〔フクイチ核惨事〕★ ツバメの巣 広範囲で放射能汚染 / 山階鳥類研究所が2011年の繁殖巣を測定 / 13都県(東京都と、栃木をのぞく関東、東北、中部地方の12県)で放射性セシウムを検出 / 福島県採取は、全サンプル(巣)から検出 最大9万ベクレル! / 静岡県でも検出! ★ 巣づくりの泥や、ヒナなどが食べた虫の消化・排泄物など汚染されていたのではないか?
★ 巣はツバメたちの「家」だ。
フクイチ被曝地では人間の住宅も家屋内汚染したが、ツバメもまたそうだった。
「家」の中が放射能に汚染されたのだから、ツバメもまた、住民たちと同様、被曝したに違いない。
日本政府と東電は、ツバメたちにも謝るべきだ!
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〔★は大沼〕◎ 山階鳥類研究所 : 福島第一原子力発電所事故による鳥類の生息環境への影響調査(発表資料)
(22日付け) ⇒ http://www.yamashina.or.jp/hp/p_release/images/20150522_prelease.pdf
・ 福島県内のすべての巣から放射性セシウムが検出され、Cs-134 とCs-137 の合計の濃度が最も高いものでは90,000Bq/kg でした。
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◎ 「日本鳥類学会誌」: 「福島第一原発直後の2011年の繁殖期に利用された日本全国のツバメ Hirundo rustica の巣の放射性セシウム濃度の状況」★ ネットで公開中だが、「メンテナンス中」と表示が出て、今現在、閲覧不能!
⇒ http://ornithology.jp/osj/japanese/iinkai/wabun/wabun_mokuji/wabun_mokuji64-1.html
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◎ NHKニュース : 「ツバメの巣 広範囲で放射性物質」
(23日付け 「首都圏NEWS」)★ 全国ニュースでは放送されたのだろうか? 福島ローカルでは?
⇒ http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20150523/4983461.html
・ 巣を採取していない栃木県以外の関東のすべての都県と、東北から北陸、中部地方にかけての合わせて13の都県で採取された150個の巣から原発事故に由来すると見られる放射性セシウムが検出されたということです。
福島県では、92個の巣のすべてで検出されたほか、福島第1原発から370キロ余り離れた静岡県内でも検出されたということです。
★ NHKオンライン福島放送局サイトで「ツバメ」で検索しても見つからず!
⇒ http://www.nhk.or.jp/fukushima/
Posted by 大沼安史 at 10:50 午前 | Permalink