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2015-05-22

〔英誌「エコノミスト」が日本の御用報道を批判〕◆ 日本のマスコミ、「悪を言わザル(Speak no evil)」 / 「安倍政権はかさにかかってメディアを威嚇する強面キャンペーンを強めている(Yet it is waging an increasingly heavy-handed campaign to intimidate the media.)」

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 ★ 左の風刺画つきで、エコノミスト誌が見出しに掲げた Speak no evilは、英語のことわざ、see no evil, hear no evil, speak no evilから取ったものだ。

 「悪を見ず、聞かず、言わず」

 つまり、わたしたちのいう、「見猿・聞か猿・言わ猿」。

 これを「エコノミスト」誌が見出しに採用したことは、日本のメディアがどれだけ「美しい国のポチ」に成り下がっているかを一言で――端的に示したかったからだろう。

 エコノミスト誌は、サブ見出しで「日本のメディアは政府の圧力に怯えている」(Japan’s media are quailing under government pressure)とも指摘している。

 情けないことだ。

 社会の木鐸、ペンは剣より強よし、ではなかったか!

 日本のマスコミは恥じるべきである。

          *

 ★ 古賀茂明さんの「報ステ追放(removal from “Hodo Station”)」問題についても、国際ビジネス社会に紹介!

 政府の言うことに従うと宣言したNHKの籾井会長が、「ミスター・アベの友だち( Katsuto Momii, a friend of Mr Abe)」であるとも!

 おかげで日本の報道の自由は、「国境なき記者団」の世界ランクで、この5年間に、50位も急落し、いまや61位のありさまだと。
  (In a global ranking of media freedom by Reporters Without Borders, a Paris-based watchdog, Japan now comes 61st, a fall of 50 places in just five years.) 

 ◎  (16日付け)⇒ http://www.economist.com/news/asia/21651295-japans-media-are-quailing-under-government-pressure-speak-no-evil?fsrc=scn/tw/te/pe/ed/japansmedia

Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 |