〔原発再稼働、許すまじ〕◆ 地震学者の石橋克彦さんは27日、外国特派員協会で、こう警告した。/ 「大自然の神様は日本人に、その地震と原発の問題、その危険性について、段階的に警告を発しているように感じる。(地震の神様は)まだまだ手加減している。(フクイチより)もっとひどいものがあり得る」
★ 石橋克彦さんは、2003年〔5月28日〕の〔三陸南〕地震で、女川原発が設計用の基準地震動を超えるものを観測、そして2007年の新潟・中越沖地震で、柏崎・狩羽原発が事故を起こし、そして、そのあとついにフクイチが起きたことを振り返り、「大自然の神様は段階的に警告を発している」――こんごフクイチをさらに上回る原発事故がありうる――自然の神様の警告に、わたしたち日本人は耳を傾けなければならない、と語った。
そして、
「わたしはどっちかというと、地上にいてものを考えているというより、地面のなかで地震といっしょになって、下から見上げてものを考えていますので、地震の――自然の代弁をもっと日本の人たちに聞いてもらいたい、と思って続けているという面があります」
安倍首相にはどうやら、(いまのところ)地下の地震の神の警告は聴こえないらしい。
安倍首相よ、見えない敵は「海外」にではなく、足元にあることに、あなたは一刻も早く気づく必要がある。
戦争などしている暇はない。
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〔★は大沼〕◎ 東京の日本外国特派員協会での川内原発再稼働問題での会見で。
◆ ユーチューブ (36分過ぎから) ⇒ https://www.youtube.com/watch?
feature=player_detailpage&v=3nV018TVMec#t=2300
◆ 会見の前半部分は ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=TkTorYkD3zI
Posted by 大沼安史 at 12:53 午後 | Permalink