (14日発) ⇒ http://www.nytimes.com/2015/06/15/world/middleeast/houthi-rebels-in-yemen-seize-a-capital.html?mabReward=CTM&module=WelcomeBackModal&contentCollection=Middle%20East&region=FixedCenter&action=click&src=recg&pgtype=article

 ・ Houthi rebel fighters seized the capital of a northwestern Yemeni province bordering Saudi Arabia early Sunday, tightening their control of the country despite a monthslong, Saudi-led bombing campaign intended to force a retreat.

 The capture of the city, Hazm, capital of Jawf Province, highlighted the steady Houthi advance into most of Yemen’s 21 provinces over the past 10 months.

Posted by 大沼安史 at 06:19 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「フクシマはいま、あのBBCの、宇宙SFシリーズに出て来るような、手におえない、恐ろしいモンスター(a horrible incorrigible Doctor Who monster)になった!」 / 米誌が「真相」報道! / コルディコット女史が、「東京の避難、なお、あり得る」「日本に旅行をするな」「日本の食べ物を食べるな」――と警告 

 ★ 「カウンターパンチ」の記事は、コルディコット女史の昨年9月のシアトル・スピーチの、こんな言葉で結ばれている。

          *

 「フクシマは将来にわたって、解決されることはない。それなのに、人々は高度放射能汚染地域で生活している」

          *

 ★ 「モンスター」のそばへの帰還を強いる、安部政権のおそろしさは、モンスター以上かもしれない。

  「絶対安全な」原発推進をつづけ、挙句の果てフクイチ核惨事を招いた、岸信介氏にはじまる自民党の「原子力・指導者」らは、フクシマA級戦犯・モンスターである!

          *

 〔★は大沼〕◎ 米誌「カウンターパンチ」: What’s Really Going on at Fukushima?
 (15日付け)⇒ http://www.counterpunch.org/2015/06/15/whats-really-going-on-at-fukushima/

 ・ Fukushima’s still radiating, self-perpetuating, immeasurable, and limitless, like a horrible incorrigible Doctor Who monster encounter in deep space.

 ・ According to Dr. Caldicott, “It’s still possible that Tokyo may have to be evacuated, depending upon how things go.” Imagine that!

 ・ The highest radiation detected in the Tokyo Metro area was in Saitama with cesium radiation levels detected at 919,000 becquerel (Bq) per square meter, a level almost twice as high as Chernobyl’s “permanent dead zone evacuation limit of 500,000 Bq” (source: Radiation Defense Project). For that reason, Dr. Caldicott strongly advises against travel to Japan and recommends avoiding Japanese food.

 ・ Fukushima will never be solved. Meanwhile, people are still living in highly radioactive areas

Posted by 大沼安史 at 10:38 午前 |

〔再掲〕◆ 樺美智子さん 50年後の真実 (本ブログ 2010年10月18日付け)

 ◎ ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/10/post-e222-1.html

          *

 ◎ 関連 NHK: 安保闘争から55年 犠牲の女子学生を追悼 / 参加した1人は、「1人の女子学生が亡くなった事実を忘れてはいけないという気持ちで毎年、追悼しています。平和のために自分たちに何ができるか考えていきたい」
 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150615/k10010115531000.html

Posted by 大沼安史 at 09:05 午前 |

2015-06-15

〔フクイチ核惨事〕◆ 東電に栃木の7千人集団申し立て / 東電が賠償対象にしていない地域から初の集団申し立てで、福島県浪江町の約1万5千人に次ぐ規模。「県境の壁により賠償されていない人々を被害者と認めさせたい」

 ★ 日本政府と東電のコーカツきわまりない「福島県内封じ込め」策動に、被曝地の人びとの怒りのバネが動きはじめた!

 民衆の怒りの「還り矢」は、精確に的を射抜くだろう。

           *

 ◎ (15日付け)⇒ http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2015061501001209/1.htm

Posted by 大沼安史 at 01:05 午後 |

〔アベノセンソウ、許すまじ〕◆ 亀井静香さんは言った。「国民も鈍感ですね。五寸釘をばんばん打たれているのに、マスコミが「ハリ治療」と報じるもんだから、いつ効いてくるのかとのんきに構えている。心臓にズドンと突っ込まれない限り、気がつかないんでしょう。徴兵制で連れて行かれ、戦死する直前にならないと、目が覚めないのかもしれないですね」

 ◆ 今の我々には憲法を作り変える資格はありません。今の日本人は、人間としての最低の気持ちを忘れかけています。カネよカネよ、で自分のことばかり。性根が腐っている。そんな我々が、子々孫々に対して「これが国家の基本だ」「国家のありようはこうだ」と提示するなんてとんでもないこと。健全な日本人の心を取り戻した上でやるべきなんです

 ◆ 内閣が危ない道を選択するというのなら、当然、国民の意思を問わなければならない。内閣の見解だけで法律もどんどん作ってしまえというのは、子供が考えてもおかしな話でしょう

 ◎ 日刊ゲンダイ : “改憲派”亀井静香が説く 「今の日本人に憲法改正の資格なし」
 (15日付け)⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/gendai-20150615-260000/1.htm

Posted by 大沼安史 at 12:58 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 「廃炉」作業、「安全第一(Safety first =セーフティー・ファースト)」に / 読売新聞の英文記事が、国際社会に、日本政府の方針転換を告知報道! ★ 「加速」という言葉が大好きな安倍政権が、「安全第一」と――、つまり、だから、1~3号機核燃プールからの核燃取り出し・最大3年、先送りしますと言い出した。「猛レベル放射能」で、作業被爆の危険が「臨界」を超え、もはや作業困難な危機的事態を迎えているのではないか?!

 ★ 「安全第一」なら、川内再稼働も先送りすべきであろう。

 〔★は大沼〕◎ Safety first in decommissioning work / Speed no longer top priority at N-plant
 (15日付け) ⇒ http://the-japan-news.com/news/article/0002218963

 ・ With the government’s approval of a revised road map for the decommissioning of nuclear reactors at the Fukushima No. 1 nuclear power plant, the government and Tokyo Electric Power Co. are shifting to a policy focused on “reducing risks” rather than “speedy operations.”

 On Friday, the government decided on a revised road map for decommissioning the nuclear reactors that reflects the current circumstances surrounding the nuclear plant four years after the outbreak of the crisis, following the Great East Japan Earthquake in 2011 that forced the government to take urgent measures.

Posted by 大沼安史 at 10:33 午前 |

〔さあ あじさいの国へ〕◆ ≪田中龍作ジャーナル≫ 「アベを最前線に送る戦争絶滅法案を」 2万5千人が国会包囲 / 「アベは最前線に送る。アッキーは野戦病院の看護師になる。宗教指導者も最前線に送る……こうした戦争絶滅法案を出さねばならない。今までは平和のパスポートだった。アベを引きずり下ろさなければ私たちは戦争のパスポートを持つことになる」

 ◎ http://tanakaryusaku.jp/2015/06/00011381

Posted by 大沼安史 at 08:24 午前 | | トラックバック (0)

〔さあ あじさいの国へ〕◆ ツイッター写真ニュース 「6・14渋谷」! 

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 ★ WAR IS OVER ―― そんなプラカードを掲げている女の子がいる!

 そう、渋谷のセンター街で――この子の「いま・ここ」で、「戦争は終わった」!

 もう、この若者たちのなかでも――わたしたちのなかでも、いま・ここで、心のなかで、いのちのなかで、「戦争」は終わっているのだ!

 現在完了で、終わっているのだ。

 アベノセンソーは、終わった!

          *

 

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◎ 関連 ツイッター「♯ 本当にとめる」 ⇒ https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%8B?src=hash

          *

 ◎ ◆ IWJ 渋谷デモ ハイライト動画
    ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=6m2RrHH82Wo&feature=youtu.be 

          *
          
 ★ きのう、安倍政権が猛レベル核廃棄物の投棄場所に考えているらしい美咲町(岡山県)を見て来た。

 鉱山跡のある町だった。

 その名の通り、美しい山里だった。

 その町を核毒汚染から守ろうと、「美咲町は放射性廃棄物の最終処分場には絶対なりません!」と、定本一友町長名で「立候補することは……金輪際一切ありません」声明を発表した。

 ⇒ http://www.town.misaki.okayama.jp/offtalk/201564133648.pdf

 見事な水田の土手に、紫陽花の花が咲いていた!

 あじさいは、集合の花だ!

 〔★は大沼〕◎ ソウル・フラワー・ユニオン ⇒ https://twitter.com/soulflowerunion/status/610053661134204929 

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Posted by 大沼安史 at 07:58 午前 |

2015-06-14

〔シブヤが決起した!〕◆ シブヤとは、世直し 世直しはシブヤから わたしたちの心のなかの「シブヤ」こそ、世直し 世直しは、わたしたちの内なる<シブヤ>から!

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★ シブヤが変われば日本は変わる!

 (もうすでに)勝ったんだよ、藤原新也さん!

 「雑魚の群れ」が、渋谷に生まれたんだよ!

 藤原新也さん!

 ◎ 2015
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 ⇒ http://wakamonokenpou.wix.com/wakaken2015

Posted by 大沼安史 at 08:37 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ核惨事〕◆ 豪州の医師、ヘレン・コルディコット女史は、言った。「フクシマはチェリノブイリよりも大きく、もっとひどい。なのに、わたしたちは日本から食品を輸入し、放射能に汚染されている恐れのある魚を食べている。日本の空に浮かんだ放射能雲が、ここ(豪州)に流れ着くかどうか、誰も分からない」 / 女史は、フクイチ核燃のウランを送り出したオーストラリアにも責任があると、訴えている。フクイチ核惨事は地球規模で決着をつけなければならない、人類的な課題なのだ!

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 ★ コルディコット女史は16歳のとき、映画にもなったネヴィル・シュートの小説――メルボルンを舞台にした『渚にて』を読んで衝撃を受けたそうだ。

 『渚にて』は核戦争の放射能雲が襲来する物語だが、フクイチ発の放射能雲が、南半球のオーストラリアに到達した・しない――する・しない――は、現実の問題である。

 そして放射能汚染食品、放射能汚染魚。

 フクイチは、なまやさしい「事故」ではないのだ。

 全地球規模の、現在進行中の核惨事である。

 女史はフクイチ核惨事の責任は、オーストラリアにもあると言う。

 「フクイチの核燃料は、オーストラリア産です。だから、わたしたちには、状況を無視できる権利はない」と。 

          *

 〔★は大沼〕◎ IA(インディペンデント・オーストラリア) : 
 (13日付け)⇒ https://independentaustralia.net/environment/environment-display/educating-australians-about-fukushimas-implications-dr-helen-caldicott,7819

 ・ Fukushima is bigger and much worse than Chernobyl yet we are buying Japanese food imports, we are eating fish that are likely contaminated and there is no telling whether the atmospheric radiation cloud which hovered over Japan initially, will not end up here.

 ・ As a 16 year old, Caldicott read On the Beach, a novel set in Melbourne about a nuclear war resulting in the obliteration of life on earth.

 “I kind of lost my innocence after that book and never felt safe again.”

 ・ Let’s not forget that the uranium at Fukushima was our uranium — we have no right to ignore the situation. We have a moral obligation to take responsibility for this .

Posted by 大沼安史 at 07:21 午後 |

〔未成年の若者だけに聴こえる、強力な不快音を浴びせ、たむろする若者を蹴散らす〕◆ 「モスキート」デバイス、欧州議会で禁止決議! 

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 ★ 20歳未満の若者の耳には聴こえるが、25歳以上には聴こえない不快音を発射する「モスキート」デバイス。

 すでに欧州各国で使われているようだが、日本ではどうなのだろう?

 欧州議会の委員たちは、不快音の健康被害の可能性についても指摘し、医学的な調査を求めている。

 決議即使用禁止にならないが、こうした機器は、GPS集団ハラスメントにも転用可能だ。

 日本国内での使用の実態把握と、宗教カルトなどによる不法使用の取り締まり・摘発が求められている。

 〔★は大沼〕◎ 英紙テレグラフ : European Union could ban 'Mosquito' devices because they infringe children's human rights
 (2010年3月11日付け)⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/7422709/European-Union-could-ban-Mosquito-devices-because-they-infringe-childrens-human-rights.html

 ・ The “Mosquito” device is currently marketed and used in the United Kingdom, where 3,500 devices are deployed, Belgium, France, Germany, Ireland, the Netherlands and Switzerland.

 ・ It sends out a powerful acoustic signal audible to almost all young people under the age of 20 years but barely noticeable to anyone over the age of 25. MEPs will discuss further the proposal in June.

Posted by 大沼安史 at 04:06 午後 |

〔電磁波でマインドコントロール?〕◆ 気分をアップ! あるいは鎮める! ウエラブル・デバイスで、「ムード」を調整 / オンデマンド 電話で1時間、ザッピング その後も効果持続 / 米先端企業が発売

Thync ★ 脳科学テクノロジーは、わたしたちの常識を超えた速度で、突き進んでいるようだ。

 こういう用途に使うのはいいが、宗教カルトによる信者らに対する(あるいは精神病院の入院患者に対する)違法なマインドコントロールへの悪用が懸念される。

 〔★は大沼〕◎ 英紙インデペンデント : Thync: company launches mood-changing wearable that zaps brain ⇒ http://www.independent.co.uk/life-style/gadgets-and-tech/news/thync-company-launches-moodchanging-wearable-that-zaps-brains-10292052.html

Posted by 大沼安史 at 03:44 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ ≪東京新聞≫ : 国・東電の安全神話指弾 IAEA福島原発事故最終報告書 「福島第一の重大事故は、非常用発電機や配電盤の水没による全電源喪失が大きな引き金となったが、報告書は水没対策を迫る教訓事例が少なくとも四回あったと指摘した」 ★ 日本政府は99年のフランス原発高潮被害を調査したOECD(経済協力開発機構)原子力局の安全対策強化「勧告」を無視していた!

 

 ★ これで、「想定外の事故であります」――などと、よくも言えたものだ! 

 〔★は大沼〕◎ (12日付け)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015061202000214.html

 ★ 東京新聞のIAEA報告書・レポートはさらにこう続く。

          * 

 教訓のうち二回までもが東電の原発で起きた。九一年には福島第一1号機で海水配管に亀裂が生じ、毎時二十トンもの海水が漏れ、非常用発電機などが水に漬かった。〇七年の新潟県中越沖地震では、地下の消火配管が破損し、柏崎刈羽原発1号機の原子炉建屋地下に水が流れ込んだ。

 九九年には嵐による河川増水でフランスのルブレイエ原発二基が浸水、〇四年のスマトラ沖地震では、インド南部のマドラス原発を津波が襲い、海水ポンプを水没させた。

 

 どの出来事も、原発の重要施設である建屋や海水ポンプを津波から守る対策が急務だとの教訓となるはずだった。しかし、保安院や電力会社は勉強会を開いたものの、抜本的な対策を講じようとしなかった。

          *

 ★ ◎ 関連  : 日本当局 国際社会が学んだフランス・ブライユ(Blayais)原発の高潮浸水事故の教訓に目をつぶり、対策怠る OECD原子力局の勧告を無視 : 
 ⇒
 http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/blayais-2db0.html

 ・ 1999年12月(27日)夜、フランスのブライユ原発を嵐による高潮が襲い、それによる洪水でレベル2の事故が発生していた!
 
 高潮は想定レベルの堤防を超えて、2機の原子炉に浸水し、それによって部分的な電源喪失が起きていた。

 嵐によって原発への通信、交通アクセスが遮断された。

 フランスの当局の調べて、堤防が低すぎ、非常用設備のある部屋の洪水対策が不十分だったことが分かった。

 この事故に教訓を得たフランス当局はその後7年間にわたって、1億1000万ユーロを投入、国内原発の洪水対策に乗り出し、堤防のかさ上げや、非常設備の防護対策を強化した。

 ブライユ原発事故についてはフランス当局ばかりか、OECDの原子力局(he Nuclear Energy Agency of the Organization for Economic Cooperation and Development)も調査に入った。

 日本政府がOECDのメンバーであることは言うまでもない。

 OECD原子力局の調査結果を受け、たとえばベルギーは7機の原発安全対策の強化を行なったが、ブライユ原発の事故分析で、安全対策の強化勧告が出たにもかかわらず、(日本の原子力産業当局者の証言によると)、日本の当局は津波などの洪水対策を行なわなかった。

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 |

〔STOP安倍政権 大集会〕◆ 13日、東京都臨海公園の反安倍政権大集会、会場が1万6000人の大人数で埋め尽くされる! 「STOP安倍政権」と怒りの声!

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 ◎ 「真実を探す」ブログ ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6819.html

Posted by 大沼安史 at 09:10 午前 |

〔さあ、歌って、立ち上がろう!〕◆ ♪ 加川良さん 「教訓 I」 / ♪ 死んで神様だと言われるよりも 生きてバカだと言われましょうよね! きれいごと並べられたときも この命を捨てないようにね!

 ◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=FSaMY7TRgFI&feature=player_embedded

Posted by 大沼安史 at 09:05 午前 |

〔見習おう! 立ち上がろう! We Shall Overcome!〕◆ 「地球灼熱化」に反対! 92歳のシャーリーさんら「怒れるおばあちゃん(Raging Grannies)」6人が、石油探索船隊基地のシアトル港第5埠頭での抗議行動に参加し、逮捕された! ★ 椅子に座って編み物をしながらのプロテスト! 日本でもいまに――国会前などで見られそうな、デジャヴな光景だ! 日本のジジババも、立ち上がろう!

Chel3hyuqaaqrly ★ 写真(左)はシャーリーおばあちゃん!

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 ★ 採掘地の、北米西海岸の先住民族、コースト・サリッシュの居住地では、草の根の反対運動が始まっている。

 カヤック船隊での抗議も行っている。

 シャーリーさんが「阻止」に立ち上がったのはもちろん、「地球灼熱化」から、未来世代を守るためだ。

          *

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/09/it-our-duty-grannies-arrested-protecting-arctic-oil-drillers

 ◎ sHell No! 運動 ⇒ https://actionnetwork.org/fundraising/help-seattle-say-shell-no

Posted by 大沼安史 at 08:57 午前 |

〔アベノサイカドウ〕◆ ことしの「3・11」翌日(12日)の夜、都内の料亭「福田家」で開かれた「歴代首相の会」で、小泉純一郎さんは安倍首相にハッキリと言った。「『原発ゼロにするべきだ』と。安倍首相は笑いながら聞いていました」

 ★ 「3・12」は「フクイチ1号機爆発4周年」――。

 午後3時36分に爆発!
 夜には、海水注入開始!

 その4周年の夜に、安倍首相は小泉元首相の「脱原発」の意見を、笑って聞いていたそうだ。

 どんな笑いだったのだろう。

 苦笑い、か、せせら笑い、か?

          *

〔アベノサイカドウ〕◆ ことしの「3・11」翌日(12日)の夜、都内の料亭「福田家」で開かれた「歴代首相の会」で、小泉純一郎さんは安倍首相にハッキリと言った。「『原発ゼロにするべきだ』と。安倍首相は笑いながら聞いていました」

 ★ 「3・12」は「フクイチ1号機爆発4周年」――。

 午後3時36分に爆発!
 夜には、海水注入開始!

 その4周年の夜に、安倍首相は小泉元首相の「脱原発」の意見を、笑って聞いていたそうだ。

 どんな笑いだったのだろう。

 苦笑い、か、せせら笑い、か?

          *

          *

 〔★は大沼〕◎ 週刊朝日(19日号より抜粋) ⇒ http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20150612-2015061000081/2.htm

 ★ ことし「3・12」の夜、「歴代首相の会」はたしかに開かれている。

 「首相動静」 にはこうある。

          *

 〔午後〕6時26分、東京・紀尾井町の日本料理店「福田家」。中曽根康弘、海部俊樹、森喜朗、小泉純一郎、福田康夫、麻生太郎各元首相と会食。菅義偉官房長官同席。9時15分、東京・富ケ谷の自宅。

          *

 ★ 上記、「週刊朝日」抜粋記事によると、小泉元首相は、こう嘆いたそうだ。

 「安倍首相があそこまで原発にのめり込んでいる理由は首相にしかわからない。要は首相が決断すれば、原発ゼロでやっていける状況なのに、それを発言できないのは実にもったいないなと。こんな歴史的な役割を果たせる状況は滅多にないと思う。それを生かしてもらいたいと思うけど、これは首相の判断なので。それを推し量るのは難しいが、やればできる状況なのに生かさないのは残念だ」

          *

 ★ 安倍首相はどうして、そこまで原発にのめりこんでいるか?

 わたしは、祖父の岸信介元首相が狙った「原発で核兵器生産能力の維持」路線を、孫として守り通す、という、トラウマに近い、祖父伝来の意志(遺志)が、安倍首相のなかにトグロを巻いて居座っているからだと思う。

 安倍首相のアイデンティティーのよりどころは、祖父との「一体化」による安心感にある。

 だからテコでも動かない。

 崩れるのが怖いから、脱原発に動けない。

 安倍首相は、「昭和の妖怪」といわれた祖父の呪縛から、自らを(なんとか)解き放つべきだ。

          *

 ◎ 参考 (本ブログ既報)
 
  ◆ 祖父の故・岸信介元首相(元・A級戦犯、ただし釈放される)は、「歴史はその時代の政治権力者の軌跡」と言った。あくまで政治権力者の歴史 ★ そして岸氏の孫の安倍晋三氏は、国民そっちのけで、最高権力者として、この国を「戦争のできる国」に戻そうとしている。ドイツの「シュピーゲル」誌が1昨年1月に警告した「隔世遺伝(祖父-孫)の危険」が現実のものに――同時代史の脅威となった。
    ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/post-a910.html

          *

  ◆ 祖父の故・岸信介元首相(元・A級戦犯、ただし釈放される)は、「歴史はその時代の政治権力者の軌跡」と言った。あくまで政治権力者の歴史 ★ そして岸氏の孫の安倍晋三氏は、国民そっちのけで、最高権力者として、この国を「戦争のできる国」に戻そうとしている。ドイツの「シュピーゲル」誌が1昨年1月に警告した「隔世遺伝(祖父-孫)の危険」が現実のものに――同時代史の脅威となった。
    ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-ca94.html

Posted by 大沼安史 at 08:11 午前 |

2015-06-13

〔放射線テロの脅威 中性子線照射被害の訴え〕◆ 西日本在住の「被害者」が、中性子線測定機の測定結果(および心電図による「虚血」測定結果)をもとに、ブログで告発・警鐘アピール! / 「中性子線はコンクリート、鉄板など易々と越えてしまうものですから、私に向けられた中性子線が隣の家に到達することは十分に考えられます」★ 「岡山大学元教員」のNさんと同じ訴えをしている! 事実としたら、何者(どんな組織)が、何の目的で行なっているのだろう? 事実関係の究明が求められる! 報道機関の調査報道を願う!

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 〔★は大沼〕 ◎ 「JOC事故のように中性子線が発射されている」 
   (3月3日付け)⇒  http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/56b9bc8a6132eece258c8ef313106b52 

 ・ このことは夜寝ている間に放射線測定器では捉えられない種類の放射線で被曝しているということになります。そして放射線の中のガンマ線とX線は検知できるTERRA-Pが常時作動していてもアラームが鳴らないということは、残された放射線としては中性子線しかないと思われるわけです。

  TERRA-Pが届いたのが2月18日ですが、それから以降の被曝は、中性子線による被曝と考えるしかない状況です。(それより前も中性子線の可能性はありますが、被曝の感触が変わってきていると感じます)

  私はさきにも記したように、中性子線は核分裂時に発生する特殊なものであり、まさかそのような放射線が人体攻撃に使われるなどということを想定することはできませんでした。しかしどうやら中性子線ももっと日常的に使われるもののようであり、爆発物の探索やものの構造を計測する場などでいろいろ活用されていることもこのたび、もしかしたら中性子線が自分目がけて飛んできている可能性があるということで調べて知りました。要するに比較的簡単に中性子線を発射可能ということです。

  しかしJOC事故で多くの住民を被曝させたのが、遮蔽しても何でも透過してしまい、何キロも離れた場所まで被曝が及んだ中性子線であったということと、現場で被曝して悲惨な被爆死をした人がいたということを知っていたので、現在自分がそのような線を浴びせられている可能性が高いということを考えると、私が被曝するのはもちろんですが、私以外の家内や隣の小さな子供や赤ん坊、隣人、そして周囲に住む住民にも被害が及ぶ可能性が高く、これは放置できないと思います。

 ◎ 「Mちゃんごめん!中性子線に被曝してしまった可能性が高いよ」
   (3月25日付け)⇒ http://blog.goo.ne.jp/green727green/e/1d1ae69670173836a57d10381f297218

 ・ 自然界に存在する中性子線の5000倍程度の強さの中性子線が私の体に当たっていることを示している。ここで重要なのは、自然界に存在する中性子線ではない人工的な中性子線が私に加えられていることが示されたということである。(詳細後述)

X線、ガンマ線を検知できるTERRA-Pがアラームを鳴らさないのに、アルミ板、鉛シート、水バリアで囲まれた中で、前日にはほぼ正常だった心電図(左)が次の日には虚血を示すマイナスカーブを示す(右)のは、明らかに放射線による被曝を受けたという証拠であり、それが中性子線によるものであることが明らかになった。

          *

 ◎ 本ブログ既報 : 「中性子線」の照射を、さまざまな方向から、岡山県内の自宅で受けたことを、測定器「PDM-313」 5台で確かめた――とする電気工学者の被害報告も
  ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/post-50f1.html

Posted by 大沼安史 at 08:45 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 1~3号炉核燃プールからの「核燃料の取り出し」を最大3年、先送りした「フクイチ廃炉ロードマップ」の前途い控えるのは、「謎だらけの、知られざる道」(the road ahead remains riddled with unknowns.)」は、AP通信が全世界拡散報道! / 「核燃」「溶融デブリ」「汚染水」「核廃棄物」――の4つの不確実性と問題を指摘!

338pxright_livelihood_award_2009pre ★ 時間とともに劣化するフクイチ・メルトダウン・爆発損傷建屋! 

 カナダの日系科学者、デイヴィッド・スズキさん(写真)は、「地震が来たら、こんどこそ、バイバイ・ジャパン(さよなら日本)だ」と 警告 している。

          *

          *

 ★ AP通信が指摘する以下の4つの難題は、人類がはじめて直面した克服課題だ!
 
 東電に、あるいは安倍政権に、解決能力はあるとは思えない。

 政権を一新し、「フクイチ廃炉・除染省」を新設するなど、不退転の決意と態勢で臨むべきだ。

          *

 ◆ 核燃プールの1573体の核燃(大半が使用済を運び出しには、損傷した各号機それぞれにあったカバーの取り付け、搬出装置が必要。

 ◆ 溶融デブリは、どこに消えたか、どんな状態にあるのか、それさえも不明。

 ◆ 放射能汚染水は、連日300トンずつ増加。

 ◆ 放射性廃棄物は来年3月まで処理計画を立てるというが……。

          *

 ★ 史上空前の事故から早くも4年3ヵ月――。

 それだけ長い時間が経ったのに、なおも――そして、これからも、お手上げ状態が続くフクイチ。 

 世界的にも著名な日系カナダ人科学者、デイヴィッド・スズキさんは昨年4月段階で、フクイチをもし、地震が再び襲ったら、それこそ「さよなら、日本(it's "bye bye Japan")」になる――つまり、日本は滅びると 警告 しているが、そのハルマゲドン的危機は、時間が経てば経つほど、損傷建屋・設備などの劣化で高まるばかりだ。

 スズキ博士の警告には先がある。

 フクイチが第二の破局を迎えたら、「日本が滅ぶ」ばかりか、北米西海岸にすむ人々(カナダ人、アメリカ人ら)も、避難しなければならない、というのだ。

 これはホラ話でも、つくり話でもない。

 日本を愛し、カナダを愛するスズキさんの、心底からの警告なのだ。

 核燃プールの核燃取り出しを最大3年、先送りする――?

 そんな無責任なことがよく言えたものだ。

          *

 〔★は大沼〕◎ AP : What's ahead for Japan's Fukushima nuclear plant
 (12日付け)⇒ http://bigstory.ap.org/article/71577b8e54fd4592a2b5eec2303a001c/whats-ahead-japans-fukushima-nuclear-plant

 ・ Four years after an earthquake and tsunami destroyed Japan's Fukushima nuclear power plant, the road ahead remains riddled with unknowns.

          *

  ◎ D・スズキ博士の警告 : David Suzuki's Fukushima Warning Is Dire And Scary
 ハフィントン・ポスト(2014年4月11日付け)⇒ http://www.huffingtonpost.ca/2013/11/04/david-suzuki-fukushima-warning_n_4213061.html

 ・ David Suzuki has issued a scary warning about Japan's Fukushima nuclear plant, saying that if it falls in a future earthquake, it's "bye bye Japan" and the entire west coast of North America should be evacuated.

 ・ "I have seen a paper which says that if in fact the fourth plant goes under in an earthquake and those rods are exposed, it's bye bye Japan and everybody on the west coast of North America should evacuate," he said.

 ◎ D・スズキ博士 ウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD

          *

 ◎〔拙著 新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』   

 ◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html

 ◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html

Posted by 大沼安史 at 06:35 午後 |

〔日本山妙法寺の藤井日達・山主は言った〕◆ 「人類の生きていく道は 平和に暮らすこと 争いをしないこと……南無妙法蓮華経と唱えて この憲法を守ります」  / ★ 「不殺生戒厳守 憲法第九条護持」―― この世に「仏敵」があるとすれば、民衆を「戦争」へと駆り立て、「平和」を……「9条」を破壊する者たちであろう! 

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20091030un

T201504
 〔★は大沼〕 ◎ 日本山妙法寺 の月刊『天鼓(てんく)』の冒頭に、日達上人の、以下の誓詞が掲げられている。

 ちなみに『天鼓』(本年4月号)の表紙には「不殺生戒厳守 憲法第九条護持」と書かれている。

          *  

 『天鼓』冒頭の誓詞は、以下の通り。

          *

   南無妙法蓮華経

  人類の生きていく道は 

   平和に暮らすこと 争いをしないこと

  これだけを

  仏様の教えによって習い極めて

  現在の憲法を

  宗教的な信念によって

  持(たも)たねばなりません

  南無妙法蓮華経と唱えて

  この憲法を守ります 

          *

 ★ 藤井日達・上人は、「原子力」についても、こう書かれている。

          *

 原子力時代において自己を救い、他の一切衆生を救う道は、ただ「不殺生戒」を信受して、仏陀世尊に帰依し奉ることのみである。

    (『天鼓』(2011年6月号より。日達・山主、1958年の法話)

          *

 ★ 藤井日達・上人は、「安倍首相の違憲戦争法案に賛成し、原発再稼働に反対しない」宗教団体を、どうお考えのことだろう。

Posted by 大沼安史 at 12:51 午後 |

〔アベノ違憲・戦争法案〕◆ かつて自民党の重鎮だった亀井静香さん(衆議院議員・無所属)は、山崎拓・自民党元副総裁らとともに日本記者クラブでの会見で言った。「一国会でやっちゃえという、むちゃがまかり通ろうとしている。国会議員だけで国是を変えてはいけない」

 〔★は大沼〕◎ スポニチ : 集団的自衛権行使 山崎、亀井氏ら重鎮4人が反対 ⇒ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/06/13/kiji/K20150613010532710.html

 ・ 山崎拓・自民党元副総裁、亀井静香元金融担当相らかつて自民党に所属した議員や元議員の重鎮4人が12日、日本記者クラブで会見し、集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法案に反対の考えを表明した。

          *
 
 ★ 20年近く前のことだが、亀井静香さんを、東京の事務所にお訪ねしたことがある。

 なんと――部屋で、絵を描いておられた!

 お会いしたときの、同情心に富んだ目が忘れられない。

          *

 亀井静香さんは元警察官僚で、自民党の中枢にいた方だ。

 「永田町」の何もかもをご存知の方だ。

 その亀井さんが、自民党の「タカ派」と呼ばれ改憲論者の山崎拓さんらと、安倍政権の「集団自衛権行使」に反対している。

 よくよくのことである。

          *

 ★ それしても衆院憲法審査会で、自公推薦の憲法学者でさえ「違憲」といっているのに、自民党は――公明党・創価学会は、いったい、どういう気で「違憲戦争法案」を通そうとしているのだろう。

 安倍首相は自民党の総裁だから自民党の右ならえは仕方ないにせよ、公明・創価学会は、いったい、どうしたのだろう。

          *

 ★ かつて亀石静香さんが国会(予算委)で質問に立ったことを(なぜか)思い出し、ユーチューブで探したら、あった。

  ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=BFWh_jctYgs  

Posted by 大沼安史 at 12:19 午後 |

〔夕陽村舎日記〕◆ 安倍晋三氏もまた、イラク帰還兵、トーマス・ヤングさんの「最後の手紙」にあるように、ブッシュやチェイニー同様、自分に対する、人生最後の「審判の日」を恐れなければならない

 米陸軍の兵士、トーマス・ヤングさん(当時24歳)が、銃弾を2発、受けたのは、2004年4月4日、イラクのサドル・シティーでのことだった。

 イラクに送り込まれて5日後のこと。

 カラシニコフ・ライフルの最初の銃弾は、ヤングさんの背中を直撃し、脊柱を破壊した。2発目は膝を撃ち抜いた。

 軍用トラックの荷台に、ほかの20人の米軍兵士といっしょに載せられ、移動中のことだった。

 ヤングさんはそれでも、自分のM16ライフルを取ろうとした。体は言うこと聞かなかった。

          *

 トーマス・ヤングさんが米陸軍に志願したのは、その2年半前、2011年の「9・11」の2日後のこと。

 「同時多発テロ」に復讐を誓うブッシュ大統領の呼びかけに応えた。

 ウェーターやコピー店のバイトでギリギリの生活をしてきた22歳は、除隊後、GIビルで大学に進学する未来を夢見た。

          *

 クエートの米陸軍病院に運ばれ、ミズーリ州カンサス・シティーへ車いすで帰還した。

 車いすのトーマスさんを、周りの人びとは、まるで彼がいま、そこにいない人かのように扱った。

          *

 「戦争に反対するイラク復員兵の会(IVAW)」に参加したトーマスさんは、2007年に公開されたドキュメンタリー映画、「ボディー・オブ・ウォー(Body of War)」に自ら出演するなど、反戦運動に立ちあがった。330pxphoto_of_tomas_young_visiting_

          *

 イラクでの戦傷から9年――。

 2013年3月、トーマス・ヤングさんは、カンサス・シティーの自宅で、ポスピス・ケアを受けていた。

 死の床を、ジャーナリストのクリス・ヘッジさんが訪ねた。

          *

 無神論者のトーマス・ヤングさんは、クリス・ヘッジさんに、7月が来る前に死ねたらいい、と言った。

 トーマスさんのたったひとりの姪御さん、アレクサスちゃんが2歳の誕生日を迎えるのが、4ヵ月後の7月。

 自分の死で彼女の誕生日を曇らせたくなかった。

          *

 クリス・ヘッジさんの訪問後、トーマス・ヤングさんは 「最後の手紙(The Last Letter : A Message to George W. Bush and Dick Cheney From a Dying Veteran )」 を書き、公表した。

 ジョージ・ブッシュ(大統領)とディック・チェイニー(副大統領)あての手紙だった。

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 ブッシュとチェイニーが命じたイラク戦争(侵攻)10周年――2013年3月10日付け。

 手紙は、こう結ばれていた。

          *

 私の審判の日は、いま私の前にあります。あなたがたの審判の日も、やがては訪れます。

 私はみなさんが裁きにかけられることを望んでいます。

 しかし、わたしがあなた方のために最も希望するのは、あなた方が、わたしや多くの人びと、自分の人生を生きるに足る多くの人びとに対してなしたことに向き合う道徳的な勇気をもってほしいことです。

 私はいま人生の終わりに近づいています。私はあなた方に、この地上での時間が終わる前に、アメリカ国民や世界の人びと、とりわけイラクの人びとの前に立ち、赦しを乞う人格の力を見出してほしいと願っています。

          *

 2014年11月10日、トーマス・ヤングさんはお亡くなりになった。

 34歳だった。

 姪御さんの3回目の誕生日を無事終えたあとのことだった。

          * 

 クリス・ヘッジさんは追悼文にこう書いた。

 「ヤングは命の限り、闘い続けた。そして、逝った。彼は戦争のマスターたちが、彼になしたことを、彼がいかに使われ、いかに人間の廃棄物とされたかを理解していた」

          *

 戦争のマスター(主人)たちに使われ、廃棄される兵士たち。

 クリス・ヘッジさんが怒りを込めた書いた言葉は、トーマス・ヤングさんの人生の軌跡が身をもって示したように――あの「最後の手紙」でブッシュとチェイニーに呼びかけたように、真実の言葉である。

          *

 トーマスさんが「最後の手紙」を書く前、トーマスさんの妻、クラウディアさんは、クリス・ヘッジさんに、テレビが映し出す画面を見ながら、こう語ったそうだ。

 「(テレビでは)誰もカタワにならないし、死と直面することもない。アメリカで死ぬことは、とても孤独なこと(Dying in America is a very lonely business.)」と。

 アメリカでもマス・メディアは、戦争の真実を――社会の真実を映し出さないのである。

          ◆

 いまわたしが、岡山・吉備高原の山中にあって、トーマス・ヤングさんのことを思い出し、上記のごとく、書き綴ってきたのは、ほかでもない。

 わたしたちのこの日本でも、イラク戦争時のアメリカと同じようなことが進行しており、このままでは、わたしたちの中から、トーマス・ヤングさんのような犠牲が出かねないと危ぶんでいるからだ。

 戦争というものの真実が覆い隠されるなか、マスコミの御用報道に守られ、「戦争のマスター」である「日本のブッシュ」の手で、恥も外聞も、臆面もなく、戦争法制が施行されようとしている……。

          *

 トーマス・ヤングさんは自分のことを「無神論者」と考えもし、言いもしていたようだが、わたしは、自分の死と姪御さんの生(成長)を重ね合わて考えていたことからすると、もしかしたら、仏教的な「輪廻」について聞き知ってしていたのではないか、と思わざるを得ない。

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 自宅での最後の公開写真の一枚に、窓のそばに仏像が置いている写真がある。

 両肩にかけられた白いベールは、たぶんチベットのものだ。

 そして――窓からの光は明るい。

          *

 わたしたちはトーマス・ヤングさんの死を、そして再生の希望を、我が事・我が想いとし、安倍政権の強行する「戦争法案」を阻止しなければならない。

 米軍事権力の手先と化した安倍政権を、許すまじ!

          *

 トーマス・ヤングさんの「最後の手紙」は、日本のわたしたちからすれば、安倍首相に対しても出されたものだ。

 安倍晋三氏もまた、トーマス・ヤングさんの「最後の手紙」にあるように、ブッシュやチェイニー同様、自分に対する審判の日を恐れなければならない。

          ◆

 【参考】

 ◎ トーマス・ヤングさん ウィキ ⇒ https://en.wikipedia.org/wiki/Tomas_Young

 ◎ クリス・ヘッジさんの記事

    ⇒ http://www.truthdig.com/report/item/the_crucifixion_of_tomas_young_20130310

    ⇒ http://www.truthdig.com/report/item/the_last_days_of_tomas_young_20141116

Posted by 大沼安史 at 10:25 午前 |

2015-06-12

〔イスラム国の反乱〕◆ 米オバマ政権 アンバール州での米軍基地新設に続き、イラク国内で「基地のネットワーク」建設へ / イラク政府軍支援で「450人」の米兵の追加投入に加え「数百人を増派」 / 3550人=一個旅団規模プラス数百人を展開 ★ 安倍政権の国会でのなりふり構わぬ姿の背景には、自衛隊のイラク投入を狙う米側の圧力があるような気がする。

 〔★は大沼〕◎ ニューヨーク・タイムズ : Obama Looks at Adding Bases and Troops in Iraq, to Fight ISIS
 (11日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/06/12/world/middleeast/iraq-isis-us-military-bases-martin-e-dempsey.html?hpw&rref=world&action=click&pgtype=Homepage&module=well-region&region=bottom-well&WT.nav=bottom-well&_r=0

 ・ President Obama is open to expanding the American military footprint in Iraq with a network of bases and possibly hundreds of additional troops to support Iraqi security forces in their fight against the Islamic State, White House officials said on Thursday.

 ・ But the prospect of further escalation came a day after the administration announced the opening of a new base in Anbar Province, an Islamic State stronghold, with an additional 450 American troops, bringing

Posted by 大沼安史 at 07:24 午後 | | トラックバック (0)

〔アベノ戦争法案 許すまじ〕◆ 米国のファッション写真家、デイヴィッド・ジェイさんは2013年、ワシントンの陸軍病院を訪れたことで変わった。イラク・アフガンから帰還した負傷兵にレンズを向け始めた。

P52506573 ★ David Jay さんはインタビューで、わたしたちに、これらの写真を「見る」ように求めている。

 「わたしたちが彼ら見なければならないのは、わたしたちが、彼らをそうしてしまったからだ」

 アベノわが軍化されようとしている自衛隊のみなさんを、わたしたちは安保法制を廃案に追い込むことで、守らなければならない。

          * 

 〔★は大沼〕◎ レイさんのサイト:「知られざる兵士たち」(鮮明な写真は ⇒)
 ⇒ http://www.unknownsoldier.org/Images.html

 ◎ コモンドリームズの紹介記事 ⇒ http://www.commondreams.org/further/2015/06/11/evil-real-george-bush-making-millions-his-ungodly-crimes

 ・  Those veterans' lifelong wounds, Jay believes, are all of ours. "You can imagine how many times each of these men and women have heard a parent tell their child, 'Don't look. Don't stare at him. That's rude'," he said in an interview. "I take these pictures so that we can look - we can see what we're not supposed to see. And we need to see them because we created them."

Posted by 大沼安史 at 07:08 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 1~3号機 使用済み燃料プールからの核燃取り出し、最大3年、「先送り」 ロイター通信が国際社会に拡散報道 ★ 2度目の「中長期ロードマップ(工程表)」の「改訂」だそうだ。そして1・2号機のプール核燃取り出しは、2020年の東京オリンピック・イヤーに! 溶融デブリは「2年後をメドに」取り出し法を「決める」…………?。安倍政権は「先送り」せず、全力で「フクイチ存立危機事態」に立ち向かえ!

 〔★は大沼〕◎ ロイター電(英文): Japan delays nuclear fuel removal schedule for Fukushima plant
  (12日付け)⇒ http://uk.reuters.com/article/2015/06/12/japan-fukushima-delay-idUKL3N0YX5R720150612

 ・ The revision means delaying the start of work to remove spent nuclear fuel in cooling ponds in three reactors by as long as three years.

This marks the second revision of the roadmap after it was last revised in June 2013. The government did not make changes to the overall goal to complete the decommissioning work in 30 to 40 years.

 ◎ ロイター電(日本語): 福島第1原発、プールからの燃料取り出し2─3年遅れ
   (同)⇒ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OR2Z020150611?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29

 ・  政府は12日午前、東京電力島第1原発の廃炉に向けた関係閣僚会議を開き、中長期ロードマップ(工程表)の改訂を了承した。使用済み燃料プールからの燃料取り出し時期が1─3号機で2─3年程度先送りされた。
 
 最難関工程である「燃料デブリ」の各号機ごとの取り出し方針は、2年後をめどに決定するとの新たな目標が明記された。

 ・ プールからの燃料取り出しは、1号機が20年度(前回計画17年度上期)、前回計画で最短工法だと17年度下期とされた2号機では20年度に、3号機は17年度(前回計画15年度上期)にそれぞれ延びることになった。

 ・ 今回、2年後をめどに各号機ごとのデブリ取り出し方法を決めるとしたことについて、経産省の担当者は「すべてが判明するまで待っていると時間がかかる。その段階である程度判断できるようにデータを集めている」などと説明した。

Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 日本の外交官、首都・東京を含む東日本の最大4000万人の国外脱出・移住の必要性と、北方領土の移住先としての返還を、ロシア側に打診 / 2012年春、ロシア外務省が部内レポート / 中国政府が日本側に提示したとされる、同国内「無人都市」への数千万人・脱出移住者受け入れの申し出を、日本が「真剣に検討」していることも、ロシア側に通告 / EUタイムズが事故の翌年、2012年時点で報道していた! ★ 数千万人に国内・外脱出を強いる「フクイチ存立危機事態」はしかし、去ったわけではない!

 ★ フクイチ事故のさなか、日本政府(菅直人政権)が、「首都圏3000万人避難」を念頭に置いていたことは、以下の菅直人氏の証言 でも明らかだ。

           *

 ―― 原子力委員会の近藤駿介委員長が、福島第一原発から250キロ以遠の「移転」に言及した「最悪のシナリオ」を官邸に示したのは2011年3月25日。原発事故発生の2週間後でしたが、菅さんご自身が「首都圏3000万人避難」を切実に意識されたのは、いつ頃だったのでしょうか。

 :最初の一週間、防災服を着て官邸に泊まり込んで、奥の応接室のソファで仮眠を取っていたんだけど、しょっちゅう、最悪の状況が頭に浮かぶわけですよ。

 12日に1号炉がボンと水素爆発して、14日に3号炉、15日に2号炉、4号炉とどんどん壊れていく。福島第一原発だけで6基の原子炉と7つの使用済み核燃料プールがある。チェルノブイリは4号炉だけの爆発で、あれだけの大惨事になった。近くの福島第二原発と合わせて10基、11の燃料プールが制御不能になったらと想像したら、首都圏もただではすまない、と、考えずにはいられません。その度に背筋が凍りつきました。首都圏にはあらゆる機能が集中している。皇室の方々もお住まいです。どうすればいいか。

          *

 ★ EUタイムズの報道はしかし、事故の翌年――2012年4月の時点のもので、当時、クレムリン内に出回ったいたロシア外務省のレポートをもとにしている。

 日本の外交官(日本外務省)が、北方領土返還要求とからませ、この時点で「4000万人」国外脱出の可能性について言及したのは、4号機の核燃プールの倒壊を引き金とした最悪事態が起こり得ると、当時、認識していたからに違いない。

Article13395360c851ea9000005dc366_6 さて――中国政府が日本側に受け入れ先(移住先)として提示したとされる「無人都市」とは、英紙デイリー・メール の報道(写真も) によれば、中国政府が毎年、最大20ずつ建設している人工都市のことだ。

 6400万戸の住宅が、すでに建設・整備されている、との見方もある。

          *

 ★ フクイチは4号機倒壊の危機は、使用済み燃料棒をプールから運び出したことで去ったが、1・2号機間の排気塔倒壊、その他の危機的な事態(大地震・大津波など)の発生で、こんご、まるごと放棄を強いられる事態も予想される。

 そうなると、またも、(国内であれ国外であれ)「数千万人規模の脱出・移住」という事態に直面することになる。

          *

 ★ フクイチ核惨事は終わっていないし、現在進行中だし、未来においても進行する、まさにこの国、日本の「存立危機事態」である。

 フクイチ核惨事の、たとえば「石棺化」による封じ込めには、解釈憲法も、9条の骨抜きも必要ではない。

 東京オリンピックの開催をにらみ、戦争の回す金があったら、フクイチ対策に使うべきだ。

          * 

 ◎ EUタイムズ : Russia Stunned After Japanese Plan To Evacuate 40 Million Revealed
 (2012年4月15日付け) ⇒ http://www.eutimes.net/2012/04/russia-stunned-after-japanese-plan-to-evacuate-40-million-revealed/

 ・ A new report circulating in the Kremlin today prepared by the Foreign Ministry on the planned re-opening of talks with Japan over the disputed Kuril Islands during the next fortnight states that Russian diplomats were “stunned” after being told by their Japanese counterparts that upwards of 40 million of their peoples were in “extreme danger” of life threatening radiation poisoning and could very well likely be faced with forced evacuations away from their countries eastern most located cities… including the world’s largest one, Tokyo.

 ・ According to this report, Japanese diplomats have signaled to their Russian counterparts that the returning of the Kuril Islands to Japan is “critical” as they have no other place to resettle so many people that would, in essence, become the largest migration of human beings since the 1930’s when Soviet leader Stalin forced tens of millions to resettle Russia’s far eastern regions.

 Important to note, this report continues, are that Japanese diplomats told their Russian counterparts that they were, also, “seriously considering” an offer by China to relocate tens of millions of their citizens to the Chinese mainland to inhabit what are called the “ghost cities,” built for reasons still unknown and described, in part, by London’s Daily Mail News Service in their 18 December 2010 article titled: “The Ghost Towns Of China: Amazing Satellite Images Show Cities Meant To Be Home To Millions Lying Deserted” that says:

 “These amazing satellite images show sprawling cities built in remote parts of China that have been left completely abandoned, sometimes years after their construction. Elaborate public buildings and open spaces are completely unused, with the exception of a few government vehicles near communist authority offices. Some estimates put the number of empty homes at as many as 64 million, with up to 20 new cities being built every year in the country’s vast swathes of free land.”

Posted by 大沼安史 at 09:17 午前 |

2015-06-11

〔イスラム国の反乱〕◆ 「イスラム国」軍、「汚い爆弾」をつくれるだけの放射性物質を、研究機関や病院から確保――オーストラリア情報部が報告書 / 「化学兵器(毒ガス)」も貯蔵 ★ ジョージ・ブッシュが戦争・石油利権に目がくらみ、開けてしまった「中東のパンドラの函」から、とうとう「核の悪魔」が飛び出て来る?!

 ★ 「イスラム国」側も、「年内のパキスタンから核爆弾を購入する」などと威嚇のプロパガンダをしている。( ⇒ こちら

 インドの防衛当局者も、ISISのパキスタンからの、不正ルートによる核兵器入手の可能性があると警告している。

          *

 ★ 豪情報部のインテリジェンスが間違いでなければ、「イスラム国」軍は、おそらくバグダッド攻略に――それも自爆攻撃で使用するのではないか!?

           *
  
 〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント Isis's dirty bomb: Jihadists have seized 'enough radioactive material to build their first WMD'
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isiss-dirty-bomb-jihadists-have-seized-enough-radioactive-material-to-build-their-first-wmd-10309220.html

 ・ The Isis militant group has seized enough radioactive material from government facilities to suggest it has the capacity to build a large and devastating “dirty” bomb, according to Australian intelligence reports.

 Isis declared its ambition to develop weapons of mass destruction in the most recent edition of its propaganda magazine Dabiq, and Indian defence officials have previously warned of the possibility the militants could acquire a nuclear weapon from Pakistan.

          *

 ★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)

 ◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html

Posted by 大沼安史 at 05:28 午後 |

〔アベノ戦争法案と連動?〕◆ 対「イスラム国」で「軍事力行使権限(AUMF)」を――米上院に超党派法案 / 期間も無制限、戦場も無制限(open-ended and geographically-limitless war against the Islamic State or ISIL) ★ 対イスラム国戦争に自衛隊が駆り出される……

 ★ まるで安倍政権が狙う、<いつでも・どこでも「アベノわが軍」戦地投入>と軌を一にしたかのように、米議会に「対イスラム国戦争法案」が上程された! 

 自衛隊がイラクやシリアで、米軍の「集団自衛権・友軍」として実戦に駆り出される恐れが現実のものになってきた!

 〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/10/dont-be-fooled-new-bipartisan-aumf-greenlights-endless-war

Posted by 大沼安史 at 05:02 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ ≪民の声新聞≫ 【自主避難者から住まいを奪うな】避難者の叫びは国会議員の胸に響いたか? 福島県庁ではハンスト継続中

 ★ 鈴木博喜さんの「民の声新聞」は、まさに民の声だ。

 フクイチによる不幸を一方的に背負わせられた人々の声を伝える「新聞」だ。

          *

T02200165_0800060013332199491 ◆「声をあげ続ける避難者たち。仕事などで駆け付けられなかった避難者からは、子ども直筆のメッセージも寄せられた」

 (鮮明な写真と記事は) ⇒ http://ameblo.jp/rain37/entry-12036749177.html

          *

 ◆ 「避難用住宅の無償提供の打ち切りに反対し、撤回を求める院内集会」(主催:ひなん生活をまもる会)が9日、参議院会館で開かれ、全国の自主避難者たちが打ち切りへの不安と被曝回避の大切さを訴えた。

 何度も何度も頭を下げる避難者たち。

 涙を流し、怒りに語気を強める姿は、駆け付けた国会議員にどう映ったか?

 まもなく原発事故から51カ月。

 福島県庁ではハンガーストライキも始まった。

 だが、国や福島県は依然として「協議中」との姿勢を貫き、避難者たちを愚弄し続けている。

  〔★は大沼〕◎ 鈴木博喜さん(9日付け)⇒ http://ameblo.jp/rain37/entry-12036749177.html

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 福島の放射能汚染12自治体 / 10~29歳の子どもや若者たちの過半数が、30~40年後に、自分の生まれたふるさとに住むことを選ばず / 復興庁のアンケートで判明 / 時事通信の英文電が国際社会に報知! ★ 日本政府の被曝地囲い込み政策を知って、人道的な立場から、フクイチ被曝地からの移民を受け入れる国際的な救援運動が出てくるかもしれない。

 ★ 全国的な人口減が続く中、福島への社会増も期待できない。

 となると……。

 それにしても2人に1人以上が、人生設計のなかで、ふるさとに戻らない、ふるさとで生き続けない選択をせざるを得ない、フクイチ被曝地。

 フクイチの滅ぼされる被曝地。

 日本政府・東電の罪は、あまりにも大きすぎる。

 帰還強制、補償打ち切り――被曝地の怒りは「臨界点」に届こうとしている。

          *

 〔★は大沼〕◎ JiJi Fukushima youths ready to desert irradiated hometowns, survey finds
  ⇒ http://www.japantimes.co.jp/news/2015/06/05/national/fukushima-youths-ready-desert-irradiated-hometowns-survey-finds#.VXjSJLmJgqQ

Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 |

〔フクイチ核惨事〕◆ 2012年3月12日早朝、浪江町の吉沢正巳さんの牧場に、福島県警の通信隊が来て、牧場の一角に「ヘリからの原発サイトの空撮映像を受信、県警災害警備本部に中継する通信基地」を設置した。そしてその日の夕方、「撤去命令が出たので引き揚げ」――「ここにいない方がいい。政府は情報を隠している」との警告を残して。

 ★ 福島県警は現場を上空からヘリで空撮していた!――そして危険を知って撤退! 

 県警はその時点で、なぜ県民に危険性を告げなかったのか?

 空撮映像は、なぜ封印し続けているのか?

 警察とは人々の安全を守るための組織ではなかったか!

          *

          *  

 ★ 吉沢牧場でのこの出来事は、佐野眞一さんの現地ルポ『津波と原発』にも記録されている。

          *

 福島第一原発の一号水素爆発が起きたのは、3月12日の午後3時半過ぎだった。浪江の牧場を借りて通信機材をセットした福島県警の通信部隊は、ヘリコプターで撮影されたその爆発時の動画を通信衛星で福島県警本部に送った。県警本部はその動画を解析した結果、危険と判断したから、通信部隊に撤去命令を出した。(講談社文庫版、112頁)

          *

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞「プロメテウスの罠 希望の牧場5 なぜ犠牲なんかに」(8日付け朝刊)より。

 ◎ ヤフー有料配信 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000008-asahik-soci

 ・ 2011年3月12日の早朝。
 福島県浪江町の吉沢正巳(61)が沿岸部の請戸地区で津波による惨状を目の当たりにする前、県警災害警備本部の通信班員約10人がワゴン車3台を連ねて吉沢牧場にやって来た。
 「ヘリコプターからの原発サイトの空撮映像を受信し、本部に中継する通信基地として、牧場の一角を使わせてほしい」
 14キロ先の東京電力福島第一原発の様子がおかしい。それは知っていたので要請を快く受け入れた。
 ところが職員らは夕方になって、急きょ、パラボラアンテナを片付け始めた。吉沢によると、こう言い残して立ち去ったのだった。……

 ★ 記事は以下、こう続く。

          *

 「撤去命令が出たので引き揚げます。あなたたちもここにはいないほうがいい。政府は情報を隠している」

          *

 ◎ 参考 希望の牧場ツイッター ⇒ https://twitter.com/kibounobokujyou

Posted by 大沼安史 at 08:46 午前 |

2015-06-10

〔夕陽村舎日記〕◆ エルマウG7サミット ロゴ・マークの赤線が示すもの

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 南ドイツ、バイエルン・アルプスの岩山を望む、エルマウ城での「エルマウG7サミット」が閉幕した。

 サミット(英語、ドイツ語ではGipfel)とは、「山頂」。

 山の頂、トップの意味。

 G7(世界の7ヵ国グループ)のトップによる今回の頂上会議は、バイエルン・アルプスを背景に行なわれた。

          *

 開催にあたり、ホスト国のドイツ政府は、ロゴ・マークを用意した。

 御覧のように、7本、7色の線が、山頂の一点から山麓へ流れる構図のものだ。

 白地の7色の線の図柄。

          *

 わたしはこの「G7 GERMANY 2015/ Schloss Elmau」のマークを見て、これを描いたイラストレーター氏の意図を――そして、これを採用したドイツ政府の意図を感じないわけにいかなかった。

 思い過ごしかもしれない――でも、やはり、やっぱりそう思わざるを得なかった。

          *

 白地に赤――向かって左から3本目の赤い線こそ、わたしたちの「日本」のことに違いない。

 「日本」を指している違いないと思った。

          *

 7本の線をよくみると、マイナス報告に折れ(戻っ)ているのは、赤い線だけである。

 山を流れ下る川の水は、重力に逆らうことはできない。

 不自然である。

 これは何を意味するか?

          *

 わたしは、この「エルマウG7」のロゴマークを見て、1980年代の後半、世界的なベストセラーになった、あの『知恵の樹(The Tree of Knowledge)』(チリの生物学者、マトゥラーナさんとヴァレーラさんの共著、邦訳は菅啓次郎さん訳、ちくま学芸文庫)に出て来る、「ナチュラル・ドリフト(自然の成り行き)」のイラストを思い出した。(ちくま文庫版、126頁)

 ごく簡単に言って、「ナチュラル・ドリフト」とは、山頂から流れ落ちる、幾筋もの水の軌跡にたとえた、いのちの流れ、あるいは進化の筋道のことである。

 つまり、ここでもうハッキリ言ってしまえば――「エルマウG7」のロゴを描いたイラストレーターは、きっと、この「いのちの流れ」の図柄をかつて見ていて、それをG7各国の――とりわけ日本の同時代史の軌跡に重ね合わせて描いたのではないか?……ということである。

 わたしはそう想像したのだ。

          *

 そう考えれ、白地の赤線の(たぶん)日本の、マイナスのギザギザの意味も鮮明に浮かび上がる。

 そして、このマークが「脱原発」を決めたドイツの作品であることを考え合わせれば、その意味は、より確定的なものになる。

 そう――ロゴマークの赤線の「折れ戻り」とは、「フクイチ核惨事」を起こして日本の「後退」を意味するものなのだ。

          *

 フクイチの核惨事で、自爆してしまった日本。

 それに懲りもせず、原発再稼働などでさらに「後退」し続ける日本。

 夜の10時を指すような日本のベクトルの針は、安倍政権が続ける反動政策の角度を象徴するものではないか?

          *

 『知恵の樹』の共著者の2人は、ピノチェット政権による暴力的な独裁=反革命を逃れ、国外に出たチリ人だ。師弟関係にもある。

 2人は、「活力を失い、その構成要素である個人から人格を剥奪してしまう」ような「人間の社会システムとしては欠陥のある共同体」の特徴を、「所属メンバーのあらゆる次元の行動の安定化を強要するメカニズム(enforced mechanisms of stabilization in all the behavioral dimentions」だと指摘している。(同文庫版、240頁)

 ここで「安定化」と訳された英語原文の「スタビリゼーション」とは中立的な言葉で、プラスの価値は含まれていない。

 人格の剥奪、行動強要のメカニズム、活力の喪失。

 これはまさに、安倍政権が進めるメディアの政権付属広報機関化を軸とした、ナチス・ドイツを範とした憲法骨抜きによるファッショ化の現状を特徴づけるものではないか。

          *

 ロゴを描いたイラストレーター氏は(そしてドイツ政府当局者)は、安倍政権下の日本の姿を、きっとマトゥラーナさんとヴァレーラさんのように見ているのだ。

 もしかしたら、ドイツの人たちは、いまの安倍政権を、アジェンデ大統領の民主主義の政権をクーデターで倒した、ピノチェットの再来とさえ、思っているかも知れない。

          *

 しかし、ロゴ・マークのデザインにこめたドイツ人らのメッセージには、先がある。

 「折れ戻った」赤線は、間もなく一転して、力強く、山麓に向かう。

          *

 そう――そうでなければならないのだ。

 地球温暖化対策でもなんでも、そうでなければならないのだ。

 ドイツの人たちは、そう我々を励ましている。

 そう受け取らねばならない。

          *
 
 来年のG7は、日本の志摩で行なわれる。

 そこに向かって、日本(人)という白地に赤のいのちの流れが、どのような方向を辿るのか――方向転換に成功するのかどうか、イラストレーター氏だけでなく、ドイツ政府当局者だけでなく、世界の人びとが、わたしたちの選択と行動の行方を見守っている。

Posted by 大沼安史 at 05:54 午後 |

〔イスラエルが「汚い核爆弾(ダーティー爆弾)」の連続爆発実験を決行〕◆  / ネゲブ砂漠で20発 / ショッピングモールを想定した模擬施設でも爆発実験 / ハーレツ紙がスクープ報道 / 「汚い爆弾」による放射能汚染を調査 / 核テロ攻撃に備え

 ★ 「汚い爆弾」とは、放射性物質を通常爆弾で爆発させる手法だ。

 中東では日本も参加してトルコで原発建設計画が進められるなど、「核テロ」の危険性が増している。

 今回のイスラエルの実験は、こうした脅威の高まりが背景にあるとみられる。

          *

 ★ 「汚い爆弾」はしかし、核物質を飛散させるもので、核爆弾の一種とみられる。

 イスラエルの今回の実験は、テロ対策としているが、裏を返せば、自前の「汚い爆弾」の威力を探る爆発実験の意味を持つ。

 「唯一の被爆国である」我が国の安倍政権は、イスラエルに抗議すべきだ。

 先のNPT会議で、「中東核安保」をつぶしたオバマ政権の責任もまた(米国に追従している日本の安倍政権の責任もまた)重大だ。  

          *

 ◎ Haaretz exclusive: Israel tested 'dirty-bomb cleanup' in the desert
  (8日付け)⇒ http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/.premium-1.660067

 ・ Israel recently carried out a series of tests in the desert in conjunction with a four-year project at the Dimona nuclear reactor to measure the damage and other implications of the detonation of a so-called “dirty” radiological bomb by hostile forces. Such a bomb uses conventional explosives in addition to radioactive material.

Posted by 大沼安史 at 10:19 午前 |

〔フクイチ放射能汚染〕◆ 「ダイソー」が禁輸の群馬製コーヒー輸入、商品差し押さえ / 台湾 / 「滋賀産」と偽る――と台湾メディアが報道! 

 ◎ フォーカス台湾 ⇒ http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201506080006.aspx

 ・(台北 8日 中央社)衛生福利部(衛生省)食品薬物管理署は、39元均一ショップ「ダイソー」を展開する台湾大創百貨によって日本から輸入したコーヒー計2008キロが、輸入禁止地域に指定されている群馬で製造されていたとして商品を差し押さえたと発表した。市場への流出はない。

 ・ 同社は今年3月にも輸入禁止地域からの食品を産地表示を偽装した上で販売していた。衛生福利部によると、今回見つかったコーヒーも、滋賀産と偽って輸入しようとしたという。

Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 | | トラックバック (0)

〔アベノホサアカン さっぽろの女子に、完膚なきまで論破さる!〕◆ 「火事には攻撃してくる敵がいない。戦争は殺し合い。それに少しでも加担すれば危険なのわかるよね?」/ 戦争を火事にたとえた「国家安全保障担当内閣総理大臣補佐官」、礒崎陽輔氏(東大法学部卒、元霞が関エリート官僚) /「ツイッターで喧嘩をふっかけるも、論破され、相手が10代女子とわかるとブロックして逃走」

◆ バカをさらけ出して恥ずかしくないんですか。

   分かりやすく解説じゃなくて都合良く解説

    お疲れ様です。

    その説明全部論破されて終わりますよ。

  ◎ ⇒ http://togetter.com/li/832562

          *

  ◎ 首相官邸HP 磯崎陽輔氏の紹介(写真はHPに公開のもの)
    ⇒ http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/meibo/hosakan/isozaki_yousuke.html

Isozaki_yousuke_2

 ◎ 「ほなみ」さんのツイートから
    ⇒ 
https://twitter.com/hnm_3433

  ◆ まず例えが下手。戦争と火事は全く別物だし笑

    戦争は火事と違って少しでも他国の戦争に加担すれ自国も危険に晒す。

    当たり前だろ。

    しかもその解説は個別的自衛権で十分対応可能です。

    集団的自衛権と個別的自衛権を勉強してくれないと議論できません

  ◆ 火事と戦争を同等にして例えるのがまずおかしい。

    わかる? 

    火事には攻撃してくる敵がいない。戦争は殺し合い。

    それに少しでも加担すれば危険なのわかるよね? 

    それが分からないなら本当に脳みそ腐ってんじゃない?

  ◆ バカをさらけ出して恥ずかしくないんですか。

    分かりやすく解説じゃなくて都合良く解説お疲れ様です。

    その説明全部論破されて終わりますよ。

    集団的自衛権と個別的自衛権の違いを勉強してください。

Posted by 大沼安史 at 08:50 午前 |

2015-06-09

〔エルマウG7サミット〕◆ 今世紀中に「脱化石燃料」実現 ―― 嫌がる日本(の安倍首相とカナダの首相)を「宣言」に署名させる! 「気候変動と闘う、ドイツの首相('climate chancellor' )」 メルケルが、外交クーデターに勝利 / 英紙ガーディアンが報道 

 ★ アベゲドンの頑固な抵抗を粉砕したメルケルさんを、かの「グリーンピース」までもが称賛している!

 彼女に「襟首」をつかまれ、署名に追い込まれたかたちの安倍首相だが、選挙公約など平気で破る安倍首相の軽さを、英紙ガーディアンは、まだまだ甘く見ているようだ。

          * 

 〔★は大沼〕◎ G7 fossil fuel pledge is a diplomatic coup for Germany's 'climate chancellor' / Persuading climate recalcitrants such as Japan and Canada to sign up for phasing out fossil fuels by 2100 is a significant achievement by Angela Merkel
 (8日付け)⇒ http://www.theguardian.com/environment/2015/jun/08/g7-fossil-fuel-pledge-is-a-diplomatic-coup-for-germanys-climate-chancellor

 ・ The announcementwas warmly welcomed environment groups. “Angela Merkel took the G7 by the scruff of the neck,” said Ruth Davis a political advisor to Greenpeace and a senior associate at E3G.

Posted by 大沼安史 at 05:02 午後 |

〔エルマウG7サミット〕★ このプール(代表撮影)写真は舞台裏のすべてを物語るものではないか! G7としての地球暑熱化対策(への参加)を、安倍首相にのませたメルケル首相が、満面の笑みで、安倍首相の握手アピールを無視しながら、肩に手をかけ「もういいから、さあ早くお座り」とでも言っているようなこの写真は、すごい!

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 〔★は大沼〕◎ 鮮明な写真は ⇒ http://thinkprogress.org/climate/2015/06/08/3667069/g7-prioritizes-climate-change/

          *

 ◎ 参考 : 安倍首相が、(なぜか急に)G7としてのCO2削減目標設定を支持する――と言い始めた / ロイター通信が速報 
  ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/post-cc30.html#more

 ◎ 同 : G7として、温暖化ガス削減目標を首脳会議の合意事項として設定の動き / ★ 日本は「各国別に設定」で抵抗しているが、メルケル主導で、押し切られる可能性も
  ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/post-2013.html#more

Posted by 大沼安史 at 04:14 午後 |

〔エルマウG7サミット〕◆ 安倍首相が「日本は(フクイチ)原発事故を乗り越えた」と、またも虚偽の発言をするなか、G7サミットは、(いまだに乗り越えていない)「チェルノブイリ」事故対策で、欧州委員会とともに1億6500万ユーロの追加支出をすることを表明

Additionallogo_3 ★ 新「石棺」で、チェルノブイリを覆うための資金提供だ。

   日本もつまり――G7のメンバーとして「チェルノブイリ」には、応分の対策資金を拠出することに。(日本国民の血税=税金を出すことに)

 が、 「事故を乗り越えた」フクイチ には、当然ながら、G7からの資金拠出はゼロ! 国際社会からはびた一文として、来ない!

 東京五輪誘致で「アンダーコントロール」と言ってしまったので、安倍政権としては、嘘の屋上屋を積み重ねるしかない――ということか。

 それにしても、安部首相のミュンヘンでの「(フクイチ)原発事故を乗り越えた」発言は、いまなお避難生活を送るフクシマ現地の人々らの心を逆なでするものだろう。

 「憲法違反」を「合憲」だと言い張る、アベコベ首相としては、この程度の「物言い」など、平気の平左、ヘイチャラなことなのだろう!

          *

 ◎ 安倍首相のG7記者会見での発言については ⇒ こちら

          *

 〔★は大沼〕◎ サミット宣言 ⇒ https://www.g7germany.de/Content/EN/_Anlagen/G7/2015-06-08-g7-abschluss-eng_en.pdf?__blob=publicationFile&v=1

 ・ Achieving High Levels of Nuclear Safety
Achieving and maintaining high levels of nuclear safety worldwide remains a major priority to us. We welcome the report of the G7 Nuclear Safety and Security Group. We remain committed to bringing the Chernobyl Shelter Project to a successful completion in order to make the Chernobyl site stable and environmentally safe.

          *

 ◎ G7核安全保安グループ報告
 ⇒ https://www.g7germany.de/Content/DE/_Anlagen/G8_G20/2015-06-01-report-nssg.pdf?__blob=publicationFile&v=4

 ・ 21. G7 donors and the European Commission have traditionally taken the lead in raising funds for the Chernobyl projects. They remain committed to the common endeavour to convert the Chernobyl site into a stable and environmentally safe condition.

 22. Therefore, G7 donors and the European Commission have decided to provide additional contributions to the Chernobyl Shelter Fund. At the Pledging Event on 29 April 2015, G7 donors and the European Commission pledged the total amount of 165 million Euros to the replenishment of the Chernobyl Shelter Fund. Additionally, other countries have pledged approximately 40 million Euros.

Posted by 大沼安史 at 03:41 午後 |

〔安倍首相 「脱原発」を決めているドイツでのG7の場で、原発の重要性をこれまでになく強調〕◆ 「優れた安定供給性と効率性を有する原子力を重要なベースロード電源として、安全性を前提に活用していく」――だと。

 ◎ 東京新聞 : 首相「原発は優れた電源」 サミット「最大限活用」強調
 (9日朝刊)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060902000116.html

 ・ 安倍晋三首相は八日午前(日本時間同日午後)のG7首脳会議で、「日本は原発がすべて止まっているが、バランスのとれた多様なエネルギー源はエネルギー安全保障の中核だ。優れた安定供給性と効率性を有する原子力を重要なベースロード電源として、安全性を前提に活用していく」と述べた。国内で原発再稼働への反発が根強い中、首相は原発を推進する方針を国際社会で強調した。

 ・ サミット開催地のドイツは、二〇二二年までにすべての原発を停止する計画だが、首相は「各国の事情に応じ、原子力、再生エネ、化石燃料を含むすべてのエネルギー源を最大限活用することが重要だ」と述べた。第二次安倍内閣発足後、首相は各国に原発輸出を推進してきたが、サミットで原発の重要性をこれほど強調したことはなかった。

Posted by 大沼安史 at 03:13 午後 |

〔エルマウG7サミットが採択〕◆ 「G7加盟国は、原発だけでなく核燃料サイクル施設においても、ストレステストのような安全評価を実施することが重要であると考える」―― ★ 安倍政権が再稼働しようとする原発でのストレステストの実施、さらには「六ヶ所」リサイクル施設におけるストレステストの必要性が、G7の場で確認された! とりあえずは川内原発。再稼働前に、ストレステスを実施すべきである。日本の原子力規制委も、G7加盟国の規制委である(はずだ)!

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 ★ 航空機の墜落など設計想定外の苛酷な状況が発生したとき、耐えられる施設なのかどうか、川内・高浜・伊方原発、六ヶ所村における緊急ストレステストの実施が求められている。

 安倍政権は逃げずに、ごまかさずに、きちんと対応してほしい。

 またもメルトダウンが起きたら、日本ばかりか世界の「存立危機事態」になる!

          *

 〔★は大沼〕◎ 「G7核の安全:保安グループ」報告書 : Report of the G7 Nuclear Safety and Security Group (NSSG) during the German Presidency in 2014/2015
 ⇒ https://www.g7germany.de/Content/DE/_Anlagen/G8_G20/2015-06-01-report-nssg.pdf?__blob=publicationFile&v=4

          *

 ・ 13. Following the accident at the Fukushima Daiichi NPP, many countries carried out comprehensive safety assessments of beyond design basis accidents (“stress tests”) of their nuclear power plants. G7 members consider it important that coun-tries that have nuclear fuel cycle facilities, that have not already done so, perform safety assessments such as stress tests, not only for NPPs but also for their facil-ities of the nuclear fuel cycle.

Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 |

〔エルマウG7サミットが宣言〕◆ 「われわれ(もちろん、日本を含むG7各国は)温暖化ガスのディープカット(深い削減)には、今世紀中に世界経済の脱炭素化(脱化石燃料)の達成が必要であると強調 ◆ 世界の温暖化ガス削減の共通ビジョンとして、2050年までに、2010年基準で40%~70%幅における、より高い削減目標を共有――する」/ 世界平均気温の上昇を2度C以下に抑える、ことでも合意!

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 ★ 安倍政権は「13年比で26%削減」する「2030年」以降、「2050年」までの削減計画を国際社会に提示しなければならない義務を背負わされた。

 未来へのつけ回し、いまさえよければのその場しのぎは、もはや許されない。

 もうひとつ――「世界平均気温の上昇を2度C以下に抑える」合意が示されたことも、重大な意味を持つ(ような気がする)。

 この基準が示されたことで、日本もまた今後、より厳しい削減目標の設定、および削減の実施に迫られる可能性が生まれたからだ。

 安倍政権の「自然エネルギー電力つぶし」は、もはや許されない。

          *

 〔★は大沼〕◎ サミット宣言文 ⇒ https://www.g7germany.de/Content/EN/_Anlagen/G7/2015-06-08-g7-abschluss-eng_en.pdf?__blob=publicationFile&v=1

 ★ 関係個所の原文(英文)は以下の通り。

 This should enable all countries to follow a low-carbon and resilient development pathway in line with the global goal to hold the increase in global average temperature below 2°C.

 Mindful of this goal and considering the latest IPCC results, we emphasize that deep cuts in global greenhouse gas emissions are required with a decarbonisation of the global economy over the course of this century.

  Accordingly, as a common vision for a global goal of greenhouse gas emissions reductions we support sharing with all parties to the UNFCCC the upper end of the latest IPCC recommendation of 40 to 70 % reductions by 2050 compared to 2010 recognizing that this challenge can only be met by a global response.

Posted by 大沼安史 at 10:44 午前 | | トラックバック (0)

〔地球火あぶりアベゲドン〕◆ 国際シンクタンク、世界資源研究所(WRI)のジェニファー・モーガン氏は毎日新聞の取材に、米国と日本の目標でそれぞれ想定されている毎年の温室効果ガスの削減比率について、「日本の比率は米国より低い。(ラクイラ・サミットで合意した)先進国で50年までに80%削減する目標にも適合しない」と指摘した。★ 原発を優先し、自然エネルギー発電を抑え込む、安部政権の罪は、地球に対する――全人類に対するものである!

 〔★は大沼〕◎ 毎日新聞 : G7サミット:温室ガス削減、途上国の協力焦点 目標、新枠組みへ一歩
 (9日朝刊)⇒ http://mainichi.jp/shimen/news/20150609ddm002030117000c.html

          *

 ★ 上記、「毎日」に報道では、こんなアベコベ現実が報じられている。

          *

 また、〔日本の〕人口1人当たりの排出量も決して少なくない。日本は、現在の11トンから30年には8・9トンまで減らせると試算する。しかし、EUは現時点で既に9トンに抑えており、30年には6トンまで減らすことを掲げる。

          *

 ★ ところで、上記、「毎日」の同じ記事には、こうある。

          *

  安倍首相が日本の温室効果ガス排出量を「30年までに13年比26%削減」する目標を国際的に表明したことでG7の目標は出そろい、COP21に向けた交渉の主導権を発揮する準備が整った。キャメロン英首相は「目標を取りまとめたことに心から感謝したい」と評価するなど、他のG7首脳からも歓迎する声が上がった。

 日本政府関係者は「国際的に遜色ない目標だ」と強調する。しかし、EU外交筋は、日本が削減の基準年を05年から13年に変更したことについて「残念」と指摘する。

          *

 ★ EU――つまりヨーロッパの当局者は、「残念」という外交辞令で、安倍政権を厳しく批判したわけだ。

Posted by 大沼安史 at 09:54 午前 |

〔アベノアベコベ・ネジマゲドン〕◆ 安倍首相、ミュンヘンの会見で、(またも)真逆発言 「日本は東日本大震災と(東京電力福島第1)原発事故を乗り越え、温室効果ガスについて野心的な削減目標を掲げました」/ 環境NGOから「化石3賞」も突き付けられ、「スリーストライク退場」を告げられたのに、「野心的な削減目標」を掲げたとは……!

 〔★は大沼〕◎ 産経ニュース ⇒ http://www.sankei.com/politics/news/150609/plt1506090003-n1.html

          *

 ◎ 関連 : 〔安倍首相がドイツG7で表明する温暖化ガス削減「国際社会に遜色ない野心的な目標」に環境NGO「気候変動ネットワークが怒りの「化石3賞」を授与〕◆ 化石賞の1位も2位も3位も、アベノジャパンに――「お前はもうスリーストライク! アウトだ(Three strikes and you’re out!)」と国際社会退場通告! 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/three-strikes-a.html

          *

 ★ 安倍首相はまた、こうも発言したそうだ。

          *

 中国やロシアを念頭に「力によって一方的に現状が変更される。強い者が弱い者を振り回す。これは欧州でもアジアでも世界のどこであろうと認めることはできない」と強調した。

          *

 ★ 力による一方的な現状の変更は、世界のどこでも認めることができない……?

 では――原子「力」(フクイチ事故)による被曝地破壊は、多数派暴力による、憲法違反の戦争法案は、どうなのだ!

Posted by 大沼安史 at 09:43 午前 |

2015-06-08

〔エルマウG7〕◆ 主要議題に「海洋環境の防護」も! ★ フクイチによる死の灰・太平洋汚染問題も(ひそかに)話し合われているのかも知れない!

 〔★は大沼〕◎ Key topics for the summit announced
 ⇒ https://www.g7germany.de/Webs/G7/EN/G7-Gipfel_en/Agenda_en/agenda_node.html

 ・ The heads of state and government of the Group of Seven (G7) will be meeting at Schloss Elmau in Upper Bavaria on 7 and 8 June 2015. In addition to the global economy and foreign, security and development policy, they will be discussing the UN conferences to be held in 2015 as well as the post-2015 agenda.

 Other key issues they will be addressing include

 •Protection of the marine environment, marine governance and resource efficiency,

 •Antibiotic resistance, neglected and poverty-related diseases, and Ebola,

 •Retail and supply chain standards, and

 •Empowering self-employed women and women in vocational training.

Posted by 大沼安史 at 04:35 午後 |

〔フクイチ核惨事〕◆ フクイチ事故を機に、原発惨事小説『目を閉じて手を取り合いなさい(Close Your Eyes and Hold Hands)』を書いた米国の作家、クリス・ボージャリアンさんは、言った。「フクシマ事故の未来世代への遺産というものを考えると、子どもたちのことに行く着く。子どもたちの子どもたちにも。水、ミルク、動物たちの被曝、そして放射能に汚染された魚に……」

284872611 ★ フクイチが未来世代へ遺す負の遺産は、実に巨大である。

  原発はわたしたちが産みだした、未来へ向けた原罪である。

 安倍政権は戦争の火遊びはやめて、いまこそ、フクイチ対策に全力を挙げ、脱原発=自然エネルギーへの転換に、総力をあげて取り組め!

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          *

〔★は大沼〕◎ クリス・ボージャリアン(Chris Bohjalian) さん、「フェアウィンズ」のアーニー&マギー・グンダーセンさんと語り合う
 (5月28日付け) ⇒ http://www.fairewinds.org/nuclear-energy-education//what-if-your-life-was-destroyed-by-a-nuclear-disaster

 ◎ 写真は、米バーンズ&ノーブル書店の紹介より。
 
          * 

 ・ So when you contemplate the generational legacy of Fukushima Daiichi, when you contemplate the generational legacy of any nuclear plant disaster, it’s the children. It’s their children’s children. It’s the drinking water. It’s the milk. It’s the animals that are infected. It’s the fish that are radioactive. And so Close Your Eyes Hold Hands I think is to some extent about not simply the present generation but the future generation. A reader said to me not too long ago that it’s a lot of kids in this book, a lot of children and a lot of teenagers, and it feels almost like Teen World.

 ★ 新作、Close Your Eyes and Hold Hands は、米バーモント州の原発がメルトダウンした原発核惨事後の世界が、16歳の少年の目と経験によって語られるストーリーだそうだ。

          *

 ★ 日本語版が待たれる! できることなら(郡山出身の)古川日出男さんに訳出してもらいたい、けれど。

Posted by 大沼安史 at 03:59 午後 |

〔ツイッターNEWS〕◆ 一斉コール すごい熱気! ●ストップ再稼働!6.7 3万人大集会 in 福岡● ~川内原発のスイッチは押させない!

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 ⇒ https://twitter.com/MCANjp/status/607408975823257600/photo/1

Posted by 大沼安史 at 10:56 午前 |

〔エルマウG7〕◆ 安倍首相が、(なぜか急に)G7としてのCO2削減目標設定を支持する――と言い始めた / ロイター通信が速報 / ★ アベゲドンはエルマウ城で、相当激しいバッシングを浴びているようだ! 「何考えているんだ、お前は」とでも言うような……!

★ 安部政権の、ただただ原発再稼働のための、自然エネルギー抑え込み政策に対して、サミットの場で、メルケルさんら各国首脳から、猛烈な批判・非難が出ているようだ。

 アベゲドンは国際社会から、最も危険なハルマゲドン・リスクとみなされている!

 〔★は大沼〕◎ Japan says open to G7 carbon emissions target
 ⇒ http://www.reuters.com/article/2015/06/07/us-g7-summit-climate-japan-idUSKBN0ON0ZG20150607

 ・ Japan said on Sunday it would favor the Group of Seven major industrial democracies setting their own target for reducing carbon dioxide emissions in a boost for efforts to combat global warming.

Posted by 大沼安史 at 08:38 午前 |

〔エルマウG7〕◆ G7として、温暖化ガス削減目標を首脳会議の合意事項として設定の動き / ★ 日本は「各国別に設定」で抵抗しているが、メルケル主導で、押し切られる可能性も

 ★ 安倍首相がサミット会場ではなく、ミュンヘンのホテルに宿泊先を変えたいと言い出した背景には、こういう事情があるかも?

 エルマルに持参した「アベノ世界一の温暖化対策」を反故にさせられるか可能性も!

          *

 〔★は大沼〕◎ AoL(トンプソン・ロイター電) 
 ⇒ http://www.aol.com/article/2015/06/07/g7-leaders-urge-tough-line-on-russia-at-start-of-summit/21192392/

 ・ Japan said it would favor the G7 countries setting their own target for reducing carbon dioxide emissions, in a boost for efforts to combat global warming.

 A spokesman for Japanese Prime Minister Shinzo Abe said when asked whether the G7 should set its own specific goal: "The best scenario would be yes but... let's wait (until) tomorrow's G7 leaders' discussion."

 He was speaking after Abe met French President Francois Hollande, who will host the Paris climate talks at the end of the year.

Posted by 大沼安史 at 08:32 午前 |

〔エルマルG7〕◆ 安倍首相 どこにいる? カメラマンのシャッターチャンスから消えた「アベゲドン」! / 整列記念写真でも、右隅(向かっては左隅)2番手(国家首脳としては末席)に!

191_443  ← ★ 存在感がない、というより、露骨に無視された、というのが正しい見方だろう。

 安倍政権は自分たちのしていることが、国際社会から、どう見られているか、知るべきだ。

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          *

 〔★は大沼〕 ◎(拡大・鮮明な写真はこちら) ⇒ http://www.oe24.at/welt/G7-Bier-vor-Krisengipfel/191443768

  ⇒ http://www.tagesspiegel.de/politik/liveticker-zum-g-7-gipfel-in-elmau-super-super-gipfel-sorge-um-griechenland-und-russland/11879610.html

Posted by 大沼安史 at 08:14 午前 |

〔ドイツの<新気候研究所(The NewClimate Institute )>が、原発を再稼働させ、自然エネルギーへの転換を阻む安倍政権を、エルマウG7を機に痛烈批判〕◆ おかげで日本は、毎年、6万7000人の新規雇用の可能性を失い、毎年、250億ドルの富を失い、毎年1万5000人の人命を失うことになるばかりか、中国にも負けてしまう!

 ★ 日本の疫病神、安倍政権! 

 わたしたち日本人は、原発をやめ、自然エネルギーを創出し、経済を再生させながら、地球暑熱化との国際社会の闘いに参加しなければならない。

 〔★は大沼〕 ◎ CAN(気候変動ネットワーク): Abe Government set to waste lives, money and jobs with poor climate plan
 ⇒ http://climatenetwork.org/press-release/abe-government-set-waste-lives-money-and-jobs-poor-climate-plan

 ・ But the Abe government's draft offer - also known as an Intended Nationally Determined Contribution (INDC) - towards the new global climate agreement due in Paris this December is so insufficient that it will see - by 2030 - Japan waste 67,000 potential jobs, forfeit USD25 billion annually, and fail to save 15,000 lives each year.

 ・ As a result of its low ambition, Japan clearly loses out in comparison to its East Asian rival China. Thanks to a groundbreaking bilateral agreement with the US last year, Japan's neighbor unveiled a plan that would - by 2030 - create around 500,000 decent new jobs by 2030 and save around 100,000 lives from deadly air pollution every year.

Posted by 大沼安史 at 07:39 午前 |

〔ロイター通信・企業サーベイ〕◆ 「フクイチ核惨事の4年後、原発の「安全」への不安、根強く」 /  日本企業の3分の2が、安倍政権の目標を下回る原発の発電割合を希望、あるいは予測。★ 再稼働が、アベノヒトリヨガリの側面を持つことが、ロイターの調査で明らかになった。安倍首相は、兵器産業だけでなく、やはり「原子力村」のパシリでもあった!

 〔★は大沼〕◎ ロイター : Japan Inc not as keen as Abe government on nuclear power -Reuters poll
 (5月24日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/05/24/japan-companies-nuclear-idUSL3N0YB2PR20150524

 ・ Two-thirds of Japanese companies want and expect a lesser role for nuclear power than the government is targeting, a Reuters survey showed, reflecting persistent concerns about safety four years after the Fukushima disaster.

 ◎ 記事邦訳:「星の金貨プロジェクト」⇒ http://kobajun.chips.jp/?p=23520

Posted by 大沼安史 at 07:26 午前 |

2015-06-07

〔G7〕◆ 安倍首相 予定を急遽、変更 サミット会場のエルマウ城に泊まらず、ミュンヘンのホテルに宿泊を希望 会見もミュンヘン市内の別のホテルで 振り回されるホスト国のドイツ当局 「日本政府サミット代表団には分別を持ってもらいたいものだ」と苦言 ドイツ紙が報道 

 ★ 地元の警備当局は爆弾を探知する警察犬を急遽、出動させなければならないなど、安倍首相の突然の心変わり(?)に、振り回されているようだ。

 せっかくのサミット、リゾートホテルでもある会場のエルマウ城に泊まって、記者会見もそこで済ませればよいものを。

 G7サミットで、温暖化対策で足を引っ張っていると「やり玉」にあげられると知って、あたふた逃げ出し、ミュンヘンの会見で、日本人同行記者団相手の「記者会見」でお茶を濁して、苦境をなんとか切り抜けようとているのではないだろうか?

          *

          *

 〔★は大沼〕◎ TZ : G7-Gipfel: Japan-Premier will Münchner Hotel statt Schloss Elmau
 (3日付け)⇒ http://www.tz.de/muenchen/stadt/g7-gipfel-sti164100/g7-gipfel-2015-schloss-elmau-japan-premier-shinzo-abe-will-muenchner-hotel-5071031.html

          *

 München - Der japanische Premierminister Shinzo Abe will zum Auftakt des G7-Gipfels 2015 nicht auf Schloss Elmau übernachten. Er zieht ein Münchner Nobelhotel vor.

 Leichte Genervtheit bei Diplomaten und Polizei: Ausgerechnet ein Gast zum G7-Gipfel 2015 auf Schloss Elmau, den man als eher unkompliziert eingeschätzt hatte, sorgt für Extra-Aufwand.

 Der japanische Premierminister Shinzo Abe, der als erster Gast anreist, hat seine Planungen für das Wochenende mehrfach geändert, heißt es in Sicherheitskreisen.

 Er reist nun statt Samstagnachmittag am frühen Samstagabend an, wünscht vorerst in einem Münchner Nobelhotel zu übernachten.

  Offenbar will Abe während des Gipfels in Elmau zwischendurch am Sonntagnachmittag in München eine Pressekonferenz in einem weiteren Hotel geben.

Posted by 大沼安史 at 11:55 午前 |

〔G7〕◆ 安倍首相を「鬼は外(the odd man out)」――温暖化対策で「孤立化」の可能性 / AP通信が報道 / メルケル首相、ゼロ・エミッション(放出)誓約へ / 350ppmに抑えないと危険といわれているのに、安倍首相のアドバイザーはなんと、「2050年まで450ppm達成、非常に困難。現実的な目標は550ppm」と発言! / ★ 安倍首相がG7で、またも「美しい星を守る」などと繰り返そうものなら、袋叩きにあうだろう!

 〔★は大沼〕◎ AP : Japan's PM Shinzo Abe may find himself the odd man out in push to cut carbon emissions as G7 leaders meet in Germany
 ⇒ http://www.foxrio2.com/japans-energy-plan-is-not-all-that-green-at-g-7/

 ・ Japan may find itself the odd man out when Prime Minister Shinzo Abe presents his government’s blueprint for combating climate change at this weekend’s summit of the world’s leading industrialized democracies.

 ・ As for zero emissions, the world’s carbon dioxide pollution level hit a record 396 parts per million in 2014, way above the 350 ppm level of heat-trapping gases in the atmosphere seen by some scientists and environmental groups as a safe level.

 In Toyoda’s view, limiting emissions to 450 ppm by 2050, would be “very difficult to achieve.”

 “With additional effort to introduce advanced technology, the realistic target should be 550 ppm,” he said in a briefing Thursday.

Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 |

〔G7〕◆ オバマ、メルケル、「気候変動」を、G7サミットの主要課題とすることで合意 / 他のサミット参加国とともに、アベノジャパンに、温暖化ガス大幅削減を求め圧力 / 米紙が報道 ★ 安倍首相は国際社会の敵として「集中砲火」を浴びそうだ!

 〔★は大沼〕 ◎ ワシントン・ツデー : Obama, Merkel seek to parlay G-7 meetings into climate action
 ⇒ http://www.todayonline.com/world/obama-merkel-seek-parlay-g-7-meetings-climate-action

 ・ US President Barack Obama’s meeting today (June 7) with German Chancellor Angela Merkel is an opportunity for the pair to champion an issue dear to them both: Climate change.

 ・ The G-7 is also an opportunity for the other assembled nations to pressure Japan to release a post-2020 climate action plan outlining its targets for reducing greenhouse emissions.

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 |

〔IAEAフクイチ報告書〕◆ 「フクイチの当初設計に、津波のような極度な外部的洪水事態に対する安全基準なし」 ―― ★ IAEA=国際原子力ロビーは、日本当局に、フクイチ事故責任を津波対策を怠った点に絞り、責任者を処罰させ、生き残りを図ろうとしているようだ。

 ◎ 関連(重大事実) : 〔カーネギー報告書〕 日本当局 国際社会が学んだフランス・ブライユ(Blayais)原発の高潮浸水事故の教訓に目をつぶり、対策怠る OECD原子力局の勧告を無視
 本ブログ(2012年3月7日付け) ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/03/blayais-2db0.html

          *

 〔★は大沼〕◎ IAEA報告書 (11ページ) ⇒ http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/iaea_report%20_Part1.pdf

  ・ However, the original design considerations did not provide comparable safety margins for extreme external flooding events, such as tsunamis.

          *

 ◎ 関連 : ツナミ対策の不備を指摘した「IAEAフクイチ報告書」を、グリーンピースが入手し、ネットで公開するとともに、その内容を検証し、誤り・問題点をまとめて、IAEAに訂正を要求! / 「不正確、不確定、最重要問題に向き合わず(full of inaccuracies, uncertainties, and that it fails to address several highly important issues )」/ 地震への設計的な脆さにも、被爆者のリスクにも触れず!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/06/full-of-inaccur.html

Posted by 大沼安史 at 07:00 午前 |

〔とめよう!戦争法案 集まろう! 国会へ 6・14国会包囲行動〕

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  ◎ 実行委 ⇒ http://sogakari.com/?p=278

 

Posted by 大沼安史 at 06:36 午前 |

〔ダライ・ラマ師の言葉〕◆ 「力があるなら、他者を助けなさい。力がないなら、少なくとも他者に害を及ぼしてはいけない」/ 「他者を慈しむ心は、たとえば殺人にような悪行から距離を置くための強い動機となってくれます」 ―― ★「戦争」もまた、他者を「敵」として攻撃し、殺すことである。アベノ「戦争法案」反対!

 〔★は大沼〕◎ ダライ・ラマ14世著、『思いやること』(長澤あかね訳、東洋出版)より

 ★ ダライ・ラマ師はこうも言っている。

          *

 真に利他的な人々は、敵味方、国籍、人権を問わず、数限りない人々に関心を寄せ、ありとあらゆる苦しみに思いやりを届けます。

          *

 私自身び修行では、たとえば、今祖国でチベット人を苦しめているある人物〔★中国の当局者――大沼注〕を考えるとき、その人の悪しき姿勢やふるまいには目を向けません。

 その代わり、「この人も私と同じように、幸せを願い、苦しみを望まない人間なのだ」という事実をかみしめます。

 「無知であるがゆえに、他者に苦痛をもたらし、他者の幸せを破壊しているのだ」と。

 こうした視点で物事を見れば、愛情と思いやりを持って対処することができます。私はこの視点、この角度を選んでいます。

 チベット人に害を及ぼしている人物を敵だと考えたら、思いやりを持って対応することはできません。

 平等な心がなければ、偏りのない気遣いも生まれません。……

          *

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Posted by 大沼安史 at 06:23 午前 |

2015-06-06

〔アベノ戦争法案〕◆ 安保法制、今国会で成立を=全国代表者協議会で山口公明代表 / ★ 「青年よ、仏敵を打ち砕け。学会迫害の悪人は厳罰でのたれ死ぬまで攻め抜け」――安保法制に反対する者は、「仏敵」になるのだろうか? 公明党・創価学会は、自民党のパシリにならなければならない理由があるのだろうか?

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 〔★は大沼〕◎ 時事通信 ⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/jiji-2015060600232/1.htm

 ◎ 以下のブログによると、「青年よ、仏敵を打ち砕け。学会迫害の悪人は厳罰でのたれ死ぬまで攻め抜け」は、'04年11月18日付け聖教新聞に出ているそうだ。
 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/soukagakkai_usotuki/e/eee67f600411a80ebb79eb26aa2a8c0b

 一面の「寸鉄」という欄にあるようだ。

 わたしは、この国を戦争する国にする安倍政権こそ、創価学会のいう「仏敵」にあたると思うが、いかがなものか?

Posted by 大沼安史 at 08:27 午後 |

〔フクシマの歌〕◆ 春天より我らが生みし放射能 ―― 高野ムツオさん、句集『萬の翅』より

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 ★ 高野ムツオさんは、宮城県多賀城市在住、現代俳句協会賞受賞、「小熊座」主宰。

  句集から、いくつか、引用する。

          *

   ヒロシマ・ナガサキそしてフクシマ花の闇

   被曝して吹雪てなおも福の島

   被曝して青を深めて春御空

   この国にあり原子炉と雛人形

          *

 〔★は大沼〕◎ 句集『萬の翅』(角川学芸出版) ⇒ http://www.kadokawa.co.jp/product/321308000003/

Posted by 大沼安史 at 11:17 午前 |

〔GPS捜査〕★ 警察庁、2006年から都道府県警に対し、令状なしで活用を指示 要件はなんと……① 緊急性や必要性がある ② 取り付ける際に犯罪を伴わない ③ あらかじめ担当課長の承認を得る――だと。/ これはもう、やり放題、歯止め事実上ゼロではないか? 

 ★ わたしはこの「GPS追跡」が、いわゆる集団ストーカー、つきまといのいやがらせにも使われているのではないか、と疑っている。

 警察の捜査でも「令状をとれば適法」というレベルの人権侵害が、警察以外の組織・団体によって、ほぼ日常的に行なわれているとしたら、きわめて問題である。

 「GPS集団ストーキング」 についても、マスコミは調査報道に動いてほしい!

          *

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : GPS捜査「尾行に比べれば…」 明確な法規定なし
 (5日付け)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH6345NKH63PTIL00L.html

Posted by 大沼安史 at 09:27 午前 |

〔G7・エルマウ・サミット〕◆ ドイツ南部、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン近郊、「エルマウ城」で開かれるG7サミットを前に、ミュンヘンで4日、3万4000人が参加する大規模抗議デモ ★ 「髑髏オオダコ」も登場  抗議の国際キャンペーンも始動

G7_protest ★ 内陸のお城リゾートでのG7サミット抗議に、どうして「髑髏オオダコ」の巨大ハリボテがつくられるのだろう?

 もしかしたら、そこにはフクイチ放射能汚染水による海洋汚染に対する抗議も含まれているのではないか。

 温暖化対策の足を引っ張っているとして、「化石賞」を3発もつきつけられ、国際社会からの退場を勧告された、安倍首相に対する風あたりは、サミット内外――城内でも城外でも、厳しいものになるだろう。

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  〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/04/tens-thousands-march-against-global-elites-ahead-g7

 ◎ 国際的なキャンペーン「Stop G7 Elmau 2015」も始まる 
  ⇒ http://www.stop-g7-elmau.info/en/

Posted by 大沼安史 at 09:11 午前 |

〔中東・イエメン戦争〕◆ サウジアラビアが主導、米英が支援するスンニ派連合軍が、イエメンを海上封鎖 人道的支援物資、届かず / 国連が、イエメン国民の80%、2000万人が食糧、水、医薬品などの不足する危機的な状況にあると指摘 調理ガスも調達不可能 ★ アベノわが軍は、こういう「事態」に投入されるのか? 安倍首相は、瓦礫に立つ、このイエメンの少女を目を直視しなければならない!

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 〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : Saudi-led naval blockade leaves 20m Yemenis facing humanitarian disaster
 
 (5日付け)⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/jun/05/saudi-led-naval-blockade-worsens-yemen-humanitarian-disaster

 ・ Twenty million Yemenis, nearly 80% of the population, are in urgent need of food, water and medical aid, in a humanitarian disaster that aid agencies say has been dramatically worsened by a naval blockade imposed by an Arab coalition with US and British backing.

 ・ Despite western and UN entreaties, Riyadh has also failed to disburse any of the $274m it promised in funding for humanitarian relief. According to UN estimates due to be released next week 78% of the population is in need of emergency aid, an increase of 4 million over the past three months.

Posted by 大沼安史 at 08:50 午前 |

2015-06-05

〔安倍首相がドイツG7で表明する温暖化ガス削減「国際社会に遜色ない野心的な目標」に環境NGO「気候変動ネットワークが怒りの「化石3賞」を授与〕◆ 化石賞の1位も2位も3位も、アベノジャパンに――「お前はもうスリーストライク! アウトだ(Three strikes and you’re out!)」と国際社会退場通告! ★ わたしたちは実に恥ずかしい政権を持ったものだ!

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 〔★は大沼〕◎ 気候変動ネットワーク ⇒ http://www.climatenetwork.org/node/5140

 ★ 安倍政権の詐欺的大嘘に、世界の環境NGOが総結集する「気候変動ネットワーク(CAN)」が、「スリーストライク・アウト」を突き付けた。

 「化石賞」の1~3位まで独占する恥さらしぶり。

          *

 ★ 「1位授与」は、安倍政権の「2013年に13年度比で26%減らす」という「野心的な目標」が、90年度比換算では、18%減にとどまるという、数字のみせかけトリックが見破られたため。

 EUの目標は90年比で少なくとも40%削減。アベノジャパンは、その半分以下。

 「気候変動ネットワーク」は、「彼(安倍首相)はサミットの場で目くらましをかけるだろうが、日本の削減計画は野心的でもなければフェアでもない」と厳しく批判している。

          *

 「2位授与」の理由は、アベノジャパンが、平均世界気温2度C以上の上昇を防ぐため、ほかのG7諸国が提案している温暖化防止支援の国際援助を妨害しているため。
 
 CANは、「日本は世界を破局的な温暖化レベルへ引きずり込みたいか、と真剣に問いたい」としている。

          *

 「3位」授与」は、日本が途上国で石炭プロジェクトを進めているため。
 CANはこれを止めなければ、「化石賞」は日本に授与し続けるだろうと警告している。

          *

 ★ 無定見な安倍政権のおかげで、海外に生きる日本人同胞は、これからますます肩身を狭い思いをすることだろう。

 戦争法案などののぼせあがっていないで、すこしは地球環境の自衛に努力してもらいたいものだ。

          *

 ◎ 参考 : 南日本新聞 社説 [温室ガス削減] 胸を張れる目標なのか
 (5日付け) ⇒ http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201506&storyid=66927

 ・  日本の新たな目標は、世界に胸を張れると言えるのか。

 政府の地球温暖化対策推進本部が、温室効果ガスを2030年に13年比で26%減らす目標を了承した。

 安倍晋三首相は「国際的に遜色ない野心的な目標」とし、ドイツで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で説明する。

 既に国内外の環境保護団体や欧州連合(EU)の高官から「不十分な内容」と批判の声が上がっている。

 異論が出ているのは、京都議定書の基準年である1990年を基準にした場合、18%の削減にとどまるためだ。

 EUの目標は90年比で少なくとも40%削減だから、大きく見劣りするのは否めない。

 日本だけが13年を基準年に持ち出していることも疑問視されている。

 この年は東京電力福島原発事故後に、電力会社が原発から石炭火力発電にシフトしたことなどから、排出量は極めて多かった。

 これを基準にすれば、削減目標が見かけの上で大きくなるのは当然だ。「本質的な削減努力でなく姑息(こそく)だ」との批判も的外れではない。

 政府は今回の新目標について、50年に先進国全体で80%削減を目指すとした長期目標と「整合的なものだ」としている。

 しかし、なぜ整合性が保たれているか具体的な説明はない。根拠をきちんと示してほしい。

 ・  今こそ、再生エネの拡充にエネルギー政策の軸足を移すときではないか。

 日本は世界5位の排出国である。温暖化防止をめぐって、日本発の技術革新を求める国際社会の期待は高い。

 目先のエネルギーコストにとらわれず、人類共通の課題克服に向け、その役割を自覚したい。

          *

 ◎ 「 政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」籾井NHKの報道 : 日本に「化石賞」 温暖化対策に消極的
 (5日付け) ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150605/k10010103711000.html

 ・ 地球温暖化対策の新たな枠組みを話し合う国連の作業部会に合わせ、国際的な環境NGOのグループは4日、日本が今月決定した温室効果ガスの削減目標の案が不十分だなどとして、温暖化対策に消極的な国を対象にした「化石賞」を日本に贈りました。

 ・ 「化石賞」が贈られたことについて、作業部会に出席している日本政府の関係者は、「コメントは差し控えたいが、新たな削減目標の案については国際的に見劣りしない野心的なもので、理解が得られると考えている」と話しています。

          *

 ★ CANの授賞理由

 Strike One! Today’s first place fossil goes to Japan for their extremely weak INDC, for using smoke and mirrors (shifting baselines) to fake ambition, and for having the audacity to claim this is in-step with developed country 80% by 2050 targets. Japanese Prime Minister Shinzō Abe will present this weak excuse for an INDC - which equates to an 18% cut on 1990 levels - to G7 leaders this weekend, where he will presumably try to pull the wool over their eyes too. This INDC is not ambitious or fair.

 Strike Two! The second fossil award goes to Japan for blocking a proposal from G7 countries that would help development aid and banks work in line with efforts to prevent global temperatures rising beyond the 2C degree threshold. Seriously, does Japan want to lead us towards a world with catastrophic levels of warming?

 Strike Three! Japan wins the third fossil for funding carbon intensive coal projects in developing countries. Despite growing criticisms from international community - Japan was awarded a fossil in Lima for this dastardly behaviour - it continues to do so. As long as Japan keeps its dirty coal policy, the fossil awards will keep coming. Japan should be funding renewable energy solutions, not dirty coal.

 You’re out! Japan get’s THREE fossil awards

Posted by 大沼安史 at 06:50 午後 |

〔フクシマの歌〕◆ 放射能見えなばいかに光るらむ欅並木は雨に濡れつつ ―― 大口玲子さん 歌集 『トリサンナイタ』 より

 ★ 大口さんは夫を仙台に残し、息子さんと九州に逃れた人だ。

 だから、同じ仙台衆であるわたしにも、わかるのだ。

 このケヤキ並木は、定禅寺通りの欅並木である。

 きょう、わたしの住む、岡山・吉備高原の山里は、雨。

 仙台はいま、曇りらしい。

          *

 ★ わたしは電磁波照射という、近頃はやり(?)のハラスメントに遭い、このブログの中断に追い込まれ、仙台の実家を捨てざるを得ない状況に追い込まれた。

 そして、いま、縁あって、個人的には一人の知り合いのいない岡山に。

 だから、わたしは、大口さんの気持ちが痛いほどわかるのだ。

          *

 ★ 歌集から、あと3首。

  見えぬものは見ない人見たくない人を濡らして降れり春の時雨は

  ゆく春の東北よここで生まれたるわが息子を覚えてゐてくれよ

  なぜ避難したかと問われ「子が大事」と答へてまた誰かを傷つけて 

          *

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 〔★は大沼〕 ◎ 歌集 トリサンナイタ (大口玲子著、角川短歌叢書) ⇒ http://www.kadokawa.co.jp/product/201104000122/

Posted by 大沼安史 at 05:55 午後 |

〔フクイチ・太平洋汚染〕◆ アラスカのベニザケからストロンチウムを検出! キロ65ベクレル〔1760pCi/kg (65.12bq/kg)〕 / アラスカの漁民、ランディ・ハートネルさんらが創業した水産会社「ヴァイタル・チョイス(VC)」が測定 ★ 米FDA基準の半分以下の水準ながら、ストロンチウム汚染サーモンが、はるかアラスカで確認されたことの意味は重大である。日本近海産の魚介類・水産物のストロンチウム汚染が確定したも同然ではないか!

 ★ VC社は、販売する水産物の安全性(――消費者の信頼の)確保・獲得を社是に掲げる、オンライン販売会社だ。

 ことし1月16日に発表された「日本・放射能汚染 測定結果 第5報(Japan-Radiation Test Results: 5th Round)」で、アラスカ・ベニザケ汚染が確認された。

 〔★は大沼〕◎ VC社 :「日本・放射能汚染 測定結果 第5報」
 ⇒ https://www.vitalchoice.com/shop/pc/articlesView.asp?id=2231

 「第5報」の結果は、以下の「バンクーバー食品放射能モニタリング」サイトが、英語報告文に日本語訳をつけてくださっている。多謝!
 ⇒ http://vancouvermonitoring.blogspot.jp/2015/04/bcbc-wild-salmon.html

 ・ Strontium-90: None detected in king salmon, halibut, or albacore tuna. Sockeye salmon contained 1,760 pCi/kg of strontium-90, which is less than half (41%) of the FDA’s safety limit (DIL) of 4,300 pCi/kg.
 ストロンチウム90:キングサーモン、オヒョウ、ビンナガマグロからは検出されなかった。ベニザケからは1760pCi/kg (65.12bq/kg)、FDAの安全限界の半分以下、41%のストロンチウム90が検出された。

          *

 ★ セシウムだけに検査核種を絞るのは、「ストロンチウム(あるいはプルトニウムなど他の危険核種)隠し」の欺瞞である。

 これはなにも水産物だけに限らない。

 農産物その他についても言えることだ。

          *

 ★ それにしても、アラスカのベニザケからストロンチウム90が検出されたことは、実にショッキングなことである。

 VC社が指摘しているように、アラスカ・ベニザケは太平洋の中部海域までしか回遊しない。

 日本近海魚のストロンチウム蓄積は、どこまで進んでいるのだろう?

Posted by 大沼安史 at 05:32 午後 |

〔愛川欽也さんを「偲ぶ会」〕◆ 大橋巨泉さんは弔辞で言った。「戦争がどんなにひどいものかってことを知らない人たちが、新しく、法律、無理やりつくって日本を戦争できる国にしようとしている今、とにかくもうひと踏ん張りふた踏ん張り頑張って、君の分まで戦ってみたいと思っています。だから安心して、安らかに、眠ってください」

 ◎ 朝日新聞デジタル ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH646WYPH64UCVL018.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH646WYPH64UCVL018

 ・ ……君とよく話し合った「疎開していじめられたよなあ」「あの頃2、3年米の飯食えなかったよなあ」、そういう経験をしている人がだんだん減ってきて、だから、戦争がどんなにひどいものかってことを知らない人たちが、新しく、法律、無理やりつくって日本を戦争できる国にしようとしている今、とにかくもうひと踏ん張りふた踏ん張り頑張って、君の分まで戦ってみたいと思っています。だから安心して、安らかに、眠ってください。

 
 ◎ 愛川さんの妻でタレントのうつみ宮土理さんは「キンキンが天から『笑うんだよ』って私を励まし続けていると思う。キンキンは楽しいことが大好き。明るく見送ってやってください」と声を詰まらせながら、あいさつした。
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH6446M9H64UCVL007.html

Posted by 大沼安史 at 04:49 午後 |

〔東海村の村上達也・元村長がインタビューで明らかに〕◆ フクイチ事故時、東海村全村、3万8000人の北海道移住を検討! 候補地の下見も / 北海道がダメなら豪州、米アイダホ州移住も想定! / 大規模集団移住は、受け入れ先から抵抗も(★……と断念)/ 村(自治体)単独ではなく、地域全体移住の必要性も指摘 ★ 本来なら、政府がなすべきこと! 被曝地棄民、許すまじ、である。

 ★ フクイチ事故では、東海第2原発放棄にいたる東日本壊滅、いわゆる「悪魔のシナリオ」が現実の問題になりかけていた。

 村上町長は日本政府が動かないなか、自分たちの自治体をまるごと捨てる全村移住を考え、準備に動いたのだろう。

 原発周辺地域の自治体移住計画の策定は、原発再稼働の必須条件ではないか!

          *

 〔★は大沼〕◎ ジャパン・フォーカス Fukushima and the Crisis of Democracy: Interview with Murakami Tatsuya
 5月25日付け ⇒ http://www.japanfocus.org/-Katsuya-HIRANO/4320/article.html  

 ・ MURAKAMI: But I don’t know if we can find such a place in this country. In fact, I thought about the possibility of relocating the entire Tōkaimura myself. The news about the Fukushima crisis chilled me to the bone. As I mentioned, we were so close to having a similar situation, so I started thinking about relocating the entire village and in fact found a place in Hokkaido. (Laughs.)

 HIRANO: Hokkaido, is that right? (Laughs.)

 MURAKAMI: Yes, I thought about the possibility of relocating 38,000 residents and have them start dairy farming and cultivating new land in Hokkaido. I know it should not cost as much to buy land there as in Tōkaimura. I even visited the area. If it doesn’t work, I thought, other alternatives would be Australia or our sister state, Idaho. (Laughs.) Of course, we would first need to acquire water rights there, but we could start working on an irrigation system in the desert. It is exactly the land cultivation project of the 21st century. But it is often the case that mass relocation like this would face discrimination in the new land. (Laughs.) If we are relocating with one or two people, we would be welcomed, but a mass relocation would be different no matter where.

 Actually this is a serious matter in the sense that Tōkaimura alone cannot come up with some kind of solution if an accident occurs at the Tōkai No.2 reactor. All neighboring communities, such as Mito city, Hitachi city and Hitachinaka city, need to be involved in the decision over what to do in a scenario like that.

          *

 ◎ 村上達也さん」ウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%81%94%E4%B9%9F
  

Posted by 大沼安史 at 11:17 午前 |

〔衆院憲法審査会〕◆ 「安保法案9条違反」憲法審参考人が見解 「違憲立法」論戦焦点 / 与党が推薦する参考人が、政府提出法案に異論を唱えるのはもちろん、違憲と明言するのは極めて異例だ。

 ◎ 東京新聞 / 「安保法案9条違反」憲法審参考人が見解 「違憲立法」論戦焦点
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060502000122.html

 ・ 衆院憲法審査会〔保岡興治会長〕は四日、憲法学者三人を招いて参考人質疑を行った。三人はいずれも、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案は「憲法九条違反」との考えを示した。

 ・  参考人質疑で、自民、公明両党の与党と次世代の党が推薦した長谷部恭男早稲田大教授は、集団的自衛権の行使を認めた昨年七月の憲法解釈変更に基づく安保法案について「従来の政府見解の論理の枠内では説明できず、法的安定性を揺るがす」と批判した。与党が推薦する参考人が、政府提出法案に異論を唱えるのはもちろん、違憲と明言するのは極めて異例だ。

Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 | | トラックバック (0)

〔夕陽村舎日記〕◆ 臨済宗の栄西は、吉備高原(岡山)の人だった

 わたしが昨年の秋から暮す、岡山の吉備高原は、栄西 (1141~1215)の出た土地だと、つい最近、教えられた。

 ウィキをみると、生地は備中国賀陽(かよう)郡。いまの吉備中央町の旧賀陽町の上竹だそうだ。

 吉備津神社の権禰宜、賀陽貞遠の子、とある。

          *

 「神人」さんが4日付けの 「霊媒日記」 にこう書いていた。

          *

 先日予期せぬとても面白いことがございました。
湯船に浸かりひとり疲れを癒している時、とある靈人が声をかけて来られたのです。
 (中略)

 神人「ところで、あなたは何方ですか?」

 靈人「栄西と申します」

 神人「臨済宗の方?禅を伝えられた方ですか?」

 霊人「はい。私は節することの大切さを説き、少しでもこの国を良くしたい、民を救いたいと思い生きたのです。だが、その教えが広まっていない現状であるならば、とても悔しいです。あなたが言っていることが本当であるならば、私は色々と確かめたいことがございます」

 神人「そうでしたか…。私も現在の世で同じく人の世を少しでも良くしたいと願っている者の一人です」

 靈人「お逢い出来て良かった。では、これで失礼致します」

 神人「また、お逢い致したいと思います。そして、色々とお教え下さい」

          *

 栄西が立てた建仁寺は「禅・天台・真言の三宗兼学の寺」であったことも、「神人」さんの導きで、はじめて知った。

          *

 仏教エキュメニズム(?)の開祖、栄西……?

          *

 臨済宗といえば、ベトナム出身の ティク・ナット・ハン師 (フランス「杏村)」もそう。

          *

 わたしが暮らす吉備高原は、神社あり、古刹あり、黒住教あり、金光教ありの、神と仏の里。

 そこに、栄西!

 なんだか、うれしくなってきたので、記しておく。

 栄西さんを読まなくちゃ!

Posted by 大沼安史 at 09:41 午前 |

〔日本の警察が、おかしい?!〕 ◆ 奈良県警の高速道路交通警察隊の巡査部長が、追跡車を運転し、物損事故を起こした若者(24歳、風俗店経営者)の「無免許」をもみけし、身代わり工作 / ★ かつて北海道新聞の署回りで社会部デスクだったわたしは、中途退社後に起きた「道警裏金事件」を、いま思い出す。そして、あの不可思議な「岩手17歳女性殺害事件」の真相を追及していた警察ジャーナリスト、黒木昭雄さん(元警視庁)が、「練炭自殺」を遂げたことも!

Icon_sr ★ 黒木昭雄さん(左の写真)は、2010年11月2日 千葉県市原市で、駐車した車の中で「練炭ガス中毒」で死亡しているのが発見された。

 わたしが「奈良」の不祥事を知って、黒木さんのことを想起したのは、ほかでもない。

 奈良はなんといっても仏教の古都。

 そして、「岩手17歳女性殺害事件」で、黒木昭雄さんにビデオで貴重な証言をしてくれた男性が、左手首に数珠を巻いていたので、仏心のある方なのではないか、と、ふと思ったからだ。

 そういえば――黒木さんのホームページに掲げられた左上の写真。

 ボタンをはずした左の袖口に、腕時計のバンドが覗いている。

 白く光る、(エックス)。

 なぞを解いてくれとでもいうような、の、ちいさな、白い光……!

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          *

〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル / 逮捕の警官、風俗店を無償利用か 無免許もみ消し容疑
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH636614H63PTIL02F.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH636614H63PTIL02F 

          *

 ◎ 北海道警裏金事件 ウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E8%AD%A6%E8%A3%8F%E9%87%91%E4%BA%8B%E4%BB%B6

          *

 ◎ 黒木昭雄さんによる「岩手17歳女性殺害事件」に関する問題提起 : 岩手県警こそが事件関係者である 警察の捜査結果に絶対異議あり!
   ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/3935338.html

 ◎ 東京新聞・こちら特報部 / 岩手・女性殺害から1年 指名手配に渦巻く謎 (2009年6月20日付け)
   ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/2628205.html

 ・ 「単独犯」にこだわる県警の姿勢に何があるのかは不明だが、仮に別の真犯人または共犯者がいるとすれば重大。真相が解明されれば被害者の無念も晴れる。

 ◎ 黒木昭雄さんがホームページ(ユーチューブ)に残したインタビュー画像(ユーチューブ・ビデオ)
  第一部 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/3443497.html
  第二部 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/3502011.html

 ◎ 黒木昭雄さん ウィキ  
   ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E6%9C%A8%E6%98%AD%E9%9B%84

 ◎ 黒木昭雄さんホームページ : 黒木昭雄のたった一人の捜査本部 
   ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 |

〔小泉純一郎さん〕★ 「捨て場所がないのに国はなぜ(再稼働を)許可するのか。捨て場所を九州電力は確保しているのか」 / 小泉純一郎さん 川内原発の地元、鹿児島市で安倍政権を批判! / 「これからも原発依存度を20%程度維持しなきゃならんと。認めちゃ駄目だ。原発を維持したいために、自然再生エネルギーが拡大していくのを防ぐ意図としか感じられない。選挙で言ったことを、もう忘れちゃったのか」

 ◎ 朝日新聞デジタル / 原発問題「選挙で言ったこと忘れたのか」 小泉純一郎氏
 (4日付け)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH645VCPH64UTFK010.html?iref=com_rnavi_arank_nr03

Posted by 大沼安史 at 08:13 午前 |

2015-06-04

〔空の岩(Rocks in the sky)!〕◆ ミステリー! 英高級紙 ・ ガーディアンが 「フェイク(つくりもの)ではない( aren’t fakes )」と、電子版で写真(6枚、同一カメラマンが撮影)を紹介! しかし「空中に浮かんで写っている岩は、岩らしくないかもしれない」と注記! 何なのだろう、これは! エイプリル・フールでもないし!

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★ まるでマグリットの絵( 「ピレネーの城」 とか「月」とか……)のようだ。

  ★ 撮影した写真家のツイッターには、以下の撮影風景の写真が載っている。

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 それをみると、岩(ロック)といっても、大岩ではなく、小さなものらしい。

 見た目、とてもフラット。

 ガイアの女神(わたしたち日本人的には地の霊)が、何かを知らせてくれている……といったら、また「妄想」だと、叱られる――かな?

 あるいは――「それを、見る」という、わたしたちのアクションが、再現的(recursive)に、認識という現象を生み出す――世界を生み出す、といったら、許してくれるだろうか?!

          *

 

  ★ ◎ 英紙ガーディアン ocks in the sky: a geological mystery – in pictures  
 (3日付け)⇒ http://www.theguardian.com/artanddesign/gallery/2015/jun/03/rocks-in-the-sky-a-geological-mystery-in-pictures

 ・ If you’ve never seen a huge boulder hovering above the Earth against a brilliant blue sky, where have you been? As David Quentin’s photographs show, rocks in the sky have been spotted everywhere from Cumbria to Québec. Quentin’s photos aren’t fakes … but the rocks might not be quite what they seem

 ★ 撮影場所はスコットランドから、英国南部のドルセット、カナダ・オンタリオなどの各地。

 撮影したのは写真家のデイヴィッド・クエンティンさん。

  ◎ ツイッターは ⇒ こちら

  ◎ HPは ⇒ こちら

          *

 ★ クエンティンさんは超高感度のフィルムと、超高速シャッターの、広角カメラがあれば撮れる、と言っている。

 どうすれば、とれるか?

 (どうやら)岩に風景の中に出てきてほしいと思えばいいらしい。(岩の代わりに)レンガは出てきてほしくないな、と思いながら、その程度の(軽い?)気持ちで?!

 見えたら、岩が動いて消える前に、近づいてシャッターを切る。

 この超常現象、佐野千遙博士あたりでないと解説できないんじゃないかな!? 

          *

 ・ I now know that you need to be using exceptionally fast film, so that you can stop down, and crank up the shutter speed: you don’t want the landscape blurred out by selective focus on your rock and you certainly don’t want the rock blurred by any hint of motion.

 You want it to be just hanging there above the landscape ‘in much the same way that bricks don’t’.

 You also need to be using a wide angle lens so that you can be close to the rock and move around it as it moves; so that you can physically compose the shot in the always vanishing sliver of time when the rock is attractively positioned in the sky and catching the light favourably.

Posted by 大沼安史 at 03:48 午後 |

〔イスラム国の反乱〕◆ イラク国内で500人以上の子どもたちと誘拐 少年兵・自爆者として養成 / 16歳以下も100人 洗脳して自爆者に

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 〔★は大沼〕◎ 英紙ガーディアン : Isis kidnaps up to 500 children in Iraq 'to use as suicide bombers and child soldiers'
 (1日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-kidnaps-up-to-500-children-in-iraq-to-use-as-suicide-bombers-and-child-soldiers-10288989.html

 ★ 「イスラム国」もまた、戦争をしたがる指導者たちが支配者なのだろう。

 それにしても、未成年者を自爆者たちに仕立てあげるとは……。

 しかし――考えてみればそれは、この国(日本)が、つい70年年まで、していたことだ。

 戦争をしたがる狂気の指導者を、わたしたちは認めてはならない。

 ◎ 参考 / 産経ニュース / 【戦後70年】 特攻(1) 少年兵5人「出撃2時間前」の静かな笑顔…「チロ、大きくなれ」それぞれが生への執着を絶った
 ⇒ http://www.sankei.com/premium/news/150406/prm1504060008-n1.html

Posted by 大沼安史 at 11:39 午前 |

〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ ツナミ対策の不備を指摘した「IAEAフクイチ報告書」を、グリーンピースが入手し、ネットで公開するとともに、その内容を検証し、誤り・問題点をまとめて、IAEAに訂正を要求! / 「不正確、不確定、最重要問題に向き合わず(full of inaccuracies, uncertainties, and that it fails to address several highly important issues )」/ 地震への設計的な脆さにも、被爆者のリスクにも触れず!

 〔★は大沼〕◎ Greenpeace releases confidential IAEA Fukushima-Daiichi accident
(1日付け)⇒ http://www.greenpeace.org/international/en/news/Blogs/nuclear-reaction/IAEA-Fukushima-Daiichi-accident-report/blog/53055/
 
  ★ IAEAの報告書は、5分割で、上記リンクに掲載されています。

 なお、グリーンピースによる報告書検証レポートは
 ⇒ http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/IAEA%20analysis%20by%20GP%2020150528.pdf

          *

 ★ IAEAは今月8日に理事会を開き、報告書を承認するとみられる。

 グリーンピースは専門家チームによって、とりあえず浮かび上がた報告書の問題点を急きょ、国際社会に報じた。

 詳細な検証は、現在進行中とみられる。

 日本の国会も、IAEA報告書が無視した「地震」による損傷の可能性などについて、国会事故調報告書の報告内容との「不整合」箇所について、再調査すべきである。

          *

Posted by 大沼安史 at 11:07 午前 |

〔放射線照射テロの脅威〕◆ 米FBIが、テロ攻撃を狙い、X線照射装置を製作していた、元GEエンジニアら2人を逮捕、現在、裁判、進行中 / 逮捕時、米ABC放送、「オバマ大統領暗殺狙いの可能性」と報道 裁判で被告、「オトリ捜査で、はめられた」と主張 ★ 日本国内ではすでに、「中性子線」の照射を、さまざまな方向から、岡山県内の自宅で受けたことを、測定器「PDM-313」 5台で確かめた――とする電気工学者の被害報告もある! 

 ★ わたし(たち)にも、似通った「体験」がある。

 もしかしたら、電磁波(高周波・低周波)ハラスメントとあわせ、放射線のハラスメントも、あるのかも知れない。

  仙台で被害に遭っていたころ、「被災地(つまり被曝地?)で悪さをしている組織がある」と、ある人を介して警告を受けたことを思い出す。

 要注意、要警戒である。

          *
 
 〔★は大沼〕 ◎ ABC : FBI Foils Plot To Build Strange X-Ray Weapon, Possibly Targeting President Obama
 (2013年6月19日付け)⇒ http://abcnews.go.com/Politics/fbi-foils-plot-build-strange-ray-weapon-possibly/story?id=19440343

 ・ A New York man who allegedly wanted to kill President Obama and apparently blamed him for the recent Boston bombings has been arrested for trying to build and detonate a weapon of mass destruction.

 Glendon Scott Crawford, 49, of Galway, N.Y., spent months designing and constructing an X-ray system that would emit deadly amounts of radiation and could be detonated remotely, according to the FBI. Crawford recruited Eric J. Feight, 54, of Hudson, N.Y, to join in the plot, and both were arrested Tuesday, the FBI said.

 Crawford and Feight allegedly planned to hide their weapon in a truck and FBI experts said it would have been "functional" and "lethal."

 According to the FBI, Crawford cited "a political figure" and a Muslim organization as "potential targets." Sources familiar with the investigation identified the "political figure" as Obama. ……

 ◎ ニューヨーク・タイムズ(AP電掲載): X-Ray Weapon Defendant Says Authorities Concocted Plot
 (2015年4月2日付け)⇒ http://www.nytimes.com/aponline/2015/04/02/us/ap-us-x-ray-weapon-plot.html?_r=0

          *

 ◆ 電気工学者である「元岡山大学教員」の方のブログ報告
 ⇒ http://www.geocities.jp/tthdt960/index.html

 ・ 放射線攻撃の形態と特徴

 放射線の種類により大きく異なります。これは、放射線発生装置を製作する為に用いる材料の違いに起因する放射線発生装置の性能の差から来ているものと思われます。ベータ線はアルミニウムで防ぐことが出来ます。ガンマ線は鉛や鉄等の重い元素(重く硬い物)でしか防ぐことが出来ませんが、中性子線は水やパラフィン、プラスチック等の軽い元素(軽く柔らかい物)で防ぐことが出来ます。放射線発生装置を作るには、これらの材料を用いて、放射性物質を入れる壁の厚い密閉容器を作り、放射線を取り出す為の穴を高精度で開ける必要があります。しかし、加工技術の面から材料によって穴の精度が異なります。プラスチックの場合はレーザー加工が可能です。その結果、放射線の種類によって攻撃位置精度が異なります。攻撃位置精度の高い順に並べると、中性子線、ベータ線、ガンマ線の順になります。中性子線は攻撃位置精度が非常に高く、ピンポイント攻撃が出来るのに対して、ガンマ線はピストル程度の攻撃位置精度しか有りません。ベータ線はその中間です。また、放射線の種類によって物質を透過する能力が異なります。X線、ガンマ線、中性子線は透過能力が非常に高く、建物の外から中に居る人を攻撃出来るのに対して、ベータ線は透過能力が低いです。その結果、放射線の種類によって攻撃方法が異なります。

ベータ線の場合  :  

 自宅全体が周囲の家から狙われる。
                   
 犯行が発覚しにくい。測定器がないと分からない。

 ベータ線が物に当たると、X線が発生する。

ガンマ線の場合  :

  私が居る一帯を無差別に狙って来ることが多い。
 静止していると、近距離からビーム状攻撃されることもある。素早い攻撃は出来きず、攻撃位置精度は劣る。
                    
 遠距離からの攻撃が可能。犯行が発覚しにくい。非常に強い場合を除けば、測定器がないと分からない。

中性子線の場合 :

 ビーム状攻撃が多い。最近はビームの径が大きい攻撃もある。素早い攻撃が出来き、攻撃位置精度が非常に高い。歯を1本1本識別して攻撃して来る。
 遠距離からの攻撃が可能。犯行が比較的発覚し易い。
 測定器で測定するのが、非常に難しい。
 測定しようとすると、直ぐに攻撃を止める。

Posted by 大沼安史 at 09:46 午前 4.電磁波被曝問題 |

2015-06-03

〔フクイチ被曝地の現実〕◆ ことし3月の大熊町での除染説明会で、環境省の役人は言った。「私共は除染はやりたくありません。でも大熊町さんがやりたいとの事で」――。副町長がどなりたてるように言い返した。「何を言っているんですか。一人でも帰りたい人がいれば、一日でも早く復興して帰ろうと、言ったでしょう」

 〔★は大沼〕◎ 『市民の意見』( 市民の意見30の会・東京 ) 6月1日号 木幡ますみさん(大熊町の明日を考える女性の会)、「放射能を抜きにして」より。

          *

 説明会に出席し、そのやりとりの場に立ち会った木幡さんは、こう書いた。

 「……失望感で、早くこの場を立ち去りたい気持ちでいっぱいでした」

          *

 ★ 木幡さんによると、昨年、木幡さんの夫が、原発から1.8キロの友人の家へ同行したとき、「空間線量は100マイクロシーベルトアワー以上あって、気分な悪くなるような状態」だったそうだ。

 木幡さんの夫は、たたまたその3日前、眼科に検査に行って、「白内障は少しありますが。手術する程度ではない」との診断を受けていた。

 それが友人の家へ行ってから目が見えにくくなり、再び眼科で診てもらった。

 眼科医はこう言ったそうだ・

 「木幡さん、原発に行って働いて来たのですか?」

          *

 ★ こんな最悪被曝地に、除染する気などもとからない政府(安倍政権の環境省)が、住民を戻そうとしている!

 犯罪的な行為ではないか!

Posted by 大沼安史 at 10:51 午前 |

〔川内再稼働、許すまじ!〕◆ 再稼働時期、8月半ばに延期 / 九電のスポークスマンが「詳しいデータの開示を拒否して(根拠も示さず)、夏場の電力需要期の、化石燃料〔石炭・石油〕消費量が増えそうだ」と(―― ★ まるで再稼働しないから、温暖化ガスを放出するのです、とでも言いたげに)言明! その( ★ 脅迫的な)発言ぶりを、ロイター通信が全世界拡散報道!

 ★ 九州に稼働する原発のなかった昨年の夏場よりも、ことしの夏の化石燃料消費(火発用)が増える理由って――何?

 〔★は大沼〕◎ Japan's first reactor restart delayed to August: Kyushu Electric
 (1日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/06/02/us-japan-nuclear-restarts-idUSKBN0OI06C20150602

 ・ Delaying the restart would likely raise the consumption of fossil fuels in the peak summer demand season, the spokesman said, declining to give details.

Posted by 大沼安史 at 10:20 午前 |

〔さあ あじさいの国へ〕◆  「大間にはマグロやコンブがとれる宝の海がある」と、半農半漁の暮らしを続けながら「大間原発」に反対し、2006年5月19日に亡くなった熊谷あさ子さんの命日(毎月19日)に、原発いらない女たちのテントひろば」のメンバーが、3月から、東京・銀座の電源開発本社前で、遺志をつなぐ、追悼と抗議のスタンディングデモ、開始!

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 ★ 前回、5月のスタンディングデモは、あさ子さんの祥月命日に行われた。

 次回は来月6月19日(金)12時から1時間、同じ場所で。

 あさ子さんも、きっと一緒にその場に立って、「大間原発」建設をすぐ白紙に戻すよう、電源開発の人たちに、無言で語りかけていると思う。

O0300022513168887989 右の写真は、あさ子さんが建てた抵抗の拠点、「あさこハウス」。⇒

          *

 〔★は大沼〕◎ 5月19日に大間原発建設反対で電源開発本社前で抗議
 ⇒ http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/

          *

 【関連】 

 ◇ 訃報 / 熊谷あさ子さん死去 大間原発建設予定地の地権者(共同通信)
 (2006年5月20日付け)⇒ http://www.47news.jp/CN/200605/CN2006052001005816.html

 ・ 熊谷あさ子さん(くまがい・あさこ=大間原発建設予定地の地権者)19日午後10時29分、青森県むつ市の病院で死去、68歳。

 青森県出身。自宅は青森県大間町大間細間10の4。

 半農半漁の暮らしを続けながら土地買収を拒否し続け、電源開発は炉心の位置をずらすなど異例の対応を迫られた。

 電源開発は土地の明け渡しを求め、熊谷さんを提訴。熊谷さんも工事差し止めを求め電源開発を提訴し、訴訟合戦を繰り広げていた。

 ◇ wantonのブログ / 『青森・あさこハウスからSOS!』 / 皆さん、あさこハウスに毎日ハガキを一枚お願いします。
 (2014年12月25日付け)⇒ http://ameblo.jp/64152966/entry-11968731604.html

 ・ 青森県大間原子力発電所の建設の話が持ち上がってから35年。
 土地買収が進む中、最後まで土地を売らず、原発建設を阻止してきた熊谷あさ子さんがその土地にログハウスを建て、住民票を移したそうです。

 その後、不慮の事故で突然亡くなり、 娘の小笠原厚子さんが、「あさこはうす」と命名し、自転車で畑仕事に通い。
 太陽光発電パネルや風力発電設備を設置し、ライフラインがなくても将来移り住めるように整備を進めているそうです。

 大間原発を計画している『電源開発』は、あさこさんが土地を売らなかったために、原子炉施設の建設予定地を変更せざるおえなくなり、工事の計画が大幅にずれ込みました。

 そして、3月11日の福島原発の事故が起き……
 
          *

 ◇ 山田勝仁さん(大間町出身、作家・ジャーナリスト)の<下北「核」半島に建設中の「大間原発」はラスコーリニコフの斧か ――その2>
 ⇒ http://www.magazine9.jp/genpatsu/120808/

 ・ 小さな町に住む以上、誰もがわが身かわいさに寄らば大樹の陰になるのはある意味仕方のないことだろう。しかし、大間町で唯一人、土地の売却を拒否し、電源開発の札束攻勢に負けなかった女性がいた。それが故・熊谷あさ子さん(享年68)だ。

 原子炉予定地点に隣接する1ヘクタールの土地は電源開発にとって必要不可欠な土地。しかし、あさ子さんは、「畑は売るな」という父の遺言を守り、原発の執拗な土地交渉を頑としてはねのけた。

 「きれいな空気ときれいな水ときれいな海があれば、人間はみな平和に暮らしていける」「大間の海はマグロやコンブ、ウニ、アワビ…ここで採れないものはないという宝の海です」

 それが熊谷あさ子さんの信念だった。

 電源開発はあらゆる手段を使ってあさ子さんに売却の印鑑を押させようと画策した。

 02年には、大間町で8000万円横領事件が起こる。自作自演の狂言強盗として決着したが、そのカネはあさ子さんの土地を買収する資金だったのではないかとの憶測が飛び交い、TBSテレビの検証番組も放送された。

 村八分状態になりながらも、最後まであさ子さんは土地売却を拒否し続けた。84年の誘致決議から08年の着工まで24年間、原発計画が進まなかったのはあさ子さんの強い意志によるものだ。

 あさ子さんは06年5月に畑で倒れ入院。そのまま帰らぬ人となった。当初は原因不明といわれたが、その後、大間病院は「ツツガムシ病」と死因を発表した。下北地方でツツガムシ病で死者が出たのは40年ぶりという。なにやら釈然としない思いを抱くのは私だけだろうか。

 あさ子さんの遺志を継いだのが長女の小笠原厚子さんだ。夫の海外赴任で長く外国暮らしが続いていた厚子さんは帰国して初めて母が原発建設に反対し闘っていたことを知ったという。「娘に心配をかけたくなかったのでしょうね」
 母の思いは娘に引き継がれ、母が遺した土地の一部にログハウスを建て、月の半分は大間に住み、自宅のある北海道北斗市との二重生活を続けている。

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 |

2015-06-02

〔読売などへの「市民意見広告」を、本紙(ブログ)が(勝手に連帯して)無料掲載!〕◆ 「総理!そんなに戦争したいですか? 私たちは、平和的生存権を要求します!」

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  安倍政権はこれまでも、憲法が政府を束縛するという 立憲主義の大原則を踏みにじり、法の番人と言われる 内閣法制局長官の首をすげ替える一方、人びとの知る権利を恣意的に制限する特定秘密保護法を施行するなど、集団的自衛権の行使を容認するための政策を強行してきました。

 首相が主張する「積極的平和主義」「切れ目のない安全 保障」が何を意味するかは、はっきりしています。日本への直接攻撃がなくても「国の存立に関わる事態」ならば、中東であれアフリカであれ出かけて行って戦争に参加す るということです。しかし、私たちはあなた方政府に「国の存立に関わる事態」かどうかの判断を任せるつもりは 全くありません

 〔★は大沼〕◎ 市民の意見30の会・東京/市民意見広告運動
 ⇒ http://www1.jca.apc.org/iken30/

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 ★ 5月3日付けの読売、毎日、沖縄タイムスの3紙朝刊に掲載された。

 沖縄タイムスや毎日はともかく、読売の読者はビックリしたのではないか!
 
 5月28日にお亡くなりになった、ベ平連元事務局長、吉川勇一さん(「市民の意見30の会・東京」共同代表)の最後の仕事のひとつだ。

Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 |

〔米国にも世直しのうねり〕◆ 社会主義者、バーニー・サンダース上院議員(バーモント選出)が草の根遊説開始 ミネソタの演説に3千人! TPP反対、高額所得者に課税! ウォールストリートと対決 ――「民主党の候補」を狙う / ヒラリー陣営、警戒 ★ リベラルな老闘士(73歳)が、人生と政治経験のすべてをかけて、アメリカ世直しの闘いを始めた! 

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 ★ バーモント州は州憲法で州民の革命権を認めたリベラルな州だ。

 そのバーモントの人びとが信任し、ワシントンの連邦議会に送り込んだサンダースさんは、、下院を含め通算24年ものキャリアを積み上げた人だ。

 ガンバレ、バーニー!

 ガンバレ、アメリカ人!

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 ◎ コモンドリームズ : Bullish on Bernie: Populist Presidential Platform Draws Overflow Crowds / Thousands pack Sanders speech in Minneapolis, while rural campaign events in Iowa attract hundreds of supporters
 (1日付け)⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/06/01/bullish-bernie-populist-presidential-platform-draws-overflow-crowds

 ◎ バーニー・サンダースさん ウィキ(日本語)
 ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/バーニー・サンダース

 ◎ 公式サイト ⇒ http://www.sanders.senate.gov/

Posted by 大沼安史 at 07:03 午後 |

〔フクイチ・放射能汚染水地獄〕◆ 第10揚水井などへのトリチウム流入問題……「地下水上流側のタンクの漏れが原因」――「美浜の会」が指摘 / <くみ上げポンプ、頻繁に故障停止> ⇒ その分、汚染地下水の海洋流入量が増加 / <地下水が汚染されている原因も確かめずにただポンプでくみ上げて海に流すような「対策」は、この面からも抜本的に見直すべきである> / 海洋放出は直ちにやめよ! 

 ★ フクイチ・アウト・オブ・コントロール!

 安倍首相よ、「はやくコントロールしろよ!」。

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 〔★は大沼〕◎ 「美浜の会」(5月27日付け)
 ⇒ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/1f_osensui20150527.pdf

 ・ 昨年8月初旬までNo.12 に流れ込んでいたトリチウムがNo.11 からさらにはNo.10 の領域にまで拡散している。特に今年になってからは、トリチウムはむしろ主要にNo.10 に流れ込んでいるのが分かる。このようにして、揚水井に流れ込むトリチウム量はけっして減少しているわけではなく、その原因は相変わらず不明のままである。地下水上流側のタンクの漏れが原因であるとしか考えられない。

 ・ もう一つ注目すべき点は、揚水井のくみ上げポンプが頻繁に故障停止していることである。下図のグラフがゼロとなった区間がそのことを示している。No.9~No.12 で、昨年10月から計6回、No.11とNo.10 は各2回で、No.10 は現在もまだ停止している。くみ上げが停止している分、海洋への流出が増えているはずである。ポンプ内に水藻や泥などが溜まる傾向は避けられないために、今後ポンプの停止傾向は一層強まるに違いない。

 地下水が汚染されている原因も確かめずにただポンプでくみ上げて海に流すような「対策」は、この面からも抜本的に見直すべきである。海洋放出は直ちにやめよ。

Posted by 大沼安史 at 01:07 午後 |

〔フクシマ・グローバル核惨事〕◆ カナダのジャ-ナリスト、ロバート・スネヒィエラ (Robert Snefjella) さんは言った。「フクシマを不可避的に引き起こした原発とは、スローモーションの地球生息環境破壊(slow motion ecocide)である」/ ★ 「スローモーション・エコサイド」とは、すなわち、わたしたちのいのちの死に至る、「核(原発)による存立危機事態」のことである!

 ★ スネヒィエラさんは、「フクイチ核惨事」を、「フクシマで続く、グローバル原子力メガ破局 (the ongoing global nuclear mega-catastrophe of Fukushima)」であると警告、カナダ政府もまた、西岸、北太平洋の海洋生物異変などの現実を隠蔽していると批判している。

 「原子力は、邪悪の中で生まれ、秘密と嘘に包まれながら、世界規模で毒をまき散らし、広げている」――とも。

 ヒロシマ・ナガサキ70周年は、フクイチ核惨事、5回目の夏である。

 アベノ再稼働を許してはならない!

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 〔★は大沼〕◎ グローバル・リサーチ研究所 : Canada’s Devolution: From Peace Seeker to War Crimes
 (1日付け) ⇒ http://www.globalresearch.ca/canadas-devolution-from-peace-seeker-to-war-crimes/5452759

          * 
 

  ・ What must be done, pertaining to Fukushima, and nuclear energy and weapons, is the most widely and deeply searching honesty-anchored brain-storming effort that humanity can muster, at this very late date.

 ・ And then there is Fukushima: Canadian politics and mass media are ignoring the ongoing global nuclear mega-catastrophe of Fukushima, ignoring the death of much of the life of the northern Pacific Ocean adjoining Canada, censoring news of it, lying about it, censoring news of greatly elevated levels of radioactivity across Canada and around the planet: Second hand tobacco smoke incurs much greater outrage. That’s about as crazy and stupid as it gets.

 ・ Nuclear power was born in iniquity, and began its global-reach poisoning enveloped in secrecy and lies. Nuclear power plants having proliferated, something like a Fukushima was inevitable, meaning slow motion ecocide.

Posted by 大沼安史 at 11:35 午前 |

〔さあ だから あじさいの国へ!〕◆ 米投資家、ジム・ロジャースさんが警告! 安倍首相は 円安誘導で「日本を破滅に追い込む」 / (お金をさらに大量に刷リ続けた結果)「東京オリンピック前に状況が悪化し始め、日本のみならず、世界のほぼ全土〔の〕経済が破綻するでしょう」 / 「日本は減税をし、大型財政支出を打ち切るべきです」

 ★ 国際社会では、アベノ「異次元マネー大量供給」について、日本経済がハルマゲドン(終末破局)に行き着くのではないか、と恐れている。

 アベゲドン(Abegeddon)――アベノミクスとハルマゲドンをミックスした、アベノ・アベニヨル・アベノタメノ最悪経済リクスを指す造語さえ、フツーに使われている。

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          * 

 〔★は大沼〕 ◎ 「みんなが知る冪情報/今日の物語」 ブログ : 米投資家 ジム・ロジャー氏、安倍首相は 円安誘導で「日本を破滅に追い込む」  世界規模の破たんが起こる! ――インタビュー記事全文書き起こし  ( 週刊東洋経済12/27〔2015年〕新春合併号)
 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/1ff6ce38cfb32802daf2d029219acc42

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 ・ そうです。国債が大暴落し、金利が上がります。株価も暴落します。今すぐにというわけではありませんが、20年までに起こるでしょう。世界規模の経済問題が発生し、ほぼすべての人が影響を被るでしょう。

お金を大量に刷っている間はそれを享受している人たちの暮らし向きはよくなります。しかし、いずれは破綻へと向かい、すべての人が苦しむことになります。金融緩和でいい思いをした人たちも一緒です。安部首相は円安誘導で日本を破滅に追い込む

 ・ 日本は減税をし、大型財政支出を打ち切るべきです。人口問題対策も講じねばなりません。どうせやらないでしょうがね。仮にやったとしても、問題は起こります。しかし、(何もしないと)16~18年に事がうまく運ばなくなったとき、問題が表面化するでしょう。

Posted by 大沼安史 at 09:18 午前 |

〔さあ あじさいの国へ!〕◆ 雨ニモマケズ アベニモマケズ ……

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 ★ 宮沢賢治は、この詩を書いた手帳に、日付を「11.3」と書いていた。

   1931年11月3日……そう、「3・11」の真逆! 

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 だからわたしは、いま心底、こう思うのだ。

 宮沢賢治さんの霊は、フクイチ被曝地にも、津波被災地にも――そしていま安倍政権が進めようとしている再稼働のまちにも――安倍政権が国民の不幸などお構いなしに戦争法案を強行可決しようとしている、東京の国会議事堂の上にも、ちゃんと来ている。

 ちゃんと、ちゃんと来ている。心配して出てきてくれている。

 だから、「安部二モマケズ」と書く人が出てきたのだ!

          *

 わたしたちもまた、自分の手帳に――自分の心に、

  (戦争も原発再稼働もさせない) 

    サウイフモノニ ワタシハナリタイ

  ――と、しっかり刻み込こもう!

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 「11・3」――11月3日!

 アベノリスクを一掃して、この国を世直しする――目標は設定された。

          *

 ◎ 参考 (写真)宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」手帳
  ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASG703TK5G70TLTB00F.html

Posted by 大沼安史 at 08:59 午前 |

〔小出裕章ジャーナル〕◆ 地層処分は有効な手段か?――「安全な場所(地層)が日本にはありませんし、保証できる科学も元々ないのです。私はそんなものは到底やってはいけないと思います」

 ★ 岡山市で、安倍政権(経産省)が自治体を集め、「秘密説明会」を開催!

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 〔★は大沼〕◎ ⇒ http://www.rafjp.org/koidejournal/no45/

 ◆ 関連 ★ 岡山市内某所で、安倍政権(経産省)が県内自治体を招集し、「秘密説明会」開催 / 公開の原則に違反! 市民団体「説明会が非公開なのは非民主的な手法だ」 ★ 戦争法案の国会答弁といい、この高レベル放射性廃棄物・地下埋設の進め方といい、安倍政権のやり方は姑息極まりない!
 ◎ NHK : 核のごみ説明会公開働きかけを
 (2日付け) ⇒ http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025211051.html

          *

 ◆ 関連 ★ 青森県、六ヶ所再処理工場で2011年、外部電源が喪失・非常用電源も故障。1980年にフランスで人類絶滅寸前、ラ・アーグ再処理工場(アレヴァ子会社・コジェマ)の全電源喪失事故(半径1万キロに影響)があった。
 ◎ Portirland  
 ⇒ http://portirland.blogspot.jp/2012/04/19801.html

Posted by 大沼安史 at 08:36 午前 |

〔監視国家 許すまじ〕◆ 「世界大量破壊」の幕を切って落とした、あの「アメリカのアベ=ブッシュ」の「愛国者法」――その、<NSA(米国家安全保障局)「好き放題・通話情報・あさりまくり」規定>が失効!/ 国家権力の統制を嫌う、共和党の保守リバタリアンが継続に反発! 

20snowdenafpgetty ★ あのスノーデンさんのいのちがけの暴露が、ひとつ、よい結果を生んだ! 
 
 現れよ、日本のエドワード・スノーデン!

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 ★ それにしても、日本の「保守」にはどうしてこうも、国家統制主義者ばかりがふんぞり返っているのだろう。

 たしかに「自由」を生きるより、国家権力の寄生虫になるほうが、「絶対」楽だけど。

 それにしても。

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 ◎ 英紙インディペンデント : Patriot Act: US surveillance powers expire as Senate fails to vote through new laws
  (1日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/americas/patriot-act-us-surveillance-powers-expire-as-senate-fails-to-vote-through-new-laws-10288160.html

 ・ Mr Paul〔Rand Paul氏、米上院議員、共和党、大統領選に意欲〕, whose libertarian stance has gained new support for his Republican presidential claim but alienated some traditional backers, claimed the Patriot Act wasted resources that would be better spent targeting those who planned attacks.
 
 ◎ 参考 : 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m030081000c.html

Posted by 大沼安史 at 08:20 午前 |

2015-06-01

〔フクイチ被曝地〕◆ 事故後、めまい、メニエール病 、急性低音領域感音性難聴が急増し、2年目に高原状態に達し、3年目にやや減少 / 神経耳疾患シンドローム(Neuro-Otologic Disorders )の4.8%――20人に1人が抑うつなど精神疾患を併発 / 相馬総合病院と東北大が研究結果を、国際学術誌に発表 

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 ★ 研究チームには被曝との因果関係、病理の解明にも取り組んでいただきたい。

 そういえば――仙台市の某総合病院も当時、耳鼻科が大混雑していた!

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 ◎ 参考 : メニエール病は「激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患である」

 
          *

          *

 〔★は大沼〕◎ PLoS One : Change in and Long-Term Investigation of Neuro-Otologic Disorders in Disaster-Stricken Fukushima Prefecture: Retrospective Cohort Study before and after the Great East Japan Earthquake
 (4月7日付け)⇒ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4388657/

 ・ Conversely, cases of vertigo, Meniere’s disease, and acute low-tone sensorineural hearing loss increased in number immediately after the disaster, reaching a plateau in the second year and slightly decreasing in the third year.

   Specifically, 4.8% of patients suffering from these neuro-otologic diseases had complications from depression and other mental diseases.

Posted by 大沼安史 at 08:57 午前 |

〔被曝地の再生のために<政策パッケージ(袋詰め)>――だと!〕◆ 安倍政権の、まるでCMキャッチコピーのような軽さは何なのだ! 史上空前の核惨事――「存立危機事態」そのものであるフクイチ核悲劇に対し、詰め合わせセットで間に合わせるような言葉づかいはないだろう! 政治は広告ではない。安倍首相よ、はやく除染しろよ! はやく溶融デブリを見つけろよ! はやくコントロールしろよ! はやく、逃がせよ! はやく、まやえ(弁償しろよ)!

K10010098471_1505311824_1505311825_ ★ 「はやく◎◎しろよ!」と、強い(不遜な)言葉で言ったのは、ほかでもない!

 安部晋三氏よ、それはあなたが国会の質疑の席で、使った言葉だからだ。

          *

  しかし……それにしても、この安部首相の悲しそうな顔は――「政策パッケージ」セールスをぶち上げた割には、あまりにも沈痛な、この表情は、何なのだ!

 セールス・トークに似合わない、このコントラストは何なのだ!

          *

 安部首相よ、ようやく、あなたも、被曝地の人々の苦しみに、(心の底から)気づいたからではないか!

 だから、途方に暮れたような……自分はこれまで、何をしてきたのだ、というような、悔恨にも似た、悲しい顔をしたのではないか!

          *

 そう、その通り。

 「存立危機事態」は日本の中に――フクイチ被曝地に、 フクイチの核地獄の現場にある!

 戦争している余裕なんかない!

 いまからでも遅くはない、いや遅いといってあきらめてはいけない。

 被曝地救援、およびフクイチ封じ込めを、政府が前面に出て、根本から見直し、この国の存亡をかけて取り組むべきである。

          *

 しかし……それにしても、「福島再生のための<政策パッケージ>――とは?

 ある世界的な数理物理学者(日本人)によると、あの理研の「STAP細胞会見」は、広告代理店が仕切って、割烹着を着せたりしたことで、バカ騒ぎに発展、せっかくの画期的な研究をつぶしてしまう結果に終わった。

 安部首相よ、広告エージェントの言いなりにふるまってはいけない!

 まわりにいる狡猾なハゲタカどもに操られてはいけない!

          *

 爺様の、岸信介氏が主導してきた日本の核開発の結末の悲惨を、フクイチ被曝地に、フクイチの現場に見なければならない。

 直視してほしい。

 逃げずに、勇気をもって、立ち向かってほしい。

          *

          *

 ★ 安部晋三氏よ、「反原発派」(というものがあるとしたらの話だが)は、あなたの敵ではない。

 いっしょに、この国の未来をきりひらいていく味方であり、同志である。

 それでも、あなたが「敵」とみなすのであれば、あなたはその敵の苦しみを「共感」してからにしてほしい。

          *

 ★ こんなことをいま、ブログにつづっているのも、ついいましがた、ダライラマ師の本を読んでいて、こんなエピソードに出会ったからだ。

 18年間、中国の強制収容所にとらわれていたチベット僧の友が、ダライラマ師と再会したとき、幾度か、収容所で、「危機に陥った」ことがあった――と打ち明けた。

 「どんな危険な目にあったの?」と聞くと、インドに逃れてきたそのチベット僧は、こう答えたそうだ。

 「中国人に対する思いやりをなくしそうになったのです」

          *

 ★ 安部首相よ、被曝地の人々を思ってほしい。思いやりをもってほしい。

 フクイチ被曝地の人々は、中国人以上に敵ではない。

 同じ、日本人ではないか!

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 〔★は大沼〕 ◎ 日経新聞 : 福島の復興政策、6月にも閣議決定 首相が表明
  31日付け ⇒ http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS31H14_R30C15A5PE8000/

 ・  安倍晋三首相は31日、東日本大震災からの復興状況を視察するため福島県を訪問し「原子力災害に苦しむ福島再生のための政策パッケージを6月中にも閣議決定する」と表明した。

          *

 ◎ NHK : 首相 福島再生の政策パッケージ来月にも
  同 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150531/k10010098471000.html 

Posted by 大沼安史 at 07:32 午前 |

〔田中龍作ジャーナル〕◆ 経産省前「逮捕劇」 沖縄・山城議長のケースに似て / 「心配するな、仲間がいるぞ、待っているぞ」――留置場に届けとばかりに友人たちがシュプレヒコールをあげた。 

 ★ 「圧力釜」(上層部)の指示(?)で、東電幹部や保安院(経産省)の責任者には目をつむり、抗議する国民を逮捕させられる日本の捜査員らは、内心、悔しく、やりきれない思いでいることだろう。

 そういえば、福島県警では「ベタキン(警察エリート)」のパワハラで、たたき上げのベテラン捜査員(幹部)が2人も自死している!

 いったい、この国の警察は、誰のための警察なのだ!

 国民を、権力の犯罪からも、守ってほしい!

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 〔★は大沼〕◎(31日付け)⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/05/00011293

 ・  28日、経産省前で薄暗い“事件”が起きた。公道と門扉までのアプローチ(門扉の外側)で国の原発政策に抗議していた男性3人が、警察に現行犯逮捕された。

 アプローチは経産省の敷地であるため建造物侵入罪が適用されたのである。形式犯だ。

 事件の報に接した時、2月に沖縄の在日米軍基地前で起きた山城博治・沖縄平和運動センター議長の逮捕劇を思い起こした。

 山城議長は国道と米軍基地のゲートを隔てる黄色い線をわずか数10センチ越えただけで、基地に侵入したとして、身柄を取り押さえられたのである。越えていないという説もある。

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 ◎ 関連 : 「真実を探すブログ」: 反原発活動家「火炎瓶テツ」氏らの逮捕、釈放求め100人が警察署の前で抗議!「不当逮捕」「仲間を返せ」
 ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6664.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

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 ◎ 関連 : 群馬県で原発抗議行動主催者不当逮捕!
 ⇒ https://m.facebook.com/shinya.ishidate.1/posts/679025985558974?fref=nf

 ・ 逮捕された方は、労働組合専従者、労働運動、毎週金曜日の原発抗議行動、原発反対や特定秘密保護法反対のデモや集会の主催者でもあります。6/6には、特定秘密保護法反対のデモを企画中でした。

公安警察が家宅捜索し、逮捕。
罪は、携帯電話の家族割を適用している電話1台を、家族でない人が利用していたという「詐欺罪」。携帯電話会社からの被害届はなし。

Posted by 大沼安史 at 07:30 午前 |