« 〔宗教者9条の和 緊急声明〕◆ 私たち宗教者の先人は、先の侵略戦争について、「勃発する以前に、身命を賭しても、平和護持の運動を起こし、宗教の本領発揮に務むべきであった」と懺悔(ざんげ)し、憲法9条を「人類史上類いなき崇高なる理想」とした上で、「平和国家の建設に挺身(ていしい)せん」と誓いました。今回の一連の戦争法制は、こうした先人の誓いを踏みにじるものであり、許すことはできません。 | トップページ | 〔戦争法案 自衛隊員のリスク〕◆ 安倍首相は言い放った。「「国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、自衛隊員に負ってもらうものだ」 ★ 戦争とは、行かない人がさせたがるものだ! 安倍政権、許すまじ! »

2015-05-27

〔東京新聞〕◆ (安倍首相のいう)「歴史が証明」根拠なし 安倍首相、(祖父の岸信介・元首相・元A級戦犯同様)戦争巻き込まれ論否定 / ◆ 元内閣法制局長官・阪田雅裕弁護士は言った。「集団的自衛権は自分が攻撃国になることを意味する」

 (24日朝刊) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015052402000141.html

 ・ 他国を武力で守る集団的自衛権の行使と地球規模で米軍などを支援する安全保障関連法案をめぐり、安倍晋三首相は「(日本が)戦争に巻き込まれることは絶対にあり得ない」と断言する。その理由の一つとして1960年の日米安全保障条約改定時の戦争巻き込まれ論を挙げ、「間違っていたことは歴史が証明している」と繰り返す。だが、当時の自衛隊活動は日本が攻撃された場合のみ反撃することに限定されており、米軍支援も認めていなかった。前提が大きく違っていて、首相発言に根拠はない。 

 ・ 元内閣法制局長官・阪田雅裕弁護士の話 日米安保改定時は米軍が日本に駐留することで、日本が攻撃を受けるリスクが高まるという懸念だった。今回は積極的に自衛隊が海外に出ていって、米軍を支援しようという話。集団的自衛権は自分が攻撃国になることを意味する。日本が報復を受けるリスクがあり、同じような次元の話ではない。巻き込まれ論というが受け身のリスクではなく、自らより踏み込んでリスクを背負いにいこうということだから、リスクは当然高まる。

Posted by 大沼安史 at 08:34 午前 |

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