〔川内再稼働、許すまじ!〕◆ 地震学者の島村英紀さん : <日本人全滅の可能性ある「カルデラ噴火」> / 「カルデラ噴火」というものがある。「破局噴火」とも言われる巨大噴火で、過去10万年間に12回、日本で起きた。たとえば九州南方に起きた7300年前の鬼界(きかい)カルデラ噴火では九州を中心に西日本で先史時代から縄文初期の文明が途絶えてしまった。
★ こんな地震列島で、原発を再稼働されようという、安倍政権の愚かしさよ!
〔★は大沼〕◎ 初出『夕刊フジ』(4月10日付け) ⇒ http://shima3.fc2web.com/yuukanfuji-column97htm.htm
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・ カルデラ噴火が起きると、噴火や火山灰の影響で最悪は1億2000万人の死者が出るとの予想がある。日本人のほとんどが死に絶えてしまう規模だ。
この次にいつ起きるかについて定説はない。だが、ある研究によれば100年以内に起きる可能性が1%という。
低いといえば低い。しかし1%とは、政府の地震調査委員会が発表していた阪神淡路大震災(1995年)が起きた前日の地震の確率と同じなのである。可能性がないといって安心できるレベルではないのかもしれない。
Posted by 大沼安史 at 08:27 午後 | Permalink