〔フクイチ・グローバル核惨事〕★ ついにIAEAが報告書で、フクイチ放射能汚染水の太平洋・海洋投棄処分を「東電は検討すべきだ」と、無責任なことを言い出した! それも「持続可能は解決策」として――つまり、無期限の「死の灰」垂れ流し ★ タンクにあるのはチェルノブイリ全放出量に匹敵するほどの死の灰だ! 無責任なことを言ってもらっては困る! スーパータンカーに一時貯蔵する手だってある!
★ IAEAの報告書は、15日付けで出されたものだそうだ。
IAEAは「海洋へのコントロールされた投棄の再開も考えられる」としているが、たとえ薄めたとしても、「死の灰」の絶対量は減らない。
フクイチ汚染水のコントロールされた(?)垂れ流しが始まるということは――それが際限なく、無期限に続いてゆくということである。
これはもう、太平洋の漁業に対する「死の宣告」のようなものではないか!
放出された死の灰は、これまた際限なく、太平洋の潮流に乗って、北米西海岸に漂着し続けることになろう。
セシウムどころか、ストロンチウムでも漂着海水塊から検出されたら、大変な問題に発展する。
そうなれば、2020年の東京五輪の開催どころではなくなる。
スーパータンカーに一時貯蔵して時間稼ぎをしながら、その間に抜本対策を進めるしか手がないのではないか?
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〔★は大沼〕◎ ブルームバーグ : Tepco May Need to Dump Fukushima Water Into Sea, UN Says
(15日付け)⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-05-15/tepco-may-need-to-dump-fukushima-water-into-sea-un-says
・ Tokyo Electric Power Co. should consider discharging water contaminated by the Fukushima Daiichi reactor meltdowns into the Pacific Ocean, the International Atomic Energy Agency said.
・ “The IAEA team believes it is necessary to find a sustainable solution to the problem of managing contaminated water,” the Vienna-based agency said in a report. “This would require considering all options, including the possible resumption of controlled discharges into the sea.’
Posted by 大沼安史 at 06:00 午後 | Permalink