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2015-04-10

〔人類史上最悪・フクイチ核惨事〕★ 万里の長城を上回る、史上空前の「フクイチ石棺」化のファイナンスは、結局、中国主導で誕生する(米国も加入せざるを得ない)「AIIB(アジアインフラ投資銀行)」によって行なわれることになるのではないか? チェルノブイリの新「石棺化」が、EBRD(欧州開発復興銀行)の手で行なわれているように! 

Original_big ★ 小出裕章さんは雑誌『世界』(5月号)で、フクイチは「最終的には、地上と地下に石棺を作って封印するしかない」と指摘している。

 チェルノブリの場合は「地下のコンクリート構造物が破壊されずに残っていたため、石棺は地上に作れば済んだが、(フクイチの場合は)地震で地下の構造物も破壊されており、地下にも石棺になる構造物を作らなければならない。そのためにいったい何年の歳月が必要なのか分からない。仮にそれができたとしても、事故後、29年たって、チェルノブイリ……では石棺がぼろぼろになり、それを覆う第二石棺が建設されている。福島の場合、いったいどうなれば収束と言えるのかそれすらが定義できない」――と。

 こうなると「フクイチ石棺化」はチェルノブイリを上回る、空前絶後の巨大難工事になり、それだけ巨額な工事費がかかるわけだが、財政難の日本に(それも米軍の補助犬として戦争までしようという安倍政権に)は、ファイナンスできる力は、おそらくない。

 それは米国でも同じであり――米日主導のアジア開銀にも無理なことであり、結局は、中国のAIIB頼みになるのではないか?

 安倍政権は「アンダーコントロール」の呪文を唱えてばかりいないで――現実から逃避しないで、「フクイチ問題」と真正面から取り組む必要がある。

 亡国の敵は、フクイチにある!

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 〔★は大沼〕◎ 欧州復興開発銀行(EBRD)、チェルノブイリ石棺化プロジェクト ⇒ http://www.ebrd.com/what-we-do/sectors/nuclear-safety/chernobyl-overview.html

 ◎ キエフ・ポスト紙 : Chornobyl's New Safe Confinement still needs $652 million to be built by 2017(2017年完成予定のチェルノブイリの「新石棺」、なお6億5200万ドルの資金不足)
 (3月21日付け)⇒ http://www.kyivpost.com/multimedia/photo/chornobyl-new-safe-confinement-is-almost-ready-and-life-in-exclusion-zone-383966.html

 ◎ ウォールストリート・ジャーナル : Chernobyl Containment Funding Talks Lined Up
 (3月17日付け)⇒
 http://www.wsj.com/articles/chernobyl-containment-funding-talks-lined-up-1426585540

Posted by 大沼安史 at 12:10 午後 |