〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 「諸君、1F殉国者 釣幸雄さんに黙祷!」――<釣さんの笑顔は印象的だった。マンホールの蓋を落としちゃいかんと焦って、持ったまま手放す機会を失し、もろとも墜落していく様が目に浮かぶようだ。無念だ。>
〔★は大沼〕◎ 東京から二〇〇キロの最前線(ゾーン)から/福島第一原発戦記(フォトジャーナリスト、釣崎清隆さんの現場レポート)
(4月27日付け)⇒ http://tocana.jp/2015/04/post_6289_entry_2.html
★ フォトジャーナリストの釣崎清隆さんは、現場からのブログレポートにこう書いた。
・ 9時433分、釣さんは1F内ER到着時には意識があったという。構外へ搬送する手続きとして身体サーベイを受けたところ幸い汚染はなく、10時8分、ドクターヘリが要請された。だが……悪天候の仕打ちを受けてヘリの飛行は断念せざるを得ず、救急車での搬送に変更された。10時半に搬送開始。目的地のいわき共立病院へ到着した時点で事故発生から2時間半が経過していた。
無念だ。
釣さんは働き者だった。名字からして地元の者ではない。僕と同じ〝外人部隊〟だ。釣さんに戦士の名誉を。
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★ わたしもまた、フクイチの亡くなられた釣幸雄さんの冥福を祈ります。
Posted by 大沼安史 at 09:36 午前 | Permalink