« 〔朝日新聞〕◆ 「公明党と創価学会は政治家・橋下氏の誕生に深くかかわった。2008年1月の大阪府知事選。当時、タレント弁護士だった橋下氏に関西創価学会幹部が接触し、立候補を持ちかけた」――そして「17日夜、公明党大阪府本部。……『反対多数』が伝わった瞬間、雄たけびが上がった」★ 「橋下」は創価学会のマッチポンプだった?! | トップページ | 〔フクイチ放射能汚染食品汚染問題+TPP〕◆ 米国のフクイチ発放射能汚染を警告する市民団体の連合体(Fukushima Fallout Awareness Network )が、TPPが締結されると、日本産の放射能汚染食品が「産国表示」もなく米市場に流れ込むと反対に立ち上がる! ★ 台湾での「偽表示」発覚問題に危機感! フクイチ放射能食品問題はいずれ、ラルフ・ネーダーらが取り上げ、米国の消費者運動にも発展するだろう。 »

2015-05-20

〔安倍晋三とは何者なのか?〕◆ 祖父の岸信介元首相に二十数回インタビューした、岸研究の第一人者、原彬久・東京国際大名誉教授は言った。 ―― 「やはり安倍氏の中に岸信介はいるな、と思う」

 〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 歴史観・改憲…安倍氏の中に岸信介氏 原彬久・東京国際大名誉教授
 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11762867.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11762867

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 ★ 原彬久氏はさらに、こう続けている。

 「安倍氏は幼少のころから『祖父はA級戦犯の容疑者だ』などと言われ、いやが応でも岸という存在が自分に降りかかる。成長するにつれ、自分の祖父はどんな存在で何をしたか、学ばざるを得ない。安倍氏の中で岸氏の存在はどんどん大きくなったのではないか」――と。

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 ★ 独「シュピーゲル」誌の指摘する、祖父(岸)―孫(安倍)の(政治的な)「隔世遺伝」説 を裏付けるような発言である。

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 ★ わたしもまた、安倍首相が祖父の岸氏から、教訓までも学んだ人だと思っている。

 たとえば、岸氏はその『回顧録』(廣済堂出版)で、「60年安保改定」を振り返り、こう述べている。

 「岸内閣のマスコミ対策に手抜かりがあったことは認めざると得ない」(638頁)

 安倍首相が、徹底したマスコミ対策を続けているのは、こうした岸氏の‘反省’(?)が、教訓として伝わっているからではないか。

Posted by 大沼安史 at 08:59 午前 |