〔アホノミデス〕◆ 安倍首相の米議会演説、日米関係史部分 =「ばかばかしい話」(近代史学者) / 「日本にとって米国との出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした。それは150年以上前にさかのぼり、年季を経ています」 ← 「幕末にやって来たペリー提督やハリス総領事が米国の民主政治を日本に伝えたとは、ちょっと聞いたことがない。彼らの狙いは捕鯨船の寄港地、そして貿易相手としての日本だったはずだ」
★ 安倍首相は、もういちど中学生に戻り、しっかり勉強し直すべきだ。
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〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : (社説余滴)安倍演説への違和感 村上太輝夫(論説委員)
⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11753994.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11753994
★ 村上氏は、こう続ける。
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安倍首相は、リンカーンのゲティズバーグ演説にも触れている。日本人は、あの「有名な一節」に「民主政治の基礎を求めてきた」と。
それはその通りだ。「人民の、人民による、人民のための政治」は、日本国憲法前文に引き継がれている。「米国の民主主義との遭遇」を語るなら、150年以上前まで無理にさかのぼらなくても、ふさわしい挿話が69年前にあったのだ。
ところが、安倍首相は憲法には言及しなかった。
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★ 安倍首相は、もういちど中学生に戻り、しっかり勉強し直すべきだ。
スピーチライターも含め、よほど勉強がお嫌いだったのだろう。
村上氏が相談した「近代史学者」は「首相が間違ったことを言うのは珍しくないだろう。ばかばかしい話には付き合いたくない」と言ったそうだ。
あの「量子論的飛躍」の決めセリフにも参ったが、ばかばかしい限りで、アホ臭さの極みである。
Posted by 大沼安史 at 03:44 午後 | Permalink