〔アベノ美しい国の歌〕◆ 「自己弁護するなく戦の責め負ひ逝きし広田を惜しみそのみ墓訪ふ」 ―― 小島恒久さんの歌集 『晩祷』 (現代短歌社、2014年刊) より
★ 東京裁判でただひとり、文官として処刑された広田弘毅さんについては、以下を参考にしてください。⇒ <人物探訪: 広田弘毅 ~ 黙して逝った「A級戦犯」>
小島恒久さんは経済学者にして歌人。
小島さんの歌集から、広田弘毅さんの刑死を悼む歌をもう2つ。
・ 広田の後顧ならなしめむと先立ちて自死せし妻とともにやすらふ
・ 軍の暴走止めむとして成らずその責めを負いて広田弘毅は死せり
同じA級戦犯ながら巣鴨から釈放された、安倍首相の祖父、岸信介氏も、広田さんと同じく、文官だった。
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小島さんの歌集から、フクシマを歌った歌を。
・ 地震多きニュージーランドは原発否みわが日本にはああ五十四基
・ フクシマの小二が七夕の竹に吊す「しょう来がんになりませんように」と
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◆ 関連 : 【核を詠う】(166) 小島恒久歌集『晩禱』の原子力詠を読む(3) 「若く被爆し原爆症病むわが終のつとめと叫ぶ『脱原発』を」 山崎芳彦さん
⇒ http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201410241544165
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★ 関連 : 〔フクイチ核惨事・潜在的核武装の底流〕◆ 安倍晋三首相の祖父、岸信介氏は、その「回想録」でこう語っていた。「(原子力の)平和利用にせよその技術が進歩するにつれて、(核)兵器としての可能性は自動的に高まってくる」 ★ 岸氏はまた、首相として、「自衛権の範囲であれば核保有も可能」(1957・5・7)「防衛用小型核兵器は合憲である」(1959・3・2)と国会で明らかにしていた。岸信介氏こそ、「日本の核」の野望と悲劇の原点である!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-ca94.html
Posted by 大沼安史 at 02:18 午後 | Permalink

















