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2015-04-04

〔フクイチ・グローバル核惨事・史料〕◆ 「収束したとは言っていない」と弁明! / 安倍晋三首相、2020年・東京オリンピック招請ブエノスアイレス演説に関する参議院予算委での答弁 ★ 首相の「アンダーコントロール」演説は、汚染水問題が深刻化する中、こんご2020年に向けて、国際社会の厳しい指弾の的になって行くだろう。なんらかのかたちで責任を追及されるかも知れない。

 〔★は大沼〕◎ 参議院議事録(二八〔頁〕を参照): 2014年3月3日 参院予算委員会議事録
    ⇒ http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/186/0014/18603030014005.pdf

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○ 内閣総理大臣(安倍晋三君)……ただ、我々は決して収束したとは言っていないわけでございますが、ただ、まだ汚染水の様々な報道がある中において、報道でコントロールできていないのではないかという方々もおられたんだろうと、こう思うわけでございますが、要は、英語のプレゼンテーションに中において、大切なことは、あのときは、まさに日本はちゃんと対応できていないのではないか、事態も全く掌握できていないではないかという中において、そういう国にはオリンンピックを任せることはできないねという雰囲気があったのは事実であります。それをいかに私は、日本の総理大臣としてその雰囲気を払拭することができるかどうかが私のスピーチのポイントでございましたから、そのところにおいて、わたしは責任者としてそれはしっかりと事実を掌握して対応していますよという意味においてコントロールしていますよということを申し上げたところでございます

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 ★ 議事録を読んで、あらためて驚いた。

  安倍首相はなんと、「我々は決して収束したとは言っていない」と言っていたのだ!

  「収束した」を英語に訳すなら、「アンダーコントロール」のひとつの訳し方である。

  しかし、安倍首相はあのIOC総会スピーチで、「アンダーコントロール」していると言い切った。

  これは「収束しました」と言ったも同然ではないかしら?

  安倍首相はさらに、「アンダーコントロール」の「意味」を、「責任者としてそれはしっかりと事実を掌握して対応」していることだとも明言している。

  「事実を掌握して対応」することは、「アンダーコントロール」とは、まったく違う!

  現在、「事実を掌握して対応」していますということとは、アンダーコントロールしていないからこそ、そうしているわけだ。

  「フクイチ・アンダーコントロール」とは、放射能汚染水問題を解決し、いまだ行方不明の溶融核燃料を回収してからでないと、言えないことである。

Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 |