2015-05-31
〔スウェーデンで父親に<3ヵ月有給育児休暇>の動き――実現の可能性〕◆ 「2か月」を1ヵ月延長 / さらなる「ジェダー平等」目指す、左派政党が法案提出へ 2016年に法律施行の期待高まる ★ 日本の政治の劣化ぶりがますます鮮明になる話だ! スウェーデンでは共働きの女性たちがますます、輝きをましそうだ!
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : Swedish Dads Told to Take Three Months Paternity Leave
⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/05/30/swedish-dads-told-take-three-months-paternity-leave
・ Sweden is planning to introduce a third month of paid parental leave reserved for fathers as of 2016, in a bid to further increase gender equality, the country’s government has just announced.
The country's Left Party is hoping for more individualized paid time off for new parents, according to Sveriges Radio, Sweden's English radio service. Observer's believe that the proposal has a good chance of being enacted by parliament.
Annika Strandhall, Sweden's social insurance minister, says it has been 13 years since the second month of paternity leave was introduced. A third month “is something we’ve really looked forward to. We know that this is a key issue towards attaining greater [gender] equality,” Strandhäll told Radio Sweden.
Of the 38 countries represented in a 2013 Pew study, the United States is the only country to not offer mandatory paid leave for new parents.The Left Party is pushing for more equally divided parental leave for moms and dads.
The Swedish Left Party is a socialist and feminist political party, founded in 1917 following a split from the Swedish Social Democratic Party.
Posted by 大沼安史 at 07:47 午後 | Permalink
〔このNHK「あさイチ」の番組のつくりようは何なんだ?!〕◆ あさイチ「沖縄の基地問題」(28日放送)/ 翁長知事の渡米を、玉袋筋太郎さんが「反対っていう意見だけもって、アメリカに行っちゃう人もいるわけ。スタンドプレーって言われても」発言! ★ いくらなんでも、これはないだろう。安倍首相だって「辺野古埋め立て」を持ってワシントンに行ったではないか! 「仕込み発言」かどうか、真相究明が必要だ!
★ 沖縄県民総ぐるみのNHK受信料不払い運動――それに連帯する全国的な受信契約破棄運動――に、発展しかねない、あさイチの爆弾発言ではある!
NHKは番組づくりの過程を検証し、「やらせ」や「仕込み」がないかどうか明らかにすべきである。
〔★は大沼〕◎ デイリーモーション 発言証拠保全(動画)記録
⇒ http://www.dailymotion.com/video/x2rw2x1_%E3%81%82%E3%81%95%E3%82%A4%E3%83%81-%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%81%AE%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C-%E7%8E%89%E8%A2%8B%E7%AD%8B%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A8%8020150528_news
◆ アッキーこと 篠山輝信さん(俳優) 「ぼくほんとに今回、辺野古に行ってみて、あのやっぱり割り切れない答えに対して、まわりの人たちが、ちょっと他人事にように、賛成、反対という、極端な、このお、意見を押し付けて、しかもその極端な見方をしてしまうというのは、やっぱり、押し付けられた方が、やっぱり疲弊して行ってしまうのじゃないか、と、ちょっと感じました」
◆ タレントの玉ちゃんこと、玉袋筋太郎さん 「でも反対って言う意見だけもって、アメリカに行っちゃう人もいるわけですからね。スタンドプレーってなってもしかたないですよね」
*
★ アッキーさんの発言も、なんだかヤラセっぽい!
発言し終わったあとの、彼の視線のうつろい加減と目の色を見ると、そう思わざるを得ない。
辺野古埋め立てに反対している沖縄の人たちは、別に「まわりの人たち」から極端な意見を押し付けられ、反対しているわけではないのだ。
沖縄の人びとに失礼ではないか!
Posted by 大沼安史 at 07:30 午後 | Permalink
〔小笠原諸島M8.5地震を予想し、的中させた琉球大学の木村政昭・名誉教授が、こんどは「2019年までに富士山噴火を予測」!〕★ 木村さんの富士山噴火予測は「2014±5」。ということは――あと4年以内……これこそ「存立危機事態」、「やはく戦争しろ!」と迫る、「アベノ戦争」など、やってる余裕はない!
〔★は大沼〕◎ 木村さんのホームページ : 近年予想される大地震と富士山噴火予想図
(30日付け)⇒ http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2015/05/30/1038/
*
◎ 関連 :「真実を探す」ブログ :【凄い!】 琉球大の木村教授が小笠原諸島のM8.5を的中させたと話題に! 2014年の時点で「2017年までにM8.5」と発表!
⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6669.html
Posted by 大沼安史 at 11:47 午前 | Permalink
〔漁民たちは立ち上がった、漁船を連ね、海上抗議デモ!〕◆ 世界最大級の「インド・ジャイタプール原発」プロジェクトに反対する現地の漁民らが29日、200隻で、「ノーモア・フクシマ」「ノーモア・ヒロシマ」を叫ぶ!
★ 日本の原子力企業の参加も報じられており、現地では昨年1月にも、「安倍首相は歓迎するが、原発はいらない(つまり、原発、持ってくるな!)」の抗議(陸上)デモが行なわれている。(写真は 「ノーニュークス・アジアフォーラム通信No.126」 より)
「ジャイタプール」が建設され、事故が起きれば、インド(西側)のアラビア海は死の灰で汚染され、漁業は壊滅的な打撃を受ける。
インドの漁民は、フクシマの海の惨状を知っているのだ!
*
〔★は大沼〕◎ ザ・ヒンズー : Fishermen stage ‘sea rally’
(30日付け)⇒ http://www.thehindu.com/news/national/jaitapur-nuclear-power-project-fishermen-stage-sea-rally/article7261408.ece
・ More than 200 boats with banners opposing JNPP and nuclear power were mobilised for the protest. Slogans such as ‘No More Fukushima’ and ‘No more Hiroshima’ rent the air.
Posted by 大沼安史 at 11:24 午前 | Permalink
〔これも<アベノ‘メディア・ミクス’?> ◆ フクイチ放射能汚染水垂れ流し : みなさまのNHKが「ゴ報道」! / 「東電は、港湾の外に影響はないとしたうえで、漏れた水をくみ上げて海への流出を防ぐ対策を続けています」――だと! / ★ ツイッターでは、「コメントしようがない酷さ」という嘆きも。東電も、そしてNHKも!
〔★は大沼〕 ◎ 「タニ センゾー」さんのツイッター
⇒ https://twitter.com/Tanisennzo
◆ コメントしようがない酷さ
側溝 β核種 2万2000Bq/L
⇒ 流れ込んだ排水路 6600Bq/L
⇒ 港湾内の4か所の海水 190~320Bq/L (過去最高)
↓
東電「港湾の外に影響はない」
漁業関係者:風評被害を懸念
Posted by 大沼安史 at 11:02 午前 | Permalink
〔アルジャジーラが国際社会に拡散報道〕◆ 安倍首相は‘アベノミクス’の完敗( failing to achieve any real success )にもかかわらず、「アベノ‘メディア・ミクス’(Abe's 'medianomics'=アベノ御用報道)」のおかげで、昨年末の総選挙に勝った! そうした安倍首相の「特有のやりくち(that culture)」はしかし、いま、試練にさらされている!
★ 日本の報道界」は、いい加減に、御用報道から決別すべきである。
社会の木鐸に戻れ!
〔★は大沼〕◎ アルジャジーラ: リスニング・ポスト ウィル・ヤングさんが指摘
⇒ http://www.aljazeera.com/programmes/listeningpost/2015/05/mass-surveillance-microscope-150530080719899.html
・ Shinzo Abe's 'medianomics'
In December 2014 Japanese Prime Minister Shinzo Abe and his Liberal Democratic Party (LDP) won convincingly in a snap election. The victory came despite Shinzo's economic policies - known as Abenomics – failing to achieve any real success and his plans to restart the country's nuclear industry still being overshadowed by the Fukushima disaster.
Read the country's news coverage and you may not be able to tell that the prime minister's performance in office has been questionable. Japanese journalists tend to be compliant and deferential due to a system of press self-regulation as institutionalised as the kisha clubs - or press clubs - that mediates between the media and the government.
However that culture was recently put to the test. The Listening Post's Will Yong reports on journalism in Japan and Shinzo Abe's 'medianomics'.
Posted by 大沼安史 at 10:44 午前 | Permalink
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〔辺野古を守ろう〕◆ 「安倍首相が<人でなしの暴力(brute force)>を使っているのに、米国はあっちを見ている」/ 東京在住のローレンス・レペタさんの投稿を、ワシントン・ポストが掲載! /「米政府(ワシントン)は沖縄の知事の主張に耳を傾けねばならない」
★ 在日の外人たちは、沖縄の人々の苦難を知っている!
安部政権の非道を知っている!
〔★は大沼〕 ◎ WP: Lawrence Repeta, Tokyo 、Washington should listen to Okinawa’s governor
(26日付け) ⇒ http://www.washingtonpost.com/opinions/washington-should-listen-to-okinawas-governor/2015/05/26/44e48872-02f2-11e5-93f4-f24d4af7f97d_story.html
・ So far, the United States has looked the other way while Japanese Prime Minister Shinzo Abe has used brute force to build military facilities at Henoko in northern Okinawa against the will of the Okinawan people.
Posted by 大沼安史 at 09:53 午前 | Permalink
2015-05-30
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 原発自主避難 危ぶまれる住宅支援 ―― 「お母さん、ここを追い出されるの?」 / 「国って何なんでしょうね。みんなで路頭に迷えって言うんですか?」。南相馬市から横浜市に避難している女性は泣き崩れた。/ 「自殺しろってことですかね」。京都市に子供2人と避難している母親の言葉が、役人たちの背中に刺さった。
*
★ 在京マスコミの記者たちは、記者クラブに張り付いてばかりいないで、――「発表もの」ばかり待っていないで、田中龍作さんのように、すこしは自分から動いてみないか!
〔★は大沼〕◎ ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/05/00011286
*
◎ 関連 : 伊藤和子(弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長) / 原発避難者を見捨てる方針が次々公表される。あまりにひどいその計画とは。
⇒ http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20150523-00045970/
・ 自主避難者、とは、政府が決めた年間20ミリシーベルトという避難基準を下回るため、避難地域として認められなかった地域から、自分の決断で避難をした方々・ご家族のことです。
そもそも、低線量被ばくの健康影響、特に子どもなどへのリスクを考えると、年間20ミリシーベルトという基準自体があまりにも不十分なのです。チェルノブイリを事故などでは、年間1ミリシーベルト以上の地域に居住している人は「避難の権利」が認められ、避難をしたいと決断した場合、政府から住宅支援や十分な賠償、教育・雇用の支援などが行なわれています。
本来、日本政府も同様の施策を事故後いち早く提起し、周辺の住民に提案して、避難したい住民はすべて手厚いサポートをすべきでした。
ところがそうした支援もないまま、自主的に避難を決断された方々が約3万6千人もいる。
子どもたちを健康被害から守りたいという気持ちからその決断は尊重され、国として必要な支援をすべきです。
ところが自主避難者への避難生活のサポートはほとんど何もなく、唯一あったといえるのがこの住宅の無償提供です。
ところが、それすらなくしてしまう、というのが今回の報道です。
Posted by 大沼安史 at 08:51 午前 | Permalink
〔またも想定外噴火〕◆ 口永良部島の新岳 / ロイターが「川内原発再稼働に影響を与えるかどうかは不明」――(再稼働キャンセルの可能性あり)と報道! / ヨミウリ(英文)オンライン 「火山活動はまだまだ続き、より巨大な噴火があるかもしれない」との地震学者(鹿児島大学)の見方を、国際社会に警告報道!
★ 相次ぐ「想定外噴火」!
川内原発の周辺火山帯が噴火しないと、誰が言い切れるのか?
新岳噴火を気象庁さえ予測できなかったのだから、電気屋の九電に予測などできるはずがない!
地震学者の石橋克彦さんは、今月1日付けの ブルームバーグ電 を通じ、日本の原子力規制委員会が、川内原発再稼働で地震のリスクを無視していると、国際社会に警告を発していたが、地震どころか、火山噴火のリスクまである現実を、目の前に突き付けられたかたちだ。
*
〔★は大沼〕◎ ロイター : Volcano erupts on remote Japanese island, residents flee by boat
⇒ http://uk.reuters.com/article/2015/05/29/us-japan-volcano-idUKKBN0OE02R20150529
・ It was not clear if the eruption would affect the restart of Kyushu Electric Power's Sendai nuclear plant, which on Wednesday cleared the last of the nuclear regulator's safety hurdles, introduced after the Fukushima Daiichi nuclear plant disaster triggered by a March 11, 2011, earthquake and tsunami.
*
◎ ヨミウリ・オンライン ⇒ http://the-japan-news.com/news/article/0002185217
・ However, Kagoshima University Associate Prof. Ryusuke Imura(鹿児島大学、井村隆介准教授), who specializes in volcanic geology, suspects it was a phreatomagmatic eruption.
“ The volcanic column briefly rose 9,000 meters high, but it seems that magma wasn’t actually ejected based on my observation of the volcanic column,” Imura said. “We’ve been aware that magma has ascended, as earthquakes have been occurring more frequently since about 10 years ago. I don’t think this is finished. The activity could continue and we could see another, more powerful eruption.
Posted by 大沼安史 at 07:46 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事・草木国土悉皆汚染〕◆ 日本原子力研究開発機構が、古河機械金属、東大、東北大などと共同で、「無人ヘリ搭載用散乱エネルギー認識型高位置分解能ガンマカメラ」の開発に(昨年秋に)成功! 無人ヘリに搭載し、空から詳細な放射性セシウム分布(位置分解能:約10m)を測定、マッピングも可能 ★ 被曝地の住民に対する汚染マップの提供は、どれほど行なわれているのだろう?
★ 写真と汚染マップは、浪江町内での実証実験の結果。
*
*
★ プレス発表文によると、
・ 無人ヘリコプターにより上空から詳細な放射性セシウム分布(位置分解能:約10m)を測定
・ 周囲からの放射線の影響を除き、汚染状況の高精度なマッピングが可能
・ 広範囲の除染箇所の特定や除染効果の確認作業の効率化に向けて大きく前進
――できる。
浪江町高瀬川河川敷での実証実験結果も写真と汚染マップつきで公表された。
プレス発表には、こうも書かれている。
*
本システムにより地表から放出されるガンマ線の飛来方向情報が得られるため、GPS・地形情報を活用し計測データを地表面の情報に焼き直すことで、樹木・建造物・地形の影響を排除し、対象とする地表面における土壌の汚染に由来する放射線量を得ることができ、可視的かつ精度の高い放射線量マップを住民へ定期的に提供することが可能となります。
*
疑問がひとつ湧く。
住民への汚染マップの定期的な提供は行なわれているのだろうか?
*
せっかく開発された技術である。
かりに住民にまだ提供されていないのであれば、すぐに提供すべきである。
*
もうひとつ、気になることがあるので書いておく。
「古河」が開発に参加したことだ!
足尾鉱毒事件のあの「古河」が、罪滅ぼしで研究開発に参加しているとしたら、かの田中正造氏も、考えをすこしは変えるかもしれない。
それとも「古河」もまた、「フクイチ核惨事・草木国土悉皆汚染」を引き起こした、日本の「原子力ムラ」の一角に、加わっていた、ということなのか?
*
〔★は大沼〕◎ プレス発表文 : 上空から放射性セシウムを可視化する散乱エネルギー認識型ガンマカメラの開発に成功 ~無人ヘリに搭載して上空から放射性セシウムの分布を可視化~
(2014年9月5日付け) ⇒ http://www.jst.go.jp/pr/announce/20140905/index.html
Posted by 大沼安史 at 06:55 午前 | Permalink
〔この国は戦争をするため、老人を斬り捨てる国〕◆ 「年寄りは死ねというのか」 年金減額は憲法違反 ―― 全国の「年金受給者」が提訴 / 「もう節約なんてギリギリだ。本当にもやしばかり食べなければいけないのでしょうか」
Posted by 大沼安史 at 06:28 午前 | Permalink
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〔アベノツマリツマリ〕◆ 答弁不能で“つまり”連発……安倍首相が「安保」審議でまた完敗 / 目を泳がせながら「つまり」「つまり」を連発していた。
◎ 日刊ゲンダイ : http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160252/1
(29日付け)
・ 「第2ラウンド」も安倍首相の完敗だった。27日開かれた「戦争法案」を審議する衆院特別委員会。午後の質疑では、先週の党首討論で安倍首相から「ポツダム宣言を読んでいない」とビックリ仰天の答弁を引き出した共産党の志位和夫委員長が登場。「後方支援(兵站)」や、自衛隊の武器使用をめぐる法案のデタラメについて攻められた安倍首相は、まともに答えられず、タジタジだった。
・ 志位委員長はまず、自衛隊が「後方支援」中に攻撃され、応戦する可能性についてただし、これが憲法に違反する「戦闘行為」に当たるのではないかと迫った。
これに対し、首相は「『任務遂行型』ではなく『自己保存型』の武器使用であり、(攻撃された場合は)ただちに退避する」と答弁したが、志位委員長は武器使用の定義や概念は国際法上、存在しないと畳み掛け、安倍首相がいう「自己保存型」であっても、明確な憲法違反――と指摘。その時、安倍首相は苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
Posted by 大沼安史 at 06:16 午前 | Permalink
〔フクイチ核毒汚染水〕★ 3号機建屋内に高濃度汚染水の捨て場 そこへ側溝経由で汚染水を送り込んでいる耐圧ホースがいつの間にか破損 高濃度汚染水、側溝を通じて太平洋へ流出 ★ 国会の総理大臣席から、質問者に議会デモクラシーさえも侮辱する究極のパワハラ発言をした、安倍首相に言ってやりたい。 「はやくコントロールしろよ!」
◆ 続報 : ★ 漏洩汚染水濃度110万ベクレル(それもリットルあたり) 流出先のフクイチ港内(太平洋)で海水の放射性物質農道、最高(悪)値を更新 東電「外洋への影響はないと考えている」――だと! フクイチによる放射能漁場汚染、さらに進む!
〔★は大沼〕◎ 時事ドットコム (30日付け)⇒ http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-2015053000040/1.htm
・ 29日に採取した港湾内海水でもベータ線を出す放射性物質の濃度が相次ぎ上昇していることが判明。1号機と2号機の取水口でそれぞれ同290ベクレルと240ベクレルを計測したほか、港湾中央部付近でも同190ベクレルが検出され、いずれも過去最高値だった。
*
★ 「フクイチ」こそ「存立危機事態」だ!
おまけに原発再稼働で新たな「存立危機事態」――すなわち、「時限核地雷」、それも複数の起爆カウントダウンを始めるというのだから、安倍首相は<判断能力「アウト・オブ・コントロール」事態>に陥っている――と言わざるを得ない。
だから「ニッキョウソ」とかなんとか、心に浮かんだ「ワンフレーズ」をそのまま野次る! 吠える!
辺野古を埋め立てる前に、はやく、フクイチを石棺化しろよ!
死の灰汚染水、はやく、どうにか、しろよ!
*
〔★は大沼〕◎ 時事ドットコム : 染水、排水路に漏れる=福島第1、港湾へ-東電
(30日付け)⇒ http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2015052900590
・ 東京電力は29日、福島第1原発で放射能汚染水を移送中に一部がホースから漏れたと発表した。漏えいした汚染水は側溝から排水路へ流出したとみられ、直接外洋に出るのを防ぐため、東電はくみ上げて港湾に排出している。
東電によると、29日午前10時10分ごろ、3号機タービン建屋に汚染水を移送中の耐圧ホースから漏水しているのを、協力企業の作業員が発見した。このホースは側溝に敷設されており、側溝は排水路と結ばれている。……
Posted by 大沼安史 at 05:59 午前 | Permalink
2015-05-29
〔IAEAフクイチ報告書〕◆ (共同電に続き)朝日新聞も報道 「津波などの大きな自然災害や、過酷事故への備えが十分でなかったと厳しく指摘」 ★ 国際原子力ロビーのIAEAが日本政府、東電の責任を明確に指摘、指弾した。日本の司法当局による強制捜査は、まぬかれない事態になった。(みなさまの)NHKも報じるべきだ!
★ 「福島原発告訴団」の東京検察審査会に対する申し立ての再審査の結論が見えて来た!
「起訴相当」!
再審査で再び「起訴相当」が出れば、もはや逃れようがない!
*
〔★は大沼〕◎ 災害・事故の備え「不十分」 IAEAの東電事故報告書
(29日付け)⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH5X5RQ3H5XULBJ00K.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH5X5RQ3H5XULBJ00K
・ 福島第一原発を襲った津波は最高で15・5メートルに達したが、東電の事故前の想定は高さ5・7メートルだった。報告書は、地震や津波について十分な検討がなされていなかったと指摘。震災前、福島沖でマグニチュード8・3の地震が起きれば津波が高さ15メートル程度となると試算されていたにもかかわらず、東電は措置をとらず、当時の原子力安全・保安院もすぐには求めなかった、とした。
・ 福島第一原発は1~3号機で炉心が溶け落ちる過酷事故に発展した。報告書では、複数の炉が同時に電源や冷却機能を失うことを想定していなかったと指摘。東電は過酷事故時の対応手順はまとめていたが、運転員は悪化していく原発の状態に対応できる適切な訓練を受けておらず、機器も不十分だったと言及した。
*
◎ 参考 福島原発告訴団 : 21日(木)、東京地裁前で、東京検察審査会に対し、激励行動 / 古賀茂明さんを迎えて国会・院内集会
⇒ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
*
◎ 関連 : 「東電と日本の規制当局は、大地震の危険を知りながら、事故防止に失敗した」――IAEAが報告書で批判 / ★ 共同通信ウィーン支局の衝撃のスクープ電(英文)、世界拡散開始! 邦文記事も日本国内拡散! 東電・日本政府責任者たちの刑事・行政・民事責任が、権威ある国連機関(日本政府加盟)によって認定された! 司法当局はただちに強制捜査を始めなければならない!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/post-1c98.html
Posted by 大沼安史 at 06:43 午後 | Permalink
〔鬼も笑う話〕◆ 来年――2016年2月、ジョー・バイデン前副大統領はテレビで警告した。「「戦争犯罪人を称え、近隣諸国を不当に挑発している以上、もはや日本にアメリカの保護を求める資格はない」――そして、再来年、2017年2月、「日本はさらに予期せぬ動きに出た。海上自衛隊が夜の闇にまぎれて尖閣諸島に上陸したのだ」/ WSJコラムニスト、ブレット・スティーブンズ さんが、安倍政権の近未来を予言!
〔★は大沼〕◎ダイヤモンド・オンライン : 自衛隊、尖閣諸島に上陸? WSJコラムニストの予測する二〇一六年の未来
8日付け ⇒ http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/diamond-20150508-71090/1.htm
★ その後の展開は(次回に続く)だそうだが、基本的には米国は、日中軍事対決の回避を基本としている。
上記のような事態になったとき、米国は安倍政権を見捨てるだろう。
上記事態のようなことが起きないように、「安保法制」の成立後、安倍政権を見限り、失脚工作に動くような気がする……?!
*
★ ブレット・ステーブンズさん(ウォールストリート・ジャーナル・コラムニスト)は、ピューリッツアー賞を受賞。
近著に『撤退するアメリカと「無秩序」の世紀』(藤原朝子訳、ダイヤモンド社)がある。
Posted by 大沼安史 at 11:10 午前 | Permalink
〔安倍首相にレッドカード!〕◆ 国会の審議で、自分に対して質問している国会議員に対し、「早く、質問しろ!」と、総理大臣席から、威嚇的な野次を飛ばした安倍晋三氏は、首相としても、政治家としても、失格である!
★ 情けないことである。嘆かわしいことである。
辻元清美議員も、「こういう男が……」とあきれ果て、この男のあまりの品性のなさに、涙をにじませているではないか!
〔★は大沼〕◎ ユーチューブ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=4wlskHe1cMo&feature=youtu.be
Posted by 大沼安史 at 09:58 午前 | Permalink
〔辺野古を守ろう!〕◆ 「沖縄の勇敢な人々は、想像を絶する大戦の大災害から人類を救う努力の中の最前線にいる」 ―― 「世界最高の論客」と評される言語学者のノーム・チョムスキー氏が激励のメッセージ
◎ 琉球新報 : チョムスキー氏「反基地に奮闘する県民、県政を強く支持」 メッセージ寄せる
(29日付け)⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-243527-storytopic-271.html
・ 今回のメッセージで、チョムスキー氏は沖縄に集中する米軍基地について「沖縄の人々にとって明らかな脅威となっている」との見方を示した上で「沖縄は平和の島であるべきだ。辺野古基地やその他の米軍基地に反対し、奮闘している県民や沖縄県政を強く支持したい」とした。
さらに、軍事基地が沖縄だけでなく世界にとっても脅威になっていると指摘。
核廃絶を訴えた数学者バートランド・ラッセルと物理学者アルバート・アインシュタインの「ラッセル・アインシュタイン宣言」に触れ「われわれは今こそ『私たちは人類として、人類に訴える。人間性を心に留め、その他のことを忘れよ。さすれば道は楽園へと開ける。さもなければ、あなたの前には死の危険が横たわっている』という20世紀の偉人の言葉に耳を傾ける必要がある」とした。
Posted by 大沼安史 at 09:44 午前 | Permalink
〔吉川勇一さん〕◆ <5月28日午前4時過ぎ、吉川勇一さんが心不全のためお亡くなりになりました。大切な人が旅立たれた>(大木晴子さんのツイッター告知)
〔★は大沼〕 ◎ 大木晴子さんのツイッター :
「私は、吉川さんと向き合って生きます!」
(写真は、大木さんのツイッターより 鮮明な写真は、以下をクリック!) ⇒ https://twitter.com/kuronekoroku/status/603787304390492160
◎ 朝日新聞デジタル 訃報 ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH5X5FJ3H5XUTIL02H.html
*
★ わたしも一度だけ、吉川さんからハガキを頂戴したことがある。
2011年、ふるさと仙台に帰って間もないころ、たしか、ジャームズ・キャロルさんの『戦争の家 ペンタゴン』(緑風出版)を訳出したあと、に。
わたしはそして、吉川さんがおやりになっていた「市民の意見30の会・東京」の会員になった。
*
★ わたしは(わたしもまた、いまは)「顕幽は一如である」と、すなおに思っている。
吉川勇一さんの霊は、わたしたちと、ともにある。
「幽霊になって、のこる」といった、あの加藤周一さんが、そうであるように。
わたしたちはいまや、ますます、ひとつになり、「戦争反対」を――「殺すな!」を、ひとつの声として、ひとつの思いとして言えるように……行動できるようなった!
吉川さんへの、さしあたっての慰霊とは、アベノ戦争法案を認めない一点で、わたしたちが心を合わせることである。
Posted by 大沼安史 at 09:35 午前 | Permalink
2015-05-28
〔地球暑熱化〕◆ インド 熱波続く 47度Cを記録 道路が溶けた! 1400人が死亡 ★ (安倍政権もまた……)もう戦争しているときではない!
Posted by 大沼安史 at 06:14 午後 | Permalink
〔米国の写真家、メアリー・エレン・マークさんが75歳で死去〕◆ ホームレス スラムの子、売春婦……「彼女の最も強い情熱は、闇の中から人間性をつかみ出すことだった」★ フクイチ被曝地にも入ってくれればよかったのに!
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ
⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/05/27/mary-ellen-mark-award-winning-photographer-who-captured-ragged-edges-society-dies-75
・ But her strongest passion was capturing humanity amid darkness. As her former colleague Elisabeth Biondi writes in The New Yorker, Mark "never stopped photographing the disadvantaged, and the empathy that she felt toward her subjects made her an exquisite portrait photographer." She documented prostitutes in former Bombay, women held in the security ward of the Oregon State Mental Institution, and destitute families in New York City.
One of Mark's most iconic series of photographs chronicled the lives of homeless youth in Seattle, Washington. That project led her and her husband, Martin Bell, to produce a full-length documentary on those same teens, struggling to survive and escape their desperate circumstances.
Posted by 大沼安史 at 06:02 午後 | Permalink
〔フクイチ核除染〕◆ ① 「原子核の低温解体による核種変更除染」が起こっている事が確かに実証されました」 ② 英マンチェスター大学のチーム、好極限性細菌(extremophile bacteria)が放射能に抵抗性――除染に役立つと発表! 可溶性核種を不溶性のものに転換 ★ 日本政府はこの国の存続のため、あらゆる可能性の芽を育てなければならない! 戦争をやってる場合ではない!
〔★は大沼〕① 佐野千遙博士 : 藤原氏、高嶋博士と共にスミルノフ学派佐野千遥博士が10月22日福島県庁にて記者・TV会見!
(2013年11月5日付け) ⇒ http://ameblo.jp/allahakbar231/entry-11670352646.html
・ 高嶋康豪博士の微生物複合発酵法を用いて、福島原発15キロ地点の立ち入り禁止区域の浪江町の元耕作地の土壌に含まれるセシウム134の放射能とセシウム137の放射能を、9月25日から10月14日の20日の間に、それぞれ11000ベクレル/kgを770ベクレル/kgに、26000ベクレル/kgを1800ベクレル/kgへ(分析機関:一般財団法人 東海技術センター)と除染した事等が実証された
・ 今回の20日間の実験はustreamで四六時中実況放送を全世界に流しながら行われたもので、データの手直しは有り得なかった。
*
② UPI : Extremophile bacteria could improve nuclear waste cleanups
(2015年5月26日付け) ⇒ http://www.upi.com/Science_News/2015/05/26/Extremophile-bacteria-could-improve-nuclear-waste-cleanups/4981432646906/
・ The microbes don't magically disappear the radioactive compounds, but by breaking down organic matter, the bacteria prevent radioactive elements from leaching into the environment.
・ The bacteria work by converting soluble forms of radionuclides, like uranium, into less hazardous and mobile insoluble forms.
・ New tests show that some of these extremophile microbes are actually buoyed by radiation -- not deterred. The research suggests the bacteria can actually thrive in radioactive environments.
Posted by 大沼安史 at 05:39 午後 | Permalink
〔原発再稼働、許すまじ〕◆ 地震学者の石橋克彦さんは27日、外国特派員協会で、こう警告した。/ 「大自然の神様は日本人に、その地震と原発の問題、その危険性について、段階的に警告を発しているように感じる。(地震の神様は)まだまだ手加減している。(フクイチより)もっとひどいものがあり得る」
★ 石橋克彦さんは、2003年〔5月28日〕の〔三陸南〕地震で、女川原発が設計用の基準地震動を超えるものを観測、そして2007年の新潟・中越沖地震で、柏崎・狩羽原発が事故を起こし、そして、そのあとついにフクイチが起きたことを振り返り、「大自然の神様は段階的に警告を発している」――こんごフクイチをさらに上回る原発事故がありうる――自然の神様の警告に、わたしたち日本人は耳を傾けなければならない、と語った。
そして、
「わたしはどっちかというと、地上にいてものを考えているというより、地面のなかで地震といっしょになって、下から見上げてものを考えていますので、地震の――自然の代弁をもっと日本の人たちに聞いてもらいたい、と思って続けているという面があります」
安倍首相にはどうやら、(いまのところ)地下の地震の神の警告は聴こえないらしい。
安倍首相よ、見えない敵は「海外」にではなく、足元にあることに、あなたは一刻も早く気づく必要がある。
戦争などしている暇はない。
*
〔★は大沼〕◎ 東京の日本外国特派員協会での川内原発再稼働問題での会見で。
◆ ユーチューブ (36分過ぎから) ⇒ https://www.youtube.com/watch?
feature=player_detailpage&v=3nV018TVMec#t=2300
◆ 会見の前半部分は ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=TkTorYkD3zI
Posted by 大沼安史 at 12:53 午後 | Permalink
2015-05-27
〔戦争法案 自衛隊員のリスク〕◆ 安倍首相は言い放った。「「国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、自衛隊員に負ってもらうものだ」 ★ 戦争とは、行かない人がさせたがるものだ! 安倍政権、許すまじ!
〔★は大沼〕◎ ロイター(日本語): 首相、自衛隊員のリスクを明言
⇒ http://jp.reuters.com/article/kyodoPoliticsNews/idJP2015052601001740
★ NHKが国会中継をせず、国民に「アベノ目隠し」をかけた26日、衆院本会議での、発言である!
この発言を知って、わたしは、さきほど紹介した森村誠一さんの『祈りの証明』に出てくる、陸上自衛隊第22普通科連隊(宮城県多賀城駐屯地)の、3・11捜索活動のことを思い出した。(219~220頁)
*
津波犠牲者の捜索を続けていた連隊の隊員たちは、「非日常の凄惨な体験」を連日、積み重ねていた。
隊長は「部下のストレス」をすこしでも軽減するため、「秘策」を考え出した。
隊の現地キャンプは学校の校庭。
一日の活動が終わったあと、集まった隊員たちに、こう号令をかけた。
「全員、泣き方、用意」
「始め」
「泣き方やめ、休め」
*
「号泣作戦」と名づけたそうだ。
*
3・11の際、獅子奮迅の活躍をしてくれた自衛隊員を、アベノ戦場に送ってはならない!
Posted by 大沼安史 at 09:18 午前 | Permalink
〔東京新聞〕◆ (安倍首相のいう)「歴史が証明」根拠なし 安倍首相、(祖父の岸信介・元首相・元A級戦犯同様)戦争巻き込まれ論否定 / ◆ 元内閣法制局長官・阪田雅裕弁護士は言った。「集団的自衛権は自分が攻撃国になることを意味する」
(24日朝刊) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015052402000141.html
・ 他国を武力で守る集団的自衛権の行使と地球規模で米軍などを支援する安全保障関連法案をめぐり、安倍晋三首相は「(日本が)戦争に巻き込まれることは絶対にあり得ない」と断言する。その理由の一つとして1960年の日米安全保障条約改定時の戦争巻き込まれ論を挙げ、「間違っていたことは歴史が証明している」と繰り返す。だが、当時の自衛隊活動は日本が攻撃された場合のみ反撃することに限定されており、米軍支援も認めていなかった。前提が大きく違っていて、首相発言に根拠はない。
・ 元内閣法制局長官・阪田雅裕弁護士の話 日米安保改定時は米軍が日本に駐留することで、日本が攻撃を受けるリスクが高まるという懸念だった。今回は積極的に自衛隊が海外に出ていって、米軍を支援しようという話。集団的自衛権は自分が攻撃国になることを意味する。日本が報復を受けるリスクがあり、同じような次元の話ではない。巻き込まれ論というが受け身のリスクではなく、自らより踏み込んでリスクを背負いにいこうということだから、リスクは当然高まる。
Posted by 大沼安史 at 08:34 午前 | Permalink
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〔宗教者9条の和 緊急声明〕◆ 私たち宗教者の先人は、先の侵略戦争について、「勃発する以前に、身命を賭しても、平和護持の運動を起こし、宗教の本領発揮に務むべきであった」と懺悔(ざんげ)し、憲法9条を「人類史上類いなき崇高なる理想」とした上で、「平和国家の建設に挺身(ていしい)せん」と誓いました。今回の一連の戦争法制は、こうした先人の誓いを踏みにじるものであり、許すことはできません。
〔★は大沼〕 クリスチャントゥデイ ⇒ http://www.christiantoday.co.jp/articles/15857/20150417/interfaith-circle-for-article-9-statement.htm
★ 「宗教者九条の和」はキリスト教徒や仏教徒などによる平和運動団体。
声明の呼び掛け人代表は、宮城泰年(聖護院門跡門主)、勝谷太治(日本カトリック正義と平和協議会会長)、小橋孝一(日本キリスト教協議会議長)の3氏。
Posted by 大沼安史 at 08:16 午前 | Permalink
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〔真宗大谷派・東本願寺〕◆ 安全保障関連法案に対する宗派声明発表 / 「私たちの教団は、先の大戦において国家体制に追従し、戦争に積極的に協力して、多くの人々を死地に送り出した歴史をもっています。その過ちを深く慙愧する教団として、このたび国会に提出された「安全保障関連法案」に対し、強く反対の意を表明いたします」
〔★は大沼〕(21日付け) ⇒ http://www.higashihonganji.or.jp/news/declaration/10924/
*
★ 創価学会の心ある会員のみなさんも、苦しんでいるのではないか?
安部政権に一体化した、その信じがたき行為に不審を募らせているのではないか?
*
日本国憲法の立憲の精神を遵守する政府を願う
「正義と悪の対立を超えて」
私たちの教団は、先の大戦において国家体制に追従し、戦争に積極的に協力して、多くの人々を死地に送り出した歴史をもっています。その過ちを深く慙愧する教団として、このたび国会に提出された「安全保障関連法案」に対し、強く反対の意を表明いたします。そして、この日本と世界の行く末を深く案じ、憂慮されている人々の共感を結集して、あらためて「真の平和」の実現を、日本はもとより世界の人々に呼びかけたいと思います。
私たちは、過去の幾多の戦争で言語に絶する悲惨な体験をいたしました。それは何も日本に限るものではなく、世界中の人々に共通する悲惨な体験であります。そして誰もが、戦争の悲惨さと愚かさを学んでいるはずであります。けれども戦後70年間、この世界から国々の対立や戦火は消えることはありません。
このような対立を生む根源は、すべて国家間の相互理解の欠如と、相手国への非難を正当化して正義を立てる、人間という存在の自我の問題であります。自らを正義とし、他を悪とする。これによって自らを苦しめ、他を苦しめ、互いに苦しめ合っているのが人間の悲しき有様ではないでしょうか。仏の真実の智慧に照らされるとき、そこに顕(あき)らかにされる私ども人間の愚かな姿は、まことに慙愧に堪えないと言うほかありません。
今般、このような愚かな戦争行為を再び可能とする憲法解釈や新しい立法が、「積極的平和主義」の言辞の下に、何ら躊躇もなく進められようとしています。
そこで私は、いま、あらためて全ての方々に問いたいと思います。
「私たちはこの事態を黙視していてよいのでしょうか」、
「過去幾多の戦火で犠牲になられた幾千万の人々の深い悲しみと非戦平和の願いを踏みにじる愚行を繰り返してもよいのでしょうか」と。
私は、仏の智慧に聞く真宗仏教者として、その人々の深い悲しみと大いなる願いの中から生み出された日本国憲法の立憲の精神を蹂躙する行為を、絶対に認めるわけにはまいりません。これまで平和憲法の精神を貫いてきた日本の代表者には、国、人種、民族、文化、宗教などの差異を超えて、人と人が水平に出あい、互いに尊重しあえる「真の平和」を、武力に頼るのではなく、積極的な対話によって実現することを世界の人々に強く提唱されるよう、求めます。
2015年5月21日
真宗大谷派(東本願寺)宗務総長 里 雄 康 意
*
★ 創価学会の創始者、牧口恒三郎氏は、戦時中、治安維持法違反で検挙され、獄死を遂げた人だ。いまの状況をどうお考えになっているだろう?
Posted by 大沼安史 at 08:05 午前 | Permalink
〔フクイチを主舞台とした推理小説、森村誠一さんの『祈りの証明 3・11の奇跡』より〕 ◆ 「……電力会社は労働力をコンスタントに確保し、下請けや孫請けは電力会社と教団から手厚い庇護を受け、教団は電力会社の私兵となって教勢を拡大するという三者三様の利益がある」(203頁)
★ 森村誠一さんは この小説 のなかで、警察権力のエリートたちが、現場の警察官から「ベタキン」と呼ばれていること、捜査の現場に圧力をかけてくる上層部を、現場の捜査員は「圧力釜」と呼んでいること――を記している。
原発も、原爆湯沸かし器、「圧力釜」である。
原発(電力)と権力。
「圧力釜」――なるほど……。
*
★ 小説には、「水戸巌」さんも出てくる!
森村さんの取材力、真実を透過する目に脱帽!
*
★ わたしたちは、そろって「合笑」(205頁)するその日まで、「同行一億」(これは小説中の「同行二人」あるいは「同行三人」という表現にもとづく、大沼の勝手な造語です)で、脱原発の歩みを続けなかればならない。
Posted by 大沼安史 at 07:46 午前 | Permalink
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〔泉田知事は憤った〕◆ 「汚染水の問題にしても、現場は早い段階から対策を練っていたのに、東電の経営陣が安全よりカネの問題を優先して、むしろ現場のプランを止めてきた。銀行から借り入れができないと、おカネの問題を言い訳にして、やるべきことをさぼってきたのが経営の現実です。借金や廃炉、汚染水への対処に加え賠償問題で社長の頭の中の9割がいっぱいになっている状況で、原発の安全な運営などできるはずがありません」
◎ 現代ビジネス ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38192
・ 金融機関に巨額の〝東電マネー〟が次々と流れ込む様が一目で見て取れる。
「(最上段の)約4兆5000億円融資の大半を占めるのが、メインバンクである三井住友銀行を筆頭に、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行のメガバンクや三井住友信託銀行などの主力銀行です。それぞれ1000億円単位のカネを融資し、潤沢な利息を受け取っています」(大手証券会社幹部)
ほとんど知られていないが、原賠機構や政府を通じて東電にカネが流れる「別ルート」を通じても、金融機関は相当な額を受け取っている。
「たとえば'12年7月に原賠機構が東電に1兆円出資した際のカネは、金融機関による融資で賄われています。この融資は1年や半年と短期のため、借り換えるたびに金融機関の懐にカネがジャブジャブと転がりこむことになる仕組みです」(同前)
どの銀行に融資してもらうかは入札で決定されるため、その入札にかかわる業務が、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行に委託され、億単位の額を3メガバンクは得ている。入札の度に業務委託するので、ここでもその都度カネが金融機関に入ることになっているのだ。
Posted by 大沼安史 at 07:14 午前 | Permalink
〔スペイン地方選 民衆政党が勝利〕◆ 急進左派政党「ポデモス」がバルセロナで第1党を獲得! / 41歳の女性市長が誕生! アダ・クラウさん! 2年前、銀行を占拠して抗議 公約は乱脈融資の「銀行に罰金!」 ★ バロセロナ賛歌! 日本も、いずれこうなる!
↓ ↓
★ 下着姿で連行される写真は、2013年、借金のカタに家を追い出されようとしている人を支援し、銀行に座り込んで抗議したときのものだ。
そして、いま、満面の笑み。
バロセロナはスペイン市民戦争で民衆が決起したところ。
フリースクールの発祥の地(のひとつ)でもある。
*
クラウさんが所属する「ポデモス」は、民衆につけ回しをする緊縮政策に反対している。
*
〔★は大沼〕◎ 毎日新聞 : スペイン : 急進左派が躍進…統一地方選、緊縮財政に反対
(26日付け) ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150526k0000e030180000c.html
◎ 東京新聞 : 反緊縮派が躍進 2大政党制岐路に
(25日付け夕刊) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015052502000227.html
◎ 英紙インディペンデント : http://i100.independent.co.uk/article/this-woman-is-going-to-be-the-mayor-of-barcelona--lykAhXaqWb
◎ アダ・クラウさん ウィキ(英語)⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Ada_Colau
Posted by 大沼安史 at 06:24 午前 | Permalink
2015-05-26
〔森村誠一さん〕◆ 「いまの政権は、大量殺人を犯そうとしている」/ 作家の森村誠一(東京都 82歳)は、新聞の「声」欄に、こんな投書をしていた。/ 安倍政権の暴走は加速の一途をたどっている。憲法9条を無視して、自衛隊を事実上の「日本軍」にしようとしている。いつでも、地球上のどこにでも戦場の時空を拡大して「戦争自由国家」に改造したいようだ。
Posted by 大沼安史 at 10:18 午前 | Permalink
〔内田樹さん〕◆ 「ここまで知的に不誠実な政治家が国を支配していることに恐怖を感じない国民の鈍感さに私は恐怖を感じます」/ 〈海外派兵が一般に許されないという従来からの原則も変わりません〉――これはまったく無意味な言明です。というのは、特段の理由もなく海外派兵した国など歴史上一つもないからです。すべての海外派兵は「自国の存亡にとって死活的に重要である」という大義名分から行われてきました。
◎ 神奈川新聞への寄稿(ロング・ヴァージョン)
⇒ http://blogos.com/article/112512/
・ 安倍首相の声明は、聞く人、読む人を欺くための作文です。これほど不誠実な政治的文書が公的なものとして通用するということは、それ自体が日本国民と日本の政治文化にとって屈辱的なことだと思います。
*
・ 安倍首相の言葉は詭弁の典型です。キーワードのすべてが読者の誤読を当てにして選択されている。例えば「日本近海」という言葉がそうです。
*
・ 〈米国の戦争に巻き込まれることは、絶対にあり得ません〉その直前に首相は「米軍が攻撃を受けても、私たちは何もできない。本当にこれで良いのでしょうか」と言っています。では、米軍が攻撃を受けたときに、日本は何をする気なのか。まさか「祈る」とか「後方から声援を送る」とか言うことではないでしょう。「ともに戦う」以外のどういう行動がありうるのか。「戦争をすること」以外のなにをする気なのでしょう。たしかにそれなら日本がみずから進んで主体的に「戦争に参加する」ことになります。だから、これを「戦争に巻き込まれた」とは言えない、と。首相はそう強弁したいのでしょうか。
Posted by 大沼安史 at 09:07 午前 | Permalink
〔川内原発のある鹿児島の有力紙、南日本新聞が社説で報道〕 ◆ 〔IAEA報告書〕 認識の甘さ 痛烈に批判 / 「大津波の危険性を認識しながら対策を取らず、IAEAが勧告した過酷事故への備えも、実施しなかった」「フクシマの検証と反省が不十分なまま『原発回帰』を推進していいのか」★ IAEAは「アベノ再稼働」に、事実上の「NO!」を突き付けた!
★ IAEAは、フクシマでの自らの過失に蓋して、地震などのリスクに目をつぶり、ひたすら「再稼働」へ突き進む、安部政権に対して、危機感を募らせている!
フクシマの二の舞、三の舞は、火山・地震列島の日本で起きかねないと、(実は)内心、おびえているのではないか!
すなわち、アベノハルマゲドンによる、世界の死の灰破局に!
〔★は大沼〕 ◎(26日付け)⇒ http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201505&storyid=66672
*
・ 原発の安全神話にあぐらをかき、想定される事態への対策を怠ったことが、東京電力福島第1原発事故につながった-。
国際原子力機関(IAEA)が事故を総括した最終報告書を要約すると、こういうことだ。
大津波の危険性を認識しながら対策を取らず、IAEAが勧告した過酷事故への備えも、実施しなかった。
報告書は、日本政府や東電の認識の甘さを痛烈に批判している。
*
・ 福島原発事故の収束は見えないのに、安倍政権は原発をベースロード電源と位置づけ、九州電力川内原発をはじめ、再稼働への動きを着々と進めている。
フクシマの検証と反省が不十分なまま「原発回帰」を推進していいのか。政府は報告書の指摘を重く受け止めるべきだ。……
Posted by 大沼安史 at 08:46 午前 | Permalink
〔東京新聞〕◆ 「想定外」を一蹴 IAEA報告書 「国際慣行に従わず」批判 / ウィーン発共同電(解説続報)を掲載 / 「勧告した安全評価を十分実施しなかった」 / ★ この大ニュースを報じたのは、東京新聞のほか、中国新聞など、ごく一部! 日本のマスコミの、この気味の悪い、ほぼ総崩れの、沈黙!
★ グーグールのニュース検索(IAEA、福島、原発)の結果、日本政府・東電を批判した(あるいはその責任を追及した)「ウィーン発共同電の解説続報、あるいは第一報本記)」を報じたのは、東京新聞のほか、
◎ 中国新聞 : 福島原発事故、大津波の危険対策怠る IAEA報告書 (第一報記事)
⇒ http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?
comment_id=157479&comment_sub_id=0&category_id=256
◎ 中日新聞 :「東電・政府が津波対策怠る」 IAEAが福島事故を総括 (同)
⇒ http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015052502000071.html
*
また、共同電をもとに「社説」で報じたのは、南日本新聞 : [IAEA報告書]認識の甘さ 痛烈に批判
⇒ http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201505&storyid=66672
★ 日本のその他、有力マスコミの、この気味の悪い沈黙な何なのだ!
政府筋からの圧力に屈した?
*
〔★は大沼〕◎(24日付け) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052502000146.html
( ◎ ウィーン特電第一報(本記)は ⇒ 上記、中日・中国新聞報道 )
*
◆ 東京新聞掲載記事 ・
【ウィーン=共同】 「勧告した安全評価を十分実施しなかった」「国際的な慣行に従わなかった」。国際原子力機関(IAEA)がまとめた東京電力福島第一原発事故の最終報告書は、東電や規制当局の認識の甘さを痛烈に批判している。
・ IAEAは日本が何十年にもわたり原発の安全性を過信し、発生の確率が低い災害などに十分備えてこなかったと一蹴した。
IAEAは福島の事故前から、加盟国に対し原発の安全性を評価する際、機器の故障などが大事故に至るすべての可能性を把握する確率論的安全評価(PSA)の適用を勧告。
二〇〇七年の専門家による訪日調査では「日本には設計基準を超える事故について検討する法的規制がない」と指摘し、過酷事故に十分備えるよう求めていた。
しかしIAEAの勧告や助言を受けた抜本的な対策は取られず、報告書によると、第一原発ではPSAを十分適用せず、非常用ディーゼル発電機などの浸水対策が不足。
十年ごとの定期安全レビューでも地震・津波予測の再評価が義務付けられておらず、過酷事故への対応や安全文化の見直しも含めて「国際的な慣行」に十分従っていなかった。
Posted by 大沼安史 at 08:38 午前 | Permalink
2015-05-25
〔フクイチ核惨事〕◆ 重要! 「東電と日本の規制当局は、大地震の危険を知りながら、事故防止に失敗した」――IAEAが報告書で批判 / ★ 共同通信ウィーン支局の衝撃のスクープ電(英文)、世界拡散開始! 邦文記事の日本国内拡散! 東電・日本政府責任者たちの刑事・行政・民事責任が、権威ある国連機関(日本政府加盟)によって認定された! 司法当局はただちに強制捜査を始めなければならない!
★ このウィーン発特電(共同電)を、NHKをはじめ、記事の配信を受けているマスコミ各社は、責任をもって報じなけれならない!
NHKは7時、9時の全国ニュースで、新聞は1面トップで、報じなければならない!
★ さすがのIAEAとしても、いくら事務局長(天野氏)が日本の外務省出身者とはいえ、日本政府・東電の、あまりの安全性軽視を、これ以上、擁護(隠蔽)できない、との結論に至ったのだろう。
フクイチは安倍首相の言うように「アンダーコントロール」していないし、放射能汚染水の対策など、実態としては「アウト・オブ・コントロール」状態にある。
下記の本ブログ既報も参考していただきたいのだが、IAEA内では「3・11」前の時点ですでに、ウィキリークスが暴露した米国務省機密電でもあきらかなように、米国が日本人事務局次長(安全担当、経産省出身)の統率ぶりに懸念を示すなど、日本の原発安全対策の取り組みぶりに批判がくすぶっていた。
フクイチ核惨事を引き起こした責任者たちへの法の裁きは、国際社会の手前、いまや、<MUST>である!
*
◎ 関連・参考 / 2011年12月14日付け本ブログ : ブルームバーグ 谷口富裕 IAEA前事務局次長(安全担当)にも注目
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/12/post-c8f4.html
*
〔★は大沼〕【邦文記事】◎ 共同通信(ニフティーニュース): 福島事故、大津波の危険対策怠る
(25日付け)⇒ http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2015052401001665/1.htm
・ 東電や日本政府の規制当局は大津波が第1原発を襲う危険を認識していたにもかかわらず実効的な対策を怠り、IAEAの勧告に基づいた安全評価も不十分だったと厳しく批判した。
*
【英文記事】
◎ 豪テレビ・SBS : Fukushima nuclear plant wasn't protected
(25日付け) ⇒ http://www.sbs.com.au/news/article/2015/05/25/fukushima-nuclear-plant-wasnt-protected
・ Japan failed to take necessary precautions to protect the Fukushima Daiichi nuclear power plant against the known risk of an earthquake and tsunami, according to a draft report by the International Atomic Energy Agency.
The plant "had some weaknesses which were not fully evaluated by a probabilistic safety assessment, as recommended by the IAEA safety standards", the agency's draft report said, cited by Kyodo News agency on Monday.
◎ ジャパン・タイムズ(共同電) : IAEA report on Fukushima debacle slams lack of tsunami preparedness despite awareness of threat
(25日付け)⇒ http://www.japantimes.co.jp/news/2015/05/25/national/iaea-report-fukushima-debacle-slams-lack-tsunami-preparedness-despite-awareness-threat/#.VWLL6bmJgqQ
・ The International Atomic Energy Agency criticized Tokyo Electric Power Co. and Japanese regulatory authorities for their failure to prevent the 2011 Fukushima No. 1 nuclear plant disaster despite knowing the risk of large tsunami hitting the facility, according to a copy of an IAEA report obtained Sunday by Kyodo News.
・ The IAEA said a new approach applied between 2007 and 2009 postulated a magnitude-8.3 quake off the coast of Fukushima that could lead to tsunami of around 15 meters hitting the No. 1 plant and inundating the main buildings.
Despite the analysis, Tokyo Electric Power Co., the now-defunct Nuclear and Industrial Safety Agency, which oversaw Japan’s nuclear industry at that time, and other organizations did not take steps to counter such large tsunami, deciding “further studies and investigations were needed.”
“TEPCO did not take interim compensatory measures in response to these increased estimates of tsunami height, nor did NISA require TEPCO to act promptly on these results,” the report said.
“Prior to the accident, there was not sufficient consideration of low probability, high consequence external events which remained undetected. This was in part because of the basic assumption in Japan, reinforced over many decades, that the robustness of the technical design of the nuclear plants would provide sufficient protection against postulated risks,” it said.
As a result, Tepco did not implement sufficient safety assessment as recommended by the IAEA and lacked protection for the emergency diesel generators, battery rooms and switchgear against tsunami-caused flooding, the paper added.
*
◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』
◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html
◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html
Posted by 大沼安史 at 04:48 午後 | Permalink
〔安部首相に贈る言葉〕★ ダライラマは言った。「愚か者たちは常に自分たちのことばかり考えている。結果は常にネガティブ。賢い者は、人々を最大限助けようとして他の人たちを思う。幸せが結果する」 / 「過度の自己中心主義は結局、人びとを操るところまで行き着く」
★ 安倍首相は、立ち止まって、自分を突き動かすものが何処から生まれ来るものなのか、反省すべきである。
もしかしたら――子どもの頃、A級戦犯の孫だといって、いじめられことが、あるいはトラウマになっているかも知れない……。
安倍晋三氏よ、あなたはその「信念」においては、その限りにおいては、父をしのぎ、あるいは祖父さえもしのぐ、未踏のことを成し遂げた。
しかし、この美しい国が、デモクラシーの国であることを忘れてはいけない。
潔く退陣し、ダライラマ師に学び直し、再起を期したらいい。
次は古賀茂明さんのような人を側近にすえ、平和な日本の宰相として再出発したらいい、
まだ若いし、あなたが――あなた自身が変わることは、この国の未来がポジティブなものに変わることである。
*
〔★は大沼〕 ◆ 「我々が提出する法案についての説明は全く正しい。私は総理なのだから」 (20日の党首討論での国会答弁。1月に就任した民主党の岡田代表との初対決)
◎ 日刊ゲンダイ ⇒ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160022/1
・ 生中継で首相の答弁を聞いた茶の間も、開いた口がふさがらなかったのではないか。昨年6月以来、実に11カ月ぶりに国会で開かれた、20日の党首討論。1月に就任した民主党の岡田代表との初対決だったが、まともな議論にはならなかった。安倍首相が日本が戦争に巻き込まれるリスクについて真正面から答えようとせず、子供じみた論法を振り回したからである。
*
◆ ポツダム宣言を「読んでいない。論評を差し控えたい」 (20日の党首討論で、共産党の志位委員長に対し)
◎ しんぶん赤旗 ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-05-22/2015052202_02_1.html
・ これに関連して志位委員長は21日の記者会見で、安倍首相が自民党幹事長代理だった2005年当時、『Voice』7月号の誌上対談で「ポツダム宣言というのは、アメリカが原子爆弾を二発も落として日本に大変な惨状を与えたあと、『どうだ』とばかり叩(たた)きつけたものです」とのべていたことを示し、「政治家として根本的な資質が疑われます」と語りました。
・ 「ポツダム宣言」が発せられたのは1945年7月26日、日本が受諾通知したのは8月14日、公式調印したのは9月2日です。他方で原爆投下は8月6日と9日だからです。
志位氏はこの時系列を端的に示し、「二つ原爆が落ちたあとに叩きつけたものではありません。一連の発言をみると本当に(ポツダム宣言を)読んでなかったことがうかがわれます」とのべました。
*
★ ダライラマ氏の発言は、その How to be compassionate より。
ちょうど読み進んでいた部分(第一章より)を紹介する。
Posted by 大沼安史 at 02:15 午後 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ <米軍辺野古基地の建設に反対する市民が、きょう、国会議事堂を人間の鎖で包囲(主催:5・24 国会包囲ヒューマンチェーン実行委員会)> 【辺野古反対】 稲嶺・名護市長は言った、「見えない、聞こえない遠い所だとして沖縄を忘れないで」
★ 関連 沖縄紙は報道した!
◆ 比嘉京子県議会議員(沖縄社会大衆党)も声を振り絞った―
「『(現有の基地が)老朽化したから、手狭になったから新基地を作らせろ』は認められない。この思いを オール沖縄からオールジャパン に広げて行きたい」。
★ いま、わたしたちは 「オール・アンチ・安倍」 で一体化しつつある!
*
〔★は大沼〕◎(24日付け) ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/05/00011253
Posted by 大沼安史 at 01:35 午後 | Permalink
〔イエメン戦争〕◆ 20日に首都サヌアで、中性子爆弾が爆発?! サウジ機を装ったイスラエル軍機が投下、との見方も ★ 湾岸戦争で米軍が使用した「気化爆弾」ではないだろうか? そのとき目撃した西側兵士らも「核爆弾ではないか」と疑っていた。
〔★は大沼〕◎ VT(撮影動画つき): Saudis Have Israel Nuke Yemen for Them ―― Neutron bomb dropped by IAF plane with Saudi markings...
(21日付け)⇒ http://www.veteranstoday.com/2015/05/21/358343/
★ イスラエル軍機がもし、サヌアというサウジ(スンニ派)とイラン(シーア派)の戦闘の場面で、シーア派の「フーシ」に対して、サウジ機を装い、中性子爆弾を使ったとしたら、
そこには
① サウジなどアラブ諸国への威嚇
② イランに対する威嚇
③ 保有核の実験・検証
――の狙いがこめられていよう。
専門家による映像分析が求められてる。
Posted by 大沼安史 at 11:09 午前 | Permalink
〔鳥取県に、ついにスタバ!〕◆ フィーバーに水を差すつもりはないが、ニール・ヤングが「スタバ」に抗議する新曲を出したことを――わたしたちは知らねばならない。/ 曲名は「ロック・スターバックス(Rock Starbucks)」――スタバを揺らせ! / 「スターバックスのコーヒーにGMO(遺伝子組み換え作物)が使われているかという疑問への明確な回答はなかった」
〔★は大沼〕 ◎ Webdice : ニール・ヤング新曲「スタバとモンサントいらない」 / 演奏動画(デモクラシーNOW)つき
⇒ http://www.webdice.jp/topics/detail/4711/
・ アメリカでは2014年、州レベルでは初となる遺伝子組み換え作物(GMO)を含んだ食品の表示を義務づける法律が成立したバーモント州に対し、米モンサント社や米スターバックス社などの企業が加盟する全米食品製造者協会が、表示義務の差止め訴訟を起こし、ニール・ヤングはこれに反対する声明を公式サイトで発表。
5月にも再度メッセージを発表し「今後も私はスターバックスのラテを飲まない。私は自分たちが食べているものに何が使われているのかを知る権利のために闘っている人たちの意志を破ろうとする企業に協力するつもりはない」「スターバックスとのやりとりのなかで、スターバックスのコーヒーにGMOが使われているかという疑問への明確な回答はなかった」と書いている。
*
◎ 参考 NHK「全国の都道府県で最後に鳥取で「スタバ」開店
⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150523/k10010089301000.html
Posted by 大沼安史 at 10:08 午前 | Permalink
〔夕陽村舎日記〕◆ 「とみはら茶」、そして「日の丸」山から鷺たちが飛んで来たこと
岡山県下有数の茶の産地、真庭市富原の栽培農家のみなさんが「とみはら茶」のブランドを立ち上げた。(新聞記事は ⇒ こちら)
山里である富原は、日中の寒暖の差が激しい分、お茶に害虫がつきにくく(天敵が増えるらしい)、農薬なしでも元気に育つそう。甘味もあるという。
無農薬茶、「とみはら茶」。
ペットボトルのデザインもすてきだ!
詳しいこと、連絡先は ⇒ こちら
*
わたしがお借りしている旧家の畑にも、実はお茶の木が、1本だけ生えている。
蒸して揉んで乾燥させれば、(たぶん)自家製のお茶になる。
「日の丸」(山)が見える畑だから、「丸茶」とでも名づけようか?
*
「日の丸」(山)は、地元の古老も名前の由来を知らない、小ぶりの(おもしろい)三角山だ。
きのうの夕方、両手にバケツをさげて畑に出たら、「日の丸」の方向から、鷺たちが飛んで来た。
なんと、5羽。
それも、きれいにまとまった、立体的な編隊飛行!
左側の上下をアオサギが、それと対になったかたちで右側の上下にシラサギが、そしてその4羽の上を、大きなアオサギが1羽、編隊を組んで飛んで来た!
そんなの見たの、初めてなので、驚いた。
*
頭上を飛んで、東の空に消える5羽のサギたちに、「ありがとう」と言って手を合わせた。
*
きのうは、素戔嗚さまをまつる、旧家の「5年祭」。みなさん、岡山から、神式のお墓参りにいらっしゃった。
*
つまり、わたしは素戔嗚さまをまつった神棚のある旧家をお借りして暮らしているわけである。
で、素戔嗚さまのことだが、
わたしは(わたしもまた)――素戔嗚さまとは艮の方角にお隠れになったお方ではないか、と思っている。
その素戔嗚さまが、いまの日本のありようを見かねて、いままさに、お出ましになったところではないか、とも思っている。
*
畑のたった1本のお茶の木の上を、鷺たちが「日の丸」(山)から、こぞって飛んで来てくれたことを、そして真庭の山里に「とみはら茶」が生まれたことを――その見事な編隊飛行を忘れないうちに、「とみはら茶」がブランド茶に育ってゆくことを期待して、記しておく。
Posted by 大沼安史 at 09:49 午前 | Permalink
2015-05-24
〔フクイチ核地獄〕◆ 「漏洩コンテナで水素爆発の恐れ(Risk of hydrogen explosion from leaking containers at Fukushima plant)」/ 英文朝日が世界拡散警告報道! / ★ 同じ内容の邦文記事の見出し――「廃液容器の1割に漏れ 福島第一、汚染水処理後に保管」との何たる違い!
★ 記事の内容から見ても、英文記事の見出し(ヘッドライン)が順当である。
朝日新聞(邦文)の見出しには「水素爆発」のスの字もない。
編集局幹が、毒にも薬にもならない、わけのわからない見出しをつけるよう、整理記者に指示したのだ
◎ 英文朝日 (23日付け)⇒ http://ajw.asahi.com/article/0311disaster/fukushima/AJ201505230059
◎ 同じ記者による邦文記事 : ◎ 朝日新聞デジタル : 廃液容器の1割に漏れ 福島第一、汚染水処理後に保管
(23日付け)⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11769097.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11769097
◎ 関連・参考 : 〔★フクイチ放射能・アルプス廃液タンク・時限爆弾化?〕★ ALPSによる汚染水処理廃液貯蔵ポリ容器(タンク=直径1.5m、高さ1.8メール) 1300個の1割に欠陥 水素漏れだし、容器を格納コンクリ箱ごと静電気による着火で爆発の恐れ! / ポリ容器内では「水素ガスなど」が発生するため、蓋にあけた小さな穴で逃がす仕組みであることも判明!――常時、大気中へ放出処分か? 風下被曝の恐れ!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/post-f28f.html
Posted by 大沼安史 at 03:26 午後 | Permalink
〔フクイチ核地獄〕◆ ふくいちライブカメラ 水平に走る謎の稲妻 21日未明 ★ 核の活火山化したフクイチ! 火山雷?!
〔★は大沼〕◎ 阿修羅 ⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/859.html
・ 火山雷は、火山が噴き上げる水蒸気、火山灰、火山岩などの摩擦電気により生じるそうです。
沈降中の溶融燃料が地下水に接触し、ものすごい勢いで水蒸気を噴き上げていることで、電位差が生じ、放電が起きているのかも知れません。
・ 心配なのは廃液の保管容器に水素が充満していて一触即発の状態であることです。
・ 1Fでは何が起きても不思議はありません。いつでも避難できるよう準備をしておいたほうがいいでしょう。
Posted by 大沼安史 at 09:51 午前 | Permalink
〔ニューヨーク・タイムズが古賀茂明さんの論説を掲げる!〕◆ 「日本の報道の自由に対する脅威とは(The Threat to Press Freedom in Japan)」 / 「安倍政権になってからはとくに攻撃的(aggressive)だ」 「報道業界の大部分はすぐに、政権のご機嫌とりに動く(quickly internalizing its preferences)」 ★ 日本の報道界の惨状が国際社会に知れ渡った!
★ 古賀さんは自分自身の個々の体験を具体的に(世界のNYT読者に向かって)明らかにしたあと、こういう本質を衝いた指摘をしている。
「メディアの大手企業には経営と編集局の分離が事実上、何もない」
「ジャーナリストの多くは、ボスたちが政府に服従しているのを知っており、自分自身も社内の出世に躍起だから、政府を批判することに躊躇している」
*
★ 古賀さんの指摘は正しい。
日本のジャーナリスト諸君、権力の媚び、上司におもねり、自己保身に走っても、(このままでは)この国に「先」はない!
もはや、闘うしかない!
飛ばされても、弾かれてもいいから、闘おうではないか!
*
〔★は大沼〕◎ NYT : The Opinion Pages
(20日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/05/21/opinion/the-threat-to-press-freedom-in-japan.html?_r=1
・ And so it is that the Japanese government tampers with the media’s independence. This is happening partly because of longstanding structural characteristics that govern the relationship between the media and the state in Japan. But the Abe government has been especially aggressive in using those to its advantage, and major segments of the industry are quickly internalizing its preferences.
・ What’s more, there is virtually no separation of management and the newsroom at major media companies.
・ Many journalists, recognizing that their bosses are obedient to the government and themselves eager to protect their own careers, hesitate to be critical of the government.
*
◎ 関連 : 〔田中龍作ジャーナル〕:報道の自由の友賞に古賀茂明さん
⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/05/00011244
Posted by 大沼安史 at 09:37 午前 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 後藤健二さんに「殉職した英雄賞」 日本外国特派員協会(FCCJ)がその健闘をたたえる ! / 母親の順子さんはコメントを寄せた。「このような名誉ある賞を受賞できた健二はさぞかし天国で喜んでいると思います・・・(中略)息子は日本政府の不作為によって無念の死を遂げたと言わざるを得ません。政府の猛省を求めます」。
Posted by 大沼安史 at 09:12 午前 | Permalink
〔アベコベ〕◆ 「戦争は平和」――「安倍政権の語法は、〔ジョージ・オーウェルのいう〕まさにニュースピーク(長谷部教授) / 「『平和安全法制』と銘打っていますが……「新語法(ニュースピーク)」ですね(杉田教授)。/ 「どれもこれもアベコベです」(長谷部教授)★ アベコベ……アベノペテン!
*
長谷部 安倍政権の語法はまさにニュースピークです。「平和への積極的貢献」とは、地球上のどこへでも行って米軍の軍事作戦を支援すること。それなのに、日本が米国の戦争に巻き込まれることは「絶対にありえない」。自衛隊の活動範囲を拡大しても、隊員のリスクは高まらない。自分への批判は「レッテル貼り」だが、自らが行う批判は「言論の自由」。国会に法案を提出してもいないのに、米議会で「成立させる」と約束し、同時に民主主義のすばらしさを熱く語る。どれもこれもアベコベです。
杉田 そう言えば、「無知は力である」も独裁者のスローガンの一つでした。安倍晋三首相は党首討論で、ポツダム宣言を「読んでいない」とし、先の戦争の評価についての質問に答えなかった。「戦後レジーム」からの脱却というなら、大前提の知識ですが。
長谷部 読んでもいないものから脱却しようとは、マジシャンそこのけです。そしてアベコベの集大成とも言えるのが、今回の安保法制です。……
Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | Permalink
2015-05-23
〔アベノ戦争法案〕◆ 山崎拓・元自民党幹事長 : 「自衛隊はその能力があるのか。財政難の日本は膨大な軍事予算を出せるのか」 ◆ 古賀元自民党幹事長 : 「こういう心配があるし、こういうおそれがある、しかし、これは必要だからやるべきというならわかるけど、(安倍首相は)リスクは一つもおっしゃらない」 ★ 自民の重鎮がそろって「アベノ暴走・亡国の危機」に警鐘を鳴らした!
★ なお、本ブログは本日付で、安部晋三氏に首相退陣を要求します!
あなたは首相の器ではない。
あなたは間違っている。
即時退陣を要求します!
*
新聞各紙も、本「個人新聞」の即時退陣要求に加わっていただきたい!
安部政権は判断能力を失っています。まともな政権ではありません。
これ以上、わたしたちの国の運営を任せておくわけにはいきません。
社説で、安倍氏に即刻辞任するよう求めてください。
*
〔★は大沼〕◎ <新安保法制>自衛隊活動地域が世界中に拡大、求められる米軍の肩代わり=戦争リスク回避へ、対中関係改善を!―山崎拓・元自民党幹事長が批判
⇒ http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20150522018/1.htm
・ 2015年5月21日、防衛庁長官などを務めた山崎拓・元自民党幹事長は日本記者クラブで「日米安保を考える」と題して講演した。新安保法制によって、これまでの「専守防衛」から大きく踏み出し、他国の戦争につきあうことになる、と指摘。「世界の警察官」の役割を果たせなくなった米国が日本に肩代わりを求め、自衛隊が出動する地域が世界中に広がることになった、と断じた上で、「自衛隊はその能力があるのか。財政難の日本は膨大な軍事予算を出せるのか」と疑問を投げかけた。
*
◎ 安保法制「国民の合意必要」 古賀氏がけん制
⇒ http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/tbs-20150523-34422/1.htm
Posted by 大沼安史 at 07:33 午後 | Permalink
〔フクイチ被曝〕◆ <おしどりポータルサイト> : 甲状腺がん「数十倍のオーダーで多い」(甲状腺評価部会中間とりまとめ)
*
◎(21日付け) ⇒ http://oshidori-makoken.com/?p=1094
・2015年4月5月18日、福島県県民健康調査検討委員会が開催された。
・小児甲状腺検査の先行検査の評価について、甲状腺評価部会の中間とりまとめが報告された。
・そこには、3月24日の中間とりまとめ「案」では無かった「数十倍のオーダーで多い」という文章が加えられていた。
Posted by 大沼安史 at 07:24 午後 | Permalink
〔安倍政権、海上保安官を「海上暴力団」化〕◆ 沖縄タイムス : 海保、拘束後「落とせ」カヌー転覆させる 辺野古沖 ★ 政権トップの判断で、こんなとんでもないことをしているのだろう!
〔★は大沼〕◎(22日付け)⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=116485
・ 新基地建設に向けた作業が進む名護市辺野古沖で21日、抗議する市民らのカヌーを海上保安官がすでに拘束しているにもかかわらず、「落とせ」との指示で転覆させた。転覆させられた5人のうち少なくとも2人は、同様の言葉を聞いたという。
Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 | Permalink
〔★ 青森知事選が日本を変える!〕◆ 青森市の鹿内博市長、「反原発・反核燃」を掲げる新人の大竹進候補を支持し、ともに街頭演説!
◎ 「大間原発止める道」ブログ : 大間原発を止めるために大竹知事を
⇒ http://ooma.exblog.jp/21253205/
・ 日本の核施設の終末図を担わされてきた青森県
六ヶ所再処理工場で原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出し
その間にむつ中間貯蔵施設で全国原発ゴミを貯蔵し
大間原発で取り出したプルトニウムを消費する・・
この核燃サイクルの輪を断ち切るためには青森県の首長を変えるしかありません。
青森県に知り合いのいる方はどうぞ大竹候補を!
Posted by 大沼安史 at 07:13 午後 | Permalink
〔「アベノ珍語」、またも登場!――「お試し改憲」に続き、こんどは政府が勝手に決めて、高レベル放射性廃棄物を地下に埋め込む「科学的有望地」!〕◆ 信濃毎日・社説 / 「多額の補償金や補助金で「有望地」の民意を、受け入れへと誘導する狙いなのだろう」 ★ 「美しい国」に「アベノ放射能的絶望地」がつくられる!
〔★は大沼〕◎ 信毎・社説 : 核ごみ処分地 押し付けになりかねない
(23日付け) ⇒ http://www.shinmai.co.jp/news/20150523/KT150522ETI090014000.php
・ 沖縄の基地問題のように「唯一の解決策」と、一方的に押し付けるのだろうか。
原発から出る核のごみ、高レベル放射性廃棄物の最終処分地である。政府がきのう、新しい基本方針を閣議決定した。火山や活断層を避けた「科学的有望地」を政府が提示し、受け入れを「申し入れる」という。
・ 国内の科学者でつくる日本学術会議は、2010年から核のごみ処分について議論し、長期にわたる地層処分の安全性を科学的に判断するには、現状では限界があるとの認識に至った。
4月には、国民的合意ができるまで核のごみを暫定保管することを提言した。
・ 政府の新たな基本方針では、処分場の閉鎖までは廃棄物を搬出可能な状態にして、将来の政策変更や技術開発に応じられるようにするとしている。
将来の技術開発を担保にして処分場を決めるほど、政府と国民の信頼関係はない。閣議決定は問題と言わざるを得ない。
*
◎ 朝日新聞デジタル : 国主導で原発ごみ処分地選定、「有望地」提示 閣議決定
(22日付け) ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH5Q335KH5QULBJ002.html
・ 火山帯や断層帯は従来通り避ける方針。これまでの議論では、軟弱地盤を避けるため関東や関西などの平野部も除かれる見通し。地下水の動きが少ない沿岸部や沿岸の海底下などが検討される可能性もある。今後、人口密度や土地利用といった観点からも適性を検討する。
・ 将来の技術進歩で別の処分法に見直せる余地を残すため、搬入した廃棄物を回収できるようにすることも盛り込んだ。最終処分が始まるまでには長い年月がかかるため、経産省は22日、原発にたまり続ける使用済み燃料の貯蔵容量を増やす具体策を作る方針も示した。
Posted by 大沼安史 at 07:04 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕★ ツバメの巣 広範囲で放射能汚染 / 山階鳥類研究所が2011年の繁殖巣を測定 / 13都県(東京都と、栃木をのぞく関東、東北、中部地方の12県)で放射性セシウムを検出 / 福島県採取は、全サンプル(巣)から検出 最大9万ベクレル! / 静岡県でも検出! ★ 巣づくりの泥や、ヒナなどが食べた虫の消化・排泄物など汚染されていたのではないか?
★ 巣はツバメたちの「家」だ。
フクイチ被曝地では人間の住宅も家屋内汚染したが、ツバメもまたそうだった。
「家」の中が放射能に汚染されたのだから、ツバメもまた、住民たちと同様、被曝したに違いない。
日本政府と東電は、ツバメたちにも謝るべきだ!
*
*
〔★は大沼〕◎ 山階鳥類研究所 : 福島第一原子力発電所事故による鳥類の生息環境への影響調査(発表資料)
(22日付け) ⇒ http://www.yamashina.or.jp/hp/p_release/images/20150522_prelease.pdf
・ 福島県内のすべての巣から放射性セシウムが検出され、Cs-134 とCs-137 の合計の濃度が最も高いものでは90,000Bq/kg でした。
*
◎ 「日本鳥類学会誌」: 「福島第一原発直後の2011年の繁殖期に利用された日本全国のツバメ Hirundo rustica の巣の放射性セシウム濃度の状況」★ ネットで公開中だが、「メンテナンス中」と表示が出て、今現在、閲覧不能!
⇒ http://ornithology.jp/osj/japanese/iinkai/wabun/wabun_mokuji/wabun_mokuji64-1.html
*
◎ NHKニュース : 「ツバメの巣 広範囲で放射性物質」
(23日付け 「首都圏NEWS」)★ 全国ニュースでは放送されたのだろうか? 福島ローカルでは?
⇒ http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20150523/4983461.html
・ 巣を採取していない栃木県以外の関東のすべての都県と、東北から北陸、中部地方にかけての合わせて13の都県で採取された150個の巣から原発事故に由来すると見られる放射性セシウムが検出されたということです。
福島県では、92個の巣のすべてで検出されたほか、福島第1原発から370キロ余り離れた静岡県内でも検出されたということです。
★ NHKオンライン福島放送局サイトで「ツバメ」で検索しても見つからず!
⇒ http://www.nhk.or.jp/fukushima/
Posted by 大沼安史 at 10:50 午前 | Permalink
〔★フクイチ放射能・アルプス廃液タンク・時限爆弾化?〕★ ALPSによる汚染水処理廃液貯蔵ポリ容器(タンク=直径1.5m、高さ1.8メール) 1300個の1割に欠陥 水素漏れだし、容器を格納コンクリ箱ごと静電気による着火で爆発の恐れ! / ポリ容器内では「水素ガスなど」が発生するため、蓋にあけた小さな穴で逃がす仕組みであることも判明!――常時、大気中へ放出処分か? 風下被曝の恐れ!
★ 「〔高濃度放射能汚染〕水漏れ」や「にじみ」がみつかった「ポリ容器」は、どう始末するのだろう?
危険すぎて容器に手をつけることもできないのではないか?
ポリは放射線で劣化してゆく。
となると、「水素爆発」は、時間の問題。
爆発すれば、容器内の廃液も(気化しなから?)一緒に飛び出るだろう!
フクイチは結局、1300発の放射能時限爆弾を抱えて、カウントダウン状態にある、というわけか?
重大な問題である。
マスコミ関係者には徹底取材をお願いしたい。
*
もうひとつ。
ポリ容器の蓋には「小さな穴」が開けられ、そこから「水素ガスなど」を逃がす――と記述されているが、コンクリ格納容器内に逃がすわけではなかろう。
ということは、穴からパイプで、コンクリ箱の「外」へ――つまり、「大気中」に放出していることになる。
「水素ガスなど」と、あいまいな書き方だが、放射能を帯びたガス、あるいは希ガスそのものではないか?
こうした「死の灰の核毒ガス」が、フクイチのALPS廃液貯蔵容器群から、常時、どれだけ放出されているものなのか?
風下被曝が心配される。
そんな近接地への「帰還」など、もってのほかだ。
*
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 廃液容器の1割に漏れ 福島第一、汚染水処理後に保管
(23日付け)⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11769097.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11769097
・ 〔コンクリートの〕箱の外には漏れていないが、容器の内部には水素がたまっており、規制委の担当者は「濃度が高ければ、静電気で火花が飛ぶと爆発などの危険性もある」と指摘した。
・ ……高濃度廃液から出る放射線で水が分解されて発生する水素などのガスが、容器下部の沈殿物の中にたまり、体積が膨張、液面を押し上げたと推定する。ふたには水素などのガスを逃がすための小さな穴がついてい……
Posted by 大沼安史 at 09:32 午前 | Permalink
2015-05-22
〔イスラム国の反乱〕◆ シリア東部でみせしめ処刑 「自由シリア軍」兵士を対戦車バズーカ砲で殺害 / プロパガンダ・ビデオ ★ 処刑ビデオで恐怖心を植え付ける戦術をとるISISに対し、安倍首相はよくもカイロで、あんな挑発演説を言えたものだ! 後藤さんらの無念さを思わなければならない。
Posted by 大沼安史 at 07:41 午後 | Permalink
〔マックの労働者と連帯しよう!〕◆ 米国マクドナルドの株主総会(イリノイ州オークブルック)に対し、140万人の賛成署名した要求書を提示し、賃上げを求める! / 「時給7.5ドルで、どうやって子どもを育てられるっていうの」――フィラデルフィアから駆け付けた22歳の女性従業員は訴えた! 2日連続、5000人が本社へ押し寄せる!
Posted by 大沼安史 at 07:19 午後 | Permalink
〔夕陽村舎日記〕◆ 平和の希望の水源は……そこに
軽い風邪をひいて、昨日は一日、臥せっていた。
夜、テレビ局の電話インタビュー。
食後、横になって、福島・郡山出身の作家、古川日出男さんの『馬たちよ、それでも光は無垢で』 (新潮社)を読んだ。
「3・11」後の浜通りを訪ねた、現地・幻想ルポ!
自分が書いた過去(の原稿)を、いまの経験から、書き改めてゆく古川さんの方法(=遡行)には、いろいろと、教えられた。
フクシマについて書かれた欺瞞の言説は、遡って正されなければ、欺瞞のフクシマは、「東北」の「正史」として、わたしたちの心を占拠し続けるだろう。
そうさせてはならない――と思った。
郡山を本籍とする、わたしとしても。
*
たとえば、「食べて応援」である。
どこのだれが、そんなキャンペーンを始めたか?
フクイチの事故責任の追及とともに、この問題の追及も、いずれ始まることだろう。
史上空前規模の損害賠償訴訟にも発展するのではないか。
そのためにも、わたしたちは「食べて応援」が生まれた場所(あるいは意識・思惑)へと遡行しなければならない。
その――たぶん、東京のビル街の、「会議室」の現場に。
*
今朝は体調もだいぶ回復し、お昼に、ダライラマさんの「原子のなかの宇宙」という本を読み了えた。
フクシマを考えるために読み始めた本だった。
いろいろ、教えられた。
*
午後、積ん読(どく)の層のなから、小島恒久さんの歌集『晩祷』を取り出して読み進んでいうるうちに、あの広田弘毅さんの静子夫人が、夫の後顧の憂いなきよう願って、自死を遂げていたことを知って、愕然とした。(前掲ブログを参照)
呆然とした。
前に読んだ、城山三郎さんの『落日燃ゆ』にもたぶん書かれているはずだが、わたしは、(たぶん読み過ごして)その事実を、知らなかった!
*
そういう愛情の深さのあることを、わたしは知らなかった。
涙が流れた。
*
昨日は最高気温と最低気温の差が20度もあった。
今日は朝から快晴。
夕方からの畑の水やり作業は1時間半かかるが、うれしい。
枯れかけていた果樹も、元気を取り戻してくれた。
わたしが竹酢入りの水をかけてやると、喜んでくれる。
植物たちが待っている。だから、うれしい。
これもまた、ダライラマさんの言う「コンパッション」であろう。
*
水やりはやはり、けっこう体にこたえるので、新藤兼人監督のあの『裸の島』のテーマ音楽を「バアア~、バアア~」と歌いながら、景気をつけて作業している。
水のない瀬戸内の小島の畑仕事と比べれば、こんなもの、たいしたことではない!
*
ところで、ブルック・ベントンさんの、Still Waters Run Deep という歌がある。
広田弘毅さんと静子さんの心のつながりを――その愛情の深さを思わせる歌だ。(歌詞は ⇒ こちら)
静子さんに励まされながら、広田弘毅さんは、戦後の日本の平和を願い――大いなる愛をもって逝ったに違いない。
*
その二人の思いに遡行し、そこからわたしたちは、新しい、深い流れを生みださねばならない。
そこにも、わたしたちの、平和の希望の、たしかな水源が、ある!
愛を広げる、コンパショネイトな、澄み切った水源が、そこにある!
Posted by 大沼安史 at 03:45 午後 | Permalink
〔アベノ美しい国の歌〕◆ 「自己弁護するなく戦の責め負ひ逝きし広田を惜しみそのみ墓訪ふ」 ―― 小島恒久さんの歌集 『晩祷』 (現代短歌社、2014年刊) より
★ 東京裁判でただひとり、文官として処刑された広田弘毅さんについては、以下を参考にしてください。⇒ <人物探訪: 広田弘毅 ~ 黙して逝った「A級戦犯」>
小島恒久さんは経済学者にして歌人。
小島さんの歌集から、広田弘毅さんの刑死を悼む歌をもう2つ。
・ 広田の後顧ならなしめむと先立ちて自死せし妻とともにやすらふ
・ 軍の暴走止めむとして成らずその責めを負いて広田弘毅は死せり
同じA級戦犯ながら巣鴨から釈放された、安倍首相の祖父、岸信介氏も、広田さんと同じく、文官だった。
*
小島さんの歌集から、フクシマを歌った歌を。
・ 地震多きニュージーランドは原発否みわが日本にはああ五十四基
・ フクシマの小二が七夕の竹に吊す「しょう来がんになりませんように」と
*
◆ 関連 : 【核を詠う】(166) 小島恒久歌集『晩禱』の原子力詠を読む(3) 「若く被爆し原爆症病むわが終のつとめと叫ぶ『脱原発』を」 山崎芳彦さん
⇒ http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201410241544165
*
★ 関連 : 〔フクイチ核惨事・潜在的核武装の底流〕◆ 安倍晋三首相の祖父、岸信介氏は、その「回想録」でこう語っていた。「(原子力の)平和利用にせよその技術が進歩するにつれて、(核)兵器としての可能性は自動的に高まってくる」 ★ 岸氏はまた、首相として、「自衛権の範囲であれば核保有も可能」(1957・5・7)「防衛用小型核兵器は合憲である」(1959・3・2)と国会で明らかにしていた。岸信介氏こそ、「日本の核」の野望と悲劇の原点である!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-ca94.html
Posted by 大沼安史 at 02:18 午後 | Permalink
〔ワシントン・ポスト〕◆ 翁長知事は訪米前のインタビューで言った。「米軍当局者は沖縄で“とんでもない泥棒(terrible thieves)”のような振る舞いをしている」★ ワシントンの米議会演説で、「アメリカの軍用犬」になる誓いを新たにした安倍首相と、なんたる違い! 安部政権は辺野古で「泥棒に追い銭」をやっているようなものだ!
★ 安倍晋三氏の代わりに、翁長さんに日本の首相になってもらいたいものだ!
アメリカ人は、翁長さんのような、チャレンジする人を評価する!
*
〔★は大沼〕◎ Okinawa governor prepares to take his anti-base message to Washington
(21日付け)⇒ http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/okinawa-governor-prepares-to-take-his-anti-base-message-to-washington/2015/05/21/ed412c5a-fe2e-11e4-8c77-bf274685e1df_story.html
・ U.S. military officials have behaved like “terrible thieves” in Okinawa, taking land for bases and then wanting new land once the bases get too old, the governor of the Japanese island prefecture said this week ahead of his first official visit to Washington.
・ After Abe’s successful visit to Washington last month, when the prime minister said he was doing everything he could to advance the Henoko project, Onaga is now making his own visit.
Posted by 大沼安史 at 11:37 午前 | Permalink
〔フクイチ放射能汚染水産物輸入禁止の韓国に対し、安倍政権がWTO提訴手続き〕◆ AFPが全世界拡散報道! ★ 日韓関係が悪化しているこのときに提訴というこの無謀さ! 韓国が朝鮮半島をめぐる、安倍政権の、一方的な「集団的自衛権の行使」(の恐れ)に反発しているそのときに――しかも「光復」70周年のその年に、「放射能汚染・日韓併合」を企てる愚かさよ!
★ 韓国の安部政権に対する不信感は、BBC電子版が報じた、左の写真でもわかる。(鮮明な写真は、上記リンクをクリック!)
そんなときの、安部政府の「フクイチ被曝水産物・押し付け」を狙ったWTO提訴の手続き開始!
韓国政府の自主的な判断を押しつぶそうとする安部政権への反発は、さらに強まることだろう。
★ 「アベノ幼児性痴ほう症、極まりぬ」というべきかもしれない! 台湾で「産地偽装」が発覚したあとの対応といい、もはや政治的判断能力を喪失、キリモミ状態にあるといわざるを得ない。
〔★は大沼〕 ◎ AFP : Japan takes food row with SKorea to WTO
(22日付け)⇒ http://www.globalpost.com/article/6556268/2015/05/21/japan-takes-food-row-skorea-wto
・ The row comes against the backdrop of frosty ties linked to territorial and hisutoricak disputes between the two Asian countries.
South Korea is concerned about Japan exercising the doctrine of“collective sel-defence”around the Korean peninsula without its consent.
◎ 「真実を探す」ブログ : 福島原発事故で日本食品を規制した韓国、日本政府にWTO提訴される!台湾も提訴検討!日本「科学的根拠がない
⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6571.html
◎ 東海アマ氏のツイッター・コメント : 日本政府・自民党の「被曝しても何も起きない」という妄想が世界に通ると勘違いしてるようだ
⇒ https://twitter.com/tokaiamada/status/601502128431988741
Posted by 大沼安史 at 11:01 午前 | Permalink
〔英誌「エコノミスト」が日本の御用報道を批判〕◆ 日本のマスコミ、「悪を言わザル(Speak no evil)」 / 「安倍政権はかさにかかってメディアを威嚇する強面キャンペーンを強めている(Yet it is waging an increasingly heavy-handed campaign to intimidate the media.)」
★ 左の風刺画つきで、エコノミスト誌が見出しに掲げた Speak no evilは、英語のことわざ、see no evil, hear no evil, speak no evilから取ったものだ。
「悪を見ず、聞かず、言わず」
つまり、わたしたちのいう、「見猿・聞か猿・言わ猿」。
これを「エコノミスト」誌が見出しに採用したことは、日本のメディアがどれだけ「美しい国のポチ」に成り下がっているかを一言で――端的に示したかったからだろう。
エコノミスト誌は、サブ見出しで「日本のメディアは政府の圧力に怯えている」(Japan’s media are quailing under government pressure)とも指摘している。
情けないことだ。
社会の木鐸、ペンは剣より強よし、ではなかったか!
日本のマスコミは恥じるべきである。
*
★ 古賀茂明さんの「報ステ追放(removal from “Hodo Station”)」問題についても、国際ビジネス社会に紹介!
政府の言うことに従うと宣言したNHKの籾井会長が、「ミスター・アベの友だち( Katsuto Momii, a friend of Mr Abe)」であるとも!
おかげで日本の報道の自由は、「国境なき記者団」の世界ランクで、この5年間に、50位も急落し、いまや61位のありさまだと。
(In a global ranking of media freedom by Reporters Without Borders, a Paris-based watchdog, Japan now comes 61st, a fall of 50 places in just five years.)
◎ (16日付け)⇒ http://www.economist.com/news/asia/21651295-japans-media-are-quailing-under-government-pressure-speak-no-evil?fsrc=scn/tw/te/pe/ed/japansmedia
Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 | Permalink
〔民の声新聞〕◆ 【50ヵ月目の福島はいま】 「汚染は継続中」 ~ 帰村促進・賠償打ち切りへ高まる飯舘村民の怒り / 「森に近い部屋では宅内線量も高く、何回も除染を行わないと1mSv/年にはならない」 / 「もう大丈夫、人が住める、という状況ではない」
・ 「放射能汚染ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会」アドバイザーの藤原寿和さん(千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会事務局長)が「稼働済みのものも含め、福島県内では19市町村で24基の仮設焼却炉設置が計画され、その費用は5000億円を超える。初めから焼却ありきの世界でも例のない実証実験だ」、「飯舘村蕨平に予定されている焼却炉は大変規模が大きい。環境アセスメントの適用が除外されており、廃棄物の量も過大に見積もられている」と問題点を指摘した。
Posted by 大沼安史 at 09:07 午前 | Permalink
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〔田中龍作ジャーナル〕◆ 青森発】 脱原発・大竹候補 「核燃をなくしても雇用はなくならない」/ 核漬けにされた青森県で脱原発を訴えてきた市民団体が擁立した大竹候補が、原発容認派の三村知事に挑む。/ 「六ヶ所村で脱原発デモをした時はヤジやツバが飛んで来たのに、大竹さんが話すと分かってくれる」― 選対幹部は苦笑する。
Posted by 大沼安史 at 09:01 午前 | Permalink
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2015-05-21
〔TPPを止めろ!〕◆ 米国のネット企業やネットの権利擁護団体が、米上院への連名公開書簡で、TPPに対する断固反対を声明! 多国籍巨大企業によって、ネットの自由・独立性などが侵害される!
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/05/20/tpp-could-undermine-health-web-say-250-tech-companies-and-digital-rights-groups
★ 日本のネット関係者はもっとTPPに危機感を持った方がよいようだ。
TPPにネット社会を支配する、秘密条項が含まれていないとは断言できない!
*
・ "The TPP Investment Chapter contains text that would enable corporations to sue nations over democratic rules that allegedly harm expected profits. Companies can use this process to undermine U.S. rules like fair use, net neutrality, and others designed to protect the free, open Internet and users' rights to free expression online."
Posted by 大沼安史 at 07:49 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 早稲田大学の片岡淳教授のチームが、三次元・高解像度の新型、高性能ガンマ線カメラを開発! 解像度2倍 感度70%アップ /「除染の助けになるかもしれない」と、物理学サイト、「PHYS オルグ」が報道 ★ 環境庁は、福島県内のみならず、関東を含むフクイチ風下被曝地全域を撮影し、住民を安心させる(あるいは警告を与える)べきだ! とくに帰還地域では必須である!
★ 除染前の除染箇所の把握と、除染後の状況を確認(視認)できるのだから、双葉町で「本格的に始まった」(NHK)という除染活動に役立てることができるのではないか?
道路工事や住宅工事などの現場では、「前・後」の写真撮影をしている。
これとまったく同じで――ある意味、当然のことだ。
除染「終了」後の「再汚染」の有無も確認できる。
環境省は被曝地住民へ無料貸し出しすべきである。
〔★は大沼〕◎ PHYS.org : Gamma ray camera may help with Fukushima decontamination
(20日付け) ⇒ http://phys.org/news/2015-05-gamma-ray-camera-fukushima-decontamination.html
★ 片岡教授のチームはまた、超小型放射能測定器(500グラム、10立方センチ)を開発中だそうだ。
・ ……the new Compton camera incorporates high-accuracy, three-dimensional, gamma ray position measurement technology developed at Waseda University. Led by Professor Jun Kataoka, the Waseda team improved the original camera's resolution by about two times and enhanced its sensitivity by approximately 70%.
The new technology enables the smooth and accurate visualisation of gamma rays, which are invisible to the human eye, and could be used to help with the removal of radioactive substances from the Fukushima Daiichi nuclear accident.
The Waseda team is now working to make the detector even lighter and smaller: only 500 grams or less in weight and about 10 cubic centimetres in size.
*
◎ 関連 : 〔視覚化されたフクイチ放射能汚染〕◆ 「オートラジオグラフィ―」 / ◆ 「ガンマカメラ」★ フクイチ核惨事のどれだけの惨劇なのか……この映像証拠は、もっともっと記録・蓄積されねばならない!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-28fe.html
Posted by 大沼安史 at 10:28 午前 | Permalink
〔翁長知事は外国特派員協会で言った〕◆ 「自国民の人権、平等、デモクラシーをまもれない者は、ほんとうの指導者にはなりえない(if they can't protect human rights, equality and democracy for their own people, I don't think they can really be a leader.)」 ★ 安倍首相は、この国の指導者の器ではない。欠格者である…………これは沖縄の人びとだけの思いではなくなっている!
〔★は大沼〕◎ ロイター:Governor of Japan's Okinawa to press U.S. for removal of base
(20日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/05/20/us-japan-okinawa-usa-idUSKBN0O50QN20150520
*
★ 翁長知事は、こうも語っている。
「この問題(辺野古・強行埋め立て)が続いていけば、それは日本という国の尊厳を損なうものになるだろう」
安倍政権のおかげで、日本は「美しい国」どころか「恥ずかしい国」になってしまった!
*
・ "If this issue is dragged out a lot more it'll affect Japan's dignity," he said. "A country that wants to be a leader of Asia, a leader of the world ... well, if they can't protect human rights, equality and democracy for their own people, I don't think they can really be a leader."
Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 | Permalink
〔アベノ沖縄切り捨て〕◆ 翁長知事、20日、東京の日本外国特派員協会で記者会見 / 「日本が(沖縄を)切り離すんじゃないか」「日本の国の政治の堕落」
・ 翁長氏は、「沖縄は、今日まで自ら基地を提供したことは一度もない」にもかかわらず、政府が「辺野古が唯一の解決策だ。それが嫌ならお前たちに代替案はあるのか」などと主張していることを「日本の国の政治の堕落」だと改めて非難した。
Posted by 大沼安史 at 09:32 午前 | Permalink
2015-05-20
〔イスラム国の反乱〕◆ パトリック・コバーン記者が、「イスラク国」軍によるラマディ陥落について解説レポート / イラク政府軍の‘最精鋭’「黄金師団」が敗走! 「完全崩壊」と現地筋 / 72時間19波 米軍の空爆支援も効かず / 「自爆攻撃」で血路拓く! ★ バグダッドをめぐる戦いに発展しそうだ。そうなると、第二次イラン・イラク戦争にエスカレート?
★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)
◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html
*
★ バグダッドへ70マイル地点の州都の陥落!
首都のシーア派は、シーア派民兵(イランが支援)に頼るしかないところへ追い込まれている。
バグダッドへの「イスラム国」軍の攻撃開始も、近い?……
ということは、イラクでの「イスラム国の反乱」はバグダッドの戦いを軸に、第二次イラン・イラク戦争へエスカレートする恐れを秘めている。
そんなところへ、「アベのわが軍」は投入されるのか?
*
〔★は大沼〕◎英紙インディペンデント : Isis seizes Ramadi: After Iraq’s worst defeat in the war with the Islamic militants, battle is on to defend the road to Baghdad
(19日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-seizes-ramadi-after-iraqs-worst-defeat-in-the-war-with-the-islamic-militants-battle-now-is-to-defend-the-road-to-baghdad-10259457.html
・ Armoured vehicles belonging to the Iraqi army’s so-called “Golden Division”, considered its best unit, could be seen streaming out of Ramadi in a retreat that looked, at times, as if it had turned into a rout. Heavy equipment, including armoured Humvees and artillery, was abandoned.
・ US generals have been downplaying the extent of the calamity, but the US policy of rebuilding the Iraqi army and aiding it with US air power is in ruins.
・ Four suicide bombers killed at least 10 police and wounded 15, including Colonel Muthana al-Jabri, the chief of the Malaab police station. Later in the day, three suicide bombers drove cars packed with explosives into the gate of the Anbar Operation Command, the military headquarters for Anbar province, killing a further five soldiers and wounding 12.
・ The US has conducted 19 air strikes in the vicinity of Ramadi in the last 72 hours.
・ Among senior Shia leaders in Baghdad there is a growing feeling that they have no choice but to look to Shia militias for their salvation, even if this angers the Americans and alienates the Sunnis.
Posted by 大沼安史 at 07:40 午後 | Permalink
〔フクイチ放射能汚染食品汚染問題+TPP〕◆ 米国のフクイチ発放射能汚染を警告する市民団体の連合体(Fukushima Fallout Awareness Network )が、TPPが締結されると、日本産の放射能汚染食品が「産国表示」もなく米市場に流れ込むと反対に立ち上がる! ★ 台湾での「偽表示」発覚問題に危機感! フクイチ放射能食品問題はいずれ、ラルフ・ネーダーらが取り上げ、米国の消費者運動にも発展するだろう。
★ 関連 阿修羅: 台湾に輸入された日本食品の汚染具合 の全文引用 緑茶から合計200Bq/kg以上他100以上多数
⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/828.html
*
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〔★は大沼〕 ◎ ⇒ https://www.prbuzz.com/business-entrepreneur/304494-outraged-food-safety-advocates-point-to-mislabeled-food-from-fukushima-demand-senator-wyden-block-fast-track-of-the-trans-pacific-partnership-tpp.html
・ The Fukushima Fallout Awareness Network (FFAN) is urgently calling on U.S. Senator Ron Wyden (D-OR) to exercise his authority as ranking member of the Senate Finance Committee to immediately block Fast Track of the Trans Pacific Partnership (TPP). Among other concerns, the TPP would allow even more potentially radioactive foods and beverages from Japan to enter the U.S. contaminated by the ongoing Fukushima Daiichi’s triple nuclear meltdowns in Japan.
・ The TPP would also eliminate country of origin labeling on products so consumers wanting to avoid radioactivity in food would never know if it's from Fukushima. Intentional mislabeling of food from Fukushima has recently been discovered in imports to Taiwan. The TPP would open up U.S. markets to even more potentially contaminated imports from Japan. Food deemed unfit for consumption there could be legally exported to U.S. residents including extremely vulnerable pregnant women and children. Leaked parts of the currently secretly classified TPP show that the U.S. could be vulnerable to lawsuits if it rejects contaminated food.
Posted by 大沼安史 at 06:40 午後 | Permalink
〔安倍晋三とは何者なのか?〕◆ 祖父の岸信介元首相に二十数回インタビューした、岸研究の第一人者、原彬久・東京国際大名誉教授は言った。 ―― 「やはり安倍氏の中に岸信介はいるな、と思う」
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 歴史観・改憲…安倍氏の中に岸信介氏 原彬久・東京国際大名誉教授
⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11762867.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11762867
*
★ 原彬久氏はさらに、こう続けている。
「安倍氏は幼少のころから『祖父はA級戦犯の容疑者だ』などと言われ、いやが応でも岸という存在が自分に降りかかる。成長するにつれ、自分の祖父はどんな存在で何をしたか、学ばざるを得ない。安倍氏の中で岸氏の存在はどんどん大きくなったのではないか」――と。
*
★ 独「シュピーゲル」誌の指摘する、祖父(岸)―孫(安倍)の(政治的な)「隔世遺伝」説 を裏付けるような発言である。
*
★ わたしもまた、安倍首相が祖父の岸氏から、教訓までも学んだ人だと思っている。
たとえば、岸氏はその『回顧録』(廣済堂出版)で、「60年安保改定」を振り返り、こう述べている。
「岸内閣のマスコミ対策に手抜かりがあったことは認めざると得ない」(638頁)
安倍首相が、徹底したマスコミ対策を続けているのは、こうした岸氏の‘反省’(?)が、教訓として伝わっているからではないか。
Posted by 大沼安史 at 08:59 午前 | Permalink
〔朝日新聞〕◆ 「公明党と創価学会は政治家・橋下氏の誕生に深くかかわった。2008年1月の大阪府知事選。当時、タレント弁護士だった橋下氏に関西創価学会幹部が接触し、立候補を持ちかけた」――そして「17日夜、公明党大阪府本部。……『反対多数』が伝わった瞬間、雄たけびが上がった」★ 「橋下」は創価学会のマッチポンプだった?!
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞・大阪本社版(10版)、20日朝刊、第二社会面、連載「終幕 橋下政治」(2)より。
★ 朝日新聞によると、昨年1月に都構想で決裂すると、橋下氏は「宗教の前に人の道がある」と公明党・学会を攻撃――したそうだ。
*
★ この結果、学会員たちの橋下氏への不信感は高まったが、学会が都構想の住民投票でなぜ、「反対」を徹底して押し出さず、「自主投票」に回ったかは、(「維新」を取り込み、憲法改正を狙う)安倍政権による公明・創価学会への圧力があったからだ(とみられている)。
日本国憲法の第20条一項にはこうある。
……いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
Posted by 大沼安史 at 08:40 午前 | Permalink
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2015-05-19
〔フクイチ核惨事〕◆ 世界で最も放射能に汚染されたまち…………それは フクシマの Tomioka ―― 英紙ガーディアンが報道 / その富岡町の最新状況を、HEXaMedia がドローン空撮動画で報告
★ 南相馬の詩人、若松丈太郎さんは、チェルノブイリ事故で、4万5千人が消えた街、プリピャチを「神隠しされた街」という詩に書いている。
富岡もまた、人々が「神隠しされた街」だ。
目に見えない、姿の見えない放射能は、最も凶悪な邪神である。
わたしたちの耳に「原子力は安全です」と繰り返し、ささやきかけ、わたしたちの心を「安全神話」になかに誘い込み、洗脳し続けていた――なおも、洗脳し続けようとする邪神である。
★ 3・11前、いちどだけ富岡町を訪ねたことがある。
郡山経由で。
なんともいえない気分をおぼえた。
*
〔★は大沼〕◎ガーディアン : What's the most radioactive city?
(15日付け)⇒ http://www.theguardian.com/cities/2015/may/15/what-most-radioactive-city-chernobyl-fukushima
・ It may be a dubious honour among inhabited cities, but for this year at least, Tomioka is the world’s most radioactive.
・ How radioactive is Tomioka? As always, it’s hard to say for certain. Here’s the author William T Vollman on a visit in 2013: “Right by the pachinko parlour [the] scintillation counter read 4.2 microsieverts per hour — about 10 times the level of that mildly dangerous drainpipe in Hisanohama. At a nearby house with yellow danger tape around it, the base of a drainpipe registered 22.1 microsieverts per hour. The daily dose would be 530.4 microsieverts; the yearly dose, 193.6 millisieverts. A little perilous, I’d say. The grassy field was a cool 7.5 microsieverts per hour — 65.7 millisieverts per year — while the main highway on which the decontamination trucks kept raising dust was only 3.72 per hour, which still comes to 32 times the recommended annual dose.”
◎ HEXaMedia ⇒ https://vimeo.com/126904080
Posted by 大沼安史 at 11:24 午前 | Permalink
2015-05-18
〔ヒロシマ70周年〕◆ ヒロシマ原爆のウラニウムを分離濃縮したオークリッジ核工場(Y-12)の心臓部に、仲間の男性活動家とともに2013年7月に侵入、セキュリティーの甘さを暴露するとともに、反戦・反核スローガンをスプレー、濃縮機器の周りに生血を撒いて抗議し逮捕・投獄されていたシスター・メガン・ライスさん(85歳)、ついに、祝・釈放!
★ 広島のみなさんは、メガンおばあちゃんを「8・6」の慰霊式典に招待したらどうだろう?!
「9条」を、「辺野古」を守る闘いにも、きっと参加してくれるだろう!
フクシマにも、来てくれることだろう!
*
★ ほぼ同時に、マイケル・ワリさん(66歳)、グレッグ・オベッドさん(59歳)も刑務所から釈放された。
先週、シンシナティの連邦上訴裁判所が、メガンさんらに下されていた「国家破壊活動」罪について取り消す判決を下していた。(器物損壊罪は引き続き有罪認定)
メガンさんは、カトリックの尼僧(シスター)で、「剣を鋤にかえる」<プローシェア運動>に参加していた。
メガンさんは2年前、有罪判決を受けた法廷で、(たしか)こういう意味のことを、決然と言い放った。
「後悔することがあるとすれば、同じことを(ヒロシマ原爆用の濃縮ウラニウムがで製造された)70年前にやらなかったことだわね!」
すごいシスターがいたものだ!
ありがとう、シスター・メガン・ライス!
*
◎ AP : 3 anti-nuclear activists released from federal prison
(16日付け)⇒ http://bigstory.ap.org/article/4994e435d425466497d10b31011ef6f5/2-anti-nuclear-activists-released-federal-prison
・ An 85-year-old nun and two fellow Catholic peace activists who vandalized a uranium storage bunker were released from prison on Saturday, their lawyer said.
◎ シスター・メガン・ライス ウィキ
⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Megan_Rice
◎ オークリッジ・Y-12
⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Y-12_National_Security_Complex
Posted by 大沼安史 at 05:12 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ ① 福島甲状腺ガンの手術54例の8~9割は既に甲状腺以外に転移している! 「第4回資料3」を保健所の医師とともに分析 ② 福島で異変?死亡事故多発で福島全域に警報発令!県規模の警報は今年初! 7日間で6人が亡くなる! 警察官の自殺なども! ③ 台湾の日本食品輸入規制 静岡茶や築地の魚――さらに(なぜか)愛媛の水産物も対象
① 「知る大切さ」(阿修羅)
⇒ http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/203.html
・ もうスクリーニングせいとか機械が良くなったせいとか、文章で誤魔化すとかやめて、国の顔色伺わず、真剣に住民と向き合って話さないか?
② 「真実を探す」ブログ ⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2427.html
◆ (関連ツイッター)東海アマさん
⇒ https://twitter.com/tokaiamada/statuses/599689412822216705
・ チェルノブイリでも同じだった。福島県いわき市、交通事故犠牲者が2013年の3倍に! 緊急事態宣言発令! 放射能被ばくによる脳障害などが要因か?
③ 共同通信・台北発
⇒ http://www.47news.jp/47topics/e/264447.php
・ 放射性物質検査が必要となるのは(1)岩手、宮城、東京、愛媛各都県の水産品(2)東京、静岡、愛知、大阪各都府県の茶類産品(3)宮城、埼玉、東京各都県の乳製品・乳幼児向け食品・菓子・穀類加工品。
台湾側は、愛媛の水産品を対象としたことについて「これまでの台湾での検査で放射線量の基準値を超えた例が多かったため」としている。東京や大阪などは、各地からの原料の集積地であることが理由とみられる。
★ なぜ愛媛? 「愛媛」ラベルでの「産地偽装」が横行しているというこよではないか?
日本の警察(警察庁)は女性器3Dプリンターなどのばかり目を向けないで、こうした究極的な悪の取り締まりにあたるべきだ!
現場の捜査員たちも切歯扼腕、くやし涙を流しているのではないか?
Posted by 大沼安史 at 09:27 午前 | Permalink
2015-05-17
〔DAYS JAPAN〕◆ 6月号 : 島袋文子さん(85歳)「国を守るだなんて言う人は、血の泥水をすすってから言ってごらん。自衛隊を戦場に行かせて、格好いいのか、面白いのか。その目で見てから辺野古に基地を造ると言ってごらん」
〔★は大沼〕⇒ http://www.daysjapan.net/
★ 15歳のとき沖縄戦を体験した島袋さんは、辺野古で抗議行動を続けている。
Posted by 大沼安史 at 07:45 午後 | Permalink
〔沖縄タイムス・号外〕◆ 辺野古新基地ノー」3万5千人訴え 沖縄県民大会
⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=115838
・ 戦後70年止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会が17日午後1時、那覇市の沖縄セルラースタジアムで開かれ、3万5千人(主催者発表)が辺野古への新基地反対を訴えた。翁長雄志知事も初めて参加し、「道理と正義は私たちにある」として日米両政府に米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去と新基地建設、県内移設断念を要求する大会決議を採択した。
16年ぶりの県政交代で、翁長知事を誕生させた保守・革新を超えた政党や経済界、市民団体らが再び大規模集会を開いたことで、辺野古移設への反対の声はさらに国内外に広がりそうだ。
*
◎ 琉球新報・社説 : 5・17県民大会 沖縄は屈しない 「辺野古新基地ノー」を世界へ / 沖縄の訴えに耳をふさぎ続ける一方、安倍政権は「戦争をしない国」として世界の信頼を得てきた日本を今、「戦争ができる国」にとどまらず「戦争をする国」へと変貌させようとしている。
(17日付け) ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-243026-storytopic-11.html
Posted by 大沼安史 at 07:08 午後 | Permalink
〔フクシマの言葉〕◆ 哲学者の梅原猛さんは2011年4月14日、政府の「震災復興構想会議」の席で、自らを「漁民の血を引いている」と紹介し、こう警告した。「この原発事故の被害はまだ広がるかもしれない。あるいは海の魚が食えなくなる。日本人が海の魚を食えなくなったら日本人はおしまいです」
★ そしていま、国際原子力ロビー機関のIAEAが、フクイチ汚染水の太平洋投棄を考えるよう、日本政府に迫っている!
「日本人が海の魚を食えなくなったら日本人はおしまいです」
梅原さんの4年前の警告が、今、重く響く!
*
〔★は大沼〕◎ 「東日本震災復興構想会議」第1回 議事録
⇒
http://www.cas.go.jp/jp/fukkou/pdf/gijiroku/kousou01.pdf
*
◎ 参考 : ★ ついにIAEAが報告書で、フクイチ放射能汚染水の太平洋・海洋投棄処分を「東電は検討すべきだ」と、無責任なことを言い出した! それも「持続可能は解決策」として――つまり、無期限の「死の灰」垂れ流し
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/post-45a4.html
*
◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』
◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html
◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html
Posted by 大沼安史 at 02:14 午後 | Permalink
〔「福島に被ばく医療センター」提言の幻……あるいは、怪〕◆ 時事通信が、<有識者でつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」会長>が首相に提言と報道! しかし、同懇談会が公表した報告書には見当たらず? ★ 首相に手渡した報告書と、ネットで公開された報告書は、同一のものなのか?
〔★は大沼〕◎ 時事通信 : 福島に被ばく医療センター=原子力政策懇が提言
(11日付け) ⇒ http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015051100855&g=soc
・ 安倍晋三首相は11日、有識者でつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」会長の有馬朗人元東大学長らと首相官邸で会談した。懇談会は、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県民の健康対策として、低線量被ばくに関する国際医療センターの県内設置や、個人の線量の継続的なモニタリング実施などを求めた提言書を提出した。……
◎ 「エネルギー・原子力政策懇談会」報告書
⇒ http://nuclearpower-renaissance.netj.or.jp/outline/t/t2013022501/pdf_t2013022501-1.pdf
Posted by 大沼安史 at 10:02 午前 | Permalink
〔フクイチ放射能 食品汚染問題〕◆ 台湾 15日から輸入規制強化 「日本政府発行の産地証明書(Japanese government-issued place of origin certificates )」添付、不可欠 / ★ 福島・茨城・栃木・群馬・千葉の5県産以外のものでも、茶、ベビー食、乳製品、水産品などについては、「放射能検査証明書(radiation inspection certificates )」の提出を義務付け ★ 産地証明は「業者」ではなく、「安倍政権(日本政府)」への要求だった!
★ 疑問が湧く。
安部政権(日本政府)は、どの政府機関で、どんな方法で、日本産の台湾向け食品の「産地証明書」を出すのだろう? (出さない? まさか!)
放射能検査はどこで行うのだろう?
台湾当局やマスコミの追及を受けないうちに、きちんとしておかないと(日本政府として、ちゃんと対応していることを明らかにしないと)、(さらに)大変なことになる!?
*
*
〔★は大沼〕◎ ロイター電 : Taiwan enforces stricter controls on Japanese food imports
(15日付け)⇒ http://www.reuters.com/article/2015/05/15/us-taiwan-japan-food-idUSKBN0O00F320150515
・ The new rules will only allow foods with Japanese government-issued place of origin certificates to enter Taiwan. On top of that, certain items from designated places in Japan will need radiation testing reports before they are granted access into Taiwan markets.
*
◎ 参考 : 本ブログ既報 ◆ 「WTOへの提訴の前に、日本政府として、産地偽表示(false labeling )を自らチェックすべきではないか」――日本(福島・茨城・栃木・群馬・千葉の5県)からの放射能汚染食品規制問題で、台湾当局が日本政府(安倍政権)に対して手厳しい注文
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/false-labeling-.html
・ 台湾当局は日本からの輸入食品で産地偽表示が発覚したことから、今月の15日以降、台湾への輸出業者は上記5県産のものではない食品であることの証明書の提示を義務付けるとともに、茶、ベビー食、乳製品、水産品などについては、5県産以外のものでも、放射能検査証明書(radiation inspection certificates )の提出を義務付け。
Posted by 大沼安史 at 09:43 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ ツイッター報告 : 16日午前11時51分、フクイチTBSカメラ / 「ステージ上のドライアイスのような重い蒸気が滞留して、全国へばらまく風を待っています。うぐいすの鳴き声がアンマッチ…これが日本の風景!? 誰が止めてくれるのか!! 」 ★ 佐野千遥博士が「フクイチ発トリチウム水蒸気雲」襲来を警告!
*
◎ 関連 : 〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 太陽を連日遮るモヤのような異常な水蒸気雲は福島原発のトリチウム爆発が原因? / 佐野千遙博士が「フクイチ発トリチウム水蒸気雲」襲来を警告! / 「気温が最高になる正午前後は危険なので、外出を極力控えるよう呼びかけたい」
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-2cfa.html
Posted by 大沼安史 at 09:06 午前 | Permalink
〔被曝受難、さらに〕◆ 「自主避難、住宅提供終了へ 福島県調整 16年度で」 ★ 安倍政権が福島県庁に圧力 / ◆ 県幹部 「国も早く終了を決めて欲しいと言ってきている」
◎ ツイッター速報
・ 新聞買いに走って、コンビニのレジで、本当に泣けた
このままだと本当に路頭に迷う人が出てしまう
⇒ https://twitter.com/hankoyama/status/599715122865516546
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*
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 自主避難、住宅提供終了へ 福島県調整 16年度で
(17日付け)⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11758231.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11758231
・ 原発事故などで県内外に避難している人は現在約11万5千人いる。このうち政府の避難指示の対象外は約3万6千人。津波や地震の被災者を除き、大半は自主避難者とみられる。
Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 | Permalink
2015-05-16
〔フクイチ・グローバル核惨事〕★ ついにIAEAが報告書で、フクイチ放射能汚染水の太平洋・海洋投棄処分を「東電は検討すべきだ」と、無責任なことを言い出した! それも「持続可能は解決策」として――つまり、無期限の「死の灰」垂れ流し ★ タンクにあるのはチェルノブイリ全放出量に匹敵するほどの死の灰だ! 無責任なことを言ってもらっては困る! スーパータンカーに一時貯蔵する手だってある!
★ IAEAの報告書は、15日付けで出されたものだそうだ。
IAEAは「海洋へのコントロールされた投棄の再開も考えられる」としているが、たとえ薄めたとしても、「死の灰」の絶対量は減らない。
フクイチ汚染水のコントロールされた(?)垂れ流しが始まるということは――それが際限なく、無期限に続いてゆくということである。
これはもう、太平洋の漁業に対する「死の宣告」のようなものではないか!
放出された死の灰は、これまた際限なく、太平洋の潮流に乗って、北米西海岸に漂着し続けることになろう。
セシウムどころか、ストロンチウムでも漂着海水塊から検出されたら、大変な問題に発展する。
そうなれば、2020年の東京五輪の開催どころではなくなる。
スーパータンカーに一時貯蔵して時間稼ぎをしながら、その間に抜本対策を進めるしか手がないのではないか?
*
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〔★は大沼〕◎ ブルームバーグ : Tepco May Need to Dump Fukushima Water Into Sea, UN Says
(15日付け)⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-05-15/tepco-may-need-to-dump-fukushima-water-into-sea-un-says
・ Tokyo Electric Power Co. should consider discharging water contaminated by the Fukushima Daiichi reactor meltdowns into the Pacific Ocean, the International Atomic Energy Agency said.
・ “The IAEA team believes it is necessary to find a sustainable solution to the problem of managing contaminated water,” the Vienna-based agency said in a report. “This would require considering all options, including the possible resumption of controlled discharges into the sea.’
Posted by 大沼安史 at 06:00 午後 | Permalink
〔これはいったい、どういうこと?……〕◆ ① 東芝揺るがす不適切会計、 発端は国内原子力案件か / ② 男児を押し倒して蹴り、背中の骨折る体罰 愛知の教諭 ③ 「福岡、リサイクル店経営夫婦の従業員殺害は……」 ④ 「低線量被ばくに関する国際医療センター」の福島県内設置を首相に提言!
Posted by 大沼安史 at 05:33 午後 | Permalink
〔アベノワガヨ〕◆ 沖縄タイムス社説 / 「沖縄要塞化」が鮮明に! / 翁長氏は中谷氏へ「品格ある日米同盟であってほしい」とも求めたが、日米同盟は沖縄の犠牲を当然の前提にするような「品格なき同盟」に成り下がっている。 / 米軍基地の建設は地元の合意が大前提である。それが民主国家の最低限のルールだ。
Posted by 大沼安史 at 05:18 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ <楢葉町の避難指示解除問題> 水源のダム湖底に放射性物質が堆積する水道水の問題では「安全」と強調する国に対し〔住民たちから〕「安心できない」との声が噴出。高木陽介経済産業副大臣が〔4月3日に〕浄水場で水を飲み、安全性をPRしたことも「コップ一杯飲んだだけ。私たちは毎日飲むことになる」と突き放した。/ その高木副大臣は連休の5日にポーランドで「原発売り込み」セールス!「日立、東芝、三菱が非常に関心を持っています」。
★ 高木副大臣(公明党)はダム湖底のフクイチ放射能を除染するなど、現地の人びとの不安を解消してから、海外原発セールスに出かけるべきではなかったか?
売り込み先のポーランドでは、シャンペンででも乾杯したことだろう。
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〔★は大沼〕◎ 河北新報 :楢葉町民、あふれる不信 帰れぬ苦悩
(14日付け) ⇒ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150514_63004.html
・ 共同通信(福島民友): 高木陽介経済産業副大臣は3日、避難指示解除に向けた長期宿泊が6日に始まる楢葉町を訪れ、飲料水などの水源となっている木戸ダムや双葉地方水道企業団小山浄水場などを視察した。
(4月4日付け)⇒ http://www.47news.jp/localnews/hukushima/2015/04/post_20150404104636.html
*
◎ 在ポーランド日本大使館 / 高木経済産業副大臣のポーランド訪問(平成27年5月5日
⇒ http://www.pl.emb-japan.go.jp/keizai/j_20150505.html
◎ ラジオ・ポーランド : Japanese 'very interested' in realizing Polish nuclear plant
⇒ http://www.thenews.pl/1/12/Artykul/205840,Japanese-very-interested-in-realizing-Polish-nuclear-plant#sthash.eHRgqF0V.dpuf
・ Japanese Deputy Minister of Economy, Trade and Industry Yosuke Takagi has confirmed that both the government and Japanese companies would back the endeavour. “As regards the realisation of the project to build a nuclear power plant in Poland, Japanese companies such as Hitachi, Toshiba, and Mitsubishi are very interested in this matter,” he noted.
Posted by 大沼安史 at 05:11 午後 | Permalink
〔夕陽村舎日記〕◆ 権力者に、この国を、これ以上、譲ってはならない!
12、13日の両日、思い立って、出雲を訪ねた。
12日は、台風の日。
畑に水をやる必要もないし、風雨強まるこんなときだからこそ(?)、出雲の神社にお参りするべきだと思い立ち、行き先を2ヵ所に絞って、車で出かけた。
*
横風にあおられながら、米子道を北上して向かった先は、美保関の美保神社。
帰りに神魂(かもす)神社に寄って、岡山の在に帰宅した。
*
その日、出雲大社に向かわなかったのは…………行きたくなかったからだ。
行くのが、なぜか厭だった。
美保と神魂にいけば、それで十分と思ったからだ。
*
美保神社には「青柴垣(あおふしがき)神事」が伝わっている。
「美保崎におられる事代主神が、父神である大国主神から国譲りの相談を受け、譲ることを進言した後、海に身を隠したという様を儀礼化し、神霊を一年に一度新たにする祭」。
国を譲って身を隠した――とは、国を明け渡して、滅ぼされたことである(と、わたしは思っている)
*
神魂神社の本殿は、「現存する日本最古の大社造り」。
国宝にも指定されている。
小泉八雲も訪ねたこの神社こそ、出雲大社よりも古い、大事な神社ではないのか。
そう思って、美保の帰り道に寄った。
*
島根は岡山の山向こうだが、それでも車で往復6時間近くかかる。
疲れ果てて帰宅した、翌朝――こんども急に、やはり出雲大社に参らねば、という気になり、またも車を走らせた。
出雲大社と、近くの日御碕(ひのみさきじんじゃ)神社を回ってみようと思い立った。
*
出雲大社はもともと、なぜかあまり行きたくないところだったので、駐車場から、神楽殿、本殿、拝殿と、逆回りに回った。
「二拝四拍手一拝」の作法も知らず、我流の「五拍」でお参りした。
*
異変――というか、不思議なことが、最後の拝殿前で起きた。
わたしは、さい銭箱から離れた場所で、ほかの参拝者の迷惑にならないよう、わたしなりの祝詞をあげようとしたのだが、腹の底から、ものすごい悲しみの感情が湧きあがり、両の目からは涙があふれて、大声で泣きだしそうになったのだ。
懸命に嗚咽をこらえ、柏手を五回打って、なんとかお参りをすませたが、その場を離れると、あの重く痛切な感情は、これも不思議なことに、すーっと消え、体が楽になった。
*
この2日にわたる出雲参りで――とくに出雲大社の拝殿での体験で、わたしは、「国譲り」に対する、わたしの推測もまた、間違ったものではなかったのだな、との思いを新たにした。
「国譲り」とは結局、「譲らさせられた側」からすれば、自分たちの国が滅んだことのほかならない。
梅原猛さんではないが、出雲大社には、あの法隆寺同様、滅ぼされたものたちの御霊が残っているのだ。
*
で――ここからはもちろん、わたしの「妄想」に過ぎないが、この「国譲り」の構図というか、真実の裏には、「和平後における、無慈悲な征伐」があったような気がしてならない。
だから勝者の側に「怨霊」を神社や寺にまつり、封じ込める必要が出るのではないか?
*
さらにもうひとつ、わたしのさらなる「妄想」を言えば、同じことが実は、大和でもあった、ような気がする。
飛躍した言い方になるが、出雲とはもともと(奈良の)三輪山のことであり、大和で「国譲り」を強いて誕生した統一政権は、朝鮮半島からの、主たる上陸地点である(いまの出雲の)場所に、「大社」をつくらざるを得なかったのではないだろうか?
*
わたしは最近、「日本史」とはとどのつまり、権力者(集団)による「国譲り」の強制・成功の連続ではないか、と考えている。
そして、それが…………「今」において行き着いた現れが、「安倍政権」ではないか、と思っている。
わたしたち、下々の者(つまり、土地の民)は、「中央の国家権力」から、自分たちの「ふるさと譲り(「クニ譲り」)」を強制され続け、いまに至っているのだ。
*
しかし、わたしちは、もうこれ以上、「国譲り」をするのを止めにしなければならない。
これ以上の国家権力による収奪を、止めさせなければならない。
限界に来ているからだ。
消費増税もTPPも集団自衛権も、わたしたちを収奪し、限界を越え、新たな苦役を強い、亡国に行き着くものにほかならない。
*
安倍政権による国民の生活破壊、労働破壊は、すでに限界に達している。
国民生活は、これ以上の出血に耐えられないところに来ている。
*
もういちど、確認しておこう。
わたしたちは、フクシマでもどこでも、一方的な「国譲り」を強いられ続けてきた。
そうしてとうとう、わたしたちはいま、たぶん「日本史」の臨界点に立っている。
こんどはわたしたちが、安倍政権という国家権力から、この国を取り戻す番ではないか。
*
アベノの自民党の選挙キャッチ、「日本を取り戻す」とは、国民にさらなる犠牲を――戦前回帰の「国譲り」を強いるものである。
わたしたちはいまこそ、安倍政権を退陣に追い込み、この美しき日本を、取り戻さねばならない。
Posted by 大沼安史 at 01:40 午後 | Permalink
2015-05-15
〔英紙テレグラフは、「日本の軍拡法案」閣議決定、と報じた〕★ 電子版の掲載写真3枚のうち、2枚は抗議の写真! 残る一枚は、銃を抱えて行進する「アベノわが軍」! ★ 安部政権の動きを、国際社会は「軍事拡張( military expansion)」と見ている!
★ 鮮明な写真は、下記、テレグラフのサイトで!
3枚とも、日本のマスコミではあまりお目にかからない写真ではある!
*
〔★は大沼〕 ◎ ⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/11605312/Japan-military-expansion-bills-passed-by-cabinet.html
★ テレグラフのサブ見出しは、<いわゆる「戦争法案」に反対する抗議デモがスパーク>である!
Controversial moves to allow Japan's army to fight abroad sparks protests across Tokyo in opposition of the so-called “war legislation”
Posted by 大沼安史 at 04:45 午後 | Permalink
〔ワシントン・ポストが安倍首相の<アメリカの戦争に巻き込まれることは絶対ない>演説を、東京発で、驚き(?!)の報道〕★ WPの東京特派員は、<…… would “never become entangled in a war being fought by the United States>を、記事中、2度も引用! / ワシントンは、安倍政権が対中・対韓で、独自の軍事行動(=「日本の戦争」)を起こすつもりではないかと、「対米公約違反」に怒りを覚えているのではないか!
〔★は大沼〕◎ ワシントン・ポスト : Japan’s cabinet approves bills to loosen post-war military restrictions
(14日付け)⇒ http://www.washingtonpost.com/world/japans-cabinet-approves-bills-to-loosen-post-war-military-restrictions/2015/05/14/28a4b9be-fa34-11e4-a47c-e56f4db884ed_story.html
★ 安倍首相は14日の安保法制閣議決定後の会見冒頭、次のように明言した。
⇒ http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0514kaiken.html
*
それでもなお、アメリカの戦争に巻き込まれるのではないか。漠然とした不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。その不安をお持ちの方にここではっきりと申し上げます。そのようなことは絶対にあり得ません。新たな日米合意の中にもはっきりと書き込んでいます。日本が武力を行使するのは日本国民を守るため。これは日本とアメリカの共通認識であります。
*
★ これではまるで、「アメリカの戦争」ではなく、「日本の戦争」はしますよ、と言っているようなものではないか?
とにかく、ごまかしてもなんでも、国会を通してしまえばしめたもの、という見え透いた思惑が、黒々とトグロを巻いているような発言だった。
フクイチ・アンダーコントロール発言も、国際社会を侮ったとんでもない虚言だったが、この「アメリカの戦争に巻き込まれない」も、オバマ政権からすれば、とんでもない「公約違反」以外の何ものでもない。
それとも安倍政権は、これは国民を欺き、国会を通すだけの方便と、アメリカ側には水面下で通告しているのだろうか?
*
◆ ワシントン・ポストの記事の出だしは以下の通り。
*
Japan’s prime minister declared Thursday that his country would “never become entangled in a war being fought by the United States” as his cabinet approved legislation to loosen restrictions on Japan’s self-defense forces.
Even as he vowed that the changes would make technically pacifist Japan more peaceful, Prime Minister Shinzo Abe also insisted that the changes would strengthen the country’s military alliance with the United States.
“I want to make clear that Japan will never become entangled in a war being fought by the United States,” Abe said at a news conference after the cabinet approved revisions to 10 security-related laws.
Posted by 大沼安史 at 04:29 午後 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 14日夜、官邸前、若者は叫んだ! 「30年後に『日本は100年間戦争をしなかったんだ』と自慢したい」。/ ★ わたしもツイキャスで抗議の模様を見た!「アベシンゾーから日本を守れ!」――ドラムの響きと叫びの波。国民の気持ちはいま、ひとつになろうとている!
〔★は大沼〕 ◎ 今国会で日本を壊す安倍政権 ~戦争編~
⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/05/00011160
・ 安保法制の戦後最大の大転換が今夕、閣議決定された。日本が平和国家ではなくなった歴史的な瞬間だ。
★ 龍作さん、これからです。
がんばってください。
(★「田中龍作取材活動支援基金」にカンパをぜひ! わたしも貧者の一灯を、振り込みました! )
Posted by 大沼安史 at 03:55 午後 | Permalink
〔アホノミデス〕◆ 安倍首相の米議会演説、日米関係史部分 =「ばかばかしい話」(近代史学者) / 「日本にとって米国との出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした。それは150年以上前にさかのぼり、年季を経ています」 ← 「幕末にやって来たペリー提督やハリス総領事が米国の民主政治を日本に伝えたとは、ちょっと聞いたことがない。彼らの狙いは捕鯨船の寄港地、そして貿易相手としての日本だったはずだ」
★ 安倍首相は、もういちど中学生に戻り、しっかり勉強し直すべきだ。
*
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : (社説余滴)安倍演説への違和感 村上太輝夫(論説委員)
⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11753994.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11753994
★ 村上氏は、こう続ける。
*
安倍首相は、リンカーンのゲティズバーグ演説にも触れている。日本人は、あの「有名な一節」に「民主政治の基礎を求めてきた」と。
それはその通りだ。「人民の、人民による、人民のための政治」は、日本国憲法前文に引き継がれている。「米国の民主主義との遭遇」を語るなら、150年以上前まで無理にさかのぼらなくても、ふさわしい挿話が69年前にあったのだ。
ところが、安倍首相は憲法には言及しなかった。
*
★ 安倍首相は、もういちど中学生に戻り、しっかり勉強し直すべきだ。
スピーチライターも含め、よほど勉強がお嫌いだったのだろう。
村上氏が相談した「近代史学者」は「首相が間違ったことを言うのは珍しくないだろう。ばかばかしい話には付き合いたくない」と言ったそうだ。
あの「量子論的飛躍」の決めセリフにも参ったが、ばかばかしい限りで、アホ臭さの極みである。
Posted by 大沼安史 at 03:44 午後 | Permalink
〔アベノシンゾ返り〕◆ 祖父の故・岸信介元首相(元・A級戦犯、ただし釈放される)は、「歴史はその時代の政治権力者の軌跡」と言った。あくまで政治権力者の歴史 ★ そして岸氏の孫の安倍晋三氏は、国民そっちのけで、最高権力者として、この国を「戦争のできる国」に戻そうとしている。ドイツの「シュピーゲル」誌が1昨年1月に警告した「隔世遺伝(祖父-孫)の危険」が現実のものに――同時代史の脅威となった。
〔★は大沼〕
★ 岸信介氏は、その『回顧録』(廣済堂出版)の「序」に以下のように書いている。
「歴史とはその時代に政治権力を握った人たちの願望、信念、情熱、見識、勇気などの総合的な軌跡である」(『岸信介回顧録』、4頁)
*
★ 岸氏にとっても、おそらく安倍首相にとっても、歴史とは政治権力者である自分たちの歴史であるのだ。
そうでしかないのだ。
だから、戦争法案を閣議決定するような、デモクラシーを侮った真似ができる。
*
★ 安倍首相は政府専用機で、3日午後3時3分、羽田に着くと、自宅に直行、そのまま富士吉田市の中華料理店で、母親の――岸氏の愛娘の洋子さんと食事をし、鳴沢村の別荘に入った。
・ 首相動静 ⇒ http://digital.asahi.com/articles/ASH536FY0H53ULFA007.html
3日はもちろん、「わたしたちの美しい国」である、この国、日本の「憲法記念日」。
「平和」の誓いから、あれだけの犠牲の山を築いて、ようやく手にした「9条」の光から逃れるような、一目散ぶりだった。
安倍首相は母親に、「わたし、やりましたよ」とでも言ったのだろうか?
*
★ 岸氏は「歴史とはその時代に政治権力を握った人たちの願望、信念、情熱、見識、勇気などの総合的な軌跡である」と言ったが、国民はそうは思っていない。
(すくなくとも日本の現代の)「歴史」とは、この世をば我が世とぞ思う「政治権力者たち」による略取であり、搾取であり、暴走であり、傲慢と欺瞞であり、民衆のいのちの安売り、国民に対する裏切りことである。
*
◎ 参考 : ◎ シュピーゲル国際版(英語): Atavistic Abe : Japan's PM Courts Old Dangers( アベノ隔世遺伝 : 日本の首相、昔の危険を招く)/ 「岸信介とは、ヒトラーの軍需相、アルベルト・シュペーアの日本版だった男だ」
(2013年1月17日付け)⇒ http://www.spiegel.de/international/world/new-nationalist-government-of-japan-stokes-tensions-with-china-a-877691.html
・ The premier wants to return Japan to its former position as a "beautiful country," which is also the title of a book in which he describes his vision for the nation's future. He wants this new Japan to re-embrace the values promoted by his father, former Foreign Minister Shintaro Abe (1924-1991), and practiced by his grandfather Nobusuke Kishi (1896-1987), whom he admires.
Kishi was the Japanese version of Albert Speer, Hitler's minister of armaments and war production. He expedited the subjugation of China in occupied Manchuria in the 1930s, and he later managed Japan's war machine against the Allies
*
◎ 参考 : 2007-08-09 〔重要NEWS〕 巣鴨釈放:「いまや、われわれは民主主義者だ」、「復活」のお披露目はCIA高官との歌舞伎座そろい踏み、エージェントの情報で国会での「反乱」を阻止 CIAに「恒久支援」を求める CIAに金で買われた岸信介首相 賀屋興宣氏も手先に ニューヨーク・タイムズ紙のティム・ワイナー記者(ピュリッツアー賞受賞記者)の近著、『灰の遺産 CIAの歴史』で暴露
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2007/08/post_4ac3.html
Posted by 大沼安史 at 05:05 午前 | Permalink
2015-05-14
〔フクイチ核惨事〕◆ 枯れゆくフクシマ 愛のバラ / 「双葉ばら園」の園主、岡田勝秀さんと薔薇たちの悲しみを、ジャパンタイムズが報道! 「エネニュース」が全世界拡散 / 英語版の写真集も刊行! ★ 荒れ果てたばら園を訪ねた岡田さんが帰ろうとしたとき、バラたちはこう語りかけて来たそうだ。「もう帰るの?」と。政府と東電は、フクシマのバラ園も殺した!
〔★は大沼〕◎ ジャパンタイムズ Labor of love left to wither and die in Fukushima (枯れて死にゆく、フクシマの愛のバラ)
⇒ http://www.japantimes.co.jp/community/2015/03/08/issues/labor-love-left-wither-die-fukushima#.VVRb8bmJgqQ
◎ 「双葉ばら園」ホームページ ⇒ http://www.futaba-rose.net/
*
◎ ユーチューブ : インターネット配信インターネット配信「キッズテレビ」: ドリームサラダ / 「わが心の薔薇園」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=n8rSjHGoGKc#t=89
◎ 同英語字幕版 : My Dear Rose Garden Lost Forever
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=n-chkh6-dG8
◎ NHKオンライン首都圏 / 「NHKニュース おはよう日本」“忘れない”震災4年(2) 再起目指すバラ職人
(3月10日放送)⇒ http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20150310.html
*
◎ 写真集 The Rose Garden of Fukushima
⇒ http://www.amazon.co.jp/Rose-Garden-Fukushima-MAYA-MOORE/dp/4418142363/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1431591700&sr=1-1
・ 広大な敷地に750種類のバラが咲き誇り、年間5万人の来園者に愛された福島県「双葉ばら園」。
2011年3月11日以降、その姿を変えてしまった花園の、かつての瑞々しい美しさを伝える写真集です。
著者はアメリカ人元テレビキャスターのマヤ・ムーア氏。ニュースでバラ園を知り、
被災者への祈りとともに、世界中にその存在と物語を伝えたいと、情熱に突き動かされました。
バラ園の主・岡田秀勝さんの、復活の物語でもあります。
Posted by 大沼安史 at 05:52 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ ① 京大 豊原治彦 農学研究科准教授が宮城県のベンチャー企業「アース」と、「農地土壌・側溝汚泥から放射性セシウムの高効率除去に成功」 ② フリーランスの物理学者、井口和基さんがブログで指摘! 米国のP・ブラウン博士の「共鳴原子力電池」をフクイチの現場の設置すれば、放射能除去と発電が可能!
◆ ① ◎ 京大(2013年12月10日付け)⇒ http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/131210_2.htm
・ 当該技術は、除染除去によって回収され、集約されたことにより、汚染が高濃度となった除染廃棄物のうち、土壌、側溝汚泥、田畑の表土、焼却灰等を対象としています。従来の洗浄技術では、汚泥や田畑の表土は土壌粒子として最も微細なシルト、粘土分が土壌成分の大半を占めているため、分離が困難でした。また、焼却灰についても、灰の粒径が微細であるため、同様でした。
そこで当該技術は、ナノバブル水で洗浄分級することによって、放射性物質を土粒子や焼却灰から分離回収し、さらに、特殊なサイクロン分級システムを組み合わせることにより、セシウムが最も吸着されている2μm~5μmの範囲の微粒子を効率よく分離回収することが出来ました。また、汚染土壌および焼却灰を減容化することにより発生する、高濃度放射性物質濃縮物からの重金属や放射性物質が再溶出することが懸念されていますが、豊原准教授とアースで独自に開発された天然由来の資源からなる不溶化効果をもった吸着薬剤(アースプロテクター)を使用することにより、これらを完全に防止することが可能となったことがもう一つの大きな特徴です。
◎ ユーチューブ(ビデオ) ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Jr5gBadsZg4
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◆ ② ◎ 井口和基さんのブログ / 故ポール・M・ブラウン博士の脅威の「共鳴原子力電池」:スーパースーパー逆転の発想
(2011年3月23日付け) ⇒ http://quasimoto.exblog.jp/14479131
◎ 井上和基さんウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E5%8F%A3%E5%92%8C%E5%9F%BA
Posted by 大沼安史 at 05:49 午後 | Permalink
2015-05-13
〔アベノ軍国主義〕◆ 安倍政権の「軍事改革」は、「アベノミスク」そのものを脅やかすものだ! / 世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズが警告報道 / 「内閣支持率を10%下げ」(在京筋)、アベノミクス「第三の矢」の構造改革を危うくする、と! ★ 安倍政権はもう持たなくなっている。すでに末期的だ! 「アベノ日本売り」が始まる?
★ ◎ FT :Japan military reform poses threat to Abenomics
(13日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/38c170aa-f87a-11e4-8e16-00144feab7de.html#axzz3a0gLOaEI
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★ FT紙は、安倍政権の安保法制化で、経済の構造改革に必要な、内閣支持率という「政治資本(political capital )」が失われるとみている。
たしかに、その通りだ。
日本を「戦争できる国」につくりかえる安保法制化を強引に進めると、日本国民の大半は、安倍政権に愛想をつかすはず。
安倍政権はそのとき、(TPPと原発再稼働に対する反対運動も合流することで)日本の戦後デモクラシーの「臨界」点を超え、自民党支持者からさえ見放され、退陣に追い込まれる可能性が強い。
Posted by 大沼安史 at 06:57 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 「WTOへの提訴の前に、日本政府として、産地偽表示(false labeling )を自らチェックすべきではないか」――日本(福島・茨城・栃木・群馬・千葉の5県)からの放射能汚染食品規制問題で、台湾当局が日本政府(安倍政権)に対して手厳しい注文
T *
★ 台湾当局は日本からの輸入食品で産地偽表示が発覚したことから、今月の15日以降、台湾への輸出業者は上記5県産のものではない食品であることの証明書の提示を義務付けるとともに、茶、ベビー食、乳製品、水産品などについては、5県産以外のものでも、放射能検査証明書(radiation inspection certificates )の提出を義務付ける。
この台湾の方針に対し、安倍政権はWTO提訴という強引な手段での強行突破をちらつけせていた。
今回の台湾側の反発は、いわば「日本の業者の参地偽装くらい、日本政府でちゃんと取り締まれから、言えよ。そんなケジメもつけられないか」と、安倍政権を叱りつけたものと言える。
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〔★は大沼〕◎ Want China Times : Taiwan tells Japan to check food labeling before involving WTO
(13日付け
・ Japan should check false labeling problems that have given rise to Taiwan's decision to impose tighter regulations on imported Japanese food before taking the case to the World Trade Organization, the head of an agency dealing with Japan said Tuesday.
Lee Chia-chin, chairman of the Association of East Asian Relations, was responding to remarks made at a news conference earlier in the day by Yoshimasa Hayahsi, Japan's minister of agriculture, forestry and fisheries, that Japan does not rule out the possibility of taking the case to the WTO.
・ Under the new regulations that will take effect May 15, importers of Japanese food products will be required to present certificates of origin to prove that the imports are not from any of the five prefectures. For some imports such as tea, baby food, and dairy and aquatic products, radiation inspection certificates will also be required.
Posted by 大沼安史 at 06:39 午後 | Permalink
2015-05-12
〔東京新聞〕◆ 安保法制の全条文 与党合意 戦闘参加 厳格基準示さず / あらゆる事態に「切れ目なく」対応するとして、海外での自衛隊の活動を大幅に拡大する。★ ドイツ誌「シュピーゲル」は第2次安倍政権が誕生した際、「安倍首相は祖父・岸信介を崇拝しているが、その岸信介とは、ヒトラーの軍需相、アルベルト・シュペーアの日本版だったと男だ、と報じていた! 「アベノ隔世遺伝の危険」に対する国際社会の警戒感は、さらに高まりそうだ。
◎東京新聞(12日付け) ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051202000110.html
〔 ★ は大沼〕 ◎ シュピーゲル国際版(英語): Atavistic Abe : Japan's PM Courts Old Dangers( アベノ隔世遺伝 : 日本の首相、昔の危険を招く)
(2013年1月17日付け)⇒ http://www.spiegel.de/international/world/new-nationalist-government-of-japan-stokes-tensions-with-china-a-877691.html
・ The premier wants to return Japan to its former position as a "beautiful country," which is also the title of a book in which he describes his vision for the nation's future. He wants this new Japan to re-embrace the values promoted by his father, former Foreign Minister Shintaro Abe (1924-1991), and practiced by his grandfather Nobusuke Kishi (1896-1987), whom he admires.
Kishi was the Japanese version of Albert Speer, Hitler's minister of armaments and war production. He expedited the subjugation of China in occupied Manchuria in the 1930s, and he later managed Japan's war machine against the Allies
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◎ 東京新聞 : 安保法制の全条文 与党合意 戦闘参加 厳格基準示さず
・ 自民、公明両党は十一日、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認をはじめとする新しい安全保障法制に関する与党協議で、関連法案の全条文に最終合意した。政府は十四日に関連法案を閣議決定し、週内に国会に提出する。集団的自衛権の行使を禁じてきた憲法解釈を変更した昨年七月の閣議決定を法制化する与党協議では、日本が戦闘に参加する基準は厳格化されなかった。経済混乱の際に集団的自衛権を行使する可能性も排除しなかった。
安保法制は、集団的自衛権の行使容認のほか、周辺事態法を改正して地球規模で米軍の戦闘などを支援できるようにする重要影響事態安全確保法案、「国際社会の平和と安全」を目的に他国軍の戦闘を随時支援できるようにする国際平和支援法案が主な内容。これらに加え、あらゆる事態に「切れ目なく」対応するとして、海外での自衛隊の活動を大幅に拡大する。
集団的自衛権の行使容認については、武力攻撃事態法改正案で、他国への武力攻撃が発生し「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」事態を「存立危機事態」と規定。自衛隊法改正案は、存立危機事態の場合には武力行使できることを明記した。
集団的自衛権の行使を可能にする主な法改正はこれだけで、何が存立危機事態なのかの明確な基準は示さなかった。安倍政権は、原油や天然ガスが国内に入ってこなくなるような経済混乱は存立危機事態に該当する可能性があるとして、中東での戦時の機雷掃海を集団的自衛権行使の事例に挙げる。
こうした法解釈に基づき、日本に波及する何らかの経済混乱が海外で発生した場合に「自衛」を名目にした武力行使が広がっていく恐れが残った。
与党は、閣議決定では明確でなかった集団的自衛権行使の基準は、法制化を通じて厳格化すると説明していたが、法案には閣議決定で示した「武力行使の新三要件」の要素を盛り込むことにとどまった
Posted by 大沼安史 at 05:50 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 北米・太平洋岸で海水から検出されたフクイチ・セシウム、7 Bq/m^3 を、ウッヅホール海洋研では「痕跡の合計値(trace amounts)と言っているが、それは(痕跡といって軽視できるものではなく)「予想数値の29倍もの値であり」「重大な、しかも測定しうるもの。(海洋放射能)猛襲(onslaught)の始まりすぎない」――アーニー・グンダーセンさんが警告!
★ グンダーセンさんは「フクイチ海洋プルーム・セシウム」が、こんご北米西海岸を「猛襲(オンスロート)」とすると言っている。
この onslaught という言葉は、かなり強い表現である。
濃度のより高い、セシウムを含んだ海水塊が来襲するということは、それを同等濃度、等量のストロンチウムも北米西海岸を襲うはず。
カリフォルニアのビーチに砕けるサーフからストロンチウムが検出されたりしたら、東電を相手取った訴訟が続発する事態にもなりかねない。
フクイチ海洋プルームの北米漂着のピークは、年末ごろになる見込み。
こんご、どうなるか、要注意である。
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〔★は大沼〕◎ 4月15日 カナダ・ケベックで開かれた「世界ウラニウム・シンポジウム」での報告 ⇒ https://vimeo.com/127077218
◎ ソース / エネニュース ⇒ http://enenews.com/video-significant-amounts-fukushima-radiation-detected-along-west-coast-america-nuclear-expertits-beginning-onslaught-levels-30-times-worse-predicted-scientists-clue-about-whats-coming-real-goal-down
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★ 一方、ウッズホール海洋研のケン・ベッセラーさんは、(フクイチ海洋放射能プルームの)セシウムより、より毒性の強い、フクイチの汚染水タンクの「とても、とても高い濃度の(very, very high in strontium-90)」ストロンチウムを心配している。
◎ デイリー・ビースト : How Radioactive Is the Pacific, Really?
(4月24日付け)⇒ http://www.thedailybeast.com/articles/2015/04/24/how-radioactive-is-the-pacific-really.html
・ “My latest concern is shifting, as the exposure for cesium has gone done 10,000 times, but it has stayed pretty constant for strontium-90.”
Strontium-90 is a byproduct of nuclear fission and behaves more like calcium than salt, embedding itself in bones, and can take two years rather than two months to pass through the body. While strontium isn’t currently heavily present in the ocean, there are thousands of tons of it in the contamination in the tanks at Fukushima, and it’s very, very hard to clean up.
“150 million gallons have been collected in tanks, and it’s all very, very high in strontium-90,” he says. “There’s a hundred times more in the tanks than was ever released. It’s more dangerous and there’s more of it there.”
For their part, the Japanese cleanup teams are working at containing it.
◆
◎ グンダーセンさん、ケベック講演ビデオ
・ At 7:30 in — Last week, Woods Hole announced a study that showed that about… 7 becquerels per cubic meter [has reached the west coast of North America].
They called it ‘trace amounts’. I don’t call 7 Bq/m^3 a ‘trace amount’… that’s significant and measurable, and it’s just the beginning of the onslaught.
There was a study in 2012 that predicted how much radiation was going to get to the west coast of B.C. … [It] was 29 times lower than what [Woods Hole] actually measured.
So scientists have no clue how to measure what’s transporting through the ocean. Studies two years ago are already wrong by essentially a factor of 30.
The scientists’… real goal was to downplay the significance of the damage to the Pacific Ocean. It is in fact 29 times worse than predicted.
Posted by 大沼安史 at 04:46 午後 | Permalink
2015-05-11
〔フクイチ核惨事〕◆ ① 毒性300倍 ストロンチウムの恐怖は水からやってくる ② 被曝と汚染の現状認めず直視せず「なかった事」にしたい日本政府。まるで「敗戦の否認」と変わらない構図、否認のメンタリティーとは現実逃避だ ③ 〔★ 地震国・トルコの黒海沿岸の都市〕シノップで(4月25日)4万人が「日本は原発を輸出しないで!」と叫んだ!
★ <③関連> フランスのアレバ社と組み、トルコのシノップで原発をつくる三菱の創始者は、岩崎弥太郎である。
わたしは昨年夏、四国巡礼の旅をしたとき、土佐の高知の安芸市を通り、ここから弥太郎氏が――三菱が始まったのだと、ある種の感慨を持った。
三菱に関係するみなさんはたぶんご存知のことだが、弥太郎は江戸に遊学し、安積艮斎(あさかごんさい)の塾に学んだ。
安積艮斎はその名(安積)の通り、安積、すなわち福島の郡山の出身である。
その安積野を、フクイチ発のプルームは放射能で汚染した。
そういう一国の存立を危うくするような事業のために、岩崎弥太郎は三菱をつくったわけではないだろう。
三菱は、シノップ原発から手を引くべきではないか!
*
① 東海アマさんのツイッター警告 ⇒
https://twitter.com/tokaiamada/status/597149118314651649
② 山崎淑子さんのツイッター・コメント ⇒
https://twitter.com/prisonopera/status/592446752717873154
〔★は大沼〕③ ノーニュークス・アジアフォーラム通信 ⇒
http://www.nonukesasiaforum.org/jp/134a.htm
・イスタンブールからも1000人が参加したシノップでの反原発集会は、80を超える民間団体と市民のサポートで巨大になった。シノップ県 反原発プラットフォームと公務員労働組合連合のよびかけで、市の中心で始まったデモ行進の列は、シノップ・ウールムムジュ広場へと続いた。地元の漁師たちも、「シノップに原発はいらない」と書かれた ポスターを漁船に吊るしてデモに参加した。民家や小売店の窓でも同じポスターが目に留まった。
Posted by 大沼安史 at 06:37 午後 | Permalink
〔コラム フクシマの歌〕 ♪ I'd Trade All Of My Tomorrows
このところ、時間軸(タイムライン)の、意識(言葉・思考)による‘逆転(リバース)’(?)ということを、ずっと考えている。
今日は――すこし時間があるので(台風で雨が降るので、畑の水やりをサボれるので)、アメリカのカントリーシンガー、マール・ハガード(Merle Haggard)さんをユーチューブで聴きながら、残務読書(?)で机に向かっていたら、この曲が流れて来た。
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=0Fqc-VMkbiQ&list=RDEzmlwQP-AzY&index=6
なんども聴いていた歌だが、きょうばかりは、なぜか強烈に迫ってきた。
胸にぐっと来た。
♪ I'd trade all of my tomorrow's for just one yesterday
For my life's no good if I can't have your love……
♪ 明日という日を、昨日に交換したい気持ちだ
だって、昨日がそうだったように、君の愛情を、これからのつかむことができないなら、明日からの人生に意味はない……
*
なぜ、ぐっと来たか?
わたしにもまた、人並みに好きな女性がいるが、それ(と同等に、あるいはそれ)以上に、「フクイチ」のことが――「フクイチ核惨事」を生きてゆく「わたしたち(の子孫)」のことが気になっている。
なので、この歌を聴いているうち、わたしたちは、あの、<3・11以降>の「昨日の日々」と、これからのわたしたちの「明日」を交換する覚悟で生きていかねばならない(のではないか)――とナニゲに気づかされた。
もちろん、わたしたちは、「明日」と「昨日」を物理的に交換することはできない。
しかし、「昨日」に起きたことを認め、それを今後において対処・克服してゆくには、わたしたちの「明日」を、「昨日」の「現実」と(前向きに――過去の出来事を水に流さず、自分たちの生存の問題として前向きに)向き合う、そういうものにしていかねばならない……
「フクイチ後」を生きるわたしたちの世界は(あるいは時間は)、「明日」を「昨日」を‘交換’しなければならない――または「昨日」を「明日」のなかで克服して行かねばならない――ものに変わってしまったのではないか……
しかし、だからといって「昨日」と「明日」の‘交換’は、決して「後ろ向き」のことではない!
「フクイチ核惨事」を乗り越えて行くために、昨日を振り返る明日は、わたしたちにとって、(おそらくはただひとつの)希望の道である…………
――そんな思いにとらわれ、愕然としたのである。
*
マール・ハガードさんは、若いころ、犯罪に走った人だ。
あるとき、刑務所の房で、死刑囚と一緒になり、諭されたことから、改心する。
そうして、人の心をゆさぶるカントリーを歌い始める。
わたしたちにも、脱原発という「改心」が必要ではないか!
*
ついでに、もう一言!
わたしは、安倍首相が直面することを避けている歴史(過去)の事実についても、「フクイチ核惨事の後始末」と同じことが言えるような気がしているが、それだけでなく、「昨日」の「事実」を直視することで、その歴史的な事実の意味が、これから明ける「明日」において、遡行して変わり得るのではないか――とさえ思っている。
「昨日」を「新しい明日」とバクる(交換)することで、「昨日」の事実が、すくなくとも意味的には変わりうるとさえ思っている。
安倍首相は、「従軍慰安婦」のみなさんの「昨日(までの怒り・悲しみ・絶望)」を、心から謝罪が受け入れられた「明日」と‘交換’することで、日本現代史の「昨日」を変えなければならない。
日本政府の責任者が(心底)謝罪することで、彼女たちの「昨日」が変わることを、安倍首相は知らねばならない。
そのことによって、わたしたちの日本の子どもたちの「明日」も変わることを――「歴史の闇」から解放された「明日」が来ることを知らねばならない。
そこに、わたしたちの子孫がアジアで生きることができる、たぶん、唯一の希望の道がある。
*
◎ 歌詞は ⇒ http://www.lyricsmode.com/lyrics/m/merle_haggard/id_trade_all_of_my_tomorrows.html
◎ マール・ハガードさん ウィキ ⇒ http://merlehaggard.com/
◎ マール・ハガードさん、公式サイト ⇒ http://merlehaggard.com/
Posted by 大沼安史 at 02:27 午後 | Permalink
〔ニューヨーク北郊のインディアン・ポイント原発で「巨大な爆発(a huge explosion)と黒煙」!〕◆ 9日夕(現地時間)、3号機、「変電器」が火災と発表 / NYCから24マイル(38キロ)地点 「核事故に至らず」消火 / 化学消火剤と油の流出で、ハドソン川、汚染の恐れ / 3号機、3日前にもシャットダウン!
★ 巨大な爆発と、ものすごい黒煙!……爆発事故の詳細は不明だ。
インディアン・ポイント3号機で、何が起きたのか?
ニューヨーク・タイムズによると、現場はニューヨークから、たった24マイルしか離れていない。
ニューヨークの人びとの間で、「脱原発」の声はますます強まるに違いない。
◎ 右(→)の写真は、ツイッター写真
*
〔★は大沼〕◎ PIX11テレビ : Indian Point nuclear plant stable after transformer failure; cleanup and investigation continue
⇒ http://pix11.com/2015/05/09/breaking-smoke-seen-near-indian-point-nuclear-power-facility/
・ On Saturday, witnesses saw a huge explosion and ensuing smoke and fire near Indian Point, 40 miles north of New York City in Westchester County.
◎ ニューヨーク・タイムズ : Transformer Burns at Indian Point; Cuomo Cites Potential Environmental Risks
⇒ http://www.nytimes.com/2015/05/10/nyregion/transformer-burns-at-indian-point-cuomo-cites-potential-environmental-risks.html?_r=0
・ The fire at the plant, located 24 miles from New York City, began around 6 p.m. and was doused by the plant’s sprinkler system. It did not amount to a “nuclear emergency,” said Jerry Nappi, a spokesman for Entergy, the company that operates Indian Point. No one was injured, he added.
・ Firefighters “saturated” the damaged transformer “with a special kind of foam,” said Mr. Cuomo, who voiced environmental concerns about the foam as well as oil released from the transformer during the fire.
“There is a lot of foam and a lot of oil and now we are worried about that leaking in to the Hudson River,” he said. Foam or oil could enter the river through storm drains, he said.
◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/tv-huge-explosion-nuclear-plant-nyc-200-foot-high-fire-ball-reported-witness-huge-black-ball-smoke-alarms-immediately-emergency-vehicles-coming-every-direction-fire-reignited-after-burning-ha
◎ コモンドリームズ ⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/05/10/unexplained-explosion-shakes-nuclear-power-plant-north-new-york-city
・ The incident was the second shutdown in just three days. "Unit 3 had been shut down Thursday morning for an unrelated issue, a water leak on the non-nuclear side of the plant," the Associated Press reports.
Posted by 大沼安史 at 08:47 午前 | Permalink
2015-05-10
〔レイバーネット〕◆ 火山列島に原発はいらない!~5.8 官邸前金曜行動レポート / 「オスプレイを買う金があったらフクシマに使え!」 / 「川内原発の再稼働は何としてもとめたい。6月7日、九電本店のある福岡で3万人集会と行動がある。そこへ力を結集しよう」!!!
・ 福島では、4年経っても汚染水の流出は止められず、溶けた核燃料がどうなっているのかさえも分からない。
国はもう大丈夫だと避難区域を解除し、子どもたちは被ばく労働並みの放射線を浴びさせられ、避難もできない。
労働者は被ばくを強いられ、危険な事故処理に命を削っている。
それなのに安倍は晩餐会だ、別荘で家族お友だちとゴルフだ。
「安倍はやめろ!」「オスプレイを買う金があったらフクシマに使え!」 これが官邸前の声だった。
Posted by 大沼安史 at 09:22 午後 | Permalink
〔BBCが世界拡散報道〕◆ <#原子力発電、原爆の子>が、日本語に全訳報道! 「沖縄住民は新たな米軍基地に抗議する」/ BBCの記者は抗議船に同乗し、辺野古に海に向かった! 自衛隊機がスクランブル発信する基地から数キロ先で続く、沖縄戦で殺された沖縄人犠牲者の遺骨収集作業も紹介!
★ BBCの記者は、沖縄の人びとは、トーキョー(安倍政権)のワシントンとの軍事関係でもって、民主主義の権利がまたも踏みつぶされていると感じている、と報じている。
NHKの記者も、抗議船に同乗取材してみてはどうか!
〔★は大沼〕◎ BBC : Okinawa residents protest over new US military base
(4月27日)⇒ http://www.bbc.com/news/world-asia-pacific-32485485
◎ <#原子力発電、原爆の子> (写真も) ⇒ http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2015/05/bbc-henoko.html
★ <#原子力発電、原爆の子>サイトは、わたしも大好きな、米国人女性作家、レベッカ・ソルニットさんの『暗闇のなかの希望―非暴力からはじまる新しい時代』(七つ森書館)の訳者である、井上利男さん が続けているものです。
⇒ http://www.pen.co.jp/index.php?id=113
購入される方は ⇒ http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-8228-0596-8.html
Posted by 大沼安史 at 09:08 午後 | Permalink
〔川内再稼働、許すまじ!〕◆ 地震学者の島村英紀さん : <日本人全滅の可能性ある「カルデラ噴火」> / 「カルデラ噴火」というものがある。「破局噴火」とも言われる巨大噴火で、過去10万年間に12回、日本で起きた。たとえば九州南方に起きた7300年前の鬼界(きかい)カルデラ噴火では九州を中心に西日本で先史時代から縄文初期の文明が途絶えてしまった。
★ こんな地震列島で、原発を再稼働されようという、安倍政権の愚かしさよ!
〔★は大沼〕◎ 初出『夕刊フジ』(4月10日付け) ⇒ http://shima3.fc2web.com/yuukanfuji-column97htm.htm
*
・ カルデラ噴火が起きると、噴火や火山灰の影響で最悪は1億2000万人の死者が出るとの予想がある。日本人のほとんどが死に絶えてしまう規模だ。
この次にいつ起きるかについて定説はない。だが、ある研究によれば100年以内に起きる可能性が1%という。
低いといえば低い。しかし1%とは、政府の地震調査委員会が発表していた阪神淡路大震災(1995年)が起きた前日の地震の確率と同じなのである。可能性がないといって安心できるレベルではないのかもしれない。
Posted by 大沼安史 at 08:27 午後 | Permalink
〔田中龍作ジャーナル〕◆ 「自公の安定、日本の破滅」 反公明・創価デモ / 「平和の党」を名乗りながら安倍政権の軍国主義路線に手を貸す公明党―マスコミが叩かないこともあり表向き問題とならないが、「戦争」と「貧困」を憎む市民たちが声をあげ始めた。
★ 「公害」問題に一生を捧げた宇井純さんが、生前、こんな意味のことを書いていた。
「公害」問題が持ち上がったとき、最初に活動を開始するのは、公明党・創価学会で、共産党によりも早いことがあると。
フクイチ核惨事、原発災害は、公害のなかの公害である。
しかし、公明党はいま、原発再稼働を進める安倍政権を支える役回りをしている。
いつ、どこでボタンをかけ違えたのだろう?
はたから見ていると、公明党・創価学会は、安倍政権にいいように使われている。
「平和の党」の旗印は、どこへ行ったのか?
*
「維新」が進める「大阪都構想」に関し、朝日新聞・大阪本社版:4月29日付け・10版(統合版朝刊)、第二社会面に「5・17 大阪の選択 現場から 公明 温度差抱えた反対」という記事が載った。
そこに、こんなくだりがあった。
・ 学会側には橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)との関係を修復したい思惑がある。学会関西組織の関係者は「 『軍勢を動かさない』 という創価学会の方針は、橋下さんに塩を送ることになるだろう」と話す。
「軍勢を動かさないという創価学会の方針」……?
「軍勢」という、この表現!
創価学会は宗教団体ではなく、軍隊に変質してしまったのか?
*
◎ 参考 : 本ブログ: 2013-11-27 / 〔コラム 机の上の空〕 地を離れて人なし。人を離れて事なし
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2013/11/post-da02.html
・ 「秘密保護法案」が〔2013年11月〕26日夜、衆院本会議を「自公の採決強行」(朝日新聞・27日朝刊1面見出し)で通過し、参院に送られた。
「自公」の「公」といえば、もちろん公明党。
公明党といえば、創価学会……。
わたしは朝刊の記事を、風邪でふせった寝床で読んでいるうち、なぜか急に、牧口常三郎氏のことを思い出した。
そして書棚にある、氏の「全集」(4巻)を取り出し、付せんをつけていたところを拾い読みした。
牧口常三郎氏とは、言うまでもなく、創価(教育)学会の創始者である。…………
Posted by 大沼安史 at 07:40 午後 | Permalink
〔夕陽村舎日記〕 天晴れぬれば
吉備(岡山)の山里で、農家の田植えが終わった。
窓から、神社の森の手前にある水田を、視界の隅にとらえることができる。
すぐ目の前。
青空と雲を映し出す田んぼの手前は、わたしたちが借りている畑だ。
*
きのうは畑に出て、家族総出で田植えをしている家族の姿を遠くに眺めた。
よちよち歩きの女の子もいる。
風に乗って、話し声も聞こえる。女の子の声も。
*
昨年出た、 『宮本常一と写真』 (石川直樹さんら著、平凡社)に、民俗学者の宮本さんが撮影した写真が載っている。
宮本常一さん は愛機(カメラ)を携え、戦後の日本を撮り続けた人。
なかでも、子どもたちの写真が、いい。
*
たとえば、宮本さんが昭和34年(1959年)7月、静岡県磐田郡の水窪(みさくぼ)から西浦へ歩いたときに出会った、あの有名な、9人の子どもたちの写真。
それから、山口県見島の宇津の洗い場で、ちびっこが真っ裸のフリチンで遊んでいる、一枚。
これは昭和37年(1962年)8月の写真だ。
そのころ、わたしは、10歳、あるいは13歳。
自分の子どもの頃を見ているようで、懐かしさを感じた。
*
吉備の里に暮らし始めて半年が過ぎた。
わたしたちの畑にも、サルやタヌキがおいでになり、いろいろ、悪さをしてくれる。
裏山に向かって、「狸汁にするぞぉ~」なんて大声で脅しをかけているが、効き目はない。
野生動物の保護活動をしていると思うしかない。
*
耕作放棄地も多い。空き家になっている農家も目立つ。
明治のころ、ここ岡山から、福島の安積(あさか)野に、士族十家族が移住した。(『安積野士族開拓誌』〔高橋哲夫著、歴史春秋社〕より)
安積野とは猪苗代湖から疎水を引いて開かれた開拓地。
いまの郡山市あたりがそれだ。
*
これからもっともっと、逆移住(?)があっていい。
ここ吉備高原でも、「福島」ナンバーの車を見かける。
*
山里に暮らしだして、立松和平さん(の本)らに導かれ、仏教の本を読むようになった。
いま、手元にあるのは、立松さんの『あなただけの日蓮聖人』(小学館)。
図版がいっぱい入った、見ても読んでも、為になる本だ。
日蓮聖人が今の世にいらしたら、時の政権におもねず、首をはねられそうになっても、島流しにあっても、原発の再稼働や、さらなる属国化に反対し、権力者たちを諌めたことだろう……と思いながら、頁をめくっている。
*
そして――先日、たまたま 川端茅舎 (1897~1941)の句集を読んでいたら、こんな句に出会った。
・ 春泥に子等のちんぽこならびけり
・ 蝶々にねむる日蓮大菩薩
*
(これだから?……)立松和平さんは、こう書いている。
*
身延山の緑したたる山にいくと、草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)という言葉が身に迫って感じられます。
草や木や国土のように心を有しないものも、人のように情のあるものも、生きとし生けるすべてのものが仏となるのです。
木の葉が騒いで光が降りかかる時、草の上に宿る一滴の露が光る時、日蓮さまが微笑んでいると感じられるのです。 (上記書、110頁)
*
草木国土悉皆成仏。
「3・11後」の時代において、草木国土が悉皆成仏するとは、放射能による「悉皆被爆」をふせぐ、なくす、ことである。
原発をなくすことである。
それが日蓮聖人の願いでもあるのではないか。
*
天晴れぬれば、地明らかなり。
放射能プルームが流れる空の下に、われらの成仏、あるやなしや。
Posted by 大沼安史 at 07:36 午前 6.命・水・祈り | Permalink
2015-05-09
〔シリア戦争〕◆ アサド政府軍 樽爆弾で毒(塩素)ガス攻撃 / イドリブ県北部で 2日まで、少なくとも4回 80人近くが被害 生後6か月の乳児も死亡 人権団体が非難 ★ アサドの政府軍からすれば、これも「イスラム国」軍などとの「テロとの戦い」の一環、ということになるのだろう……。「戦争」は手段を選ばない。安倍首相が考えるほど、お気楽なものではない!
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Syria 'chlorine attacks': Dozens reported suffocated as regime 'drops chemical barrel bombs' on Idlib
(8日付け) ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/syria-chlorine-attacks-dozens-reported-suffocated-as-regime-drops-chemical-barrel-bombs-on-idlib-10234798.html
・ …… a man in his thirties died yesterday from another suspected chlorine attack in a fourth village in Idlib on 2 May. The man's six-month-old baby died in that attack,……
Posted by 大沼安史 at 07:09 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 「原子力発電は永久の負債だ、原発は原水爆時代と工業文明礼賛時代の終末を飾る恐竜である」――チェルノブイリの年の末、不審の山岳遭難死を遂げた故・水戸巌さんは雑誌『現在農業』の1978年9月号に、こんなタイトルの論文を書いていた!
〔★は大沼〕◎ 水戸巌さんの著作・講演集、『原発は滅びゆく恐竜である』(緑風出版、2014年初版、2015年1月、第4刷)の、小出裕章さんによる「まえがき」より。
★ そしてその恐竜がいまフクイチで、ますます恐ろしい正体を現し、メルトダウン溶融放射能マグマから猛烈な放射能を吐き続け、凶暴にのたうちまくっている。
フクイチの核毒恐竜も始末できないで、どうして川内再稼働なのか?
*
★ 水戸巌さんは息子さん2人と1986年12月30日、厳寒の北アルプス剱岳(つるぎだけ)北方稜線で「遭難」し、翌年夏、遺体で発見された。
53歳だった。
『原発は滅びゆく恐竜である』に収録された水戸喜世子・夫人の寄稿文によると、「テントのファスナーは閉じていて、谷に向いた面だけにT字型の破れ目があって、そこから谷筋に向けて体が放り出されたと思われる。この破れ目は何が原因でできたものか、なぜ靴はテントに残したまま全員が寝袋と共に靴下姿で谷筋から発見されたのか、頭部の血痕の原因は何か……『気象遭難説』だけでは説明したことになっていない」。
もしも――万が一、巌さんらが「謀殺」されたとしたら、よほど冬山山岳訓練を受けた者どもの仕業だろう。
ヘリを使ったのかもしれない???
*
フクイチ事故のあと、喜世子さんの夢の中に、巌さんが一度だけ出てきたことがあるという。
「たった一人官邸に乗り込み、自分たちも参加させろ! と〔当時の〕菅総理に要求を突き付けている」巌さんだった。
*
◎ 緑風出版 書誌情報 ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1403-9n.html
*
◎ ユーチューブ / 水戸喜世子さん 「亡き夫の遺志を継ぐ妻:原発差し止め求める女性 」
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=5ICBvZnHbwg
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◎ 参考/ 東京新聞 2015年4月15日付け ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041502000120.html
大阪府高槻市の水戸喜世子さん(79)は、芝浦工業大の教授だった夫巌(いわお)さんの遺志を継ぎ、仮処分申し立てに参加した。約二十九年前に亡くなった巌さんは放射線物理学の専門家として講演会や論文を通じて原発事故による被害の危険性を訴え、科学者の立場から反原発運動を支えてきた。
「原発には潜在的な危険があり、最悪の事故が起きる可能性がある」との巌さんの警告もむなしく、福島では事故が起きた。「夫の訴えを決して無駄にしない」。事故後に脱原発運動に参加し、昨年五月に判決が出た関電大飯原発3、4号機の差し止め訴訟にも原告に加わった。
Posted by 大沼安史 at 06:29 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ ブルームバーグが報道 : IAEA、「中長期フクイチ廃炉レポート」の発刊を遅らせ、東電に、「放射能汚染水の太平洋漏洩」問題について、再度、説明のチャンスを与える! / 2月のIAEA専門家グループの来日調査の際、東電は、漏洩の事実を知りながら(説明するチャンスがありながら)、IAEA側に伝えず ★ 東電はIAEAに対してさえも、真実を告げていなかったわけか!
★ IAEAの報告書は、今月中旬には出るようだ。
放射能汚染水対策のない廃炉報告はあり得ない。
どんな報告書が出るか、見ものだが、事故の当事者であり、営利企業の東電にフクイチ廃炉をまかせている日本政府(安部政権)に、そもそも問題がある。
*
*
〔★は大沼〕 ◎ Fukushima Report Delayed as Tepco Gets New Chance to Explain
(4日付け) ⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-05-04/fukushima-report-delayed-as-tepco-gets-new-chance-to-explain
・ The International Atomic Energy Agency delayed a report about meltdowns at the Fukushima Daiichi nuclear power plant to give Japanese officials another chance to explain radiation leaking into the Pacific Ocean.
・ IAEA monitors made an unscheduled return trip to Japan last month to follow-up on a spike in radiation levels caused by contaminated water leaking into the Pacific. While Tepco had known about the leaks for months, they didn’t discuss them with agency monitors during scheduled Feb. 9-17 consultations. Tepco subsequently decided to revise its communications policies and disclose more radiation data.
Posted by 大沼安史 at 05:49 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ (毎日新聞): 原発被害者:初の全国組織を設立 / 連絡会への参加を既に決めているのは福島県内のほか、避難先で提訴した宮城、神奈川、京都、岡山の原告団などオブザーバー参加を含め11団体・約2万2700人。原発ADRを申し立てた飯舘村の住民団体や、東電幹部を業務上過失致死傷容疑で告訴・告発した団体も。
・ 東京電力福島第1原発事故で国や東電に被害救済を求め提訴した原告団や、国の原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(原発ADR)を申し立てた住民らが、連携を図るための全国組織「原発事故被害者団体連絡会」を設立することを決めた。連絡会に参加する原告団らが8日、福島県庁で記者会見し明らかにした。
・ 連絡会は統一目標として、国と東電に対し▽被害者への謝罪▽被害の完全賠償▽詳細な健康診断と医療保障、被ばく低減策の実施▽事故の責任追及−−の4点を掲げる。目標達成に向け各団体の情報を共有するための研究会を定期的に開催する予定で、今月24日に福島県内で設立集会を開く。
Posted by 大沼安史 at 03:17 午後 | Permalink
〔アベノ沖縄弾圧〕◆ (琉球新報): 海保、陸上で強制排除 弁護士「違法な暴行」 海保は否定 ★ 陸に揚がった「海猿」は、そろいの黒サングラスに、黒っぽいTシャツ姿 / 諸君はこんなことをするために海上保安官になったわけではなかろう! ★ 現場近くにいた警察官は、どうして彼らを逮捕しなかったのだ?
・ 普天間飛行場移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古沖で、海上警備に当たる海上保安庁保安官が米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込む市民を抱え上げるなどして排除していたことが8日までに分かった。海上保安庁は国が指定した離島に不法入国者が上陸した場合など例外を除き、陸上での警察権の行使は認められていない。弁護士からは「不必要な権限の行使で、違法な暴行だ」と批判の声が上がった。
・ 5日、海保による強制排除が確認されたのは午前7時ごろ。海上保安官が乗った車数台が通称第2ゲートから基地内に入ろうとした際、複数の市民が立ちふさがった。車から降りた複数の保安官が「危ないですよ」などと声を掛けながら、市民らの体を持ち上げて強制的に排除したほか、体を力ずくで押さえ付けてもみ合いとなった。現場の状況を市民らは動画で撮影している。
★ ソースは以下のツイッター
⇒ https://twitter.com/GeorgeBowWow/status/596850314583539712
Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 | Permalink
〔地球暑熱化の危機、深まる〕◆ 大気中のCO2濃度、ことし3月、全地球平均で、ついに400ppmを突破! / NOAAが観測結果を発表 / 「化石燃料を燃やし続けたことで、産業革命以前から120ppm以上の上昇。そのうちの半分は、1980代以降のもの」★ ジェームズ・ハンセン博士は、350ppmに戻さないと、わたしたちの文明は滅びると警告している!
★ 極地の雪氷が解けて、冷水が海を覆い、厳冬を引き起こし、それ以外の季節の気象を不安定なものとし、初夏から酷暑が続く異常事態を引き起こしている。
「脱原発」と「減CO2」――人類が生きるかどうかは、この2つをセットで実現できるかどうかにかかっている。
〔★は大沼〕◎ NOAA(アメリカ海洋大気庁) : Greenhouse gas benchmark reached
(6日付け)⇒ http://research.noaa.gov/News/NewsArchive/LatestNews/TabId/684/ArtMID/1768/ArticleID/11153/Greenhouse-gas-benchmark-reached-.aspx
・ For the first time since we began tracking carbon dioxide in the global atmosphere, the monthly global average concentration of this greenhouse gas surpassed 400 parts per million in March 2015, according to NOAA’s latest results.
“It was only a matter of time that we would average 400 parts per million globally,” said Pieter Tans, lead scientist of NOAA’s Global Greenhouse Gas Reference Network. “We first reported 400 ppm when all of our Arctic sites reached that value in the spring of 2012. In 2013 the record at NOAA’s Mauna Loa Observatory first crossed the 400 ppm threshold. Reaching 400 parts per million as a global average is a significant milestone.
・ “This marks the fact that humans burning fossil fuels have caused global carbon dioxide concentrations to rise more than 120 parts per million since pre-industrial times,” added Tans. “Half of that rise has occurred since 1980.”
◎ コモンドリームズ : It's Official: Global Carbon Levels Surpassed 400 ppm for Entire Month
⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/05/06/its-official-global-carbon-levels-surpassed-400-ppm-entire-month
*
◎ 365org ⇒ http://350.org/about/science/
・ Dr. James Hansen,“If humanity wishes to preserve a planet similar to that on which civilization developed and to which life on Earth is adapted, paleoclimate evidence and ongoing climate change suggest that CO2 will need to be reduced from [current levels] to at most 350 ppm.”
・ ジェームズ・ハンセン博士(NASAゴダート研究所所長) : 「 もし、人類が、これまで文明を発展させ、いのちをはぐくんできたものに近い惑星環境を保全したいと願うなら、古代の気候変動の証拠と、いま現在、続く気候変動を重ね合わせれば、二酸化炭素(炭酸ガス)の濃度を最大でも350ppmまで下げる必要がある」
★ ハンセン博士のいう「古代の気候変動の証拠」とは、インド大陸が、ユーラシア大陸とぶつかって、ヒマラヤ山脈が掲載された際、プレートの激突による膨大な摩擦熱で海底の植物堆積物がガス化して大気中に放出され、地球温暖化が激しく進み、気温と海面が上昇、北極にワニがいる状況がつくり出されたことを指す。
博士は、350ppmの「臨界」を過ぎると、地球温暖化のプロセスにストップをかけることはできなくなると警告、米国内の石炭火発建設などの反対運動にも身を投じ、逮捕されたりしている人だ。
Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 | Permalink
2015-05-08
〔超管理国家コントロールを許すな!〕◆ 米国の連邦上訴裁判所が、米NSA(国家情報局)の電話盗聴プログラムを「違法」とする判決! 「違憲」までは踏み込まず /「停止」は連邦議会の議論にゆだねる ★ スノーデンさんの内部告発が、法的に、ひとつ、ちょっぴりだけど、報われた!
・ A federal appeals court ruled in a landmark decision on Thursday that the bulk telephone surveillance program operated by the U.S. National Security Agency and revealed in 2013 by whistleblower Edward Snowden is illegal.
The Second Circuit Court of Appeals in New York said the surveillance program, which swept up billions of phone records and metadata of U.S. citizens for over a decade, "exceeds the scope of what Congress has authorized" under the Patriot Act. The NSA and the government have long held that key provisions of the act, particularly Section 215, justify the surveillance program.
・ In its 96-page decision, the three-judge panel avoided saying whether the program was unconstitutional. However, the judges warned that as Section 215 and other key provisions of the Patriot Act near their expiration date of June 1, "there will be time then to address appellants' constitutional issues."
・ Despite the ruling, the judges said they would not end the collection of domestic phone records while Congress debates Section 215. "In light of the asserted national security interests at stake, we deem it prudent to pause to allow an opportunity for debate in Congress that may (or may not) profoundly alter the legal landscape," they wrote.
Posted by 大沼安史 at 07:19 午後 | Permalink
〔世界の日本専門家187人が安倍首相の歴史修正主義を批判する声明(公開書簡)〕◆ FT,WSJ――世界の2大経済紙が、そろって国際的なビジネス社会に、拡散報道 ★ 公開書簡である。安倍首相は、公開回答する義務がある。これ以上、日本人ビジネスマンに恥ずかしい思いをさせてはならない!
◆ 「日本軍の関与を証明する記録はたくさんあると学者たちは言った」「ターゲットは慰安婦で逃げ回る安倍首相」(フィンナンシャル・タイムズ)
◆ 日本政府の言い分は「問題の残虐さと、彼女たちを〔性的に〕搾取した非人間的なシステムという、より大きな文脈を無視するものだ」と批判(ウォールストリート・ジャーナル)
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◎ 英紙フィナンシャル・タイムズ : Shinzo Abe rebuked over Japan’s stance on ‘comfort women’(シンゾー・アベ ‘慰安婦’へのスタンスで非難を浴びる)
(7日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a8499da0-f45e-11e4-bd16-00144feab7de.html#axzz3ZXRxMRGI
・ The academics say there are numerous documents showing military involvement. “The evidence makes clear that large numbers of women were held against their will and subjected to horrific brutality,” says the letter.
・ Jeff Kingston, a signatory and professor of history at Temple University Japan, said the clear target of the letter was “the apparent evasiveness of Prime Minister Abe regarding the comfort women issue”.
*
◎ 米ウォールストリート・ジャーナル : Historians Urge Japan to Set War Record Straight
(7日付け)⇒ http://www.wsj.com/articles/historians-urge-japan-to-set-war-record-straight-1430999038
・ These arguments miss “the fundamental issue of their brutalization and ignores the larger context of the inhumane system that exploited them,” they said.
*
◎ 英語全文 : Open Letter in Support of Historians in Japan
⇒ http://japanfocus.org/events/view/252
◎ 朝日新聞デジタル : 歴史「偏見なき清算を」 米の日本研究者ら187人声明
(7日付け)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH5723NQH57UHBI00D.html
*
◎ 同 :日本の歴史家を支持する声明(日本語全文)
⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH575KGGH57UHBI01Y.html
Posted by 大沼安史 at 07:09 午後 | Permalink
〔さらば、原爆発電!〕◆ 2014年10月に、原発増設を凍結したスウェーデンで、リンガハルズ原発の2機の原子炉を、繰り上げ(前倒し)廃炉! 国営電力が決定 / コストが増大し利益が減少している! ★ ゾンビ化した老朽原発を、国民のリスク&コスト負担で延命させる理由は――日本でも、ない!
★ 右( → )のプラカードは、アメリカの人が掲げたものだが、わたしたち日本人が生き残るためには、とにかく、メルトダウンの前にシャットダウンするしかない!――のである。
*
◎〔本ブログのPRです! 新刊案内〕
◆ 『世界が見た福島原発災害 4 ― アウト・オブ・コントロール』
◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html
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← は、本日の朝日新聞1面に掲載された、緑風出版のサンヤツ(3段8本)広告です。
※ 小生が訳した 『イスラム国の反乱』 も載っています。
*
〔★は大沼〕◎ エンフォーマブル : Swedish utility to decommission nuclear reactors earlier than planned
(4月29日付け) ⇒ http://enformable.com/2015/04/swedish-utility-to-decommission-nuclear-reactors-earlier-than-planned/
・ In Sweden, declining electricity prices and low demand is having a serious impact on the bottom line for operators of nuclear power plants.
Vattenfall, the Swedish state-owned utility, announced that it plans to close down two reactors at the Ringhals nuclear power plant earlier than previously planned due to increasing costs and decreasing profits.
*
◎ 参考 WNN ⇒ http://www.world-nuclear-news.org/np-sweden-faces-future-without-nuclear-01101401.html
Posted by 大沼安史 at 12:40 午後 | Permalink
〔フクイチ・グローバル核惨事〕◆ 台湾 (今月15日からの)日本食品の規制強化 方針変わらず / ★ 台湾の衛生福利部の許銘能次長は7日、記者会見し、「住民の食の安全を守るために措置を取る必要がある」と明言! ★ これは日本政府当局者が本来、言うべきことではないか!
*
・ 台湾当局は東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、福島など日本の5つの県からの食品輸入を停止しています。
それに加えて今月15日からは規制を強化すると表明し、具体的には、日本からのすべての輸入食品に都道府県ごとの産地証明の添付を義務づけ、特定の地域の一部の食品は放射性物質の検査を義務づけるとしています。
・ これに対し、日本の農林水産省は「科学的な根拠がなく、一方的だ」として撤回するよう申し入れています。
Posted by 大沼安史 at 11:29 午前 | Permalink
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〔フクシマの歌〕◆ 煉獄の奥のひとつか無辜(むこ)の民閉じ込め原発石棺という ―― 波汐國芳さんの第13歌集 『渚のピアノ』 (いりの舎)より
*
★ わたしも福島(郡山)が本籍だから、福島の歌人、波汐氏の歌は、痛切であり哀切であり、ともにする怒りである。
・ むかし海は優しきピアノ 鍵盤の弾み弾みて歌生みにしを
・ セシウムの亡霊たちが漕ぐ舟か櫓の音響く暗き海より
・ みちのくよ 頑張れの声 みちのくに蝦夷の亡霊呼び戻さんか
・ フクシマに何が何でも陽に向きて今起つ心 ひまわりの花
*
〔★は大沼〕◎ いりの舎:ツイッター ⇒ https://twitter.com/irinosha_book/status/441482698758971392
Posted by 大沼安史 at 09:17 午前 | Permalink
〔高浜原発再稼働・差し止め判決を勝ち取った水戸喜世子さんは、こう決意をかたり、こう呼びかけている〕◆ <ささやかな老後資金がないわけではないけど、再稼働を一日でも遅らせ、その間に世論を喚起する時間が手に入るならば、何を惜しもう> / <民主的権利を手放すことなく原発なき故郷づくりへの王道を歩もう>
〔★は大沼〕 ◎ 「司法がとめた再稼動」
⇒ http://www.jca.apc.org/mihama/takahama/syukai_siryo150429.pdf
★ 水戸喜世子さんは、仮処分を申し立てた時の心境をこう書いている。
「弁護士から、リスクはあるけど仮処分の申し立て人になる方法があると告げられた。リスクとは負けた場合に関電側から請求される損害賠償のことである。ささやかな老後資金がないわけではないけど、再稼働を一日でも遅らせ、その間に世論を喚起する時間が手に入るならば、何を惜しもうと8人の仲間と共に原告に名を連ねたのだった」
喜世子さんは亡夫、反原発の物理学者、水戸巌さんの以下の警告――「原発には二つの危険がある。現実に事故が起きる危険。もう一つは何十年にもわたって、子孫に毒物を残すという危険。その間人はその毒物を管理し続け、それによって、われわれが管理され、抑圧されることに必ずなるという危険である」を紹介し、
その二つの危険を乗り越える唯一の道こそ、「原発なき故郷づくりの王道」であることを、仮処分の申し立てというリスクを冒してまで証してくれた。
ありがたいことである。
喜世子さん、ならびに仲間の申立人のみなさんに、いまいちど、ここで感謝と敬意を表したい。
Posted by 大沼安史 at 08:36 午前 | Permalink
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〔ニューヨーク・タイムズ〕◆ フランスの核発電、エンスト! 「フクシマ核惨事は疑いもなく原子力への支持を突き崩した」 / 「信頼性が揺らいでいる」(アナリスト) / 仏規制当局、 コタンタン半島、フラマンヴィルで建設中の原発の格納容器キャップに使われた鋼鉄に欠陥、と発表 ★ フランスのアレバ社が追い込まれている。全世界で6000人の人員削減を始めるそうだ。
★ 明らかに――「疑いもなく」、「フクイチ」のメルトダウンは、原子力発電の終わりの始まるを告げるものになった。
フランスのアナリストは、フランス原発産業に対する信頼性が失わているとも指摘しているが、それも「フクイチ核惨事」という背景があるからこそではないか?
ニューヨーク・タイムズはまた、苦戦状態にあるのは、フランスのアレバだけでない、と報じている。
ウェスチンハウスを保有する東芝もまた、次世代原発の高コスト、設計にからむ諸問題に苦しんでいると。
東芝の土光(敏夫)さんがご存命なら、メザシさえもフクイチ放射能に汚染されかねないいまの事態を、どうお思いになるだろう?
*
〔★は大沼〕 ◎ French Nuclear Dynamo Stalls(フランスに核発電、エンスト)
(7日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/05/08/business/energy-environment/french-nuclear-dynamo-stalls.html?_r=0
・ The Fukushima disaster has undoubtedly undermined support for atomic power.
・ On Thursday, Areva took the first of those steps by announcing big cost-cutting plans. The move is likely to trim as many as 6,000 jobs from the company’s global work force of 45,000 — as many of 4,000 of those coming in France.
・ More bad news came recently. On April 7, the French nuclear regulator, the Autorité de Sûreté Nucléaire, announced that imperfections had been discovered in the steel that Areva used to make the top and bottom caps of the main reactor vessel at the plant under construction in Flamanville.
・ The French nuclear industry is not alone in its struggles. The remaining longtime nuclear industry leaders, including the Japanese giant Toshiba — which now owns the American maker Westinghouse — are also encountering high costs and other problems with their latest-generation reactor designs.
◎ 関連・参考 / ウォールストリート・ジャーナル : 仏原子力企業アレバ、最大6000人削減へ
(8日付け)⇒ http://jp.wsj.com/articles/SB10164193758919163512104580626971614880894
Posted by 大沼安史 at 08:33 午前 | Permalink
2015-05-07
〔福島原告告訴団〕◆ 21日に検審激励&古賀茂明さんを迎えて院内集会!
〔★は大沼〕◎ ⇒ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
★ 古賀さんを日本の首相にしよう!
なってもらおう!
We are NOT Abe!
Posted by 大沼安史 at 08:48 午後 | Permalink
〔パレスチナ人たちの ≪ソフトに殺さないで!≫ ◆ アピールにこたえ、米国の人気R&B歌手(ラッパー)のローリン・ヒルさんが、イスラエル・テルアビブ公演をキャンセル〕 ★ パレスチナBDS運動、ヒルさんのヒット曲、Killing Me Softly で訴え!
★ パレスチナ人グループ「BDS運動」が続けて来た、イスラエル・ネタニエフ政権に対する「文化的ボイコット」の呼びかけに、ローリン・ヒルさんが応えた。
BDSはヒルさんの Killing Me Softly のパロディーをネットで流す一方、署名運動を続けていた。
*
★ わたしたち日本人もまた、いま、実は「ソフトに殺され」つつある状況だ。
アベノ・アンダーコントロール、アベノ戦争、アベノTPP……その他でもって!
国内向け・海外向けに、「キリング・ミー・ソフトリー」キャンペーンに似たものが出てきてもおかしくない状況だ。
*
〔★は大沼〕◎ ミント・プレス・ニュース : Lauryn Hill Cancels Israel Concert After #KillingMeSoftly Social Media Campaign
(6日付け)⇒ http://www.mintpressnews.com/lauryn-hill-cancels-israel-concert-after-killingmesoftly-social-media-campaign/205338/
◎ コモンドリームズ : Killing Me Softly With Your Bombs: Heeding Activists, Lauryn Hill Cancels Tel Aviv Concert
⇒ http://www.commondreams.org/further/2015/05/06/killing-me-softly-your-bombs-heeding-activists-lauryn-hill-cancels-tel-aviv
◎ ツイッター : #KillingMeSoftly ⇒ https://twitter.com/search?q=%23KillingMeSoftly
◎「BDS運動(Boycott, Divestment and Sanctions Movement)」ウィキ
⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Boycott,_Divestment_and_Sanctions
Posted by 大沼安史 at 06:10 午後 | Permalink
〔米西海岸異変〕◆ クラゲのような「パープル・セイラー(purple sailors:Velella velella)、数十億匹が太平洋岸に打ち揚げ 海岸を覆い尽くす! ★ アシカや海鳥のアメリカウミツバメ、イワシ、ヒトデなどの大量死に続いて、こんどは「紫色の船乗り」と呼ばれる“青クラゲ”の死体が、オレゴンなどの海岸に、気味が悪いほど無数に、打ち揚げられている!フクイチ放射能海洋プルームのせいではないか?
〔★は大沼〕◎ エネニュース ⇒ http://enenews.com/tv-billions-mysterious-creatures-washing-along-west-coast-piles-dead-sea-animals-california-alaska-literally-covering-all-oregon-coast-expert-death-totals-staggering-be-billions-video
◎ ナショナル・ジオグラフィック (写真スライドも): Pictures: Billions of Blue Jellyfish Wash Up on American Beaches
⇒ http://news.nationalgeographic.com/2015/04/150420-velella-jellyfish-pictures-california-beach-ocean-animals-science/
・ In recent weeks, about a billion jellyfish-like "purple sailors" have washed up on West coast beaches of the United States. The animals—known as "by-the-wind sailors" or Velella velella—founder on the shore and pile up like a carpet of deflated blue and purple balloons.
The jellies started washing up on Oregon and Washington State beaches four to six weeks ago, says Kevin Raskoff, a marine biologist at Monterey Peninsula College in central California. Then they started showing up in California.
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◎ Velella velella ⇒ http://jellieszone.com/velella.htm
Posted by 大沼安史 at 09:38 午前 | Permalink
〔9条を守ろうと呼びかけた、元米海兵隊ン アレン・ネルソンさん 講演記録〕◆ 96年5月20日、東京の早稲田奉仕園で開かれた講演会の記録(要旨)★ ネルソンさんはこの年、1996年の来日で、日本国憲法第9条を知り、衝撃を受けた!
〔★は大沼〕
⇒ http://www.jca.apc.org/~uratchan/gbmarines/allen.html
← (写真) ネルソンが左胸につけているまるいバッジには、漢字で「平和」と書かれています。
*
◎ 関連 : (拡散希望)〕◆ ドキュメント、『9条を抱きしめて~元米海兵隊が語る戦争と平和』/ 故・アレン・ネルソンさんは言った。「みなさんとみなさんの子どもたちはこれまで憲法第9条に守られて来ました。今後はみなさんが第9条を守るために立ち上がり声をあげなくてはなりません」/ 「世界平和はここから、この部屋から、わたしたち一人ひとりから始まるのです」
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/post-3472.html#more
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◎ 〔講演要旨より〕
◆ 私は沖縄に駐留している米軍基地の撤去を支持します。
沖縄に駐留している米軍は「人殺しの訓練」をしているからです。
解決策はあります。自分たちをピースキーパーと呼んでいる軍隊は、すべての戦車、すべての銃、戦闘機を捨て去り、ガンディーのしていたような眼鏡を支給し、髪の毛はそり、ガンディーの絵がプリントされたシャツを着て、平和維持のために行進させればいい。
こうすれば平和は非暴力的に維持することができます。(以下に続く)
*
*
◆ 私たちはベトナムで、ある村に入りました。そして迫撃砲を撃ち始めました。ベトナムの人たちはみんな家の後ろに防空壕を持っていてアメリカ軍が空から攻めてくると、みんな子どもを抱えて防空壕に逃げ込みます。私は壕まで降りていき、攻撃しました。すると誰かが私のそばにいるのに気がつきました。よく見ると、それは16~17歳ぐらいの若いベトナム女性でした。最初にすべきことは彼女を「殺す」ことです。「殺人」は今までにもしてきたことであり、子どもでも、老人でも、誰でも殺しました。それは「命令」なのです。アメリカ兵は戦争を「ゲーム」のように思っています。オリンピックのようなもので、笛が鳴ったら急いで多くの人を殺すという「ゲーム」のように。私が「子どもでも誰でも殺した」と言うと、みんな驚きます。戦争とは、残虐な「ビジネス」です。人間が戦争でどんなことをしているのか、理解するのは難しいでしょう。
さて、私は彼女を撃とうとしましたが、何かが私がそうするのを止めました。彼女の出血の仕方が今まで見たこともないようなものだったからかもしれません。けがをしているのか、なんだかよくわかりませんでした。とにかく、私は一瞬ちゅうちょし、よく見てみると、彼女は壕の中の壁を背に座り込み、何かを押し出すような、そんな動きをしていました。彼女は汗びっしょりでした。彼女に呼びかけると、私に殺されるのではないかとおびえていました。彼女は相変わらずなにかを押し出すような動作をしていました。
ふと、両足の間を見ると、小さな頭のようなものが見えました。私は、高校で「出産」のことを習ったこともなかったし、映画でも見たことがなかったので、それが「出産」だとはすぐには気がつきませんでした。彼女は、さらに押しだそうとしており、私は思わず両手を差し出して、赤ちゃんを受けとめたのです。
小さい目は閉じられたまま、小さな手は握りしめられ、へその緒もついたままでした。彼女はへその緒を口でかみきると、私の手から赤ちゃんを奪い取り、自分の着物に包んで壕から急いで逃げていきました。
目の前で起きたことが信じられませんでした。あまりにも一瞬の出来事でした。もし、私の手にその「出産」のあとが残っていなければ、幻覚だったと思ったかもしれません。
壕から出てきた私は、壕にはいる前と、違っていました。仲間の海兵隊員も「どうかしたのか」と声をかけてきました。私の気持ちが動転していた理由、それは、ベトナム人も「人」だということに気づいたからです。 海兵隊での訓練では、ベトナム人は「Gooks(=よごれ、いなかっぺ、黄色人種)」または「Slant eyes(目のつり上がった東洋人種-軽蔑的表現)」、「共産主義者」、「人間ではない」、「共産主義者=人間ではない」と教えられました。「Gooksは自分たちと同じような父、母を持たない」と教えられました。
私は気がついたのです。自分がこれまで殺してきたベトナム人は、同じ「人間」であり、故郷で待っている自分の妹と同じくらいの年齢の少女たちを殺してきたのだということを…。私はいてもたってもいられない気持ちになりました。私はずいぶんひどいことをベトナム人にしてきたのです。また、今現在それを続けていることに気づいたのです。私はどうしたらいいのか、悩みました。以前の私を「攻撃的」というなら、「防衛的」になりました。以前は「狩り」をするために「獲物」を探していましたが、もはや「狩り」もしたくなければ、「獲物」を見つけたくもありません。どうしても殺さなければならないときだけ、非常に限定して、銃を使うようになりました。
〔★は大沼〕
⇒ http://www.jca.apc.org/~uratchan/gbmarines/allen.html
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◆ ドキュメント、『9条を抱きしめて~元米海兵隊が語る戦争と平和』/ 故・アレン・ネルソンさんは言った。「みなさんとみなさんの子どもたちはこれまで憲法第9条に守られて来ました。今後はみなさんが第9条を守るために立ち上がり声をあげなくてはなりません」/ 「世界平和はここから、この部屋から、わたしたち一人ひとりから始まるのです」
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/05/post-3472.html#more
Posted by 大沼安史 at 07:11 午前 6.命・水・祈り | Permalink
2015-05-06
〔日本の海上自衛隊 ホルムズ海峡 投入の恐れ〕★ 米海軍 イランによる貨物船拿捕に伴い、英国籍の貨物船の護衛を開始 ★ 「アベノ海軍」にも出動命令が出されるだろう! 対イランでも集団自衛権の行使が行なわれる?!
Posted by 大沼安史 at 08:13 午後 | Permalink
〔イスラム国の反乱〕◆ 米軍、シリアのベルグリ村近郊空爆で、「イスラム国」の戦闘員50人以上を殺害と「戦果」を強調 / 人権団体、「一般のシリア人が犠牲になっただけ」と非難 ★ 「アベノわが軍」と化した自衛隊は、こんな米軍の支援をすることになるのか? 英霊のみなさんも、泣いているのではないか!
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : Isis in Syria: US Army claims air strikes kill 50 fighters but monitors say only civilians dead
(5日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-in-syria-us-army-claims-air-strikes-kill-50-fighters-but-monitors-say-only-civilians-dead-10226574.html
・ More than 50 Isis fighters have been killed by coalition air strikes in Syria, the US Army claims, although monitors claim only civilians were hit.
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◎ 関連 : 〔イスラム国の反乱〕◆ イラク第二の都市、モスルで、占拠した豪華ホテル(ニナワ国際ホテル)を「イスラム国」専用のホテルとしてオープン 「国旗」の黒旗ひるがえる
★ イスラム信者は無料で宿泊・利用できるそうだ。
262室、レストラン、プールつき。
1日夜、花火で開館を祝う!
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペデント
(6日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/isis-opens-262room-luxury-hotel-in-mosul-10227777.html
・ Isis affiliated Twitter accounts were promoting an event to mark the hotel’s opening night on 1 May, where all Muslims were told they could attend for free.
Posted by 大沼安史 at 07:49 午後 | Permalink
〔拡散希望〕◆ ドキュメント、『9条を抱きしめて~元米海兵隊が語る戦争と平和』/ 故・アレン・ネルソンさんは言った。「みなさんとみなさんの子どもたちはこれまで憲法第9条に守られて来ました。今後はみなさんが第9条を守るために立ち上がり声をあげなくてはなりません」/ 「世界平和はここから、この部屋から、わたしたち一人ひとりから始まるのです」
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★ ベトナム戦争の地獄のさなか、アレン・ネルソンさんは攻撃を逃れて飛び込んだ塹壕の中で、ベトナムの若い女性と鉢合わせになった。
出産!
ネルソンさんは、その赤ちゃんを抱きしめたことで、自分のなかの「人間」に目覚めた。
ニューヨークのブルックリンに帰還し、ホームレス生活を続けていたとき、教師をしている高校の同級生と出会い、その依頼で、小学校に行き、子どもたちに「戦争」のことを話した。
そして――ほんとうのことを言えないまま、他人事のような話を終えたあと、最後に質問の手を挙げたこどもから、「ミスター・ネルソン、あなたは人を殺しましたか」と問われる。
真実を言うべきかどうか……自分と闘いながら迷い続けたネルソンさんの口元から、つぶやきのように出た言葉は――「殺した」だった。
そんなネルソンさんを、子どもたちは見放さなかった。「かわいそうなネルソンさん」
苦しみ続けたネルソンさんに、再生への転機はそのとき訪れた。
日本に招かれ、同志社中学や沖縄などで講演をするようになったネルソンさんに、一冊のパンフレットが手渡された。
日本国憲法の英文パンフレットだった。
9条を読んで、ネルソンさんは衝撃を受けた。
1996年のことだった。
*
「憲法9条を読んだとき、自分の目を疑いました。あまりに力強く、あまりに素晴らしかったからです」
「日本国憲法9条はいかなる核兵器よりも強力であり、いかなる国のいかなる軍隊よりも強力なのです」
「日本のみなさんは憲法に9条があることの幸せに気づくべきだと思います……憲法第9条が戦争の悲惨さ、恐怖や苦しみから、みなさんを救ってきたからです」
「ご存知のように多くの政治家が憲法から第9条を消し去ろうと躍起になっています。断じてそれを許してはなりません」
「みなさんとみなさんの子どもたちはこれまで憲法第9条に守られて来ました。今後はみなさんが第9条を守るために立ち上がり声をあげなくてはなりません」
「第9条は日本人にのみ大切なのではありません。地球に住むすべての人間にとって大切なものなのです。アメリカにも9条があって欲しい。地球上のすべての国に9条があって欲しい」
「世界平和はアメリカから始まるのではありません。国連から始まるものでもありません。ヨーロッパから始まるものでもありません。世界平和はここから、この部屋から、わたしたち一人ひとりから始まるのです」
*
アレン・ネルソンさんは2009年、ベトナム戦争で浴びた枯葉剤が原因とみられる癌で亡くなった。享年61歳。
遺骨は、石川県加賀市の光闡坊に眠る。ネルソンさんがなんども講演し、心の安らぎを得たお寺だ。
7回忌は、ことし3月に。
住職の佐野明弘さんは、ネルソンさんのことを、こうふりかえった。
「9条によって平和になるという希望というよりも、9条そのものが存在することが希望を持てたんですね……平和への道というのはないんだ、平和こそが道なんだ、と常々おっしゃっていた。やはり真理を衝いていますね」
〔★は大沼〕⇒ http://www.dailymotion.com/video/x2p1r37
◎関連 ◆ 〔DVD案内〕
≪アレン・ネルソン―ベトナムの記憶≫
⇒ http://america-banzai.blogspot.jp/2008/01/dvd.html
*
・ 価格 10,000円(図書館価格3万円)
元沖縄駐留海兵隊員アレン・ネルソンが語るベトナム戦争最前線の記憶。初めて人を殺したときのこと、多数の住民を殺害した戦場の日々、帰国後のホームレス生活、PTSD(心的外傷後ストレス障害)・・・本当の戦争とは。
監督 藤本幸久 撮影 栗原良介 編集 藤本幸久/栗原良介/影山あさ子
音楽 アレン・ネルソン(歌、ハーモニカ、ギター)、中村剛(ギター)
挿入歌 「Amazing Grace」「Down By The Riverside」
日本語字幕 影山あさ子 企画・製作 森の映画社 著作 Office Kageyama
51分/日本語字幕版/2009年
* ご購入された方の学習会や授業にお使いいただけます。日本語字幕のない版(英語テキスト付き1万円)もあります。セットの場合は15000円(上映権付5万円)DVDの他、上映用にはミニDVもあります。
アレン・ネルソン(Allen Nelson)さん:
元アメリカ海兵隊員。1947年7月30日、ニューヨーク・ブルックリンに生まれる。貧困家庭に育ち、高校中退後、1965年、18歳で海兵隊に志願入隊。1966年、沖縄駐留を経て、ベトナム戦争の最前線に派遣。1970年1月に除隊するが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に、長く苦しむ。1995年に沖縄で起きた海兵隊員による少女暴行事件をきっかけに、1996年、沖縄を訪れる。以来、毎年、市民グループの招きで来日。全国各地で、延べ1000回以上、自身の体験を語り続けた。2009年1月 多発性骨髄腫を発症。2009年3月25日 家族に見守られながら永眠。多発性骨髄腫は、ベトナム戦争で米軍が使用した枯葉剤に被曝した兵士に、多発する病気であると、アメリカ退役軍人省も認めている。
Posted by 大沼安史 at 04:58 午後 5.希望・連帯・創造 | Permalink
〔川内再稼働を許してはならない〕◆ 「原子力規制委員会は地震のリスクを無視している」――ブルームバーグが、地震学者、石橋克彦さんの批判と警告を、全世界に拡散報道! ★ フクイチ核惨事を予言・警告していた石橋さんが、川内での「二の舞」を心配している! 国際社会にも懸念は広がっているはず! 「アベノ再稼働暴走」を止めよう!
・ Ishibashi says he doesn’t want his forecasts to play out again.
“I don’t want to experience that again, warning about a disaster and then seeing it take place and causing so much damage,” Ishibashi said at a media briefing in Tokyo on Monday.
*
◎ 関連 / 週刊朝日: 地震学者が「川内原発の審査は『耐震偽装』ともいえる大問題」と警告
(2014年9月29日)⇒ http://dot.asahi.com/wa/2014092600031.html
・ 一言でいうならば、耐震設計の基準とする揺れ=「基準地震動」を策定する手続きが規則で決められているのに、それを飛ばしているのです。これは基準地震動の過小評価につながり、法令違反とさえ言えます。
原発の安全上重要な施設は、基準地震動に対して無事であることが求められています。そのため、「内陸地殻内地震」「プレート間地震」「海洋プレート内地震」について、敷地に大きな影響を与えると予想される地震を複数選び、それらによる地震動を検討することになっています。
しかし九電は、活断層による内陸地殻内地震しか検討しませんでした。プレート間地震と海洋プレート内地震については、揺れは震度5弱に達せず、原発に大きな影響を与えないとして無視したのです。
実は、けっしてそうは言い切れません。地震学的に、具体的な懸念があるのです。ところが審査では、九電の言いなりにしてしまった。
プレート間地震については、社会問題にもなっているように、内閣府の中央防災会議が駿河湾~日向灘にマグニチュード(M)9級の南海トラフ巨大地震を想定しています。そこでは、川内付近の予想最大震度は5弱に達しています。
しかも、これは全体の傾向をみるための目安にすぎないので、特定地点の揺れは別途検討するように言われています。震源のモデルを安全側に想定すれば、川内では震度6になるかもしれません。
海洋プレート内地震については、九州内陸のやや深いところで発生する「スラブ内地震」が重要です。「スラブ」というのは、地下深部に沈み込んだ海洋プレートのことです。
1909年に宮崎県西部の深さ約150キロで推定M7.6のスラブ内地震が起こり、宮崎、鹿児島、大分、佐賀で震度5を記録して各地に被害が生じました。
スラブは鹿児島県の地下にも存在しますから、もっと川内に近いところのスラブ内大地震を想定すべきです。そうすれば川内原発は震度6程度の揺れを受ける恐れもあります。
基準地震動は1万~10万年に1度くらいしか起きない地震を想定すべきものです。だからプレート間巨大地震とスラブ内大地震も検討する必要があるのに、九電も審査側も、規則を無視して「手抜き」をした。
九電は、内陸地殻内地震による基準地震動については、原発から少し離れた活断層で起こるM7.2~7.5の地震を想定して、最大加速度540ガル(加速度の単位)としました。
南海トラフ巨大地震とスラブ内地震では、この値を超えるかもしれません。前者については、九電は免震重要棟のために長周期地震動をいちおう検討しましたが、内閣府の震源モデルの一部をつまみ食いしただけの不十分なものです。
Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 | Permalink
〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ 「諸君、1F殉国者 釣幸雄さんに黙祷!」――<釣さんの笑顔は印象的だった。マンホールの蓋を落としちゃいかんと焦って、持ったまま手放す機会を失し、もろとも墜落していく様が目に浮かぶようだ。無念だ。>
〔★は大沼〕◎ 東京から二〇〇キロの最前線(ゾーン)から/福島第一原発戦記(フォトジャーナリスト、釣崎清隆さんの現場レポート)
(4月27日付け)⇒ http://tocana.jp/2015/04/post_6289_entry_2.html
★ フォトジャーナリストの釣崎清隆さんは、現場からのブログレポートにこう書いた。
・ 9時433分、釣さんは1F内ER到着時には意識があったという。構外へ搬送する手続きとして身体サーベイを受けたところ幸い汚染はなく、10時8分、ドクターヘリが要請された。だが……悪天候の仕打ちを受けてヘリの飛行は断念せざるを得ず、救急車での搬送に変更された。10時半に搬送開始。目的地のいわき共立病院へ到着した時点で事故発生から2時間半が経過していた。
無念だ。
釣さんは働き者だった。名字からして地元の者ではない。僕と同じ〝外人部隊〟だ。釣さんに戦士の名誉を。
*
★ わたしもまた、フクイチの亡くなられた釣幸雄さんの冥福を祈ります。
Posted by 大沼安史 at 09:36 午前 | Permalink
〔フクイチ・アウト・オブ・コントロール〕◆ ① 2年後 美貌を誇る日本の女性に容色の衰える人が増えるだろう / CTBTO高崎観測所データを解析した結果、ビヒマス214の大気中濃度、引き続き上昇中! ② 「福島第一の労災は倍増で過去最悪」/ 「地下水バイパス」効果なし ③ 「自殺はしない」宣言を! ~ 私が死んだら、消されたと思ってください
① ずくなしの冷や水 ⇒ http://inventsolitude.sblo.jp/article/114610902.html
・ CTBTO高崎観測所の最新公表資料を用いてビスマス214の大気中濃度のグラフを更新した。PDFから数値を転記しているため間違いがありうるので追って精査するが、引き続き濃度上昇だ。2014/12と2015/1分を追加して大きく上がってはいないが、下がってもいない。
・ 関東の大気には、ウラン系列の娘核種が含まれ、それがアルファ線やベータ線を発している。
② めげ猫「タマ」の日記 ⇒ http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-1423.html
*
③ wantonのブログ ⇒ http://ameblo.jp/64152966/entry-11919899988.html
Posted by 大沼安史 at 09:19 午前 | Permalink
〔イスラム国の反乱〕◆ ニューヨーク・タイムズが警告社説 「戦争拡大が米国と同盟国の間で話し合われている( the fact that it is under discussion)」 / 9・11後、ブッシュが始めた「テロとの戦い」、もう14年――イスラム過激派となお、戦闘中 ★ 軍産複合体がうるおい続ける「対テロ戦争」の泥沼が拡大しかねない情勢だという。「アベノわが軍」も巻き込む形で?
★ ニューヨーク・タイムズは、中東での「イスラム国」などとの「テロとの戦い」について、対決すべき主たる責任国は、サウジ、イランなどの当事国である、と釘を刺し、「過激なイデオロギーや政府の圧政が過激な運動を育てている」として、当事国に対処を求めている。
当然である。
「イスラム国」など過激派を育てたのは主に、湾岸スンニ王国から流れた聖戦資金であるのだから。
こういうとき、本来なら、米連邦議会が問題に対処しなければならないのだが、「悲しいことに」米議会は、問題に対処する能力と意思を失っている、とタイムズ紙社説は嘆いている。
安倍首相はそういう無能な米議会で、たった10回だけだったが、スタンディング・オーベイション(総立ち拍手)を受けたわけだ。
首相訪米に機をあわせ、始まった対「イスラム国」戦争拡大の動き!
自衛隊の中東派遣が時間の問題になって来た!
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〔★は大沼〕◎ Stumbling Into a Wider War
(2日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/05/03/opinion/sunday/stumbling-into-a-wider-war.html?mabReward=CTM&action=click&pgtype=Homepage®ion=CColumn&module=Recommendation&src=rechp&WT.nav=RecEngine&_r=1
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・ It should come as no surprise that the United States and its coalition partners are discussing widening the war against the Islamic State beyond the borders of Iraq and Syria. Wider wars have become almost habitual in recent years, as military conflicts have expanded with little public awareness or debate. President George W. Bush’s “war on terror” began in Afghanistan, then moved to Iraq and elsewhere. Fourteen years after the Sept. 11 attacks, President Obama is still deploying American troops and weapons to fight Al Qaeda and other extremists in far-flung parts of the world, including Pakistan.
・ It is essential that further expansion of the campaign against ISIS and other militant groups be debated rigorously and openly by Washington and its coalition partners.
・ What is manifestly clear is that while America can and should play a leading role, the main responsibility for confronting extremist groups and ending sectarian wars lies with countries in the region, including Saudi Arabia and Iran. That will require them to put aside enmities, cooperate and take on more of the fight. It will also require many of them to make reforms at home, where radical ideology and repressive governance foster extremism.
・ A Pentagon official played down the possibility of an expanded war. But the fact that it is under discussion should be of more than passing interest to a public grown tired of war.
・ It is long past time for Congress to set firm parameters so America does not stumble blindly into another morass. Sadly, even as the administration contemplates broader engagement, Congress remains unable or unwilling to confront the issue.
*
★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)
◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html
Posted by 大沼安史 at 08:59 午前 | Permalink
2015-05-05
〔あじさいコラム〕◆ たぶん君は、アメリカのトモダチも失った!?
4月29日、ワシントンの米連邦議会上下両院合同会議で、安倍首相は「希望の同盟へ」と題するスピーチを英語で行なった。
演説の最後は、こう始まった。
*
まだ高校生だったとき、ラジオから流れてきたキャロル・キングの曲に、私は心を揺さぶられました。
「落ち込んだ時、困った時、……目を閉じて、私を思って。私は行く。あなたのもとに。たとえそれが、あなたにとっていちばん暗い、そんな夜でも、明るくするために」。
2011年3月11日、日本に、いちばん暗い夜がきました。日本の東北地方を、地震と津波、原発の事故が襲ったのです。
そして、そのときでした。米軍は、未曾有の規模で救難作戦を展開してくれました。本当にたくさんの米国人の皆さんが、東北の子供たちに、支援の手を差し伸べてくれました。
私たちには、トモダチがいました。……
*
高校生の安倍首相が心を揺さぶられた、キャロル・キングの歌とは、
You've Got a Friend
である。
首相が高校1年生の3学期、1971年1月末のリリース。
首相より5年ほど年上のわたし(たちの世代)にとっても、懐メロでもある。
邦題は『君の友だち』。
ユーチューブにも収録されている。
ご存じでない方は、どんな歌か、聴いていただきたい。
(英語・日本語歌詞字幕付き)⇒ https://www.youtube.com/watch?v=I9vaEBS3l1w
*
この歌を引き合いに、安倍首相は、3・11後のトモダチ作戦で日本を助けてくれた米国の感謝の意を表したのだ。
*
安倍首相がこの歌のどんなところに心を揺さぶられたかは知らないが、「1971年の日本」は――そして同じく、「1971年のアメリカ」は、ベトナム戦争が荒れ狂い、若者の反乱が弾圧され、蹴散らされた、冬の時代の最中にあった。
そういう時代の、若者同士の連帯を、キャロル・キングさんは歌ったのである。
*
訪米した安倍首相をボストンの自宅に招いたジョン・ケリー米国務長官は、米海軍の中尉としてベトナム戦争に従軍、3度負傷した人だ。
ベトナムから生還した彼は、他の退役軍人ととともに、ワシントンの連邦議会へ、勲章とリボンを投げつけた。
反戦の意思表示。
高校生の安倍首相が、キャロル・キングの You've Got a Friend に心を揺さぶられたという、同じ1971年4月23日のことである。
ウィキ ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%AA%E3%83%BC
そして――そのジョン・ケリーの支援に、国家に対する裏切り者と中傷された民主党の新進政治家、ジョン・ケリーの支援に立ちあががった人気女性歌手こそ…………キャロル・キングだった。
ウィキ ⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Carole_King
*
キャロル・キングの You've Got a Friend がヒットする前年、1970年5月4日、米オハイオ州のケント州立大学で、ベトナム戦争に反対する学生デモに対して、州兵の部隊が発砲、学生4人が射殺される虐殺事件が起きた。
5月4日――そう(ことしの)昨日は、虐殺事件の45周年の記念日。
安倍首相が高校生のころ、アメリカでは戦争に反対する大学生たちが州兵という軍隊の銃撃で、若い命を散らしていたのだ。
首相は、この事件を覚えていることだろうか?
ニール・ヤングは虐殺に抗議し、怒りをこめて、『オハイオ』を歌った。
このユーチューブの音楽ビデオを見るがいい。
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=UxdqEjocEQQ
挿入された現場写真を!
血を流して倒れた男子学生に駆けよる女子学生の姿を!
*
そういう時代の歌を、安倍首相は演説の締めに使った。
演説を聞いたケリー長官は――あるいは議席を埋めた上下両院の議員たちの多くも、半世紀近く前の、ベトナム戦争という悪夢の時代を思い起こしたことだろう。
米軍とともに世界のいかなる場所でも戦争しますと尾っぽをふる、日本の首相から、こんどはこっちから You've Got a Friend だと、下手な英語で演壇からまくし立てられ、あの南ベトナムのかいらい政権の腐敗と末路を思い出した議員も多かったことだろう。
*
安倍首相は好きかは知らぬが、キャロル・キングの歌のなかで、(わたしが)いちばん好きなのは、あのパンチのきいた I Feel The Earth Move だ。
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=wbQ4m-NqeF8
♪ 地面が揺れて、空が落ちてきた わたし、コントロールを失った……
今、こうして聴き返すと、まるで、3・11と、その後のフクイチ放射能汚染を予告しているようにも思える。
米国の議員たちも、安部首相のトモダチ演説を聞きながら、この歌のことを思い出していたのではないか?
*
議会演説で、人類の安全保障上の最大の問題となった「フクシマ」のフの字も言わない日本の首相を、米議会の人たちは、心の底で、どう思ったことだろう。
この男は信用できる、と思った議員は何人いたろう。
この男こそ、真の友人、と思った人は、何人いたか。
Posted by 大沼安史 at 10:32 午後 | Permalink
〔ガザの虐殺〕◆ 「無差別殺戮はトップ・ダウンの命令」――イスラエル国防軍退役将校・兵士60人が昨年夏の「ガザ軍事侵攻」の実態を証言 / 元兵士団体の「沈黙を破る」が匿名証言集 / 「罪もない人々の殺害につながる無差別射撃の命令があった」「訓練時から無差別射撃を命じられた」★ 安倍首相が最高司令官になった「わが軍」では、どんな命令が出されるのだろう?
〔★は大沼〕◎ コモンドリームズ : 'Indiscriminate' Killing in Gaza Was Top-Down War Plan, say Israeli Veterans
⇒ http://www.commondreams.org/news/2015/05/04/indiscriminate-killing-gaza-was-top-down-war-plan-say-israeli-veterans
◎ 証言集 : This is How We Fought in Gaza Soldiers ׳ testimonies and photographs from Operation „Protective Edge˝ (2014)
⇒ http://www.breakingthesilence.org.il/pdf/ProtectiveEdge.pdf
*
★ 安倍首相が中東歴訪で握手を交わした、ネタニエフの「わが軍」では、兵士たちがトップ・ダウンで、残虐行為の当事者にさせられていたようだ。
自衛隊の隊員を同じような目に遭わせるわけにはいかない。
Posted by 大沼安史 at 08:37 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕★ <The Future Times> / 「福島県はずっと東京電力の植民地と言われてきたんですよ。あげくのはてに事故が起こった後は……使用済み核燃料のゴミ箱にしちゃえばいいって議論にまでなってるんですから。それが許せないんです」――喜多方で江戸時代から続く「大和川酒造店」の九代目、佐藤弥右衛門さんは、原発に頼らないエネルギーの地産地消をめざし、一般社団法人『会津自然エネルギー機構』を立ち上げた。
★ 佐藤弥右衛門さんの怒りはもっともだ。そして、この難局を自分たちの力で切り拓いていこうという、そのものすごい気迫!
しかし、自然エネルギーで電力を自前でまかなうにしても、放射能汚染対策というもうひとつの難題に立ち向かわなければならない。
政府や東電がお手上げ状態でいるなか、この点でも、地元の人たちの団結と決意が求められる。
とはいえ、フクイチの放射能地獄を、どうやったら克服できるというのか?
そもそも、解決法はあるのか?
わたしの知る限り、解決できると「公言」している人が、一人、いる。
日本人物理学者の佐野千遙博士だ。
佐野博士は、こう言っている。
*
究極の救済手段を提供できる世界に唯一のスミルノフ物理学派の私に「ウラン・プルトニウム低温解体消滅システム」を創らせ、そして福島原発問題を救済させよ!
⇒ http://ameblo.jp/allahakbar231/
*
佐藤さんと佐野先生が手を組んだところから、フクシマ再生のあたらしい道筋が拓けるかも知れない。
いま、わたしたちに必要なのは、希望とチャレンジ精神であるだろう。
それだけは、わたしたちには、ある。
*
*
〔★は大沼〕◎ <The Future Times>
⇒ http://www.thefuturetimes.jp/archive/no05/sato/
・ でも、自分たちで発電して、お金を生み出していけば、売上が出て、税収も増えますよ。発送電分離も近い将来実現するでしょう。そうすれば、電気も電力会社を通す必要は無くなり、小売ができるようになります。お客様も安く買えるようになるし、私たちの利ざやも増えるわけです。電気代が安ければ、企業誘致もできるようになる。原発一基分の電力を、その企業で使ってもらってもいいですよ、値段は東京電力の半値でどうですか、となれば魅力的でしょう。企業が集まれば、雇用が生まれ、さらに税収も増えます。交付金に頼らない10割自治も可能になる。そうすれば、政府や中央に対して、ときにはNOと言える自立した地方になれるんです。まちづくりは、国がやるのではなく、私たち自身がやるものだと思うんですよ」
*
◎ 関連 / 朝日新聞デジタル : (フロントランナー) 会津電力社長・佐藤弥右衛門さん 電気の自給で福島の自立を
⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11707539.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11707539
・ 大手電力会社の既得権益と戦うのに必要なのは、「みずからの財源と、地域の力の結集」。会津の全17市町村に会津電力への出資を働きかけ、この3月、まず4町村が出資を決めた。
「おもしろくなってきましたよ」
■ 朝日新聞デジタル : フロントランナー)佐藤弥右衛門さん 「取られっぱなしの資源を取り返していきましょう」
⇒ http://www.asahi.com/articles/DA3S11707659.html?iref=reca
・ 地獄の釜って、知っていますか。悪いことをすると地獄に落とされ、その釜で煮られる。福島県にはそんな釜が四つもあるんです。東京電力福島第一原発に。
Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 | Permalink
〔★菅原文太さんが遺した言葉〕◆ 〈沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も、空気も風も、すべて国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです。勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ〉
〔★は大沼〕◎ 朝日新聞デジタル : 移設阻止「仁義」の心で 「同志的連帯」菅原文太さんの妻 辺野古基金1億円超す
⇒ http://digital.asahi.com/articles/DA3S11739248.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11739248
◆ 菅原文太さんの妻、文子さんは、言った。
・ 晩年、菅原は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をし、安保法制の整備を進める安倍政権の動きを心配していました。「子どものころの雰囲気に似てきた」と。軍国主義時代に生まれ育ち、死ぬときも軍事国家に向かおうとする国で一生を終えるのか、と先行きを憂えていました。演説でも体験を語っています。
〈私は小学校の頃、戦国少年でした。なんでゲートルを巻いて戦闘帽をかぶって竹やりを持たされたのか。今振り返ると本当に笑止千万です。あの雨の中、大勢の大事な大学生が戦地へ運ばれて、半数が帰って来なかった〉
原発事故が解決していないのに原発を輸出したり、武器輸出三原則を撤廃したり。 「日本を取り戻す」 とは言うのに、沖縄に対しては冷たいまま。北風政権だと思えてなりません。
Posted by 大沼安史 at 10:36 午前 | Permalink
〔◆ 憲法記念日 舞の海氏が新説「日本人力士の“甘さ”は前文に起因する」「反省しすぎて土俵際…」〕★ なるほど、外人横綱の白鵬や朝青龍が無敵なのは…………彼らの祖国、モンゴル国憲法の前文のせいか? ★「八百長相撲」も、日本国憲法「9条」のせいだと言い出しかねない、「舞の海」氏の(懸賞金のつくような)勢いではある!
★ えっ? 「美しい国」の「国技」は、「諸国民(力士)の信義」を疑わなければ、勝てない?
*
国技館の土俵上には、こんな「決め手」も、いまに登場するかも知れない。
「だまし投げ」「公約変えし」「ナチスすかし」「メルトダウン」……
*
★ そして……ウィキペディアによると、相撲とは、力士とは、本来、次のようなものである。
*
相撲はもともと神前で行われ、日本固有の宗教である神道にもとづき神に奉納される神事である。
力士とは四股名を持ち、神託によって神の依り代になり特別な力(神通力)を備え、神からの御利益のある特別な者である。
具体的には四股を踏む「しこ」とは醜女(しこめ)の「しこ」をあらわし、穢れ、邪気を祓う行為。それによりその土地に五穀豊穣や無病息災をもたらすと言われている。
また、力士に赤子を抱いてもらうと、その子は健やかに育つと言われている。手形などは縁起物として珍重される。
力士の中で最高位の者を横綱と呼び、全ての力士の象徴として神の依り代の証である「注連縄を張る」のは御神木や夫婦岩などと同じである。
*
★ つまり、わたしたちの国の「相撲」とは、「力士」とは、「戦争」でも「戦士」でもない。
邪を払い、平和と豊かな実りを祈る神事であり、そのための稀人である。
その意味で「舞の海」氏の発言は、この国の伝統に反するものと言わざるを得ない。
戦時中、戦争にとられた力士も多かったことを、「舞の海」氏は忘れてはならない。
*
*
〔★は大沼〕◆ 産経ニュース ⇒ http://www.sankei.com/politics/news/150503/plt1505030021-n1.html
・ 元小結の舞の海秀平氏が3日、東京・平河町の砂防会館別館で開かれた公開憲法フォーラム「憲法改正、待ったなし!」で提言を行った。昨今の日本人力士の「甘さ」は憲法前文の影響だと持論を展開し、会場の笑いを誘った。
・ 日本の力士はとても正直に相撲をとる。「自分は真っ向勝負で戦うから相手も真っ向勝負で来てくれるだろう」と信じ込んでぶつかっていく。
ところが相手は色々な戦略をしたたかに考えている。立ち会いからいきなり顔を張ってきたり、肘で相手の顎をめがけてノックダウンを奪いに来たり…。あまりにも今の日本の力士は相手を、人がいいのか信じすぎている。
「これは何かに似ている」と思って考えてみたら憲法の前文、「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」に行きついた。逆に「諸国民の信義」を疑わなければ勝てないのではないか。
Posted by 大沼安史 at 10:28 午前 | Permalink
〔安倍首相 オバマ大統領にファーストネームで、親しげに、うれしそうに、なれなれしく、お礼のツイッター〕◆ バラク、すべてにありがとう! リンカーン記念館も、山口の酒も俳句も――シンゾー / ホワイトハウスのツイッターの返事には、「シンゾー」という、親しげな呼びかけ、無し!
★ ホワイトハウスの広報スタッフが代筆したとみられるツイッターの返事には、ローマ字で、こうあった!
Mata chikai uchi ni.
これはもしかしたら、オバマのヒロシマ訪問のサインかも知れない!
オバマ政権は、日本の核武装に、トドメを刺そうとしているのではないか!
もっと――もしかしたら、ヒロシマでオバマは「謝罪」さえ、するかもしれない。
そうすると、安部政権は2重の意味で、追い込まれることになるだろう!
*
・ Barack, thank you for everything, including the Lincoln Memorial tour, Yamaguchi sake & haiku -Shinzo
・ The President & @FLOTUS thank you for a historic visit. The US-Japan relationship has never been stronger. Mata chikai uchi ni.
〔★は大沼〕◎ 首相官邸ツイッター ⇒ https://twitter.com/kantei/status/594753783315369985
◎ ホワイトハウスツイッター ⇒ https://twitter.com/WhiteHouse/status/594888800263778304
◎ 読売新聞 : オバマ氏「また近いうちに」…首相とツイッター
⇒ http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150504-OYT1T50074.html
・ オバマ氏も同日、これに応じ、ホワイトハウスのツイッターに「歴史的な訪問に感謝する。日米関係がこれほど強固であったことはない」と英語で記した上で、ローマ字の日本語で「また近いうちに」と書き込み、再会に期待を示した。
Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 | Permalink
〔★発表報道・御用報道を垂れ流している者は恥を知るべきだ〕◆ 後藤健二さんに「報道の自由推進賞」 日本外国特派員協会が選出 / 「報道の自由の友」には、古賀茂明さん、中野晃一さんら / 「年間最優秀出版賞」には、東京新聞!
◆ 後藤健二さんは「殉職した英雄賞」を受賞した。FCCJは発表文の中で、受賞理由を以下のように説明した。
シリアで取材中に ISIL(イスラム国)に拘束され、安倍首相が「ISIL と戦う国のために」数億ドルの支援を約束した数週間後の斬首されたフリーランスジャーナリストです。彼は戦争そのものを報じるのではなく、戦争の悲惨な側面を報じる人道ジャーナリストでした。彼は他のジャーナリストたちが行きたがらない危険な地域をあえて取材することで、中東や他の紛争地帯で何が起きているのかを世界に伝えました。
*
〔★は大沼〕◎ ハフィントンポスト
(4日付け)⇒ http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/04/fccj-kenji-goto_n_7202922.html
Posted by 大沼安史 at 09:03 午前 | Permalink
2015-05-04
〔イエメン戦争〕◆ サウジ主導連合軍、クラスター爆弾(世界的に禁止されているが、米軍、サウジ軍は配備)で攻撃 / 米軍がサウジ、アラブ首長国連邦に供与 人権団体が非難 / イエメン北部 サアダ州で ★ 安倍政権の「わが軍」も、クラスター爆弾の投下を求められることになるかもしれない! 「テロとの戦い」を名目に!
★ クラスター(集束)爆弾は、周辺一帯に子爆弾をまき散らすもので、民間人が巻き込まれ、死傷する恐れが高い。
こんな非人道兵器が、イエメン戦争で、使われているようだ。
イエメン、イラク、シリア……中東はスンニ・シーア間の宗教対立を軸にした「大戦」に発展している。
安倍政権は「中国」を念頭に、軍事主義に突っ走っているようだが、「集団的自衛権」でもって、中東の戦線に巻き込まれる恐れが強い。
*
〔★は大沼〕◎ ニューヨーク・タイムズ :
(3日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2015/05/03/world/middleeast/saudi-led-group-said-to-use-cluster-bombs-in-yemen.html?mabReward=CTM&action=click&pgtype=Homepage®ion=CColumn&module=Recommendation&src=rechp&WT.nav=RecEngine
・ The Saudi-led military coalition fighting a rebel group in Yemen has in the past few weeks used cluster munitions supplied by the United States, Human Rights Watch said in a report released on Sunday.
The report said video, photographs and other evidence showed that the coalition had used cluster bombs near villages in Yemen’s northern Saada Province. The group, which said it had found evidence that the weapons had been deployed on at least two separate occasions, has not been able to establish whether any casualties had resulted from their use, according to the report.
Cluster munitions, which are banned by much of the world, though not by the United States, Saudi Arabia or Yemen, are considered imprecise weapons that spread ordnance over a wide area and pose a long-term danger to civilians because of the unexploded bomblets they leave behind.
・ In its report, Human Rights Watch, based in New York, said photographs taken at the site of an airstrike on April 17 showed remnants of a type of cluster munitions that has been supplied in recent years by the United States to Saudi Arabia and the United Arab Emirates. The United Arab Emirates is part of the military coalition.
Posted by 大沼安史 at 10:10 午後 | Permalink
〔イスラム国の反乱〕◆ 「イスラム国」軍と戦う、米軍主導の連合軍、アシリア(アレッポ県の)のビルマーレ(Birmahle)村を空爆! 少なくとも――子ども7人、婦人9人を含む村民52人が巻き添えで死亡! / 米参戦以来、最悪の民間人の犠牲 / 人権団体が空爆「虐殺」を非難 ★ アベの「わが軍」は、こうした戦争――「テロとの戦い」に参加することになるだろう!
〔★は大沼〕◎ 英紙インディペンデント : US-led air strikes 'kill 52 civilians including seven children' while targeting Isis in Syria
(2日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/usled-air-strikes-kill-52-civilians-including-seven-children-while-targeting-isis-in-syria-10221164.html
・ At least 52 civilians, including seven children, have been killed in air strikes by the US-led coalition in Syria, according to a monitoring group.
The Syrian Observatory for Human Rights branded the operation on Friday a “massacre”, claiming innocent people had become casualties of the hunt for Isis militants.
Rami Abdulrahman, who founded the UK-based group, said Friday's strike saw the highest civilian death toll in a single attack by US and Arab forces since they started operations in Iraq and Syria last year.
*
★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISISと新スンニ革命』(緑風出版)
◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27077869.html
Posted by 大沼安史 at 09:39 午後 | Permalink
〔大江健三郎さんは、護憲集会で、首相を、<安倍>と呼び捨て、<彼がアメリカ両院で話したことはウソだと思う>と言った!〕★ 安倍首相のウソは、たとえば、世界的なレベルでの戦争へのコミットである「積極的平和主義」(という日本語造語)を、米議会演説では、"Proactive contribution to peace based on the principle of international cooperation" と――「国際協力原則に基づく平和への率先貢献」と、真逆に言ったことである!
〔★は大沼〕
★ アベ首相は結局、「積極的平和主義」を、たとえば“positive pacifism”、あるいは“proactive pacifism”とは――つまり「平和主義(pacifism)」とは言わなかったのだ。
言えなかったのだ。
だから、米議会演説では、"Proactive contribution to peace based on the principle of international cooperation" と――国際協力原則に基づく平和への率先貢献」と言ったのだ。
この部分、政府発表の演説日本語訳では、こうなっている。
・ いまや私たちが掲げるバナーは、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」という旗です。
繰り返しましょう、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」こそは、日本の将来を導く旗印となります。
*
★ 英語演説では「平和への貢献」といっておきながら、国民(国内向け)には、米議会演説で、持論の「(国際協調主義にもとづく)積極的平和主義」を語った!――と強弁する、安倍首相!
日本国民には常日頃、言いまくっているデマゴギー造語(つまり「平和主義」という言葉)を米議会では言わず、にもかかわらず、日本国民向けには「言った」という安倍首相!
これは米議会、そして日本国民に対する「2重のウソ」、ダブルの二枚舌である。
安倍首相は英語演説は、聞いているこちらが恥ずかしくなるほど、「舌の回らない」ものだったが、歴史的な「法螺(ホラ)吹き」に、連日の美食で鍛えられた「舌」も、さすがについて行けなかったのだろう。
*
★ 安倍演説をたんねんに読んで行くと、羊頭狗肉というか、新発売された商品のCMのような嘘の毒気にあてられてしまうが、アベノスピーチからは、原発事故も、アンダーコントロールも、放射能汚染も、被曝も、侵略も、謝罪も、慰安婦も――都合の悪いすべてが消されていたことも気になる。
ダブル2枚舌の口先についたサルグツワの方は、しっかり機能していたわけだ。
*
★ アベノスピーチの政府発表の「日本語(訳)」で、ほかにひとつ気になることがある。
以下のくだりを読んでいただきたい。
・ 1990年代初め、日本の自衛隊は、ペルシャ湾で機雷の掃海に当たりました。後、インド洋では、テロリストや武器の流れを断つ洋上作戦を、10年にわたって支援しました。
*
わたしは、太字で強調した「後、インド洋では、……」の、この「後(あと)」という表現が気になるのだ。
この軽い若者言葉(口語=会話言葉)を、恥ずかしげもなく使う、その幼児性が――お気楽さが――その気味の悪い「あざとさ」が、ひっかかるのだ。
*
★ 世界的な経済紙、英紙フィナンシャル・タイムズによると、安倍首相が米議会演説で、「日本の強力な農業ロビー」との戦いをにおわせながら使ったという、あの「量子論的飛躍」にしても、パチンコ屋の新機導入PRの宣伝文句のようだった。
アベというこの男には、一刻も早く、日本列島の地上から、大気圏外へ――宇宙の果てへ、飛び出して行ってもらいたいと思った人も多かったことだろう。
*
★ 文章家の大江健三郎さんが、「アベ」を呼び捨てにしたくなるのも、「ウソを言った」と怒ったのも、当然である。
「アベ」はウソつきの政治屋であって、平和憲法を順守する義務を負った、この国の「首相」(の器)ではない。
*
〔★は大沼〕◎ スポーツ報知 : 大江健三郎氏、安倍首相呼び捨て批判 「彼が話したことはウソだと思う」
(3日付け)⇒ http://www.hochi.co.jp/topics/20150503-OHT1T50146.html
*
・ 横浜市の臨港パークで行われた「5・3憲法集会」では、ノーベル文学賞作家の大江健三郎氏(80)らが参加。
大江氏は安倍晋三首相を7度も呼び捨てにして「彼がアメリカ両院で話したことはウソだと思う」などと批判した。
・ 大江氏は「理不尽で景気のいい話ではないが」と切り出し、安倍首相が4月29日に米連邦議会の上下両院合同会議で行った演説について「日本が集団自衛権を用いて、世界で起こる戦争に対して軍事的な抵抗をすると、安倍ははっきり言った。しかも、そのためにいくつも法律を作ると言った。
しかし、安倍は国会で議員たちにはっきり説明していない。国民の賛同も得ていない」などと批判した。スピーチが熱を帯び「安倍首相」から「安倍」と呼び捨てになっていた。
続けて「安倍の考え方は世界的な宣伝として成功している。日本でも成功しつつあると思う」と指摘。80歳の大江氏は「こういう大きな集会で話すのは最後になると思うが、私は平和と命の尊厳を基本に日本国憲法を守り、生かします。集団的自衛権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します」と信条を訴えた。
*
◎ 安倍首相・米議会演説
・(英語演説) ⇒
http://www.mofa.go.jp/na/na1/us/page4e_000241.html
・(日本語訳) ⇒
http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_001149.html
*
◆ 参考 : 産経ニュース : 「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク 大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」
(3日付け)⇒ http://www.sankei.com/politics/news/150503/plt1505030023-n2.html
・ 次いでスピーチした大江氏は、安倍首相が4月29日に米上下両院合同会議で行った演説に対し「あまりにも露骨な嘘。だが(日米両国で)はっきりとした拒否の言葉が述べられることはなく、それをどうひっくり返すかが大きな問題だ」と断じ、会場からは大きな拍手が起こった。安倍首相が夏までの安全保障関連法案の成立に決意を示したことにも「安倍は日本の国会で(そのことについて)はっきり述べて、われわれ日本人の賛同を得たことはない」と強調した。
大江氏はさらに、この日配布されたパンフレットに書いてある「私たちは、『平和』と『いのちの尊厳』を基本に、日本国憲法を守り、生かします 集団的自営権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します」というメッセージを自身の考え方の根本にあると紹介。「自分がこれだけ大勢のみなさんの前で語るのはこれが最後」と語った。
憲法学者の樋口陽一東大名誉教授は、盟友だった俳優、菅原文太さんの「政治には2つの役割がある。ひとつは国民を飢えさせないこと。もうひとつ、絶対に戦争をしないこと」という“遺言”を引き合いに出し、「今の政治は憲法が目指してきた方向と何から何まで正反対の方向に日本を引っ張ろうとしている。憲法を壊し、自由闊達な言論を貶め、彼ら政治勢力自身の先輩政治家が作り上げてきたはずの戦後史そのものをないがしろにしている」と糾弾した。
Posted by 大沼安史 at 08:18 午後 | Permalink
〔<デモクラシーNOW>のエイミー・グッドマンさんが、オランダのハーグから報告!〕◆ 安倍首相がオバマと会談し、「わが軍」の、世界のどこでも、米軍用犬化を誓った、4月28日は、世界の女性たちがはじめて、ともに「戦争」に反対し、世界平和を求めた、100周年の記念日だった!
★ 第一次世界大戦のさなか、1915年4月28日、欧米の女性たちが中立国のオランダに集まり、ハーグで、戦争の中止を求める集会を開いた。
それが「婦人国際平和自由連盟 Women’s International League for Peace and Freedom(WILPF)」の始まりだった。
100周年の28日、再び、ハーグに、世界各地から、1000人以上の女性たちが集まり、平和への誓いを新たにした。
アフガンスタン、イエメン、シリアなどで続く戦争に、再度、「NO」の、ハーグの誓いを行った。
そして、その100周年のその日――ワシントンでは、安倍首相がオバマ大統領に対し、平和憲法放棄の誓いを行なってみせた。
WILPFの新会長に選ばれた秋林こずえさん(同志社大学)は、「日本人の大多数は平和憲法を支持している」と訴えた。
安倍首相が平和憲法破りの戦争屋政権であることが、「女たちのハーグの誓い」100周年記念集会の場で、世界の女性たちに知れ渡った。
*
*
〔★は大沼〕◎ エイミー・グッドマンさん : A Century of Women Working for Peace (女性たちが平和に動いて100年)
(4月29日付け) ⇒ http://www.truthdig.com/report/item/a_century_of_women_working_for_peace_20150429
◎ 婦人国際平和自由連盟 Women’s International League for Peace and Freedom(WILPF)
⇒ http://wilpfus.org/
日本支部
⇒ http://www17.ocn.ne.jp/~wilpf/
*
・ THE HAGUE, Netherlands—One hundred years ago, more than 1,000 women gathered here in The Hague during World War I, demanding peace. Britain denied passports to more than 120 women, forbidding them from making the trip to suppress their peaceful dissent. Now, a century later, in these very violent times, nearly 1,000 women have gathered here again, this time from Africa, Asia and Latin America, as well as Europe and North America, saying “No” to wars from Iraq to Afghanistan to Yemen to Syria, not to mention the wars in our streets at home. They were marking the 100th anniversary of the founding of WILPF, the Women’s International League for Peace and Freedom. Dr. Aletta Jacobs, a Dutch suffragist who co-founded the group a century ago, said the purpose of the original gathering in 1915 was to empower women “to protest against war and to suggest steps which may lead to warfare being an impossibility.”
・ Kozue Akibayashi is WILPF's new president. After World War II, the U.S. required that Japan's Constitution explicitly forbid it from pursuing war to settle disputes with foreign states. "The majority of people in Japan support the peace constitution," Akibayashi explained.
Posted by 大沼安史 at 01:16 午後 | Permalink
〔平和憲法を戦争屋から守ろう〕◆ ≪東京新聞≫ 横浜で集会 青空に「9条守れ」と3万人 / そして、≪神奈川新聞≫に掲載された、この写真!
〔★は大沼〕◎東京新聞
⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015050402000114.html?ref=rank
・ あゆみさん(33)は三月に生まれたばかりの長男を抱いて参加した。「今、ぼやっとしていて、いつのまにか戦争する国になっていたら絶対に後悔するから」。母と夫、子供二人の三世代で来た。「平和を守りたい思いに、この子たちを産んでからは家族を守りたいという思いが加わりました」と二人の子の顔を見た。
母のみよ子さん(64)は亡き父が第二次世界大戦に出征し中国で戦った。「(安保法制で)自衛隊に入る人が減れば、徴兵制になってもおかしくない」と危ぶんだ。
*
◎ 神奈川新聞(カナコロ)
⇒ http://www.kanaloco.jp/article/93911
*
◎ 「真実を探すブログ」 : 【凄い】憲法改正反対集会に約3万人が参
加!大江健三郎氏は安倍首相を呼び捨て批判!「彼が話したことはウソだと
思う」
⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6369.html
◎ ツイッター : 解釈で憲法9条を壊すな! / ★ <写真> 武藤類子さんも発言!
⇒ https://twitter.com/48daisyukai
*
◎ 「田中龍作ジャーナル」: 憲法記念日 勢いづく改憲派「絶対過半数を取る」
⇒ http://tanakaryusaku.jp/2015/05/00011104
Posted by 大沼安史 at 12:24 午後 | Permalink
2015-05-03
〔チェルノブイリの汚染地帯で起きた森林火災は、わたしたちへの目覚ましコール!〕◆ 森林放射能が火災で大気拡散・再降下 / 米国のコラムニスト、ステファン・レンドマンさんは、警告した。「地球という惑星は被曝し続けている。放射能を蔓延させたチェルノブリの森林火災の警報は、無視されたままだ」
★ レンドマンさん(Stephen Lendman)は警告記事を、こう締めくくっている。
「もしも世界の指導者たちが責任ある対応をしなければ、手遅れになる。核毒による被曝は、わたしたちを見逃してはくれない」
Perhaps if world leaders ever decide to act responsibly it'll be too late. Radiation poisoning is unforgiving.
フクイチはチェルノブイリを上回る惨事だ。
レンドマンさんのいう、「責任ある対応をしなければならない」世界の指導者のなかには、もちろん、日本の安倍首相も含まれる。
安倍首相はしかも、「当事者」である。
ほんとうは、米連邦議会で、「量子論的な飛躍」で経済再生中だ、などと、のんきに構えて、演説できるような状況ではない。
*
〔★は大沼〕◎ Chernobyl All Over Again
(1日付け)⇒ http://www.thepeoplesvoice.org/TPV3/Voices.php/2015/05/01/title-172
・ Planet earth is being systematically irradiated. Wakeup calls like forest fires raging near Chernobyl spreading radiation go unheeded.
Posted by 大沼安史 at 06:46 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 電源構成政府案:「理解できぬ」福島の地域電力会社 / 村民らが出資して設立した「飯舘電力」の小林稔社長は「あれだけの事故を起こしたのに、まだ原発に頼るのか」と嘆いた / 喜多方市で市民が出資して設立された「会津電力」の佐藤弥右衛門社長も「国の『原発ありき』はまったく理解できない」と首をかしげる。
◎ 毎日新聞 (28日付け)⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150429k0000m040124000c.html
・ 経済産業省が28日示した2030年の電源構成案。東京電力福島第1原発事故でいまだ11万人以上が県内外に避難している福島県では、再生可能エネルギーを生産する地域電力会社が相次ぎ発足しているが、政府案は原発再稼働を前提としているだけに落胆の声が相次いだ。
・ (会津電力の)佐藤社長は「国は原発を使わない前提で電源比率を考え、再生可能エネルギーを導入するスピードをあげるべきだ」と訴えている。
Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 | Permalink
〔安倍首相訪米〕◆ 留学先の南カリフォルニア大学(USC)を訪問! / 「真如苑」の伊藤真聰・大僧正の名前を冠したUSCの「日本宗教文化センター( Shinso Ito Center for Japanese Religions and Culture)」で、関係者と対話
〔★は大沼〕◎ ロサンゼルス・タイムズ : Japanese leader Shinzo Abe visits USC, where he was a student
⇒ http://www.latimes.com/local/education/la-me-ln-usc-japan-20150502-story.html
・ USC president C.L. Max Nikias escorted Abe around the campus and presented him with a USC letterman's jacket inscribed with his name. Abe also met with faculty at the USC Shinso Ito Center for Japanese Religions and Culture.
★「真如苑」は創価学会とライバル関係にある、という。
◎ 参考(?): NEWSポストセブン : 東京・多摩地区で勃発 創価学会VS真如苑の新宗教戦争
(2011年3月4日付け) ⇒ http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110304/Postseven_13412.html
Posted by 大沼安史 at 05:33 午後 | Permalink
2015-05-02
〔田中龍作ジャーナル〕◆ IS人質事件、官邸の失態隠し ヨルダン人弁護士の入国拒否
◆日本政府は人質奪還の余地があったのにもかかわらず、何もせずに見捨てた。あげくに今度は失態隠しのために、実情を知る弁護士の入国を拒否したのである。
Posted by 大沼安史 at 08:10 午後 | Permalink
〔イエメン戦争〕◆ サウジアラビアの空爆、5週間経過するも、シーア派武装集団「フーシ」を撃破できず イエメンのサウジ国境での戦闘でサウジ兵数十人が戦死 南部の港湾都市、アデンは空爆と砲撃で破壊されるも、「フーシ」が反撃 / イエメン戦争、サウジ空爆で民衆1200人以上が死亡、30万人が難民化 / サウジ(スンニ派)VSイラン(シーア派)の地域対決の構図に / パトリック・コバーン記者が情勢分析
★ アベ首相の「わが軍」は、サウジ(米軍)側について戦うことになるのか?
◎ 英紙インディペンデント : Yemen crisis: Terrified citizens caught between Saudi Arabia and Iran as air strikes and blockade threaten humanitarian disaster for millions
(1日付け)⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/yemen-crisis-terrified-citizens-caught-between-saudi-arabia-and-iran-as-air-strikes-and-blockade-threaten-humanitarian-disaster-for-millions-10220087.html
*
・ Dozens of Saudi soldiers and Yemeni fighters have been killed in clashes on the border between the countries as five weeks of Saudi air attacks fail to bring the war to an end. Air strikes and heavy artillery fire in the southern port of Aden have left much of the city in ruins and the attempted incursion by Houthi fighters marks an escalation in a conflict seen regionally as part of the growing confrontation between Saudi Arabia and Iran.
・ So far the air strikes have failed to force back the Houthis.
The involvement of a Saudi-led Sunni coalition has connected the crisis firmly with the broader conflict between Sunni and Shia branches of Islam that is inflaming much of the region. The United Nations says that more than 1,200 people have been killed and 300,000 forced to flee their homes as a result of Saudi bombing and ground fighting, which is particularly intense in Aden.
*
★〔新刊案内〕◆ パトリック・コバーン著、『イスラム国の反乱 ISI
Sと新スンニ革命』(緑風出版)
◎ お急ぎの時は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-
book_27077869.html
Posted by 大沼安史 at 07:40 午後 | Permalink
〔イスラム国の反乱〕◆ バフダディ指導者 脊椎を損傷の可能性 空爆で負傷後、なお回復せず 英紙ガーディアンが突き止める / アフリ副司令官が「イスラム国」軍を指揮
◎ Isis leader incapacitated with suspected spinal injuries after air strike
(1日付け) ⇒ http://www.theguardian.com/world/2015/may/01/isis-abu-bakr-al-baghdadi-incapacitated-suspected-spinal-injuries-iraq
・ The leader of the Islamic State (Isis), Abu Bakr al-Baghdadi, remains incapacitated due to suspected spinal damage and is being treated by two doctors who travel to his hideout from the group’s stronghold of Mosul, the Guardian has learned.
Posted by 大沼安史 at 07:36 午後 | Permalink
〔脱原発の切り札が生まれた〕★ 「キロワット/時」あたりのコスト、なんと、たったの2セント! 脅威のスーパー電池を開発 それも家庭、工場、発電所で使用可能 / 米「テスラ」社が発表 名づけて「テスラ・バッテリー」 / アーニー・グンダーセンさんが公表に先駆け、「原子力の棺に最後の釘を打ちこむもの」と、大学での討論集会で明らかに!
★ 太陽光のコストは現在「キロワット/時」6セント、風力は4~5セント。それぞれ、4セント、2.5セントまで、下がりそうな情勢だが、この「2セント」は、それより安い。
現在稼働中の米国の原発のコストに近く、次世代原発のコストの半分だそうだ。
〔★は大沼〕 ◎ フォーブス誌 : Did Tesla Just Kill Nuclear Power?
1日付け ⇒ http://www.forbes.com/sites/jeffmcmahon/2015/05/01/did-tesla-just-kill-nuclear-power/
*
・ It would be almost three hours until Tesla’s big announcement, but inside a Northwestern University classroom near Chicago Thursday night, the famed nuclear critic Arnie Gundersen had the inside scoop:
Tesla Motors CEO Elon Musk was about to announce an industrial-scale battery, Gundersen said, that would cost about 2¢ per kilowatt hour to use, putting the final nail in the coffin of nuclear power.
・ Then Gundersen told the audience of about 80 students and visitors that it was a momentous day in history—because of something that was about to happen in California. He evoked Elon Musk, the founder of PayPal , chairman of SpaceX and SolarCity, and the product architect for Tesla Motors:
“At about ten ‘o’clock tonight he’s going to hold a press conference and he’s going to announce that he’s going to build industrial scale storage batteries. While the announcement is still two hours away, it appears that they’ll be able to produce these large batteries for about 2¢ per kilowatt hour. That’s an enormous breakthrough,” Gundersen said.
“So the nuclear argument that they’re the only 24-7 source is off the table now because Elon Musk has convinced me that industrial scale storage is in fact possible, and it’s here.”
And a few hours later Musk announced the launch of Tesla Energy, ”a suite of batteries for homes, businesses, and utilities fostering a clean energy ecosystem and helping wean the world off fossil fuels.” Many had anticipated the batteries—but not the price.
*
・ Solar power costs six to seven cents, he said, and wind costs four or five cents. Add 2¢ for the cost of a utility-scale Tesla battery, and renewables with reliable storage are still at half the price of new nuclear power.
・ The real cost of various sources of energy is a topic of debate. Last year the U.S. Dept of Energy said the cost of wind power had reached a new low of 2.5 cents per kilowatt hour (pdf). The cost of solar is typically pegged much higher, but the UN Energy Information Agency estimates solar is on a path to a cost of about 4 cents per kilowatt hour in coming decades.
Posted by 大沼安史 at 11:16 午前 | Permalink
〔フクイチ核惨事〕◆ 小出裕章さんの外国特派員協会での警告 ユーチューブにアップ 「エネニュース」が世界拡散! / ≪石棺化しか道はない。プールの使用済み核燃料を処理できないことには、石棺化を考えることもできない。(実現まで)何年かかるか、わかりません≫
◎ エネニュース
⇒ http://enenews.com/japan-nuclear-expert-simply-impossible-remove-melted-fuel-fukushima-corium-spread-all-place-could-actually-gone-floor-containment-vessel-only-possible-outcome-cover-reactors-concrete-will-cen
◎ ユーチューブ FCCJchannel : Hiroaki Koide: "The Trouble with Nuclear Power"
⇒ https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=nCbXX3DURd0#t=1860
・ The only possible way we can eventually deal with this accident is to do what was done at Chernobyl. Which is to create a concrete coffin or sarcophagus for the facility. Like the spent fuel pool at Unit 4… Units 1-3 have pools that are filled with spent fuels and they must be removed, otherwise we cannot even think about building a concrete coffin… How long will it take for the spent fuel rods to be removed to a slightly less dangerous place? We have no idea.
◎ 参考 〔小出裕章さん 外国特派員協会で〕◆ 「もし、私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは子供たちを汚染地帯から避難させるということです」★ 安倍首相がやるべきは、この国を「戦争をする国」にすることではない! フクイチと真正面から向き合い、なにより、こどもたちを被曝から守ることである!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/04/post-dc0d.html
Posted by 大沼安史 at 11:14 午前 | Permalink
〔首都圏核毒汚染〕◆ 豊島区のこども公園 元は都衛生局の駐車場 土を入れ替え、2013年に公園化 ★ 区はフクイチとの関連を否定しているが、入れ替えた土砂がフクイチ放射能の汚染されていたのではないか?
・ The park was built in 2013, two years after the Fukushima nuclear crisis, a local official said, on what was previously a parking lot for Tokyo's sanitation department. Top soil at the lot was replaced before the land was turned into a park, said the Toshima official.
Posted by 大沼安史 at 11:13 午前 | Permalink
〔日米共同記者会見 誤報問題〕★ ① ツイッターが問題の本質(のひとつ)を抉り出す / 「これ、どうやったら、複数の新聞がみんなで揃って同じ間違いを起こすわけ?」 ② 「おしどり」さん / あら? 「普天間」とは一言もおっしゃってないはずだけど。★ 同行記者団がどれだけ、「ブリーフィング」というものに騙されているか、いちどにバレてしまった!
〔★は大沼〕
① TrinityNYC ⇒ https://twitter.com/TrinityNYC/status/593966179166789632
◆ 関連 : 日本報道検証機構 ⇒ http://gohoo.org/15043001/
*
② おしどりさん 「猫とおしゃれとよだれとニュース」: グアムに米軍基地の拠点を移す」というオバマ発言が報じられてない!?
⇒ http://ch.nicovideo.jp/oshidori/blomaga/ar782274
・ ホワイトハウスのHPに上がってるの見つけましたよ!
https://www.whitehouse.gov/the-press-office/2015/04/28/remarks-president-obama-and-prime-minister-abe-japan-joint-press-confere
Our new guidelines complement our effort to realign U.S. forces across the region, including on Okinawa, in order to lessen the impact of our bases on local communities. And I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines from Okinawa to Guam.
当該の部分は、恐らくここですね。
つたない訳でごめりんこ。
「私たちの新しいガイドラインは、地域社会の拠点の影響を減らすため、沖縄を含め、地域の全域で米軍を再編成するための我々の努力を補完する。そして、私は沖縄からグアムへ海兵隊の再配置を進めるためのコミットメント(約束)を再確認した。」
あら? この通りにオバマさんが発言されたなら、
「普天間」とは一言もおっしゃってないはずだけど。
Posted by 大沼安史 at 11:12 午前 | Permalink
2015-05-01
〔フクイチ被曝地の森林火災対策はできているのか?〕◆ ウクライナの森林火災、チェルノブイリまで20キロ、核廃棄物埋設処分現場まで5キロに迫る! / 火災で大気中に放出された高濃度放射能プルーム、ベラルーシのミンスクへ向かう
★ フクイチで、この二の舞を演じてはならない!
放射能廃棄物の焼却処分など、もってのほかだ!
*
〔★は大沼〕◎ 「エネニュース」(29日付け)
⇒ http://enenews.com/massive-fire-threatens-chernobyl-plant-only-3-miles-nuclear-waste-experts-smoke-heavily-contaminated-could-dispersion-very-significant-component-original-radiation-capable-spreading-contaminants
★ ブルームバーグによると、今回の森林火災には「放火」の疑いもある。 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-28/ukraine-fire-near-chernobyl-disaster-site-brought-under-control
・ Authorities suspect it was an arson attack because the blaze, which spread over 400 hectares (988 acres), came from several sources, according to Interior Minister Arsen Avakov.
事実とすれば、立派な「核テロ」だ。
フクイチの核テロ対策に、森林火災や野火に対する対応も含めなければならない。
Posted by 大沼安史 at 07:59 午後 | Permalink
〔フクイチ核惨事 沈黙の春〕◆ 「4年経った今、フクシマの鳥たちはキリモミ急減状態」 / 米国の科学の殿堂、ワシントンのスミソニアン協会が、フクイチ周辺の野鳥の激減ぶりを警告レポート / 生き残りの野鳥に白い斑点 / 「高汚染地域 1~2羽 見つけることができたら、ラッキー」 ムーソー教授の研究チームによる現地フィールドワークの結果を紹介
★ ムーソー教授は、「そこにあるのは死の沈黙だ(it’s dead silent.)」と、スミソニアンの取材に答えていた。
これはまさに「フクシマ 沈黙の春」ではないか!
教授によれば、線量は低下しても、鳥類への影響は、時間の経過ととともに深刻化しているという。
羽毛に白い斑点ができることも、チェルノブイリと共通する、被曝した鳥たちの特徴だが、フクシマでは事故2年後の2013年から、双眼鏡で視認できるほど、斑点のサイズが大きくなっているという。
スミソニアンの報告は、フクシマの鳥たちは、「炭鉱のカナリア」であると、被曝地で暮らす人々への影響を懸念している。
安倍政権はフクシマの現実から、逃げてばかりいないで、現場での放射能封じ込み対策と、被曝地の人びとの保護対策と、本気で取り組んでほしい。
*
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〔★は大沼〕 ◎ Birds Are in a Tailspin Four Years After Fukushima
(30日付け)⇒ http://www.smithsonianmag.com/science-nature/birds-are-tailspin-four-years-after-fukushima-180955134/?no-ist
・ Even though radioactivity has dropped throughout the region, their data show that bird species and abundances are in sharp decline, and the situation is getting worse every year.
・ When Mousseau returned to Fukushima in 2012, he began capturing birds in irradiated zones that had patches of bleach-white feathers. It was a familiar sign: “The first time I went to Chernobyl in 2000 to collect birds, 20 percent of the birds [we captured] at one particularly contaminated farm had little patches of white feathers here and there—some large, some small, sometimes in a pattern and other times just irregular.”
・ “At first only a few species showed significant signs of the radiation’s effects,” Mousseau says. “Now if you go down and around the bend maybe five or ten kilometers [from a safe zone] to where it’s much, much hotter, it’s dead silent. You’ll see one or two birds if you’re lucky.”
Mousseau’s team conducted almost 2,400 bird counts in total and gathered data on 57 species, each of which showed specific sensitivity to background radiation. Thirty of the species showed population declines during the study period, the team report in the March issue of the Journal of Ornithology. Among these, resident birds such as the carrion crow and the Eurasian tree sparrow demonstrated higher susceptibility than migratory species, which didn’t arrive in the region until a few weeks after the partial meltdown in early March.
・ By 2013, the birds Mousseau was counting in Fukushima had white patches big enough to be seen through binoculars.
*
◎〔新刊案内〕◆ 『世界が見た福島原発災害4―アウト・オブ・コントロール』
◆ 内容構成(見出し)は ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1503-6n.html
◎ お急ぎの方は ⇒ http://honto.jp/netstore/pd-book_27057445.html
Posted by 大沼安史 at 07:36 午後 | Permalink
〔安倍首相訪米〕◆ (次を強く)(次もしっかり)/ 米議会演説 安倍首相の演壇・振り付け原稿を、ウォールストリート・ジャーナルが全世界拡散報道 ★(演説ビデオつき)すごいアベノイングリッシュ! これで、通じたのだろうか?
(拡大写真は下記リンクをクリック)
Posted by 大沼安史 at 11:07 午前 | Permalink
〔安倍首相訪米〕◆ 米議会演説 スタンディングオベーション(総立ち拍手)は「10回」(「十数回」説も) / イスラエルのネタニエフの方が多かったと、フィナンシャル・タイムズが報道! ★ あの「ガザの虐殺」のネタニエフのよりも、少なかったのか! オバマ外しのネタニエフ演説とちがって、安倍首相の演説は、米政権・米議会(共和党)のキモイリだったはずのに……なんてことだ!
◎ J-cast : 安倍首相「米議会演説」喝采・スタンディングオベーション10回
⇒ http://www.j-cast.com/tv/2015/04/30234254.html
◎ 読売新聞オンライン : 45分間演説に十数回の総立ち拍手…一部批判も
(30日付け) ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150430-OYT1T50078.html
・ 演説は英語で約45分間行われ、計十数回のスタンディングオベーション(総立ちでの拍手)があった。
◎ フィナンシャル・タイムズ : Honest-ish Abe talks up Obama’s pivot
(29日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c20e6b0a-ee94-11e4-88e3-00144feab7de.html#axzz3YnDTFcps
・ As addresses by foreign leaders go, Shinzo Abe’s was less than rousing. Bibi Netanyahu got more ovations per paragraph than Mr Abe’s entire speech.
・ Until Japan is accepted as a fully repentant power by its neighbours, including China, Mr Abe’s utility as a US ally will be double-edged.
Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 | Permalink
〔安倍首相訪米〕◆ オバマ大統領 共同会見で、「沖縄海兵隊のグアム移駐」を明言 / グアムのメディアが速報! ★ 安倍政権の「辺野古」強行の論拠は、米軍最高司令官であるオバマ大統領の公式宣言で失われた!
〔★は大沼〕◎ Guampdn.com: Obama comments on Marine relocation to Guam
(29日付け)⇒ http://www.guampdn.com/article/20150429/NEWS01/150429005
・ “And I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines from Okinawa to Guam,” Obama said.
Posted by 大沼安史 at 10:20 午前 | Permalink
〔安倍首相訪米〕◆ 「アベはTPPで、日本の農民たちにタックルをかけることを誓う(Abe vows to tackle Japan’s farmers over trade pact)」 ―― フィナンシャル・タイムズが報道 / 米議会演説の「量子論的飛躍」とは、日本の強力な農業ロビーとの戦いでのことだと!
★ 安倍政権の「日本の農業つぶし」の「対米公約」が暴露された!
〔★は大沼〕◎ フィナンシャル・タイムズ : Abe vows to tackle Japan’s farmers over trade pact
(29日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7339123e-ee88-11e4-88e3-00144feab7de.html#axzz3YgZ55l3j
〔安倍首相訪米〕◆ 「アベはTPPで、日本の農民たちにタックルをかけることを誓う(Abe vows to tackle Japan’s farmers over trade pact)」 ―― フィナンシャル・タイムズが報道 / 米議会演説の「量子論的飛躍」とは、日本の強力な農業ロビーとの戦いでのことだと!「★ 安倍政権の「日本の農業つぶし」の「対米公約」が暴露された!
〔★は大沼〕◎ フィナンシャル・タイムズ : Abe vows to tackle Japan’s farmers over trade pact
(29日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7339123e-ee88-11e4-88e3-00144feab7de.html#axzz3YgZ55l3j
・ Japanese prime minister Shinzo Abe made an impassioned pitch for a Pacific Rim trade deal before the US Congress, calling for its rapid conclusion and pledging a “quantum leap” in reforms including taking on his country’s powerful farm lobby.
・ Mr Abe told Congress the economic case for the TPP was strong. But he also pitched it as a way for the US and Japan to bolster their influence in the world.
“We can spread our shared values around the world and have them take root: the rule of law, democracy, and freedom. That is exactly what the TPP is all about,” he said.
“It is also about our security,” he added. “Long-term, its strategic value is awesome. We should never forget that.”
Posted by 大沼安史 at 10:11 午前 | Permalink
〔安倍首相訪米〕◆ 共同会見でオバマ大統領は、実はこう語っていた! <(中国主導の)アジアインフラ投資銀行(AIIB) ポジティブなこと(a positive thing)になり得る」 ―― フィナンシャル・タイムズが報道
◎ フィナンシャル・タイムズ : Obama says AIIB could be ‘positive’ for Asia
(28日付け)⇒ http://www.ft.com/intl/cms/s/0/80271e0c-eddc-11e4-90d2-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3YnDTFcps
・ “This could be a positive thing,” he said. “But if it’s not run well, then it could be a negative thing.”
Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 | Permalink
〔安倍首相訪米とNHK〕★ NHK、“同時”通訳で、共同記者会見でのオバマ大統領の「「沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した」を、⇒ 「沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います」 と「洗脳?誤訳」 大大本営報道!
★ 安倍政権は、事前の調整で、「辺野古」問題でオバマ大統領が、そう発言するはず、と信じ、「会見テキスト」をNHK側に事前に渡し、マミーNHKは同時通訳者に対して、このテキスト通り、「同時通訳」するよう指示していたのだろう。
同時通訳者はその道のプロである。、こんなバカげた間違いをするわけがないである。
では、安倍政権が米側との「事前調整」で「合意済み」と信じ込んでいた「発言予定」が(結果的にか、本来的には)、(安倍政権=NHK側の認識の問題として)辺野古のヘの字もない別物に――いや、沖縄海兵隊のグアム移駐を進めるという、まったく真逆なものに、変わってしまったのだろう?
かんたんなことだ。
オバマ大統領は、中国を刺激する「辺野古」を避ける決断を――ヘノコにはヘほどもふれない判断をしたのである。
ここでも、オバマ政権の安倍政権に対する不信――あるいは怒りが顔をのぞかせている。
*
◎ 証拠のテレビ画面の撮影・報知は、以下のツイッター ⇒ https://pbs.twimg.com/media/CDtsq6mUMAAAVif.jpg:medium
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〔★は大沼〕◎ NewsTimes : 日米首脳会談、NHKが同時通訳でオバマ大統領の発言を誤訳!全く意味が異なることから「わざとだろ」「確信犯」など非難の声多数!
⇒ http://nstimes.com/archives/8749.html
Posted by 大沼安史 at 09:54 午前 | Permalink
〔安倍首相訪米〕◆ 沖縄タイムスと琉球新報の社説 / <日米「辺野古」再確認> 露骨な切り捨ての論理(沖縄タイムス) / <砂上の日米同盟 人権と民主主義の無視だ 敵意に囲まれ持続は不可能>(琉球新報)
◎ 沖縄タイムス ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=113745
・ 日米首脳会談が開かれた28日は、サンフランシスコ講和条約が発効し、沖縄が米施政下に置かれた63年前の「4・28」と同じ日付である。
菅義偉官房長官は同じ日に、4月28日の政府主催の「主権回復の日」の式典を「今後、5年とか10年の節目で行っていきたい」と、言ってのけた。
この政権は今や、沖縄切り捨てを何とも思わないほどに、おごりが高じてきたようだ。
◎ 琉球新報 ⇒ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-242413-storytopic-11.html
・ 新基地を建設するか否か、沖縄には口出しできないとする態度は、沖縄の人々には自分の土地の将来を決める権利もないということである。これで「民主主義、人権など基本的価値の上に立つ」などと、よく言えたものだ。
「法の支配」とは、処罰するか否か、統治者や権力者が恣意(しい)的に左右できない公平性を意味する。だが辺野古では前述のように「制限区域」なる勝手な線引きも政府の思うがままである。サンゴの破壊が明らかでも、環境保護を所管する県の立ち入り調査は認めないが、工事の船は自由に往来する。このどこが「法の支配」なのか。
・ ただ、共同記者会見の内容は注意深く見た方がいい。日本政府は「辺野古移設推進で両首脳が合意した」と盛んに宣伝するが、オバマ氏は「辺野古」の単語を発しておらず、「在沖海兵隊のグアム移転を進める」と述べただけだ。米側が辺野古を最上と考えているかどうかは分からない。「唯一」と叫ぶのは日本側だけである。
・ 首脳会談でオバマ氏が尖閣を「日米安保条約5条の適用対象」と述べた点も誤った解釈が横行している。まるで尖閣のために米軍が中国と戦争するかのように言いなす人がいるが、幻想だ。
第5条は両国がそれぞれ自国の憲法の手続きに従うとうたう。米国憲法は「戦争宣言」の権限は米議会にあると定める。開戦するか否か議会が決めるのだ。5条を適用するというのは「議会に諮る」という意味にすぎない。そして、東シナ海の無人の岩のために米国の若者が血を流していい、と議会が考えるはずはないのである。
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